JP2009222458A - タイヤ内空気圧表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ内空気圧を適切に認識させることを可能にする。
【解決手段】車両に装着されるタイヤ91内の圧力を検出する空気圧センサ102と、タイヤ91内の温度を検出する温度センサ103と、タイヤ91内の圧力を表示する表示パネル80を備えたタイヤ内空気圧表示装置100において、前記空気圧センサ102の出力と、前記温度センサ103の出力とを受け、基準温度でのタイヤ内空気圧を算出するMPU104を備え、前記表示パネル80に実際のタイヤ内空気圧と、前記MPU104が算出した基準温度でのタイヤ内空気圧とを表示する構成とした。
【選択図】図5

Description

本発明は、タイヤ内空気圧を表示するタイヤ内空気圧表示装置に関する。
従来、車両の各車輪に、タイヤ内の空気圧(圧力)を検知する空気圧センサおよび送信機を設け、また、車両の車体にはモニタ装置を配設し、空気圧センサで検出したタイヤ内空気圧を送信機によって無線で車体側に送信する一方、車体側では、この受信した空気圧センサの検出出力に基づいて、タイヤ内空気圧の値を表示するタイヤ内空気圧監視システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このタイヤ内空気圧監視システムによれば、タイヤ内空気圧の実際の値を把握し、また、タイヤ内空気圧の推奨値(以下、「推奨空気圧」と言う)と比較して、タイヤ内空気圧が適正かどうかを判断することができる。
特開2005−321315号公報
しかしながら、タイヤ内空気圧の実測値を表示する場合、次のような問題が生じる。
すなわち、一般に、推奨空気圧は、所定の基準温度(例えば20℃)での空気圧によって示されるものの、タイヤ内空気圧はタイヤ内の温度によって変化してしまう。このため、走行等によってタイヤが温まった状態でタイヤ内空気圧を表示した場合、冷間時では推奨空気圧のタイヤ内空気圧が、この推奨空気圧よりも大きな値で表示されることから、タイヤ内空気圧が推奨空気圧よりも高過ぎるとの認識を与えることがある。
そこで、タイヤ内の温度に基づいて、タイヤ内空気圧の実測値を基準温度時の圧力に換算する補正を施して表示する構成が考えられる。
しかしながら、この構成では、タイヤが温まっているときにタイヤ内空気圧をエアゲージで別途に測定した場合には、エアゲージの測定値と、上記のタイヤ内空気圧として表示される値との間に差が生じるため、両者の値は、共に正確な値であるにもかかわらず、いずれかの値が誤っているとの認識を与えることがある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、タイヤ内空気圧を適切に認識させることができるタイヤ内空気圧表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、車両に装着されるタイヤ内の圧力を検出する圧力センサと、タイヤ内の温度を検出する温度センサと、タイヤ内の圧力を表示するメーターを備えたタイヤ内空気圧表示装置において、前記圧力センサの出力と、前記温度センサの出力とを受け、基準温度でのタイヤ内空気圧を算出する空気圧算出手段を備え、前記メーターに実際のタイヤ内空気圧と、前記空気圧算出手段が算出した基準温度でのタイヤ内空気圧とを表示することを特徴とする。
この構成によれば、実際のタイヤ内空気圧と、空気圧算出手段が算出した基準温度でのタイヤ内空気圧とがメーターに表示されるため、両方のタイヤ内空気圧を見ることで、現在の実際のタイヤ内空気圧と、基準温度でのタイヤ内空気圧とを、混同すること無く適切に把握することができる。
また、上記タイヤ内空気圧表示装置において、表示切替スイッチを備え、前記メーターは、前記表示切替スイッチの操作により実際のタイヤ内空気圧と、前記空気圧算出手段が算出した基準温度でのタイヤ内空気圧とを切り替えて表示することもできる。
この構成によれば、表示切替スイッチ操作により、実際のタイヤ内空気圧と、基準温度でのタイヤ内空気圧とをメーターに切替表示されるため、両方のタイヤ内空気圧をメーターに一度に表示する場合に比べ、メーターの表示領域を縮小することができる。
また、上記タイヤ内空気圧表示装置において、前記圧力センサと温度センサを備えたセンサユニットは、ホイールに取付けられ、無線により信号を送る送信手段を備え、前記空気圧算出手段とメーターを備えた車体側装置は、前記送信手段からの信号を受信する受信手段を備えることもできる。
この構成によれば、センサユニットの圧力センサ及び温度センサが検出した検出信号が無線により車体側装置の空気圧算出手段に送信されるため、検出信号をセンサユニットから車体側装置に伝送するための配線が不要となり、タイヤ内空気圧表示装置を車両へ簡単に設置することができる。
本発明のタイヤ内空気圧表示装置によれば、実際のタイヤ内空気圧と、空気圧算出手段が算出した基準温度でのタイヤ内空気圧とがメーターに表示されるため、両方のタイヤ内空気圧を見ることで、現在の実際のタイヤ内空気圧と、基準温度でのタイヤ内空気圧とを、混同すること無く適切に把握することができる。
また、表示切替スイッチを備え、前記メーターは、前記表示切替スイッチの操作により実際のタイヤ内空気圧と、前記空気圧算出手段が算出した基準温度でのタイヤ内空気圧とを切り替えて表示することで、両方のタイヤ内空気圧をメーターに一度に表示する場合に比べ、メーターの表示領域を縮小することができる。
また、前記圧力センサと温度センサを備えたセンサユニットは、ホイールに取付けられ、無線により信号を送る送信手段を備え、前記空気圧算出手段とメーターを備えた車体側装置は、前記送信手段からの信号を受信する受信手段を備える構成とすることで、センサユニットの圧力センサ及び温度センサが検出した検出信号を無線により車体側装置の空気圧算出手段に送信可能になるため、検出信号をセンサユニットから車体側装置に伝送するための配線が不要となり、タイヤ内空気圧表示装置を車両に簡単に設置することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付した図面を参照して説明する。なお説明中、前後及び左右といった方向の記載は、車体に対してのものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の全体構成の側面図を示している。この自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11の前端部に取り付けられたヘッドパイプ12に回動自在に支持された左右一対のフロントフォーク13と、フロントフォーク13の上端部を支持するトップブリッジ14に取り付けられた操舵用のハンドル15と、フロントフォーク13に回転自在に支持された前輪16と、車体フレーム11に支持されたエンジン17と、エンジン17に排気管(不図示)を介して連結された排気マフラー18と、車体フレーム11の後下部のピボット19に上下に揺動自在に支持されたリアフォーク20と、このリアフォーク20の後端部に回転自在に支持された後輪21とを備え、リアフォーク20と車体フレーム11との間にリアクッション(不図示)が配設されている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12から左右にわかれて後方斜め下方に延びる左右一対のメインフレーム25と、メインフレーム25の後端部から後方斜め上方に延びる左右一対のシートレール26とを備えている。このメインフレーム25の下部にエンジン17が支持され、メインフレーム25の上方に燃料タンク22が支持されている。また、シートレール26の上部には、乗員用シート23が取り付けられ、シートレール26の後部上方にはトランクボックス27が取り付けられている。
乗員用シート23は、燃料タンク22の後方に延出して運転者が着座する前席23Aと、この前席23Aの後方に一段高く形成されて同乗者が着座する後席23Bと、同乗者用の背もたれ部23Cとを備えている。また、車体フレーム11には、上記前席23Aに着座した運転者用の左右一対のステップ28と、後席23Bに着座した同乗者用の左右一対のステップ29と、同乗者が握るグラブレール30が各々取り付けられる他、メインスタンド31やサブスタンド32や以下に述べる車体カバー40等が取り付けられている。
本構成では、車体フレーム11が合成樹脂製の車体カバー40で覆われており、この車体カバー40は、車体前方を覆うフロントフェアリング41と、車体側部を覆う左右一対のサイドカバー42と、車体下部を覆うアンダーカバー43と、車体後部を覆うリアシートカウル44とを備えており、リアシートカウル44には、左右一対のサドルバック45が一体に形成されている。また、前輪16を覆うフロントフェンダ46がフロントフォーク13に取り付けられ、後輪21を覆うリアフェンダ47がリアシートカウル44に取り付けられている。
図2は自動二輪車10の正面図である。この図に示すように、フロントフェアリング41の前面には、ヘッドライト50が設けられ、その上部にはウインドスクリーン51が取り付けられ、左右端には、フロントウィンカー52を内蔵する左右のミラー53とが各々配設されており、このフロントフェアリング41の内側には、図1に示すように、車両用メータパネル55が配設されている。また、サイドカバー42には、車両前方からの外気をエンジン17の周囲に供給するための左右一対のエア開口42Aが設けられている。また、エンジン17の左右前方には、エンジンガード56が設けられ、このエンジンガード56には左右一対のフォグランプ57が取り付けられている。
トランクボックス27の背面には、左右一対のテールランプユニット60が配設され、サドルバック45の背面には、ウインカーランプユニット61が各々配設されている。
テールランプユニット60は、ヘッドライト50の点灯と連動して点灯するテールランプと、運転者がブレーキを操作した際に転倒するストップランプとを内蔵し、ウインカーランプユニット61は、ウインカーランプと、ストップランプとを内蔵している。このように、本構成では、車体背面の上下両側にランプユニット60、61を配設し、両ランプユニット60、61にストップランプを内蔵させたので、特にストップランプの視認性を向上させることができる。
また、トランクボックス27の右側部には、この自動二輪車10に内蔵される図示せぬオーディオユニットがラジオ放送を受信するために使用するロッドアンテナ58が取り付けられている。
図3は、自動二輪車10の車両用メータパネル55を運転者シート側から見た平面図である。
車両用メータパネル55の中央部にはスピードメータ71が設けられ、その左にはタコメータ72、右には燃料計73および水温計74がそれぞれ配置されている。スピードメータ71の上方左右にはウインカインジケータ75が設けられている。スピードメータ71には、オイルインジケータや盗難防止インジケータを含む各種のインジケータを含む各種の表示灯が配置されている。
車両用メータパネル55の下方に向かって、表示パネル80、メインスイッチ81及びオーディオ操作パネル82が順に配置されている。表示パネル80には、走行時の区間距離(トリップメータ)や積算距離(オドメータ)、外気温度、時計等が表示される。
左右のハンドル15の各々には、左ハンドルスイッチ83及び右ハンドルスイッチ84が設けられている。右ハンドルスイッチ84には、スタータモータを回転始動させるスタータスイッチ、エンジンを停止させるエンジンストップスイッチ等が配置されている。また左ハンドルスイッチ83には、ヘッドライト50の上下切り換えスイッチや方向指示器スイッチ、図示せぬワイパーを駆動するワイパースイッチが配置されている。
また、上記表示パネル80は、前輪16及び後輪21のタイヤ内空気圧を表示する表示メーターとしても機能する。さらに詳述すると、前輪16及び後輪21の各々には、タイヤ内空気圧を検出し、無線によって送信する空気圧センサユニット92が設けられ、また、車体には、上記表示パネル80を備え、各空気圧センサユニット92の送信信号を受信し、前輪16及び後輪21のタイヤ内空気圧を表示パネル80に表示する車体側装置101が車体に設けられており、これら車体側装置101、前輪16及び後輪21の空気圧センサユニット92により、タイヤ内空気圧表示装置100が構成されている。
図4は、上記空気圧センサユニット92が設けられた後輪21の側面図である。
後輪21は、ホイール90と、このホイール90に装着されたチューブレスのタイヤ91とを備え、さらにホイール90は、タイヤ91を取り付けるリム93と、このリム93の中心に設けるハブ94と、これらリム93及びハブ94を連結する数本(図示例では5本)のスポーク95とを有し、これらが一体形成されている。
また、空気圧センサユニット92は、ケーシング96と、加圧空気の封入口を構成するエアバルブ97とを一体的に備え、リム93のスポーク接続部93Aに、エアバルブ97を車幅方向に突出させた状態で取り付けられている。また、前輪16にも後輪21と同様にして空気圧センサユニット92が取り付けられている。
図5は、タイヤ内空気圧表示装置100の機能的構成を示すブロック図である。
タイヤ内空気圧表示装置100は、上記の通り、前輪16及び後輪21の各々に設けられた空気圧センサユニット92と、車体側に設けられた車体側装置101とを備えている。
空気圧センサユニット92は、空気圧センサ102と、温度センサ103と、MPU(マイクロプロセッサ)104と、送信回路105とを備え、これらが上記ケーシング96に収められている。
空気圧センサ102は、タイヤ内の空気圧(圧力)を検出するものであり、温度センサ103はタイヤ内の温度を検出するものである。MPU104は、空気圧センサ102及び温度センサ103の検出信号を処理し、タイヤ内の空気圧及び温度の実測値(実際の値)を算出し、送信回路105に出力する。送信回路105は、タイヤ内の空気圧及び温度の実測値を無線により車体側装置101に送信する。このとき、送信回路105は、空気圧センサユニット92ごとに割り当てられた固有の識別IDを送信データに含めて送信する。これにより、車体側装置101では、送信データが前輪16及び後輪21のいずれの空気圧センサユニット92から送信されたものであるかが判別可能になる。
なお、空気圧センサユニット92には、この他にも、タイヤ内の空気圧及び温度の間欠検出を可能にするためのタイマ回路や、空気圧センサユニット92の各部に電力を供給するための電池を備えている。
車体側装置101は、受信回路110と、電圧増幅回路111と、MPU(マイクロプロセッサ)112と、表示制御回路113と、表示パネル80と、表示モード切替スイッチ114a、114bとを備えている。
受信回路110は、空気圧センサユニット92から送信した送信データを無線により受信し電圧増幅回路111に出力する。電圧増幅回路111は、受信回路110で受けた信号を増幅してMPU112に出力する。MPU112は、入力信号に基づいて、タイヤ内空気圧を表示制御回路113に出力する。表示制御回路113は、表示パネル80の表示を制御するものであり、MPU112からの入力に基づいて、タイヤ内空気圧を表示パネル80に表示する。
図6の(I)に示すように、表示パネル80の表示画面には、後輪21のタイヤ内空気圧を表示する後輪タイヤ内空気圧表示欄120と、前輪16のタイヤ内空気圧を表示する前輪タイヤ内空気圧表示欄121とが並んで設けられている。そして、各表示欄120、121には、上記MPU112から出力されたタイヤ内空気圧が表示される。
ここで、タイヤ内空気圧表示装置100は、タイヤ内空気圧の実測値を表示する実測値表示モードと、タイヤ内空気圧の実測値を基準温度(例えば20℃)時の圧力に換算して補正し、その補正後のタイヤ内空気圧を表示する基準温度換算値表示モードとの2つの表示モードを有している。
すなわち、実測値表示モードにおいては、MPU112は、空気圧センサユニット92からの送信データに含まれるタイヤ内空気圧の実測値を表示制御回路113にそのまま出力し、表示パネル80に表示させる。これにより、表示パネル80の表示画面には、図6の(I)に示すように、後輪タイヤ内空気圧表示欄120と前輪タイヤ内空気圧表示欄121との各々に現状のタイヤ内空気圧の実測値(実際の値)が表示される。
また、基準温度換算値表示モードにおいては、MPU112は、空気圧センサユニット92からの送信データに含まれるタイヤ内空気圧の実測値、及び温度の実測値に基づいて、タイヤ内空気圧を、基準温度での圧力に換算して補正する空気圧算出手段として機能し、この補正値を表示パネル80に表示させる。これにより、表示パネル80には、図6の(II)に示すように、現状のタイヤ内空気圧の実測値を、基準温度での圧力に換算して補正された値が、後輪タイヤ内空気圧表示欄120と前輪タイヤ内空気圧表示欄121との各々に表示される。
また、この基準温度換算値表示モードにおいては、表示パネル80の表示画面に、基準温度を表示する基準温度表示欄123が設けられ、この表示欄123を見ることで、タイヤ内空気圧が換算値であること、及び、どの温度でのタイヤ内空気圧を示しているのかを容易に把握することができる。
車体側装置101が備える上記表示モード切替スイッチ114a、114bは、実測値表示モードと、基準温度換算値表示モードとの2つの表示モードを交互に切り替えるための操作スイッチであり、図3に示すように、上記右ハンドルスイッチ84やオーディオ操作パネル82等の複数個所に配設されており、いずれの表示モード切替スイッチ114a、114bの操作でも切替表示を操作可能になされている。なお、これらの表示モード切替スイッチ114a、114bのうちのいずれか1つだけを備える構成としても良い。
そして、表示モード切替スイッチ114a、114bが操作されるごとに、図6に示すように、表示パネル80の表示が、実測値表示モードと、基準温度換算値表示モードとの間で切り替えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、実際のタイヤ内空気圧と、基準温度でのタイヤ内空気圧とがメーターとしての表示パネル80に表示されるため、両方のタイヤ内空気圧を見ることで、現在の実際のタイヤ内空気圧と、基準温度でのタイヤ内空気圧とを、混同すること無く適切に把握することができる。
また、表示モード切替スイッチ114a、114bの操作により、実際のタイヤ内空気圧と、基準温度でのタイヤ内空気圧とを切り替えて表示パネル80に表示する構成としたため、両方のタイヤ内空気圧を表示パネル80に一度に表示する場合に比べ、表示パネル80の表示領域を縮小することができる。
また、本実施形態によれば、空気圧センサ102と温度センサ103を備えた空気圧センサユニット92がホイール90に取付けられ、無線により信号を送る送信回路105を備え、空気圧算出手段として機能するMPU112とメーターとしての表示パネル80を備えた車体側装置101は、前記送信回路105からの信号を受信する受信回路110を備える構成とした。
この構成により、空気圧センサユニット92の空気圧センサ102及び温度センサ103が検出した検出信号が無線により車体側装置101に送信されるため、この検出信号を空気圧センサユニット92から車体側装置101に伝送するための配線が不要となり、タイヤ内空気圧表示装置100を車両へ簡単に設置することができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、種々の設計変形を行うことができる。
例えば、上述した実施形態では、実際のタイヤ内空気圧と、基準温度でのタイヤ内空気圧とを切り替えて表示する構成を例示したが、これに限らない。すなわち、タイヤ内空気圧の表示のために十分に広い表示領域が確保可能であれば、実際のタイヤ内空気圧と、基準温度でのタイヤ内空気圧とを一度に同時に表示する構成としても良い。
また例えば、上記の自動二輪車10のタイヤ空気圧表示装置に本発明を適用する場合を例示した。しかしながら、これに限らず、スクータ型の自動二輪車にも本発明を適用することができる。
さらに、本発明は自動車の車輪の数に限定されるものではなく、車輪を備える自動車であれば、その自動車が備えるタイヤ空気圧表示装置に本発明を適用することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の正面図である。 自動二輪車の車両用メータパネルを乗員用シート側から見た平面図である。 後輪の側面図である。 タイヤ内空気圧表示装置の機能的構成を示すブロック図である。 タイヤ内空気圧の表示態様の一例を示す図である。
符号の説明
10 自動二輪車
15 ハンドル
16 前輪
21 後輪
55 車両用メータパネル
80 表示パネル(メーター)
91 タイヤ
92 空気圧センサユニット
100 タイヤ内空気圧表示装置
101 車体側装置
102 空気圧センサ(圧力センサ)
103 温度センサ
105 送信回路
110 受信回路
112 MPU(空気圧算出手段)
114a、114b 表示モード切替スイッチ(表示切替スイッチ)
120 後輪タイヤ内空気圧表示欄
121 前輪タイヤ内空気圧表示欄
123 基準温度表示欄

Claims (3)

  1. 車両に装着されるタイヤ内の圧力を検出する圧力センサと、タイヤ内の温度を検出する温度センサと、タイヤ内の圧力を表示するメーターを備えたタイヤ内空気圧表示装置において、
    前記圧力センサの出力と、前記温度センサの出力とを受け、基準温度でのタイヤ内空気圧を算出する空気圧算出手段を備え、前記メーターに実際のタイヤ内空気圧と、前記空気圧算出手段が算出した基準温度でのタイヤ内空気圧とを表示する
    ことを特徴とするタイヤ内空気圧表示装置。
  2. 表示切替スイッチを備え、前記メーターは、前記表示切替スイッチの操作により実際のタイヤ内空気圧と、前記空気圧算出手段が算出した基準温度でのタイヤ内空気圧とを切り替えて表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ内空気圧表示装置。
  3. 前記圧力センサと温度センサを備えたセンサユニットは、ホイールに取付けられ、無線により信号を送る送信手段を備え、
    前記空気圧算出手段とメーターを備えた車体側装置は、前記送信手段からの信号を受信する受信手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ内空気圧表示装置。
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