JP2006235251A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
駆動回路を備える表示装置において、簡易な構成で駆動回路を確実に遮光し、製造コストの低廉化を図ることができる表示装置を提供すること。
【解決手段】
本発明の一態様にかかる表示装置は、配線基板を有する液晶表示パネル10と、配線基板に設けられた駆動回路30と、配線基板の駆動回路30が設けられた前面側に取り付けられたパネル用FPC22と、パネル用FPC22から延設され、配線基板の背面側に取り付けられたセンサ用FPC21とを備え、センサ用FPC21が、配線基板の駆動回路30が設けられた領域まで延在する延在部21bを備え、センサ用FPC21の延在部21bに駆動回路30を遮光する延在パターン56が形成されているものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は表示装置に関し、特に詳しくはフレキシブル基板を有する表示装置に関する。
パーソナルコンピュータ、その他各種モニタ用の画像表示装置として、あるいは、携帯電話の表示画面やカーナビゲーションシステムの表示画面など、液晶表示装置の普及は目覚しいものがある。また、自動車用の液晶表示装置にサーミスタなどの温度センサを取り付けたものがある。この液晶表示装置では、温度センサにより液晶表示装置の温度を検出している。
従来の温度センサ付き液晶表示装置では、サーミスタがフレキシブル基板(Flexible Printed Circuit、FPC)に取り付けられている(特許文献1)。この液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を図5及び図6を用いて説明する。図5は液晶表示パネルの正面図、図6は液晶表示パネルの側面図である。図5に示す液晶表示装置は、駆動回路であるドライバICがガラス基板上に載置されたCOG(Chip On Glass)タイプの液晶表示装置である。従来の液晶表示パネルでは、フレキシブル基板120に切り込み123を設け、温度センサ用フレキシブル基板121と液晶表示用フレキシブル基板122とに区分けしている。液晶表示用フレキシブル基板122はガラス基板112の駆動回路130が設けられた表面112aに固定されている。液晶表示用フレキシブル基板122の裏面122a側に駆動回路130と電気接続される配線パターンが設けられている。液晶表示用フレキシブル基板122の裏面122a側がガラス基板112の表面112a側に接着剤で固定されている。一方、温度センサ用フレキシブル基板121はガラス基板112の裏面112b側に固定される。ここで、ガラス基板112の裏面112bは駆動回路130が設けられている表面112aの反対側の面である。このようにして、温度センサ用フレキシブル基板121には温度センサ140が取り付けられている。また、温度センサ用フレキシブル基板121の表面側には温度センサ140に電気接続される配線パターンが設けられている。
ところで、COGタイプの液晶表示装置では、ガラス基板上にドライバIC(駆動回路)が載置されている。このドライバICの回路形成面に光が入射すると、ドライバICが誤作動して正常な液晶表示ができなくなってしまうという問題がある。
従来の液晶表示装置では、ドライバICに光が入射するのを防ぐため、ガラス基板のドライバICが設けられている面と反対側の面に遮光テープを設けていた。これにより、ドライバICに光が入射するのを防ぐことができる。しかし、この方法では、遮光テープを貼る工程が必要となってしまう。さらに、遮光テープを必要とするため、部品コストが高くなってしまう。よって、このような液晶表示装置では、製造コストを低減することができなかった。
そこで、上記の問題点に対して、異方性導電接着材(Anisotropic Conductive Film、以下ACF)により遮光する液晶表示装置も考えられている(特許文献2)。この液晶表示装置では、ドライバICと液晶パネルとを接合するACFによりドライバICを遮光している。具体的には、異方性導電接着材を構成する接着剤として硬化によって不透明になる樹脂あるいは着色した樹脂を用いる。さらに、異方性導電接着材を構成する接着剤の中に光を吸収する物質を混入させている。
しかしながら、上記のACFに遮光性を持たせた液晶表示装置では、十分に遮光することができなかった。すなわち、ACFには液晶パネルとドライバICとを接着する機能を持たせる必要があるため、ACFの材質等によっては十分遮光することができない場合があった。また、遮光物質を多量に混入させてしまうと、ACFの接着力が低下してしまう。換言すると、ACFによって十分遮光しようとした場合に、ACFの接着剤の材質等が限定されるため、十分な接着力を得られないことがある。よって、このような液晶表示装置では、十分遮光することができず、ドライバICが誤作動してしまうおそれがあった。
特開2004−361735号公報 特開平10−168411号公報
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で駆動回路を確実に遮光することができ、製造コストの低廉化を図ることが出来る表示装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる表示装置は、配線基板を有する表示パネルと、前記配線基板上に設けられ、前記表示パネルに信号を供給する駆動回路と、前記配線基板の前記駆動回路が設けられた第一の面側に取り付けられた第一のフレキシブル基板と、前記第一のフレキシブル基板から延設され、前記配線基板の前記第一の面と反対側の第二の面側に取り付けられた前記第二のフレキシブル基板とを備え、前記第二のフレキシブル基板が、前記配線基板の前記駆動回路が設けられた領域まで延在する延在部を備え、前記第二のフレキシブル基板の前記延在部に前記駆動回路を遮光する金属膜が形成されているものである。これにより、簡易な構成で駆動回路を遮光することができる。
本発明の第2の態様にかかる表示装置は、上述の表示装置において、前記金属膜が前記駆動回路が設けられた領域全体を覆うように形成されているものである。これにより、確実に駆動回路を遮光することができる。
本発明の第3の態様にかかる表示装置は、上述の表示装置において、前記第二のフレキシブル基板に電子部品と接続される配線が形成されているものである。これにより、部品点数を増加させずに遮光することができ、コストダウンを図ることができる。
本発明の第4の態様にかかる表示装置は、上述の表示装置において、前記第二のフレキシブル基板に形成された配線から前記金属膜が延設されていることを特徴とするものである。これにより、前記金属膜の保護膜を電界メッキで容易に形成することができるため、部品コストを低減することができる。
本発明の第5の態様にかかる表示装置は、上述の表示装置において、前記金属膜が接地されていることを特徴とするものである。これにより、駆動回路をシールドすることができるため、駆動回路の誤作動を防ぐことができる。
本発明によれば、表示パネルの配線基板に搭載された駆動回路を確実に遮光し、誤作動を防ぐことができる表示装置を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明にかかる液晶表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成について図1及び図2を用いて説明する。図1(a)は液晶表示パネルの構成を示す正面図である。図1(b)及び図1(c)は図1(a)に示す液晶表示パネルの断面図である。
図において、10は液晶表示パネル、11は対向基板、12はアレイ基板、20はフレキシブル基板(以下、FPC)、21は温度センサ用フレキシブル基板(以下、センサ用FPC)、22は液晶表示パネル用フレキシブル基板(以下、パネル用FPC)、23は切り込み部、24は異方性導電膜(Anisotropic Conductive Film、以下ACF)、28は両面接着テープ、30は駆動回路、40は温度センサである。図1(b)はパネル用FPC22における液晶表示パネル10の断面図であり、図1(c)はセンサ用FPC21における液晶表示パネル10の断面図である。
まず、液晶表示パネル10の全体的な構成について説明する。なお、以下の説明は一般的な液晶表示パネル10の構成を示すものであり、本発明は以下の構成の液晶表示パネルに限定されるものではない。液晶表示パネル10は、アレイ回路が形成されたアレイ基板12とそのアレイ基板12に対向配置された対向基板11とを備えている。アレイ基板12と対向基板11との間には液晶層(図示せず)が挟持される。液晶表示パネル10はTN(Twisted Nematic)やSTN(Super Twisted Nematic)などのモードを用いることができる。この一対の基板にはガラス基板等の矩形状の透明な絶縁性基板を用いることができる。アクティブマトリックス・タイプの液晶表示パネル10は、各画素が表示信号の入出力を制御するスイッチング素子を備えている。典型的なスイッチング素子は、TFT(Thin Film Transistor)である。アレイ基板12の背面側には面状光源装置であるバックライトユニット(図示せず)が設けられる。すなわち、図1(b)及び図1(c)に示す構成で、液晶表示パネル10の右側、すなわち対向基板11側が表示側となる。ここで、液晶表示パネル10の対向基板11側を前面側とし、アレイ基板12側を背面側とする。
対向基板11にはカラーフィルタ及びBM(ブラックマトリクス)が設けられている。対向基板11にはさらに、対向電極が設けられている。液晶表示パネル10の表示領域内の各画素は、例えば、R、G、Bいずれかの色を表示する。そして、液晶表示パネル10はバックライトからの透過光を制御することにより、画像表示を行う。アレイ基板12上の表示領域内には、複数のソース線及び複数のゲート線がマトリクス状に配設されている。ソース線とゲート線とはお互いにほぼ直角に重なるように配設され、交差点近傍にTFTが配置される。
アレイ基板12は対向基板11よりも大きめに設けられている。したがって、アレイ基板12の一部は対向基板11からはみ出すよう配置される。このアレイ基板12がはみ出した領域に駆動回路30が配設される。駆動回路30はゲートドライバとソースドライバとを兼用するドライバICである。この液晶表示パネルはCOGタイプの液晶表示パネルであり、駆動回路30がACF24を介してアレイ基板12上に接続されている。駆動回路30は外部の制御基板から入力された制御信号及び表示信号からゲート信号及びソース信号を生成する。
駆動回路30からゲート配線にゲート信号が入力され、選択されたゲート配線に対応するTFTがオンする。駆動回路30からソース線に入力された表示電圧が、オン状態のTFTを介して画素電極に送られ、画素電極と対向電極とが液晶に電界を印加する。この表示電圧を変えることにより液晶への印加電圧を変化させることができ、液晶の光の透過率を制御する。
バックライトユニットは蛍光管やLEDなどの光源と光源からの光を面状に導く導光板とを備えている。光源は通常、導光板の側面に設けられる。導光板は例えば、アクリル樹脂等により形成され、側面から入射した光を前面から均一に出射する。また、導光板の背面及び側面には導光板から出射した光を再度、導光板の中に入射させるリフレクタが設けられる。また、光源はこのリフレクタの中に内包され、光源から出射した光を効率よく、導光板に入射させる。
次に本発明にかかる液晶表示パネル10の特徴的な構成要素であるFPC20について説明する。FPC20が駆動回路30の近傍において、アレイ基板12の端部に取り付けられている。FPC20のアレイ基板12側の面には駆動回路30に信号を供給するための配線が設けられている。このFPC20のアレイ基板側の面を背面とし、反対側の面を前面とする。FPC20の背面には配線が設けられている。このFCP20の配線の一部は露出するように形成されている。そして、FPC20に設けられた配線とアレイ基板12に設けられた端子が電気的に接続される。駆動回路30に外部の制御基板から制御信号及び表示信号が入力される。駆動回路30はこの制御信号及び表示信号に基づいてゲート信号及びソース信号を出力する
FPC20はパネル用FPC22とパネル用FPC22から延設されたセンサ用FPC21とを備えている。すなわち、切り込み部23によってFPC20がパネル用FPC22とセンサ用FPC21との2つのFPCに区分けされている。図1(a)に示すように、矩形状のFPC20にL字型の切り込み部23が設けられ、FPC20がセンサ用FPC21とパネル用FPC22の2つのFPCに分岐されている。図1に示すようにパネル用FPC22の一端がACF24を介して駆動回路30の近傍においてアレイ基板12に取り付けられる。またパネル用FPC22の液晶表示パネル10と反対側の端部は、外部の制御基板と接続される。
パネル用FPC22からセンサ用FPC21が延設されている。センサ用FPC21は図1(a)に示すように実質的にL字状に設けられている。なお、図1(a)において、センサ用FPCのアレイ基板12の背面側に配置される部分は点線で示してある。このセンサ用FPC21は図1(c)に示すように屈曲されて、アレイ基板12の駆動回路30が設けられた面と反対側の面、すなわち、液晶表示パネル10の背面側に取り付けられる。センサ用FPC21の前面は両面接着テープ28と接着されている。この両面接着テープ28を介してセンサ用FPC21がアレイ基板12に接着される。このセンサ用FPC21の液晶表示パネル10側の端部には温度センサ40が設けられている。温度センサ40には、例えば、サーミスタを用いることができる。この温度センサ40はセンサ用FPC21の背面側、すなわち配線が設けられている面側に取り付けられている。なお、温度センサ40はセンサ用FPC21の背面側に設けられており、正面から視認されないため、図1(a)において温度センサ40を点線で示している。
このようにアレイ基板12の背面側には、両面接着テープ28によりセンサ用FPC21が固定されている。このセンサ用FPC21のアレイ基板12と反対側の面には、温度センサ40が配設される。この温度センサ40により液晶表示パネル10の温度を検出することができる。
また、パネル用FPC22とセンサ用FPC21とが区分されているため、センサ用FPC21をACF24ではなく、安価な両面接着テープ28で固定することができる。すなわち、パネル用FPC22では配線をアレイ基板12と電気的に接続するため、パネル用FPC22はACF24によりアレイ基板12に固定される。一方、センサ用FPC21では配線をアレイ基板12と電気的に接続する必要がないため、センサ用FPC21はアレイ基板12に両面接着テープにより固定される。したがって、部品コストを低減することができる。
次に上述のFPC20の構成について図2〜図4を用いて詳細に説明する。図2(a)はFPC20を前面側から見た図である。図2(b)はパネル用FPC22の断面図であり、図2(c)はセンサ用FPC21の断面図である。図3はFPC20の配線及び端子の構成を示す図である。図4はアレイ基板12に取り付けられたセンサ用FPC21の構成を示す断面図である。
図2(b)及び図2(c)に示すように、FPC20はベースフィルム51とベースフィルム51の背面側に設けられた導体52とを備えている。導体52は液晶表示パネル10に入力する信号を伝送する配線と温度センサ40と電気的に接続される配線を構成するようパターニングされている。さらに導体52の背面側には、導体52を覆うカバーフィルム53が設けられている。図2(b)に示すように、カバーフィルム53は導体52の端部が露出するように設けられている。この導体52の露出した部分が端子26となり、液晶表示パネル10又は制御基板と電気的に接続される。すなわち、図2(b)において、パネル用FPC22の上側の端子26に液晶表示パネルが接続され、下側の端子26に制御基板が接続される構成となる。制御基板側の端子26及び液晶表示パネル10側の端子26はそれぞれ、図3に示すようにFPC20に設けられている配線の数に対応して、複数設けられている。なお、図3では、パネル用FPC21に設けられた端子26間の配線において、カバーフィルム53によって覆われている部分は省略して図示している。パネル用FPC22の液晶表示パネル10側の端子26はアレイ基板12の端辺に沿って、一列に配置される。制御基板側の端子26はFPC20の端辺に沿って一列に配置される。また、図2(b)に示すように制御基板側の端子26が設けられている位置には、FPC20を補強するための補強板54が設けられている。制御基板からは駆動回路30に入力される制御信号及び表示信号と、駆動回路30の電源と、温度センサ40に供給される電圧等がFPC20を介して供給される。
パネル用FPC22の側部からセンサ用FPC21が延在されている。パネル用FPC22とセンサ用FPC21との間には、切り込み部23が設けられている。切り込み部23はL字状に形成されており、センサ用FPC21とパネル用FPC22とを分岐する。切り込み部23はパネル用FPC22のセンサ用FPC21が延在している箇所よりも液晶表示パネル10側に設けられている。センサ用FPC21は実質的にL字状に形成され、パネル用FPC22の側部から延設される。センサ用FPC21の制御基板と反対側には、両面接着テープ28が設けられている。この両面接着テープ28によりアレイ基板12の背面とセンサ用FPC21の前面とが接着される。
センサ用FPC21の液晶表示パネル側の端部にはサーミスタランド29が設けられている。サーミスタランド29はL字状のセンサ用FPC21の角部近傍に配置される。サーミスタランド29では導体52が露出している。このサーミスタランド29を介して温度センサ40と配線を構成する導体52とが電気的に接続される。換言すると、サーミスタランド29が温度センサ40を接続するための端子となる。サーミスタランド29を介して、制御基板に設けられた電源からの電圧が温度センサ40に供給される。温度センサ40には2本の配線が接続されるため、センサ用FPC21には2つのサーミスタランド29が設けられている。センサ用FPC21の背面側に設けられたサーミスタランド29に温度センサ40が取り付けられる。サーミスタランド29が設けられている箇所の裏側には両面接着テープ28が貼り付けられている。
図2(a)に示すよう、センサ用FPC21は、サーミスタランド29が設けられている箇所から左側に延在している。すなわち、センサ用FPC21は温度センサ40が設けられる箇所から、駆動回路30が設けられている領域まで延在している。この駆動回路30が設けられている領域まで延在している部分をセンサ用FPC21の延在部21bとする。すなわち、図2(a)において、両面接着テープ28が設けられている領域に示された点線から左側を延在部21bとする。図3に示すよう、切り込み部23を挟んで、センサ用FPC21の延在部21bとパネル用FPC22の端子26が設けられている部分とが対向している。
図3に示すようにセンサ用FPC21の背面側には配線55が形成されている。この配線55は図2(c)で示した導体52により構成される。ここで、センサ用FPC21には2本の配線55が設けられている。この2本の配線55をそれぞれ配線55a、配線55bとする。FPC20の最も外側に設けられた配線55bは直線状に設けられている。すなわち配線55bはサーミスタランド29と制御基板側の端子26とを結ぶ直線状に設けらている。一方、配線55bの内側に設けられている配線55aはL字型に設けられている。すなわち、配線55aは制御基板側の端子26からサーミスタランド29とを結び、さらにサーミスタランド29から延在部21bの端部近傍まで延設されている。配線55aはサーミスタランド29の近傍において90°に屈曲するようパターニングされている。センサ用FPC21の延在部21bに設けられた配線55aを延在パターン56とする。
さらに、サーミスタランド29から延在部21bの端部まで形成された配線55aの延在パターン56は駆動回路30が設けられている領域を覆うように幅広に設けられている。なお、図3において、説明の明確化のため、液晶表示パネル10にFPC20を取り付けた場合における駆動回路30を点線で示している。配線55aの延在パターン56は延在部21bの略全体に設けらており、駆動回路30が設けられている領域全体を覆うように配設される。このように、延在部21bに設けられた配線55aの延在パターン56は駆動回路30に対応する位置に駆動回路30よりも大きい面積で形成されている。この延在パターン56により駆動回路30が遮光される。
この駆動回路30の位置での液晶表示パネル10の構成は図4に示すようになる。図4に示すように液晶表示パネル10は前面側から、駆動回路30、アレイ基板12、両面接着テープ28、センサ用FPC21が順番に配設されている。センサ用FPC21は前面側、すなわちアレイ基板12側から、ベースフィルム51、配線55aの延在パターン56、カバーフィルム53の順番に形成されている。これにより、液晶表示パネル10の背面側から駆動回路30に入射する光が、配線55aの延在パターン56により遮蔽される。すなわち、配線55aの延在パターン56が遮光膜となり、バックライトなどからの光が駆動回路30に入射するのを防ぐことができる。したがって、駆動回路30の誤作動を防ぐことができる。
FPC20の配線55を構成する導体52は通常、金属膜により形成される。したがって、遮光性の高い膜を駆動回路30の背面側に配設することができる。すなわち、金属膜は一般に遮光性が高いため、確実に遮光することができる。また、FPC20の導体を例えば、電界メッキなどのメッキ法により形成することができる。したがって、低コストで遮光に十分な膜厚の金属膜を形成することができる。これにより、さらに遮光性を向上することができ、駆動回路30に入射する光をより確実に遮ることができる。よって、駆動回路30の誤作動を防ぐことができ、液晶表示装置の表示品質を向上することができる。
このように、本発明では、温度センサ40が設けられたセンサ用FPC21を駆動回路30が設けられている領域まで延在させている。そして、センサ用FPC21の延在部21bに延在パターン56を設けている。この延在パターン56は金属パターンより形成されるため、駆動回路30を遮光する遮光膜となる。このようにセンサ用FPC21を遮光に用いることで、部品点数を増やすことなく駆動回路30を確実に遮光することができる。
なお、上述の説明では液晶表示パネル10に温度センサ40を取り付ける構成について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、表示パネルに取り付ける部品は温度センサ40に限らず、他の電子部品でもよい。電子部品としては、例えば、光センサ、湿度センサ、圧力センサ、磁気センサなどのセンサ類を取り付けることができる。もちろん、取り付ける電子部品はセンサ類に限られるものではなく、光源などであってもよい。
なお、上記の延在パターン56は配線55aから延設することが好ましい。これにより、電界メッキにより延在パターン56を容易に形成することできるため、FPC20の製造コストを低減することができる。もちろん、遮光膜となる金属パターンは温度センサ40の配線55aと分離して設けてもよい。さらには、温度センサ40などの電子部品がない構成であっても、金属膜が設けられたFPC20の一部を駆動回路30の背面側に取り付けられるよう延設させることで、確実に駆動回路30を遮光することができる。また、FPC20に設けられている導体52は、通常の遮光テープと比べて遮光性が高い。したがって、低コストで確実に駆動回路30を遮光することができる。
遮光膜として形成する金属パターンは接地されることが好ましい。すなわち、配線55aの制御基板側の端子26を接地電極と接続する。これにより、駆動回路30を電磁波等からシールドすることができ、駆動回路30の誤作動を防ぐことができる。すなわち、温度センサ40の接地配線のパターンを駆動回路30が設けられている領域まで延設させて遮光することが好ましい。すなわち、温度センサ40に接続する配線55bをグランド配線とする。これにより、駆動回路30を電磁波等からシールドすることができる。
上記のFPC20は以下のように液晶表示パネル10に取り付けられる。まず、温度センサ40が設けられたFPC20のセンサ用FPC21に両面接着テープ28を貼り付ける。そして、ACF24を用いてパネル用FPC22をアレイ基板12に圧着する。その後、両面接着テープ28の剥離紙を剥離して、センサ用FPC21をアレイ基板12の背面側に貼り付ける。これにより駆動回路30の背面側に遮光膜となる延在パターン56が配置される。さらに、駆動回路30を覆うようにアレイ基板上にシリコン樹脂等の樹脂を設けてもよい。また、アレイ基板12のFPC20が接続される箇所の近傍にUV樹脂等を設け、FPC20を補強してもよい。このように、簡易な工程で確実に遮光を行なうことができる。
なお、上述の説明では液晶表示パネル10に温度センサ40を取り付ける構成について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、液晶表示パネル10ではなく、有機EL表示パネルや無機EL表示パネルなどの他の表示パネルを用いることができる。また、センサ用FPC21は両面接着テープ28により液晶表示パネル10に取り付けたが、樹脂等からなる接着剤を用いてセンサ用FPC21を取り付けてもよい。さらに、ソースドライバICとゲートドライバICとを兼用する駆動回路30に限らず、ゲートドライバICとなる駆動回路とソースドライバICとなる駆動回路とが別々に設けられているものでもよい。この場合、それぞれのドライバICの近傍に取り付けられるFPCをそれぞれ延設して遮光することが好ましい。さらには、アクティブマトリクス型に限らずパッシブマトリクス型などの他のタイプの表示装置の駆動回路を遮光するようにしてもよい。
本発明にかかる表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を示す図である。 本発明にかかる表示装置に用いられるフレキシブル基板の構成を示す図である。 本発明にかかる表示装置に用いられるフレキシブル基板の構成を示す図である。 本発明にかかる表示装置に用いられるフレキシブル基板がアレイ基板に取り付けられている状態を示す図である。 従来の表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を示す正面図である。 従来の表示装置に用いられる液晶表示パネルの構成を示す側面図である。
符号の説明
10 液晶表示パネル
11 アレイ基板
12 対向基板
20 FPC
21 センサ用FPC
22 パネル用FPC
23 切り込み部
24 ACF
26 端子
28 両面接着テープ
29 サーミスタランド
30 駆動回路
40 温度センサ
51 ベースフィルム
52 導体
53 カバーフィルム
54 補強板
55 配線
56 延在パターン

Claims (5)

  1. 配線基板を有する表示パネルと、
    前記配線基板に設けられ、前記表示パネルに信号を供給する駆動回路と、
    前記配線基板の前記駆動回路が設けられた第一の面側に取り付けられた第一のフレキシブル基板と、
    前記第一のフレキシブル基板から延設され、前記配線基板の前記第一の面と反対側の第二の面側に取り付けられた第二のフレキシブル基板とを備え、
    前記第二のフレキシブル基板が、
    前記配線基板の前記駆動回路が設けられた領域まで延在する延在部を備え、
    前記第二のフレキシブル基板の前記延在部に前記駆動回路を遮光する金属膜が形成されている表示装置。
  2. 前記金属膜が前記駆動回路が設けられた領域全体を覆うように形成されている請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第二のフレキシブル基板に電子部品と接続される配線が形成されている請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記第二のフレキシブル基板に形成された配線から前記金属膜が延設して形成されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記金属膜が接地されていることを特徴とする請求項1、2,3又は4に記載の表示装置。
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