JP2006235956A - オフィス業務システムおよびプログラム - Google Patents

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真則 高岡
Tomoharu Yamaguchi
智治 山口
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宮本  剛
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Abstract

【課題】 業務対象物とユーザとの全ての組合せを記憶することなく、業務対象物とユーザに適応したオフィス業務におけるアプリケーションを自動的に選択することを可能にする。
【解決手段】 業務対象物にRFIDタグ31を添付し、ユーザにRFIDタグ読取装置21を割り当て、タグIDと業務対象物種別との対応を業務対象物種別記憶部121に記憶し、リーダIDとユーザ種別との対応をユーザ種別記憶部122に記憶し、業務対象物種別とユーザ種別との組合せとアプリケーション情報との対応をアプリケーション情報記憶部123に記憶する。タグIDから業務対象物種別を求め、リーダIDからユーザ種別を求め、その業務対象物種別とユーザ種別との組合せから、業務対象物とユーザに最適なアプリケーションを自動的に決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、オフィス業務システムおよびプログラムに関し、特にアプリケーション決定機能を有するオフィス業務システムおよびプログラムに関する。
従来のオフィス業務システムは、複数のアプリケーションの中からユーザの目的とするアプリケーションを起動するため、メニューを表示しその中からユーザに選択させるシステムとしているが、ユーザの目的とするアプリケーションの選択作業を効率化するため、ユーザ情報を設定することによりユーザの業務に適したメニューのみ表示させる技術があった(例えば、特許文献1、2参照)。
ここで、業務管理システムは、業務管理サーバ、バーコードリーダを備える端末、それぞれを接続するネットワークから構成され、業務管理サーバは、データベースとプログラム選定機能部を備え、プログラム選定機能部は、端末から送信されるバーコード情報を元に書類を識別し、データベースに記録されているその書類に対する作業の進捗状況に応じて端末へ提供するプログラムを選定する機能を有し、データベースは、処理状態テーブル、実行条件テーブル、顧客情報テーブルを備え、さらに端末へ提供する各種実行プログラムを備えることで、書類を識別するために付された識別子を利用して、その書類に関する業務の進捗状況を管理し、識別子読取装置を備える端末装置に対して、前記業務に係る情報と業務支援を行なうことができる技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第2689258号公報 特開2001−75788号公報 特開2004−118315号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
第1の問題点は、 書類や伝票等の業務対象物に応じて自動的にアプリケーションの選択が行なわれないことにより、ユーザによるアプリケーションの選択が煩雑になり、アプリケーションの選択間違いが発生する可能性があることである。
その理由は、従来の業務システムでは、システムによる業務対象物の自動的な識別と、システムによるユーザの自動的な識別と、ユーザと業務対象物の組合せとアプリケーションとの対応を記憶してアプリケーションの選択を行なうことについて、何ら考慮されていないためである。
第2の問題点は、ユーザと業務対象物の組合せとアプリケーションとの対応を記憶して、アプリケーションの検索を行なうためには、大容量の記憶装置が必要となり、検索時間も遅くなるということである。
その理由は、ユーザと業務対象物の組合せとアプリケーションの対応を全て記憶しなければならないからである。
そこで、本発明は、操作者であるユーザと書類や伝票等の業務対象物とを自動的に識別することによって、これらの組合せから最適なアプリケーションを自動的に選択し、ユーザの操作性を向上することができるオフィス業務システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1のオフィス業務システムは、業務対象物にRFIDタグを添付し、ユーザにRFIDタグ読取装置を割り当て、RFIDタグとRFIDタグ読取装置を識別することで対応する業務対象物とユーザを識別してから,アプリケーションの決定を行なう。より具体的には、業務対象物に添付したRFIDタグおよびRFIDタグに記憶されたすべてのRFIDタグにわたって一意の識別子であるタグID(図6の31)と、ユーザに割り当てたRFIDタグ読取装置およびRFIDタグ読取装置に記憶されたすべてのRFIDタグ読取装置にわたって一意の識別子であるリーダID(図6の21)と、タグIDとリーダIDとからアプリケーションを決定するアプリケーション決定手段(図6の114)とを有する。
また、本発明の第2のオフィス業務システムは、業務対象物にRFIDタグを添付し、ユーザにRFIDタグ読取装置を割り当て、業務対象物を業務対象物種別に変換し、ユーザをユーザ種別に変換し、業務対象物種別とユーザ種別を識別することで対応する業務対象物の種別とユーザの種別を識別してからアプリケーションの決定を行なう。より具体的には、業務対象物に添付したRFIDタグおよびRFIDタグに記憶されたすべてのRFIDタグにわたって一意の識別子であるタグID(図2の31)と、ユーザに割り当てたRFIDタグ読取装置およびRFIDタグ読取装置に記憶されたすべてのRFIDタグ読取装置にわたって一意の識別子であるリーダID(図2の21)と、タグIDから業務対象物種別を対応付ける業務対象物種別解決手段(図2の111)と、リーダIDからユーザ種別を対応付けるユーザ種別解決手段(図2の112)と、業務対象物種別とユーザ種別とからアプリケーションを決定するアプリケーション決定手段(図2の113)とを有する。
[効果をもたらす手段の働き]業務対象物にはRFIDタグが添付される。RFIDタグに記憶してあるタグIDにより、業務対象物が一意に決まる。
ユーザにはRFIDタグ読取装置が割り当てられる。RFIDタグ読取装置に記憶してあるリーダIDによりユーザが一意に決まる。
業務対象物種別記憶部には、タグIDと業務対象物種別との対応が記憶される。業務対象物種別は、業務対象物を分類してそのグループを識別するものであり、業務対象物の数に比べて業務対象物種別の数ははるかに少ない。
ユーザ種別記憶部には、リーダIDとユーザ種別との対応が記憶される。ユーザ種別は、ユーザを分類してそのグループを識別するものであり、ユーザの数に比べてユーザ種別の数ははるかに少ない。
アプリケーション情報記憶部は、業務対象物種別とユーザ種別との組合せとアプリケーションとの対応が記憶される。多数の業務対象物を分類した少数の業務対象物種別と、多数のユーザを分類した少数のユーザ種別とからアプリケーション情報を導く。
第1の効果は、業務対象物にRFIDタグを添付し、ユーザにRFIDタグ読取装置を割り当てるだけで、サービスの決定が可能となることにある。この結果、ユーザの操作性が向上し、メニュー選択の煩雑性の解消と選択間違い等の弊害を解消できる。
その理由は、業務対象物に添付されたRFIDタグに記憶してあるタグIDと、ユーザに割り当てられたRFIDタグ読取装置に記憶してあるリーダIDとに基づいて、アプリケーションを自動的に決定するためである。
第2の効果は、 業務対象物を業務対象物種別に分類した対応表と、ユーザをユーザ種別に分類した対応表を記憶するだけで、アプリケーション決定のためのルール数が削減できることにある。この結果、アプリケーション情報記憶部の容量が削減でき、検索速度も向上する。
その理由は、 タグIDを業務対象物種別に変換し、リーダIDをユーザ種別に変換した後、アプリケーション情報記憶部を検索するためである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態のオフィス業務システムについて説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、アプリケーションの決定と決定のための条件を管理する業務管理手段1と、個々のユーザに割り当てられユーザを一意に識別するユーザ識別手段2と、業務の対象となる書類や伝票等の業務対象物を一意に識別する業務対象物識別手段3と、書類管理や承認手続き等のサービスを提供するオフィス業務アプリケーションが実行される業務アプリケーションサーバ等の複数のアプリケーション実行手段4とを含む。
業務管理手段1は、業務対象物識別手段3により識別された業務対象物の属する業務対象物種別を判定する業務対象物種別解決手段111と、ユーザ識別手段2により識別されたユーザの属するユーザ種別を判定するユーザ種別解決手段112と、業務対象物種別とユーザ種別に基づいて使用すべきアプリケーションを決定するアプリケーション決定手段113とを備える。
次に、図2を参照して、業務管理手段1と、ユーザ識別手段2と、業務対象物識別手段3の構成について説明する。
業務対象物識別手段3は、無線により識別情報や任意に記憶した情報等をRFID読取装置に対して送受信可能なRFIDタグ(ICタグ)であるRFIDタグ31を備える。
RFIDタグ31は、予めすべてのタグにわたって一意であるタグIDを記憶している。
ユーザ識別手段2は、RFIDタグに記憶された情報の読み書きを行なうRFIDタグ読取装置21を備える。
RFIDタグ読取装置21は、予めすべてのRFIDタグ読取装置にわたって一意であるリーダIDを記憶している。RFIDタグ読取装置21は、RFIDタグ31をRFIDタグ読取装置21に接近させることによりRFIDタグ31が持つタグIDを読み取る機能と、タグIDとリーダIDを業務管理手段1に通知する機能を備える。
業務管理手段1は、業務対象物種別解決手段111と、ユーザ種別解決手段112と、アプリケーション決定手段113とを備えるが、さらに第1の通信手段141と、第2の通信手段142とを備える。
業務対象物種別解決手段111は、業務対象物種別解決部131と、業務対象物種別記憶部121とを備えている。
業務対象物種別記憶部121は、タグIDをキーとして、個々のタグIDと業務対象物種別を対応付けて記憶する。
業務対象物種別解決部131は、第1の通信手段141を通じてRFIDタグ読取装置21から受け取ったタグIDをキーにして、業務対象物種別記憶部121に記憶された業務対象物種別を検索する。
ユーザ種別解決手段112は、ユーザ種別解決部132と、ユーザ種別記憶部122とを備える。
ユーザ種別記憶部122は、リーダIDをキーとして、個々のリーダIDとユーザ種別を対応付けて記憶する。
ユーザ種別解決部132は、第1の通信手段141を通じてRFIDタグ読取装置21から受け取ったリーダIDをキーにして、ユーザ種別記憶部122に記憶されたユーザ種別を検索する。
アプリケーション決定手段113は、アプリケーション決定部133と、アプリケーション情報記憶部123とを備える。
アプリケーション情報記憶部123は、業務対象物種別とユーザ種別の組合せをキーとして、業務対象物種別とユーザ種別の個々の組合せとアプリケーション情報を対応付けて記憶する。
アプリケーション決定部133は、業務対象物種別解決手段111で得られた業務対象物種別と、ユーザ種別解決手段112で得られたユーザ種別とをキーにして、アプリケーション情報記憶部123に記憶されたアプリケーション情報を検索する。
アプリケーション実行手段4は、業務管理手段1からの指示に従って、業務対象物とユーザに関するオフィス業務を実行する機能を備える。
第1の通信手段141は、RFIDタグ読取装置21が送信するタグIDとリーダID等を含む情報を受信する機能を備える。
第2の通信手段142は、業務管理手段1において決定したアプリケーション情報に対応するアプリケーション実行手段4に対してサービス起動指示を通知する機能を備える。
次に、図2および図3を参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。
ユーザが所有するRFIDタグ読取装置21に対し、業務対象物に添付されたRFIDタグ31を読み込ませることにより、RFIDタグ31が記憶しているタグIDが、RFIDタグ読取装置21に供給される。RFIDタグ読取装置21は、このタグIDと、自身が記憶するリーダIDとを、業務管理手段1へ第1の通信手段141を通して通知する。これにより、業務管理手段1は、タグIDとリーダIDを受信する(図3のステップA1)。
業務対象物種別解決部131は、業務対象物種別記憶部121からタグIDに対応する業務対象物種別を取得する(図3のステップA2)。
次に、ユーザ種別解決部132は、ユーザ種別記憶部122からリーダIDに対応するユーザ種別を取得する(図3のステップA3)。
次に、アプリケーション決定部133は、アプリケーション情報記憶部123から、取得した業務対象物種別とユーザ種別とからなる組合せに対応したアプリケーション情報を取得する(図3のステップA4)。
取得したアプリケーション情報から、ユーザにサービスすべきアプリケーション実行手段4が得られるので、そのアプリケーション実行手段4に対し、タグIDとリーダID等の情報及びアプリケーション起動指示を通知する(図3のステップA5)。通知を受けたアプリケーション実行手段4は、業務対象物とユーザに対応したアプリケーションを実行する。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図4を参照すると、本発明の第2の実施形態は、図2に示された第1の実施の形態における構成に加え、ネットワーク端末装置5を有する点で異なる。
ネットワーク端末装置5は、キーボード等のユーザからの入力装置や、ディスプレイ等の表示装置および情報処理機能や記憶機能を備えたパーソナルコンピュータや携帯端末等の情報通信機器である。ネットワーク端末装置5の入力装置及び表示装置を通じて、アプリケーション実行手段4が提供するサービスをユーザに提供する機能を備える。
すなわち、例えば、アプリケーション実行手段4が提供するWebアプリケーションをネットワーク端末5におけるブラウザを通じてサービスを受けることができる。もしくはその他の手段により、アプリケーション実行手段4が提供するサービスをネットワーク装置5に表示することや、入出力装置によりユーザと対話式にサービスの提供を受けることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図5を参照すると、本発明の第3の実施の形態は、オフィス業務システム用プログラム7を備える。
オフィス業務システム用プログラム7は、業務管理手段6に読み込まれ、業務管理手段6の動作を制御する。業務管理手段6はオフィス業務システム用プログラム7の制御により以下の処理、すなわち第1および第2の実施の形態における業務管理手段1による処理と同一の処理を実行する。
業務管理手段6は、RFIDタグ読取装置21からタグIDとリーダID等の情報が与えられると、 タグIDから業務対象物種別を求め、リーダIDからユーザ種別を求め、業務対象物種別とユーザ種別とからアプリケーション情報を求め、該当するアプリケーション実行手段4に対しタグIDとリーダID等の情報及びアプリケーション起動指示を通知する。
次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図6を参照すると、本発明の第4の実施の形態は、図2に示された第1の実施の形態における構成と比べて、業務管理手段8において、業務管理手段1にある業務対象物種別解決手段111とユーザ種別解決手段112が無く、アプリケーション決定手段114を備える点で異なる。
アプリケーション決定手段114は、アプリケーション決定部134と、アプリケーション情報記憶部124とを備える。
アプリケーション情報記憶部124は、タグIDとリーダIDの組合せをキーとして、タグIDとリーダIDの個々の組合せとアプリケーション情報を対応付けて記憶する。
アプリケーション決定部134は、第1の通信手段141を通じてRFIDタグ読取装置21から受け取ったタグIDと、第1の通信手段141を通じてRFIDタグ読取装置21から受け取ったリーダIDとをキーにして、アプリケーション情報記憶部124に記憶されたアプリケーション情報を検索する。
次に、図7を参照すると、本発明の第4の実施の形態の動作は、図3に示された第1の実施の形態の動作と比べて、「タグIDをキーに業務対象物種別を取得」(ステップA2)と、「リーダIDをキーにユーザ種別を取得」(ステップA3)が無く、「タグIDとリーダIDの組合せをキーにアプリケーション情報を取得」(ステップA6)が有る点で異なる。
ユーザが所有するRFIDタグ読取装置21に対し、業務対象物に添付されたRFIDタグ31を読み込ませることにより、RFIDタグ31が記憶しているタグIDが、RFIDタグ読取装置21に供給される。RFIDタグ読取装置21は、このタグIDと、自身が記憶するリーダIDとを、業務管理手段1へ第1の通信手段141を通して通知する。これにより、業務管理手段8は、タグIDとリーダIDを受信する(図7のステップA1)。
アプリケーション決定部134は、アプリケーション情報記憶部124から、取得したタグIDとリーダIDとからなる組合せに対応したアプリケーション情報を取得する(図7のステップA6)。
取得したアプリケーション情報から、ユーザにサービスすべきアプリケーション実行手段4が得られるので、そのアプリケーション実行手段4に対し、タグIDとリーダID等の情報及びアプリケーション起動指示を通知する(図8のステップA5)。通知を受けたアプリケーション実行手段4は、業務対象物とユーザに対応したアプリケーションを実行する。
(第1の実施例)次に、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。かかる実施例は本発明の第1の実施の形態に対応するものである。
業務対象物の一種である書籍に添付したRFIDタグ31が記憶するタグIDが例えばT004であるとし、ユーザAが所有するRFIDタグ読取装置21が記憶するリーダIDが例えばR02であるとする。ユーザAが書籍をRFIDタグ読取装置21に近づけて読み込ませると、RFIDタグ読取装置21はタグID「T004」を取得する。RFIDタグ読取装置21は、取得したタグID「T004」とリーダID「R02」とを、業務管理手段1に通知する。
業務管理手段1の第1の通信手段141は、タグIDとリーダIDとを受信する(ステップA1)。
図8に示すように、業務対象物種別記憶部121には、タグIDと業務対象物種別の対応が記憶されている。業務対象物種別解決部131は、受信したタグID「T004」をキーにして、業務対象種別記憶部121を検索する。業務対象種別記憶部121には、タグID「T004」は、業務対象物種別「書籍」であると登録されているので、これを読み出す(ステップA2)。
次に、図9に示すように、ユーザ種別記憶部122には、リーダIDとユーザ種別の対応が記憶されている。ユーザ種別解決部132は、受信したリーダID「R02」をキーにして、ユーザ種別記憶部122を検索する。ユーザ種別記憶部122には、リーダID「R04」は、ユーザ種別「人」であると登録されているので、これを読み出す(ステップA3)。
次に、図10に示すように、アプリケーション情報記憶部123には、業務対象物種別とユーザ種別との組合せとアプリケーション情報の対応が記憶されている。アプリケーション情報には、図書管理や設備管理といったアプリケーション名もしくはアドレス等の識別情報と、貸出や返却といった処理種別情報がある。アプリケーション決定部133は、業務対象物種別解決部131で得られた業務対象物種別「書籍」と、ユーザ種別解決部132で得られたユーザ種別「人」との組合せをキーにして、アプリケーション情報記憶部123を検索する。アプリケーション情報記憶部123には、業務対象物種別「書籍」とユーザ種別「人」との組合せは、アプリケーション種別「図書管理(貸出)」であると登録されているので、これを読み出す(ステップA4)。
これで、アプリケーションが「図書管理」もしくは「図書管理」のアドレス等の識別情報と、処理種別情報「貸出」が得られる。業務管理手段1は、アプリケーションの識別情報「図書管理」を基に、その「図書管理」業務サービスを提供するアプリケーション実行手段4に対して、アプリケーションの起動指示と、アプリケーションの処理種別情報「貸出」と、タグIDと、リーダIDとを、第2の通信手段142を通じて通知する(ステップA5)。
このように、アプリケーション実行手段4は、業務対象物とユーザに適応した業務サービスを提供することが可能となる。
(第2の実施例)次に、本発明の第2の実施例を、図面を参照して説明する。かかる実施例は本発明の第2の実施の形態に対応するものである。
図11に示すように、業務対象物の一種である図書と回覧書類があるとし、図書に添付したRFIDタグ311が記憶するタグIDが例えばT004であるとし、回覧書類に添付したRFIDタグ312が記憶するタグIDが、例えばT003であるとし、ユーザAが所有するRFIDタグ読取装置21が記憶するリーダIDが例えばR02であるとする。
業務管理手段1は、図2に示すように、業務対象物種別記憶部121と、ユーザ種別記憶部122と、アプリケーション情報記憶部123とを持つが、これらは第1の実施例1と同様、図8、図9、図10に示す対応表を持つとする。アプリケーション実行手段として、図書の貸出し管理等の業務サービスを提供する図書管理用アプリケーション実行手段41と、回覧物の回覧状態を管理する回覧管理用アプリケーション実行手段42と、書類や稟議書等の承認や稟議状態を管理する承認管理用アプリケーション実行手段43とがあるとする。
ユーザAが回覧書類をRFIDタグ読取装置21に近づけて読み込ませると、RFIDタグ読取装置21はタグID「T003」を取得する。RFIDタグ読取装置21は、取得したタグID「T003」とリーダID「R02」とを、業務管理手段1に通知する。
図8に示すように、業務対象物種別記憶部121には、タグID「T003」は、業務対象物種別「回覧」であると登録されているので、これを取得する。
次に、図9に示すように、ユーザ種別記憶部122には、リーダID「R02」は、ユーザ種別「人」であると登録されているので、これを取得する。
次に、図10に示すように、アプリケーション情報記憶部123には、業務対象物種別「回覧」と、ユーザ種別「人」との組合せは、アプリケーション種別「回覧管理(保持者変更)」であると登録されているので、これを読み出す。
これで、アプリケーションが「回覧管理」もしくは「回覧管理」のアドレス等の識別情報と、処理種別情報「保持者変更」が得られる。業務管理手段1は、アプリケーションの識別情報「回覧管理」を基に、その「回覧管理」業務サービスを提供するアプリケーション実行手段である回覧管理用アプリケーション実行手段42に対して、アプリケーションの起動指示と、アプリケーションの処理種別情報「保持者変更」と、タグIDと、リーダIDとを通知する。
次に、回覧管理用アプリケーション実行手段42は、ユーザAのネットワーク端末装置5に対し、回覧管理用アプリケーション実行手段42の実行結果や、対話式操作を行う画面等を表示して、業務対象物とユーザに適応した業務サービスの提供を行なう。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態における各手段の機能を実現するためのプログラムを各手段に読込ませて実行することにより本システムの機能を実現する処理を行なってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスク等を介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線等を介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
本発明の第1の実施の形態の全体的な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。 本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の実施例および第2の実施の形態の第2の実施例における業務対象物種別記憶部を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の実施例および第2の実施の形態の第2の実施例におけるユーザ種別記憶部を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の実施例および第2の実施の形態の第2の実施例におけるアプリケーション情報記憶部を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態の第2の実施例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 業務管理手段
2 ユーザ識別手段
3 業務対象物識別手段
4 アプリケーション実行手段
111 業務対象物種別解決手段
112 ユーザ種別解決手段
113 アプリケーション決定手段
114 アプリケーション決定手段
121 業務対象物種別記憶部
122 ユーザ種別記憶部
123 アプリケーション情報記憶部
124 アプリケーション情報記憶部
131 業務対象物種別解決部
132 ユーザ種別解決部
133 アプリケーション決定部
134 アプリケーション決定部
141 第1の通信手段
142 第2の通信手段
21 RFIDタグ読取装置
31 RFIDタグ
311 RFIDタグ
312 RFIDタグ
41 図書管理用アプリケーション実行手段
42 回覧管理用アプリケーション実行手段
43 承認管理用アプリケーション実行手段
5 ネットワーク端末装置
6 業務管理手段
7 オフィス業務システム用プログラム
8 業務管理手段

Claims (6)

  1. 業務対象物を一意に識別する業務対象物識別手段と、
    ユーザを一意に識別するユーザ識別手段と、
    前記業務対象物や前記ユーザによって必要とされるそれぞれに異なった処理を行なう複数のアプリケーション実行手段と、
    前記業務対象物と前記ユーザの組み合わせに基づいて使用すべき前記アプリケーション実行手段を決定する業務管理手段と、
    を備え、識別された前記ユーザが識別された前記業務対象物を処理するために適切なアプリケーションを自動的に実行することを特徴とするオフィス業務システム。
  2. 前記業務管理手段が、前記業務対象物識別手段により識別された前記業務対象物の属する業務対象物種別を判定する業務対象物種別解決手段と、
    ユーザ識別手段により識別された前記ユーザの属するユーザ種別を判定するユーザ種別解決手段と、
    前記業務対象物種別と前記ユーザ種別に基づいて使用すべきアプリケーションを決定するアプリケーション決定手段と、を備え、
    業務対象物種別とユーザ種別の組み合わせによって業務対象物の処理に適切なアプリケーションを自動的に決定することを特徴とする請求項1記載のオフィス業務システム。
  3. 前記業務対象物識別手段として前記業務対象物に一意の識別子を格納したRFIDタグを添付し、
    ユーザ識別手段として個々のユーザに割り当てられたRFIDタグ読取装置に一意の識別子を付与し、
    前記RFIDタグに格納された識別子と前記業務対象物種別の対応を記録した業務対象物種別記憶部と、
    前記RFIDタグ読取装置に付与された識別子とユーザ種別の対応を記録したユーザ種別記憶部と、
    前記業務対象物種別と前記ユーザ種別の組み合わせに応じたアプリケーションを記録したアプリケーション情報記憶部と、
    をさらに備えた前記業務管理手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載のオフィス業務システム。
  4. 業務対象物を一意に識別する業務対象物識別手段と、
    ユーザを一意に識別するユーザ識別手段と、
    前記業務対象物や前記ユーザによって必要とされるそれぞれに異なった処理を行なう複数のアプリケーション実行手段と、
    前記業務対象物と前記ユーザの組み合わせに基づいて使用すべき前記アプリケーション実行手段を決定する業務管理手段と、
    を備えたオフィス業務システムにおいて、識別された前記ユーザが識別された前記業務対象物を処理するために適切なアプリケーションを自動的に実行することを特徴とするプログラム。
  5. 前記業務管理手段が、前記業務対象物識別手段により識別された前記業務対象物の属する業務対象物種別を判定する業務対象物種別解決手段と、
    ユーザ識別手段により識別された前記ユーザの属するユーザ種別を判定するユーザ種別解決手段と、
    前記業務対象物種別と前記ユーザ種別に基づいて使用すべきアプリケーションを決定するアプリケーション決定手段と、を備えたオフィス業務システムにおいて、
    業務対象物種別とユーザ種別の組み合わせによって業務対象物の処理に適切なアプリケーションを自動的に決定することを特徴とする請求項4記載のプログラム。
  6. 前記業務対象物識別手段として前記業務対象物に一意の識別子を格納したRFIDタグを添付し、
    ユーザ識別手段として個々のユーザに割り当てられたRFIDタグ読取装置に一意の識別子を付与し、
    前記RFIDタグに格納された識別子と前記業務対象物種別の対応を記録した業務対象物種別記憶部と、
    前記RFIDタグ読取装置に付与された識別子とユーザ種別の対応を記録したユーザ種別記憶部と、
    前記業務対象物種別と前記ユーザ種別の組み合わせに応じたアプリケーションを記録したアプリケーション情報記憶部と、
    をさらに備えた前記業務管理手段を備えたオフィス業務システムにおける請求項4または5記載のプログラム。
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