JP2006235937A - キーボード - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作性が高く、且つ、小型なキーボードを提供すること。
【解決手段】 横方向に配置された複数の入力キーからなるキー列が、縦方向に複数列配置されたキーボードであって、少なくとも1のキー列に属する複数の入力キーのなかには、文字記号入力キーよりキートップの幅が狭く、且つ、隣接する少なくとも1の入力キーよりキートップの高さが高い高位置入力キーが含まれることを特徴とするキーボード。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置等に用いられるキーボードに関する。
従来、情報処理装置等に指示を入力するキーボードは、小型化が要求されている。小型化の要求には様々な理由があり、例えば、デスクトップ型(据え置き型)のコンピュータの場合には、机上のスペース確保、それに加えて、ノートブック型(携帯型)のコンピュータの場合には、携帯性の向上といったようなものが挙げられる。
従来のキーボードとして、例えば、入力キーの形状や配置等を工夫することにより、小型化を可能としたキーボードがある(例えば、特許文献1〜3参照)。特許文献1に記載のキーボードによれば、キートップを押下する位置によって選択的に異なる文字等を入力可能とすることにより、1の入力キーで2の入力キーの機能を兼ねる構成としたため、入力キーの数を減少させることができ、キーボードの縦寸法を従来のものより短くすることが可能である。また、特許文献2に記載のキーボードによれば、テンキーの大きさを従来と同等に確保し、その他の入力キーを小さくしたため、キーボード全体として小型化することが可能である。また、特許文献3に記載のキーボードによれば、キーボードを折り畳むため、収納時には小型にすることができる。
特開平7−65673号公報 登録実用新案第3029600号公報 特開2003−271289号公報
しかしながら、特許文献1に記載のキーボードでは、通常、使用者は、キートップの押下位置を意識して操作することは少ないため、押下位置がずれて誤操作をしてしまうといった問題がある。すなわち、使用者は、誤操作した場合には、修正を行わなければならず、操作性が充分に確保されているとは言い難い。また、特許文献2に記載のキーボードでは、テンキーの操作性は良く、テンキーの使い勝手は向上するが、テンキー以外の操作性が失われるといった問題がある。また、特許文献3に記載のキーボードでは、携帯性は良いが、操作時には、折り畳んだキーボードを展開する必要があるため、限られたスペースでの操作が困難となるといった問題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作性が高く、且つ、小型なキーボードを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 横方向に配置された複数の入力キーからなるキー列が、縦方向に複数列配置されたキーボードであって、
少なくとも1のキー列に属する複数の入力キーのなかには、文字記号入力キーよりキートップの幅が狭く、且つ、隣接する少なくとも1の入力キーよりキートップの高さが高い高位置入力キーが含まれることを特徴とするキーボード。
(1)の発明によれば、高位置入力キーは、隣接する少なくとも1の入力キーよりキートップの高さが高いため、隣接する入力キーに誤接触することなく高位置入力キーを操作することができる。
また、文字記号入力キーは、一般的に、他の入力キーと比較すると操作頻度が極めて高いことから、操作性が考慮された上で設定された幅のキートップを有しているが、高位置入力キーは、このような文字記号入力キーよりキートップの幅が狭い。しかし、高位置入力キーは、上述したように、隣接する少なくとも1の入力キーによりキートップの高さが高いため、隣接する入力キーに誤接触することなく高位置入力キーを操作することができる。このように、(1)の発明によれば、高位置入力キーは、隣接するキートップと立体的に段違いであるため、その操作性を高めるとともに、キーボードの小型化を図ることができる。
また、高位置入力キーのキートップの幅を狭くしているので、キーボード全体の幅を広げることなく、同列にある他の入力キーのキートップの幅を広くすることも可能であり、操作性のさらなる向上を図ることも可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)のキーボードであって、
上記高位置入力キーのキートップの幅は、該高位置入力キーを押下する指の幅より狭いことを特徴とする。
(2)の発明によれば、高位置入力キーの幅を、当該高位置入力キーを押下する指として割り当てられた指の幅より狭くしたため、キーボード全体としての幅をより小さくしてキーボードの小型化を図ることができる。
また、隣接する入力キーの高さが同じである従来のキーボードでは、指の幅よりキートップが狭い入力キーを操作することは困難であるが、高位置入力キーは、隣接する少なくとも1の入力キーよりもキートップの高さが高いので、隣接する入力キーに誤接触することなく高位置入力キーを操作することができる。また、高位置入力キーのキートップの幅を指の幅より狭くしているので、キーボード全体の幅を広げることなく、同列にある他の入力キーのキートップの幅をより広くすることも可能であり、操作性のさらなる向上を図ることも可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(1)又は(2)のキーボードであって、
1のキー列内に、キートップが傾斜しているか又はキートップの一部が突出した2つの高位置入力キーが隣接して配置され、
2つの高位置入力キーは、キートップの頂部が互いに縦方向にずれていることを特徴とする。
(3)の発明によれば、隣接して配置された2つの高位置入力キーは、キートップの頂部が互いに縦方向にずれているため、高位置入力キーを隣接して配置しても、隣接する入力キー(高位置入力キー)に誤接触することなく高位置入力キーを操作することができる。このように、高位置入力キーを隣接して配置することができるため、1のキー列内に幅の狭い高位置入力キーを多数配置することができる。従って、キーボード全体としての幅をさらに小さくしてキーボードの小型化を図ることができる。
このように、(3)の発明によれば、高位置入力キーが互いに隣接する場合であっても、操作性を損なうことがないため、キーボード全体としての幅をさらに小さくしてキーボードの小型化を図ることができる。
また、1のキー列内に幅の狭い高位置入力キーを多数配置することができるので、キーボード全体の幅を広げることなく、同列にある他の入力キーのキートップの幅をさらに広くすることも可能であり、操作性のさらなる向上を図ることも可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかのキーボードであって、
上記高位置入力キーは、画面上に所定の選択肢を表示させる指示を入力するための入力キー、又は、文字種を変更するための入力キーであることを特徴とする。
一般的に、画面上に所定の選択肢を表示させる指示を入力するための入力キー(以下、選択肢表示キーという)又は文字種を変更するための入力キー(以下、文字種変更キーともいう)は、使用頻度が低い入力キーであることから、使用頻度の高い入力キー(例えば、文字記号入力キー等)と比べるとキートップの幅は狭く、キーボードの隅に配置されている。このような選択肢表示キー又は文字種変更キーは、使用頻度が低いので、使用者にその位置を覚えられ難いという問題がある。また、キートップの幅が狭いため、操作する際に隣接する入力キーに誤接触してしまうという問題もある。
しかしながら、(4)の発明によれば、選択肢表示キー又は文字種変更キーは、高位置入力キーであり、他の入力キーよりキートップの高さが高いため、使用者はその位置を覚え易い。また、キートップの高さが高いので、操作する際に隣接する入力キーに誤接触するおそれもない。従って、選択肢表示キー又は文字種変更キーのように使用頻度の低い入力キーの操作性を高めることができる。
さらに、選択肢表示キー又は文字種変更キーを高位置入力キーとしているので、使用頻度の高い入力キーのキートップの幅を確保しつつ、キーボード全体としての幅を小さくしてキーボードの小型化を図ることができる。
また、使用頻度の高い入力キーを、従来のキーボードと同様に、各入力キーのキートップが略同一面上に並ぶように配置することが可能であるため、キートップの高さの違いに起因した違和感を使用者に与えてしまうおそれがなく、使用頻度の高い入力キーについても操作性を確保し得る。
また、選択肢表示キー又は文字種変更キーを高位置入力キーとしてそのキートップの幅を狭くしているので、キーボード全体の幅を広げることなく、使用頻度の高い入力キーのキートップの幅を広くすることも可能であり、操作性のさらなる向上を図ることも可能である。
本発明によれば、操作性が高く、且つ、小型なキーボードを提供することが可能である。
以下、本発明の一実施形態に係るキーボードについて図面を用いて説明する。
勿論、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係るキーボードを模式的に示す正面図である。
図2は、図1に示したキーボードを模式的に示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、キーボード10は、横方向に配置された複数の入力キーからなるキー列が、縦方向に6列配置されている。以下においては、各キー列を、縦方向下側のキー列から順に、第1列、第2列、・・第6列ということとする。
文字記号入力キー21は、入力モードに基づいてアルファベット、平仮名、カタカナ、記号等を入力するための入力キーであり、第2列〜第5列に配置されている。図1において、斜線のハッチングを施した入力キーが、文字記号入力キー21である。
第1列に配置された入力キーは、左側から順に、コントロールキー12L、スタートメニューキー13L、Altキー14L、無変換キー15、Spaceキー16、変換キー17、カタカナ/ひらがなキー18、Altキー14R、スタートメニューキー13R、コンテキストメニューキー19、コントロールキー12Rである。
スタートメニューキー13(13L、13R)は、所謂スタートメニューを表示させる機能を有するものであり、コンテキストメニューキー19は、所謂右クリックと同様の機能を有するものである。これらの入力キーは、夫々の入力キーの操作に応じて、画面上に所定の選択肢を表示させるものである。
第2列の左端に配置された入力キーは、シフトキー20L、右端に配置された入力キーは、シフトキー20Rである。
第3列の左端に配置された入力キーは、CapsLockキー22、右端に配置された入力キーは、後退キー23である。
第4列の左端に配置された入力キーは、英字キー24、右端に配置された入力キーは、改行キー25である。
第5列の左端に配置された入力キーは、半角/全角キー26、右端に配置された入力キーはローマ字キー27である。半角/全角キー26、ローマ字キー27は、文字種を変更するための入力キーである。
第6列に配置された入力キーは、左側から順に、エスケイプキー28L、12個のファンクションキー29、ヘルプキー30、エスケイプキー28Rである。
第1列のスタートメニューキー13(13L、13R)、コンテキストメニューキー19、第5列の左右両端に位置する半角/全角キー26、ローマ字キー27、及び、第6列の左右両端に位置するエスケイプキー28(28L、28R)は、詳しくは後述するが、キートップの幅が文字記号入力キー21より狭く、隣接する少なくとも1の入力キーよりキートップの高さが高い高位置入力キーである。以下、これらの入力キーを高位置入力キーともいうことにする。キーボード10では、文字記号入力キーに比べて使用頻度が低いこれらの入力キーが高位置入力キーとして設定されている。
高位置入力キーのキートップは、文字記号入力キー21のキートップより幅が狭く、さらには、該高位置入力キーを押下する指として予定されている指の幅により狭い。例えば、コンテキストメニューキー19は、当該入力キーを押下する指として予定されている薬指の幅より狭い。
図3は、高位置入力キーを説明するための一例を示す図であり、図2の第1列左側の拡大図である。
図3には、高位置入力キーであるスタートメニューキー13Lと高位置入力キー以外の入力キー(以下、通常入力キーともいう。)であるコントロールキー12L及びAltキー14Lとを示している。
図3に示すように、スタートメニューキー13Lは、横方向からの側面視形状が三角形であり、キートップ43は、その三角形の最も高い頂点を含む頂部40aと、頂部40aより縦方向に、低い方へ向かって傾斜する矩形状の傾斜面41a、42aとからなる。縦方向下側に位置する傾斜面41aの傾きは、縦方向上側に位置する傾斜面42aの傾きより急であり、頂部40aは、スタートメニューキー13Lの縦方向中心部により下方向にずれた位置にある。
また、スタートメニューキー13Lの左右に隣接する通常入力キーであるコントロールキー12L及びAltキー14Lは、その上側が平面で水平方向に平行のキートップ44(44a、44b)を夫々有している。
スタートメニューキー13Lは、キートップ43aの一部が通常入力キーのキートップ44より高さが高くなっている。従って、使用者は、隣接する通常入力キーに誤接触することなく高位置入力キーであるスタートメニューキー13Lを操作することができる。
本発明において、操作とは、当該キーに対応する指示又は文字等が入力されることをいう。
本実施形態では、高位置入力キーのキートップの一部が通常入力キーのキートップより高い場合について説明するが、高位置入力キーのキートップ43の全部が通常入力キーのキートップ44より高いこととしてもよい。また、図3に示すように、高位置入力キーが左右に隣接しない場合には、高位置入力キーの頂部は、縦方向中心部より上又は下方向にずれていなくてもよい。
図2において、図3を用いて説明したように、高位置入力キーであるスタートメニューキー13Lのキートップの頂部40は、通常入力キーである左側に隣接するコントロールキー12L及び右側に隣接するAltキー14Lのキートップより高く設定されている。
また、半角/全角キー26、エスケイプキー28Lのキートップの頂部は、夫々の入力キーの右側に隣接する入力キーのキートップより高く設定され、ローマ字キー27、エスケイプキー28Rのキートップの頂部は、夫々の入力キーの左側に隣接する入力キーのキートップより高く設定されている。
図4は、左右に隣接する高位置入力キーについて説明するための一例を示す図であり、図2の第1列右側の拡大図である。
図4には、高位置入力キーであるスタートメニューキー13R及びコンテキストメニューキー19と、通常入力キーであるAltキー14R及びコントロールキー12Rとを示している。
図4に示すように、左右に隣接する高位置入力キーのうちの左側の高位置入力キーであるスタートメニューキー13Rのキートップの頂部40bは、スタートメニューキー13Rの縦方向中心部より上方向にずれている。一方、右側の高位置入力キーであるコントロールキー12Rのキートップの頂部40cは、コントロールキー12Rの縦方向中心部より下方向にずれている。すなわち、これらの高位置入力キーのキートップの頂部は、互いに縦方向に上下にずれるように配置されている。
このように、キーボード10では、左右に隣接する高位置入力キーの頂部が互いに縦方向にずれているため、使用者は、高位置入力キーが隣接して配置されていても、隣接する入力キー(高位置入力キー)に誤接触することなく高位置入力キーを操作することができる。
このように、キーボード10によれば、その頂部が隣接するキートップより高く、立体的に段違いであるため、その操作性が高まるとともに、高位置入力キーのキートップの幅が狭いため、キーボード全体としての幅を小さくしてキーボードの小型化を図ることができる。
また、高位置入力キーを隣接して配置し、多数の高位置入力キーを設定することにより、さらにキーボード全体としての幅を小さくしてキーボードの小型化を図ることができる。
図5は、左右に隣接する高位置入力キーについての他の一例を説明するための図である。
図5には、図4とは形状の異なる高位置入力キーであるスタートメニューキー13X及びコンテキストメニューキー19Xと、図4と同一形状の通常入力キーであるAltキー14R及びコントロールキー12Rとを示している。
図5に示すように、スタートメニューキー13Xは、キートップ46aのうち、縦方向上側部分の突出部47aが隣接する通常入力キーのキートップより高さが高くなっている。また、コンテキストメニューキー19Xは、キートップ46bのうち、縦方向下側部分の突出部47bが隣接する通常入力キーのキートップより高さが高くなっている。
このように、本発明における高位置入力キーは、図3に示したように、キートップが傾斜部していてもよく、図5に示したように、キートップの一部が突出していてもよく、高位置入力キーの頂部が互いに縦方向にずれていれば、特にこの例に限定されない。
また、本実施形態では、同一の形状をした高位置入力キーをキートップ又はその頂部が縦方向に上下にずれるように互い違い配置しているが、本発明はこの例に限定されず、異なる形状をした高位置入力キーを、キートップ又はその頂部が縦方向に上下にずれるように配置してもよい。
また、高位置入力キーは、そのキートップ又はその頂部が、通常入力キーのキートップより高ければよく、隣接する2つの高位置入力キーの頂部の高さは同じであっても異なっていてもよい。
図1及び図2において、キーボード10では、文字記号入力キー以外の使用頻度の低い入力キーが高位置入力キーとして設定され、キーボード10の左右の隅に配置されている。
一般的に、使用頻度が低い入力キーは、使用頻度の高い文字記号入力キー等と比べるとキートップの幅が狭くキーボードの隅に配置されるが、キーボード10では、このような入力キーが高位置入力キーとして設定されているので、他の入力キーよりキートップの高さが高く、使用者はその位置を覚え易くなっている。
また、文字記号入力キー21のように、使用頻度の高い入力キーについては、従来のキーボードと同様に、各入力キーのキートップが略同一面上に並ぶように配置しているので、キートップの高さの違いに起因した違和感を使用者に与えてしまうおそれがなく、使用頻度の高い入力キーについても操作性を確保することができる。
本発明では、高位置入力キーは、スタートメニューキー13(13L、13R)、コンテキストメニューキー19のように、画面上に所定の選択肢を表示させる指示を入力するための入力キー(以下、選択肢表示キーという)であるか、半角/全角キー26、ローマ字キー27のように、文字種を変更するための入力キー(以下、文字種変更キーともいう)であることが好ましいが、それ以外にも高位置入力キーが存在してもよい。
本発明においては、本実施形態のように、選択肢表示キー又は文字種変更キー以外にも、文字記号入力キー以外の入力キー(例えば、エスケイプキー28)が高位置入力キーとすることが可能である。このようにした場合、上述した位置の覚え易さ、使用頻度の高い入力キーについての操作性を損なうことなく、多くの高位置入力キーを設定することが可能となり、キーボード全体としての幅をより小さくしてキーボードの小型化を図ることができる。
なお、本実施形態では、文字記号入力キー以外の入力キーが高位置入力キーであることとして説明するが、文字記号入力キーが高位置入力キーであってもよい。
図6〜図8は、高位置入力キーの操作前及び操作時の状態を説明するための図であり、図3に示したキー列の断面を模式的示す図である。
図6は、高位置入力キーの操作前の状態を模式的に示す図である。
図6において、通常入力キー位置60は、通常入力キーが操作される前のキートップ位置である。頂部位置61は、高位置入力キーが操作される前の頂部の位置である。スタートメニューキー13Lの頂部40aには、指先69が添えられているが、まだ押下されていない。
図7は、高位置入力キーの操作時の状態を模式的に示す図である。
図7において、操作時頂部位置62は、高位置入力キーが操作された時の頂部の位置であり、通常入力キー位置60よりも高位置にある。スタートメニューキー13Lは、指先69によりその頂部40aが押下されると、操作時頂部位置62まで、その頂部40aが下がる。
このとき、スタートメニューキー13Lのキートップの幅は、スタートメニューキー13Lを押下する指として予定されている左手薬指の幅より狭いため、指先の一部が隣の通常入力キーの上側まではみ出しているが、操作時頂部位置62が通常入力キー位置60よりも高位置にあるため、操作時においても、隣接する通常入力キーのキートップよりその頂部40aの高さが高くなる。従って、隣接する通常入力キーに誤接触することなく高位置入力キーを操作することができる。
図8は、高位置入力キー操作時の状態を説明するための他の一例を示す図である。
図8においては、高位置入力キー操作時の頂部の高さが、隣接する通常入力キーの操作前のキートップの高さより低い点で図7とは異なっている。
図8において、操作時通常入力キー位置63は、通常入力キーが操作された時のキートップの位置である。操作時頂部位置64は、高位置入力キーが操作された時の頂部の位置であり、通常入力キー位置60よりも低位置にあり、操作時通常入力キー位置63よりも高位置にある。
スタートメニューキー13Lは、指先69によりその頂部40aが押下されると、操作時頂部位置64までその頂部40aが下がり、操作される。このとき、スタートメニューキー13Lのキートップの幅は、スタートメニューキー13Lを押下する指として割り当てられた左手薬指の幅より狭いため、指先の一部が隣接する通常入力キーの上側まではみ出していて、これらの通常入力キーに触れている。
しかし、操作時頂部位置64は、隣接する通常入力キーの操作時通常入力キー位置63よりも高いため、スタートメニューキー13Lが最下部まで押下された時、すなわち、操作されたとき、隣接する通常入力キーが操作時通常入力キー位置63まで押し下げられることはなく、誤操作することはない。
図9、図10は、左右に隣接する高位置入力キーの1つを操作する場合について説明するための図である。
図9、図10は、図4に示した隣接する2つの高位置入力キーを左側面から見た様子を模式的に示す図である。図9、図10では、スタートメニューキー13Rが手前側、コンテキストメニューキー19が奥側に位置している。ここでは、コンテキストメニューキー19を操作する場合について説明することにする。
図9は、コンテキストメニューキー19の操作前の状態を模式的に示す図である。
図9において、コンテキストメニューキー19の頂部40cには、指先69が添えられているが、まだ押下されていない。
図10は、コンテキストメニューキー19の操作時の状態を模式的に示す図である。
コンテキストメニューキー19は、指先69によりその頂部40cが押下されると、頂部位置61から操作時頂部位置62まで、その頂部40cが下がり、操作される。このとき、コンテキストメニューキー19の頂部40cは、隣接する高位置入力キーであるスタートメニューキー13Rの傾斜部42bの上面より上側にあるため、スタートメニューキー13Rに触れることなく、コンテキストメニューキー19を操作することができる。従って、高位置入力キーが互いに隣接する場合であっても、隣接する高位置入力キーに誤接触することなく高位置入力キーを操作することができる。
本実施形態では、頂部40cを指先69により押下して操作する場合について説明したが、例えば、傾斜部41c又は傾斜部42cを押下してもよい。ただし、この場合、頂部40を最下部まで押下したときに、押下した箇所が、隣接する高位置入力キーの傾斜部41b又は傾斜部42bの上面より上側にある必要がある。
図11(a)は、キーボード10であり、図11(b)は、キーボード10と同じキー配列を有する従来のキーボード100である。
キーボード10と、従来のキーボード100とが備える入力キーを比較すると、第6列では、キーボード10では、エスケイプキー28(28L、28R)は、高位置入力キーである一方、従来のキーボード100では、記号入力キーと同様の大きさを有する入力キーである。従って、キーボード10の第6列全体としての幅は、従来のキーボード100より、キーボード10における2つのエスケイプキー28(28L、28R)の幅と、従来のキーボード100における2つのエスケイプキー28(28L、28R)の幅との差分だけ狭くなっている。
また、キーボード10の第5列全体としての幅は、第6列と同様に、半角/全角キー26、ローマ字キー27の幅の差分だけ狭くなっている。
第1列では、キーボード10では、コンテキストメニューキー19及びスタートメニューキー13(13L、13R)は、高位置入力キーである一方、従来のキーボード100では、記号入力キーと同様の大きさを有する入力キーである。従って、キーボード10の第1列全体としての幅は、キーボード10におけるコンテキストメニューキー19及び2つののスタートメニューキー13(13L、13R)の幅と、従来のキーボード100におけるコンテキストメニューキー19及び2つのスタートメニューキー13(13L、13R)の幅との差分だけ、狭くすることが可能である。
ここで、キーボード10の第5列、第6列が従来のキーボード100の第5列、第6列より上述した入力キー2つの幅の差分だけ狭いのに対して、第1列は、上述した入力キー3つの幅の差分だけ第1列全体としての幅が狭くなるが、キーボード10では、入力キー2つの幅の差分だけ狭くするとともに、使用頻度の高い変換キー17の幅が広げられ、第5列、第6列と同じ幅となっている。
第3列、第4列及び第5列では、キーボード10では、従来のキーボード100に比べて
充分に幅が広く小型化しても差し障りのない英字キー24、CapsLockキー22、シフトキー20(20L、20R)、後退キー23、改行キー25の幅が上述した入力キー2つの幅の差分だけ狭くなっている。従って、キーボード10の第3列、第4列及び第5列全体としての幅は、上述した入力キー2つの幅の差分だけ狭くなっている。
このように、キーボード10は、高位置入力キーが備えられていることにより、従来のキーボード100より幅が全体として入力キー2つの幅の差分だけ狭くなっている。
このように、キーボード10によれば、高位置入力キーは、隣接するキートップと立体的に段違いであるとともに、選択肢表示キー又は文字種変更キーのように使用頻度の低い入力キーを高位置入力キーとしているので、従来のキーボードと比較して、その操作性を高めるとともに、キーボード全体としての幅を小さくしてキーボードの小型化を図ることができる。
図12(a)は、本発明に係る他の一例に係るキーボードであり、図12(b)は、図12(a)に示すキーボードと同じキー配列を有する従来のキーボードである。
本発明に係る他の一例に係るキーボード80は、従来のキーボード100とキーボード全体としての幅が同一である。
本発明に係る他の一例に係るキーボード80と、従来のキーボード100とが備える入力キーを比較すると、第2列〜第6列は、夫々対応する入力キーは同一の形状等を有している。
第1列では、キーボード80では、コンテキストメニューキー19及びスタートメニューキー13(13L、13R)は、高位置入力キーである一方、従来のキーボード100では、記号入力キーと同様の大きさを有する入力キーである。従って、第1列では、キーボード80におけるコンテキストメニューキー19及び2つののスタートメニューキー13(13L、13R)の幅と、従来のキーボード100におけるコンテキストメニューキー19及び2つのスタートメニューキー13(13L、13R)の幅との差分だけ、第1列の他の入力キーのキートップの幅が従来のキーボード100より広い。キーボード80では、使用頻度の高い変換キー17、コントロールキー12(12L、12R)、Altキー14(14L、14R)、カタカナ/ひらがなキー18、Spaceキー16の幅が従来のキーボード100より広くなっている。
このように、キーボード80によれば、高位置入力キー(例えば、コンテキストメニューキー19、半角/全角キー26、ローマ字キー27等)のキートップの幅を狭くしているので、従来のキーボードと比較して、キーボード全体の幅を広げることなく、同列にある他の入力キーのキートップの幅を広くすることも可能であり、操作性のさらなる向上を図ることが可能である。
本発明の一実施形態に係るキーボードを模式的に示す正面図である。 図1に示したキーボードを模式的に示す斜視図である。 高位置入力キーを説明するための一例を示す図である。 左右に隣接する高位置入力キーについて説明するための一例を示す図である。 左右に隣接する高位置入力キーについての他の一例を説明するための図である。 高位置入力キーの操作を説明するための図である。 高位置入力キーの操作を説明するための図である。 高位置入力キーの操作についての他の一例を説明するための示す図である。 左右に隣接する高位置入力キーの1つを操作する場合について説明するための図である。 左右に隣接する高位置入力キーの1つを操作する場合について説明するための図である。 (a)は、本実施形態に係るキーボードであり、(b)は、(a)のキーボードと同じキー配列を有する従来のキーボードである。 (a)は、本発明に係る他の一例に係るキーボードであり、(b)は、(a)のキーボードと同じキー配列を有する従来のキーボードである。
符号の説明
10 キーボード
12(12L、12R) コントロールキー
13(13L、13R) スタートメニューキー
14(14L、14R) Altキー
15 無変換キー
16 Spaceキー
17 変換キー
18 カタカナ/ひらがなキー
19 コンテキストメニューキー
20(20L、20R)シフトキー
21 文字記号入力キー
22 CapsLockキー
23 後退キー
24 英字キー
25 改行キー
26 半角/全角キー
27 ローマ字キー
28(28L、28R) エスケイプキー
29 ファンクションキー
30 ヘルプキー
40(40a、40b、40c) 頂部
41(41a、41b、41c)、42(42a、42b、42c) 傾斜部
43、44(44a、44b)、45、46(46a、46b) キートップ
47(47a、47b) 突出部
60 通常入力キー位置
61 頂部位置
62 操作時頂部位置
63 操作時通常入力キー位置
64 操作時頂部位置
80 キーボード

Claims (4)

  1. 横方向に配置された複数の入力キーからなるキー列が、縦方向に複数列配置されたキーボードであって、
    少なくとも1のキー列に属する複数の入力キーのなかには、文字記号入力キーよりキートップの幅が狭く、且つ、隣接する少なくとも1の入力キーよりキートップの高さが高い高位置入力キーが含まれることを特徴とするキーボード。
  2. 前記高位置入力キーのキートップの幅は、該高位置入力キーを押下する指の幅より狭いことを特徴とする請求項1に記載のキーボード。
  3. 1のキー列内に、キートップが傾斜しているか又はキートップの一部が突出した2つの高位置入力キーが隣接して配置され、
    2つの高位置入力キーは、キートップの頂部が互いに縦方向にずれていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキーボード。
  4. 前記高位置入力キーは、画面上に所定の選択肢を表示させる指示を入力するための入力キー、又は、文字種を変更するための入力キーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のキーボード。
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