JP2006235655A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006235655A
JP2006235655A JP2006159555A JP2006159555A JP2006235655A JP 2006235655 A JP2006235655 A JP 2006235655A JP 2006159555 A JP2006159555 A JP 2006159555A JP 2006159555 A JP2006159555 A JP 2006159555A JP 2006235655 A JP2006235655 A JP 2006235655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing member
frame
image forming
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006159555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4333698B2 (ja
Inventor
Katsuyuki Yokoi
勝行 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2006159555A priority Critical patent/JP4333698B2/ja
Publication of JP2006235655A publication Critical patent/JP2006235655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4333698B2 publication Critical patent/JP4333698B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 縦型タンデム方式の画像形成装置において、紙詰まり時の用紙除去作業と静電潜像担持体の交換作業を容易に行うことができるようにすること。
【解決手段】 取手117を方向Cに回動させると、フック部112aと突起部128とが係合されたまま、フック部112aがロックレバー122を押すために、ロックレバー122のフック部122aと突起部138とが係合される(図(a)参照)。その後に取手117を方向Bに引くと、前カバー110とフレーム120とフレーム130が一体となり、係合爪135aと突起部147との係合が解除されることにより、前カバー110とフレーム120とフレーム130とが一体となって開放される(図(b)参照)。そして、プロセスユニットを着脱することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の静電潜像担持体上に形成されたトナー像の重ね合わせによってカラー画像を形成するプリンタ等の画像形成装置に関する。
プリンタ,ファクシミリ装置などのカラー画像形成装置としては、静電潜像担持体としての感光体と、感光体上に静電潜像を形成するための帯電器および露光器と、感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像する現像器等からなるプロセスユニットを色毎に設け(例えばシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色)、それぞれの感光体上に形成された各色のトナー像を転写して重ね合わせることによりカラー画像を形成するタンデム方式の画像形成装置が知られている。
このタンデム方式の画像形成装置においては、複数のプロセスユニットを水平方向に並べて配設するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、この所謂横型タンデム方式の画像形成装置は、設置面積が大きくなるという問題があるため、複数のプロセスユニットを鉛直方向に並べて配設することにより設置面積を減少させる、所謂縦型タンデム方式が提案されている。
特開平10−307439号公報 (第4頁)
この縦型タンデム方式の画像形成装置においては、搬送手段により記録媒体(例えば用紙)を鉛直方向に並んだ複数のプロセスユニットに沿って搬送し、鉛直方向に搬送する途中で転写手段によってトナー像を記録媒体に転写する形態のものが考えられる。
この形態の縦型タンデム方式の画像形成装置では、記録媒体の搬送経路が長くなるために紙詰まりが発生しやすくなるが、紙詰まりが発生した場合には搬送手段を開放することにより詰まった記録媒体を取り除くようにすればよい。しかし、このようにすると、感光体を交換する場合には搬送手段を開放した後にさらに転写手段を開放しないと感光体を取り出すことができないため、感光体の交換作業が面倒になるという問題があった。又、感光体交換時に、一旦搬送手段を開放するため、不用意に搬送手段に手をふれると、搬送手段に手の跡が付いて、印字不良が生じる場合もあった。さらに又、搬送手段がトナー等で汚れていると、衣類や手を汚す場合もあった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、縦型タンデム方式の画像形成装置において、紙詰まり時の用紙除去作業と静電潜像担持体の交換作業を容易に行うことができるようにすることを目的とする。
上記問題を解決するため請求項1に記載の画像形成装置は、色毎に設けられ、鉛直方向に並べて配置され、表面に形成された静電潜像が現像剤によって現像される静電潜像担持体を備え、前記静電潜像担持体を開口部から着脱可能とし、搬送経路に沿って搬送された記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、装置本体に開閉可能に設けられ、開状態において前記開口部を開放して前記静電潜像担持体を着脱可能とする第1開閉部材と、前記第1開閉部材に対して前記静電潜像担持体側と反対側に配置され、開閉可能に設けられ、開状態において前記搬送経路を開放する第2開閉部材と、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材とを連結して前記第1開閉部材と前記第2開閉部材とを一体に開閉可能とする第1連結手段と、前記第1連結手段による前記第1開閉部材と前記第2開閉部材との連結を解除して前記第2開閉部材を前記第1開閉部材と独立して開閉可能とする第1解除手段と、前記第1開閉部材の閉状態を保持する第1保持手段と、前記第2開閉部材の閉状態を保持する第2保持手段とを備え、前記第1保持手段は、前記第1開閉部材に対して開方向に第1所定値以上の力が加わると、前記第1開閉部材の閉状態が解除されるように構成され、前記第2保持手段は、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材との連結が前記第1解除手段によって解除されているときに、前記第2開閉部材に対して開方向に前記第1所定値より小さい第2所定値以上の力が加わると、前記第2開閉部材の閉状態が解除されるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記第1保持手段は、装置本体または前記第1開閉部材の一方に設けられた第1被係合部材と、装置本体または前記第1開閉部材の他方に設けられ、前記第1開閉部材が閉状態となったとき、前記第1被係合部材と係合する第1係合部材と、前記第1係合部材を前記第1被係合部材に係合する方向に付勢する第1付勢手段とを備え、前記第1開閉部材に対して開方向に前記第1所定値以上の力が加わると、前記第1被係合部材と前記第1係合部材との係合が解除されるように前記第1付勢手段が構成され、前記第2保持手段は、前記第1開閉部材または前記第2開閉部材の一方に設けられた第2被係合部材と、前記第1開閉部材または前記第2開閉部材の他方に設けられ、前記第2開閉部材が閉状態となったとき、前記第2被係合部材と係合する第2係合部材と、前記第2係合部材を前記第2被係合部材に係合する方向に付勢する第2付勢手段とを備え、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材との連結が前記第1解除手段によって解除されているときに、前記第2開閉部材に対して開方向に前記第2所定値以上の力が加わると、前記第2被係合部材と前記第2係合部材との係合が解除されるように前記第2付勢手段が構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、前記第2開閉部材が、装置本体のカバー部材であって、前記第1解除手段を操作可能に前記第2開閉部材に設けられた操作部を備え、前記操作部への第1操作により、前記第1解除手段に前記第1開閉部材と前記第2開閉部材との連結を解除させて前記第2開閉部材を前記第1開閉部材と独立して閉状態から開状態とし、前記操作部への第2操作により、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材とを一体に閉状態から開状態とすることを特徴とする。
また、請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3何れかに記載の画像形成装置において、記録媒体の両面に画像を形成するために、記録媒体の画像形成面を反転させる反転手段と、前記静電潜像担持体に対向し、前記静電潜像担持体に形成された現像剤像を被記録媒体に転写する記録媒体転写手段とを備え、前記第1開閉部材は、前記記録媒体転写手段を支持し、開状態において、前記開口部を開放し、且つ、前記静電潜像担持体と前記記録媒体転写手段との間の搬送経路を開放し、前記第2開閉部材は、装置本体のカバー部材であって、開状態において、記録媒体の反転搬送経路を開放することを特徴とする。
また、請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3何れかに記載の画像形成装置において、前記静電潜像担持体に対向する中間転写体と、前記静電潜像担持体に形成された現像剤像を前記中間転写体に転写する中間転写手段と、前記中間転写体上の現像剤像を記録媒体に転写する記録媒体転写手段とを備え、前記第1開閉部材は、前記中間転写体と前記中間転写手段を支持し、開状態において前記開口部を開放し、前記第2開閉部材は、装置本体のカバー部材であって、前記記録媒体転写手段を支持し、開状態において、前記中間転写体と前記記録媒体転写手段との間の搬送経路を開放することを特徴とする。
請求項1に記載の画像形成装置によれば、第1連結手段が第1開閉部材と第2開閉部材とを連結すると、第1開閉部材と第2開閉部材とを一体に開閉可能となり、第1解除手段が第1開閉部材と第2開閉部材との連結を解除すると、第2開閉部材を第1開閉部材と独立して開閉可能となる。このため、第1連結手段と第1解除手段を設けることにより、第2開閉部材と第1開閉部材とを一体に開いて、開口部を開放できることに加えて、第1開閉部材は開かずに第2開閉部材を開くことが可能になる。従って、前記搬送経路において記録媒体が詰まった時には第1開閉部材を開かずに第2開閉部材を開いて、記録媒体を除去することができるのに加えて、さらに静電潜像担持体を着脱する時には、記録媒体が詰まったときと同じ側から、第2開閉部材と第1開閉部材とを一体に開いて、開口部を開放できる。
しかも、第1開閉部材に対して開方向に第1所定値以上の力が加わるまでは第1開閉部材の閉状態が第1保持手段によって保持される。このため、第1開閉部材に対して開方向に第1所定値以上の力を加える操作を操作者がしなければ第1開閉部材を開くことができない。即ち、開方向に力を加える操作が行われることなしに第1開閉部材が開いてしまうということを防ぐことができる。
さらに、第1開閉部材と第2開閉部材との連結が第1解除手段によって解除されているときに、第2開閉部材に対して開方向に第2所定値以上の力が加わるまでは第2開閉部材の閉状態が第2保持手段によって保持される。このため、第1開閉部材と第2開閉部材との連結が第1解除手段によって解除されているときに、第2開閉部材に対して開方向に第2所定値以上の力を加える操作を操作者がしなければ第2開閉部材を開くことができない。即ち、開方向に力を加える操作が行われることなしに第2開閉部材が開いてしまうということを防ぐことができる。尚、第2所定値は第1所定値より小さいので、第1開閉部材と第2開閉部材との連結が第1解除手段によって解除されているときに、第2開閉部材に対して開方向に力を加えると第1開閉部材が開いてしまうということはない。
また、請求項2に記載の画像形成装置によれば、第1開閉部材に対して開方向に第1所定値以上の力が加わると、第1付勢手段による付勢力に打ち勝って、第1被係合部材と前記第1係合部材との係合が解除する。このため、開方向に力を加える操作が行われることなしに第1開閉部材が開いてしまうということを防ぐことができる。さらに、第1開閉部材と第2開閉部材との連結が第1解除手段によって解除されているときに、第2開閉部材に対して開方向に第2所定値以上の力が加わると、第2付勢手段による付勢力に打ち勝って、第2被係合部材と第2係合部材との係合が解除する。このため、開方向に力を加える操作が行われることなしに第2開閉部材が開いてしまうということを防ぐことができる。
また、請求項3に記載の画像形成装置によれば、操作部への第1操作により第1開閉部材を開かずに第2開閉部材を閉状態から開状態にし、操作部への第2操作により第1開閉部材と第2開閉部材とを一体に閉状態から開状態にする。このため、操作部に対する操作により、第2開閉部材を第1開閉部材と独立して開くか、第1開閉部材と第2開閉部材とを一体に開くかを選択することができる。
また、請求項4に記載の画像形成装置によれば、第2開閉部材を開状態にすることにより反転搬送経路を開放できることに加えて、第1開閉部材を開状態にすることにより開口部かつ搬送経路を開放できる。このため、反転搬送経路において記録媒体が詰まった時には第1開閉部材は開かずに第2開閉部材を開いて反転搬送経路を開放して、記録媒体を除去することができるのに加えて、さらに、搬送経路において記録媒体が詰まった時あるいは静電潜像担持体を着脱する時には、第1開閉部材と第2開閉部材とを一体に開いて開口部を開放できるので記録媒体の除去あるいは静電潜像担持体の着脱のための開口部の開放が容易になる。
また、請求項5に記載の画像形成装置によれば、第2開閉部材を開状態にすることにより搬送経路を開放できることに加えて、第1開閉部材を開状態にすることにより開口部を開放できる。このため、搬送経路において記録媒体が詰まった時には第1開閉部材は開かずに第2開閉部材を開いて搬送経路を開放して、記録媒体を除去することができるのに加えて、さらに、静電潜像担持体を着脱する時には、第1開閉部材と第2開閉部材とを一体に開いて、開口部を開放できるので静電潜像担持体の着脱のための開口部の開放が容易になる。
(実施の形態1)
以下に本発明の実施の形態1について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ1の概略側断面図である。図1に例示するカラーレーザプリンタ1は、画像形成部10,ベルト状の中間転写体20,定着部30,給紙部40,排紙トレイ50と反転搬送部60を備えている。
画像形成部10は、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラック(K)のそれぞれの現像剤としてのトナーによる可視像形成工程毎に、現像器11M,11C,11Y,11Kと、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kと、クリーニングローラ16M,16C,16Y,16Kと、帯電器15M,15C,15Y,15Kと、露光器17M,17C,17Y,17Kとを備えている。
なお、各色毎の現像器,感光ドラム,クリーニングローラ,帯電器が一体化されてプロセスユニットが構成され、プロセスユニットはカラーレーザープリンタ1に対して着脱可能である。
以下、これらの各構成要素について詳しく説明する。
まず、現像器11M,11C,11Y,11Kには、現像ローラ12M,12C,12Y,12Kが備えられている。現像ローラ12M,12C,12Y,12Kは、導電性シリコーンゴムを基材として円柱状に構成され、さらに、表面にフッ素を含有した樹脂またはゴム材のコート層が形成されている。
また、各現像器11M,11C,11Y,11Kには、供給ローラ13M,13C,13Y,13Kが備えられている。供給ローラ13M,13C,13Y,13Kは、導電性のスポンジローラであり、現像ローラ12M,12C,12Y,12Kに対してスポンジの弾性力によって押圧接触するように配置されている。
また、各現像器には正極性に帯電する重合トナーを収容するトナー収容部が形成されている。
感光ドラム14M,14C,14Y,14Kは、一例として、アルミニウム製の基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものを用いる。
クリーニングローラ16M,16C,16Y,16Kは、導電性スポンジ等の弾性体からなるローラであり、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの下方にて、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kに摺擦するように構成されている。このクリーニングローラ16M,16C,16Y,16Kには、図示しない電源により、トナーと逆極性の負極性の電圧が印加されるように構成されており、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kに対する摺擦力及び上記電圧による電界の作用により、感光ドラム14M,14C,14Y,14K上の残留トナーを除去するように構成されている。なお、本実施の形態では、いわゆるクリーナレス現像方式を採用しているため、現像工程が終了した後の所定のサイクルにおいて、一旦クリーニングローラ16M,16C,16Y,16Kに、除去した残留トナーが感光ドラム側に戻るような電圧が印加されることによって除去した残留トナーを再びに感光ドラム14M,14C,14Y,14K側に戻すように構成されている。
帯電器15M,15C,15Y,15Kは、スコロトロン型の帯電器であり、上記クリーニングローラ16M,16C,16Y,16Kよりも、上記感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの回転方向下流側において、上記感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの下方から上記感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの表面に対向して配設されている。なお、帯電器15M,15C,15Y,15Kとして、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kに接触するローラ型の帯電器を用いるようにしてもよい。
露光器17M,17C,17Y,17Kは、周知のレーザスキャナユニットから構成されており、上記帯電器15M,15C,15Y,15Kよりも、上記感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの回転方向下流側において、上記感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの表面をレーザ光で露光する。露光器17M,17C,17Y,17Kにより、画像データに応じたレーザ光が感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの表面上に照射され、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの表面上には、各色ごとの静電潜像が形成される。
以上のような構成により、現像ローラ12M,12C,12Y,12Kと感光ドラム14M,14C,14Y,14Kとの接触部において、感光ドラム14M,14C,14Y,14K上に形成されたプラス極性(正帯電)の静電潜像に対して、正に帯電したトナーを反転現像方式で良好に現像することができ、極めて高画質な画像を形成できる。
ベルト状の中間転写体20は、ポリカーボネイト、またはポリイミド等の導電性のシートをベルト状に形成したものである。ベルト状の中間転写体20は、図1に示すように、1つの駆動ローラ21と2つの従動ローラ22,23に架け渡されており、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kとの対向位置近傍には、中間転写ローラ24M,24C,24Y,24Kが設けられている。中間転写体20の感光ドラム14M,14C,14Y,14Kと対向する側の表面の移動方向は、図1に示すように、鉛直方向上方向から下方向へ移動する方向に設定されている。
中間転写ローラ24M,24C,24Y,24Kに、図示しない電源から所定の電圧が印加されることによって、感光ドラム14M,14C,14Y,14K上に形成されたトナー像が上記中間転写体20に転写される。また、トナー像を用紙P(被記録媒体に相当)へ転写する位置における従動ローラ23には、2次転写ローラ25が対向して設けられている。2次転写ローラ25に図示しない電源から所定の電位が印加されることによって、ベルト状の中間転写体20上に担持された4色のトナー像が、2次転写ローラ25と中間転写体20との間に搬送された用紙Pに転写される。
定着部30は、第1加熱ローラ31と、第2加熱ローラ32とから構成され、4色のトナー像が転写された用紙Pを、第1加熱ローラ31及び第2加熱ローラ32によって狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、上記トナー像を用紙Pに定着させる。
給紙部40は、装置の最下部に設けられており、複数の用紙Pを積層して収容する収容トレイ41と、積層された用紙Pを一枚ずつ分離して送り出すピックアップローラ42とから構成されている。給紙部40は、画像形成部10及び中間転写体20による画像形成工程と所定のタイミングをとって用紙Pを送り出すように構成されている。給紙部40から送り出された用紙Pは、搬送ローラ対70によって用紙搬送路71上にある用紙Pへの転写位置、具体的には中間転写体20と2次転写ローラ25との圧接部に搬送される。
なお、給紙部40の収容トレイ41から送り出された用紙Pが、搬送ローラ対70及び中間転写体20と2次転写ローラ25との圧接部を経て定着部30に到る経路が用紙搬送路71である。
定着部30を通過した用紙Pは、排紙ローラ対61によって排紙トレイ50に向かって搬送される。
排紙トレイ50は、装置の最上部に設けられており、排紙ローラ対61によって搬送されて、排紙される用紙Pを収容する。
反転搬送部60は、排紙ローラ対61とフラッパ62と反転搬送路63と反転搬送路64と反転搬送ローラ対65,66,67とから構成されている。排紙ローラ対61は正回転および逆回転の切り換え可能であり、用紙Pを排紙トレイ50に排出する場合は正方向に回転するが、用紙Pを反転搬送路63に搬送する場合は逆方向に回転する。
フラッパ62は、用紙Pを排紙トレイ50に排出する方向と反転搬送路63に搬送する方向との分岐部分に設けられ、図示しない切換用ソレノイドの励磁または非励磁により、用紙Pを排紙トレイ50に排出する位置(図1において実線で示される位置)と、反転搬送路63に搬送する位置(図1において点線で示される位置)とに揺動可能に構成されている。
反転搬送ローラ対65,66,67は、反転搬送路64内に設けられており、反転搬送路63から反転搬送路64へ搬送された用紙Pを、鉛直方向上方向から下方向へ搬送し、再び搬送ローラ対70に搬送する。
次に、以上のような本実施の形態におけるカラーレーザプリンタ1の動作について説明する。先ず、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの表面が帯電器15M,15C,15Y,15Kにより一様に帯電され、次に、これらの表面は、露光器17M,17C,17Y,17Kによりマゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色の画像に対応して露光される。そして、マゼンタ現像器11M、シアン現像器11C、イエロー現像器11Y、ブラック現像器11Kによって、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの表面上に形成された静電潜像に、それぞれマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー、及びブラックトナーを付着させ、マゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色の現像を行う。このようにして形成されたマゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色のトナー像は、一旦、中間転写体20の表面上に転写される。
次に、転写後の感光ドラム14M,14C,14Y,14K上に残ったトナーは、クリーニングローラ16M,16C,16Y,16Kによって一時的に保持される。各色のトナー像は、中間転写体20の移動速度及び各感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの位置に合わせて、若干の時間差を持って形成され、それぞれの色のトナー像が中間転写体20上で重ね合わされるように転写される。
以上のようにして中間転写体20上に形成された4色のトナー像は、給紙部40から送り出される用紙P上に、2次転写ローラ25と中間転写体20との圧接位置において転写される。そして、このトナー像は、定着部30において用紙P上に定着され、排紙トレイ50上に排出される。以上のようにして、4色カラー画像が形成されることになる。
また、用紙Pの両面に画像を形成する場合には、一方の面に画像が形成された用紙Pが排紙ローラ対61に送られてくると、排紙ローラ対61が用紙Pを挟んだ状態で正回転して、用紙Pを一旦外側(排紙トレイ50側)向けて搬送し、用紙Pの大部分が外側に送られ、用紙Pの後端が、排紙センサ68により検出された直後に、その正回転が停止され、フラッパ62が、用紙Pを反転搬送路63に搬送するように、搬送方向を切り換える。
そして、排紙ローラ対61が逆回転して用紙Pを反転搬送路63内に搬送する。さらに、反転搬送路64に搬送された用紙Pは反転搬送ローラ対65,66,67により、搬送ローラ対70へ搬送される。
搬送ローラ対70に搬送された用紙Pは、裏返しの状態で、搬送ローラ対70によって再び2次転写ローラ25と中間転写体20との圧接位置に向けて送られ、裏面にトナー像が転写され、次に定着される。これにより用紙Pの両面に画像が形成される。
次に、カラーレーザプリンタ1において、プロセスユニットを着脱するための開口部190(図6参照),用紙搬送路71または反転搬送路64を開閉するための開閉機構を図2および図3に基づいて説明する。図2はカラーレーザプリンタ1の概略構成図、図3は開閉機構の構成を示す図である。
図2に示すように、カラーレーザプリンタ1は本体ケーシング100内に、前カバー110,フレーム120,フレーム130,フレーム140を備えている。前カバー110とフレーム120との間に、反転搬送路64が形成され、フレーム120とフレーム130との間に、用紙搬送路71が形成され、フレーム130を開くとプロセスユニットを着脱する開口部190(図6参照)が開放される。
そして、前カバー110には反転搬送ローラ対の従動ローラ65a,66a,67aが支持されている。また、フレーム120には反転搬送ローラ対の駆動ローラ65b,66b,67bと搬送ローラ対70と2次転写ローラ25が支持されている。
さらに、フレーム130には中間転写体20と中間転写ローラ24M,24C,24Y,24Kと駆動ローラ21,従動ローラ22,23が支持されている。また、フレーム140には画像形成部10と定着部30と反転搬送部60の一部が支持されている。
そして、前カバー110,フレーム120,フレーム130はフレーム140に固定された支持フレーム150にそれぞれ回動軸101を中心に回動することで開閉可能に支持されている(図3参照)。前カバー110の両側面には支軸111が設けられ(図3では一方の側面のみ示す)、ロックレバー112が支軸111を中心に回動可能に支持されている。ロックレバー112は、フレーム120の両側面に設けられた突起部128に係脱可能なフック部112aを一端に有し、前カバー110に取り付けられたバネ113によりフック部112aと突起部128が係合する方向に付勢されている。そして、両ロックレバー112の他端をつなぐように、 取手117がそれら他端に取り付けられている。
バネ113によりフック部112aが突起部128と係合している状態では、フック部112aの先端部が突起部128と係合し、ロックレバー112は取手117を操作することにより、バネ113の付勢方向に移動することが可能である。
また、フレーム120の両側面には支軸121が設けられ、ロックレバー122が支軸121を中心に回動可能に支持されている。ロックレバー122は、フレーム130の両側面に設けた突起部138に係脱可能なフック部122aを一端に有し、フレーム120に取り付けられたバネ123によりフック部122aと突起部138が係合しない方向に付勢されている。ロックレバー122の他端は、ロックレバー112のフック部112aと対向している。
さらに、前カバー110の両側面には支軸114が設けられ、係合レバー115が支軸114を中心に回動可能に支持されている。係合レバー115は、フレーム120の両側面に設けた突起部127に係脱可能な係合爪115aを一端に有し、前カバー110に取り付けられたバネ116により係合爪115aと突起部127が係合する方向に付勢されている。
前カバー110の両側部には、フレーム120側に突出した位置決め突部161が上下方向2ヶ所に設けられている。位置決め突部161はフレーム120の両側部前面側に設けられた溝部162に嵌合可能であり、それらが嵌合することで前カバー110を閉じたときの位置が決定する。
また、フレーム120の両側面には支軸124が設けられ、係合レバー125が支軸124を中心に回動可能に支持されている。係合レバー125は、フレーム130の両側面に設けた突起部137に係脱可能な係合爪125aを一端に有し、フレーム120に取り付けられたバネ126により係合爪125aと突起部137が係合する方向に付勢されている。
フレーム120の両側部には、フレーム130側に突出した位置決め突部163が上下方向2ヶ所に設けられている。位置決め突部163はフレーム130の両側部前面側に設けられた溝部164に嵌合可能であり、それらが嵌合することでフレーム120を閉じたときの位置が決定する。
また、フレーム130の両側面には支軸134が設けられ、係合レバー135が支軸134を中心に回動可能に支持されている。係合レバー135は、フレーム140の両側面に設けた突起部147に係脱可能な係合爪135aを一端に有し、フレーム130に取り付けられたバネ136により係合爪135aと突起部147が係合する方向に付勢されている。
フレーム130の両側部には、フレーム140側に突出した位置決め突部165が上下方向2ヶ所に設けられている。位置決め突部165はフレーム140の両側部前面側に設けられた溝部166に嵌合可能であり、それらが嵌合することでフレーム130を閉じたときの位置が決定する。
尚、バネ116,バネ126,バネ136の付勢力は、バネ116,バネ126,バネ136の順に大きくなっている。
次に、前カバー110のみを開く場合の動作を図4に基づいて説明する。
前カバー110,フレーム120,フレーム130が閉状態においては、ロックレバー112のフック部112aは突起部128に係合し、ロックレバー122のフック部122aは突起部138に係合せず、係合レバー115の係合爪115aは突起部127に係合し、係合レバー125の係合爪125aは突起部137に係合し、係合レバー135の係合爪135aは突起部147に係合している。
図4(a)に示すように、バネ113の付勢力に抗して取手117を方向A、具体的には下方向に回動させると、フック部112aと突起部128との係合が解除される。その後に、取手117を方向B、具体的には前方に引くと、バネ116の付勢力がバネ126及びバネ136よりも小さく、また係合爪115aは、前カバー110の開く方向(突起部127においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して鈍角に延びて、突起部127と当接することで係合されているために、係合爪115aと突起部127との係合が解除されて、図4(b)に示すように、前カバー110のみが開いて、反転搬送路64が開放される。
尚、図4(b)に示す状態から、フレーム120の側面に設けられた取手129を方向Bに引くと、ロックレバー122のフック部122aが突起部138に係合していなく、バネ126の付勢力がバネ136よりも小さく、また係合爪125aは、フレーム120の開く方向(突起部137においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して鈍角に延びて、突起部137と当接することで係合されているために、係合爪125aと突起部137との係合が解除されて、フレーム120が開いて、用紙搬送路71が開放される。さらに、フレーム120が開いた状態から、フレーム130の側面に設けられた取手139を方向Bに引くと、係合爪135aは、フレーム130の開く方向(突起部147においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して鈍角に延びて、突起部147と当接することで係合されているために、係合爪135aと突起部147との係合が解除されて、フレーム130が開いてプロセスユニットを着脱するための開口部190が開放される。
また、図4(b)に示す状態から、フレーム130の取手139を方向Bに引くと、係合レバー125の係合爪125aと突起部137が係合しているので、フレーム120とフレーム130とが一体に開いて、開口部190が開放される。
次に、フレーム130を開かずに前カバー110とフレーム120を一体に開く場合の動作を図5に基づいて説明する。
図5(a)に示すように、前カバー110,フレーム120,フレーム130が閉状態において、取手117を方向Bに引くと、フック部112aは、前カバー110が開く方向(突起部128においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して直角に延びて、突起部128と当接することで係合されているために、フック部112aと突起部128との係合が解除されることなく、前カバー110とフレーム120が一体となり、またバネ126の付勢力がバネ136よりも小さく、係合爪125aは、フレーム120が開く方向(突起部137においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して鈍角に延びて、突起部137と当接することで係合されているために、係合爪125aと突起部137との係合が解除されて、図5(b)に示すように、前カバー110とフレーム120とが一体となって開いて、用紙搬送路71が開放される。
尚、図5(b)に示す状態から、フレーム130の取手139を方向Bに引くと、係合爪135aは、フレーム130が開く方向(突起部147においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して鈍角に延びて、突起部147と当接することで係合されているために、係合爪135aと突起部147との係合が解除されて、フレーム130が開いて、プロセスユニットを着脱するための開口部190が開放される。
次に、前カバー110とフレーム120とフレーム130を一体に開放する場合の動作を図6に基づいて説明する。
前カバー110,フレーム120,フレーム130が閉状態において、図6(a)に示すように、取手117を方向C、具体的には上方向に回動させると、フック部112aと突起部128とが係合されたまま、フック部112aがロックレバー122の他端を下方に押す。そのため、ロックレバー122が回動して、フック部122aと突起部138とが係合される。その後に、取手117を方向Bに引くと、ロックレバー112のフック部112aは、前カバー110の開く方向(突起部128においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して直角に延びて、突起部128と当接することで係合し、且つ、ロックレバー122のフック部122aは、フレーム120の開く方向(突起部138においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して直角に延びて、突起部138と当接することで係合しているので、フック部112aと突起部128とが係合し、且つフック部122aと突起部138とが係合した状態が保持され、前カバー110とフレーム120とフレーム130が一体となり、係合爪135aは、フレーム130が開く方向(突起部147においてはほぼ方向Bと等しい方向)に対して鈍角に延びて突起部147と当接することで係合されているために、係合爪135aと突起部147との係合が解除されて、図6(b)に示すように、前カバー110とフレーム120とフレーム130とが一体となって開いて、プロセスユニットを着脱するための開口部190が開放される。そして、プロセスユニットを着脱することができる。
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態1において、フレーム140及び支持フレーム150は本発明における装置本体、フレーム130は本発明における第1開閉部材、フレーム120は本発明における第2開閉部材、前カバー110は本発明における第3開閉部材、感光ドラム14は本発明における静電潜像担持体である。
また、支軸121,ロックレバー122,フック部122a,バネ123,突起部138および取手117は本発明における第1連結手段および第1解除手段であり、支軸111,ロックレバー112,フック部112a,バネ113,突起部128および取手117は本発明における第2連結手段および第2解除手段である。
また、突起部147は本発明における第1被係合部材、突起部137は本発明における第2被係合部材、突起部127は本発明における第3被係合部材である。
また、係合レバー135は本発明における第1係合部材、係合レバー125は本発明における第2係合部材、係合レバー115は本発明における第3係合部材である。
また、バネ136は本発明における第1付勢手段、バネ126は本発明における第2付勢手段、バネ116は本発明における第3付勢手段である。
また、前カバー110は本発明におけるカバー部材、取手117は本発明における操作部である。
また、図4(a) ,(b)に示す取手117に対する方向Aへの操作と方向Bへの操作とからなる一連の操作が本発明における第3操作、図5に示す取手117に対する方向Bへの操作が本発明における第4操作、図6(a),(b)に示す取手117に対する方向Cへの操作と方向Bへの操作とからなる一連の操作が本発明における第5操作である。
また、中間転写ローラ24は本発明における中間転写手段、2次転写ローラ25は本発明における記録媒体転写手段、排紙ローラ対61とフラッパ62は本発明における反転手段である。
[効果]
このように構成されたカラーレーザプリンタ1によれば、前カバー110のみをフレーム120に対して開くことができることに加えて、フレーム130を開かずに前カバー110とフレーム120とを一体にして開くことができる。さらに、前カバー110とフレーム120とフレーム130を一体にして開くことができる。
このため、反転搬送路64において用紙Pが詰まった時には前カバー110のみを開いて反転搬送路64を開放して、反転搬送路64に詰まった用紙Pを除去することができるのに加えて、用紙搬送路71において用紙Pが詰まった時にはフレーム120と前カバー110とを一体に開いて用紙搬送路71を開放できるので、用紙搬送路71に詰まった用紙Pを除去することが容易になる。さらに、プロセスユニットを着脱するときには、フレーム130とフレーム120と前カバー110とを一体に開いて、プロセスユニットを着脱するための開口部190を開放できるので開口部190の開放が容易になる。
また、前カバー110のみを開いた後に、フレーム130を開かずにフレーム120を開くことができ、フレーム120を開いた後に、フレーム130を開くことができ、前カバー110のみを開いた後に、フレーム120とフレーム130とを一体に開くことができる。
このため、反転搬送路64を開放した後に用紙搬送路71を開放する場合に、一度前カバー110を閉めた後に前カバー110とフレーム120とを一体に開くという手順を行う必要がなくなり、簡単に用紙搬送路71を開放することができる。また同様に、用紙搬送路71を開放した後に開口部190を開放する場合に、一度前カバー110とフレーム120を閉めた後に前カバー110とフレーム120とフレーム130を一体に開くという手順を行う必要がなくなり、簡単に開口部190を開放することができる。
また同様に、反転搬送路64を開放した後に開口部190を開放する場合に、一度前カバー110を閉めた後に、前カバー110とフレーム120とフレーム130を一体に開くという手順を行う必要がなくなり、簡単に開口部190を開放することができる。
また、図4に示す取手117に対する方向Aへの操作と方向Bへの操作とからなる一連の操作により、フック部112aと突起部128との係合を解除して、前カバー110のみを開いて反転搬送路64を開放することができる。そして、図5に示す取手117に対する方向Bへの操作により、フック部112aと突起部128とを係合したまま、前カバー110とフレーム120とを一体に開いて用紙搬送路71を開放することができる。さらに、図6に示す取手117に対する方向Cへの操作と方向Bへの操作とからなる一連の操作により、フック部112aと突起部128との係合を維持しつつフック部122aと突起部138とを係合して、前カバー110とフレーム120とフレーム130とを一体に開いて開口部190を開放することができる。
このため、取手117に対する操作により、前カバー110のみを開いて反転搬送路64を開放するか、フレーム130を開かずに前カバー110とフレーム120とを一体に開いて用紙搬送路71を開放するか、前カバー110とフレーム120とフレーム130とを一体に開いて開口部190を開放するかを選択することができる。1つの取手117に対する操作により開放する場所を変えられるので、操作者が操作しやすい。
また、定着部30を感光ドラム14より上方に配置しているので、定着部30の熱により感光ドラム14が熱せられるのを防ぐことができる。また、感光ドラム14と給紙部40と排紙トレイ50を鉛直方向に重ねて配置しているので、カラーレーザプリンタ1の設置面積を小さくすることができる。
(実施の形態2)
以下に本発明の実施の形態2について、図面とともに説明する。
図7は、本発明が適用された画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ2の概略側断面図である。図7に例示するカラーレーザプリンタ2は、画像形成部10,用紙搬送ベルト20A,定着部30,給紙部40,排紙トレイ50,反転搬送部60とを備えている。
これらの構成要素のうち用紙搬送ベルト20A以外は実施の形態1と同様であるので用紙搬送ベルト20A以外の説明は省略する。
用紙搬送ベルト20Aは、図7に示すように、1つの駆動ローラ21Aと2つの従動ローラ22A,23Aに架け渡されており、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kとの対向位置近傍には、転写ローラ24AM,24AC,24AY,24AKが設けられている。用紙搬送ベルト20Aの感光ドラム14M,14C,14Y,14Kと対向する側の表面の移動方向は、図7に示すように、鉛直方向下方向から上方向へ移動する方向に設定されている。
次に、以上のような本実施の形態におけるカラーレーザプリンタ2の動作について説明する。
先ず、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの表面が帯電器15M,15C,15Y,15Kにより一様に帯電され、次に、これらの表面は、露光器17M,17C,17Y,17Kによりマゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色の画像に対応して露光される。そして、マゼンタ現像器11M、シアン現像器11C、イエロー現像器11Y、ブラック現像器11Kによって、感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの表面上に形成された静電潜像に、それぞれマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー、及びブラックトナーを付着させ、マゼンタ色、シアン色、イエロー色、及びブラック色の現像を行う。
そして、給紙部40は、画像形成部10による画像形成工程と所定のタイミングをとって用紙Pを送り出すように構成されており、給紙部40から送り出された用紙Pは、搬送ローラ対70によって用紙搬送路72上にある感光ドラム14M,14C,14Y,14Kと用紙搬送ベルト20Aにおける転写ローラ24AM,24AC,24AY,24AKが配置された部分との圧接部に搬送される。
なお、給紙部40の収容トレイ41から送り出された用紙Pが上記圧接部を経て定着部30に到る経路が用紙搬送路72である。各色のトナー像は、用紙搬送ベルト20Aの移動速度及び各感光ドラム14M,14C,14Y,14Kの位置に合わせて、若干の時間差を持って形成され、それぞれの色のトナー像が用紙搬送ベルト20A上の用紙Pで重ね合わされるように転写される。
そして、このトナー像は、定着部30において用紙P上に定着され、排紙トレイ50上に排出される。以上のようにして、4色カラー画像が形成されることになる。
また、用紙Pの両面に画像を形成する場合には、一方の面に画像が形成された用紙Pが排紙ローラ対61に送られてくると、排紙ローラ対61が用紙Pを挟んだ状態で正回転して、用紙Pを一旦外側(排紙トレイ50側)向けて搬送し、用紙Pの大部分が外側に送られ、用紙Pの後端が排紙センサ68により検出された直後に、その正回転が停止され、フラッパ62が、用紙Pを反転搬送路63に搬送するように、搬送方向を切り換える。
そして、排紙ローラ対61が逆回転して用紙Pを反転搬送路63内に搬送する。さらに、反転搬送路64に搬送された用紙Pは反転搬送ローラ対65,66,67により、搬送ローラ対70へ搬送される。
搬送ローラ対70に搬送された用紙Pは、裏返しの状態で、搬送ローラ対70によって再び感光ドラム14と用紙搬送ベルト20Aにおける転写ローラ24Aが配置された部分との圧接部に向けて送られ、裏面にトナー像が転写され、次に定着される。これにより用紙Pの両面に画像が形成される。
尚、カラーレーザプリンタ2は本体ケーシング200内に、前カバー210,フレーム220,フレーム230を備えている(図7参照)。前カバー210とフレーム220との間に、反転搬送路64が形成され、フレーム220とフレーム230との間に、用紙搬送路72が形成され、フレーム220を開くとプロセスユニットを着脱する開口部190及び用紙搬送路72が開放される。
そして、前カバー210には反転搬送ローラ対の従動ローラ65a,66a,67aが支持されている。また、フレーム220には反転搬送ローラ対の駆動ローラ65b,66b,67bと用紙搬送ベルト20Aと、転写ローラ24AM,24AC,24AY,24AKと駆動ローラ21,従動ローラ22,23とが支持されている。さらに、フレーム230には画像形成部10と定着部30と反転搬送部60の一部が支持されている(図7参照)。
そして、前カバー210,フレーム220はフレーム230にそれぞれ回動軸201を中心に回動することで開閉可能に支持されている。
本発明の実施の形態2におけるカラーレーザプリンタ2の開閉機構については、実施の形態1におけるカラーレーザプリンタ1の開閉機構を参考に容易に構成できるため、以下に、図3を参照してカラーレーザプリンタ2の開閉機構を説明する。
前カバー210の両側面には、前カバー110と同様の配置で、支軸111,ロックレバー112,バネ113,取手117,係合レバー115,支軸114,バネ116が設けられている(図3参照)。
また、フレーム220の両側面には、フレーム120と同様の配置で、取手129,突起部127,支軸124,係合レバー125,バネ126,突起部128が設けられており、フレーム230の両側面には、フレーム140と同様の配置で、突起部147が設けられ、支持フレーム150が固定されている(図3参照)。
そして、前カバー210の両側面には、ロックレバー112が支軸111を中心に回動可能に支持されている。ロックレバー112は、フレーム220の両側面に設けられた突起部128に係脱可能なフック部112aを一端に有し、前カバー210に取り付けられたバネ113によりフック部112aと突起部128が係合する方向に付勢されている。そして、両ロックレバー112の他端をつなぐように、取手117がそれら他端に取り付けられている。
バネ113によりフック部112aが突起部128と係合している状態では、フック部112aの先端部が突起部128と係合し、ロックレバー112は取手117を操作することにより、バネ113の付勢方向に移動することが可能である。
さらに、前カバー210の両側面には、係合レバー115が支軸114を中心に回動可能に支持されている。係合レバー115は、フレーム220の両側面に設けた突起部127に係脱可能な係合爪115aを一端に有し、前カバー210に取り付けられたバネ116により係合爪115aと突起部127が係合する方向に付勢されている。
また、フレーム220の両側面には、係合レバー125が支軸124を中心に回動可能に支持されている。係合レバー125は、フレーム230の両側面に設けた突起部147に係脱可能な係合爪125aを一端に有し、フレーム220に取り付けられたバネ126により係合爪125aと突起部147が係合する方向に付勢されている。
尚、バネ126の付勢力はバネ116よりも大きい。
次に、前カバー210のみを開く場合の動作を図3に基づいて説明する。
前カバー210,フレーム220が閉状態においては、ロックレバー112のフック部112aは突起部128に係合し、係合レバー115の係合爪115aは突起部127に係合し、係合レバー125の係合爪125aは突起部147に係合している。
バネ113の付勢力に抗して取手117を下方向に回動させると、フック部112aと突起部128との係合が解除される。その後に、取手117を前方(図3における左方向)に引くと、バネ116の付勢力がバネ126よりも小さいので、係合爪115aと突起部127との係合が解除されて、図8(a)に示すように、前カバー210のみが開いて、反転搬送路64が開放される。
尚、前カバー210のみが開いた状態から、フレーム220の側面に設けられた取手129を前方(図3における左方向)に引くと、係合爪125aと突起部147との係合が解除されて、フレーム220が開いて、図8(b)に示すように、プロセスユニットを着脱するための開口部190と用紙搬送路72が開放される。
次に、前カバー210とフレーム220を一体に開く場合の動作を図3に基づいて説明する。
前カバー210,フレーム220が閉状態において、取手117を前方(図3における左方向)に引くと、ロックレバー112のフック部112aと突起部128が係合しているので、前カバー210とフレーム220が一体となり、係合爪125aと突起部147との係合が解除されて、前カバー210とフレーム220が一体となって開いて、図8(b)に示すように、プロセスユニットを着脱するための開口部190と用紙搬送路72が開放される。
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態2において、フレーム230及び支持フレーム150は本発明における装置本体、フレーム220は本発明における第1開閉部材、前カバー210は本発明における第2開閉部材である。
また、転写ローラ24Aは本発明における記録媒体転写手段、排紙ローラ対61とフラッパ62は本発明における反転手段である。
また、取手117に対する下方向への操作と前方への操作とからなる一連の操作が本発明における第1操作、前カバー210とフレーム220を一体に開く場合の取手117に対する前方への操作が本発明における第2操作である。
[効果]
このように構成されたカラーレーザプリンタ2によれば、前カバー210のみを開いて反転搬送路64を開放することができることに加えて、前カバー210とフレーム220とを一体に開いて用紙搬送路72および開口部190を開放することができる。
このため、反転搬送路64において用紙Pが詰まった時にはフレーム220を開かずに前カバー210を開いて反転搬送路64を開放して、反転搬送路64に詰まった用紙Pを除去することができるのに加えて、さらに、用紙搬送路72において用紙Pが詰まった時あるいはプロセスユニットを着脱するときには、フレーム220と前カバー210とを一体に開いて用紙搬送路72および開口部190を開放できるので用紙搬送路72および開口部190の開放が容易になる。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施の形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態1においては、中間転写体と用紙搬送路と反転搬送路を備えることにより両面印刷可能なものを挙げて説明したが、中間転写体と用紙搬送路を備え片面印刷のみ可能な構成であっても良い。この場合、上記実施形態2のように2つの開閉部材となる。
また、実施形態1では取手117に対する方向Bへの操作のみで、前カバー110とフレーム120とが一体に開くようになっていたが、この操作で前カバー110,フレーム120,フレーム130が一体で開くようにしてもよい。また、他の操作と開閉部材との組み合わせも上記の限りではない。
また、複数の開閉部材が共通軸によって回動していたが、それぞれ個別に回動中心があってもよい。
さらに、前カバー110をフレーム120に回動可能に設けてもよく、フレーム120をフレーム130に回動可能に設けてもよい。また、前カバー110とフレーム120をフレーム130に回動可能に設けてもよい。
プロセスユニットが感光体と現像器とを一体としていたが、感光体と現像器とを別体としてカラーレーザプリンタ1に着脱するようにしてもよい。
実施の形態1におけるカラーレーザプリンタの概略側断面図。 実施の形態1におけるカラーレーザプリンタの概略構成図。 実施の形態1におけるカラーレーザプリンタの開閉機構の説明図。 実施の形態1におけるカラーレーザプリンタの開放状態の説明図。 実施の形態1におけるカラーレーザプリンタの開放状態の説明図。 実施の形態1におけるカラーレーザプリンタの開放状態の説明図。 実施の形態2におけるカラーレーザプリンタの概略側断面図。 実施の形態2におけるカラーレーザプリンタの開放状態の説明図。
符号の説明
1,2…カラーレーザプリンタ、10…画像形成部、11M,11C,11Y
,11K…現像器、12M,12C,12Y,12K…現像ローラ、13M,1
3C,13Y,13K…供給ローラ、14M,14C,14Y,14K…感光ド
ラム、15M,15C,15Y,15K…帯電器、16M,16C,16Y,1
6K…クリーニングローラ、17M,17C,17Y,17K…露光器、20…
中間転写体、20A…用紙搬送ベルト、21,21A…駆動ローラ、22,23
,22A,23A…従動ローラ、24M,24C,24Y,24K…中間転写ロ
ーラ、24AM,24AC,24AY,24AK…転写ローラ、25…2次転写
ローラ、30…定着部、31…第1加熱ローラ、32…第2加熱ローラ、40…
給紙部、41…収容トレイ、42…ピックアップローラ、50…排紙トレイ、6
0…反転搬送部、61…排紙ローラ対、62…フラッパ、63,64…反転搬送
路、65,66,67…反転搬送ローラ対、68…排紙センサ、70…搬送ロー
ラ対、71,72…用紙搬送路、100…本体ケーシング、101…回動軸、1
10…前カバー,111…支軸、112…ロックレバー、112a…フック部、
113…バネ、114…支軸、115…係合レバー、115a…係合爪、116
…バネ、117…取手、120…フレーム,121…支軸、122…ロックレバ
ー、122a…フック部、123…バネ、124…支軸、125…係合レバー、
125a…係合爪、126…バネ、127…突起部、128…突起部、129…
取手、130…フレーム,134…支軸、135…係合レバー、135a…係合
爪、136…バネ、137…突起部、138…突起部、139…取手、140…
フレーム、147…突起部、150…支持フレーム、161,163,165…
位置決め突部、162,164,166…溝部、190…開口部、200…本体
ケーシング、201…回動軸、210…前カバー、220…フレーム、230…
フレーム。

Claims (5)

  1. 色毎に設けられ、鉛直方向に並べて配置され、表面に形成された静電潜像が現像剤によって現像される静電潜像担持体を備え、前記静電潜像担持体を開口部から着脱可能とし、搬送経路に沿って搬送された記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    装置本体に開閉可能に設けられ、開状態において前記開口部を開放して前記静電潜像担持体を着脱可能とする第1開閉部材と、
    前記第1開閉部材に対して前記静電潜像担持体側と反対側に配置され、開閉可能に設けられ、開状態において前記搬送経路を開放する第2開閉部材と、
    前記第1開閉部材と前記第2開閉部材とを連結して前記第1開閉部材と前記第2開閉部材とを一体に開閉可能とする第1連結手段と、
    前記第1連結手段による前記第1開閉部材と前記第2開閉部材との連結を解除して前記第2開閉部材を前記第1開閉部材と独立して開閉可能とする第1解除手段と、
    前記第1開閉部材の閉状態を保持する第1保持手段と、
    前記第2開閉部材の閉状態を保持する第2保持手段とを備え、
    前記第1保持手段は、前記第1開閉部材に対して開方向に第1所定値以上の力が加わると、前記第1開閉部材の閉状態が解除されるように構成され、
    前記第2保持手段は、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材との連結が前記第1解除手段によって解除されているときに、前記第2開閉部材に対して開方向に前記第1所定値より小さい第2所定値以上の力が加わると、前記第2開閉部材の閉状態が解除されるように構成されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1保持手段は、
    装置本体または前記第1開閉部材の一方に設けられた第1被係合部材と、
    装置本体または前記第1開閉部材の他方に設けられ、前記第1開閉部材が閉状態となったとき、前記第1被係合部材と係合する第1係合部材と、
    前記第1係合部材を前記第1被係合部材に係合する方向に付勢する第1付勢手段とを備え、
    前記第1開閉部材に対して開方向に前記第1所定値以上の力が加わると、前記第1被係合部材と前記第1係合部材との係合が解除されるように前記第1付勢手段が構成され、
    前記第2保持手段は、
    前記第1開閉部材または前記第2開閉部材の一方に設けられた第2被係合部材と、
    前記第1開閉部材または前記第2開閉部材の他方に設けられ、前記第2開閉部材が閉状態となったとき、前記第2被係合部材と係合する第2係合部材と、
    前記第2係合部材を前記第2被係合部材に係合する方向に付勢する第2付勢手段とを備え、
    前記第1開閉部材と前記第2開閉部材との連結が前記第1解除手段によって解除されているときに、前記第2開閉部材に対して開方向に前記第2所定値以上の力が加わると、前記第2被係合部材と前記第2係合部材との係合が解除されるように前記第2付勢手段が構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2開閉部材が、装置本体のカバー部材であって、
    前記第1解除手段を操作可能に前記第2開閉部材に設けられた操作部を備え、
    前記操作部への第1操作により、前記第1解除手段に前記第1開閉部材と前記第2開閉部材との連結を解除させて前記第2開閉部材を前記第1開閉部材と独立して閉状態から開状態とし、
    前記操作部への第2操作により、前記第1開閉部材と前記第2開閉部材とを一体に閉状態から開状態とする、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記録媒体の両面に画像を形成するために、記録媒体の画像形成面を反転させる反転手段と、
    前記静電潜像担持体に対向し、前記静電潜像担持体に形成された現像剤像を被記録媒体に転写する記録媒体転写手段とを備え、
    前記第1開閉部材は、前記記録媒体転写手段を支持し、開状態において、前記開口部を開放し、且つ、前記静電潜像担持体と前記記録媒体転写手段との間の搬送経路を開放し、
    前記第2開閉部材は、装置本体のカバー部材であって、開状態において、記録媒体の反転搬送経路を開放する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記静電潜像担持体に対向する中間転写体と、
    前記静電潜像担持体に形成された現像剤像を前記中間転写体に転写する中間転写手段と、
    前記中間転写体上の現像剤像を記録媒体に転写する記録媒体転写手段とを備え、
    前記第1開閉部材は、前記中間転写体と前記中間転写手段を支持し、開状態において前記開口部を開放し、
    前記第2開閉部材は、装置本体のカバー部材であって、前記記録媒体転写手段を支持し、開状態において、前記中間転写体と前記記録媒体転写手段との間の搬送経路を開放する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3何れかに記載の画像形成装置。
JP2006159555A 2006-06-08 2006-06-08 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4333698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006159555A JP4333698B2 (ja) 2006-06-08 2006-06-08 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006159555A JP4333698B2 (ja) 2006-06-08 2006-06-08 画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003078102A Division JP3870919B2 (ja) 2003-03-20 2003-03-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006235655A true JP2006235655A (ja) 2006-09-07
JP4333698B2 JP4333698B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=37043276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006159555A Expired - Fee Related JP4333698B2 (ja) 2006-06-08 2006-06-08 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4333698B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032836A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2008197460A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008262087A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009053439A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2009223203A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fuji Xerox Co Ltd 開閉機構及び画像形成装置
JP2010117715A (ja) * 2008-10-16 2010-05-27 Canon Inc シート搬送装置、及び画像形成装置
JP2011013669A (ja) * 2009-06-01 2011-01-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012032519A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2012194595A (ja) * 2012-07-18 2012-10-11 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032836A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2008197460A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008262087A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009053439A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2009223203A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fuji Xerox Co Ltd 開閉機構及び画像形成装置
JP2010117715A (ja) * 2008-10-16 2010-05-27 Canon Inc シート搬送装置、及び画像形成装置
JP2011013669A (ja) * 2009-06-01 2011-01-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012032519A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2012194595A (ja) * 2012-07-18 2012-10-11 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4333698B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3870919B2 (ja) 画像形成装置
JP4333698B2 (ja) 画像形成装置
JP2009139448A (ja) 画像形成装置
JP2011002622A (ja) カラー電子写真画像形成装置
JP2011158510A (ja) 画像形成装置
JP2865893B2 (ja) カラー画像電子写真装置
JP4789587B2 (ja) 画像形成装置
JP2013184811A (ja) 画像形成装置
JP5811437B2 (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
US11143999B2 (en) Sheet-conveying device and image-forming apparatus
JP2015041093A (ja) 画像形成装置
JP2011123112A (ja) 画像形成装置
JP4977639B2 (ja) 画像形成装置
JPH11288140A (ja) 画像形成装置
JP2013011707A (ja) 画像形成装置
JP2010070288A (ja) 用紙搬送装置、画像形成装置、用紙搬送制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2008145904A (ja) 画像形成装置
JP4389490B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2016021001A (ja) 画像形成装置
JP2005084525A (ja) 画像形成装置
JP2011154293A (ja) 画像形成装置
JP2013200336A (ja) 画像形成装置
JPH11288207A (ja) 画像形成装置
JP2006058460A (ja) 画像形成装置
JPH11288142A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4333698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees