JP2006092369A - 活動記録共有装置、活動記録共有方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ファイル群や利用者に関する情報を一度に交換することができる活動記録共有装置を提供する。
【解決手段】 活動記録共有装置50は、共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として検出する活動内容検出手段と、活動内容検出手段によって検出された活動内容を、共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存手段31と、活動内容保存手段31に保存されている情報を検索して、同じ時間帯、同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し、保持するコンテクスト生成保持手段32と、活動内容保存手段31に保存されている活動内容をネットワークを介してアクセス・表示するコンテクスト履歴公開手段33とを備える。これにより、利用者は、Webブラウザを介して、過去のコンテクストに関する情報を容易に取り出すことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 活動記録共有装置50は、共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として検出する活動内容検出手段と、活動内容検出手段によって検出された活動内容を、共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存手段31と、活動内容保存手段31に保存されている情報を検索して、同じ時間帯、同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し、保持するコンテクスト生成保持手段32と、活動内容保存手段31に保存されている活動内容をネットワークを介してアクセス・表示するコンテクスト履歴公開手段33とを備える。これにより、利用者は、Webブラウザを介して、過去のコンテクストに関する情報を容易に取り出すことができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、活動記録共有装置、活動記録共有方法およびプログラムに関する。
会議等の共同作業で使用された文書群、参加者、会話記録等に関する情報を他のユーザとの間で共有する際には、ファイルサーバ等に管理者がそれらのデータをまとめ、その保管場所を関与者に電子メール等によって伝達するのが一般的であった。会議支援に関する特許文献として以下のようなものが提案されている。
特許文献1の共同作業支援システムは、会議中に情報表示装置に表示されたファイルの保管場所情報などを情報表示装置から端末装置に送信するので、会議参加者は終了後に自分の端末装置を持ち帰り、ネットワークに接続したり、ネットワークにつながっている出力機でその情報を参照することで、会議中の資料を取得したり、その資料データに対して操作を行うことができるというものである。
しかしながら、会議等の共同作業で使用された文書群、参加者、会話記録等に関する情報の保管場所を関与者に電子メール等によって伝達することで、他のユーザとの間でこれらの情報を共有することができるが、ファイル群や利用者に関する情報などを一度に交換することは難しいという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ファイル群や利用者に関する情報を一度に交換することができる活動記録共有装置、活動記録共有方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、請求項1に記載のように、共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として検出する活動内容検出手段と、前記活動内容検出手段によって検出された活動内容を、前記共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存手段と、前記活動内容保存手段に保存されている情報を検索して、同じ時間帯、同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し、保持するコンテクスト生成保持手段と、前記活動内容保存手段に保存されている活動内容を、公開するコンテクスト履歴公開手段とを備える活動記録共有装置である。
本発明によれば、共有された文書のリファレンス、参加者に関する情報へのリファレンス、会話記録の情報へのリファレンス等のコンテクストに関する情報へのリファレンスは、まとめられてWebページとして生成され、ファイルサーバ上に保存され、利用者は、Webブラウザを介して、過去のコンテクストに関する情報を容易に取り出すことができる。これにより、ファイル群や利用者に関する情報を一度に交換することができる。
前記コンテクスト履歴公開手段は、請求項2に記載のように、前記コンテクスト生成保持手段が生成したコンテクスト中に含まれる参加者に対して、電子メールまたはファイル転送機能により、前記コンテクストに対応する参照(URI:Uniform Resource Identifiers)を自動的に送信する。本発明によれば、自分が参加した共同作業のコンテクストに関する情報を含んだページのURIが電子メールとして送られてくるので、当該コンテクストで共有された文書や他の参加者に関する情報を取得することができる。
本発明の活動記録共有装置は、請求項3に記載のように、更に、前記コンテクストの生成を依頼し、前記コンテクスト履歴公開手段によって公開される前記生成されたコンテクスト情報への参照(URI:Uniform Resource Identifiers)を取得して保持するコンテクスト情報取得手段を備える。本発明によれば、個々の利用者自身の意志によって、当該コンテクストに関する情報の取得をおこなうかどうかを決め、生成されたコンテクスト情報を利用者側で保持することができる。
請求項4に記載のように、前記コンテクスト履歴公開手段によって公開されるコンテクスト(HTMLファイル等に出力)は、ネットワーク上で一意のURIを指定して表示させる。本発明によれば、電子メールの本文内にURIを記載して交換することによって、当該電子メールの受信者は、当該コンテクストに関する情報にアクセスできる。つまり、第三者にコンテクストのURIを送付し、共同作業の内容を伝達することができる。
前記コンテクスト履歴公開手段は、請求項5に記載のように、既存のスケジュール管理システムと連携し、コンテクスト情報ページに対応したURIを、共同作業の終了時に、当該利用者に関するスケジュール上の項目に自動的に登録する。本発明によれば、利用者が普段利用しているスケジュール表の該当スケジュール項目から、例えば過去の会議で使用された資料等の当該イベントで共有された文書、参加者等に関する情報を取り出すことができる。
前記コンテクスト履歴公開手段は、請求項6に記載のように、オンライン非同期ディスカッションシステムに対して、コンテクストのURIを含んだメッセージを自動投稿する。本発明によれば、オンライン上での非同期的な会話と実世界における会議をシームレスおこなうことが可能になる。
本発明は、請求項7に記載のように、共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として検出する活動内容検出ステップと、前記活動内容検出ステップによって検出された活動内容を、前記共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存ステップと、前記活動内容保存ステップで保存した情報を検索して、同じ時間帯かつ同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し保持するコンテクスト生成保持ステップと、前記活動内容保存ステップで保存された活動内容を公開するコンテクスト履歴公開ステップとを含む活動記録共有方法である。本発明によれば、共有された文書のリファレンス、参加者に関する情報へのリファレンス、会話記録の情報へのリファレンス等のコンテクストに関する情報へのリファレンスは、まとめられてWebページとして生成され、ファイルサーバ上に保存され、利用者は、Webブラウザを介して、過去のコンテクストに関する情報を容易に取り出すことができる。これにより、ファイル群や利用者に関する情報を一度に交換することができる。
本発明は、請求項8に記載のように、共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として、前記共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存ステップ、前記活動内容保存ステップで保存した情報を検索して、同じ時間帯かつ同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し保持するコンテクスト生成保持ステップをコンピュータに実行させるプログラムである。本発明によれば、共有された文書のリファレンス、参加者に関する情報へのリファレンス、会話記録の情報へのリファレンス等のコンテクストに関する情報へのリファレンスは、まとめられてWebページとして生成され、ファイルサーバ上に保存され、利用者は、Webブラウザを介して、過去のコンテクストに関する情報を容易に取り出すことができる。これにより、ファイル群や利用者に関する情報を一度に交換することができる。
本発明によれば、ファイル群や利用者に関する情報を一度に交換することができる活動記録共有装置、活動記録共有方法およびプログラムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本実施形態によるシステムの構成図である。図1に示すように、システム1は、文書管理サーバ2、コンテクストサーバ3、ノートPC4、無線LAN基地局5、赤外線発生装置6、RFIDアンテナ内蔵テーブル7、プロジェクタ8、投影スクリーン9、RFIDタグ付き紙文書10、RFIDタグ認識サーバ11、複合機(MFP)12、演台PC13、IDカード(RFIDカード)14、デスクトップPC15、スケジューラサーバ16、非同期ディスカッションシステムサーバ17およびネットワーク30を含む。αは作業空間を示す。
図2は本実施形態による活動記録共有装置50のブロック図である。図2に示すように、活動記録共有装置50は、コンテクストサーバ3、RFID認識サーバ11、演台PC13およびデスクトップPC15を備える。活動記録共有装置50は、共有された文書のリファレンス、参加者に関する情報へのリファレンス、会話記録の情報へのリファレンス等のコンテクストに関する情報へのリファレンスを、まとめられてWebページとして生成し、ファイルサーバ上に保存する。利用者は、Webブラウザを介して、過去のコンテクストに関する情報を容易に取り出すことができる。RFID認識サーバ11および演台PC13が活動検出手段である。この活動内容検出手段は、会議等の共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容などに関する情報を取得する。
文書管理サーバ2は、各種機器上で扱われる文書の実体を保存するリポジトリである。文書管理サーバ2上の文書はURLによって特定し、取り出すことができる。コンテクストサーバ3は、図2に示すように、活動内容保持手段31、コンテクスト生成保持手段32およびコンテクスト履歴公開手段33を備える。活動内容保持手段31は、RFIDタグ認識サーバ11および演台PC13によって検出された活動内容(共有文書、参加者、会話内容等)を、当該共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する。コンテクスト生成保持手段32は、活動内容保持手段31に保存されている情報を検索して、同じ時間帯、同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し、保持する。コンテクスト履歴公開手段33は、活動内容保存手段31に保存されている活動内容を、ネットワークを介してアクセス・表示する。
ノートPC4は、赤外線受光部、無線アンテナを内蔵し、無線LAN基地局5や有線ネットワークを介してネットワーク30に接続されている。無線LAN基地局5は、作業空間内の無線LAN基地局となる。赤外線発生装置6は、作業空間固有のIDを発信する。ノートPC4は、赤外線発生装置6からの発信IDを、赤外線受光部を介して受信することで、作業空間を認識する。
テーブル7に内蔵されたRFIDアンテナ7aは、各作業空間に配置されるRFIDタグ認識サーバ11に接続されている。利用者が携帯しているノートPC4、利用者のIDカード14および紙文書10には、RFIDタグが貼付されている。RFIDタグ認識サーバ11は、作業空間内に配置されたRFIDアンテナ7aを介して、ノートPC4、RFIDタグ付き紙文書10および利用者が持つIDカード14の存在を認識し、作業空間内での利用者の活動内容を検出する。複合機(MFP)12は、ノートPC4等からの要求に応じて紙文書14のプリント等を行う。
演台PC13は、プロジェクタ8に接続され、プロジェクタ8から投影スクリーン9に対して資料等を投影することができる。この演台PC13には、スライドショーをおこなうサービスがインストールされており、ネットワーク経由でスライドショーサービスを起動してプロジェクタ8から投影することができる。
デスクトップPC15は、コンテクスト情報を取得するコンテクスト情報取得手段として機能する。このデスクトップPC15は、利用者が、ネットワーク経由でコンテクスト生成保持手段32に対してコンテクストの生成を依頼し、コンテクスト履歴公開手段33によって公開され生成されたコンテクスト情報への参照(URI)を取得して保持する。これにより、個々の利用者自身の意志によって、当該コンテクストに関する情報の取得をおこなうかどうかを決め、生成されたコンテクスト情報を利用者側で保持することができる。
スケジューラサーバ16は、スケジュールを管理するものである。コンテクスト履歴公開手段33は、スケジュールサーバ16が提供するスケジュール管理システムと連携し、コンテクスト情報ページに対応したURIを、共同作業の終了時に、当該利用者に関するスケジュール上の項目に自動的に登録する。利用者は、スケジュール表から、過去の会議で使用された資料を取り出すことができる。これにより、利用者が普段利用しているスケジュール表の該当スケジュール項目から、当該イベントで共有された文書、参加者等に関する情報を取り出すことができる。
非同期ディスカッションシステムサーバ17は、非同期のディスカッションシステムを提供するものである。コンテクスト履歴公開手段33は、非同期ディスカッションシステムサーバ17に対して、コンテクストのURIを含んだメッセージを自動投稿する。メッセージの書き込みによるオンライン上での非同期的な議論システムと連携し、現実世界でおこなった会議のコンテクストURIを、同じ会議体に対応するディスカッションスレッドへのメッセージとして自動的に投稿する。これにより、オンライン上での非同期的な会話と実世界における会議をシームレスおこなうことが可能になる。
次に、本実施形態のソフトウェアが処理するデータ構造について説明する。
図3は本実施形態によるデータ構造を示す図である。コンテクストサーバ3上で動作するソフトウェアは、図3に示す構造をした「コンテクストサーバ101」データを保持する。
図3は本実施形態によるデータ構造を示す図である。コンテクストサーバ3上で動作するソフトウェアは、図3に示す構造をした「コンテクストサーバ101」データを保持する。
[コンテクストサーバ上での処理]
次にコンテクストサーバ3での処理について説明する。図4はコンテクストサーバ3上での処理フローチャートを示す図である。図5(a)は文書の場合のオブジェクト検出メッセージ151を示す図、(b)は人の場合のオブジェクト検出メッセージ152を示す図である。図6はコンテクストサーバ3が提供する制御ユーザインタフェース201を示す図である。図7はコンテクスト表示画面301を示す図である。コンテクストサーバ3は、Webサーバを備えており、制御ユーザインタフェース201をHTTP経由で提供する(ステップS101)。ユーザは、無線LANに接続されたノートPC4を用いて、当該コンテクストサーバ3が提供する制御ユーザインタフェース(Javaアプレット(Java:登録商標))201を、ネットワークを介してWebブラウザ上に呼び出して表示する。制御ユーザインタフェース201を表示する利用者のノートPC4は、作業空間内に設置された赤外線発生装置6からのID情報を取得して、当該ノートPC4が存在する作業空間を認識する。
次にコンテクストサーバ3での処理について説明する。図4はコンテクストサーバ3上での処理フローチャートを示す図である。図5(a)は文書の場合のオブジェクト検出メッセージ151を示す図、(b)は人の場合のオブジェクト検出メッセージ152を示す図である。図6はコンテクストサーバ3が提供する制御ユーザインタフェース201を示す図である。図7はコンテクスト表示画面301を示す図である。コンテクストサーバ3は、Webサーバを備えており、制御ユーザインタフェース201をHTTP経由で提供する(ステップS101)。ユーザは、無線LANに接続されたノートPC4を用いて、当該コンテクストサーバ3が提供する制御ユーザインタフェース(Javaアプレット(Java:登録商標))201を、ネットワークを介してWebブラウザ上に呼び出して表示する。制御ユーザインタフェース201を表示する利用者のノートPC4は、作業空間内に設置された赤外線発生装置6からのID情報を取得して、当該ノートPC4が存在する作業空間を認識する。
一方、上記制御ユーザインタフェース201上で、ユーザが「コンテクスト記録開始」ボタン202を押すと、コンテクストサーバ3内に図3に示すデータ構造をした「コンテクスト102」が生成され、当該ノートPC4が認識している現在位置IDが「現在位置ID」に、そのときの日時が「開始日時」にそれぞれ設定される(ステップS102)。コンテクストサーバ3は、演台PC(共有電子文書検出機構)13やRFIDテーブル7に接続されたRFID認識サーバ11から送信されてくる「オブジェクト検出メッセージ151、152」を受信し、当該メッセージ中に含まれる文書や利用者に関する情報に基づき、「共有文書103」または「参加者104」の形で検出されたオブジェクトに関する情報を記録してゆく(ステップS103)。
コンテクストサーバ3は、常にオブジェクト検出メッセージ151、152の受信待ち状態にあり、オブジェクト検出メッセージ151、152を受信すると、オブジェクト検出メッセージ151、152中に含まれている情報に基づいて「共有文書103」、「参加者104」のデータを生成して登録する。利用者が、コンテクストサーバ3の制御ユーザインタフェース201上で「コンテクスト記録終了」ボタン203を選択すると、「コンテクスト102」の「終了日時」にそのときの日時が設定されると共に、同一コンテクスト下(同じ時間帯、同じ場所)で検出されたオブジェクトに関する情報が、コンテクストサーバ3上に図7に示すようなWebページで出力される(ステップS104)。
それと同時に、当該コンテクストに関する情報を集約したWebページのURLが、当該コンテクスト下で検出された参加者集合中の「参加者104」に含まれる「利用スケジューラアドレス」で特定されるスケジューラ上の当該コンテクストの開始日時と終了日時が表す時間帯とある誤差以内で照合する開始日時と終了日時のスケジュールが既に登録されていれば(ステップS105)、そのスケジュールエントリの予定内容記述欄に上記コンテクストに対応するWebページのURLを書き込む(ステップS106)。スケジューラサーバ16は、予定内容記述欄に記述されたURLのページをWebページ上に表示する機構を備えており、ユーザは、会議終了後であれば、いつでも、スケジューラ上で、当該日時に開催された会議のコンテクストに関する情報をWebブラウザで表示・アクセスできるようになる。
[コンテクストサーバに格納されたコンテクスト情報の検索]
コンテクストサーバ3に格納されたコンテクスト情報の検索について説明する。図8は、コンテクストサーバ3が提供するコンテクスト検索ユーザインタフェース401を示す図である。図9は電子メール送信ユーザインタフェース501を示す図である。コンテクストサーバ3は、Webサーバを備えており、コンテクスト検索ユーザインタフェース401をHTTP経由で提供する。ユーザは、無線LANに接続されたノートPC4を用いて、当該コンテクストサーバ3が提供するコンテクスト検索ユーザインタフェース(Javaアプレット(Java:登録商標))をWebブラウザ上に呼び出して表示する。
コンテクストサーバ3に格納されたコンテクスト情報の検索について説明する。図8は、コンテクストサーバ3が提供するコンテクスト検索ユーザインタフェース401を示す図である。図9は電子メール送信ユーザインタフェース501を示す図である。コンテクストサーバ3は、Webサーバを備えており、コンテクスト検索ユーザインタフェース401をHTTP経由で提供する。ユーザは、無線LANに接続されたノートPC4を用いて、当該コンテクストサーバ3が提供するコンテクスト検索ユーザインタフェース(Javaアプレット(Java:登録商標))をWebブラウザ上に呼び出して表示する。
コンテクスト検索ユーザインタフェース401上では、コンテクストサーバ3に保存されている過去の「コンテクスト」を、日時、場所、参加者などの情報に基づいて検索することができる。図8では、日時、場所を指定して「検索」ボタン402を押すと、該当するコンテクストの一覧が表示され、その一覧の中から、コンテクストを選択して、ポップアップメニューの中から「コンテクスト表示403」を選択すると、Webブラウザが起動され、該当するコンテクストのページ(「コンテクスト」の「URL」が保持)が表示される。
またさらに、利用者は、コンテクスト検索ユーザインタフェース401が提供する上記コンテクスト一覧上で選択されたコンテクストに対して、ポップアップメニュー上から「電子メール404」を選択すると、図9に示す電子メール送信ユーザインタフェース501が表示され、当該コンテクストに関するWebページのURLを含んだメッセージを、指定された宛先に送信することを可能にする。ここで、指定された宛先は、特定のユーザである場合もあれば、メーリングリストとして指定されるグループや、オンラインディスカッションシステム、電子掲示板のような電子メールでメッセージを投稿可能なシステムの場合もある。
また、コンテクスト履歴公開手段33によって公開されるコンテクスト(HTMLファイル等に出力)は、図9の本文503に示すように、ネットワーク上で一意のURIを指定して表示させることができ、電子メールの本文内にURIを記載して交換することによって、当該電子メールの受信者は、当該コンテクストに関する情報にアクセスできる。これにより、第三者にコンテクストのURIを送付し、共同作業の内容を伝達することができる。
コンテクスト履歴公開手段33は、コンテクスト生成保持手段32が生成したコンテクスト中に含まれる参加者に対して、電子メールまたはファイル転送機能により、コンテクストに対応する参照(URI)を自動的に送信する。図9の本文503に、コンテクストに対する参照(URI)を示す。これにより、自分が参加した共同作業のコンテクストに関する情報を含んだページのURIが電子メールとして送られてくることで、当該コンテクストで共有された文書や他の参加者に関する情報を取得することができる。
図10は、カレンダーシステム上のユーザインタフェースを示す図である。図8に示すコンテクスト検索ユーザインタフェース401上のポップアップメニューの中から「カレンダー405」を選択すると、図10に示すようなカレンダービュー601が表示される。このカレンダービュー601上には、「コンテクスト102」データ中の「日時」フィールドと「場所」フィールドに基づいて、過去のコンテクストがカレンダー上に表示される。カレンダービュー601の左半分は、月単位で表示される「月次ビュー602」であり、右半分は日単位で表示される「日次ビュー603」である。利用者は、日次ビュー603上に表示されるコンテクストを選択すると、選択された日時のコンテクストに関する、日時、共有文書、参加者、開催場所、キャプチャ映像に関する情報が、コンテクスト表示ウィンドウとして表示され、さらに、参加者、または、共有文書を選択することによって、それらに関する詳細な情報を得ることができる。
[RFIDテーブルでの処理]
RFIDテーブルでの処理について説明する。RFIDタグ認識サーバ11は、RFIDテーブル7上で認識されたIDに関する情報をオブジェクト検出メッセージ151、152として、コンテクストサーバ3に送信する。RFIDテーブル7上で認識されるIDには、参加者が携帯するIDカード14に埋め込まれたIDと、紙文書10に埋め込まれたIDの2種類が存在する。これらIDは、RFIDタグとして一意のコード情報と書き込み可能な領域を持っている。コンテクストサーバ3は、書き込み可能な領域に書かれた識別情報(人であるか文書であるかの識別情報)に基づいて、人であるか紙文書であるかを識別する。
RFIDテーブルでの処理について説明する。RFIDタグ認識サーバ11は、RFIDテーブル7上で認識されたIDに関する情報をオブジェクト検出メッセージ151、152として、コンテクストサーバ3に送信する。RFIDテーブル7上で認識されるIDには、参加者が携帯するIDカード14に埋め込まれたIDと、紙文書10に埋め込まれたIDの2種類が存在する。これらIDは、RFIDタグとして一意のコード情報と書き込み可能な領域を持っている。コンテクストサーバ3は、書き込み可能な領域に書かれた識別情報(人であるか文書であるかの識別情報)に基づいて、人であるか紙文書であるかを識別する。
[電子文書検出機構の処理]
次に、電子文書検出機構の処理について説明する。演台PC13は電子文書検出機構として機能する。演台PC13上で文書が指定され、文書エディタ、またはスライドエディタ(スライドビューワを含む)が起動されると、当該指定された文書が電子文書検出機構によって検出され、当該検出された電子文書のアドレスが、オブジェクト検出メッセージ151として、コンテクストサーバ3に送信される。
次に、電子文書検出機構の処理について説明する。演台PC13は電子文書検出機構として機能する。演台PC13上で文書が指定され、文書エディタ、またはスライドエディタ(スライドビューワを含む)が起動されると、当該指定された文書が電子文書検出機構によって検出され、当該検出された電子文書のアドレスが、オブジェクト検出メッセージ151として、コンテクストサーバ3に送信される。
以上本実施形態によれば、共有された文書のリファレンス、参加者に関する情報へのリファレンス、会話記録の情報へのリファレンス等のコンテクストに関する情報へのリファレンスは、まとめられてWebページとして生成され、ファイルサーバ上に保存され、利用者は、Webブラウザを介して、過去のコンテクストに関する情報を容易に取り出すことができる。これにより、ファイル群や利用者に関する情報を一度に交換することができる。
なお、本発明による活動記録共有方法は、活動記録共有装置50により実現される。また、プログラムをハードディスク装置や、CD−ROM、DVDまたはフレキシブルディスクなどの可搬型記憶媒体等からインストールし、または通信回路からダウンロードし、例えばCPUがこのプログラムを実行することで、各ステップが実現される。
このプログラムは、共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として、前記共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存ステップ、前記活動内容保存ステップで保存した情報を検索して、同じ時間帯かつ同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し保持するコンテクスト生成保持ステップをコンピュータに実行させる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。なお、活動内容検出手段は、共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容などに関する情報を活動内容として検出するものであればよく、上述で説明したRFIDタグ認識サーバ11および演台PC13に限定されるものではない。
1 システム
3 コンテクストサーバ
11 RFIDタグ認識サーバ
13 演台PC
15 デスクトップPC
16 スケジューラサーバ
17 非同期ディスカッションシステムサーバ
31 活動内容保存手段
32 コンテクスト生成保持手段
33 コンテクスト履歴公開手段
50 活動記録共有装置
3 コンテクストサーバ
11 RFIDタグ認識サーバ
13 演台PC
15 デスクトップPC
16 スケジューラサーバ
17 非同期ディスカッションシステムサーバ
31 活動内容保存手段
32 コンテクスト生成保持手段
33 コンテクスト履歴公開手段
50 活動記録共有装置
Claims (8)
- 共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として検出する活動内容検出手段と、
前記活動内容検出手段によって検出された活動内容を、前記共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存手段と、
前記活動内容保存手段に保存されている情報を検索して、同じ時間帯かつ同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し保持するコンテクスト生成保持手段と、
前記活動内容保存手段に保存されている活動内容を公開するコンテクスト履歴公開手段とを備えることを特徴とする活動記録共有装置。 - 前記コンテクスト履歴公開手段は、前記コンテクスト生成保持手段が生成したコンテクスト中に含まれる参加者に対して、電子メールまたはファイル転送機能により、前記コンテクストに対応する参照を自動的に送信することを特徴とする請求項1記載の活動記録共有装置。
- 前記活動記録共有装置は更に、前記コンテクストの生成を依頼し、前記コンテクスト履歴公開手段によって公開される前記生成されたコンテクスト情報への参照を取得して保持するコンテクスト情報取得手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の活動記録共有装置。
- 前記コンテクスト履歴公開手段によって公開されるコンテクストは、ネットワーク上で一意のURIを指定して表示させることを特徴とする請求項1記載の活動記録共有装置。
- 前記コンテクスト履歴公開手段は、所定のスケジュール管理システムと連携し、コンテクスト情報ページに対応したURIを、共同作業の終了時に、当該利用者に関するスケジュール上の項目に自動的に登録することを特徴とする請求項1記載の活動記録共有装置。
- 前記コンテクスト履歴公開手段は、オンライン非同期ディスカッションシステムに対して、コンテクストのURIを含んだメッセージを自動投稿することを特徴とする請求項1記載の活動記録共有装置。
- 共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として検出する活動内容検出ステップと、
前記活動内容検出ステップによって検出された活動内容を、前記共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存ステップと、
前記活動内容保存ステップで保存した情報を検索して、同じ時間帯かつ同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し保持するコンテクスト生成保持ステップと、
前記活動内容保存ステップで保存された活動内容を、ネットワークを介して公開するコンテクスト履歴公開ステップと
を含むことを特徴とする活動記録共有方法。 - 共同作業の場面において、使用した文書、参加者、会話内容に関する情報を活動内容として、前記共同作業のおこなわれた時間と場所に対応付けて保存する活動内容保存ステップ、
前記活動内容保存ステップで保存した情報を検索して、同じ時間帯かつ同じ場所で検出または生成された活動内容を集めてコンテクスト情報を生成し保持するコンテクスト生成保持ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004278369A JP2006092369A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 活動記録共有装置、活動記録共有方法およびプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004278369A JP2006092369A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 活動記録共有装置、活動記録共有方法およびプログラム |
Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010061189A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報提供プログラム及び情報提供装置 |
US9858118B2 (en) | 2014-09-17 | 2018-01-02 | Ricoh Company, Limited | Information processing device and information processing method to present tasks |
-
2004
- 2004-09-24 JP JP2004278369A patent/JP2006092369A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010061189A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報提供プログラム及び情報提供装置 |
US9858118B2 (en) | 2014-09-17 | 2018-01-02 | Ricoh Company, Limited | Information processing device and information processing method to present tasks |
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