JP2005084525A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005084525A
JP2005084525A JP2003318545A JP2003318545A JP2005084525A JP 2005084525 A JP2005084525 A JP 2005084525A JP 2003318545 A JP2003318545 A JP 2003318545A JP 2003318545 A JP2003318545 A JP 2003318545A JP 2005084525 A JP2005084525 A JP 2005084525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image carrier
fixing
recording medium
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003318545A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Sasaki
潤 佐々木
Masami Miyajima
正巳 宮嶋
Takashi Enami
崇史 榎並
Tatsuo Hirono
龍夫 広野
Manabu Izumikawa
学 泉川
Koichi Kanetani
浩一 金谷
Takeshi Kowada
健 小和田
Shota Miyajima
将太 宮島
Takao Tagawa
敬雄 田川
Takeo Ohashi
威夫 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003318545A priority Critical patent/JP2005084525A/ja
Publication of JP2005084525A publication Critical patent/JP2005084525A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 両面印刷が可能な画像形成装置において、記録媒体上に形成された画像を定着する際の制御動作の効率化を図る画像形成装置を提供する。
【解決手段】 第1の像担持体と第2の像担持体と第3の像担持体とを有し、第1の像担持体から第2の像担持体へ転写し、更に、第2の像担持体から第3の像担持体に転写した顕像を記録媒体の一方の面に転写すると共に、第1の像担持体から第2の像担持体へ転写した顕像を記録媒体の他方の面に転写し、記録媒体の両面に顕像を転写する両面転写手段と、記録媒体に形成された顕像を記録媒体に定着させる複数の定着手段と、複数の定着手段の温度設定を制御する温度制御手段と、を有する画像形成装置であって、温度制御手段は、複数の定着手段の温度設定を個別に行うことで、記録媒体上に形成された画像を定着する際の制御動作の効率化を図り、電力量の低減や定着性の向上を図ることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に関し、特に、記録媒体の両面に対する画像形成を可能とする両面印刷機能を搭載した画像形成装置に関するものである。
近年、用紙等の記録媒体上の両面に対する画像形成を可能とする両面印刷機能を搭載した画像形成装置があり、本発明より先に出願された技術文献として、像担持体上に形成した一方の面の画像(顕画像)を用紙に転写して定着し、その用紙を反転路により反転させ、再度、用紙を給送して用紙の裏面にもう一方の面の画像(顕画像)を転写して定着させる画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−186737号公報
なお、両面印刷を行う際には、記録媒体上に形成された画像を定着する際の制御動作の効率化が図られている。これは、両面印刷を行うことから、電力量の低減や記録媒体への定着性等の向上が求められているためである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、両面印刷が可能な画像形成装置において、記録媒体上に形成された画像を定着する際の制御動作の効率化を図る画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有する。
本発明にかかる画像形成装置は、第1の像担持体と第2の像担持体と第3の像担持体とを有し、第1の像担持体から第2の像担持体へ転写し、更に、第2の像担持体から第3の像担持体に転写した顕像を記録媒体の一方の面に転写すると共に、第1の像担持体から第2の像担持体へ転写した顕像を記録媒体の他方の面に転写し、記録媒体の両面に顕像を転写する両面転写手段と、記録媒体に形成された顕像を記録媒体に定着させる複数の定着手段と、複数の定着手段の温度設定を制御する温度制御手段と、を有する画像形成装置であって、温度制御手段は、複数の定着手段の温度設定を個別に行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成装置は、温度制御手段は、複数の定着手段の温度設定を同時に実行しないことを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成装置は、温度制御手段は、各種モードに応じて温度設定を制御することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成装置は、各種モードには、厚紙印刷時、OHP印刷時、片面印刷時、両面印刷時、カラーモード印刷時の少なくとも1つのモードを含んでおり、温度制御手段は、厚紙印刷時では定着温度を高く設定して制御し、OHP印刷時では定着温度を低く設定して制御し、片面印刷時では、定着面側の定着手段のみの温度設定を制御して電力を抑え、両面印刷時では、両方の定着手段が同温度となるように温度設定を制御して両面の定着性を合わせ、カラーモード印刷時では、トナーを何色使用するかにより定着温度を制御することを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成装置は、温度制御手段は、各種モードである、厚紙印刷時、OHP印刷時、片面印刷時、両面印刷時、カラーモード印刷時を、組み合わせ、それぞれの定着温度を変更することで、様々なモードに対応した定着温度の制御を行うことを特徴とする。
本発明にかかる画像形成装置は、記録媒体に形成された顕像を記録媒体に定着させる複数の定着手段の温度設定を個別に制御することで、記録媒体上に形成された画像を定着する際の制御動作の効率化を図り、電力量の低減や定着性の向上を図ることが可能となる。
本発明にかかる画像形成装置は、第1の像担持体と第2の像担持体と第3の像担持体とを有し、第1の像担持体から第2の像担持体へ転写し、更に、第2の像担持体から第3の像担持体に転写した顕像を記録媒体の一方の面に転写すると共に、第1の像担持体から第2の像担持体へ転写した顕像を記録媒体の他方の面に転写し、記録媒体の両面に顕像を転写する両面転写手段と、記録媒体に形成された顕像を記録媒体に定着させる複数の定着手段と、複数の定着手段の温度設定を制御する温度制御手段と、を有する画像形成装置であって、温度制御手段は、複数の定着手段の温度設定を個別に行うことで、記録媒体上に形成された画像を定着する際の制御動作の効率化を図り、電力量の低減や定着性の向上を図ることが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本実施例について説明する。
まず、図1を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置の構成について説明する。
なお、図1は、記録媒体の両面に対して同時に画像を形成することが可能な両面転写機能を搭載した画像形成装置の略中央断面図である。
本発明にかかる画像形成装置は、第1の像担持体である感光体ドラム(1)を回転可能に支持して複数配置されて構成されており、この各感光体ドラム(1)の外周部には、除電装置(L)と、クリーニング装置(2)と、帯電装置(3)と、現像装置(5)と、が配備されている。また、感光体ドラム(1)の下方には露光装置(4)が設けられており、露光装置(4)から発せられる光情報が、帯電装置(3)と現像装置(5)との間の書き込み位置にて感光体ドラム(1)上に照射されることになる。なお、感光体ドラム(1)に配備される現像装置(5)は、各感光体ドラム(1)毎に応じて色材(トナー)の色が異なるように構成されている。
第1の像担持体である感光体ドラム(1)は、直径が30mm〜100mm程度のアルミニウム円筒表面に、光導電性物質である有機半導体の層を設けた感光体で構成されており、この感光体ドラム(1)の一部が、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)に接するように配置されることになる。なお、ドラム状の感光体の代わりにベルト状の感光体を適用することも可能である。
第2の像担持体である中間転写ベルト(10)は、回転ローラ(11、12、13)により支持、張架され、図1に示す矢印の方向(反時計方向)に移動することになる。なお、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)の裏側(ベルトループの内側)には、第1の転写手段(20)が第1の像担持体である感光体ドラム(1)の近傍に配備されている。また、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)の表側(ベルトループの外側)には、第2の像担持体である中間転写ベルト用のクリーニング装置(25)が配備されており、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)上のトナー像が転写された後に、その中間転写ベルト(10)上の表面に残留する不要のトナーを拭い去ることになる。なお、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)は、基体の厚みが50μm〜600μmの樹脂フィルム、あるいは、ゴムを基体にしたベルトからなり、第1の像担持体である感光体ドラム(1)からトナー像を転写可能とする抵抗値を有している。
露光装置(4)は、レーザ方式を用いて、フルカラーの画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体ドラム(1)の表面に潜像として照射する。なお、LEDアレイと結像装置とから構成される露光装置を適用することも可能である。
本発明にかかる画像形成装置は、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)の右側部分に、第3の像担持体(100)が配備されており、この第3の像担持体(100)は、回転ローラ(111、112、113)により支持、張架され、図1に示す矢印の方向(時計方向)に移動することになる。なお、第3の像担持体(100)の裏側(ベルトループの内側)には、第2の転写手段(120)が配備されており、第3の像担持体(100)の表側(ベルトループの外側)には、第3の像担持体用のクリーニング装置(250)、チャージャ(CH)などが配備されている。クリーニング装置(250)は、第3の像担持体(100)が記録媒体(P)上にトナー像を転写した後、第3の像担持体(100)上に残留する不要のトナーを拭い去ることになる。
なお、第3の像担持体(100)は、第2の転写手段(120)と、回転ローラ(113)と、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)を支持する回転ローラ(11)とにより、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)と接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成することになる。
また、第3の像担持体(中間転写体)(100)は、基体の厚みが50μm〜600μmの樹脂フィルム、あるいは、ゴムを基体にしたベルトからなり、このベルトは第2の像担持体である中間転写ベルト(10)からトナー像を転写可能とする抵抗値を有している。
画像形成装置の下方部には給紙装置(給紙カセット)(26−1、26−2)が設けられており、その給紙装置(給紙カセット)(26−1、26−2)に用紙等の記録媒体(P)が収納されている。そして、給紙装置(給紙カセット)(26−1、26−2)の最上にある記録媒体(P)が、給紙ローラ(27)により1枚ずつ、複数の搬送ガイド(29)を経てレジストローラ対(28)に搬送されることになる。
また、画像形成装置の上方部には、定着用加熱手段(30)と、排紙ガイド対(31)と、排紙ローラ対(32)と、排紙スタック部(40)と、が配備されている。
また、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)と排紙スタック部(40)との間には、補給用のトナーが収納できるトナー収納部(TS)が設けられており、このトナー収納部(TS)に収納されるトナーの色は、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の4色があり、カートリッジ(TC)の形態で各収納部(TS)に配置されることになる。そして、このトナーは、不図示の粉体ポンプ等により対応するトナー色の現像装置(5)に適宜補給されることになる。
なお、本発明にかかる画像形成装置本体の一部のフレーム(50)は、開閉支軸(50A)を中心として、回動・開放が可能な構造となっているため、記録媒体(P)の搬送路は大きく開き、ジャムした記録媒体(P)の処理を容易とする構造を構築している。
(画像形成装置における処理動作)
次に、上記構成からなる画像形成装置における両面印刷時の処理動作について説明する。
まず、第1の像担持体である感光体ドラム(1)に対して作像処理が行われる。
この作像処理は、露光装置(4)により、不図示のLD光源からの光が、不図示の光学部品を経て、帯電装置(3)により一様に帯電された第1の像担持体である感光体ドラム(1)のうち、図1の(a)の感光体ドラム上に照射され、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した静電潜像が感光体ドラム(1)上に形成されることになる。
この図1(a)の第1の像担持体である感光体ドラム(1)上に形成された静電潜像は、現像装置(5)により現像され、トナーによる顕像が感光体ドラム(1)の表面に形成・保持されることになる。そして、感光体ドラム(1)上に形成・保持されたトナー像は、第1の転写手段(20)により、感光体ドラム(1)と同期して移動する第2の像担持体である中間転写ベルト(10)の表面に転写されることになる。そして、感光体ドラム(1)の表面に残存したトナー像がクリーニング装置(2)により除去され、その後、除電装置(L)により感光体ドラム(1)が除電され、次の作像サイクルに備えることになる。
次に、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)は、感光体ドラム(1)により中間転写ベルト(10)の表面に転写された顕像を坦持しつつ、図1に示す矢印の方向に移動することになる。なお、図1の(b)の感光体ドラム(1)には、別の色に対応する静電潜像が書き込まれており、対応する色のトナーで現像された顕像が形成される。そして、図1(b)の感光体ドラム(1)上に形成された顕像が、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)上に既に担持している色の顕像に重ねられ、最終的に、図1の(c)(d)の感光体ドラム(1)を経て、4色の重ね顕像が中間転写ベルト(10)上に形成されることになる。
このとき、第3の像担持体(100)は、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)と同期して図1に示す矢印の方向に移動しており、第2の転写手段(120)の作用で、第3の像担持体(100)の表面に第2の像担持体である中間転写ベルト(10)の表面に形成された重ね顕像が転写されることになる。
なお、このように転写される方式は、いわゆるタンデム型の転写方式であり、図1に示す(a)、(b)、(c)、(d)の4つの感光体ドラム(1)上で画像が形成されながら、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)と、第3の像担持体(100)と、が移動し、作像が進められるので、その作像時間を短縮することが可能となる。
なお、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)が、所定の位置まで移動すると、記録媒体(P)の別の面に形成されるべきトナー像が、上述した処理工程で再度、第1の像担持体である感光体ドラム(1)により作像され、そのとき、給紙が開始される。
そして、給紙が開始されると、給紙ローラ(27)が反時計方向に回転し、給紙装置(給紙カセット)(26−1、26−2)内の最上部にある記録媒体(P)が引き出され、レジストローラ対(28)に搬送される。なお、記録媒体(P)が、レジストローラ対(28)を経て、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)と第3の像担持体(100)との間に搬送されると、記録媒体(P)の一方の面には、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)の表面のトナー像が、第2の転写手段(120)により転写されることになる。
そして、記録媒体(P)は更に上方に搬送され、第3の像担持体(100)表面のトナー像が、チャージャ(CH)により記録媒体(P)のもう一方の面に転写されることになる。なお、これらの転写に際して、記録媒体(P)への画像の転写位置がずれないようにタイミングがとられて記録媒体(P)が搬送されることになる。
なお、本実施例では、第1の像坦持体である感光体ドラム(1)に作像されるトナーの極性はマイナスである。そして、第1の転写手段(20)にプラスの電荷を与えることで、第1の像坦持体である感光体ドラム(1)上に作像されたトナー像が第2の像坦持体である中間転写ベルト(10)上に転写されることになる。そして、第2の転写手段(120)にプラスの電荷を与えることで、第2の像坦持体である中間転写ベルト(10)上に作像されたトナー像が第3の像坦持体(100)上に転写されることになる。また、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)表面のトナー像が、記録媒体(P)の一方の面に転写されることになる。また、チャージャ(CH)からプラス極性の電荷を与えることで、第3の像担持体(100)表面のマイナス極性のトナー像が記録媒体(P)上に吸引されて、記録媒体(P)のもう一方の面にトナー像が転写されることになる。
そして、上述した処理動作により、両面にトナー像が転写された記録媒体(P)は、定着用加熱手段(30)に搬送され、記録媒体(P)両面のトナー像が一度に溶融、定着され、排紙ガイド対(31)を経て排紙ローラ対(32)により本体フレーム上部の排紙スタック部(40)に排出されることになる。
なお、本実施例における画像形成装置は、記録媒体(P)の両面に形成された画像は、後から記録媒体(P)に転写される面(ページ)、すなわち第2の像担持体である中間転写ベルト(10)から記録媒体(P)に直接転写される面(ページ)が下面となって、排紙スタック部(40)に載置されることになるため、ページ揃えをするためには、2ページ目の画像を先に作成して第3の像担持体(100)にそのトナー像を保持させ、1ページ目の画像を第2の像担持体である中間転写ベルト(10)に保持させて記録媒体(P)上に直接転写することになる。
また、第2の像担持体である中間転写ベルト(10)から記録媒体(P)に転写される画像は、第1の像担持体である感光体ドラム(1)の表面で正像にし、第3の像担持体(100)から記録媒体(P)に転写されるトナー像は、第1の像担持体である感光体ドラム(1)の表面で逆像(鏡像)になるように露光されることになる。このようなページ揃えのための作像順は、画像データを、画像形成装置の具備するメモリ(図示せず)に貯蔵する公知の技術で、また、正、逆像(鏡像)に切り換える露光も、公知の画像処理技術により実現可能である。
ブラシローラ、回収ローラ、ブレード等を備えたクリーニング装置(250)は、第3の像担持体(100)から記録媒体(P)に転写した後、第3の像担持体(100)表面に残留する不要のトナーや紙粉を除去することになる。
クリーニング装置(250)は、クリーニング揺動支点(250A)を中心として揺動可能に構成されており、ブラシローラが第3の像担持体(100)表面に接離可能な状態になるように構成されている。そして、記録媒体(P)に転写する以前で、第3の像担持体(100)がトナー像を担持しているときには、ブラシローラを第3の像担持体(100)から離し、クリーニングが必要のときには、クリーニング装置(250)を反時計方向に揺動して、ブラシローラを第3の像担持体(100)に接触させることになる。なお、クリーニング装置(250)により除去された不要なトナーはトナー収納部(250B)に集められることになる。
次に、図2を参照しながら、上記画像形成装置を制御する際の機能構成について説明する。
本発明にかかる画像形成装置は、操作部(201)と、操作表示部(202)と、読取部(203)と、記録部(204)と、システムコントローラ(205)と、画像処理部(206)と、コピーアプリ(207)と、プリンタアプリ(208)と、FAXアプリ(209)と、記憶部(210)と、を有して構成される。以下、各部における機能について説明する。
操作部(201)は、画像形成装置を操作するための種々の操作キーやタッチパネル、および、LED等により構成される部分である。
操作表示部(202)は、操作部(201)で操作した操作状態や画像形成装置の種々の状態を表示するための部分である。
読取部(203)は、原稿を所定の倍率、解像度、カラー等の種々の設定で読み取る部分であり、本実施例においては、圧板読み取りやシートスルー読み取りを行う部分である。
記録部(204)は、画像処理部(206)で処理した画像を記録する部分である。
システムコントローラ(205)は、画像形成装置全体の制御処理を実行するものであり、画像処理部(206)、読取部(203)から読み込んだ画像データの変換処理や記録部(204)への出力変換処理、記憶部(210)への画像データの入出力処理などの制御を実行する部分である。また、システムコントローラ(205)は、画像データのデータ処理をコントロールする部分であり、種々のデータは、システムコントローラ(205)の指示により処理することになる。
画像処理部(206)は、読み取った画像データの変換処理や、出力画像の変換処理等を行う部分である。
コピーアプリ(207)、プリンタアプリ(208)、FAXアプリ(209)は、それぞれに対応したアプリ機能の処理動作を行う部分である。
記憶部(210)は、読み取った画像データ(読取部(204)で読み取り、画像処理部(206)を経由した画像データ)や、記録出力前の画像データ等を保存する部分である。この記憶部(210)としては、HDDやSRAM等が挙げられる。
次に、図2を基に、本実施例における処理動作について説明する。
まず、操作部(201)で原稿の読み取り処理に関する種々の設定、及び、印刷処理に関する種々の設定を行い、操作表示部(202)でその設定の確認を行い、コピーを開始する。そして、読取部(203)で読み込みを行った画像データは、画像処理部(206)を経由して、一旦、記憶部(210)に記憶される。システムコントローラ(205)は、記録部(204)の動作状況を判断し、最適なタイミングで記録部(204)へ起動をかける。そして記録部(204)は、記憶部(210)に記憶された画像データを、画像処理部(206)を経由して受け取り、記録紙への印刷処理を行うことになる。なお、上記の処理動作は、一般的なコピー動作に関する処理動作であり、本実施例は、印刷処理に関するものであるため、読取部(203)を設けない構成とすることも可能である。
次に、図3を参照しながら、本発明にかかる画像形成装置の具備する定着用加熱手段(加熱装置)(30)の制御処理について説明する。なお、本実施例では、定着用加熱手段(加熱装置)(30)内の2個の定着ローラにそれぞれヒータが付いており、別々にヒータのON/OFF制御を行うことで個別のヒータ制御を可能としている。
図1に示す定着用加熱手段(加熱装置)(30)の定着ローラは、2個のヒータを保持しており、それぞれの定着ローラは、別々にON/OFF制御が可能となっている。本発明にかかる画像形成装置は、この2つのヒータを別々に制御することで最適なヒータ制御を可能とする。これにより、電力量の低減や定着性の向上を図ることが可能となる。
なお、2つのヒータを別々に制御する際に、2つのヒータを同時にONにしない(必ず一方のヒータをOFFにしてからもう一方のヒータをONにする)ことで最大電力量を抑えることが可能となり、電力量のコストダウンを図ることが可能となる。
例えば、図3の(a)は、2個の定着ローラをそれぞれ同じ温度に加熱する場合を示しており、図3の(b)は、一方の定着ローラを高温にし、もう一方の定着ローラを低温にする場合を示している。これにより、同時に2つのヒータをONにする場合の電源容量に対して、本発明では、必ず一方のヒータをOFFにしてからもう一方のヒータをONにすることで、半分の電源容量で本装置を構成することが可能となる。
また、各種モード(紙種[厚紙/OHP]、片面印刷時/両面印刷時、搬送速度、カラーモード)等で、ヒータのON/OFFの時間を変更することで、それぞれのモードに最適な定着の設定温度制御を行うことが可能となる。
例えば、紙種では、厚紙は定着温度を高く設定し、OHPでは定着温度を低く設定する。
また、片面印刷時では、片方のヒータ(定着面側)のみをONにし、電力を抑えることとする。
また、両面印刷時では、両方のヒータを同温度になるように制御し、両面の定着性を合わせることとする。
また、カラーモードでは、トナーを何色使うかにより定着温度を変更することとする(使用色が多くなるに従って定着温度を上げる)。
また、上記のモードを組み合わせ、それぞれの定着温度(ヒータ制御)を変更することで、様々なモードに対応することも可能である。
なお、上述する実施例は、本発明の好適な実施例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更実施が可能である。例えば、図1では、2個のヒータを保持しているが、ヒータの個数は特に限定せず、複数のヒータを保持する構成とすることも可能である。
本発明にかかる画像形成装置は、両面印刷が可能な複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に適用可能である。
本発明にかかる画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明にかかる画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明にかかる画像形成装置の具備する定着ローラの加熱制御を説明するための図であり、(a)は、同温度制御を説明するための図であり、(b)は、異温度制御を説明するための図である。
符号の説明
A 排紙方向
L 除電装置
P 記録媒体(用紙)
CH チャージャ
TS トナー収納部
TC トナーカートリッジ
1 第1の像担持体(感光体ドラム)
2 第1の像担持体(感光体)用クリーニング装置
3 帯電装置
4 露光装置
5 現像装置
10 第2の像担持体(中間転写ベルト)
11、12、13 回転ローラ(第2の像担持体の支軸)
20 第1の転写手段
25 第2の像担持体(中間転写ベルト)用クリーニング装置
26−1、26−2 給紙装置(給紙カセット)
27 給紙ローラ
28 レジストローラ対
29 搬送ガイド
30 定着用加熱手段
31 排紙ガイド対
32 排紙ローラ対
40 排紙スタック部
50 開閉フレーム
50A 開閉支軸
100 第3の像担持体(中間転写ベルト)
111、112、113 回転ローラ(第3の像担持体の支軸)
120 第2の転写手段、
250 第3の像担持体用クリーニング装置
250A クリーニング揺動支点
250B トナー収納部
201 操作部
202 操作表示部
203 読取部
204 記録部
205 システムコントローラ
206 画像処理部
207 コピーアプリ
208 プリンタアプリ
209 FAXアプリ
210 記憶部(画像メモリ)

Claims (5)

  1. 第1の像担持体と第2の像担持体と第3の像担持体とを有し、前記第1の像担持体から第2の像担持体へ転写し、更に、前記第2の像担持体から第3の像担持体に転写した顕像を記録媒体の一方の面に転写すると共に、前記第1の像担持体から第2の像担持体へ転写した顕像を前記記録媒体の他方の面に転写し、前記記録媒体の両面に顕像を転写する両面転写手段と、前記記録媒体に形成された顕像を前記記録媒体に定着させる複数の定着手段と、前記複数の定着手段の温度設定を制御する温度制御手段と、を有する画像形成装置であって、
    前記温度制御手段は、前記複数の定着手段の温度設定を個別に行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記温度制御手段は、前記複数の定着手段の温度設定を同時に実行しないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記温度制御手段は、各種モードに応じて温度設定を制御することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記各種モードには、厚紙印刷時、OHP印刷時、片面印刷時、両面印刷時、カラーモード印刷時の少なくとも1つのモードを含んでおり、
    前記温度制御手段は、
    厚紙印刷時では定着温度を高く設定して制御し、OHP印刷時では定着温度を低く設定して制御し、片面印刷時では、定着面側の定着手段のみの温度設定を制御して電力を抑え、両面印刷時では、両方の定着手段が同温度となるように温度設定を制御して両面の定着性を合わせ、カラーモード印刷時では、トナーを何色使用するかにより定着温度を制御することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記温度制御手段は、
    前記各種モードである、厚紙印刷時、OHP印刷時、片面印刷時、両面印刷時、カラーモード印刷時を、組み合わせ、それぞれの定着温度を変更することで、様々なモードに対応した定着温度の制御を行うことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
JP2003318545A 2003-09-10 2003-09-10 画像形成装置 Withdrawn JP2005084525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003318545A JP2005084525A (ja) 2003-09-10 2003-09-10 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003318545A JP2005084525A (ja) 2003-09-10 2003-09-10 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005084525A true JP2005084525A (ja) 2005-03-31

Family

ID=34417801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003318545A Withdrawn JP2005084525A (ja) 2003-09-10 2003-09-10 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005084525A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080579A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Fujifilm Corp 画像形成装置及び画像定着方法
JP2020115187A (ja) * 2019-01-18 2020-07-30 キヤノン株式会社 加熱装置及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008080579A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Fujifilm Corp 画像形成装置及び画像定着方法
JP2020115187A (ja) * 2019-01-18 2020-07-30 キヤノン株式会社 加熱装置及び画像形成装置
JP7237600B2 (ja) 2019-01-18 2023-03-13 キヤノン株式会社 加熱装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006235655A (ja) 画像形成装置
JP2007102131A (ja) 画像形成装置
JP2007024999A (ja) 画像形成装置
JP2005084525A (ja) 画像形成装置
JP2002202638A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006011132A (ja) 画像形成装置
JP2008090015A (ja) 画像形成装置
JP2010091802A (ja) 画像形成装置
JP4062696B2 (ja) 画像形成装置
JP2005084193A (ja) 画像形成装置及び両面画像形成制御方法
JP4079744B2 (ja) 同時両面画像形成装置
JP2004220002A (ja) 両面画像形成装置及び方法
WO2004102281A1 (ja) 画像形成装置
JP3998120B2 (ja) 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像形成システム
JP3981654B2 (ja) 画像形成装置
JP2004205977A (ja) 画像形成装置
JP2004069941A (ja) 転写方法、転写装置、画像形成方法、画像形成装置及び画像形成システム
JP2004142920A (ja) 画像形成装置
JP2004077843A (ja) 画像形成装置
JP2004029565A (ja) 多色画像形成装置および多色画像形成方法
JP2005055788A (ja) 画像形成装置
JP2004212455A (ja) 画像形成装置
JP5617206B2 (ja) 画像形成装置
JP2005292296A (ja) 画像形成装置
JP2005084334A (ja) 画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205