JP4663033B1 - スケジュール管理システムおよびサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】学術集会当日の個人の聴講スケジュールを管理するスケジュール管理システムを提供する。
【解決手段】学術集会の聴講スケジュールをデータベースとして記録するサーバ1と、サーバ1と広域ネットワーク3を介して接続された端末装置2とを備え、サーバ1が、演題を検索するためのキーワードを端末装置2から受信し、受信したキーワードでデータベースを検索し、検索条件に該当する演題を端末装置2上に表示し、サーバ1が、演題をスケジュール登録するか否かの情報を、端末装置2から受信してデータベースに記録し、サーバ1が、スケジュール登録されている演題の抄録データをTeX形式の抄録データに変換し、TeX形式の抄録データをPDF形式の抄録データに変換し、PDF形式の抄録データを端末装置2に送信し記録し、サーバ1が、メールの配信が有効に設定されている演題をスケジュール登録しているユーザに対して、アラートメールを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明はスケジュール管理システムに関し、より詳細には、インターネット上のウェブサイトにおいて学術集会の個人の聴講スケジュールを管理するシステムおよびサーバ装置に関する。
日本の国内または国外において、研究分野毎に様々な種類の学術集会(以下、学会発表とも記す)が開催されている。学術集会の参加者は、学術集会の当日または前日までに、冊子またはCD−ROM等の電子媒体で配布される予稿集の内容に予め目を通したうえで、学術集会当日の聴講スケジュールを管理している。
一方で、インターネット等の広域ネットワークを利用したスケジュール管理システムが近年使用されている。下記特許文献1には、電子スケジューラーシステムが開示されている。この電子スケジューラーシステムによると、携帯電話上のスケジューラーの登録作業を、正確、容易、安全かつ迅速に行うことができる。
特開2001−52080号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電子スケジューラーシステムは、携帯電話からスケジュールを確認することができても、スケジュールの内容を詳細に確認するには不十分であった。例えば、特許文献1に記載された電子スケジューラーシステムにより、携帯電話上で学術集会のスケジュールを管理していても、この電子スケジューラーシステムは、学術集会のスケジュール以外のスケジュールも管理する汎用的なもの、即ち学術集会のスケジュール管理に特化したものではないので、学術集会のスケジュールの日時を確認することができても、その学術集会の具体的な内容(例えば、演題、演題の発表者、抄録の内容等)まで詳細に確認することはできなかった。
また、予稿集が冊子で配布されると、参加者が興味のある演題を探し出すには、紙媒体の予稿集に目を通す必要があり、多くの時間と労力を必要としていた。特に、予稿集の冊子が学術集会の当日に会場で配布される場合には、予稿集に目を通している間に、午前中の早い時間帯の講演が既に開始してしまっていることもあり、興味のある演題の講演を聞き逃すこともあった。
また、予稿集がCD−ROM等の電子媒体で配布される場合であっても、興味のある演題、演題の発表者、抄録の内容等を電子データから検索して、その検索結果から個人のスケジュールへスケジュール登録することはできなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、インターネット上のウェブサイトにおいて学術集会の聴講スケジュールを蓄積し、端末装置から聴講スケジュールを検索および登録して、学術集会当日の個人の聴講スケジュールを管理することができるスケジュール管理システムを提供することにある。
上記目的の達成のために、本発明に係るスケジュール管理システム(1)は、演算部および記録部を有し、学術集会の聴講スケジュールをデータベースとして記録するサーバと、該サーバと広域ネットワークを介して接続された端末装置とを備え、前記学術集会の前記聴講スケジュールを個人単位で管理するシステムであって、前記サーバが、演題検索手段と、スケジュール登録手段と、アブストラクト生成手段と、アラートメール配信手段とを備え、前記演題検索手段が、演題を検索するためのキーワードを前記端末装置から受信する機能と、受信した前記キーワードで前記データベースを検索する機能と、検索条件に該当する演題を前記端末装置上に表示する機能とを有し、前記スケジュール登録手段が、前記演題をスケジュール登録するか否かの情報を、前記端末装置から受信して前記データベースに記録する機能を有し、前記アブストラクト生成手段が、スケジュール登録されている演題の抄録データを第1の形式の抄録データに変換する機能と、前記第1の形式の抄録データを第2の形式の抄録データに変換する機能と、前記第2の形式の抄録データを前記端末装置に送信し記録する機能とを有し、前記アラートメール配信手段が、メールの配信が有効に設定されている演題をスケジュール登録しているユーザに対して、アラートメールを送信する機能を有することを特徴とする。
また、本発明に係るスケジュール管理システム(2)は、前記したスケジュール管理システム(1)において、前記端末装置の代替として、広域ネットワークに接続可能な携帯型端末装置を利用する事も可能であり、前記第2の形式の抄録データを前記携帯型端末装置に保存し閲覧できることを特徴とする。
また、本発明に係るサーバ装置(1)は、演算部および記録部を有し、学術集会の聴講スケジュールをデータベースとして記録し、前記学術集会の前記聴講スケジュールを個人単位で管理するサーバ装置であって、広域ネットワークを介して端末装置と接続され、演題検索手段と、スケジュール登録手段と、アブストラクト生成手段と、アラートメール配信手段とを備え、前記演題検索手段が、演題を検索するためのキーワードを前記端末装置から受信する機能と、受信した前記キーワードで前記データベースを検索する機能と、検索条件に該当する演題を前記端末装置上に表示する機能とを有し、前記スケジュール登録手段が、前記演題をスケジュール登録するか否かの情報を、前記端末装置から受信して前記データベースに記録する機能を有し、前記アブストラクト生成手段が、スケジュール登録されている演題の抄録データを第1の形式の抄録データに変換する機能と、前記第1の形式の抄録データを第2の形式の抄録データに変換する機能と、前記第2の形式の抄録データを前記端末装置に送信し記録する機能とを有し、前記アラートメール配信手段が、メールの配信が有効に設定されている演題をスケジュール登録しているユーザに対して、アラートメールを送信する機能を有することを特徴とする。
また、本発明に係るサーバ装置(2)は、前記したサーバ装置(1)において、前記端末装置の代替として、広域ネットワークに接続可能な携帯型端末装置に、前記第2の形式の抄録データを保存し、前記第1の形式がTeX形式であり、前記第2の形式がPDF形式であることを特徴とする。
本発明によると、サーバ上に蓄積された学術集会の聴講スケジュールを、インターネットを通じて端末装置から検索および登録することにより、学術集会当日の個人の聴講スケジュールを管理することができる。また、ユーザが登録した個人の聴講スケジュールに基づいて、ユーザ自身が登録した興味のある演題に関するPDF形式の抄録データを生成することができる。
また、本発明によると、持ち運び可能な端末装置へPDF形式の抄録データを保存することが可能となり、ユーザは、聴講しようとする発表のスケジュールおよび発表の内容を、学術集会が開催されるその場において閲覧し確認することが可能になる。これにより、興味のある発表の聞き漏らしを防止することができる。PDF形式の抄録データは、インターネット等の広域ネットワークに接続可能な携帯型端末装置へ保存されてもよい。
また、本発明によると、演題の開始時刻の所定時間前になると、ユーザの手元にある携帯電話にアラートメールが配信されるので、興味のある演題の聞き漏らしを防止することができる。
また、本発明によると、組版処理を行うTeX形式のデータを介してPDF形式の抄録データが生成されているので、ユーザがPDF形式で閲覧する抄録に、特殊な計算式や数式を正確に記述することができる。
本発明の実施の形態に係るスケジュール管理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るスケジュール管理システムが提供するウェブサイトのトップページの画面表示の一例である。 演題検索機能において行うデータ処理を説明するフローチャートである。 演題の検索を行う際の端末装置の画面表示の一例である。 演題の詳細情報画面の一例である。 演題検索機能においてセッション検索を行った際の端末装置の画面表示の一例である。 スケジュール確認を行った際の端末装置の画面表示の一例である。 アブストラクト生成機能において行うデータ処理を説明するフローチャートである。 アブストラクト生成機能により作成したPDF形式の抄録の画面表示の一例である。 アラートメールの配信設定を行う際の端末装置の画面表示の一例である。 演題の検索を学術集会の日程表から行う際の端末装置の画面表示の一例である。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の説明及び図面において、同じ符号は同じ又は類似の構成要素を示すこととし、よって、同じ又は類似の構成要素に関する説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスケジュール管理システムの概略構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るスケジュール管理システムはサーバ1および端末装置2を備え、サーバ1と端末装置2とは、例えばインターネット等の広域ネットワーク3に接続されている。サーバ1は、後述するデータ処理を行うCPU10と、データ処理の作業領域に使用するメモリ11と、処理データを記録する記録部12と、各部の間でデータを伝送するバス13と、外部機器とのデータの入出力を行うインタフェース部14(以下、I/F部と記す)とを備えている。端末装置2は、サーバ1と同様に、CPU20と、メモリ21と、記録部22と、バス23と、I/F部24とを備え、さらに、端末装置2は、作業者によって操作される操作部25と、処理結果を表示する表示装置26とを備えている。また、任意の構成として、携帯型端末装置4が、インターネット等の広域ネットワーク3経由でサーバ1に接続されている。
サーバ1は、学術集会の聴講スケジュールのデータ(データ項目の一部を後述する表1に示す。勿論、データ項目は表1に示す内容が全てではない。)を、データベースとして記録部12に予め記録しており、聴講スケジュールの管理サービスをウェブサイトの形式で提供する。端末装置2は、操作部25から入力される検索条件等のデータをサーバ1に送信し、サーバ1から受信する検索結果等の処理結果のデータを表示装置26に表示する。従って、以下の説明において、サーバ1が処理結果のデータを表示するとは、サーバ1が処理結果のデータを端末装置2に送信し、端末装置2が、受信した処理結果のデータを表示装置26に表示することを意味する。
以下、本発明の実施の形態に係るスケジュール管理システムが備える機能について、詳細に説明する。説明するうえで、図2〜図11に示すフローチャートおよび端末装置2の表示装置26の画面表示の一例も適宜参照して説明する。
以下の説明において、サーバ1及び端末装置2が行う処理は、実際には、サーバ1及び端末装置2のCPU10及び20が行う処理を意味する。CPU10及び20は、メモリ11及び21を作業領域として必要なデータ(設定値、処理途中の中間データ等)を一時記憶し、記録部12及び22に処理結果等のデータを適宜記録する。また、CPU10及び20は、処理の必要に応じて、操作部25からの入力をメモリ11及び21、若しくは記録部12及び22に記録し、メモリ11及び21、若しくは記録部12及び22に記録したデータに基づいて、画像や文字等を表示装置26に表示する。また、サーバ1は、以下で説明するステップの処理を行うためのプログラムを、例えばHTML言語またはJAVA(登録商標)言語により記述されたウェブサイトと、例えばMySQL(登録商標)等のデータベース管理システムとが組み合わされたウェブアプリケーションの形式で、記録部12に予め記録しており、サーバ1は、ユーザからの入力を操作部25を介して受け取ることにより、記録部12に記録したプログラムを使用して処理を行う。
図2は、本発明の実施の形態に係るスケジュール管理システムが提供するウェブサイトのトップページの画面表示の一例である。本発明の実施の形態に係るスケジュール管理システムは、演題検索機能と、スケジュール登録・確認機能と、アブストラクト生成機能と、アラートメール配信機能とを有し、これら機能を含むスケジュールの管理機能を、各ユーザ単位でユーザに提供する。
本発明の実施の形態に係るスケジュール管理システムを利用するには、ユーザ認証が必要である。ユーザは、ユーザ毎に予め発行されているユーザID(例えば、電子メールアドレス)を、操作部25を介して入力フィールド31へ入力する。端末装置2は入力されたユーザIDをサーバ1へ送信する。サーバ1は、受信したユーザIDと記録部12に予め記録しているユーザIDとが一致しているか否かを判断する。受信したユーザIDと記録部12に予め記録しているユーザIDとが一致する(端末装置2がユーザ認証に成功する)と、ユーザは、端末装置2を介してスケジュール管理システムの利用が可能となる。なお、32は、後述するアブストラクト生成機能にて生成するPDF形式の抄録データの表紙イメージである。
演題検索機能
学術集会において、セッションとは所定のテーマに沿った演題(講演)のまとまりを意味し、本明細書においても同じ意味を有する。
図3は、演題検索機能において行うデータ処理を説明するフローチャートであり、図4は、演題の検索を行う際の端末装置の画面表示の一例である。図2に示すボタン33を押下すると、図4に示す演題検索画面に遷移する。また、表1は、データベースとして記録部12に予め記録されている、学術集会の聴講スケジュールのデータの一例である。
Figure 0004663033
まず、ステップS1において、演題を検索する検索キーワードを、ユーザが入力フィールド41へ入力し、端末装置2が検索キーワードをサーバ1へ送信する。検索キーワードの入力はフリーテキスト形式であり、演題の絞り込みに用いる検索キーワードは、例えば氏名、セッション名、演題名、抄録内容、発表形式、開催日および会場等である。
ステップS2において、サーバ1が入力された情報を解析する。例えば、氏名を検索キーワードに用いる場合に、次の3つの何れの条件であっても検索結果を統一するために、サーバ1が入力値に対して文字列の変換処理または付加処理等を行う。このように、サーバ1が姓名間の文字(スペース)の共通化処理を行うことにより、1)姓と名との間にスペース(空白文字)を入れずに検索する場合、2)姓と名との間に半角スペースを入れて検索する場合、および3)姓と名との間に全角スペースを入れて検索する場合の何れの条件であっても、検索結果を統一することができる。
また例えば、サーバ1が、入力値の文字列の長さが規定の範囲を超えているか否かを判断して、入力値の文字列が不正な値であるか否かを判定する。不正な値である場合、例えば入力エラーである旨をサーバ1が端末装置2に表示して、ステップS1の処理へ戻る。これは、悪意のあるユーザが入力値に不正なコードを挿入することで、クロスサイト・スクリプティングやSQLインジェクションなどのエラーが発生することを防止するためである。
ステップS3において、サーバ1が、入力された検索キーワードでデータベースを検索する。キーワード検索の具体的な実現方法については当業者にとっては周知であるので、本明細書ではその詳細な説明を省略する。一例を示すと、図4の画面表示の一例に示す入力フィールド41の「セッション名」に検索キーワードが入力される場合、サーバ1は、表1に示す学術集会の聴講スケジュールのデータの対応する項目、即ち「5.セッション名」を検索対象としてキーワード検索を行う。
ステップS4において、サーバ1が、検索条件に該当する演題を表示する。図4に示す演題検索画面に検索結果として表示される演題タイトルのリンクは、データベースとして予め記録されている演題の詳細情報に対応付けられている。演題タイトルのリンクが押下されると、サーバ1は、例えば図5の画面表示の一例に示す演題の詳細情報を端末装置2に表示する。図5に示すように、演題の詳細情報画面では、演題の抄録(アブストラクト)の内容51を表示する。
図6は、演題検索機能においてセッション検索を行った際の端末装置の画面表示の一例である。ステップS1において検索キーワードにセッション名を用いて演題の検索を行った場合、サーバ1は、検索条件に該当するセッション単位で、当該セッション内に含まれる演題タイトルを一覧表示する。
スケジュール登録・確認機能
スケジュール登録は、例えば登録フラグをオン/オフすることで設定する。登録フラグは、各演題と1対1に対応付けられてデータベースに記録されている。図4〜図7の各画面表示の一例に示すボタン61は、例えばトグルボタンで実装され、ユーザがボタン61を押下すると、サーバ1は、登録フラグのオン/オフの情報をデータベースに記録する。本実施形態では、登録フラグの初期値はオフ(スケジュール登録しない)である。
図7は、スケジュール確認を行った際の端末装置の画面表示の一例である。図2に示すボタン34を押下すると、図7に示すスケジュール確認画面に遷移する。スケジュール確認画面では、サーバ1が、ユーザ単位で、登録フラグがオン(スケジュール登録する)に設定されている演題のみをデータベースから検索し、検索条件に該当する演題を端末装置2に表示する。
アブストラクト生成機能
図8は、アブストラクト生成機能において行うデータ処理を説明するフローチャートである。
まず、ステップS11において、サーバ1が、ユーザ単位で、登録フラグがオン(スケジュール登録する)に設定されている演題をデータベースから検索し、次に、ステップS12において、サーバ1が、検索条件に該当する演題の抄録データをTeX形式のデータに変換する。
TeXとは、組版処理を行うためのマークアップ言語である。データベースに登録している演題の抄録データ(テキスト形式)から抄録(PDF形式)を生成する際に、一旦TeX形式のデータに変換したうえでPDF形式に変換することで、理数系・工業系学会の発表演題の記述に多く見受けられる特殊な計算式や数式(例えば、積分を意味する記号∫や総和を意味する記号Σ、繁分数等で表現する数式)を正確に記述することができる。TeX形式では、これら特殊な計算式や数式を、TeXの書式に従ってテキスト形式で記述する。なお、TeX形式には、目的(例えば日本語化対応)に応じた種々の形式(例えばLaTeX形式、AMS−LaTeX形式、pTeX形式およびpLaTeX形式)があるが、本明細書では、これら種々の形式をまとめてTeX形式と記す。
例えば、最終的に生成する演題のアブストラクト中に次の(式1)
Figure 0004663033
を表示するには次のようにする。まず、TeXの書式に従って、該当する演題の抄録データの対応する項目「187.抄録本文」に、テキスト形式で「$¥frac{−b ¥pm ¥sqrt{b^2 − 4ac}}{2a}$」と予め登録しておく。サーバ1には、TeX形式の組版用命令文を織り込んだデータのテンプレートが予め記録されている。このテンプレートは、抄録の本文に相当する部分が虫食い形式となっており、虫食い部分以外のその他の部分は、PDF形式に変換可能にマークアップ記述された状態で予め用意されている。サーバ1は、この「$¥frac{−b ¥pm ¥sqrt{b^2 − 4ac}}{2a}$」との記載を、テンプレートの抄録本文の虫食い部分に埋め込むことで、PDF形式に変換可能なTeX形式のデータを生成する。
次に、ステップS13において、サーバ1が、生成したTeX形式のデータをPDF形式のデータに変換する。TeX形式からPDF形式へのデータ変換の方法は公知であり、例えばTeX形式からDVI(device−independent)形式へと一旦変換したうえで、最終的にPDF形式へ変換する。
TeX形式からDVI形式への変換は、例えばTeXコンパイラを利用する。DVI形式は出力装置に依存しない中間のデータ形式であり、TeXコンパイラから出力されるDVI形式のデータには、TeXコンパイラに入力するTeX形式のデータに記述した、組版情報の結果が反映されている。DVI形式からPDF形式への変換は、例えば公知のプログラム「dvipdfmx」を利用する。
次に、ステップS14において、サーバ1が、PDF形式の抄録データを端末装置2に送信する。端末装置2は、生成されたPDF形式の抄録データを記録部22に記録する。端末装置2は、予め記録部22に記録しておいた、PDF形式のデータを閲覧可能なプログラムを用いて、PDF形式の抄録を表示装置26に表示することができる。
図9は、アブストラクト生成機能により作成したPDF形式の抄録の画面表示の一例である。図中、(a)が抄録の表紙であり、(b)が抄録の目次であり、(c)が抄録の演題である。これにより、端末装置2が持ち運び可能な態様(例えば、ノートブック型PC)である場合には、ユーザは、聴講しようとする演題のスケジュールおよび演題の内容を、学術集会が開催されるその場において閲覧し確認することが可能になるので、興味のある演題の聞き漏らしを防止することができる。
任意の処理として、インターネット等広域ネットワークに接続可能な携帯型端末装置4(例えば、スマートフォンまたはタブレット型PC)へこのPDF形式の抄録データを保存してもよい。これにより、端末装置2が持ち運びに不向きな態様(例えば、デスクトップPC)である場合には、PDF形式の抄録データを携帯型端末装置4へ予め保存しておくことで、ユーザは、聴講しようとする演題のスケジュールおよび演題の内容を、学術集会が開催されるその場において閲覧し確認することが可能になるので、興味のある演題の聞き漏らしを防止することができる。
アラートメール配信機能
図10は、アラートメールの配信設定を行う際の端末装置の画面表示の一例である。アラートメールの配信設定の切り換えは、例えばアラートフラグをオン/オフすることで設定する。アラートフラグは、各演題と1対1に対応付けられてデータベースに記録されている。図10に示すボタン91は例えばトグルボタンで実装され、ユーザがボタン91を押下すると、サーバ1は、アラートフラグのオン/オフの情報をデータベースに記録する。本実施形態では、アラートフラグの初期値はオフ(アラートメールを配信しない)である。
サーバ1は、例えば所定の時間間隔で、アラートフラグがオン(アラートメールを配信する)に設定されている演題をデータベースから検索する。次に、サーバ1は、検索条件に該当する当該演題をスケジュール登録しているユーザに、アラートメールを送信する。ユーザが当該演題をスケジュール登録しているか否かの判断は、サーバ1が登録フラグのオン/オフを判断することにより行う。サーバ1が配信するアラートメールの配信先アドレス(アラート用メールアドレス)は、ユーザIDとしてデータベースに登録されているユーザの電子メールアドレス(例えば、foo@bar.co.jp)でも良いが、好ましくは、ユーザが常に所持している携帯電話で送受信可能なメールアドレス(例えば、foobar@docomo.ne.jp)が良い。このアラート用メールアドレスは、ユーザIDの新規登録時に任意に追加で登録することができる。よって、特に興味のある演題に対して、ユーザがアラートメールの配信機能をオンにしておけば、演題の開始時刻の例えば所定時間前になると、ユーザの手元にある携帯電話にアラートメールが配信されるので、興味のある演題の聞き漏らしを防止することができる。
以上、本発明を特定の実施の形態によって説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、登録フラグは各演題と1対1に対応付けられてデータベースに記録されているが、登録フラグは、各セッションと1対1に対応付けられてデータベースに記録されてもよい。即ち、演題登録フラグおよびセッション登録フラグの複数の登録フラグを導入して、各演題単位および各セッション単位でスケジュール登録のオン/オフを切り換えてもよい。この場合、スケジュール確認画面も、サーバ1が、演題登録フラグおよびセッション登録フラグの何れかがオン(スケジュール登録する)に設定されている演題またはセッションをデータベースから検索して、検索条件に該当する演題またはセッションに含まれる演題を端末装置2に表示すればよい。これにより、スケジュール登録を演題単位またはセッション単位で行うことができる。
また、上記実施の形態では抄録データをDVI形式からPDF形式へと一度に変換しているが、これに代えて、DVI形式からPS(PostScript(登録商標))形式へと一旦変換したうえで、最終的にPDF形式へ変換してもよい。DVI形式からPS形式への変換は、例えば公知のプログラム「dvi2ps」を利用すればよく、PS形式からPDF形式への変換は、例えば公知のプログラム「ps2pdf」を利用すればよい。
また、上記実施の形態では、アブストラクト生成機能において演題の抄録データからPDF形式の抄録データを生成しているが、最終的に得るPDF形式の抄録データは、演題の抄録データを含んでいればよく、他のデータ、即ち演題名や氏名、セッションの開始時刻および終了時刻等を含むいわゆるプログラム(学会発表当日の予定表)として生成してもよい。
また、上記実施の形態では、演題の抄録データをTeX形式のデータに変換しているが、用いるデータの形式はTeX形式に限られず、特殊な計算式や数式を正確に記述することができる形式(マークアップ言語)であれば、TeX形式に限らず他の形式、例えばXML技術を利用したMathML(Mathematical Markup Language)の形式であってもよい。
また、上記実施の形態では、キーワード検索により興味のある演題の検索を行っているが、演題の検索を学術集会の日程表から行っても良い。図11は、演題の検索を学術集会の日程表から行う際の端末装置の画面表示の一例である。図11に示すように、サーバ1が、演題のタイトルを、例えば開催日時および会場毎に日程表として表示し、興味のある演題のタイトルをユーザが押下することで、サーバ1は、例えば図5の画面表示の一例に示す演題の詳細情報を端末装置2に表示する。
1 サーバ
2 端末装置
3 広域ネットワーク(インターネット)
4 携帯型端末装置
10,20 CPU
11,21 メモリ
12,22 記録部
13,23 バス
14,24 インタフェース(I/F)部
25 操作部
26 表示装置

Claims (4)

  1. 演算部および記録部を有し、学術集会の聴講スケジュールをデータベースとして記録するサーバと、該サーバと広域ネットワークを介して接続された端末装置とを備え、前記学術集会の前記聴講スケジュールを個人単位で管理するシステムであって、
    前記サーバが、演題検索手段と、スケジュール登録手段と、アブストラクト生成手段と、アラートメール配信手段とを備え、
    前記演題検索手段が、
    演題を検索するためのキーワードを前記端末装置から受信する機能と、
    受信した前記キーワードで前記データベースを検索する機能と、
    検索条件に該当する演題を前記端末装置上に表示する機能とを有し、
    前記スケジュール登録手段が、前記演題をスケジュール登録するか否かの情報を、前記端末装置から受信して前記データベースに記録する機能を有し、
    前記アブストラクト生成手段が、
    スケジュール登録されている演題の抄録データを第1の形式の抄録データに変換する機能と、
    前記第1の形式の抄録データを第2の形式の抄録データに変換する機能と、
    前記第2の形式の抄録データを前記端末装置に送信し記録する機能とを有し、
    前記アラートメール配信手段が、メールの配信が有効に設定されている演題をスケジュール登録しているユーザに対して、アラートメールを送信する機能を有することを特徴とするスケジュール管理システム。
  2. 前記端末装置の代替として、広域ネットワークに接続可能な携帯型端末装置を備え、前記第2の形式の抄録データを前記携帯型端末装置に保存し、前記第1の形式がTeX形式であり、前記第2の形式がPDF形式であることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理システム。
  3. 演算部および記録部を有し、学術集会の聴講スケジュールをデータベースとして記録し、前記学術集会の前記聴講スケジュールを個人単位で管理するサーバ装置であって、
    広域ネットワークを介して端末装置と接続され、
    演題検索手段と、スケジュール登録手段と、アブストラクト生成手段と、アラートメール配信手段とを備え、
    前記演題検索手段が、
    演題を検索するためのキーワードを前記端末装置から受信する機能と、
    受信した前記キーワードで前記データベースを検索する機能と、
    検索条件に該当する演題を前記端末装置上に表示する機能とを有し、
    前記スケジュール登録手段が、前記演題をスケジュール登録するか否かの情報を、前記端末装置から受信して前記データベースに記録する機能を有し、
    前記アブストラクト生成手段が、
    スケジュール登録されている演題の抄録データを第1の形式の抄録データに変換する機能と、
    前記第1の形式の抄録データを第2の形式の抄録データに変換する機能と、
    前記第2の形式の抄録データを前記端末装置に送信し記録する機能とを有し、
    前記アラートメール配信手段が、メールの配信が有効に設定されている演題をスケジュール登録しているユーザに対して、アラートメールを送信する機能を有することを特徴とするサーバ装置。
  4. 前記端末装置の代替として、広域ネットワークに接続可能な携帯型端末装置に、前記第2の形式の抄録データを保存し、前記第1の形式がTeX形式であり、前記第2の形式がPDF形式であることを特徴とする請求項3に記載のサーバ装置。
JP2010216543A 2010-09-28 2010-09-28 スケジュール管理システムおよびサーバ装置 Expired - Fee Related JP4663033B1 (ja)

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