JP2006237497A - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カッター装置のカッターが移動して切断された収納テープがカッター装置本体底壁上に落下して溜まらないようにすること。
【解決手段】 駆動モータの駆動により回動する一方の軸の両端部に設けられた各プーリと他端部に設けられた前後の各プーリとの間に張架された各ベルトと、この各ベルトに固定され各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持する一対の各保持部と、駆動モータの駆動により部品供給ユニットの並設方向に移動する際に電子部品が取出された後の収納テープを各保持部が保持するように該保持部を挟持しつつ互いに反対方向に回動する挟持部と、この挟持部と共に互いに反対方向に回動しつつ収納テープを切断する一対の各カッターとを備えたカッター装置とを備え、カッターが移動して切断して落下した収納テープを案内シュートが案内してカッター装置本体底壁が形成されていない開口部を介して落下させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置に関する。詳述すれば、更に各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に回転しながら移動しつつ切断する一対のカッターとを備えたカッター装置とを備えた電子部品装着装置に関する
ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置は、例えば特開2002−299892号公報等に開示されているが、このような電子部品装着装置における電子部品を取出した後の収納テープは切断装置により切断することが知られている。
そして、各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持しながら前記部品供給ユニットの並設方向に移動して切断するカッター装置を設ける技術も提案されている(特許文献1参照)。更に、カッター装置のカッターが移動して切断された収納テープがカッター装置本体底壁上に落下して溜まるので、掻き落としブラシによりカッター装置本体底壁が形成されていない開口部を介して落下させることが考えられる。
特開2004−342634号公報
しかし、カッター装置本体底壁上に落下して溜まった切断された収納テープは前記掻き落としブラシにより掻き落とされるが、ときに掻き落としこぼれが生じるので、その対策を講じなければならないという問題があった。
そこで本発明は、カッター装置のカッターが移動して切断された収納テープがカッター装置本体底壁上に落下して溜まらないようにすることをも目的とする。
このため第1の発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に回転しながら移動しつつ切断する一対のカッターとを備えたカッター装置とを備え、前記カッターが移動して切断して落下した収納テープを案内シュートが案内してカッター装置本体底壁が形成されていない開口部を介して落下させることを特徴とする。
第2の発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸の両端部に設けられた各プーリと他端部に設けられた前後の各プーリとの間に張架された各ベルトと、この各ベルトに固定され各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持する一対の各保持部と、前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に各部品供給ユニットの電子部品が取出された後の収納テープを前記各保持部が保持しつつ回転しながら切断する一対の各カッターとを備えたカッター装置とを備え、前記カッターが移動して切断して落下した収納テープを案内シュートが案内してカッター装置本体底壁が形成されていない開口部を介して落下させることを特徴とする。
第3の発明は、ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸の両端部に設けられた各プーリと他端部に設けられた前後の各プーリとの間に張架された各ベルトと、この各ベルトに固定され各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持する一対の各保持部と、前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に各部品供給ユニットの電子部品が取出された後の収納テープを前記各保持部が保持するように該保持部を挟持しつつ互いに反対方向に回動する挟持部と、この挟持部と共に互いに反対方向に回動しつつ前記収納テープを切断する一対の各カッターとを備えたカッター装置とを備え、前記カッターが移動して切断して落下した収納テープを案内シュートが案内してカッター装置本体底壁が形成されていない開口部を介して落下させることを特徴とする。
第4の発明は、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記案内シュートは前記カッター装置本体底壁上に切断された収納テープが落下しないように邪魔をすると共に前記開口部へ向けて傾斜していることを特徴とする。
第5の発明は、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記一対のカッターは一方向への移動時に収納テープを切断し、前記案内シュートは切断方向の側の端部に設けられていることを特徴とする。
本発明は、カッター装置のカッターが移動して切断された収納テープがカッター装置本体底壁上に落下して溜まらないようにすることことができる。従って、落下して溜まった切断された収納テープを、掻き落としブラシにより掻き落とす必要もない。
電子部品装着装置1の平面図である図1において、基台2に種々の電子部品を夫々その部品取出位置(部品吸着位置)に1個ずつ供給する部品供給装置としての部品供給ユニット3が着脱可能に複数並設固定されている。対向する部品供給ユニット3群の間には2つの位置決め部4が設けられ、上流側装置より受けたプリント基板Pをコンベア6を介して前記位置決め部4に搬送し、この位置決め部4で図示しない位置決め機構により位置決めされた該プリント基板P上に電子部品が装着される。
この電子部品装着装置1には、左右部にX方向に長い各一対のビーム5が夫々設けられ、各ビーム5は各リニアモータ(図示せず)の駆動により左右一対のガイドに沿って前記各ビーム5に固定されたスライダが摺動して前記位置決め部4上のプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品取出位置(部品吸着位置)上方を個別にY方向に移動する。前記リニアモータは、前記基台2に固定された上下一対の固定子と、前記ビーム5の両端部に設けられた取付板の下部に固定された可動子とから構成される。
また、各ビーム5にはその長手方向、即ちX方向にリニアモータによりガイドに沿って移動する装着ヘッド7が夫々設けられている。そして、前記リニアモータは、ビーム5に固定された前後一対の固定子と、前記装着ヘッド7に設けられた可動子とから構成される。各装着ヘッド7には、夫々バネにより上方へ付勢されている12本の吸着ノズル(図示せず)が周縁部に所定間隔を存して配設されている。また、吸着ノズルは前記装着ヘッド7に各θ軸駆動モータによりθ方向に回転可能に設けられると共に各上下軸駆動モータにより上下動可能に設けられている。また、各装着ヘッド7には基板認識カメラ8が設けられている。
9は部品認識カメラで、前記各装着ヘッド7に対応してそれぞれ1個ずつ計4個設けられ、電子部品が吸着ノズルに対してどれだけ位置ずれして吸着保持されているかXY方向及び回転角度につき、位置認識するために複数の前記吸着ノズルに吸着保持された全ての電子部品を一括して撮像する。
10は電子部品を取出した後の各収納テープTを切断するカッター装置で、部品供給ユニット3群に対応して設けられ、図2乃至図4に基づき以下詳述する。先ず、11は正逆転可能な駆動モータで、この駆動モータ11の出力軸12に設けられたプーリ13と従動軸14の前端部に設けられたプーリ15との間にはタイミングベルト16が張架されている。平面視矩形状のカッター本体17の左端部において本体前側壁17A、17a、本体後側壁17B、17bの外方に前記従動軸14にプーリ19A、19Bが設けられ、カッター本体17の右端部において各前後側壁17A、17Bの外方に支持された従動軸18A、18Bにプーリ20A、20Bが設けられ、一対のプーリ19A、19Bと一対のプーリ20A、20Bとの間にはそれぞれタイミングベルト21A、21Bが張架され、この各ベルト21A、21Bにそれぞれカッターユニット23A、23Bが固定されている。なお、前記従動軸14に設けられたプーリ15の後側にプーリ19Aが設けられている。
従って、カッター本体17の本体前後側壁17A、17Bの外方にプーリ19A、19B、20A、20B、タイミングベルト21A、21Bが配設されるので、電子部品を取出した後の収納テープTを切断するためのカッターユニット23A、23Bを移動させるためのプーリ19A、20Aとタイミングベルト21Aとの間、又はプーリ19B、20Bとタイミングベルト21Bとの間に切断された屑テープが入り込まないようにすることができる。この結果、前記屑テープの入り込みにより発生するタイミングベルト21A又は21Bのいずれか一方の移動停止によるカッターユニット23Aとカッターユニット23Bとのずれを回避でき、収納テープの切断を確実に継続させることができる。
なお、前記カッター本体17は、前後側壁17A、17a、17B、17b、左右側壁17C、17D及び左右端部に設けられた底壁17Eとから構成され、この底壁17Eは各カッターユニット23A、23Bを設けるうえで、平面視矩形状の側壁だけでは強度面では足らないため必要であるが、底面全域に設けると屑テープを落下させることができないため、左右端部のみに設けられる。
そして、前記駆動モータ11が正逆転することによりプーリ13とプーリ15との間のタイミングベルト16を介して従動軸14が回転し、プーリ19A、19Bとプーリ20A、20Bとの間のタイミングベルト21A、21Bも回転移動し、このタイミングベルト21A、21Bに上端部が固定された各カッターユニット23A、23Bが左右に往復移動する。このとき、前記カッター本体17の左右側壁17C、17D間には保持部材25が設けられ、各部品供給ユニット3の電子部品が取出された収納テープを保持した状態で各カッターユニット23A、23Bが移動することとなる。以下、このカッターユニット23A、23B及び保持部材25について詳述する。
先ず、前記保持部材25は前記カッター本体17の左右側壁17C、17Dに夫々固定される支持部25Aと、この支持部25Aに支軸を介して夫々一端部が回動可能に連結されて対向する方向に少し凹んだ形状を呈してコイルバネ25Bにより外方に開くように付勢された左右一対の弾性部25Cと、この左右の弾性部25Cを連結する保持部25Dとから構成される。この保持部25Dは断面形状がコの字形状を呈した外枠体25D1と、この外枠体25D1内に埋設された弾性を有する合成樹脂材料で作製された弾性体25D2とから構成される。
図3の手前側の一方のカッターユニット23Aは、ユニット本体24Aと、前記タイミングベルト21Aを挟持して固定される固定部26Aと、カッター本体17に設けられたガイド33Aに嵌合するスライダ27Aと、前記ユニット本体24Aに設けられた支軸28Aの回りをベアリング32Aを介して回転可能に支持される概ね円筒状の挟持部29Aと、この挟持部29A下部に固定される薄板ドーナツ状のカッター30Aとから構成される。
図3の奥側の他方のカッターユニット23Bは、中間部に平面視楕円状の凹溝43が形成されると共にこの凹溝43の中間部に平面視楕円状の開口44が開設されたユニット本体24Bと、前記タイミングベルト21Bを挟持して固定される固定部26Bと、カッター本体17に設けられたガイド33Bに嵌合するスライダ27Bと、前記ユニット本体24Bに一端部が回転可能に設けられた支軸40に固定された揺動部材41と、この揺動部材41の他端に設けられた支軸28Bの回りをベアリング32Bを介して回転可能に支持されると共に前記揺動部材41の揺動に伴い前記開口44内で移動する概ね円筒状の挟持部29Bと、この挟持部29B下部に固定される薄板ドーナツ状のカッター30Bと、前記挟持部29Bを対応する保持部25Dに圧接するように付勢するもので前記揺動部材41に一端部が挿入された付勢体であるスプリング42とから構成される。
なお、前記開口44内を貫通する支軸28Bの回りには、その下面が凹溝43の底面に接して前記揺動部材41の揺動に伴う挟持部29Bの移動を案内するガイド45が設けられている。
そして、図3に示すように、カッターユニット23A、23Bがカッター装置10の左右のいずれかの端部位置にあるときには、カッターユニット23A、23Bの各挟持部29A、29Bが保持部材25の各弾性部25Cを外側から押圧している状態であるが、前記駆動モータ11の駆動によりタイミングベルト21A、21Bが回転移動してカッターユニット23A、23Bがガイド33A、33Bに沿って左右に移動する際に、図7に示すように、各挟持部29A、29Bが各弾性部25Cに接している状態から各保持部25Dの外枠体25D1に接して外側から各保持部25Dの弾性体25D2同士を圧接するため、各挟持部29A、29B及びカッター30A、30Bは支軸28A、28Bを支点として互いに逆方向に回動しながら移動することとなる。
図4において、31は電子部品が取出された後の収納テープTを前記一対の保持部25D間に案内する案内部材で、この案内部材31の横幅は並設される部品供給ユニット3の略全域に亘って設けられており、上面及び下面が開口した概ね角筒状を呈しており、この角筒を形成する一面の下方位置の一方の保持部25Dの外枠体25D1には案内部材31と共に前記収納テープTを両保持部25D間に位置させるためのガイド34が設けられる。
なお、35は各カッターユニット23A、23Bの右側面(図2参照)に設けられ前記右の底壁17E上に溜まった屑テープを該底壁17Eから掻き落とす掻き落とし部材としての掻き落としブラシで、この掻き落としブラシ35を各カッターユニット23A、23Bの右側面に設けたのは、図3における右方から左方に各カッターユニット23A、23Bが移動した場合にのみ、電子部品が吸着取出された収納テープTを切断するから、後述する右側の底壁17Eの上に落下し、溜まる屑テープの量は少ないが、溜まった屑テープを掻き落とすためである。即ち、各カッターユニット23A、23Bが収納テープを切断していく方向である左方に移動して停止した位置より左方位置には、その下端が斜め内方に傾斜した落下案内シュート36を設けてユニット本体17の左の底壁17E上に切断された屑テープが落下しないように邪魔をすると共に屑テープを案内して底壁17Eが形成されていない開口部17Fを介して下方へ落下させる。これに対し、各カッターユニット23A、23Bが右方に移動して停止した位置より右方位置、即ちユニット本体17の右端から図2に破線17Gに示した位置までには、左の底壁17Eより中央方向に延びた右の底壁17Eが設けられており、右の底壁17E上に屑テープが落下するため、各カッターユニット23A、23Bが右端部から左方へ移動する際に前記掻き落としブラシ35により屑テープを開口部17Fを介して落下させるためである。
以上の構成により、以下電子部品装着動作について説明する。先ず、プリント基板Pを図示しない上流側装置より左方の位置決め部4に搬入し、位置決め機構により位置決め動作を開始する。
そして、左右の装着ヘッド7の前後いずれかの装着ヘッド7が各プリント基板Pの上方に移動して、各プリント基板Pに付された位置決めマークを撮像して、認識処理装置(図示せず)が各プリント基板の位置の認識処理をする。この撮像後、記憶装置(図示せず)に格納されたプリント基板Pの装着すべきXY座標位置、鉛直軸線回りへの回転角度位置及び配置番号等が指定された装着データ等に従い、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出す。具体的には、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を収納する各部品供給ユニット3上方に位置するよう移動するが、Y方向はリニアモータが駆動して一対のガイドに沿って各ビーム5が移動し、X方向は同じくリニアモータが駆動してガイドに沿って各装着ヘッド7が移動する。
そして、既に所定の各供給ユニット3は駆動されて部品吸着位置にて部品が取出し可能状態にあるため、上下軸駆動モータの駆動により前記吸着ノズルを所定ストローク降下させ、当該部品供給ユニット3から電子部品を吸着し、更に上昇する。
そして、前述の如く、装着ヘッド7をXY方向に移動させて、部品認識カメラ9の上方に移動させて、吸着保持した電子部品の撮像及びその画像取込を実行し、認識処理装置により部品認識処理を開始する。装着すべき電子部品の認識処理結果及び前記プリント基板Pの位置認識処理結果に基づき、制御装置(図示せず)は前記各リニアモータ、θ軸駆動モータを制御してXYθ補正して、上下軸駆動モータの駆動により前記吸着ノズルを所定ストローク降下させ、電子部品をプリント基板P上に装着する。
そして、当該プリント基板P上に所定の電子部品が全て装着されると、両位置決め部4と4との間にあるプリント基板Pを右方の位置決め部4に移動させると共に左方の位置決め部4にあるプリント基板Pを両位置決め部4と4との間に移動させ、また上流側から左方の位置決め部4に移動させる。この後、電子部品装着装置1の左部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出し左方の位置決め部4にあるプリント基板P上に装着し、電子部品装着装置1の右部に位置する各装着ヘッド7の吸着ノズルが装着すべき電子部品を対向する部品供給ユニット3群から吸着して取出し右方の位置決め部4にあるプリント基板P上に装着する。以下、同様に各プリント基板Pに電子部品を装着するものである。
そして、プリント基板Pへの全ての電子部品の装着動作が終了した後の下流への基板搬送時は勿論のこと、これに限らず、所定の部品供給ユニット3群のうちの任意の部品供給ユニット3の収納テープTの送り動作が終了した後、任意の次の電子部品の送り動作が開始するまでの間に、当該部品供給ユニット3群に対応するカッター装置10を動作させて、当該部品供給ユニット3群の電子部品を取出した後の各収納テープTを切断する。以下、この切断動作について、詳述する。
即ち、先ず図3に示すように、カッターユニット23A、23Bがカッター装置10の右端部位置にあるときには、カッターユニット23A,23Bの各挟持部29A、29Bが保持部材25の各弾性部25Cをコイルバネ25Bの付勢力に抗して外側から押圧している状態であるが、前記駆動モータ11の駆動により出力軸12が回動してタイミングベルト16を介して従動軸14が回動するので、各タイミングベルト21A、21Bが回転移動して各カッターユニット23A、23Bがガイド33A、33Bに沿って左に移動する際に、図7に示すように、各挟持部29A、29Bが各弾性部25Cに接している状態から各保持部25Dの外枠体25D1に接して、外側から各保持部25Dの弾性部25B同士を圧接させるようにしながら各挟持部29A、29Bが互いに反対方向に回動するので、カッター30A、30Bも互いに反対方向に回動しながら移動して各保持部25Dに保持された電子部品取出し後の収納テープTを切断することとなる。
従って、カッターユニット23A、23Bが移動していない状態では、各部品供給ユニット3からの電子部品を取出した後の収納テープTは案内部材31により一対の保持部25D間に案内され、カッターユニット23A、23Bが移動する際にはこの収納テープTを各保持部25Dで保持しつつ移動することとなり、この移動をしながら回転するカッター30A、30Bが収納テープTを確実に切断することとなり、このカッターユニット23A、23Bは収納テープTの切断のために左端部に到達した後、元の右端部位置に戻って停止する。
また、カッターユニット23A、23Bが収納テープTの切断のために左方へ移動した際に、切断後の屑テープは開口部17Fを介して落下するが、左端部では底壁17E上に屑テープが溜まらないように落下案内シュート36により切断された屑テープを案内して底壁17Eが形成されていない開口部17Fを介して下方へ落下させる。これに対し、各カッターユニット23A、23Bが右方に移動して停止した位置より右方位置には、右の底壁17E上に屑テープが落下するため、右端部から左方への移動の際に開口部17Fを介して掻き落としブラシ35により屑テープを落下させる。なお、各カッターユニット23A、23Bは右方に移動する際には収納テープを切断しないため、右側の底壁17E上への屑テープの落下量を極力少なくすることができる。
なお、前記落下案内シュート36は、カッター装置10の左端部にのみ設けたが、これに限らず右端部にも、即ち両端部に設けても良い。
そして、切断された電子部品取出し後の収納テープ(屑テープ)や、ときに電子部品などの異物MMが前記保持部材25を構成する一対の保持部25D間に入り込むことがある。すると、図8に示すように、異物MMが保持部25Dを介して奥側のカッターユニット23Bの挟持部29Bをスプリング42の付勢力に抗して外方へ押しやるので、揺動部材41をスプリング42の付勢力に抗して支軸40を介して揺動させることにより開口44内で挟持部29Bが移動する。
従って、異物MMを各保持部25Dの間に挟みこんでも、揺動部材41の揺動により奥側のカッターユニット23Bの挟持部29Bをスプリング42の付勢力に抗して外方に押しやるので、異物MMによる衝撃を吸収できる。なお、大きな衝撃があった場合には、大きなトルクがかかるとトルクリミッタにより前記駆動モータ11の運転を停止させ、このカッター装置10を保護することができる。
そして、前記一対の保持部25Dの間に異物MMを挟んだときに前記揺動部材41が揺動しても、この揺動範囲が前記カッターユニット23A、23Bの一対のカッター30A、30Bの重なり代がなくならないように設定してあるので、前記挟持部29Bと共にカッター30Bも他方のカッター30Aから離れ、カッターユニット23A、23Bがその後異物MMより更に先方に移動した後にスプリング42の付勢力により前記カッターユニット23Bが23Aに近づく際には、確実に刃の重なりが上下反対になることなく戻るので、以後も切断に供することができる。即ち、異物MMがカッター装置10の一対の保持部25D間に入り込んだ際に一対のカッターユニット23A、23Bのカッター30A、30Bの間隔が離れるが、異物MMが無い状態における一対のカッター30A、30Bの重なり代を異物MMにより揺動する揺動部材41の揺動範囲を設定することにより、異物MMを挟んでもカッター30A、30Bの重なりが無くならないので、その後に互いに近づく際に刃の重なりが反対になることがなくなる。この場合、前記揺動範囲は想定される屑テープや電子部品などの異物MMの大きさを考慮して設定される。
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 カッター装置の正面図である。 カッター装置の待機状態における平面図である。 カッター装置の縦断右側面図である。 カッター装置のカッターユニットが右端部に移動した状態の部分平面図である。 カッター装置のカッターユニットの左端部への移動途中の平面図である。 カッター装置のカッターユニットの左端部への移動途中の部分平面図である。 カッター装置のカッターユニットが移動した状態で異物がある状態の部分平面図である。
符号の説明
1 電子部品装着装置
3 部品供給ユニット
5 ビーム
7 装着ヘッド
10 カッター装置
11 駆動モータ
17 カッター本体
17E 底壁
17F 開口部
23A、23B カッターユニット
25 保持部材
25C 弾性部
25D 保持部
30A、30B カッター
36 落下案内シュート

Claims (5)

  1. ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持する保持装置と、該保持装置により保持された収納テープを前記部品供給ユニットの並設方向に回転しながら移動しつつ切断する一対のカッターとを備えたカッター装置とを備え、前記カッターが移動して切断して落下した収納テープを案内シュートが案内してカッター装置本体底壁が形成されていない開口部を介して落下させることを特徴とする電子部品装着装置。
  2. ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸の両端部に設けられた各プーリと他端部に設けられた前後の各プーリとの間に張架された各ベルトと、この各ベルトに固定され各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持する一対の各保持部と、前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に各部品供給ユニットの電子部品が取出された後の収納テープを前記各保持部が保持しつつ回転しながら切断する一対の各カッターとを備えたカッター装置とを備え、前記カッターが移動して切断して落下した収納テープを案内シュートが案内してカッター装置本体底壁が形成されていない開口部を介して落下させることを特徴とする電子部品装着装置。
  3. ビームを一方向に移動可能に設けると共に吸着ノズルを備えた装着ヘッドを前記ビームに沿って移動可能に設け、複数並設された部品供給ユニットより収納テープ内の電子部品を吸着ノズルにより吸着取出して、基板位置決め部に位置決め保持されたプリント基板上に前記吸着ノズルに保持された電子部品を装着する電子部品装着装置において、一端部に設けられた駆動モータの駆動により回動する一方の軸の両端部に設けられた各プーリと他端部に設けられた前後の各プーリとの間に張架された各ベルトと、この各ベルトに固定され各部品供給ユニットの電子部品を取出した後の収納テープを保持する一対の各保持部と、前記駆動モータの駆動により前記部品供給ユニットの並設方向に移動する際に各部品供給ユニットの電子部品が取出された後の収納テープを前記各保持部が保持するように該保持部を挟持しつつ互いに反対方向に回動する挟持部と、この挟持部と共に互いに反対方向に回動しつつ前記収納テープを切断する一対の各カッターとを備えたカッター装置とを備え、前記カッターが移動して切断して落下した収納テープを案内シュートが案内してカッター装置本体底壁が形成されていない開口部を介して落下させることを特徴とする電子部品装着装置。
  4. 前記案内シュートは前記カッター装置本体底壁上に切断された収納テープが落下しないように邪魔をすると共に前記開口部へ向けて傾斜していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子部品装着装置。
  5. 前記一対のカッターは一方向への移動時に収納テープを切断し、前記案内シュートは切断方向の側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子部品装着装置。

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