JPH1184355A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH1184355A
JPH1184355A JP24633597A JP24633597A JPH1184355A JP H1184355 A JPH1184355 A JP H1184355A JP 24633597 A JP24633597 A JP 24633597A JP 24633597 A JP24633597 A JP 24633597A JP H1184355 A JPH1184355 A JP H1184355A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
circuit board
multilayer
driving circuit
Prior art date
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Application number
JP24633597A
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English (en)
Inventor
Toru Watanabe
徹 渡辺
Yoshio Toriyama
良男 鳥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
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Publication of JPH1184355A publication Critical patent/JPH1184355A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4688Composite multilayer circuits, i.e. comprising insulating layers having different properties
    • H05K3/4691Rigid-flexible multilayer circuits comprising rigid and flexible layers, e.g. having in the bending regions only flexible layers

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安価な多層駆動回路基板を有し、モジュールの
額縁部縮小、高精細化に有利な液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】導体層L1〜L8と、これらを絶縁分離す
る層間絶縁層と、これらを固着する層間接着層BINと
からなるドレイン側多層回路基板FPC2において、前
記層間絶縁層の両側の最外層を含む一部が、固いガラス
エポキシ板RGDからなり、残りの絶縁層が柔軟なポリ
イミドフィルムBFIからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子とそ
の駆動ICおよび多層駆動回路基板とを有する液晶表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばアクティブ・マトリクス方式の液
晶表示装置の液晶表示素子では、液晶層を介して互いに
対向配置されるガラス等からなる2枚の透明絶縁基板の
うち、その一方のガラス基板の液晶層側の面に、そのx
方向に延在し、y方向に並設されるゲート線群と、この
ゲート線群と絶縁されてy方向に延在し、x方向に並設
されるドレイン線群とが形成されている。
【0003】これらのゲート線群とドレイン線群とで囲
まれた各領域がそれぞれ画素領域となり、この画素領域
にスイッチング素子として例えば薄膜トランジスタ(T
FT)と透明画素電極とが形成されている。
【0004】ゲート線に走査信号が供給されることによ
り、薄膜トランジスタがオンされ、このオンされた薄膜
トランジスタを介してドレイン線からの映像信号が画素
電極に供給される。
【0005】なお、ドレイン線群の各ドレイン線はもち
ろんのこと、ゲート線群の各ゲート線においても、それ
ぞれ透明絶縁基板の周辺にまで延在されて外部端子を構
成し、この外部端子にそれぞれ接続されて映像駆動回
路、ゲート走査駆動回路、すなわち、これらを構成する
複数個の駆動IC(半導体集積回路)が該透明絶縁基板
の周辺に外付けされるようになっている。つまり、これ
らの各駆動ICを搭載したテープキャリアパッケージ
(TCP)を基板の周辺に複数個外付けする。
【0006】しかし、このように透明絶縁基板は、その
周辺に駆動ICが搭載されたTCPが外付けされる構成
となっているので、これらの回路によって、透明絶縁基
板のゲート線群とドレイン線群との交差領域によって構
成される表示領域の輪郭と、該透明絶縁基板の外枠の輪
郭との間の領域(通常、額縁と称している)の占める面
積が大きくなってしまい、液晶表示モジュールの外形寸
法を小さくしたいという要望に反する。
【0007】それゆえ、このような問題を少しでも解消
するために、すなわち、液晶表示素子の高密度化と液晶
表示モジュールの外形をできる限り縮小したいとの要求
から、TCP部品を使用せず、映像駆動ICおよびゲー
ト走査駆動ICを透明絶縁基板上に直接搭載する構成が
提案された。このような実装方式をフリップチップ方
式、あるいはチップ・オン・ガラス(COG)方式とい
う。
【0008】また、フリップチップ方式の液晶表示装置
に関しては、例えば同一出願人による特開平8−122
806号公報に記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置(すなわ
ち、液晶表示モジュール)は、例えば、表示用の透明電
極や配向膜等の各種膜を積層した面が対向するように所
定の間隙を隔てて2枚のガラス等からなる透明絶縁基板
を重ね合わせ、該両基板間の周縁部近傍に枠状(ロの字
状)に設けたシール材により、両基板を貼り合わせると
共に、シール材が一部ない部分で構成される液晶封入口
から両基板間のシール材の内側に液晶を封止し、さらに
両基板の外側に偏光板を設けてなる液晶表示素子(すな
わち、液晶表示部、液晶表示パネル、LCD:リキッド
クリスタル ディスプレイ(LiquidCrystal Display))
と、液晶表示素子の下に配置され、液晶表示素子に光を
供給するバックライトと、液晶表示素子の外周部の外側
に配置した液晶駆動回路基板と、バックライトを収納、
保持するモールド成型品である下側ケースと、前記各部
材を収納し、表示窓があけられた金属製シールドケース
等で構成されている。
【0010】近年、情報化社会の進展に伴ない、液晶表
示装置が表示部として組み込まれるパソコン、ワープロ
等の情報処理装置もノートブックサイズの携帯可能なも
のが望まれており、表示領域の周囲のいわゆる額縁部の
幅、液晶表示装置の厚さの縮小を含む液晶表示装置の外
形寸法の縮小、軽量化と、表示領域の拡大が望まれてい
る。
【0011】なお、液晶表示素子の外周部の外側に配置
され、外部から信号を入力するための前記液晶駆動回路
基板として、フレキシブル回路基板(FPC:フレキシ
ブルプリンティド サーキット(Flexible Printed Circu
it))を採用することが既に本出願人によって開示され
ている(特願平6−256426号、特願平7−297
236号等)。液晶表示装置の高精細、多色化、大画面
化に伴い、細長い形状をした該フレキシブル回路基板は
多層化、幅縮小化の傾向にある。すなわち、細幅のフレ
キシブル回路基板に多数本の信号線を配線する場合、現
在、8層もの多層フレキシブル回路基板を使用してい
る。層数の多い多層フレキシブル回路基板は、製造工程
数が多く、かつ、製造歩留りも低く、したがって、製造
コストが高く、高価であった。特に、フレキシブル多層
絶縁層は、通常、非常に高価なポリイミド樹脂が用いら
れるので、製造コストが増大する。また、該フレキシブ
ル回路基板は、温度や湿度等の使用環境による寸法の変
化が大きく、接続部の信頼性が低下する問題がある。
【0012】また、従来のフリップチップ方式液晶表示
装置では、駆動ICチップを、液晶表示素子を構成する
透明絶縁基板上に実装しているため、モジュールの外形
寸法のさらなる縮小化(狭額縁化)を実現できない。ま
た、従来のフリップチップ方式液晶表示装置では、駆動
ICとそれに対向する金属製シールドケースの額縁部内
面とが直接接触しないように、該内面に絶縁テープを貼
っており、製造工程が増加する問題がある。
【0013】さらに、細長い多層フレキシブル回路基板
の端辺を液晶表示素子の端辺に接続し、該フレキシブル
回路基板のもう一方の端辺を該端辺とほぼ平行に折り返
し、該回路基板を重ね合わせ、該重ね合わせた回路基板
を、液晶表示素子の前記端辺の裏側に配置した構成のフ
リップチップ方式の液晶表示装置の発明がある(本出願
人による特願平8−2223号)。
【0014】なお、このように多層フレキシブル回路基
板を折り返して実装する場合、該折り返し部で折り返し
やすくするため、折り返し部を薄層化したり、折り返し
部の絶縁層にスリットを設けることを行う。モジュール
の高精細化が進むと、液晶表示素子の端子数が増え、多
層駆動回路基板のさらなる多層化が必要となるため、前
記折り返し部も多層化する必要が生じるが、この場合、
該折り返し部の絶縁層にスリットを設けるのが困難とな
り、折り返し実装が困難となる。
【0015】本発明の目的は、安価で、また、細幅、多
層で、折り返し部で折り返しやすく、さらに、モジュー
ルの額縁部縮小、高精細、大画面化に有利な多層駆動回
路基板を有する液晶表示装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、液晶表示素子の端辺に接続された多層駆
動回路基板の多層絶縁層の少なくとも1層、例えば、前
記多層絶縁層の両側の最外層のうち少なくとも一方が固
い材料からなり、残りの絶縁層が柔軟な材料からなるこ
とを特徴とする。
【0017】また、液晶表示素子と、該液晶表示素子に
映像信号を供給するドレイン側多層駆動回路基板とを有
し、前記多層駆動回路基板の端辺を前記液晶表示素子の
端辺に接続し、該多層駆動回路基板の多層絶縁層の両側
の最外層のうち少なくとも一方が固い材料からなり、残
りの絶縁層が柔軟な材料からなることを特徴とする。
【0018】また、前記多層駆動回路基板をその端辺と
ほぼ平行に折り返して重ね合わせ、さらには、該重ね合
わせた多層駆動回路基板を、前記液晶表示素子の前記端
辺の裏側に配置したことを特徴とする。
【0019】このように、多層駆動回路基板の多層絶縁
層の少なくとも1層を固い材料で形成し、残りの絶縁層
を柔軟な材料で形成することにより、非常に高価な柔軟
材料の使用を低減できるので、製造コストを低減でき
る。また、多層絶縁層の少なくとも1層を固い材料で形
成することにより、温度や湿度等の使用環境による寸法
の変化を低減できるので、接続部の信頼性を向上でき
る。さらに、多層絶縁層の少なくとも1層を固い材料で
形成することにより、該多層駆動回路基板が扱いやす
く、該多層駆動回路基板の面上にコンデンサ等の部品を
実装する作業性が向上する。
【0020】また、本発明は、細長い多層駆動回路基板
の端辺を液晶表示素子の端辺に接続し、前記多層駆動回
路基板は、導体層と絶縁層と接着層からなり、前記多層
駆動回路基板をその端辺とほぼ平行に折り返して重ね合
わせ、該重ね合わせた多層駆動回路基板を、前記液晶表
示素子の前記端辺の裏側に配置し、駆動ICを前記多層
駆動回路基板に実装し、該駆動ICを該重ね合わせた多
層駆動回路基板の間に配置したことを特徴とする。
【0021】このように、駆動ICを多層駆動回路基板
に実装し、該駆動ICを前記重ね合わせた多層駆動回路
基板の間に配置し、該駆動ICを液晶表示素子の透明絶
縁基板上に実装しないため、その分、透明絶縁基板の駆
動IC搭載面積を削除できるので、モジュールの外形寸
法のさらなる縮小化(狭額縁化)を実現できる。また、
重ね合わせた多層駆動回路基板の間に駆動ICを配置す
ることにより、従来のように駆動ICとそれに対向する
金属製シールドケースの額縁部内面との接触防止用絶縁
テープを該内面に貼らなくて済むので、製造工程を低減
できる。また、液晶表示素子に実装する前の駆動回路基
板単体の状態で、該駆動回路および駆動ICの特性検
査、動作確認ができ、該回路基板上での駆動ICの修理
が可能となり、該特性検査、動作確認後の駆動ICを搭
載した確かな駆動回路基板を液晶表示素子に実装可能と
なり、作業性が向上する。また、駆動ICが重ね合わせ
た多層駆動回路基板で保護されるので、駆動ICおよび
その電気的接続部を保護するために該駆動IC上に設け
るポッティング剤が不要となる。
【0022】また、本発明は、前記折り返し部の前記接
着層を除去したことを特徴とする。
【0023】このように、折り返し部の接着層を除去す
ることにより、該折り返し部で折り返しやすくなり、多
層駆動回路基板を折り返して実装するのが容易となる。
このため、折り返し部を薄層化したり、折り返し部の絶
縁層にスリットを設けなくて済み、モジュールの高精細
化が進んでも、該折り返し部を多層化することが可能と
なるので、さらなる高精細化を実現できる。
【0024】本発明は、さらに、前記重ね合わせた前記
多層駆動回路基板相互の向き合う面を両面粘着テープで
接着したことを特徴とする。また、前記液晶表示素子の
端辺の裏側に配置した前記多層駆動回路基板と、前記液
晶表示素子の裏側の面とを両面粘着テープで接着したこ
とを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する
図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰返しの説明は省略する。
【0026】実施の形態1 《液晶表示モジュールの全体構成》図9は、液晶表示モ
ジュールMDLの分解斜視図である。
【0027】SHDは金属板からなるシールドケース
(メタルフレームとも称す)、WDは表示窓、SPC1
〜4は絶縁スペーサ、FPC1、2は折り曲げられた多
層フレキシブル回路基板(FPC1はゲート側回路基
板、FPC2はドレイン側回路基板)、PCBはインタ
ーフェイス回路基板、ASBはアセンブルされた駆動回
路基板付き液晶表示素子、PNLは重ね合わせた2枚の
透明絶縁基板の一方の基板上に駆動ICを搭載した液晶
表示素子(液晶表示パネルとも称す)、GC1およびG
C2はゴムクッション、PRSはプリズムシート(2
枚)、SPSは拡散シート、GLBは導光板、RFSは
反射シート、MCAは一体成型により形成された下側ケ
ース(モールドケース)、LPは蛍光管、LPCはラン
プケーブル、LCTはインバータ用の接続コネクタ、G
Bは蛍光管LPを支持するゴムブッシュであり、図に示
すような上下の配置関係で各部材が積み重ねられて液晶
表示モジュールMDLが組み立てられる。
【0028】図10は、液晶表示モジュールMDLの組
立完成図で、液晶表示素子PNLの表面側(すなわち、
上側、表示側)からみた正面図、前側面図、右側面図、
左側面図である。
【0029】図11は、液晶表示モジュールMDLの組
立完成図で、液晶表示素子の裏面側(下側)からみた裏
面図である。
【0030】モジュールMDLは、下側ケースMCA、
シールドケースSHDの2種の収納・保持部材を有す
る。
【0031】HLDは、当該モジュールMDLを表示部
としてパソコン、ワープロ等の情報処理装置に実装する
ために設けた4個の取付穴である。下側ケースMCAの
取付穴MHに一致する位置にシールドケースSHDの取
付穴HLDが形成されており(図10参照)、両者の取
付穴にねじ等を通して情報処理装置に固定、実装する。
当該モジュールMDLでは、バックライト用のインバー
タをMI部分に配置し、接続コネクタLCT、ランプケ
ーブルLPCを介してバックライトBLに電源を供給す
る。本体コンピュータ(ホスト)からの信号および必要
な電源は、モジュール裏面に位置するインターフェイス
コネクタCT1を介して、液晶表示モジュールMDLの
コントローラ部および電源部に供給する。
【0032】なお、図10において、モジュールMDL
のシールドケースSHDの各外形最大寸法については、
横(長辺)方向の長さWは275.5±0.5mm、縦
(短辺)方向の長さHは199±0.5mm、厚さTは
8±0.5mm、有効画素部ARからはかって、シール
ドケースSHDの上額縁までの幅X1は5.25mm、
下額縁までの幅X2は9.25mm、左額縁までの幅Y
1は16.5mm、右額縁までの幅Y2は5.5mm、
右額縁までのコーナー部近傍の幅広部の幅Y3は7.5
mmである。
【0033】以下、各構成部品の具体的な構成を図1〜
図20に示し、各部材について詳しく説明する。
【0034】《多層フレキシブル基板FPC1、2》図
12は、液晶表示素子PNLの外周部に、ゲート側フレ
キシブル基板FPC1と、折り曲げる前のドレイン側フ
レキシブル基板FPC2を実装した駆動回路基板付き液
晶表示素子の正面図である。
【0035】図13は、インターフェイス回路基板PC
Bを実装した図12の駆動回路基板付き液晶表示素子の
裏面図である。
【0036】図14は、シールドケースSHDを下に置
いて、フレキシブル基板FPC1、2、インターフェイ
ス回路基板PCBを実装した後、フレキシブル基板FP
C2を折り曲げ、液晶表示素子PNLをシールドケース
SHDに収納した状態の裏面図である。
【0037】図12の左側の6個は垂直走査回路側の駆
動ICチップ、下側の10個は映像信号駆動回路側の駆
動ICチップで、異方性導電膜(図5のACF2)や紫
外線硬化剤等を使用して透明絶縁基板上にチップ・オン
・ガラス(COG)実装されている。従来法では、駆動
ICチップがテープ オートメイティド ボンディング法
(TAB)により実装されたテープキャリアパッケージ
(TCP)を異方性導電膜を使用して液晶表示素子PN
Lに接続していた。COG実装では、直接駆動ICを使
用するため、前記のTAB工程が不要となり工程短縮と
なり、テープキャリアも不要となるため原価低減の効果
もある。本例では、SVGAパネルとして800×3×
600ドットの12.1インチ画面サイズのTFT液晶
表示モジュールを設計した。このため、赤(R)、緑
(G)、青(B)の各ドットの大きさは、307.5μ
m(ゲート線ピッチ)×102.5μm(ドレイン線ピ
ッチ)となっており、1画素は、赤(R)、緑(G)、
青(B)の3ドットの組み合わせで、307.5μm角
となっている。COG実装では、使用する異方性導電膜
等の材料にも依存するが、おおよそ駆動ICチップのバ
ンプ(図示省略)のピッチで約70μmおよび下地配線
との交叉面積で約50μm角が現在使用可能な最小値と
いえる。このため、本例では、液晶表示素子PNLの片
側の長辺側にドレインドライバICを一列に並べ、ドレ
イン線を片側の長辺側に引き出した。したがって、駆動
ICチップのバンプピッチを約70μmおよび下地配線
との交叉面積を約50μm角に設計でき、下地配線とよ
り高い信頼性の接続が可能となった。ゲート線ピッチは
307.5μmと十分大きいため、片側の短辺側にてゲ
ート線引き出しGTM(図15参照)を引き出した。ド
レイン線ピッチ、ゲート線ピッチともに、さらに高精細
になると、引き出し線DTMおよびGTMのどちらも対
向する2辺に交互に引き出すことが可能である。
【0038】ドレイン線あるいはゲート線を交互に引き
出す方式では、前述したように、引き出し線DTMある
いはGTMと駆動ICの出力側バンプとの接続は容易に
なるが、周辺回路基板を液晶表示素子PNLの対向する
2辺の外周部両側に配置する必要が生じ、このため外形
寸法が片側引き出しの場合よりも大きくなるという問題
があった。特に、表示色数が増えると表示データのデー
タ線数が増加し、液晶表示装置の最外形が増加する。こ
のため、本例では、多層フレキシブル基板を使用し、ド
レイン線を片側のみに引き出すことで従来の問題を解決
する。
【0039】図2(a)は、ドレインドライバを駆動す
るための多層フレキシブル基板FPC2の裏面(下面)
図、(b)は正面(上面)図、図1は、図2(a)のA
−A′切断線における多層フレキシブル基板FPC2の
断面図、図3は、図1の多層フレキシブル基板FPC2
を折り返し、かつ、両面テープBATにより接着した状
態の断面図、図5(a)は、多層フレキシブル基板FP
C2の液晶表示素子PNLの透明絶縁基板SUB1への
折り返し実装状態を示す断面図、(b)は別の例の多層
フレキシブル基板FPC2の折り返し実装状態を示す断
面図、図4(a)は、図2(a)のB−B′切断線にお
ける断面図、図4(b)は、図2(a)のC−C′切断
線における断面図である。なお、図1、3、4の厚さ方
向と平面方向の寸法の割合は、実際の寸法と異なり、誇
張して表わされている。
【0040】図2において、FMLは細長いほぼ長方形
状の多層配線部分、FSLは該多層配線部分FMLから
突出し、その長辺に沿って所定の間隔を置いて複数個配
列した突出部分、TMは出力端子である。
【0041】図2に示すごとく細長い形状をしたドレイ
ン線駆動用多層フレキシブル回路基板FPC2の各突出
部分FSLの一端部を、図5(a)に示すように、液晶
表示素子PNL(図1)を構成する下部透明ガラス基板
SUB1の端部上面の入力端子配線に電気的かつ機械的
に接続し、該フレキシブル回路基板FPC2の長辺と平
行な各突出部FSLにある第1の折り返し部FB1で折
り返し、前記一端部と対向するフレキシブル回路基板F
PC2の他端部を透明ガラス基板SUB1の端部の下側
に配置してある。そして、前記長辺とほぼ平行な第2の
折り返し部FB2で該フレキシブル回路基板FPC2を
折り返し、該第2の折り返し部FB2を挟む両側のフレ
キシブル回路基板FPC2の部分を重ね合わせて配置し
てある。なお、第1の折り返し部FB1と第2の折り返
し部FB2は、後で詳述するように、1層の導体層を有
する。また、第1の折り返し部FB1と第2の折り返し
部FB2との間のフレキシブル回路基板FPC2の上面
と、下部透明ガラス基板SUB1の下面とは両面テープ
BATにより接着してある。さらに、第2の折り返し部
FB2で折り返したフレキシブル回路基板FPC2相互
の向き合う面も両面テープBATにより接着してある。
【0042】本例では、細長い多層フレキシブル回路基
板FPC2をその長辺とほぼ平行に折り返し、重ね合わ
せて配置するので、機能的な層数はいままでと変わらな
いで、一体多層構造に製造するフレキシブル回路基板の
層数を低減できる。すなわち、本例のように導体層数が
図3に示すごとく8層の場合、従来は、層面と垂直方向
に8層を一体に製造するので、製造工程数が多く、製造
歩留りが低かったが、本例では、図1から明らかなよう
に、層面と垂直方向に一体には4層を形成すればよい。
したがって、本例では、製造工程数を低減できると共
に、製造歩留りを向上できる。また、スルーホールの層
間位置ずれの裕度が増し、スルーホールの層間位置を一
致させやすく、さらに、該回路基板FPC2が柔軟とな
り、折り返し実装が容易となる。これらの結果、製造コ
ストが低く、安価で、かつ、細幅、多層、柔軟で、額縁
部縮小、高精細、大画面化に有利なフレキシブル回路基
板を有する液晶表示装置を提供することができる。
【0043】すなわち、図3、図1に示すように、3層
以上の導体層、例えば、本例では、8層の導体層L1〜
8の多層配線部分FMLを液晶表示素子PNLの1辺に
並行して設け、この部分に周辺回路配線や電子部品を搭
載することで、データ線数が増加しても、基板外形を保
持したまま層数を増やすことで対応できる。導体層L1
は部品パッド、グランド用、L2は階調基準電圧
ref、5ボルト(3.3ボルト)電源用、L3はグラ
ンド用、L4はデータ信号、クロックCL2、クロック
CL1用、L5は第2の配線群である引き出し配線用、
L6は階調基準電圧Vref用、L7はデータ信号用、L
8は5ボルト(3.3ボルト)電源用である。
【0044】各導体層L1〜L4、およびL5〜L8間
の接続は、貫通穴(スルーホール)VIA(あるいは導
体層L2、L7)を通して電気的に接続される。導体層
L1〜8は、銅CU配線から形成されるが、液晶表示素
子PNLの駆動ICへの入力端子配線と接続される導体
層L2の部分には、銅CU上ニッケル下地Ni上にさら
に金メッキAUを施している。したがって、出力端子T
Mと入力端子配線との接続抵抗が低減できる。各導体層
L1〜8間は、絶縁層としてガラスエポキシ板RGDお
よびポリイミドフィルムBFIからなる中間層を介在さ
せ、粘着剤層(層間接着層)BINにより各導体層を固
着する。導体層は、出力端子TM以外は、絶縁層で被覆
されるが、多層配線部分FMLでは、絶縁を確保するた
めソルダレジストSRSを最上および最下層に塗布し
た。さらに、最表面側には絶縁シルク材SLKを塗布し
た。
【0045】多層フレキシブル基板の利点は、COG実
装する場合に必要な接続端子部分TMを含む導体層L2
が他の導体層と一体で構成でき、部品点数が減ることで
ある。
【0046】また、3層以上の導体層を有する多層配線
部分FMLで構成することで、変形が少なく硬い部分に
なるため、この部分に位置決め用穴FHLを配置でき
る。また、多層フレキシブル基板の折り曲げ時にも、こ
の部分で変形を生じることなく、信頼性および精度良い
折り曲げができる。さらに、後で述べるが、ベタ状ある
いは直径200μmの細かい穴(図示省略)を多数設け
たメッシュ状導体パターンERH(図2(b)参照)を
表面層L1に配置でき、残りの2層以上の導体層で、部
品実装用や周辺配線用導体パターンの配線を行うことが
できる。
【0047】さらに、突出部分FSLは単層L2の導体
層である必要はなく、突出部分FSLを2層の導体層で
構成することもできる。この構成は、駆動ICへの入力
端子配線のピッチが狭くなった場合に、端子配線および
接続端子部分TMのパターンを千鳥状に複数列の配線群
にパターン形成し、異方性導電膜等で各々を電気的に接
続させ、第1の導体層にある接続端子部分TMの引き出
し時に、一方の列の配線群は貫通穴VIAを介して他層
の第2の導体層に接続させる場合や、周辺配線の一部を
突出部分FSL内の第2の導体層に配置する場合に、2
層の導体層の構成は有効である。
【0048】このように、突出部分FSLを2層以下の
導体層で構成することで、ヒートツールでの熱圧着時
に、熱伝導が良く圧力を均一に加えることができ、接続
端子部分TMと端子配線の電気的な信頼性を向上でき
る。また、多層フレキシブル基板の折り曲げ時にも、接
続端子部分TMに曲げ応力を与えることなく、精度良い
折り曲げができる。また、突出部分FSL部分が半透明
であるため、導体層のパターンが多層フレキシブル基板
の上面側からも観察できるため、接続状態等のパターン
検査が上面側からもできるという利点もある。なお、図
2(a)のJT2は、ドレイン側フレキシブル基板FP
C2とインターフェイス回路基板PCBとを電気的に接
続するための凸部、CT4は凸部JT2の先端部に設け
た、フレキシブル基板FPC2とインターフェイス回路
基板PCBとを電気的に接続するためのフラットタイプ
コネクタである。
【0049】ドレイン側フレキシブル基板FPC2は、
図5(a)に示すように、一端が液晶表示素子PNLの
下部透明ガラス基板SUB1の端部のドレイン線の端子
に異方性導電膜ACF1を介して接続され、その端辺の
外側で第1の折り返し部FB1で折り返され、他端の多
層配線部分FMLが下部透明ガラス基板SUB1の端部
の下側に配置され、第2の折り返し部FB2で折り返さ
れ、第1の折り返し部FB1と第2の折り返し部FB2
との間のフレキシブル回路基板FPC2が両面テープB
ATにより下部透明ガラス基板SUB1の下面に貼り付
られ、第2の折り返し部FB2で折り返したフレキシブ
ル回路基板FPC2相互の向き合う面が両面テープBA
Tにより貼り付られている。図2(a)のPDは出力端
子TMのピッチで、0.41mmである。本例では、フ
レキシブル基板FPC2の絶縁層であるポリイミド樹脂
からなるポリイミドフィルム(カバーフィルム)BFI
の端部が、折り曲げ線方向に沿って波状(あるいは鋸歯
状)に形成されている(図2(a)の突出部FSL参
照)。このように本例では、一端が液晶表示素子の透明
ガラス基板SUB1の端部に接続され、他端が該基板S
UB1の下面(あるいは上面)に折り返される信号入力
用のフレキシブル基板FPC2において、突出部分FS
LのポリイミドフィルムBFIの端部を該フレキシブル
回路基板FPC2の長辺に平行な折り曲げ線方向に沿っ
て、波状(あるいは鋸歯状等の山部と谷部を有する形
状)に形成することにより、折り返し部(折り曲げ部)
のポリイミドフィルムBFIの端部における応力集中を
分散させ、折り返し部で良好なアールをつけることがで
き、断線の発生を抑制し、信頼性を向上することができ
る。
【0050】つぎに、2層以下の導体層を有する突出部
分FSLの形状につき説明する。
【0051】単層あるいは2層の導体配線からなる突出
部分FSLの突出長さは、本例では折り返し部(図2
(a)参照)を設けたため、約3.7mmとした。ただ
し、折り曲げない構造では、突出部分FSLをさらに短
くできる。
【0052】突出部分FSLの突出形状は、駆動IC毎
に分離した凸状の形状とした。したがって、ヒートツー
ルでの熱圧着時にフレキシブル基板が長軸方向に熱膨張
して、端子TMのピッチPDが変化し、接続端子との剥
がれや接続不良が生じる現象を防止できる。すなわち、
駆動IC毎に分離した凸状の形状とすることで、端子T
MのピッチPDずれを最大でも駆動IC毎の周期の長さ
に対応する熱膨張量とすることができる。本例では、フ
レキシブル基板の長軸方向で10分割に分離した凸状の
形状とすることにしており、この熱膨張量を約1/10
に減少させることができ、端子TMへの応力緩和にも寄
与し、熱に対する液晶モジュールMDLの信頼性を向上
できる。
【0053】つぎに、3層以上の導体層を有する多層配
線部分FMLについて説明する。
【0054】FPC1、2の多層配線部分FMLには、
チップコンデンサCHG(図15参照)、CHDが実装
される。すなわち、ゲート側基板FPC1では、グラン
ド電位Vss(0ボルト)と電源Vdg(10ボルト)
の間あるいは、電源Vsg(5ボルト)と電源Vdgの
間にチップコンデンサCHGを6個ハンダ付けする。さ
らに、ドレイン側基板FPC2では、グランド電位Vs
sと電源Vdd(5ボルトまたは3.3ボルト)の間に
チップコンデンサCHDを合計10個ハンダ付けする。
これらのコンデンサCHG、CHDは、電源ラインに重
畳するノイズを低減するためのものである。
【0055】本例では、これらのチップコンデンサCH
Dを片側の表面導体層L1のみにハンダ付けし、折り曲
げ後に透明絶縁基板SUB1の下側に全て位置するよう
に設計した。したがって、液晶モジュールMDLの厚み
を一定に保ちながら、電源ノイズの平滑化用コンデンサ
を基板FPC1、2に搭載可能となった。
【0056】また、多層配線部分FMLは、第2の折り
返し部FB2を間に置いて2つの部分で構成されてい
る。突出部分FSL側の多層配線部分FMLは導体層L
1〜L4を有し、もう一方の多層配線部分FMLは導体
層L5〜L8を有する。導体層L2とL7とは1つにつ
ながっている。
【0057】図1、図3、図4に示すように、ドレイン
側多層駆動回路基板FPC2は、前述のごとく主とし
て、導体層L1〜L8と、これらを絶縁分離する層間絶
縁層であるガラスエポキシ板RGDおよびポリイミドフ
ィルムBFIと、これらを固着する層間接着層BINと
から構成される。該多層回路基板FPC2の多層絶縁層
の両側の最外層が固いガラスエポキシ板RGDからな
り、残りの絶縁層が柔軟なポリイミドフィルムBFIか
らなる。このように多層駆動回路基板FPC2の多層絶
縁層の両側の最外層を安価なガラスエポキシ材で形成
し、内層の絶縁層をポリイミド材で形成することによ
り、非常に高価なポリイミド材の使用を低減できるの
で、製造コストを低減できる。また、多層絶縁層の最外
層を固いガラスエポキシ板RGDで形成することによ
り、温度や湿度等の使用環境による寸法の変化を低減で
きるので、接続部の信頼性を向上できる。さらに、多層
絶縁層の最外層を固いガラスエポキシ板RGDで形成す
ることにより、該多層駆動回路基板FP2が扱いやす
く、該回路基板FPC2の面上にコンデンサ等の部品を
実装する作業性が向上する。
【0058】《金属製シールドケースSHD》図10
に、シールドケースSHDの上面、前側面、右側面、左
側面が示され、シールドケースSHDの斜め上方からみ
たときの斜視図は図9に示される。
【0059】シールドケース(メタルフレーム)SHD
は、1枚の金属板をプレス加工技術により、打ち抜きと
折り曲げ加工により作製される。WDは液晶表示素子P
NLを視野に露出する開口を示し、以下表示窓と称す。
【0060】NLはシールドケースSHDと下側ケース
MCAとの固定用爪(全部で12個)、HKは同じく固
定用のフック(全部で6個)であり、シールドケースS
HDに一体に設けられている。図9、図10に示された
固定用爪NLは折り曲げ前の状態で、駆動回路付き液晶
表示素子ASBをスペーサSPCを挟んで、シールドケ
ースSHDに収納した後、それぞれ内側に折り曲げられ
て下側ケースMCAに設けられた四角い固定用凹部NR
に挿入される(折り曲げた状態は図11参照)。固定用
フックHKは、それぞれ下側ケースMCAに設けた固定
用突起HPに嵌合される。これにより、駆動回路付き液
晶表示素子ASB等を保持・収納するシールドケースS
HDと、導光板GLB、蛍光管LP等を保持・収納する
下側ケースMCAとがしっかりと固定される。また、液
晶表示素子PNLの下面の表示に影響を与えない四方の
縁周囲には薄く細長い長方形状のゴムクッションGC
1、GC2(ゴムスペーサとも称す。図9参照)が設け
られている。また、固定用爪NLと固定用フックHKは
取り外しが容易なため(固定用爪NLの折り曲げを延ば
し、固定用フックHKを外すだけ)、2部材の分解・組
立が容易なので、修理が容易で、バックライトBLの蛍
光管LPの交換も容易である。また、本例では、図10
に示すように、一方の辺を主に固定用フックHKで固定
し、向かい合う他方の辺を固定用爪NLで固定している
ので、すべての固定用爪NLを外さなくても、一部の固
定用爪NLを外すだけで分解することができる。したが
って、修理やバックライトの交換が容易である。
【0061】CSPは貫通穴で、製造時、固定して立て
たピンに、シールドケースSHDを貫通穴CSPに挿入
して実装することにより、シールドケースSHDと他部
品との相対位置を精度よく設定するためのものである。
絶縁スペーサSPC1〜4は、絶縁物の両面に粘着材が
塗布されており、シールドケースSHDおよび駆動回路
付き液晶表示素子ASBを確実に絶縁スペーサの間隔を
保って固定できる。また、当該モジュールMDLをパソ
コン等の応用製品に実装するとき、この貫通穴CSPを
位置決めの基準とすることも可能である。
【0062】《絶縁スペーサ》図9、17〜19に示す
ように、絶縁スペーサSPCは、シールドケースSHD
と駆動回路付き液晶表示素子ASBとの絶縁を確保する
だけでなく、シールドケースSHDとの位置精度の確保
や駆動回路付き液晶表示素子ASBとシールドケースS
HDとの固定をする。
【0063】図18(a)は図10のC−C′切断線に
おける断面図、(b)はD−D′切断線における断面図
である。
【0064】図18に示すように、透明ガラス基板SU
B1、SUB2面と垂直な方向から見た場合、インター
フェイス回路基板PCBは、液晶表示素子PNLと重ね
合わせられ、下部透明絶縁基板SUB1の下面の下側に
配置されている。また、ゲートドライバフレキシブル基
板FPC1は、その一端部が液晶表示素子PNLの透明
ガラス基板SUB1と直接電気的、機械的に接続され、
ドレイン側と異なり折り曲げることなく、ほぼその全幅
がインターフェイス回路基板PCBの上に重ね合わせら
れている。このように、インターフェイス回路基板PC
Bを液晶表示素子PNLと一部重ね合わせ、さらに、ゲ
ートドライバ回路基板FPC1をインターフェイス回路
基板PCB上に重ね合わせて配置することにより、額縁
部の幅、面積を縮小でき、液晶表示素子および該液晶表
示素子を表示部として組み込んだパソコン、ワープロ等
の情報処理装置の外形寸法を縮小できる。なお、インタ
ーフェイス回路基板PCBは、メッシュ状パターンER
Hが形成された面が両面テープBATにより、下部透明
ガラス基板SUB1の下面に貼り付けられ、固定されて
いる。また、本例のインターフェイス回路基板PCBの
長さは172.3mm、幅は13.1mmである。導体
層はL1〜L6の6層からなり、L1は部品パッド用、
L2は信号とグランド用、L3は信号用、L4、L5は
それぞれ電源用、L6はグランド用で、メッシュ状パタ
ーンERHが形成されている。
【0065】《駆動回路基板付き液晶表示素子ASB》
次に、駆動回路基板付き液晶表示素子ASBについて説
明する。
【0066】図17(a)に示すように、透明絶縁基板
SUB1のパターン形成面とは反対側の面に、ドレイン
ドライバフレキシブル基板FPC2を折り曲げて接着し
ている。有効画素エリアARのわずか(約1mm)外側
に偏光板POL1とPOL2があり、そこから、約1〜
2mm離れて基板FPC2のFMLの端部が位置する。
透明絶縁基板SUB1の端からFPC2の折れ曲り部の
突出の先端までの距離は、わずか約1mmと小さく、コ
ンパクト実装が可能となる。したがって、本例では、有
効画素エリアARから基板FPC2の折れ曲り部の突出
の先端までの距離は約7.5mmとなった。
【0067】次に、フレキシブル基板折り曲げ実装方法
につき説明する。
【0068】図15は、多層フレキシブル基板の折り曲
げ実装方法を示す斜視図である。ドレインドライバ基板
FPC2とゲートドライバ基板FPC1の接続は、ジョ
イナーとしてFPC2と一体のフレキシブル基板からな
る凸部JT2の先端部に設けたフラットコネクタCT4
を使用し、折り曲げて図13に示すインターフェイス基
板PCBのコネクタCT2に電気的に接続する。
【0069】次に、フレキシブル基板FPC2の導体層
部分FMLの部品実装が全くない面に両面テープBAT
(図19、17、13参照)を貼り、治具を使用して、
導体層部分FMLを図2(a)、(b)のBNTに示す
ごとく折り曲げる。
【0070】使用した両面テープBATの幅は3mmで
あり、長さ160〜240mmと細長い形状であるが、
接着性が確保できれば良く、短い形状のものを数個所で
貼付けても良い。また、両面テープBATは、透明絶縁
基板SUB1側に予め貼っていても良い。
【0071】以上のように、治具を使用して、多層フレ
キシブル基板FPC2を精度良く折り曲げ、透明絶縁基
板SUB1の表面に接着できる。
【0072】《ゴムクッションGC》ゴムクッションG
C1、2は、図9、14、17(b)、18(b)に示
される。ゴムクッションGC1、2は、液晶表示素子P
NLの下部透明ガラス基板SUB1の額縁周辺の端部下
面とバックライトBLを収納する下側ケースMCAとの
間に、プリズムシートPRSを介して配置されている。
ゴムクッションGC1、2の弾性を利用して、シールド
ケースSHDを装置内部方向に押し込むことにより固定
用フックHKが固定用突起HPにひっかかり、また、固
定用爪NLが折り曲げられ、固定用凹部NRに挿入され
て、各固定用部材がストッパとして機能し、シールドケ
ースSHDと下側ケースMCAとが固定され、モジュー
ル全体が一体となってしっかりと保持され、他の固定用
部材が不要である。したがって、組立が容易で製造コス
トを低減できる。また、機械的強度が大きく、耐振動衝
撃性が高く、装置の信頼性を向上できる。なお、ゴムク
ッションGC1、GC2には、片側に粘着材が付いてお
り、基板SUB2の所定個所に貼られる。
【0073】実施の形態2 図6は本発明の実施の形態2による多層フレキシブル基
板FPC2を示す図1と同様の断面図である。図7
(a)は図6の実施の形態2による多層フレキシブル基
板FPC2の液晶表示素子の透明絶縁基板SUB1への
折り返し実装状態を示す断面図、(b)は別の例の多層
フレキシブル基板FPC2の折り返し実装状態を示す断
面図である。
【0074】前記実施の形態1では、図5、図15、図
16に示すように、駆動ICチップICを、液晶表示素
子PNLを構成する透明ガラス基板SUB1上に実装し
たフリップチップ方式であったが、本実施の形態では、
図6に示すように、駆動ICチップICを多層駆動回路
基板FPC2上に異方性導電膜ACF2を介して実装し
(図16参照)、図7(a)、(b)に示すように、該
駆動ICチップICを重ね合わせた多層駆動回路基板の
間に配置してある。
【0075】したがって、駆動ICチップICを液晶表
示素子PNLの透明ガラス基板SUB1上に実装しない
ため、その分、透明ガラス基板SUB1の駆動IC搭載
面積を削除できるので、モジュールの外形寸法のさらな
る縮小化(狭額縁化)を実現できる。また、従来は、駆
動ICとそれに対向する金属製シールドケースSHDの
額縁部内面とが直接接触しないように、該内面に絶縁テ
ープを貼っていたが、本実施の形態では、駆動ICを回
路基板FPC2間に配置するため、該絶縁テープを貼ら
なくて済むので、製造工程を低減できる。また、液晶表
示素子PNLに実装する前の駆動回路基板FPC2単体
の状態で、該駆動回路および駆動ICの特性検査、動作
確認ができ、該回路基板FPC2上での駆動ICの修理
が可能となり、該特性検査、動作確認後の駆動ICを搭
載した確かな駆動回路基板FPC2を液晶表示素子PN
Lに実装可能となり、作業性が向上する。また、駆動I
Cが重ね合わせた多層駆動回路基板FPC2で保護され
るので、駆動ICおよびその電気的接続部を保護するた
めに、該駆動IC上に設けるポッティング剤が不要とな
る。
【0076】実施の形態3 図8は本発明の実施の形態3の多層フレキシブル基板F
PC2を折り返し、かつ、両面テープBATにより接着
した状態の図3と同様の断面図である。
【0077】本実施の形態では、折り返し部FB1、F
B2の折り曲げ部(図7(a)のB1、B2、B3、B
4参照)の接着層BINを、図8に示すように除去して
ある。なお、図8の折り返し部FB2において、BNは
接着層BINの除去部である。また、図8では、折り返
し部FB1における接着層BINの除去部は図示省略し
てある。
【0078】このように、折り返し部FB1、FB2の
折り曲げ部B1〜B4(図7(a)参照)において接着
層BINを除去したことにより、該折り返し部FB1、
FB2で折り返しやすくなり、多層駆動回路基板FPC
2の折り返し実装が容易となる。このため、折り返し部
FB1、FB2を薄層化したり、該折り返し部の絶縁層
にスリットを設けたりしなくて済む。なお、図8では、
折り返し部FB1、FB2の導体層L2、L7の1層の
み示したが、該折り返し部をもっと多層化することが可
能で(図示は省略する)、モジュールのさらなる高精細
化を実現できる。
【0079】以上本発明を実施の形態に基づいて具体的
に説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。例えば、前記実施の
形態では、アクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置
に適用した例を示したが、単純マトリクス方式の液晶表
示装置にももちろん適用可能である。また、縦電界方式
や横電界方式のアクテイブ・マトリクス方式の液晶表示
装置にも適用可能である。また、前記実施の形態では、
フリップチップ方式の液晶表示装置に適用した例を示し
たが、駆動ICを透明絶縁基板上に直接搭載しないその
他の方式の液晶表示装置にももちろん適用可能である。
さらに、多結晶シリコンTFT液晶表示装置に代表され
る、駆動ICを薄膜トランジスタで透明絶縁基板上に形
成する方式の液晶表示装置にも適用可能である。また、
多層フレキシブル基板FPC2の液晶表示素子の透明絶
縁基板SUB1への折り返し実装状態を図5(a)、
(b)、あるいは図7(a)、(b)に例示したが、こ
れに限定されず、例えば、第2の折り返し部FB2で折
り返し、重ね合わせた多層配線部分FMLを透明絶縁基
板SUB1の端部の上側に配置してもよい。また、第1
の折り返し部FB1において折り返さない状態(図3に
示すような状態、あるいは液晶表示素子PNLの端辺に
接続した多層駆動回路基板FPC2を液晶表示素子PN
Lの表示面に対して垂直に配置する状態(特願平9−1
93830号参照))で実装してもよい。また、図5
(a)、(b)のそれぞれ2個の両面テープBATの少
なくとも一方の代わりに、接着剤を用いてもよい。さら
に、本発明をゲート側多層フレキシブル基板FPC1側
に適用してもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多層駆動回路基板の多層絶縁層を、全層ポリイミド等の
柔軟材料から、ガラスエポキシ等の固い材料を含むリジ
ッド−フレキシブル構造とすることにより、安価な駆動
用回路基板を有する液晶表示装置を提供できる。また、
駆動ICチップを駆動回路基板側に配置することによ
り、液晶表示素子側の駆動ICチップ実装面積を削除で
きるため、モジュール外形寸法の縮小化(狭額縁化)が
実現できる。さらに、多層駆動回路基板の折り返し部の
層間接着層を除去することにより、折り返しが容易にな
り、折り返し部の多層化を実現でき、モジュールの高精
細化を実現できる。このように、本発明により、従来よ
り外形寸法が小さく、より高精細の液晶表示装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による多層フレキシブル
基板FPC2を示す図2(a)のA−A’切断線におけ
る断面図である。
【図2】(a)はドレイン線駆動用多層フレキシブル基
板FPC2の裏面(下面)図、(b)はその正面(上
面)図である。
【図3】図1の多層フレキシブル基板FPC2を折り返
し、かつ、両面テープBATにより接着した状態の断面
図である。
【図4】(a)は図2(a)のB−B’切断線における
断面図、(b)は図2(a)のC−C’切断線における
断面図である。
【図5】(a)は多層フレキシブル基板FPC2の液晶
表示素子の透明絶縁基板SUB1への折り返し実装状態
を示す断面図、(b)は別の例の多層フレキシブル基板
FPC2の折り返し実装状態を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態2による多層フレキシブル
基板FPC2を示す図1と同様の断面図である。
【図7】(a)は図6の実施の形態2による多層フレキ
シブル基板FPC2の液晶表示素子の透明絶縁基板SU
B1への折り返し実装状態を示す断面図、(b)は別の
例の多層フレキシブル基板FPC2の折り返し実装状態
を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態3の多層フレキシブル基板
FPC2を折り返し、かつ、両面テープBATにより接
着した状態の図3と同様の断面図である。
【図9】本発明が適用可能な液晶表示モジュールの分解
斜視図である。
【図10】液晶表示モジュールの組立て完成後の表示側
から見た正面図、前側面図、右側面図、左側面図であ
る。
【図11】液晶表示モジュールの組立て完成後の裏面図
である。
【図12】液晶表示素子PNLの外周部に、ゲート側フ
レキシブル基板FPC1と折り曲げる前のドレイン側フ
レキシブル基板FPC2を実装した駆動回路付き液晶表
示素子の正面図である。
【図13】インターフェイス回路基板PCBを実装した
図12の駆動回路基板付き液晶表示素子の裏面図であ
る。
【図14】シールドケースSHDを下に置いて、フレキ
シブル基板FPC1、2、インターフェイス回路基板P
CBを実装した後、フレキシブル基板FPC2を折り曲
げ、駆動回路基板付き液晶表示素子PNLをシールドケ
ースSHDに収納した状態の裏面図である。
【図15】折り返し実装するドレイン線駆動用多層フレ
キシブル基板FPC2の折り返し実装方法と、該多層フ
レキシブル基板FPC2とゲート線駆動用多層フレキシ
ブル基板FPC1との接続部を示す斜視図である。
【図16】液晶表示素子とその透明絶縁基板SUB1上
に搭載した駆動ICチップIC、および透明絶縁基板S
UB1上に実装されたフレキシブル基板の断面図であ
る。
【図17】(a)は図10のA−A′切断線における断
面図、(b)はB−B′切断線における断面図である。
【図18】(a)は図10のC−C′切断線における断
面図、(b)はD−D′切断線における断面図である。
【図19】フレームグランドHSの半田接続状態を示す
図17(a)の要部拡大詳細図である。
【図20】TFT液晶表示モジュールの等価回路を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
FPC2…ドレイン側多層駆動回路基板、L1、L2、
L3、L4、L5、L6、L7、L8…導体層、RGD
…ガラスエポキシ板、BFI…ポリイミドフィルム、B
IN…接着層、FB1、FB2…折り返し部、IC…駆
動ICチップ、BN…接着層除去部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示素子の端辺に接続された多層駆動
    回路基板の多層絶縁層の少なくとも1層が固い材料から
    なり、残りの絶縁層が柔軟な材料からなることを特徴と
    する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記多層絶縁層の両側の最外層のうち少な
    くとも一方が固い材料からなり、残りの絶縁層が柔軟な
    材料からなることを特徴とする請求項1記載の液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】液晶表示素子と、該液晶表示素子に映像信
    号を供給するドレイン側多層駆動回路基板とを有し、 前記多層駆動回路基板の端辺を前記液晶表示素子の端辺
    に接続し、 該多層駆動回路基板の多層絶縁層の両側の最外層のうち
    少なくとも一方が固い材料からなり、残りの絶縁層が柔
    軟な材料からなることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記多層駆動回路基板をその端辺とほぼ平
    行に折り返して重ね合わせたことを特徴とする請求項1
    または3記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記多層駆動回路基板をその端辺とほぼ平
    行に折り返して重ね合わせ、 該重ね合わせた多層駆動回路基板を、前記液晶表示素子
    の前記端辺の裏側に配置したことを特徴とする請求項1
    または3記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】細長い多層駆動回路基板の端辺を液晶表示
    素子の端辺に接続し、 前記多層駆動回路基板は、導体層と絶縁層と接着層から
    なり、 前記多層駆動回路基板をその端辺とほぼ平行に折り返し
    て重ね合わせ、 該重ね合わせた多層駆動回路基板を、前記液晶表示素子
    の前記端辺の裏側に配置し、 駆動ICを前記多層駆動回路基板に実装し、該駆動IC
    を該重ね合わせた多層駆動回路基板の間に配置したこと
    を特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】細長い多層駆動回路基板の端辺を液晶表示
    素子の端辺に接続し、 前記多層駆動回路基板は、導体層と絶縁層と接着層から
    なり、 前記多層駆動回路基板をその端辺とほぼ平行に折り返し
    て重ね合わせ、 前記折り返し部の前記接着層を除去したことを特徴とす
    る液晶表示装置。
  8. 【請求項8】細長い多層駆動回路基板の端辺を液晶表示
    素子の端辺に接続し、 前記多層駆動回路基板は、導体層と絶縁層と接着層から
    なり、 前記多層駆動回路基板をその端辺とほぼ平行に折り返し
    て重ね合わせ、 該重ね合わせた多層駆動回路基板を、前記液晶表示素子
    の前記端辺の裏側に配置し、 前記折り返し部の前記接着層を除去したことを特徴とす
    る液晶表示装置。
  9. 【請求項9】前記重ね合わせた前記多層駆動回路基板相
    互の向き合う面を両面粘着テープで接着したことを特徴
    とする請求項4、5、7または8記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】前記液晶表示素子の端辺の裏側に配置し
    た前記多層駆動回路基板と、前記液晶表示素子の裏側の
    面とを両面粘着テープで接着したことを特徴とする請求
    項5、6、7または8記載の液晶表示装置。
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