JP2006235704A - 開発システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 プログラムを別言語表示に作り直す際に問題となる文字フィールドについて、これにセット可能な適正な文字列の幅であるか否かをチェック可能とする開発システムを提供することにある。
【解決手段】 プログラムを別言語表示に変換する際に問題となりやすい文字フィールドの文字セット可能幅a、b、cをフォーム画面から自動で取得する文字セット可能幅取得処理部16と、この文字セット可能幅取得処理部から得られた文字セット可能幅に基づいて、各文字フィールドの文字セット可能幅a、b、c内に、新たに取り扱う別言語の文字列が1行で収まる適正な文字列幅であるか否かをチェックする文字列幅判断処理部17とを具備する構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 プログラムを別言語表示に変換する際に問題となりやすい文字フィールドの文字セット可能幅a、b、cをフォーム画面から自動で取得する文字セット可能幅取得処理部16と、この文字セット可能幅取得処理部から得られた文字セット可能幅に基づいて、各文字フィールドの文字セット可能幅a、b、c内に、新たに取り扱う別言語の文字列が1行で収まる適正な文字列幅であるか否かをチェックする文字列幅判断処理部17とを具備する構成とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プログラムを別言語表示に作り直す際、問題となる文字フィールドに当該別言語の文字列がセット可能であるか否かをチェック可能とし、別言語表示への切り替えを容易にする開発システムに関するものである。
近年、企業が海外に進出するのに合わせて、従来日本語表示で使っていたシステムの表示を現地の言葉、もしくは英語等に切り替えて使いたいと言う要望が多い。これは従来自国の工場での生産で最適化された業務フローがそのまま実現でき、また作り変え自体も容易に思われることから良く取られる手法である。
作り変えにあたっては、日本語で作られた表示部分の一覧表を作り、これに対して変換する言葉を指定してもらい、順次変換作業を行っていく。しかし、この際、各文字の表示幅が問題となることが多い。
例えば、工場の生産管理画面であるフォーム画面(レイアウト画面)中に、オブジェクトとして、実際に生産管理データのフィールドを作成する場合、納められる情報の種類を示すフィールドタイプが、フィールド毎に指定される。このフィールドタイプには文字が扱えるものとして「文字」や「テキスト」のフィールドがある。
前者の「文字フィールド」は、その文字フィールド長さが、例えば2バイト〜80バイトまでという比較的短く制限される文字列の入力可能幅(納め得る文字数)内で、任意の値に予め固定されるフィールドであり、テキストとして扱われる情報も長さも分かっているもの(例えば、製品名、生産地など)に用いられる。後者の「テキストフィールド」は、例えば最大32767バイトの英数字、漢字を納めることができるフィールドであり、注釈や説明など長いテキストを収めるのに用いられる。
これらのうち、プログラムを別言語表示に作り直す際に問題となるのは文字フィールドの長さである。
通常、文字フィールドにより作成されるエリア(テキストエリア)としては、「テキストボックス(TextBox)」、「リストボックス(ListBox)」、「コンボボックス(ComboBox)」、「セル」などがある。
「テキストボックス」は文字列のコンテナで、レイアウト画面内に配置され、サイズを変更することができる。すなわち、テキストボックスには、文字列を1行で表示するか、複数行で表示するかが指定され、改行文字の入力、ワードラップによる文字列の折り返しも指定できる。しかし、テキストボックスの文字フィールドの長さ(テキスト入力可能幅でもありテキスト表示可能幅でもある)を超えた文字列(超過分)は入力することができず、また見ることができない。
「リストボックス」は、文字フィールドの値を一覧にしたリストから成る。リストの目的は、本来、データ入力中に入力値を選択できるような一覧表をユーザに提供することにある。フィールドの入力にリストを選択肢として用いると、ユーザはキーボードから入力する代わりに選ぶだけでよくなる。しかし、ここでも各文字フィールドの長さ(テキスト入力可能幅でもありテキスト表示可能幅でもある)を超えた文字列(超過分)は入力することができず、また見ることができない。
「コンボボックス」はリストボックスとテキストボックスを組み合わせたコントロールである。
「セル」は単一行の文字フィールド(セル)又は複数行の文字フィールド(セル)から成る。複数行の文字フィールドから成る場合、各セルの文字フィールドが個別の値(長さ)を持つ点で、上記のテキストボックス、リストボックス、コンボボックスなどと区別される。この各セルの文字フィールドの長さ(テキスト入力可能幅でもありテキスト表示可能幅でもある)を超えた文字列(超過分)は入力することができず、また見ることができない。
これらのテキストボックス、リストボックス、コンボボックス、セルなどの文字フィールドには、通常、それぞれのフィールドラベルが付加される。例えば「性能」「ロットNo」「仕向」などの項目名の文字フィールド(例えばテキストボックス)の場合、これらのテキストボックスに、それぞれ“lblSeino”“lblLotNo”“lblSimuke”などの日本語表示のラベルが付加される。通常、これらのラベルはテキストボックスに隣接してそれぞれ配置される。
しかしながら、プログラムを日本語表示から別言語表示に作り直す際には、文字フィールドの文字セット可能幅が問題となることが多い。例えば日本語表示で作られたプログラムを英語表記に変換しようとすると、変換後の英語の文字列が文字フィールドの長さ内に収まるかどうかが問題になる。
仮に、“製品名”の3文字を英語表記にすると“Product Name”のスペースを含む12文字となり、幅も同じ文字サイズなら倍以上になってしまう。表記がきっちり詰めてデザインされた画面においては、このために文字が入らず、表示をもっと短いものとする必要がある。この場合よく用いられる手法としては母音部分と空白を省き、上記の“Product Name”の例で言えば”Prdct Nm“(この場合はo、u、a、eを省略)のように表記する方法である。しかし、このようにして全てを短縮してしまうと画面が非常に分かりづらいものとなってしまう。
このためにフォーム画面で余裕のある部分はフルの表記にしたいが、今度はどのフォーム画面にどの程度の表記が入るかを全てチェックしていく必要があり、大変な労力を要する。文字フィールドの文字セット可能幅にどの程度の余裕があるかが予め分かると、この作業はまとめて行うことで、容易なものとなる。
そこで、各フォーム画面で文字フィールドの文字セット可能幅を自動でチェックできるようなツールの提供が望まれていた。
本発明の目的は、上記課題を解決し、プログラムを別言語表示に作り直す際、問題となる文字フィールドに当該別言語の文字列がセット可能であるか否かをチェック可能とし、別言語表示への切り替えを容易にする開発システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1の発明に係る開発システムは、プログラムを別言語表示に変換する際に文字フィールドの文字セット可能幅をフォーム画面から自動で取得する文字セット可能幅取得手段と、この文字セット可能幅取得手段から得られた文字セット可能幅に基づいて、各文字フィールドの文字セット可能幅内に、新たに取り扱う別言語の文字列が1行で収まる適正な文字列幅であるか否かをチェックする文字列幅判断手段とを具備することを特徴とする。
この特徴によれば、文字セット可能幅取得手段により、文字フィールドの文字セット可能幅をフォーム画面から自動で取得され、文字列幅判断手段により、この各文字フィールドの文字セット可能幅内に、新たに取り扱う別言語の文字列が1行で収まる適正な文字列幅であるか否かがチェックされるので、日本語表示から英語表示へといった別言語表示への切り替えに際し、その変換作業を支援し容易にすることができる。
請求項2の発明は、請求項1記載の開発システムにおいて、上記文字セット可能幅取得手段が、上記文字フィールドの種類がラベルである場合、当該ラベルの左右の最も接近したオブジェクトを探し、そのフォーム画面の座標を取得することで、両オブジェクトに当接するまでの長さを上記文字セット可能幅として自動取得する機能を具備することを特徴とする。
ラベルは文字フィールドの種類を表すために、文字フィールドに付加される。このラベルの配置場所は、文字フィールドの隣りであることが多い。このためラベルの両側には二つのオブジェクトが存在することがある。この二つのオブジェクトのうち、一つは当該ラベルが表示する文字フィールドとして存在し、他は別の文字フィールドやライン等として存在する。そこで、請求項2の発明では、文字フィールドの種類がラベルである場合、当該ラベルの左右の最も接近したオブジェクトを探し、そのフォーム画面の座標を取得することで、両オブジェクトに当接するまでの長さを上記文字セット可能幅として自動取得する。このように文字セット可能幅を定義すると、この文字セット可能幅内である限り、ラベルのフィールドを長く延ばして収容可能な文字数を増やしても、隣の文字フィールドと重なってしまうことがない。よって当該文字フィールドが隣の文字フィールドの一部を覆って見えなくする、という不都合を防止することができる。
請求項3の発明は、請求項1記載の開発システムにおいて、上記文字セット可能幅取得手段が、上記文字フィールドの種類がセルの長さが一定であるテキストボックス、リストボックス、コンボボックスのいずれかである場合、当該文字フィールド又はセルの長さをそのまま上記文字セット可能幅として自動取得する機能を具備することを特徴とする。
テキストボックス、リストボックス、コンボボックスは、これを構成する文字フィールド(セル)の長さが全て同一である。そこで請求項3の発明では、文字セット可能幅取得手段により、文字フィールドのセルの長さをそのまま上記文字セット可能幅として自動取得する。このように文字セット可能幅を定義すると、文字フィールド(セル)の長さより文字列が長い場合には、当該文字フィールド(セル)に適正に収まらない文字列であると予め判断することができる。
請求項4の発明は、請求項1記載の開発システムにおいて、上記文字セット可能幅取得手段は、上記文字フィールドの種類が長さの異なることがある複数行のセルである場合、まずセルの行数を取得して、各行ごとの幅を上記文字セット可能幅として自動取得する機能を具備することを特徴とする。
セルの場合、文字フィールドの種類が長さが異なる複数行から成ることがある。そこで請求項4の発明では、文字フィールドの種類が、長さの異なることがある複数行のセルである場合、まずセルの行数を取得して、各行ごとの幅(文字フィールド長さ)を上記文字セット可能幅として自動取得する。このように文字セット可能幅を定義すると、長さの異なる複数行のセルについて、漏れなくその文字フィールド長さを取得することができ、従って各文字フィールドの文字セット可能幅内に新たに取り扱う別言語の文字列が1行で収まる適正な文字列幅であるか否かをチェックすることができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の開発システムにおいて、上記1行で収まる適正な文字列幅であるか否かをチェックする文字列幅判断手段が、上記各文字フィールドの文字セット可能幅を正確な長さで印刷画面に表示すると共に、この印刷画面の文字セット可能幅内に、新たに取り扱う別言語の文字列を自動的に折り返し可能に表示する手段から構成されていることを特徴とする。
この特徴によれば、各文字フィールドの文字セット可能幅を印刷画面に正確な長さで表示した枠内に、新たに取り扱う別言語の文字列を自動折り返し付きで表示して可視化するので、新たに取り扱う別言語が適正な文字列幅である場合は当該文字列が1行で収まることとなる。しかし、新たに取り扱う別言語が不適正な文字列幅である場合は当該文字列が折り返され、2行以上で表示されることとなる。このため、新たに取り扱う別言語の文字列が1行で収まる適正な文字列幅であるか否かのチェックを容易に実行することができる。
本発明によれば、次のような優れた効果が得られる。
請求項1の発明によれば、プログラムを例えば日本語から英語などの別言語表示に作り直す際に、文字フィールドの文字セット可能幅を自動で取得し、日本語表示から変換された後の姿の英語表示の文字列が適正に文字フィールド内に収まるかどうかを予めチェックすることができるので、別言語への変換作業を容易にすることができる。
請求項2の発明によれば、文字が入る部分がラベルである場合、その周囲のフォーム画面座標を取得してセット可能な文字列の幅を自動取得するので、隣のオブジェクトに重ならない正確な文字列の幅の設定を行うことが可能になる。
請求項3の発明によれば、文字が入る部分がテキストボックス、リストボックス、コンボボックスである場合、その文字フィールド又はセルの長さをそのまま文字セット可能幅として自動取得するので、正確な文字幅の設定が可能になる。
請求項4の発明によれば、文字が入る部分が長さの異なることがある複数行のセルである場合、そのセルの幅をすべて取得するので、各セルについての正確な文字幅の設定が可能になる。
請求項5の発明によれば、印刷レイアウトを正確に表示するアプリケーションを用い、その印刷表示画面において、文字が入りきれない部分を自動でチェックすることができるので、設定文字の修正を容易にすることができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
この実施形態の開発システムは、上記の文字幅チェックの問題を自動でチェックするプログラムを導入することで、プログラムの表示変換作業を容易にしたものである。
図1は本発明の一実施形態に係る開発システムの構成を示すブロック図である。本システムは、入力部11、制御部12、表示部13、記憶部14、プリンタ15、文字セット可能幅取得手段たる文字セット可能幅取得処理部16、及び文字列幅判断手段たる文字列幅判断処理部17を有する。
入力部11は、例えばキーボードからなり、データの入力や指示を行うための入力装置である。制御部12は、例えばマイクロプロセッサからなり、本システム全体の制御を行うものである。
表示部13は、例えばCRT 等からなり、図2に示すようなフォーム画面(レイアウト画面)や、図4のようなテスト結果を表示するための表示装置である。記憶部14は、例えばRAMからなり、取得した文字セット可能幅の格納領域を有する。プリンタ15は例えばレーザプリンタ(ページプリンタ)であり、図4のようなテスト結果を実際に印刷して記録する場合などに使用される。
文字セット可能幅取得処理部16は、制御部12の制御の下で起動され、文字フィールドの文字セット可能幅をフォーム画面から自動で取得する処理を行う。
文字列幅判断処理部17は、制御部12の制御の下で起動され、文字セット可能幅取得処理部16から得られた文字セット可能幅に基づいて、各文字フィールドの文字セット可能幅内に、新たに取り扱う別言語の文字列が1行で収まる適正な文字列幅であるか否かをチェックするための処理を行う。
図2にフォーム画面(レイアウト画面)の一例として、半導体エピタキシャルウエハの製造工程についての管理画面の一部を示す。
図2において、21、22、23は同じ高さ位置に横並びに配置されたテキストボックスであり、これらの文字フィールドには、その隣に「Seino」「Saku」「Simhin」という名称(日本語表示)のラベル31、32、33が付加されている。このうちテキストボックス22に属する「Saku」という名称のラベル32は、両側のテキストボックス21、22の間に配置されており、そのラベル32の文字フィールドの長さは、両側のテキストボックス21、22の文字フィールド間の間隔aよりも短い。従って、この「Saku」という名称のラベル32はその文字フィールドを長くして、最大で両側のテキストボックス21、22の文字フィールド間の間隔aまで広げることができる。すなわち、この「Saku」という名称のラベル32の文字セット可能幅はaである。
同じく図2のフォーム画面(レイアウト画面)において、40はリストボックスであり、同じセル幅(文字フィールド長)bの4つのセル(文字フィールド)41から成る。このリストボックス40の各セル(文字フィールド)41は、当該セルの長さ(文字フィールドの長さ)がすべて同じに固定されているから、代表的に1つのセルの幅(文字フィールドの長さ)bを知れば良く、それがそのまま文字セット可能幅となる。同じ幅のセルから成るという意味ではコンボボックスも同じであり、従ってこのリストボックス40はリストボックスとコンボボックスの両者を代表したものとして描かれている。
上述したように、テキストボックス21、22、23の文字フィールドやリストボックス40又はコンボボックスのセルは、当該文字フィールド又はセルの長さが固定であるから、文字フィールドの長さ又はセルの長さがそのまま文字セット可能幅となる。
更に図2のフォーム画面(レイアウト画面)においては、文字フィールドの長さが異なることがある複数行のセルの代表例として、セル51が1行のみ示されており、これに「Tokki」という日本語表示のラベル34が付加されている。このようなセル51の場合には、セルの各行ごとの幅が異なるので、それぞれのセルの幅(文字フィールドの長さ)cが文字セット可能幅となる。
次に、図1及び図2に示した実施形態の動作について説明する。
図3は、上述した文字セット可能幅の値を取得する文字セット可能幅取得処理部16の処理と、これに続く文字列幅判断処理部17の処理とを示したフローチャートである。
本実施形態では、これをマイクロソフト社のエクセル(商品名)とそれに付属するVBA(ビジュアルベーシック)で作成した。図中(a)から(q)はフローチャートの各部品である。
図3において、制御部12は、まず該当プログラムをロードし(ステップ(a)、(b))、これにより構築される文字セット可能幅取得処理部16を機能させて、各ソフトの部品が、ラベル、テキストボックス、リストボックス、コンボボックス、セルのいずれであるかをチェックしながら、それに応じた文字セット可能幅を算出して行く(ステップ(c)(j)(m))。
<ラベルの場合>
ステップ(c)の判断が「ラベル」の場合、例えば図2のラベル32であるときは、同じ高さで左右で最も近接したオブジェクト(テキストボックス21、22)を探し、そのx座標からラベル32の文字設定可能幅(間隔a)を算出する。
ステップ(c)の判断が「ラベル」の場合、例えば図2のラベル32であるときは、同じ高さで左右で最も近接したオブジェクト(テキストボックス21、22)を探し、そのx座標からラベル32の文字設定可能幅(間隔a)を算出する。
すなわち、y座標の範囲を取得し、取得したy座標範囲にあるオブジェクトを取得し、最も近接した2つのオブジェクトのx座標を取得する(ステップ(d)〜(g))。そしてこの2つのオブジェクトのx座標からラベル32の文字設定可能幅(間隔a)を算出する(ステップ(h))。多くの場合、現に存在するラベル32の文字フィールド長さより、取得した文字設定可能幅(間隔a)の方が長いという関係になる。
<テキストボックス等の場合>
ステップ(j)の判断が「テキストボックス」の場合、例えば図2のテキストボックス21のときは、その該当するオブジェクト自身の幅、つまりテキストボックス21の文字フィールドの長さを文字セット可能幅として算出する(ステップ(k))。
ステップ(j)の判断が「テキストボックス」の場合、例えば図2のテキストボックス21のときは、その該当するオブジェクト自身の幅、つまりテキストボックス21の文字フィールドの長さを文字セット可能幅として算出する(ステップ(k))。
また「リストボックス」や「コンボボックス」の場合、例えば図2のリストボックス40のときは、その該当するオブジェクト自身の幅、つまりセル41のセル幅bを文字セット可能幅として算出する(ステップ(k))。
<セルの場合>
ステップ(m)の判断が、「長さの異なることがある複数行のセル」である場合、例えば図2のセル51のときは、はじめに行数を取得して(ステップ(n))、各行ごとのセルの幅(文字フィールドの長さ)cを文字セット可能幅として算出する(ステップ(o))。
ステップ(m)の判断が、「長さの異なることがある複数行のセル」である場合、例えば図2のセル51のときは、はじめに行数を取得して(ステップ(n))、各行ごとのセルの幅(文字フィールドの長さ)cを文字セット可能幅として算出する(ステップ(o))。
上記した文字フィールド以外の文字の設定のないオブジェクトについては特に処理をしない。
上記のようにして文字セット可能幅が算出できたならば、制御部12は、この文字セット可能幅の値を記憶部14に格納する。
次に、制御部12は、文字列幅判断処理部17を機能させて、上記各文字フィールドの文字セット可能幅を、表示部13の印刷画面に正確な長さで表示する。この目的で、上記文字列幅判断処理部17は、まず上記各文字フィールドの文字セット可能幅の値を、表示部13の印刷画面に正確な長さで表示可能な印刷ソフト、ここではマイクロソフト社のワード(商品名)にセットする(ステップ(i)(l)(p))。
上記の処理をフレーム画面中の全オブジェクトについて繰り返す(ステップ(q))。
次に、文字列幅判断処理部17は、上記各文字フィールドの文字セット可能幅を、表示部13の印刷画面に正確な長さで表示すると共に、この印刷画面に正確な長さで表示された文字セット可能幅内に、新たに取り扱う英語の文字列を自動的に折り返し付きで納める(ステップ(r))。
当該文字セット可能幅内に英語の文字列が1行で収まれば適正な文字列幅であり、収まらなくて折り返されれば不適正な文字列幅であると判断される。
図4は表示部13の印刷画面の一例を示したものであり、図中、61は文字フィールドに命名された項目名、62は文字フィールドのオブジェクトの種類、63は文字フィールドの文字セット可能幅(入力可能幅)の値、64は印刷画面に正確な長さの文字セット可能幅で表示したテスト入力欄である。テスト欄64はその横方向の長さが文字セット可能幅に一致している。すなわちテスト欄64の幅は予め計算した文字設定可能幅にセットされ、固定となっている。したがって、ここに入れた文字列が自動改行された場合、当該文字列は長すぎて入らないことになる。
図4の(A)〜(E)に、代表的な事例ををまとめて表示する。この場合はマイクロソフト社のワード(商品名)を利用して計算結果を表示した。これは幅の確認を実寸通りに行う必要があるためである。
事例(A)はラベルの項目名を、日本語表示「lblSeino」から英語表示「Pre Product No」に変換したところ、テスト欄64に1行で収まっており、うまく文字フィールド内に収まる英語文字列に変換できたことを示している。
事例(B)はラベルの項目名を、日本語表示「lblLotNo」から英語表示「ShipLotNo」に変換したところ、テスト欄64に1行で収まらず最後の「No」の中間で折り返されており、うまく文字フィールド内に収まることができない英語文字列であったことを示している。
事例(C)も同様に、ラベルの項目名を、日本語表示「lblSimuke」から英語表示「DirectionName」に変換したところ、テスト欄64に1行で収まらず最後の「me」の中間で折り返されており、うまく文字フィールド内に収まることができない英語文字列であったことを示している。
事例(D)は、テキストボックスの文字フィールドの項目名を、日本語表示「txtDesignNo」から英語表示「DesignNo」に変換したところ、テスト欄64に1行で収まっており、うまく文字フィールド内に収まる英語文字列に変換できたことを示している。
事例(E)は、テキストボックスの文字フィールドの項目名を、日本語表示「txtGrowthNo」から英語表示「GrowthNo」に変換したところ、テスト欄64に1行で収まっており、うまく文字フィールド内に収まる英語文字列に変換できたことを示している。
上記のように、事例(B)と事例(C)では英語表示に変換した場合、文字列が改行されて収まりきれない。したがって、事例(B)と事例(C)では、このテスト欄64で改行されなくなる文字列もしくはフォントサイズを指定していけば良い。もしくはどうしても分かりにくい場合はプログラムのフォーム画面(レイアウト画面)のデザインを修正する。
上記の処理によって、各プログラムの文字フィールドへの言語表記を一覧で表示して、総括的に、その言語表記の文字列幅が適正か否かをチェックすることが可能となる。
<変形例>
上記のチェックを可能とする要点は、計算結果の表示に印刷レイアウトを正確に表示可能なアプリケーションを用いることである。テスト欄64の長さの位置表示が正しくないと、実際にプログラムを修正した場合に文字列が総て入り切るかどうかが正確に判断できない。このため本実施形態ではマイクロソフト社のワード(商品名)を用いた。しかし、Open Office Org(商品名)のOpen Office Write(商品名)を用いることもできる。
上記のチェックを可能とする要点は、計算結果の表示に印刷レイアウトを正確に表示可能なアプリケーションを用いることである。テスト欄64の長さの位置表示が正しくないと、実際にプログラムを修正した場合に文字列が総て入り切るかどうかが正確に判断できない。このため本実施形態ではマイクロソフト社のワード(商品名)を用いた。しかし、Open Office Org(商品名)のOpen Office Write(商品名)を用いることもできる。
実際に、図3のプログラムをSun社のJava(登録商標)で開発し、結果をOpen Office Org(商品名)のOpen Office Write(商品名)に出力してみた。この場合の計算ロジックや表示方法は全て同じとしたところ、上記と同様に、文字フィールドの文字セット可能幅をフォーム画面から自動で取得し、これに納める英語表記の文字列幅が適正か否かを画面表示にてチェックすることができた。
11 入力部
12 制御部
13 表示部
14 記憶部
15 プリンタ
16 文字セット可能幅取得処理部
17 文字列幅判断処理部
21、22、23 テキストボックス
31、32、33 ラベル
40 リストボックス
41 セル(文字フィールド)
51 セル(文字フィールド)
61 項目名
62 種類
63 文字セット可能幅の値
64 テスト欄
a 間隔(文字セット可能幅)
b セル幅(文字セット可能幅)
c セルの幅(文字セット可能幅)
12 制御部
13 表示部
14 記憶部
15 プリンタ
16 文字セット可能幅取得処理部
17 文字列幅判断処理部
21、22、23 テキストボックス
31、32、33 ラベル
40 リストボックス
41 セル(文字フィールド)
51 セル(文字フィールド)
61 項目名
62 種類
63 文字セット可能幅の値
64 テスト欄
a 間隔(文字セット可能幅)
b セル幅(文字セット可能幅)
c セルの幅(文字セット可能幅)
Claims (5)
- プログラムを別言語表示に変換する際に文字フィールドの文字セット可能幅をフォーム画面から自動で取得する文字セット可能幅取得手段と、
この文字セット可能幅取得手段から得られた文字セット可能幅に基づいて、各文字フィールドの文字セット可能幅内に、新たに取り扱う別言語の文字列が1行で収まる適正な文字列幅であるか否かをチェックする文字列幅判断手段と、
を具備することを特徴とする開発システム。 - 請求項1記載の開発システムにおいて、
上記文字セット可能幅取得手段が、上記文字フィールドの種類がラベルである場合、当該ラベルの左右の最も接近したオブジェクトを探し、そのフォーム画面の座標を取得することで、両オブジェクトに当接するまでの長さを上記文字セット可能幅として自動取得する機能を具備することを特徴とする開発システム。 - 請求項1記載の開発システムにおいて、
上記文字セット可能幅取得手段が、上記文字フィールドの種類がセルの長さが一定であるテキストボックス、リストボックス、コンボボックスのいずれかである場合、当該文字フィールド又はセルの長さをそのまま上記文字セット可能幅として自動取得する機能を具備することを特徴とする開発システム。 - 請求項1記載の開発システムにおいて、
上記文字セット可能幅取得手段は、上記文字フィールドの種類が長さの異なることがある複数行のセルである場合、まずセルの行数を取得して、各行ごとの幅を上記文字セット可能幅として自動取得する機能を具備することを特徴とする開発システム。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の開発システムにおいて、
上記1行で収まる適正な文字列幅であるか否かをチェックする文字列幅判断手段が、
上記各文字フィールドの文字セット可能幅を正確な長さで印刷画面に表示すると共に、この印刷画面の文字セット可能幅内に、新たに取り扱う別言語の文字列を自動的に折り返し可能に表示する手段から構成されていることを特徴とする開発システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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