JP2006240410A - 二輪車用タイヤ空気圧検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの稼働時にエンジンから生ずるノイズに影響されずに前輪及び後輪のタイヤ空気圧を検出可能な二輪車用タイヤ空気圧検出システムを提供する。
【解決手段】二輪車用タイヤ空気圧検出システムであって、タイヤ空気圧を検出して検出したタイヤ空気圧信号を送信するタイヤ空気圧センサ11,12が後輪5及び前輪4にそれぞれ設けられ、二輪車用車体1に前記タイヤ空気圧センサ11,12から送信されるタイヤ空気圧信号を受信するチューナが設けられ、前記二輪車用車体1にタイヤ空気圧確認手段(表示装置16)が設けられ、前記チューナで受信した信号を処理して前記後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧を前記タイヤ空気圧確認手段(表示装置16)により報知させる制御回路15が設けられている。しかも、前記チューナは、前記エンジン6の後方及び前方にそれぞれ配置された第1チューナ13及び第2チューナ14としている。
【選択図】図1

Description

この発明は、エンジン付の二輪車の前輪及び後輪のタイヤ空気圧を検出させる二輪車用タイヤ空気圧検出システムに関するものである。
従来、タイヤ空気圧を検出して検出したタイヤ空気圧信号を識別信号と共に送信するタイヤ空気圧センサを前輪及び後輪にそれぞれ設け、このタイヤ空気圧センサから送信されるタイヤ空気圧信号を受信するチューナを車体に搭載し、このチューナで受信した信号から前輪及び後輪のタイヤ空気圧を確認するタイヤ空気圧確認手段を設けたタイヤ空気圧検出システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このようなタイヤ空気圧検出システムをエンジン付の二輪車に適用する場合、チューナを例えば二輪車用車体の後部に設けることが考えられる。
特開2004−26062号公報
しかしながら、二輪車はエンジンの点火ノイズなどさまざまなノイズが発生する場合がある。このため、エンジンの稼働時に、前輪のタイヤ空気圧センサからエンジン周囲の空間を介して二輪車用車体の後部のチューナに送信されるタイヤ空気圧検出信号はノイズの影響を考慮する必要が生じる。
そこで、この発明は、エンジンの稼働時にエンジンから生ずるノイズに影響されずに前輪及び後輪のタイヤ空気圧を検出可能な二輪車用タイヤ空気圧検出システムを提供することを目的とするものである。
そこで、この発明は、二輪車用車体の前部にハンドル操作される前輪が設けられ、前記二輪車用車体に搭載されたエンジンで回転駆動される後輪が前記二輪車用車体の後部に設けられ、タイヤ空気圧を検出して検出したタイヤ空気圧信号を送信するタイヤ空気圧センサが前記後輪及び前輪にそれぞれ設けられ、前記二輪車用車体に前記タイヤ空気圧センサから送信されるタイヤ空気圧信号を受信するチューナが設けられ、前記二輪車用車体にタイヤ空気圧確認手段が設けられ、前記チューナで受信した信号を処理して前記後輪及び前輪のタイヤ空気圧を前記タイヤ空気圧確認手段により報知させる制御回路が設けられた二輪車用タイヤ空気圧検出システムであって、前記チューナは前記エンジンの後方及び前方にそれぞれ配置された第1チューナ及び第2チューナである二輪車用タイヤ空気圧検出システムとしたことを特徴とする。
この構成によれば、エンジンの稼働時に前輪のタイヤ空気圧センサ及び後輪のタイヤ空気圧センサからタイヤ空気圧信号が送信されたときに、後輪のタイヤ空気圧センサから送信されるタイヤ空気圧信号はエンジンより後方の第1チューナで良好に受信され、前輪のタイヤ空気圧センサから送信されるタイヤ空気圧信号はエンジンより前の第2チューナで良好に受信されることになる。
この結果、後輪及び前輪のタイヤ空気圧センサから送信されるタイヤ空気圧信号はいずれもエンジン稼働時に発生するノイズに影響されずに第1,第2チューナでそれぞれ良好に検出できる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明に係る二輪車用タイヤ空気圧検出システムが設けられたエンジン付の二輪車を示したものである。この図1において、1は二輪車用車体、2は二輪車用車体1の前部に装着されたハンドル、3はハンドル2により操作されるフロントフォーク、4はフロントフォーク3に回転自在に装着された前輪である。
また、5は二輪車用車体1の後部に回転自在に装着された後輪、6は後輪5を回転駆動するエンジンである。このエンジン6は、二輪車用車体1の前側下部に装着されている。7は二輪車用車体1の前端部を覆うカウリング、8は二輪車用車体1の前後方向中間部の上部に設けられたメインシート、9はメインシート8の後方に設けられたピリオンシート、10はピリオンシート9の後方に設けられたトランクである。
このトランク10は、トランク本体10aと、トランク本体10aの上方への開口を開閉するトランクリッド10bと、トランクリッド10bをトランク本体10aにロックする電磁式のリッドロック装置10cを有する。
更に、後輪5には後輪用のタイヤ空気圧センサ(第1タイヤ空気圧センサ)11が装着され、前輪4には前輪用のタイヤ空気圧センサ(第2タイヤ空気圧センサ)12が装着されている。
このタイヤ空気圧センサ11は、図2に示したように後輪5のタイヤ空気圧を検出してタイヤ空気圧信号として出力するタイヤ空気圧検出部11aと、タイヤ空気圧検出部11aのタイヤ空気圧信号を定期的に検出して後輪5の識別信号と共に出力する制御回路11bと、制御回路11bから出力されたタイヤ空気圧信号を後輪5の識別信号と共に送信する送信回路11cと、この送信回路11cに接続された送信アンテナ(センサ側アンテナ)11dを有する。
また、タイヤ空気圧センサ12は、図2に示したように前輪4のタイヤ空気圧を検出してタイヤ空気圧信号として出力するタイヤ空気圧検出部12aと、タイヤ空気圧検出部12aのタイヤ空気圧信号を定期的に検出して前輪4の識別信号と共に出力する制御回路12bと、制御回路12bから出力されたタイヤ空気圧信号を前輪4の識別信号と共に送信する送信回路12cと、この送信回路12cに接続された送信アンテナ(センサ側アンテナ)12dを有する。
しかも、トランク10内には第1チューナ13が配設され、カウリング7の前端部内には第2チューナ14が配設されている。13aは第1チューナ13の受信アンテナ(車体側アンテナ)、14aは第2チューナ14の受信アンテナ(車体側アンテナ)である。
第1,第2チューナ13,14は、図1のトランク10内に配設された制御回路15に図2に示したように接続されている。この制御回路15には、タイヤ空気圧を表示させる表示装置16,イグニッションスイッチ17及びアクセサリスイッチ18が接続されている。この表示装置16は、例えばハンドル2の前側に位置させて二輪車用車体1に設けられるスピードメータや回転計等と組み合わせて用いられる。
更に、第1チューナ13は、リモコン19からの識別信号を受信可能に設けられている。そして、制御回路15は、第1チューナ13により受信されたリモコン19からの識別信号を受けると、リッドロック装置10cを作動制御して、リッドロック装置10cによるロックを解除し、トランクリッド10bを開くことができるようになっている。
次に、このような構成の二輪車用タイヤ空気圧検出システムの作用を説明する。
このような構成において、タイヤ空気圧センサ11の制御回路11bは、所定時間毎に(所定間隔で)圧力検出部11aを作動制御して、後輪5のタイヤ空気圧を圧力検出部11aで検出してタイヤ空気圧信号として出力すると共に、後輪5の識別信号を出力する。しかも、制御回路11bは、出力したタイヤ空気圧信号及び後輪5の識別信号を送信回路11c及び送信アンテナ11dを介して送信するようになっている。
同様にタイヤ空気圧センサ12の制御回路12bは、所定時間毎に(所定間隔で)圧力検出部12aを作動制御して、前輪4のタイヤ空気圧を圧力検出部12aで検出してタイヤ空気圧信号として出力すると共に、前輪4の識別信号を出力する。しかも、制御回路12bは、出力したタイヤ空気圧信号及び前輪4の識別信号を送信回路12c及び送信アンテナ12dを介して送信するようになっている。
(1)エンジン6の停止時のタイヤ空気圧受信
ところで、制御回路15は、アクセサリスイッチ18をONさせると動作して表示装置16を作動させると共に、第1チューナ13を動作させる。この状態では、エンジン6は停止していると共に、第2チューナ14はOFF状態になっている。
そして、このエンジン6が動作していない状態では、エンジン6からノイズが生じていないので、上述したように前輪4のタイヤ空気圧センサ12からのタイヤ空気圧信号が所定間隔で送信されると、この送信されるタイヤ空気圧信号及び前輪4の識別信号はエンジン6の周囲の空間を介して第1チューナ13側に伝播してノイズの影響を受けることなく第1チューナ13に良好に受信されることになる。
また、後輪5のタイヤ空気圧センサ12からのタイヤ空気圧信号が所定間隔で送信されると、第1チューナ13が受信アンテナ13を介してタイヤ空気圧信号を受信して制御回路15に入力する。
このようにエンジン6が動作していない状態では、第1チューナ13だけが動作して、第1チューナ13のみが後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号及び識別信号を受信して制御回路15に入力する。この制御回路15は、入力されたタイヤ空気圧信号及び識別信号から、後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧を表示装置16に表示させる。
このようにエンジン6の停止時には第1チューナ13のみを作動させるので、第1,第2チューナ13,14を同時に作動させたときよりも、電力の消費を少なくできる。
(2)エンジン6の稼働時のタイヤ空気圧受信
ところで、後輪5のタイヤ空気圧センサ11から送信される信号は三次元的に伝播し、前輪12送信される信号も三次元的に伝播する。
一方、アクセサリスイッチ18がONしている状態からさらにイグニッションスイッチ17をONさせスタータモータ(図示せず)を作動させると、エンジン6が制御回路15により稼働させられる。このエンジン6の稼働時には、エンジン6から発生する点火ノイズなどがエンジン6の周囲の空間に伝わることになる。
この結果、後輪5のタイヤ空気圧センサ11から送信されるタイヤ空気圧信号及び後輪5の識別信号の内エンジン6の周囲を伝播する信号はエンジン6から発生するノイズの影響を受けることになる。同様に前輪4のタイヤ空気圧センサ12から送信されるタイヤ空気圧信号及び前輪4の識別信号の内エンジン6の周囲を伝播する信号はエンジン6から発生する点火ノイズなどの影響を受けることになる。
しかし、後輪5の上方に位置する第1チューナ13はエンジン6より後方に位置するので、後輪5のタイヤ空気圧センサ11から送信されて後輪5の上方の第1チューナ13に向けて伝播する信号はノイズの影響を受けにくい。同様に、前輪4の上方に位置する第2チューナ14はエンジン6より前方に位置するので、前輪4のタイヤ空気圧センサ12から送信されて前輪4の上方の第2チューナ14に向けて伝播する信号はノイズの影響を受けにくい。
従って、後輪5のタイヤ空気圧センサ11から送信されるタイヤ空気圧信号及び後輪5の識別信号を第1チューナ13で受信したものを採用し、前輪4のタイヤ空気圧センサ12から送信されるタイヤ空気圧信号及び前輪4の識別信号を第2チューナ14で受信したものを採用することで、後輪5のタイヤ空気圧センサ11及び前輪4のタイヤ空気圧センサ12から送信されるタイヤ空気圧信号及び識別信号はエンジン6のノイズの影響を受けにくいことになる。
このようなことから制御回路15は、エンジン6を稼働させたときに、第1チューナ13及び第2チューナ14を動作させる。この際、制御回路15は、後輪5のタイヤ空気圧センサ11から送信されるタイヤ空気圧信号及び後輪5の識別信号を第1チューナ13で受信したものを用いて、後輪5のタイヤ空気圧を表示装置16に表示させるようになっている。同様に制御回路15は、エンジン6を稼働させたときに、前輪4のタイヤ空気圧センサ12から送信されるタイヤ空気圧信号及び前輪4の識別信号を第2チューナ14で受信したものを用いて、前輪4のタイヤ空気圧を表示装置16に表示させるようになっている。
この結果、エンジン6の稼働時に、エンジン6から点火ノイズなどが発生しても、後輪5のタイヤ空気圧センサ11からのタイヤ空気圧信号を第1チューナ13で良好に受信でき、前輪4のタイヤ空気圧センサ12からのタイヤ空気圧信号を第2チューナ14で良好に受信できる。
(変形例1)
以上説明した実施例では、アクセサリスイッチ18をONしたときに制御回路15が動作して、この制御回路15が表示装置16を作動させると共に、この状態でイグニッションスイッチ17がOFFのとき(エンジン6が停止しているとき)に第1チューナ13のみを動作させるように設定されているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、アクセサリスイッチ18をONしたときに制御回路15が動作して、この制御回路15が表示装置16を作動させると共に、この状態でイグニッションスイッチ17がOFFのとき(エンジン6が停止しているとき)に第2チューナ14のみを動作させるように設定してもよい。この場合も、第1チューナ13のみを動作させたときと同様な作用・効果が得られる。
(変形例2)
また、以上説明した実施例では、アクセサリスイッチ18がON操作されて、エンジン6のイグニッションスイッチ17がON操作されたときに、第1,第2チューナ13,14を同時に作動させて、タイヤ空気圧センサ11,12からの信号を第1,第2チューナ13,14により受信させる一方、アクセサリスイッチ18がON操作され且つイグニッションスイッチ17がOFFされているときに、第1チューナ13のみを作動させて、タイヤ空気圧センサ11,12からの信号を第1チューナ13のみで受信させるようにしているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、アクセサリスイッチ18がON操作されていれば、イグニッションスイッチ17のON・OFFのいずれにも関わらず第1,第2チューナ13,14を動作させても良い。
(変形例3)
更に、通常は、イグニッションスイッチ17をONさせてエンジン6を稼働させたときに、第1,第2チューナ13,14のいずれか一方を作動させて、作動させた一方のチューナにより後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を受信させるようにする。
そして、作動させた一方のチューナにより後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を所定回数連続して受信できなかったときに、第1,第2チューナ13,14を同時に作動させて、後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を第1,第2チューナ13,14により受信させるように設定してもよい。このような判断及び制御は制御回路15により実行される。
この際、制御回路15は、後輪5のタイヤ空気圧センサ11から送信されるタイヤ空気圧信号及び後輪5の識別信号を第1チューナ13で受信したものを用いて、後輪5のタイヤ空気圧を表示装置16に表示させるようになっている。同様に制御回路15は、エンジン6を稼働させたときに、前輪4のタイヤ空気圧センサ12から送信されるタイヤ空気圧信号及び前輪4の識別信号を第2チューナ14で受信したものを用いて、前輪4のタイヤ空気圧を表示装置16に表示させるようになっている。
この変形例によれば、アクセサリスイッチ18がONした状態において、エンジン6の稼働又は停止しているにも関わらず、通常は第1,第2チューナ13,14のいずれか一方を作動させるようにしているので、消費電力を少なくできる。
しかも、作動させた一方のチューナにより後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を所定回数連続して受信できなかったときに、第1,第2チューナ13,14を同時に作動させて、後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を第1,第2チューナ13,14により受信させるようにしているので、後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を確実且つ良好に受信できる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の二輪車用タイヤ空気圧検出システムにおいては、二輪車用車体1の前部にハンドル操作される前輪4が設けられ、前記二輪車用車体1に搭載されたエンジン6で回転駆動される後輪5が前記二輪車用車体1の後部に設けられ、タイヤ空気圧を検出して検出したタイヤ空気圧信号を送信するタイヤ空気圧センサ11,12が前記後輪5及び前輪4にそれぞれ設けられ、前記二輪車用車体1に前記タイヤ空気圧センサ11,12から送信されるタイヤ空気圧信号を受信するチューナが設けられ、前記二輪車用車体1にタイヤ空気圧確認手段(表示装置16)が設けられ、前記チューナで受信した信号を処理して前記後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧を前記タイヤ空気圧確認手段(表示装置16)により報知させる制御回路15が設けられている。しかも、前記チューナは、前記エンジン6の後方及び前方にそれぞれ配置された第1チューナ13及び第2チューナ14としている。
この構成によれば、エンジン6の稼働時(特に走行時)に前輪4のタイヤ空気圧センサ12及び後輪5のタイヤ空気圧センサ11からタイヤ空気圧信号が送信されたときに、後輪5のタイヤ空気圧センサ11から送信されるタイヤ空気圧信号はエンジン6より後方の第1チューナ13で良好に受信され、前輪4のタイヤ空気圧センサ12から送信されるタイヤ空気圧信号はエンジン6より前の第2チューナ14で良好に受信されることになる。
この結果、後輪5及び前輪の4タイヤ空気圧センサ11,12から送信されるタイヤ空気圧信号はいずれもノイズに影響されずに第1,第2チューナ13,14でそれぞれ良好に検出できる。
また、この発明の実施の形態の二輪車用タイヤ空気圧検出システムにおいて前記制御回路15は、前記エンジン6のイグニッションスイッチ17がON操作されたときに、前記第1,第2チューナ13,14を同時に作動させて、前記タイヤ空気圧信号を前記第1,第2チューナ13,14により受信させる一方、前記イグニッションスイッチ17がOFFされたときに、前記第1,第2チューナ13,14の一方のみを作動させて、前記タイヤ空気圧信号を前記第1,第2チューナ13,14の一方のみで受信させるように設定されている。
この構成によれば、エンジン6の稼働時(特に二輪車の走行時)には後輪5及び前輪の4タイヤ空気圧センサ11,12から送信されるタイヤ空気圧信号はいずれもノイズに影響されずに第1,第2チューナ13,14でそれぞれ良好に検出できる。しかも、エンジン6の停止時(二輪車の停車時)には、前記タイヤ空気圧信号を前記第1,第2チューナ13,14の一方のみで受信させるようにしているので、電力消費を軽減できる。
更に、この発明の実施の形態の二輪車用タイヤ空気圧検出システムにおいて前記制御回路15は、前記第1,第2チューナ13,14のいずれか一方を作動させて、作動させた一方のチューナにより前記後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を受信させる一方、前記作動させた一方のチューナにより前記後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を所定回数連続して受信できなかったときに、前記第1,第2チューナ13,14を同時に作動させて、前記後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を前記第1,第2チューナ13,14により受信させるように設定されている。
この構成によれば、前記後輪5及び前輪4のタイヤ空気圧センサ11,12からのタイヤ空気圧信号を所定回数連続して受信できなかったときにのみ、第1,第2チューナ13,14を作動させるようにしているので、電力の消費を軽減できる。
また、この発明の実施の形態の二輪車用タイヤ空気圧検出システムにおいては、トランク本体10aと該トランク本体10aを開閉するトランクリッド10bを備えるトランク10が前記二輪車用車体1の後部に設けられ、前記トランクリッド10bを前記トランク本体10aに対してロックするリッドロック装置10cが設けられ、前記トランク10内に前記制御回路15及び前記第1チューナ13が配設されていると共に、前記制御回路15は前記第1チューナ13が携帯用リモコン19からの識別信号を受信したときに前記リッドロック装置10cのロックを解除させるようになっている。
この構成によれば、制御回路15と第1チューナ13は同じ場所に配設できるので、配線接続が容易になる。
この発明に係る二輪車用タイヤ空気圧検出システムを備える二輪車の側面図である。 図1の二輪車用タイヤ空気圧検出システムの制御回路図である。
符号の説明
1…二輪車用車体
4…前輪
5…後輪
6…エンジン
11,12…タイヤ空気圧センサ
13…第1チューナ
14…第2チューナ
15…制御回路
16…表示装置(タイヤ空気圧確認手段)
17…イグニッションスイッチ

Claims (3)

  1. 二輪車用車体の前部にハンドル操作される前輪が設けられ、前記二輪車用車体に搭載されたエンジンで回転駆動される後輪が前記二輪車用車体の後部に設けられ、タイヤ空気圧を検出して検出したタイヤ空気圧信号を送信するタイヤ空気圧センサが前記後輪及び前輪にそれぞれ設けられ、前記二輪車用車体に前記タイヤ空気圧センサから送信されるタイヤ空気圧信号を受信するチューナが設けられ、前記二輪車用車体にタイヤ空気圧確認手段が設けられ、前記チューナで受信したタイヤ空気圧信号を処理して前記後輪及び前輪のタイヤ空気圧を前記タイヤ空気圧確認手段により報知させる制御回路が設けられた二輪車用タイヤ空気圧検出システムであって、
    前記チューナは前記エンジンの後方及び前方にそれぞれ配置された第1チューナ及び第2チューナであることを特徴とする二輪車用タイヤ空気圧検出システム。
  2. 前記制御回路は、前記エンジンのイグニッションスイッチがON操作されたときに、前記第1,第2チューナを同時に作動させて、前記タイヤ空気圧信号を前記第1,第2チューナにより受信させる一方、前記イグニッションスイッチがOFFされたときに、前記第1,第2チューナの一方のみを作動させて、前記タイヤ空気圧信号を前記第1,第2チューナの一方のみで受信させるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の二輪車用タイヤ空気圧検出システム。
  3. 前記制御回路は、前記第1,第2チューナのいずれか一方を作動させて、作動させた一方のチューナにより前記後輪及び前輪のタイヤ空気圧センサからのタイヤ空気圧信号を受信させる一方、前記作動させた一方のチューナにより前記後輪及び前輪のタイヤ空気圧センサからのタイヤ空気圧信号を所定回数連続して受信できなかったときに、前記第1,第2チューナを同時に作動させて、前記後輪及び前輪のタイヤ空気圧センサからのタイヤ空気圧信号を前記第1,第2チューナにより受信させるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の二輪車用タイヤ空気圧検出システム。
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