JP2006239922A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本に対して制限や課金を施すと、例えばほとんど白紙のページに対しても同様に課金されてしまい、ユーザにとって不利益であるため、各ページに非接触ICタグを付け、MFPに装備した干渉しない2つICタグリーダによってページを特定し、各ページに対してコピー制限や課金を行うMFPに係る画像形成装置を提案する。
【解決手段】 無線交信素子から記録情報を読み込むための無線交信素子読み込み手段と、前記無線交信素子読み込み手段によって、無線通信素子が各紙面に付加された紙の束から読み込んだページ管理情報に基づいてページ管理をおこなうページ管理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 無線交信素子から記録情報を読み込むための無線交信素子読み込み手段と、前記無線交信素子読み込み手段によって、無線通信素子が各紙面に付加された紙の束から読み込んだページ管理情報に基づいてページ管理をおこなうページ管理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、各ページに情報記憶媒体が付加された印刷物と、画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関し、印刷物の各ページに付加された情報記憶媒体から読み取ったページ情報に基づいた機能の提供に関する。
近年、複写機を単にコピー用に使用するだけでなく、当該複写機にプリンタ機能、スキャナ機能、或いはファクシミリ機能等を備えたMFP装置(Multi Function Printer:複合機)が急速に普及してきている。この種のMFP装置は、ネットワーク上の他の装置から投入されたプリントジョブに基づいて印刷処理を行うネットワークプリンタとしても使用されている。このMFPにおいて、市販本等の著作権を有するものに対しても、著作者の許可なしに、自由に複写可能であるという問題があった。その問題を解決するために、例えば複写する本に対してコピー制限や課金を行うことで著作権を保護する提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2002−314787号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、本に対して制限や課金を施すので、例えばほとんど白紙のページを複写する際にも同様な課金処理が行われてしまい、ユーザにとって不利益である恐れがあった。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、著作権を保護することや、著作権者、複写を行うユーザの双方にとって有益なサービスを提供することが可能となる画像形成装置を提供することを目的とする。
以上のような要求を満たすための手段として、
請求項1では、無線交信素子から記録情報を読み込むための無線交信素子読み込み手段と、前記無線交信素子読み込み手段によって、無線通信素子が各紙面に付加された紙の束から読み込んだページ管理情報に基づいてページ管理をおこなうページ管理手段と、を有することを特徴とする。
請求項1では、無線交信素子から記録情報を読み込むための無線交信素子読み込み手段と、前記無線交信素子読み込み手段によって、無線通信素子が各紙面に付加された紙の束から読み込んだページ管理情報に基づいてページ管理をおこなうページ管理手段と、を有することを特徴とする。
請求項2では、請求項1に記載の画像形成装置において、前記無線通信素子が各紙面に付加された紙の束は、書籍であることを特徴とする。
請求項3では、請求項2に記載の画像形成装置において、前記無線交信素子読み込み手段は第1の無線交信素子読み込み手段と第2の無線交信素子読み込み手段から成り、前記ページ管理手段は、前記2つの無線交信素子読込手段でそれぞれ読み込んだページ管理情報に基づいて、前記書籍の開いたページのページ番号を特定するページ番号特定手段を有することを特徴とする。
請求項4では、請求項3に記載の画像形成装置において、特定されたページ番号を用いて前記別の無線交信素子に基づいて各ページの課金を行うページ課金手段と、特定されたページ番号を用いて前記別の無線交信素子に基づいて各ページの複写を制限する複写制限手段と、を有することを特徴とする。
請求項5では、請求項4に記載の画像形成装置において、前記課金手段は、前記別の無線交信素子に記憶されている各ページの課金情報を用いて課金を行うこと、を有することを特徴とする。
請求項6では、請求項4に記載の画像形成装置において、前記複写制限手段は、前記別の無線交信素子に記憶されている各ページの複写情報を用いて複写を制限すること、を有することを特徴とする。
本発明によれば、著作権を有する市販本に対して、各ページに対してコピー制限や課金を行い、著作権を保護することが可能となる。また、複写による課金を行う際に、各ページに相当する課金額を著作者が設定することが可能となり、著作権者、複写を行うユーザの双方にとって有益なサービスを提供することが可能となる。
なお、本発明のその他の特徴は、下記の発明の実施の形態により明らかになろう。
[第1の実施形態]
図1は、本発明を適用したMFP装置の機械的な構成の概要を示す断面図である。図1に示したように、MFP装置100は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部101と、イメージリーダ部101で読み取った画像データ、或いは外部から入力されたデータを印刷するプリンタ部102とを有しており、イメージリーダ部101は、例えば400dpi(dots/inch)の解像度で原稿画像を読み取ってデジタル信号処理を行い、プリンタ部102は、イメージリーダ部101等から出力された画像データに応じた画像を例えば1200dpiの解像度で印刷する。
図1は、本発明を適用したMFP装置の機械的な構成の概要を示す断面図である。図1に示したように、MFP装置100は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部101と、イメージリーダ部101で読み取った画像データ、或いは外部から入力されたデータを印刷するプリンタ部102とを有しており、イメージリーダ部101は、例えば400dpi(dots/inch)の解像度で原稿画像を読み取ってデジタル信号処理を行い、プリンタ部102は、イメージリーダ部101等から出力された画像データに応じた画像を例えば1200dpiの解像度で印刷する。
イメージリーダ部101では、点灯したランプ105を移動させることにより、原稿台ガラス103に載置された原稿104の画像を露光走査する。この露光走査時の原稿104からの反射光像は、ミラー106、107、108、レンズ109を介して3ラインCCDセンサ110に入射される。3ラインCCDセンサ110は、入力された反射光像をレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の色成分毎に光電変換し、電子的なカラー画像信号として信号処理部111に転送する。なお、原稿画像を露光走査する際には、ランプ105、及びミラー106は、ミラー107、108の2倍の速度で移動制御される。
信号処理部111は、3ラインCCDセンサ110から入力されたR、G、Bの画像信号を、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の画像信号に変換して、プリンタ部102のレーザドライバ112に転送する。なお、原稿画像の1回の露光走査では、M、C、Y、Bkのうち1つの色成分に係る画像信号がレーザドライバ112に転送され、1枚の原稿画像に対して4回の露光走査が実行される。
レーザドライバ112は、半導体レーザ113から発振するレーザ光を、信号処理部111から転送されてきた画像信号、或いは後述するNIC311を介して入力された画像信号に基づいて変調する。半導体レーザ113から発振されたレーザ光は、ポリゴンミラー114、f−θレンズ115、ミラー116を介して、感光ドラム117に入射される。この際、レーザ光は、ポリゴンミラー114により感光ドラム117の主走査方向に走査され、この走査により感光ドラム117には静電潜像が形成される。
回転現像器118は、マゼンタ現像部119、シアン現像部120、イエロー現像部121、ブラック現像部122より構成され、これら4つの現像部がサイクリックに感光ドラム117に接し、感光ドラム117上に順次形成されるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)に係る静電潜像を対応する色のトナーで順次現像する。
転写ドラム123は、用紙カセット124または125より供給される記録紙を巻きつけ、この記録紙上に、感光ドラム117上に順次形成されたM、C、Y、Bk各色のトナー像を順次転写する。
このように、静電潜像形成処理、現像処理、転写処理のプロセスがM、C、Y、Bk各画像信号について繰り返されることにより、M、C、Y、Bkの各色のトナー像が同一の記録紙に重ねて転写されてフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された記録紙は、転写ドラム123から分離され、定着ユニット126によりトナー像の定着処理がなされて排紙トレイ128に排紙される。また、操作部129は、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システムを操作するためのユーザI/Fを提供する。
本MFP装置100では、図2に示したように、後述する非接触IC(RFIDタグ)202、203が漉き込まれた(埋め込まれた)IDペーパ201を記録紙として使用することができる。このIDペーパ201に漉き込まれた非接触IC202、203には、定着ユニット126の手前の位置に設けられた非接触ICリーダ/ライタ127により所定のデータ読み書きすることができる。
また、原稿台カバー部128の下部(原稿載置方向)は、図3に示したように、非接触ICリーダ/ライタ301、302を備え、原稿台ガラス103に非接触IC付き書籍401を載置し、前記原稿台カバー部を閉じて所定の処理をおこなうと、前記非接触ICリーダ/ライタ301、302は、前記非接触IC付き書籍401に付加された非接触ICに格納されたページ情報を読み取る。
前記非接触IC付き書籍401について簡単に説明すると、各ページには、図4のように非接触IC402、403が図示された位置に付加されており、ページの順に表紙から降順のIDが割り振られ、格納されている。これを用いたページの特定方法については後述する。また、非接触IC404が図示された位置に付加されており、コピー制限や課金を行う際に用いられる各ページについての情報が格納されている。これを用いたコピー制限・課金方法については後述する。
次に、プリンタ部102の制御部のハードウェア構成を図5に基づいて説明する。
プリンタ部102の制御部は、ブリッジ回路506で接続されたローカルバス504とI/Oバス505を有している。ローカルバス504には、CPU501、RAM502、及びROM503が接続されている。また、I/Oバス505には、プリンタI/F508、ハードディスクI/F(IDEI/F)510、ネットワーク・インタフェース・コントローラ(NIC)511、イメージプロセッシングユニット(IPU)512、ラスタ・イメージ・プロセッサ(RIP)513、ビデオRAM514、ビデオI/F515、拡張I/O I/F516、及びICリーダ/ライタ517が接続されている。また、プリンタI/F507にはプリンタエンジン507が接続され、IDE I/F510にはハードディスクドライブ(HDD)509が接続されている。
CPU501は、ROM503に格納されたブートプログラムにより、HDD509内のシステムプログラム、アプリケーションプログラムをRAM502に展開し、これらシステムプログラム、アプリケーションプログラムを協働させてプリンタ部102における各種の制御を行う。なお、RAM502は、CPU501が各種演算を行う際の演算結果や、画像データなどを一時的に記憶しておくワークエリアとしても利用され、ROM503には、文字コードデータ等を文字イメージデータに変換するためのフォントデータ、…も格納されている。
ブリッジ回路506は、ローカルバス504とI/Oバス505とを切り離すために用いられ、この切り離し機能により、例えばI/Oバス505を介してプリンタI/F508からRIP513に画像データを転送している間に、CPU501は、ローカルバス504を介してRAM502やROM503にアクセスすることが可能となる。
プリンタエンジン507は、前述のプリンタ部102に相当するものである。プリンタI/F508は、プリンタエンジン507部とI/Oバス505を接続するためのものであり、CPU501の指示に従ってRAM502に格納されている画像データをプリンタエンジン507のレーザドライバ112に転送する。IDE I/F510は、CPU501の制御の下に、HDD509に対するアクセスを実行する。なお、HDD509には、さらに、画像データもスプールされる。
NIC511は、ローカルエリアネットワーク等のネットワークを介して、パーソナルコンピュータ等の外部装置との間で画像データ等を送受信するために使用される。IPU512は、解像度変換などの画像処理を行うためのものである。RIP513は、CPU501の制御の下に、NIC511を介して外部装置から転送されたページ記述言語に係る画像データをビットマップ画像に変換し、RAM502に展開する。
ビデオRAM514には、操作部の表示パネル(図示省略)に表示する表示データが書き込まれ、この表示データは、ビデオI/F515を介して上記表示パネルに出力される。拡張I/O I/F516は、例えば携帯電話(図示省略)などとCPU501が通信を行うためのインタフェース回路であり、電子メールの送信機能を有している。
ICリーダ/ライタ517は、図1に示した非接触ICリーダ/ライタ127、に相当するものであり、図2に示したIDペーパ(記録紙)201上の非接触IC202に対するデータアクセスを無線通信により行う。このICリーダ/ライタ517については、後ほど、図7に基づいて詳細に説明する。
図6は、イメージスキャナ部101の制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。図6に示したように、イメージスキャナ部101の制御部は、図5に示したプリンタ部102の制御部と同様のデバイスを有しているので、相違点だけを簡単に説明する。
イメージスキャナ部101の制御部は、プリンタ部102の制御部におけるラスタ・イメージ・プロセッサ(RIP)513、ビデオRAM514、及びビデオI/F515に相当するデバイスを有しておらず、プリンタI/F308、プリンタエンジン307、ICライタ517の代わりに、それぞれスキャナI/F608、スキャナエンジン607、ICリーダ612を有している点で、プリンタ部102の制御部と相違している。
スキャナエンジン607は、前述のイメージスキャナ部101に相当するものである。スキャナI/F608は、スキャナエンジン607部とI/Oバス605を接続するためのものであり、CPU601の指示に従って、スキャナエンジン607部から出力された画像データをRAM602に転送する。
ICリーダ/ライタ612は、図3に示した非接触ICリーダ/ライタ301、302に相当するものであり、非接触IC付き書籍401に付加された非接触IC402、403に対するデータアクセスを無線通信により行う。このICリーダ/ライタ612については、ICリーダ/ライタ507と共に、以下で図7に基づいて詳細に説明する。
図7は、ICリーダ/ライタ517、612の構成を示すブロック図である。ICリーダ/ライタには、電波信号を送信するための送信アンテナ部702と、送信アンテナ部702から送信するデータ信号を変調する変調回路703と、電波信号を受信する受信アンテナ部704、受信アンテナ部704より受信した電波信号を復調する復調回路705、非接触IC以外の機器等(本実施形態では、CPU301)との通信を行うI/F部706、及び制御部707を有しており、制御部707は、上記送信アンテナ部702、変調回路703、受信アンテナ部704、復調回路705、及びI/F部706を制御している。なお、送信アンテナ部702には、前述の電力生成用の電波を常時発信するための交流電源708が接続されている。
制御部707は、CPU301からの指示により、変調回路703を用いて電力を供給するための電波、及び送信するデータを変調して、送信アンテナ部702を介して電波を発信させる。また、制御部707は、受信アンテナ部704で受信した電波信号を、復調回路705により復調させた後、データ信号として扱えるように変換することができる。
図8は、非接触IC202、203、402、403の構成を示すブロック図である。非接触ICは、RFIDタグ、或いはデータキャリアとも呼ばれ、ICリーダ/ライタ517、612と無線で(すなわち非接触で)交信することが可能となっている。
本実施形態では、極小サイズのミューチップ型の非接触ICを想定しており、この非接触ICを、図2や図4に示したように、IDペーパ201や非接触IC付き書籍401の各ページに埋め込んで使用する。ただし、ラベル型の非接触ICを記録紙(IDペーパ201や非接触IC付き書籍401)に貼り付けて使用することも可能である。このような形態で原稿に対して非接触ICを付加する場合の付加位置は、IDペーパ201の4隅、周辺部等の余白となるべき位置であることが望ましい。
図8に示したように、非接触IC202、203、402、403には、不揮発性メモリ801、電波を送受信するためのアンテナ部802、共振コンデンサ部803、電流の整流・平滑を行うための電力形成部804、電波の復調・変調を行うための復変調回路805、及び制御部806が形成されている。この非接触IC202、203、402、403は、バッテリ等の電源を内蔵しておらず、ICリーダ/ライタ517、612から供給される電波に基づいて電力を誘電している。
すなわち、アンテナ部802は、共振コンデンサ部803との組み合わせで共振回路を形成している。一方、ICリーダ/ライタ517、612は、常時、電力生成用の電波(交流磁界)を発している。このICリーダ/ライタ517、612に非接触IC202をかざすと、非接触IC202内の上記共振回路には電磁誘導作用により誘導電流が発生する。この誘導電流は、電力形成部804に出力され、電力形成部804は、入力された誘導電流を整流・平滑して所定電圧の電力を生成し、不揮発性メモリ801、制御部806、復変調回路805に供給する。
ICリーダ/ライタ517、612は、電力生成用の電波信号の他に各種のデータに係る電波信号も同時に送信しており、このデータに係る電波信号は、復変調回路805によって復調され、制御部806の制御の下に不揮発性メモリ801に書き込まれる。また、制御部806は、不揮発性メモリ801からデータを読み出し、復変調回路605によって変調してアンテナ部802を介して電波信号として発信する。
次に、第1の実施形態における書籍のページ特定方法と、それによって提供できる機能について説明する。
まず、非接触IC付き書籍902は、表紙・裏表紙を含めて300ページの各印刷用紙面に各1つずつ、合計150個の読み取り専用の非接触IC(ページ特定RFID)が付加されている。各ページ特定RFIDには、例えば901に示すような形式のデータが格納されている。シリアルID部には、書籍を構成する一枚一枚のIDペーパ201が一意に認識できるシリアルIDが格納されている。また、非接触IC付き書籍902は、課金やコピー制限の管理を行う読み書き可能な非接触IC(コピー制限RFID)が付加されている。コピー制限RFIDには904に示すような形式のデータが格納されている。シリアルID部と各シリアルIDに対するコピー制限や課金制御を行うためのフラグ等が格納されている。詳細な説明は後述する。
そして、ユーザは、この非接触IC付き書籍902の例えば100ページ〜101ページの面を開き(図9の903参照)、原稿台ガラス103に載置して原稿台カバー部128を閉じ、複写を行う際にコピー制限や課金処理等を行う。このように、非接触ICを用いてページを特定し、当該ページを複写制限する際のMFP101での処理プロセスを図10のフローチャートに基づいて説明する。
非接触ICは、透明性を持って複数の非接触ICを同時に検知することが可能であるので、原稿台カバー部128に設置された第1の非接触ICリーダ/ライタ301は、開いた書籍903の左側、すなわち、1ページから100ページまでの50枚のIDペーパの非接触ICを検知する。また、同様に、第2の非接触ICリーダ/ライタ302は、開いた書籍903の右側、すなわち101ページから300ページまでの100枚のIDペーパの非接触ICを検知する。また、途中のページが折れている場合などは、より少ない量のページ情報しか検知されない場合もありうる(処理1001)。
MFPは、非接触ICリーダ/ライタ302により、コピー制限RFIDから処理1001で特定されたページに対応した情報を読み出す(処理1002)。コピー制限RFIDから読み出した内容により、コピー制限や課金処理を行う。まずコピー禁止フラグを確認し(処理1003)、“1”ならばコピー不可能である旨を操作部129に表示し、複写を禁止する(処理1004)。
次にコピー制限フラグを確認し(処理1005)、“1”ならばコピー枚数制限フラグを確認する(処理1006)。コピー枚数制限フラグが“0”ならば、当該ページはコピー制限も課金制限もない状態と判断され、通常のコピー動作を行うことができる(処理1007)。コピー制限フラグが“1”である時は、当該ページのコピー枚数が制限されていると判断される場合は、まずコピーされた回数(m)をカウントし、本処理の最初はmに0を代入し初期化を行う(処理1008)。そして、コピー制限RFID内のコピー制限値とかピー回数を比較して(処理1009)、コピー制限値がm以下の場合、非接触ICリーダ/ライタ302によりコピー制限フラグを“0”に設定し、処理1002まで戻る。コピー制限値がm以上の場合、コピー処理/印刷が行われる(処理1011)。コピー処理が継続するか否かを判断し(処理1012)、コピー処理が終了の場合、コピー制限値の値からコピー回数mを減算する(処理1013)。
処理1005でコピー制御フラグが“0”の場合は、課金処理が行われると判断される。コピー制限RFID内の課金情報と、当該ページの課金重み係数を比較して(処理1014)、課金情報よりも課金重み係数のほうが大きい場合、後述する課金処理flowが行われる。課金情報よりも課金重み係数のほうが小さい場合は、コピー・印刷処理が行われ(処理1015)、課金情報から課金重み係数を引いた値を課金情報に代入する(処理1016)。コピー処理が終了と判断した場合(処理1017)、更新されたコピー管理RFIDの内容を非接触ICリーダ/ライタ302によりコピー制限RFIDに書き込む(処理1018)。
課金処理flowについて図11を用いて説明する。本処理は、課金処理を行うことによって、コピー管理RFID内の課金情報の内容を更新する。まず、非接触ICリーダ/ライタ302により、コピー管理RFID内の著作権管理サーバ情報を読み取り、MFPからネットワーク経由で著作権管理サーバにアクセスする(処理1101)。そして、操作部129から課金処理を行い(処理1102)、課金額に基づいて非接触ICリーダ/ライタ302によりコピー管理RFID内の課金情報を更新する(処理1103)。なお、本実施系ではネットワークによる課金方法を示したが、他の課金システムを用いて処理することは可能なことは言うまでもない。
100 MFP装置
101 イメージリーダ部
102 プリンタ部
103 原稿台ガラス
104 原稿
105 ランプ
106、107、108 ミラー
109 レンズ
110 3ラインCCDセンサ
111 信号処理部
112 レーザドライバ
113 半導体レーザ
114 ポリゴンミラー
115 f−θレンズ
116 ミラー
117 感光ドラム
118 回転現像器
119 マゼンタ現像部
120 シアン現像部
121 イエロー現像部
122 ブラック現像部
123 転写ドラム
124、125 用紙カセット
126 定着ユニット
127 非接触ICリーダ/ライタ
128 排紙トレイ
129 操作部
101 イメージリーダ部
102 プリンタ部
103 原稿台ガラス
104 原稿
105 ランプ
106、107、108 ミラー
109 レンズ
110 3ラインCCDセンサ
111 信号処理部
112 レーザドライバ
113 半導体レーザ
114 ポリゴンミラー
115 f−θレンズ
116 ミラー
117 感光ドラム
118 回転現像器
119 マゼンタ現像部
120 シアン現像部
121 イエロー現像部
122 ブラック現像部
123 転写ドラム
124、125 用紙カセット
126 定着ユニット
127 非接触ICリーダ/ライタ
128 排紙トレイ
129 操作部
Claims (6)
- 無線交信素子から記録情報を読み込むための無線交信素子読み込み手段と、
前記無線交信素子読み込み手段によって、無線通信素子が各紙面に付加された紙の束から読み込んだページ管理情報に基づいてページ管理をおこなうページ管理手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記無線通信素子が各紙面に付加された紙の束は、書籍であることを特徴とした画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
前記無線交信素子読み込み手段は第1の無線交信素子読み込み手段と第2の無線交信素子読み込み手段から成り、
前記ページ管理手段は、前記2つの無線交信素子読込手段でそれぞれ読み込んだページ管理情報に基づいて、前記書籍の開いたページのページ番号を特定するページ番号特定手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3に記載の画像形成装置において、
特定されたページ番号を用いて前記別の無線交信素子に基づいて各ページの課金を行うページ課金手段と、
特定されたページ番号を用いて前記別の無線交信素子に基づいて各ページの複写を制限する複写制限手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
前記課金手段は、前記別の無線交信素子に記憶されている各ページの課金情報を用いて課金を行うこと、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
前記複写制限手段は、前記別の無線交信素子に記憶されている各ページの複写情報を用いて複写を制限すること、
を有することを特徴とする画像形成装置。
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