JP2006239710A - キャビティ湿度計測装置及びキャビティ湿度計測方法 - Google Patents

キャビティ湿度計測装置及びキャビティ湿度計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 湿度センサが設けられている管路内が濡れたり、湿度センサが濡れてしまってもキャビティ内のエアの湿度の計測が可能なキャビティ湿度計測装置及びキャビティ湿度計測方法の提供。
【解決手段】 第1真空排気管路10には、第1弁21及び第2弁22を有する第2真空排気管路20が連通している。第1弁21と第2弁22との間の第2真空排気管路20の所定領域20Cには、湿度センサ30が設けられている。第1弁21には、第1大気連通管40を介してエジェクター42が接続されており、第2真空排気管路20の所定領域20Cは、第2弁22及び第2大気連通管50を介して大気に連通可能である。第2真空排気管路20の所定領域20Cや湿度センサ30が結露して濡れても、エジェクター42により第2真空排気管路20の所定領域20Cにエアを流して乾燥させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、キャビティ湿度計測装置及びキャビティ湿度計測方法に関し、特に真空ダイカストを行う前にキャビティ内部に予め離型剤が噴霧・塗布される金型に設けられるキャビティ湿度計測装置、及び当該キャビティ湿度計測装置を用いて行うキャビティ湿度計測方法に関する。
真空ダイカストにおいては、真空ダイカストを行った後に鋳造品の金型からの取出しを容易にするために、キャビティ内部へ予め離型剤を噴霧・塗布してから型を締め、キャビティ内を真空引きした後にキャビティ内に溶湯を充填して真空ダイカストを行うことが従来より知られている。
離型剤は、水を主成分として構成されているため、真空ダイカストにおける真空引きの際に金型の分割面等に浸透した離型剤が、キャビティ内へ吸出されて溶湯と接触することにより大量の水蒸気が発生し、キャビティ内の湿度は所定値よりも高くなる。また、金型の外部冷却の際の冷却水がキャビティ内に吸出されて溶湯と接触することにより大量の水蒸気が発生し、キャビティ内の湿度が所定値よりも高くなることもある。このような大量の水蒸気が発生すると、鋳造品内部に空孔たるブローホールが生じて不良品となる。そこで、鋳造品内部にブローホールが生じたか否かの判断を行うために、キャビテイ内の湿度を測定することが行われている。
特許第2876949号公報(特許文献1)には、真空ダイカストにおけるキャビティ湿度計測方法及び真空ダイカストにおける品質管理方法が開示されている。キャビティ湿度計測方法に用いられるキャビティ湿度計測装置は、キャビティと真空タンクとを連通するバイパス回路と、バイパス回路に一端及び他端が連通する計測管路と、計測管路内の湿度を検出可能な湿度センサと、計測管路とバイパス管路との連通・遮断の切替えを行う2つの弁と、当該2つの弁を制御するためのコントローラとを備えている。湿度センサは、計測管路内であって2つの弁の間の位置に配置されている。
キャビティ湿度計測方法においては、先ず2つの弁を開くことによりキャビティからのエアを計測管路の湿度センサへと導く、次に、開弁から所定時間経過後に2つの弁を閉じて計測管内を密閉状態として、大気を計測管路内に封止する。このとき、キャビティ内のエアは、バイパス管路を介して真空タンクへ吸引され続ける。そして、封止されたエアについての湿度センサによる湿度の値が安定した値となるまで計測が続けられる。計測管路内のエアはキャビティから流入してきたエアであるため、計測により得られた湿度の値はキャビティ内のエアの湿度の値として認識される。
特許第2876949号公報(2頁〜5頁、図1)
しかし、上記公報記載のキャビティ湿度計測方法では、湿度センサが配置された計測管路内の2つの弁の間の部分において、蒸気が結露して計測管路内が濡れたり湿度センサが濡れたりすると湿度センサが乾くまで測定値が下がらなくなる。このような状態になってしまうと、湿度センサによってエアの湿度を正しく計測することが不可能になる。
そこで、本発明は、湿度センサが設けられている管路内が濡れたり、湿度センサが濡れてしまってもキャビティ内のエアの湿度の計測が可能なキャビティ湿度計測装置及びキャビティ湿度計測方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、キャビティ101aと真空発生手段152とを連通する第1真空排気管路10と、該第1真空排気管路10に一端20A及び他端20Bが連通する第2真空排気管路20と、該第2真空排気管路20内の所定領域20C内に配設され、該所定領域20C内の湿度を検出可能な湿度センサ30と、該第2真空排気管路20の該所定領域20Cと該第1真空排気管路10との連通・遮断の切替えを行う弁手段21、22と、該弁手段21、22を制御するためのコントローラとを備え、該弁手段21、22が該コントローラに制御されることにより該第2真空排気管路20の該所定領域20Cと該第1真空排気管路10とが遮断された状態のときに、該湿度センサ30は密閉状態とされた該所定領域20C内の湿度を検出するキャビティ湿度計測装置1において、該第2真空排気管路20の該所定領域20C内にエアを供給可能且つ該所定領域20Cからエアを排出可能な強制換気手段40、41、42、50、51を備えるキャビティ湿度計測装置1を提供している。
また、本発明は、上記キャビティ湿度計測装置1を用いて該第2真空排気管路20の該所定領域20C内の湿度を検出することにより該キャビティ101aの湿度を計測するキャビティ湿度計測方法を提供している。
本発明の請求項1記載のキャビティ湿度計測装置によれば、第2真空排気管路の所定領域内にエアを供給可能且つ所定領域からエアを排出可能な強制換気手段を備えているため、強制換気手段によって第2真空排気管路の所定領域内にエアを通風させて第2真空排気管路内の所定領域内及び湿度センサを乾燥させることができる。このため、結露により湿度が下がらなくなってキャビティ内のエアの湿度が計測不能になることを防止することができる。
本発明の請求項2記載のキャビティ湿度計測方法によれば、請求項1記載のキャビティ湿度計測装置を用いて第2真空排気管路の所定領域内の湿度を検出することによりキャビティの湿度を計測するため、結露により湿度が下がらなくなってキャビティ内のエアの湿度が計測不能になることを防止することができ、キャビティ内のエアの湿度を安定して計測することができる。
本発明の実施の形態によるキャビティ湿度計測装置及びキャビティ湿度計測方法について図1乃至図2を参照しながら説明する。先ず、キャビティ湿度計測装置1が設けられている真空ダイカスト用金型101について説明する。
図1に示されるように、真空ダイカスト用金型101は、可動型110と固定型120とを備えており、可動型110は可動ホルダ111と可動ダイス112とを備える。また、固定型120は固定ホルダ121と固定ダイス122とを備える。鋳造時に可動型110と固定型120とを図示せぬ鋳造機にセットして型閉めを行ったときに、可動ダイス112と固定ダイス122とによりキャビティ101aが形成される。
固定型120にはスリーブ保持孔120aが形成されており、スリーブ保持孔120aは固定型120の外面に開口する。スリーブ保持孔120a内には略中空円筒形状をしたスリーブ123が設けられており、スリーブ123内にはプランジャチップ124がスリーブ123の内周面に対して摺動可能に設けられている。
プランジャチップ124には、プランジャチップ124から延出しプランジャチップ124をスリーブ123内において摺動させるためのシャフト124Aが設けられている。プランジャチップ124のシャフト124Aには図示せぬストライカが取り付けられており、また、スリーブ内であって図示せぬストライカが通過する位置には、図示せぬ真空スタートリミットスイッチと高速リミットスイッチとが設けられている。図示せぬストライカがシャフト124Aと共に図1の左方向へ移動してゆき、図示せぬストライカが図示せぬ真空スタートリミットスイッチの位置を通過することにより真空スタートリミットスイッチがONとなるように構成されている。また、図示せぬストライカがシャフト124Aと共に図1の左方向へ移動してゆき、図示せぬストライカが図示せぬ高速リミットスイッチの位置を通過することにより高速リミットスイッチがONとなるように構成されている。
鋳造時に可動型110と固定型120とが図示せぬ鋳造機にセットされたときに、可動型110と固定型120とが互い対向する型分割面(PL面)101Aの一部であって固定型120の側には、凹部120Aが形成されており、凹部120Aには、キャビティ101a内のエアーを排気するための通路をなす真空バルブ130が、凹部120Aを埋めるようにしてはめ込まれている。真空バルブ130の外形は凹部120Aと略同一形状をしており、真空バルブ130が凹部120Aにはめ込まれることにより、真空バルブ130の一部であって可動型110に対向する面130Aは、型分割面101Aと面一となり型分割面101Aの一部をなす。
真空バルブ130は、バルブ部131と本体部132とピストン133とを備えており、ピストン133が駆動されることによってバルブ部131は、本体部132内に形成された流路132aを開閉可能に構成されている。本体部132内に形成された流路132aの一端は、真空ダイカスト用金型101に形成された排気ランナー101bを介してキャビティ101aに連通し、他端が真空ダイカスト用金型101の外面に開口して、後述のキャビティ湿度計測装置1の第1真空排気管路10の一端10Aに接続されている。排気ランナー101b内には図示せぬ溶湯感知センサが設けられている。
真空ダイカスト用金型101の外部には、図1に示されるように、キャビティ湿度計測装置1、真空計測センサ151、真空ダイカスト用真空タンク152、バルブ154が設けられており、後述のキャビティ湿度計測装置1の第1真空排気管路10の他端10Bはバルブ154に接続され、バルブ154は真空ダイカスト用真空タンク152に接続されている。真空ダイカスト用真空タンク152は、図示せぬ真空ポンプに接続されている。後述のキャビティ湿度計測装置1の第1真空排気管路10の一端10A寄りの部分は、図1に示されるように2つに分岐しており、一方には後述のキャビティ湿度計測装置1の第2真空排気管路20等(図2)が接続され、他方には、真空計測センサ151が接続されている。
キャビティ湿度計測装置1は、図2に示されるように、第1真空排気管路10と第2真空排気管路20と湿度センサ30と第1大気連通管40と第2大気連通管50と図示せぬコントローラとを備える。図1に示されるように第1真空排気管路10は、前述のように、一端10Aが流路132aの他端に接続され一端10A寄りの部分が2つに分岐し、他端10Bがバルブ154に接続されている。第1真空排気管路10の当該2つに分岐している部分とバルブ154に接続されている他端10Bとの間の位置には、図2に示されるように、第2真空排気管路20の一端20Aと他端20Bとがそれぞれ接続されており、第1真空排気管路10と第2真空排気管路20とは互いに連通している。第2真空排気管路20の一端20Aが第1真空排気管路10の当該2つに分岐している部分寄りの位置に接続され、他端20Bが第1真空排気管路10の他端10B寄りの位置に接続されている。
第2真空排気管路20の一端20A寄りの位置には第1弁21が設けられており、第2真空排気管路20の他端20B寄りの位置には第2弁22が設けられている。第1弁21及び第2弁22は弁手段に相当する。湿度センサ30は、第1弁21と第2弁22との間の第2真空排気管路20の部分である所定領域20C内に設けられており、当該所定領域20C内の湿度を検出可能である。湿度センサ30は図示せぬ計測装置に接続されており、図示せぬ計測装置は計測した湿度が異常な場合、例えば湿度が所定値以上の場合にはエラーを出力するように構成されている。
第1弁21及び第2弁22は電磁弁であり、それぞれ図示せぬコントローラに接続されている。第1弁21、第2弁22は、図示せぬコントローラによって制御させることにより、それぞれ真空排気管路連通位置と真空排気管路非連通位置との間で移動可能である。
第1弁21及び第2弁22が、図2に示されるように真空排気管路連通位置となることによって、第2真空排気管路20の所定領域20Cと第1真空排気管路10とが連通するように構成されている。また、第1弁21及び第2弁22が真空排気管路非連通位置となることによって第2真空排気管路20の所定領域20Cと第1真空排気管路10とが遮断され、後述の第1大気連通管40及び第2大気連通管50と第2真空排気管路20の所定領域20Cとが連通するように構成されている。
第1弁21、第2弁22には、それぞれ第1大気連通管40の一端40A、第2大気連通管50の一端50Aが接続されている。第1大気連通管40の他端40Bには第3弁41が接続されており、第3弁41には、第1大気連通管40内のエアを吸引し大気中へ排出するためのエジェクター42が接続されている。第3弁41は、図2に示されるように第1大気連通管40内からエジェクター42へエアの吸引を可能とする吸引可能位置と、エアの吸引を不能とする吸引不能位置との間で移動可能である。第2大気連通管50の他端50Bには第4弁51が接続されており、第4弁51は、第2大気連通管50と大気との連通を可能とする大気連通位置と大気との連通を不能とする大気連通不能位置との間で移動可能である。第3弁41及び第4弁51は電磁弁であり、図示せぬコントローラに接続され、コントローラによって制御される。第1大気連通管40、第3弁41、エジェクター42、第2大気連通管50、第4弁51、及び図示せぬコントローラは、強制換気手段に相当する。
一回の真空ダイカストを行う際に行われるキャビティ湿度計測装置1を用いて行うキャビティ湿度計測方法は以下のとおりである。従って、真空ダイカストを複数行う場合には、以下の工程が複数回繰返される。先ず、可動型110を固定型の方向へ移動させてゆき型締めし、図1に示されるようにキャビティ101aを画成する。次に、プランジャチップ124を前進、即ち、図1の左方向へ移動させることにより、図示せぬ給湯孔から注がれスリーブ123内に貯留されている溶湯をキャビティ101aへ低速射出する。
プランジャチップ124が前進しているときに、プランジャチップ124の図示せぬストライカが図示せぬ真空スタートリミットスイッチを通過することにより、真空スタートリミットスイッチがONになる。すると、第1真空排気管路10に接続された弁154が開になり、図示せぬコントローラは第2真空排気管路20に設けられた第1弁21及び第2弁22をOFFの状態、即ち、真空排気管路連通位置とする。また、第3弁41、第4弁51をONの状態、即ち、吸引不能位置、大気連通不能位置とする。この状態でキャビティ101a内のエアは、第1真空排気管路10及び第2真空排気管路20を介して真空タンク152へ吸引される。
次に、プランジャチップ124の図示せぬストライカが図示せぬ高速リミットスイッチを通過することにより高速リミットスイッチがONになると、プランジャチップ124が溶湯を高速射出する。そして、プランジャチップ124の図示せぬストライカが図示せぬ真空スタートリミットスイッチをONにしてから所定時間経過した後に、図示せぬコントローラは第1弁21及び第2弁22をONの状態、即ち、真空排気管路非連通位置とする。このとき、第3弁41及び第4弁51はONの状態、即ち吸引不能位置、大気連通不能位置となっているので、キャビティ101aから吸引されたエアは、第2真空排気管路20の所定領域20C内に封止される。
この状態で湿度センサ30は、封止されたエアの湿度計測を開始する。湿度センサ30により計測された湿度の値は図示せぬ計測装置に取込まれ、計測した湿度が異常な場合にはエラーを出力する。湿度センサ30による湿度計測を行っている間、キャビティ101a内のエアは第1真空排気管路10を介して真空タンク152へ吸引され、キャビティ101a内への溶湯の射出が継続される。
次に、キャビティ101a内に溶湯が充填され、排気ランナー101b内に配置された図示せぬ溶湯感知センサにおいて溶湯が感知されると、真空バルブ130のバルブ部131が閉じる。また、弁154が閉じ、真空タンク152によるキャビティ101a内のエアの吸引が終了する。
次に、可動型110を移動させて型開きし、キャビティ101aから鋳造品を取出し、次の鋳造の準備を行う。そして、第3弁41及び第4弁51をそれぞれOFFの状態、即ち吸引可能位置、大気連通可能位置とし、エジェクター42によって第1大気連通管40内、第2真空排気管路20の所定領域20C内、及び第2大気連通管50内のエアを吸引し、第2大気連通管50内に大気中のエアを吸引することにより、第2真空排気管路20の所定領域20C内及び湿度センサ30を乾燥させる。以上が一回の真空ダイカストを行う際に行われるキャビティ湿度計測装置1を用いて行うキャビティ湿度計測方法の工程である。
このように、エジェクター42によって第1大気連通管40内、第2真空排気管路20の所定領域20C内、及び第2大気連通管50内のエアを吸引し、第2大気連通管50内に大気中のエアを吸引することにより、第2真空排気管路20の所定領域20C内及び湿度センサ30を乾燥させるようにしたため、結露により湿度が下がらなくなってキャビティ内のエアの湿度が計測不能になることを防止することができる。
本発明によるキャビティ湿度計測装置及びキャビティ湿度計測方法は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、湿度センサ30よりも上流側、即ち、第2真空排気管路20の一端20A寄りの位置に、第1大気連通管40を介してエジェクター42を接続し、下流側、即ち、第2真空排気管路20の他端20B寄りの位置を、第2大気連通管50を介して大気開放可能としたが、この逆の構成として上流側の位置を大気開放可能として、下流側の位置にエジェクター42を接続するようにしてもよい。また、エジェクター42に代えてエアを供給する送風手段を用いてもよい。
また、3つの状態、即ち、第1真空排気管路10と第2真空排気管路20の所定領域20Cとを連通させる状態と、第2真空排気管路20の所定領域20Cが密閉された状態と、第2真空排気管路20の所定領域20Cが大気に連通した状態との切替えを行うために、それぞれ2つの位置の間を移動可能な第1弁〜第4弁21、22、41、51の4つの弁を設ける構成としたが、この構成に限定されない。例えば、第3の弁、第4の弁を設けずに、第1弁、第2弁をそれぞれ3つの位置の間で移動可能な構成として、上述の3つの状態を作り出すようにしてもよい。
また、本実施の形態では、プランジャチップ124の図示せぬストライカが図示せぬ真空スタートリミットスイッチをONにしてから所定時間経過した後に、図示せぬコントローラが第1弁21及び第2弁22をONの状態、即ち、真空排気管路非連通位置としたが、このようなタイマー制御に限定されない。真空バルブ130のバルブ部131が閉じる際の駆動信号により第1弁21及び第2弁22が真空排気管路非連通位置になるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、可動型110を移動させて型開きをした後に、第3弁41及び第4弁51をOFFの状態としたが、湿度センサの応答時間に対応したタイマー制御としてもよい。
本発明のキャビティ湿度計測装置及びキャビティ湿度計測方法は、キャビティ内に離型剤が塗布される真空ダイカスト等の分野において極めて有用である。
本発明の実施の形態によるキャビティ湿度計測装置が設けられている真空ダイカスト金型を示す概略図。 本発明の実施の形態によるキャビティ湿度計測装置を示す概略図。
符号の説明
1 キャビティ湿度計測装置
10 第1真空排気管路
20 第2真空排気管路
20A 一端
20B 他端
20C 所定領域
21 第1弁
22 第2弁
30 湿度センサ
40 第1大気連通管
41 第3弁
42 エジェクター
50 第2大気連通管
51 第4弁

Claims (2)

  1. キャビティと真空発生手段とを連通する第1真空排気管路と、
    該第1真空排気管路に一端及び他端が連通する第2真空排気管路と、
    該第2真空排気管路内の所定領域内に配設され、該所定領域内の湿度を検出可能な湿度センサと、
    該第2真空排気管路の該所定領域と該第1真空排気管路との連通・遮断の切替えを行う弁手段と、
    該弁手段を制御するためのコントローラとを備え、
    該弁手段が該コントローラに制御されることにより該第2真空排気管路の該所定領域と該第1真空排気管路とが遮断された状態のときに、該湿度センサは密閉状態とされた該所定領域内の湿度を検出するキャビティ湿度計測装置において、
    該第2真空排気管路の該所定領域内にエアを供給可能且つ該所定領域からエアを排出可能な強制換気手段を備えることを特徴とするキャビティ湿度計測装置。
  2. 請求項1記載のキャビティ湿度計測装置を用いて該第2真空排気管路の該所定領域内の湿度を検出することにより該キャビティの湿度を計測することを特徴とするキャビティ湿度計測方法。
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CN110501417A (zh) * 2019-09-20 2019-11-26 华北电力大学 一种基于声学的管道内蒸汽湿度在线监测系统及方法

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