JP2006241550A - 荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 比較的大面積の被加工物の表面に存在する突起を効率良く除去して形状創成を行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】 成形型等の被加工物の形状を実測するとともに(工程S1)、異形アパーチャの形状と除去形状の関係の実験データを取得する(工程S2)。そして、目標形状と実測形状の差分から必要除去量を設定し(工程S3)、工程S2の実験データと工程S3で得られた必要除去量に基づいて、加工に必要な照射時間を演算して(工程S4)、異形アパーチャを用いてガスクラスターイオンビーム加工を開始し(工程S5)、必要に応じて異形アパーチャを交換しながら(工程S6)ガスクラスターイオンビームを照射して被加工物における形状創成を行う(工程S7)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、荷電粒子ビーム加工技術および超精密研磨技術に関し、特に、たとえば光学素子を成形するための成形型等の被加工物表面を加工および/または研磨するために用いる超精密研磨/加工技術等に適用して有効な技術に関する。
レンズ等の光学素子には回転軸対称の球面レンズや非球面レンズ等があり、これらを大量生産するためには成形型を使用したプレス成形や射出成形等が有力な加工手段となっている。この場合、成形型によって成形されたレンズの形状精度が悪いと、レンズが組み込まれたカメラ等の光学機器に収差が発生するため、光学機器としては機能が低下する。また、成形型の面粗さが粗面の場合には、成形後のレンズの面粗さも大きくなり、光学機器にフレアーが発生する。このようにレンズの成形においては、レンズの加工精度が重要になっているが、レンズの加工精度を左右するのは、レンズに転写される成形型の表面の形状精度である。
特許文献1に示す従来技術には、成形型等の被加工物の表面に対して、ガスクラスターイオンビームを照射することにより、その表面を超精密研磨する方法が開示されている。ガスクラスターイオンビームは被加工物に照射されることによる被加工物との衝突によって壊れ、その際に、クラスター構成原子または分子および被加工物構成原子または分子と多体衝突が生じ、被加工物の表面に対して水平方向への運動が顕著となる。これにより、被加工物の表面における突起が主に削られ、原子サイズでの平坦な超精密研磨が可能となるものである。
また、特許文献2に示す従来技術では、磁気へツド素子部の加工工程を備えた薄膜磁気へツド装置の製造方法であって、静電レンズを用いてクラスターイオンビームを集束させて磁気へツド部素子部に照射して得られる2次荷電粒子を2次荷電粒子検出器にて検出して、それを2次荷電粒子像として観察し、観察像から特定した凸部に対して、集中的に集束されたクラスターイオンビームを照射して平坦化を行うものである。
特許文献1の技術では、ガスクラスターイオンビームを構成する1個の原子半径は数Åであり、これの原子が数百〜数千個集まったクラスターであってもクラスターサイズは数nm〜数十nmレベルのサイズであるため、極小面積に対しては面粗さの向化を図れるが金型の全体形状を創成することができないという技術的課題がある。
また、特許文献2に記載の技術では、金型の全体形状を創成するために集束されたクラスターイオンビームにて突起を選択的に除去する方法があるが、ビーム径がミクロン台であるため、カメラのような外径が10mm以上のレンズ用金型の形状を修正する際は、金型全体の面積に対して突起除去加工面積の占める割合が小さく加工時間が膨大となりコストアップになる。
特許第3451140号公報 特開2003−217102号公報
本発明は、比較的大面積の被加工物の表面に存在する突起を効率良く除去して、低コストにて形状創成を行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
また、本発明は、被加工物の形状創成を行う加工プロセスにおいて、ガスクラスターイオンビームの加工原理を利用することにより、極小面積における面粗さを向上させることが可能な技術を提供することを目的とする。
また、本発明は、レンズ等の光学素子の成形に用いられる成形型を高精度に加工し、収差およびフレアー等の誤差の無い高品質の光学素子を製造可能にすることを目的とする。
本発明の第1の観点は、被加工物に荷電粒子ビームを照射して加工する荷電粒子ビーム加工方法であって、
前記被加工物の表面形状の情報を得る第1工程と、
前記表面形状に応じた開口部を有するアパーチャを準備する第2工程と、
前記アパーチャを通して前記荷電粒子ビームを前記被加工物に照射する第3工程と、
を含む荷電粒子ビーム加工方法を提供する。
本発明の第2の観点は、被加工物の表面に対してガスクラスターイオンビームを照射して形状創成および/または研磨を行う超精密研磨方法であって、
種々の開口形状を有するアパーチャに前記ガスクラスターイオンビームを通してビーム形状を形成し、前記アパーチャの前記開口形状を順次変更しながら照射時間を制御して前記被加工物の表面の形状創成および/または研磨を行う超精密研磨方法を提供する。
本発明の第3の観点は、被加工物の表面に対してガスクラスターイオンビームを照射して形状創成および/または研磨を行う超精密研磨方法であって、
アパーチャに前記ガスクラスターイオンビームを通してビーム形状を形成する際に前記アパーチャの開口形状を制御して前記被加工物の表面の形状創成および/または研磨を行う超精密研磨方法を提供する。
本発明によれば、被加工物の表面位置に応じてガスクラスターイオンビーム等の荷電粒子ビームの照射時間および/またはアパーチャの形状を制御して加工や研磨を行うため、被加工物の形状精度を高精度化することができると共に、被加工物の面粗さを向上させることができる。
本発明によれば、比較的大面積の被加工物の表面に存在する突起を効率良く短時間に除去して、低コストにて形状創成を行うことが可能となる。
また、被加工物の形状創成を行う加工プロセスにおいて、ガスクラスターイオンビームの加工原理を利用することにより、極小面積における面粗さを向上させることが可能となる。
また、レンズ等の光学素子の成形に用いられる成形型を高精度に加工し、収差およびフレアー等の誤差の無い高品質の光学素子を製造することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、各実施の形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態の荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法の作用の一例を示すフローチャートである。図2は、本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法を実施するガスクラスターイオンビーム加工装置の構成の一例を示す概念図であり、図3Aは、本実施の形態のガスクラスターイオンビーム加工装置の一部を取り出して示す平面図、図3Bは、本実施の形態のガスクラスターイオンビーム加工装置の一部を取り出して示す断面図である。
図2に例示されるように、本実施の形態のガスクラスターイオンビーム加工装置は、ソース部1と、差動排気部2とイオン化部3との3つのチャンバーによって構成されていると共に、後述のような制御動作を行う制御部100に接続されている。
これらのチャンバー内においては、ガスクラスターイオンビーム照射前の準備として不純物ガス、水、酸素および窒素等を極力排除する必要があり、このため不図示のポンプにより所望の真空度まで減圧されるようになっている。
ソース部1の内部には、ノズル部4およびスキマー5が配置される。ノズル部4には不図示のガスボンベから0.6〜1.0MPa程度の高圧ガスを供給される。このガスとしては、例えばアルゴンガス、酸素ガス、窒素ガス、SF6ガス、ヘリウムガスの他、炭酸ガスあるいは2種以上を混合したガスを用いることができる。このような高圧ガスが超音速でノズル部4から噴出する瞬間の断熱膨張によってガスクラスターイオンが生成され、次に、スキマー5を通過してガスクラスターイオンのビーム径を整えられる。
差動排気部2には、ガスクラスターイオンビーム10を開閉するシャッター18が配設されている。ソース部1を出たときのガスクラスターイオンビーム10は中性ビームであるが、差動排気部2を経由してイオン化部3に入り、イオン化部3内のタングステンフィラメント6の熱電子の衝突によってイオン化される。従って、ガスクラスターイオンを生成するノズル部4および熱電子の衝突によってイオン化を行うタングステンフィラメント6とによって照射手段が構成される。
ガスクラスターイオンビーム10は、次に加速電極7により加速される。このガスクラスターイオンビーム10の断面径は通常、数〜数十mm程度あり、以下に示す異形アパーチャ11にてガスクラスターイオンビーム10のビーム形状が形成される。
前記加速電極7の下流側には、アパーチャホルダー8に異形アパーチャ11が配設されている。異形アパーチャ11は、ガスクラスターイオンビーム10を所望のビーム形状に形成するものである。この異形アパーチャ11は板材30に窓穴31を開けるだけの簡単な構造であり、レーザ加工、プレス加工、ワイヤ放電加工、機械加工等にて任意形状に且つ高精度に容易に作製することができる。アパーチャホルダー8の下流側には、被加工物として成形型12あるいは除去形状のデータ取得用の平面サンプル12aが配設されている。
アパーチャホルダー8は芯出しアパーチャ9が高精度位置に交換できるように加工精度で保証されている。成形型12の近傍には電流計測部19が配設されており、芯出しアパーチャ9を通してガスクラスターイオンビーム10が照射されると電流が流れて、ケーブル20を介して電流計21にて計測される。電流計測部19を詳しく説明したものが図3Aおよび図3Bである。電流計測部19では、外周部には中空のセラミックス等の絶縁体23が配設しており、この絶縁体23の中心部に円柱状の導電体22が嵌合されている。導電体22からは電流を通すためのケーブル20が接続されている。導電体22の径は、芯出しアパーチャ9の穴径と同等にすることが望ましい。
この成形型12はガスクラスターイオンビーム10の入射方向と平方な回転軸を中心として回転可能な回転手段としての回転ステージ13に搭載されていて、回転ステージ13は紙面に対して前後方向に移動可能なX軸ステージ14に搭載されている。回転ステージ13には不図示のサーボモータあるいはステッピングモータが搭載されており、自在に制御が可能である。X軸ステージ14は不図示のネジにて手動微調整が可能である。または、サーボモータあるいはステッピングモータで自動駆動させて微調整が可能である。
また、ガスクラスターイオンビーム10の高さ位置については、X軸ステージ14のX軸に対して垂直なY軸方向に位置調整ができるY軸ステージ15で調整し、このY軸ステージ15がX軸ステージ14の側面に固設されている。Y軸ステージ15は不図示のネジにて手動微調整が可能である。または、サーボモータあるいはステッピングモータで自動駆動させて微調整が可能である。
上述の回転ステージ13とX軸ステージ14とY軸ステージ15は、ブラケット16に搭載されており、このブラケット16は本装置のベース17に固設されている。
制御部100は、ガスクラスターイオンビーム加工装置の全体の動作を制御するとともに、回転ステージ13、X軸ステージ14、Y軸ステージ15、電流計21、形状測定器101等を制御して、成形型12の表面形状の実測データの収集、試し加工によるガスクラスターイオンビーム10のドーズ量と加工深さの関係データの収集を行う。
形状測定器101は、成形型12の表面形状を測定し、そのデータを制御部100に送れるようになっている。
また、制御部100は、目標の加工形状と加工前の実測形状の差分に基づいて、必要なガスクラスターイオンビーム10の照射ドーズ量を算出する算出手段としての算出部102と、算出結果を記憶し、加工時に参照させるための記憶部103を有しており、成形型12の加工形状や加工量に応じたガスクラスターイオンビーム10の照射時間を設定および制御することができる。
以下、本実施の形態の作用の一例について説明する。
以上のような構成のガスクラスターイオンビーム加工装置による成形型12の加工を行う前に必要な準備について説明する。
照射位置が動かない状態のガスクラスターイオンビーム10と成形型12の中心位置を合わせる。やり方としてはアパーチャホルダー8に芯出しアパーチャ9を取り付けて、シャッター18を開いてガスクラスターイオンビーム10を照射し、X軸ステージ14とY軸ステージ15を移動させながら電流計測部19に当たるように概略設定する。電流計測部19にガスクラスターイオンビーム10が照射されると電流計21の電流値が大きくなっていくので、X軸ステージ14とY軸ステージ15を微調整しながらピーク値を設定し、このピーク値が機械原点位置になり、この基準位置を元に成形型12の中心位置をガスクラスターイオンビーム10の軸に合わせる。
次に、ガスクラスターイオンビーム加工装置による成形型12の加工工程を図1のフローチャート等を用いて説明する。
工程S1として、まず図2に示す形状測定器101を用い、加工する成形型12の表面位置に対する突起高さを測定する。図4は、測定した突起高さの一例を示し、目標形状をフラットとして回転軸対称に凹凸形状になっている。最も高い部位と最も低い部位の高低差は約0.2μmであり、これを形状精度PV(peak to valley)値と設定している。このPV値を小さくすることが、この場合、形状精度を向上(設計値からの誤差を小さくする)させることである。
工程S2として、突起を除去するために必要な除去形状の実験データをあらかじめ把握しておく。例えば図5に示すように、窓穴31の幅Wが約2000μm、直径Dであるリング状の異形アパーチャ11を用いる。リング状の窓穴31を得る場合、B部のような細いブリッジ32aを設けることによりA部のような円形の遮蔽部32を保持することができる。このような特殊形状を有する異形アパーチャ11を用いて照射ドーズ量を3×1016(ions/cm2)に固定しておき、回転ステージ13を一定速度で回転させながら平面サンプル12aに照射して除去形状を取得する。計測方法は触針式の形状測定器(フォームタリサーフ)にて計測を行い、この断面データを図6に示すように基準の除去形状として設定する。すなわち、異形アパーチャ11における窓穴31の存在により、成形型12上には、窓穴31と同径の直径Dで幅W、深さH31の円形の溝が加工されることになる。
さらに、照射ドーズ量を6×1016(ions/cm2)と9×1016(ions/cm2)に増やしたデータを取得する。その結果の一例を図7の線図に示す。この図7に示すように照射ドーズ量に対する加工痕深さは線形であることの確認ができたので、照射ドーズ量の大小によって、除去形状が相似倍的に変化することが言える。すなわち、以下の(1)式に示すように、照射時間と照射ドーズ量は常に比例関係にあるので照射時間の大小によって、除去形状が相似倍的に変化することも言える。
照射時間=(照射ドーズ量×照射面積×電気素量e)/(検出イオン電流量)
……(1)
さらに、図8に示すように、異形アパーチャ11の窓穴31の位置(直径D、幅W、等)を径方向に変更したものを複数種作製して、各々において上記と同様に除去形状を取得する。成形型12の中心部の突起を除去するために異形アパーチャ11の中心部に関しては、図9に示すようにリング状ではなく直径Dの真円の窓穴31になることもある。
また、真円の窓穴31の大きさ(直径D)を任意に設定できるように、図10に示すように複数の絞り羽41により可変できる異形アパーチャ11aを使用することも可能である。また、窓穴31の幅Wが約2000μmではなく、図11に示すように窓穴31の幅W1の狭い(幅W1<W)、異形アパーチャ11を使用して幅の狭い突起を除去したり、あるいは図12に示すように窓穴31の幅W2の広い(W2>W)、異形アパーチャ11を使用して幅の広い突起を除去することも可能である。
工程S3として、予め記憶部103に記憶されている成形型12の目標形状と形状測定器101の測定結果により得られた成形型12の加工前の突起高さおよび突起の径位置の点列データを使用して、径位置における必要除去量を設定する。
工程S4として、工程S3で得られた必要除去量と工程S2で取得した除去形状データとを算出部102にて算出して径位置における照射時間を演算する。
工程S5として、研磨を行う加工方法の実際について説明すると、まず成形型12に存在する突起位置に対して同位置に窓穴31があいてある異形アパーチャ11をアパーチャホルダー8に取り付けて、シャッター18を開けてガスクラスターイオンビーム10を異形アパーチャ11に通して照射を行う。このときに成形型12に対して均一に照射を行うために回転ステージ13を常時一定回転させておく。上記の図4等で説明したように、成形型12の突起の高さは事前に測定済みであり、ガスクラスターイオンビーム10を照射する際は突起を除去するのに必要な分だけのガスクラスターイオンビーム10を照射する。
工程S6として、照射が完了すると次に除去をしたい突起位置に対応した同じ位置に窓穴31が開口している別の異形アパーチャ11に交換して同様にガスクラスターイオンビーム10の照射を行い、このサイクルを順次繰り返し、工程S7として成形型12の全面の形状創成を効率的に行う。また、この加工に使用する異形アパーチャ11の交換する順番は任意で構わない。
このような加工プロセスにて成形型12の形状創成を行うことにより、図4に示すような形状創成(加工)前の形状に対して、図13に示すように、形状創成後は形状を修正(この場合、平坦化)することが可能となり、PV値を、約0.2μmから約0.05μm以下にすることができる。
この実施の形態では、形状創成を行うプロセスにおいて、ガスクラスターイオンビーム10の加工原理を利用して、極小面積における面粗さを向上させることができる。すなわち、ガスクラスターイオンは原子あるいは分子が緩く結合された状態であり、ガスクラスターイオンが被加工物である成形型12に衝突した場合、ガスクラスターイオンが飛散してガスクラスターイオンによりはじき飛ばされた成形型12の粒子が水平方向に飛散して堆積される。その結果、面粗さを向上させることが可能となるラテラルスパッタリング効果を利用できる。
このような実施の形態によれば、事前に測定した成形型12の突起の高さおよび位置のデータに基づき、種々の窓穴31の形状を有する一つまたは複数の異形アパーチャ11を用いたガスクラスターイオンビーム10の照射による加工プロセスにより、成形型12の突起を選択的に除去する。このため、成形型12の形状精度の向上を図ることができる。
また、異形アパーチャ11に開口した窓穴31等の面積を大きくするだけで、成形型12における任意の大きさの広い範囲を一度に加工することができ、成形型12の製造工程におけるスループットの向上による低コスト化を実現できる。
また、ガスクラスターイオンビーム加工の加工原理を用いることにより、成形型12の極小面積における面粗さを向上させることも可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の他の実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法について説明する。用いられるガスクラスターイオンビーム加工装置の構成は、上述の実施の形態1と同様である。
図14は、本実施の形態2にて使用される異形アパーチャ11の変形例を示す平面図、図15は、その作用を示す線図、図16は、本実施の形態2にて使用される異形アパーチャ11のさらに他の変形例を示す平面図、図17は、本実施の形態2の作用を説明するフローチャートである。
この実施の形態2では、工程S1〜工程S4までは上述の実施の形態1と同様であるが、工程S8〜工程S11が異なっている。この場合、成形型12の異形アパーチャ11に対する相対的な回転による回転方向における開口部と遮蔽部の面積比を変化させることで、ガスクラスターイオンビーム10の成形型12に対する実効的な照射ドーズ量を変化させて、ガスクラスターイオンビーム10の照射領域における加工深さを制御するものである。
図17のフローチャートを用いて、実施の形態1と異なる本実施の形態2の作用を説明する。
工程S8について以下に説明する。実施の形態1の(1)式に示すように、ガスクラスターイオンビーム10の照射ドーズ量と照射面積の関係は反比例の関係にある。図14のC部に示すように、窓穴31の内側に、同心円状にブリッジ34(遮蔽部)の数を増やした窓穴33を形成して、実施の形態1の窓穴31の開口面積に対して1/2の開口面積にすると、成形型12を異形アパーチャ11に対して回転させることによるガスクラスターイオンビーム10の照射範囲の面積は変わらないが、ガスクラスターイオンビーム10のイオン数は1/2遮断され、照射ドーズ量が1/2になるため、同じ照射時間の場合、加工痕深さは1/2になる。
すなわち、成形型12の回転方向から見た複数の窓穴33の開口面積と、ブリッジ34による遮蔽面積の比により、得られる加工深さは変化し、ブリッジ34による遮蔽面積の総和を窓穴33の開口面積の総和に対して大きく(小さく)するほど、加工痕深さは浅く(深く)なる。従って、ブリッジ34による遮蔽面積の総和と窓穴33による開口面積の総和の比が所望の値となるように、異形アパーチャ11に対して窓穴33およびブリッジ34を形成すれば、加工深さを制御できる。この場合、成形型12上の加工範囲は、異形アパーチャ11の径方向における窓穴33の最大幅寸法で規定される環状の領域となる。
従って、図14のような異形アパーチャ11を使用して平面サンプル12aに照射を行うと、図15のような除去形状(窓穴31に対応する位置には深さH31の溝が形成され、窓穴33に対応する位置には深さH33の浅い溝が形成される)となり、異形アパーチャ11の窓穴31や窓穴33の開口範囲や面積や、および開口面積と遮蔽面積の比、等を制御することによって成形型12の除去形状を任意に制御できる。このように、工程S8では、工程S4で演算した径位置における照射時間を元に、異形アパーチャ11の径位置における窓穴面積を演算する。
図14に示すように、回転軸対称の窓穴31、窓穴33を有する異形アパーチャ11の場合、窓穴31と窓穴33との径方向間隔を必要とするため、図16に示すように非軸対称の窓穴35にすることによって窓穴31と窓穴35との径方向間隔に制約を無くすことができ、径方向間隔の細かい突起を除去することが可能となる。回転軸対称においても、窓穴31を自由曲線にすることによって同じ効果を得ることもできる。
すなわち、図16では、異形アパーチャ11において、窓穴31および窓穴35に着目すると、最外周の左半分には、幅Wの窓穴31が形成され、右半分には、窓穴31よりも幅W3の寸法を僅かに小さくした窓穴35が同心円状に形成されている。この窓穴35の内周径は窓穴31に等しく、外周部の径は、窓穴31よりも小さい。これにより、異形アパーチャ11に対して成形型12を相対的に回転させながらガスクラスターイオンビーム10を照射した場合、窓穴31と窓穴35の開口部が回転方向で完全に重なり合う領域(窓穴31の範囲の内側の領域)は、照射ドーズ量が多くなり、窓穴31の外側では、ほぼ半周に渡って遮蔽されるため、照射ドーズ量が相対的に小さくなる。従って、窓穴31および窓穴35の開口範囲では、両者の開口部が完全に重なる範囲で深く、一部重なる範囲で浅い溝が径方向に連続して加工されることになる。
工程S9として、工程S8より設定された異形アパーチャ11を製作する。この異形アパーチャ11は板材30に窓穴31を開けるだけの簡単な構造であり、レーザ加工、プレス加工、ワイヤ放電加工、機械加工等にて任意形状に且つ高精度に容易に作製することができる。異形アパーチャ11の材質は、金属、セラミックス、ガラス等、ガスクラスターイオンビーム10を遮断するものであれば材質は選ばない。また、窓穴31等の加工法については、窓穴31を得ることのできる加工法であれば特に選ばない。一般的に異形アパーチャ11のコストを安価にするためには、板材30としてステンレスの材質を用いて、レーザ加工にて窓穴31、を加工すると比較的安価に作製することができる。
工程S10として、工程S9で作製した異形アパーチャ11を装置に取り付けて、成形型12に対して均一に照射を行うために回転ステージ13を常時一定回転させながら、突起を除去するのに必要な分だけのガスクラスターイオンビーム10を照射し、工程S11として成形型12の全面の形状創成を効率的に行うことができる。
このような実施の形態2によれば、異形アパーチャ11に対して相対的に回転する成形型12に対する窓穴の実効的な開口面積が変化するように成形型12の形状を創成するために異形アパーチャ11の形状を制御することで、異形アパーチャ11を用いてガスクラスターイオンビーム10の加工プロセスにより、多様なガスクラスターイオンビーム加工を行うことができ、たとえば、成形型12における突起を選択的に除去する等の加工を効率的に行うことができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態の荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法によれば、効率良く成形型12等の被加工物の形状精度の高精度化と面粗さの向上が図れ、後工程の成形型12を用いたレンズ等の光学素子の成形において、収差およびフレアーの無い光学素子等を製造することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
たとえば、荷電粒子ビームとしては、ガスクラスターイオンビームに限らず、電子ビーム、ガスクラスターイオンビーム以外のイオンビームであってもよい。また、被加工物としては、成形型に限らず、精密加工を必要とする一般の加工物に広く適用することができる。
本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法の作用の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法を実施するガスクラスターイオンビーム加工装置の構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態であるガスクラスターイオンビーム加工装置の一部を取り出して示す平面図である。 本発明の一実施の形態であるガスクラスターイオンビーム加工装置の一部を取り出して示す断面図である。 被加工物の表面形状の測定例を示す線図である。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法にて用いられるアパーチャの一例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法における試験加工結果の測定例を示す線図である。 ガスクラスターイオンビーム加工での加工深さとドーズ量の関係の一例を示す線図である。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法にて用いられるアパーチャの変形例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法にて用いられるアパーチャの変形例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法にて用いられるアパーチャの変形例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法にて用いられるアパーチャの変形例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法にて用いられるアパーチャの変形例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法による加工後の被加工物の実測例を示す線図である。 本発明の他の実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法にて用いられるアパーチャの一例を示す平面図である。 本発明の他の実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法における加工結果の実測例を示す線図である。 本発明の他の実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法にて用いられるアパーチャの変形例を示す平面図である。 本発明の他の実施の形態である荷電粒子ビーム加工方法および超精密研磨方法の作用の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ソース部
2 差動排気部
3 イオン化部
4 ノズル部
5 スキマー
6 タングステンフィラメント
7 加速電極
8 アパーチャホルダー
9 芯出しアパーチャ
10 ガスクラスターイオンビーム
11 異形アパーチャ
11a 異形アパーチャ
12 成形型
12a 平面サンプル
13 回転ステージ
14 X軸ステージ
15 Y軸ステージ
16 ブラケット
17 ベース
18 シャッター
19 電流計測部
20 ケーブル
21 電流計
22 導電体
23 絶縁体
30 板材
31 窓穴
32 遮蔽部
32a ブリッジ
33 窓穴
34 ブリッジ
35 窓穴
41 絞り羽
100 制御部
101 形状測定器
102 算出部
103 記憶部

Claims (10)

  1. 被加工物に荷電粒子ビームを照射して加工する荷電粒子ビーム加工方法であって、
    前記被加工物の表面形状の情報を得る第1工程と、
    前記表面形状に応じた開口部を有するアパーチャを準備する第2工程と、
    前記アパーチャを通して前記荷電粒子ビームを前記被加工物に照射する第3工程と、
    を含むことを特徴とする荷電粒子ビーム加工方法。
  2. 請求項1記載の荷電粒子ビーム加工方法において、
    前記第1工程では、さらに、前記荷電粒子ビームの照射時間と前記被加工物における加工量との相関関係情報を実測し、
    前記第3工程では、さらに、前記相関関係情報と、前記被加工物の前記表面形状および目標加工形状とに基づいて前記荷電粒子ビームの照射時間を制御することを特徴とする荷電粒子ビーム加工方法。
  3. 請求項1記載の荷電粒子ビーム加工方法において、
    前記第3工程では、前記アパーチャの開口部の形状にて、前記被加工物における加工範囲を制御し、前記荷電粒子ビームの照射時間にて加工深さを制御することを特徴とする荷電粒子ビーム加工方法。
  4. 請求項1記載の荷電粒子ビーム加工方法において、
    前記第3工程では、さらに、前記被加工物の前記荷電粒子ビームに対する相対的な回転変位を与えることを特徴とする荷電粒子ビーム加工方法。
  5. 請求項1記載の荷電粒子ビーム加工方法において、
    前記第3工程では、さらに、前記アパーチャに対して前記被加工物を相対的に回転させ、前記被加工物の回転方向に前記アパーチャに形成された複数の前記開口部および当該開口部間に位置する遮蔽部との面積比を変化させることで前記被加工物における加工深さを制御することを特徴とする荷電粒子ビーム加工方法。
  6. 請求項1記載の荷電粒子ビーム加工方法において、
    前記荷電粒子ビームは、ガスクラスターイオンビームであることを特徴とする荷電粒子ビーム加工方法。
  7. 被加工物の表面に対してガスクラスターイオンビームを照射して形状創成および/または研磨を行う超精密研磨方法であって、
    種々の開口形状を有するアパーチャに前記ガスクラスターイオンビームを通してビーム形状を形成し、前記アパーチャの前記開口形状を順次変更しながら照射時間を制御して前記被加工物の表面の形状創成および/または研磨を行うことを特徴とする超精密研磨方法。
  8. 請求項7記載の超精密研磨方法において、
    前記被加工物の表面形状と前記被加工物の目標形状との形状差および前記ガスクラスターイオンビームの照射時間に対する除去形状のデータに基づいて前記被加工物の表面位置に対する前記ガスクラスターイオンビームの照射時間を算出する工程と、
    算出された前記照射時間に基づいて前記ガスクラスターイオンビームの照射時に用いる前記アパーチャを変更することにより前記被加工物の表面の形状創成および/または研磨を行う工程と、
    を含むことを特徴とする超精密研磨方法。
  9. 被加工物の表面に対してガスクラスターイオンビームを照射して形状創成および/または研磨を行う超精密研磨方法であって、
    アパーチャに前記ガスクラスターイオンビームを通してビーム形状を形成する際に前記アパーチャの開口形状を制御して前記被加工物の表面の形状創成および/または研磨を行うことを特徴とする超精密研磨方法。
  10. 請求項9記載の超精密研磨方法において、
    前記被加工物の表面形状と前記被加工物の目標形状との形状差および前記ガスクラスターイオンビームの照射時間に対する除去形状のデータに基づいて前記被加工物に対するガスクラスターイオンビームの照射時間を算出する工程と、
    算出された前記照射時間に基づいて前記アパーチャの前記開口形状を作製して前記ガスクラスターイオンビームを前記被加工物の表面に一様に照射することにより前記被加工物の表面の形状創成および/または研磨を行う工程と、
    を含むことを特徴とする超精密研磨方法。

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