JP2006235194A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 像担持体と現像部との交換サイクルが異なる場合であっても、画像形成装置本体に設置されていた既設の像担持体が新品のものに交換されたときに、フィルミングの発生を充分に抑止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 像担持体が既設のものから新品のものに交換されるときに(ステップS3)、既設の像担持体が設置された状態で、現像部に収容された既設のトナーの一部又は全部を現像部から排出して、その後に新品のトナーを現像部に補給する制御モード(ステップS6〜ステップS9)を備える。
【選択図】 図4

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関し、特に、像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置では、感光体ドラム等の像担持体上に残留する未転写トナーをクリーニング部で確実に清掃するために、像担持体上に潤滑剤を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
詳しくは、転写工程後の像担持体上に残留する未転写トナーは、像担持体に当接するクリーニングブレード(クリーニング部)によってすべて除去されるべきものである。しかし、クリーニングブレードが像担持体との当接によって経時劣化(磨耗)した場合には、未転写トナーが磨耗したクリーニングブレードと像担持体との隙間をすり抜けてクリーニング不良が生じることがあった。また、クリーニングブレードに劣化が生じていなくても、小粒径トナーや球形トナーを用いた場合には、そのトナーがクリーニングブレードと像担持体との僅かな隙間に入り込んでやがてその隙間をすり抜けてクリーニング不良が生じることがあった。さらに、トナーやトナー中に含まれる離型剤や流動化剤等の外添剤がクリーニングブレードと像担持体との隙間をすり抜けると、それが像担持体上に膜状に固着してフィルミングが生じることもあった。
このような問題に対して、像担持体上に脂肪酸金属塩等からなる潤滑剤を塗布することで、像担持体上の摩擦係数が低下してクリーニングブレードの劣化が低減されるとともに、像担持体上に付着する未転写トナーや外添剤の離脱性が向上されるために、経時におけるクリーニング不良やフィルミングの発生を抑止することができる。
一方、特許文献2等には、画像形成装置本体に設置されていた既設の像担持体が新品のものに交換された場合に、新品の像担持体上に塗布される潤滑剤の量が初期的に不足するのを防止するために、新品の像担持体への交換直後であって画像形成動作が開始されるまでに像担持体上に潤滑剤を供給する技術が開示されている。
特開2000−75745号公報 特開2001−343861号公報
上述した従来の技術は、画像形成装置本体に設置されていた既設の像担持体が新品のものに交換された場合に、フィルミングの発生を充分に抑止することができなかった。
すなわち、画像形成装置本体に設置されていた既設の像担持体が新品のものに交換された場合に、新品の像担持体上に塗布される潤滑剤の量が初期的に不足してしまうために、像担持体に対するトナーや外添剤の付着力を充分に低下させることができなかった。そのため、クリーニング部によるトナーや外添剤の除去が不充分になって、像担持体上にフィルミングが発生していた。像担持体上に一度生じたフィルミングは、クリーニングブレード等で除去することが難しかった。なお、像担持体上にフィルミングが生じると、画像のベタ部に白点が生じて異常画像が出力されてしまうという2次的な不具合が生じることになる。
これに対して、上述の特許文献2等の技術は、新品の像担持体への交換直後であって画像形成動作が開始されるまでに像担持体上に潤滑剤を供給しているために、潤滑剤の供給量不足によるフィルミングの発生を抑止する効果がある程度期待できる。
しかし、特許文献2等の技術は、像担持体が現像部とともにプロセスカートリッジとして一体化されているために、像担持体の交換と同時に現像部内に収納されたトナーも新品のものになっていた。ところが、現像部である程度使用された既設のトナーであって劣化したトナーは、新品のトナーに比べてフィルミングに対して不利に作用するために、現像部内に劣化したトナーがある場合には、交換直後に像担持体上に潤滑剤を供給しても、フィルミングの発生を充分に抑止できない可能性が高い。
すなわち、像担持体と現像部との交換サイクルが異なる場合には、新品の像担持体に交換直後に潤滑剤を供給しても、フィルミングの発生を充分に抑止することができない可能性が高かった。
近年、出力画像の高画質化を達成するために、小粒径・球形トナーが多く用いられているために、上述の問題は特に無視できないものになっている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、像担持体と現像部との交換サイクルが異なる場合であっても、画像形成装置本体に設置されていた既設の像担持体が新品のものに交換されたときに、フィルミングの発生を充分に抑止することができる画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる画像形成装置は、像担持体が交換自在に設置される画像形成装置であって、キャリアとトナーとからなる現像剤を収容するとともに、前記像担持体上に形成される潜像を現像してトナー像を形成する現像部と、前記像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、を具備し、前記像担持体が既設のものから新品のものに交換されるときに、前記既設の像担持体が設置された状態で、前記現像部に収容された既設の前記トナーの一部又は全部を当該現像部から排出してその後に新品のトナーを当該現像部に補給する制御モードを備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記像担持体が既設のものから新品のものに交換されるときに、前記新品の像担持体が設置された状態で、前記現像部による当該新品の像担持体に対する現像をおこなわずに前記潤滑剤供給手段による該新品の像担持体への潤滑剤の供給を所定時間おこなう第2制御モードを備えたものである。
また、請求項3記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項2に記載の発明において、前記新品の像担持体が設置されたことを検知する新品検知手段を備え、前記第2制御モードは、前記新品検知手段の検知信号をトリガーとして開始されるものである。
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記制御モードは、前記既設の像担持体上に前記既設のトナーのみからなるトナー像を形成して当該既設のトナーを排出するものである。
また、請求項5記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記像担持体の装置本体における使用度を検知する使用度検知手段を備え、前記制御モードは、前記使用度検知手段による検知結果が所定値に達したときに開始されるものである。
また、請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項5に記載の発明において、前記使用度検知手段を、前記像担持体を装置本体に設置した状態での稼働時間又は画像形成回数を検知する手段としたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項5又は請求項6に記載の発明において、前記使用度検知手段による検知結果が所定値に達したときに、前記既設の像担持体が寿命である旨を装置本体の表示部に表示するものである。
また、請求項8記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記制御モードは、当該制御モードを開始したときの前記現像剤のトナー濃度を交換時トナー濃度として検知して、前記現像剤のトナー濃度が所定値に低下するまで前記既設のトナーの排出をおこない、その後に前記現像剤のトナー濃度が前記交換時トナー濃度に増加するまで前記新品のトナーの補給をおこなうものである。
また、請求項9記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記潤滑剤供給手段は、潤滑剤が固形化された潤滑剤成型体と、該潤滑剤成型体と前記像担持体とに当接するブラシ状ローラと、を備えたものである。
また、請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項9に記載の発明において、前記潤滑剤供給手段は、前記ブラシ状ローラに対して前記潤滑剤成型体を200mN以上の圧力で付勢する付勢部材をさらに備えたものである。
また、請求項11記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項9又は請求項10に記載の発明において、前記ブラシ状ローラと前記像担持体との当接位置における、前記ブラシ状ローラに対する前記像担持体の線速比が0.8〜1.2の範囲になるように構成したものである。
また、請求項12記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項9〜請求項11のいずれかに記載の発明において、ブラシ状ローラを、前記像担持体上に残留する未転写トナーを清掃するクリーニングローラとしたものである。
また、請求項13記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項12のいずれかに記載の発明において、前記潤滑剤供給手段による前記像担持体への潤滑剤の供給は、前記像担持体の駆動に連動しておこなわれるものである。
また、請求項14記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項13のいずれかに記載の発明において、前記トナーは、平均円形度が0.93〜1.00の範囲になるように形成されたものである。
また、請求項15記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項14のいずれかに記載の発明において、前記トナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲になって、形状係数SF−2が100〜180の範囲になるように形成されたものである。
また、請求項16記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項15のいずれかに記載の発明において、前記トナーを、球形状になるように形成された球形トナーとしたものである。
また、請求項17記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項16に記載の発明において、前記球形トナーは、長軸方向の長さをr1とし、短軸方向の長さをr2とし、厚さをr3としたときに、
0.5≦r2/r1≦1.0
0.7≦r3/r2≦1.0
なる関係が成立するように形成されたものである。
また、請求項18記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項17のいずれかに記載の発明において、前記トナーは、平均1次粒径が50〜300nmの範囲であって嵩密度が0.3g/cm3以上のシリカ微粒子をトナー母体粒子表面に外添加したものである。
また、請求項19記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項18のいずれかに記載の発明において、前記トナーは、少なくとも窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型剤を有機溶媒中に分散させたトナー材料液を、水系媒体中で架橋及び/又は伸長反応させて形成されたものである。
また、請求項20記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項19のいずれかに記載の発明において、前記像担持体は、前記像担持体を帯電する帯電部と、前記像担持体上を清掃するクリーニング部と、前記潤滑剤供給手段と、のうち少なくとも1つと一体化されてプロセスカートリッジを構成して、前記プロセスカートリッジは、装置本体に対して交換自在に設置されるものである。
本発明は、像担持体が寿命に達した場合等で、像担持体が既設のものから新品のものに交換されるときに、既設の像担持体を設置したまま、現像部内の既設のトナーを排出して新品のトナーに入れ替えている。これによって、像担持体と現像部との交換サイクルが異なる場合であっても、画像形成装置本体に設置されていた既設の像担持体が新品のものに交換されたときに、フィルミングの発生が充分に抑止される画像形成装置を提供することができる。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収容された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像装置(現像部)、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
また、27は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、28は中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する第2転写バイアスローラ、29は中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング部、30は4色カラーのトナー像が転写された記録媒体Pを搬送する搬送ベルト、32Y、32M、32C、32BKは各現像装置23Y、23M、23C、23BKに各色のトナーを補給するトナー補給部、51は原稿Dを原稿読込部55に搬送する原稿搬送部、55は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、61は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部、66は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25(潤滑剤成型体45等が内設されている。)が、一体化されたものである。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、感光体ドラム21の寿命に基いて、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。同様に、各現像装置23Y、23M、23C、23BKも、現像剤の寿命等に基いて、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。なお、プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKや現像装置23Y、23M、23C、23BKの交換は、所定の交換サイクル以外に、構成部品の破損等が生じた場合にも当然におこなわれるものである。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部55は、コンタクトガラス53上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム12表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、それぞれ、現像装置23Y、23M、23C、23BKとの対向位置に達する。そして、各現像装置23Y、23M、23C、23BKから感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、フォトセンサ41(図2を参照できる。)との対向位置を通過した後に、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト27表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト27上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の記録媒体Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2及び図3にて、画像形成装置の作像部について詳述する。図2は作像部を示す断面図であり、図3はその現像装置を示す長手方向(図2の紙面垂直方向である。)の断面図である。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像装置及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20には、主として、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電部22と、クリーニング部25とが、ケース26に一体的に収納されている。
ここで、感光体ドラム21は、アルミニウムからなる素管をベース層として、その上にCGL層(電荷発生層)、CTL層(電荷輸送層)等が形成されている。
クリーニング部25は、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a、ブラシ状ローラとしてのクリーニングローラ25b、クリーニングローラ25bに当接する潤滑剤成形体45、潤滑剤成型体45を付勢する付勢部材としての圧縮スプリング46、クリーニングローラ25bに当接するスクレーパ47、等で構成される。
クリーニングブレード25aは、ウレタンゴム等のゴム材料からなり、感光体ドラム21表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。これにより、感光体ドラム21上に残留する未転写トナーが機械的に掻き取られてクリーニング部25内に回収されることになる。
クリーニングローラ25b(ブラシ状ローラ)は、芯金の外周にブラシ繊維を巻装したものであって、そのブラシが感光体ドラム21表面に当接している。これにより、感光体ドラム21上に残留する未転写トナーがブラシで掻き取られてクリーニング部25内に回収されることになる。
なお、クリーニングローラ25bのブラシを導電性ブラシとして、クリーニングローラ25bに所定の電圧を印加してもよい。この場合、電圧が印加されたクリーニングローラ25bによって、感光体ドラム21上のトナーが静電的に除去されることになる。
スクレーパ47は、クリーニングローラ25bのブラシに当接して、クリーニングローラ25bによって回収されたトナーをクリーニング部25内に掻き落とす。掻き落されたトナーは、不図示の搬送オーガによって排出口まで搬送されて、その後に、作像部の外部に設置された廃トナーボトル(不図示である。)まで搬送される。
潤滑剤成型体45は、ステアリン酸亜鉛等の潤滑剤をブロック状に固形化(成形加工)したものであって、圧縮スプリング46のバネ力によってクリーニングローラ25bに所定圧力で当接している。これにより、潤滑剤成型体45はブラシローラ25bによって適宜に削り取られて、削り取られた潤滑剤がクリーニングローラ25bによって感光体ドラム21上に供給(塗布)されることになる。すなわち、感光体ドラム21上への潤滑剤の供給は、感光体ドラム21及びクリーニングローラ25bの回転駆動に連動しておこなわれる。
なお、圧縮スプリング46は、クリーニングローラ25bに対して潤滑剤成型体45が200mN以上の圧力で当接するように設定されている。これにより、感光体ドラム21上への潤滑剤の供給が過不足なくおこなわれることになる。
このように、潤滑剤成型体45、クリーニングローラ25b、圧縮スプリング46が、感光体ドラム21上に潤滑剤を供給する潤滑供給手段として機能することになる。したがって、クリーニングローラ25bは、感光体ドラム21上の未転写トナーを清掃するクリーニング手段としての機能に加えて、潤滑剤供給手段としての機能を果たすことになる。ここで、クリーニングローラ25bと感光体ドラム21との当接位置における、クリーニングローラ25bに対する感光体ドラム21の線速比は、0.8〜1.2の範囲になるように設定されている。これにより、好適なクリーニング性と潤滑剤供給性とが担保される。
なお、潤滑剤供給手段の構成は、本実施の形態のものに限定されることなく、例えば、潤滑剤成型体45を直接的に感光体ドラム21表面に当接させる構成や、粉体状潤滑剤を感光体ドラム21表面に供給する構成にすることもできる。
また、潤滑剤成型体46を形成する潤滑剤としては、ステアリン酸亜鉛の他に、オレイン酸鉛、オレイン酸亜鉛、オレイン酸銅、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸鉄、ステアリン酸銅、パルミチン酸亜鉛、パルミチン酸銅、リノレン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩類や、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリトリフルオロクロルエチレン、ジクロロジフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−オキサフルオロポロピレン共重合体等のフッ素系樹脂を用いることができる。なお、ステアリン酸金属塩は感光体ドラム21上の摩擦係数を低下させる潤滑剤として特に好適な材料であり、ステアリン酸亜鉛はさらに好適な材料である。
帯電部22は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなる帯電ローラである。帯電ローラ22には不図示の電源部から所定の電圧が印加されて、これにより対向する感光体ドラム21の表面を一様に帯電する。
現像装置(現像部)23は、主として、感光体ドラム21に対向する現像ローラ23aと、現像ローラ23aに対向する第1搬送スクリュ23bと、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送スクリュ23cと、現像ローラ23aに対向するドクターブレード23dと、で構成される。図3を参照して、現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネット23a1と、マグネット23a1の周囲を回転するスリーブ23a2と、で構成される。マグネット23a1によって現像ローラ23a(スリーブ23a2)上に複数の磁極が形成されて、現像ローラ23a上に現像剤Gが担持されることになる。
現像装置23内には、キャリアCとトナーTとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
現像剤G中のキャリアCは、芯材表面に樹脂被覆層を有したものである。キャリアCの芯材の材料としては、平均粒径が50μmの球形フェライト粒子を用いることができる。キャリアCの樹脂被覆層の材料としては、アミノシラン系カップリング剤を分散したシリコーン樹脂を用いることができる。
具体的に、キャリアCは、次のように製造される。
まず、アミノシラン系カップリング剤とシリコーン樹脂とをトルエンに分散させる。そして、その分散液を調整したものを加温状態にて芯材にスプレーコートして、焼成、冷却することで、樹脂被覆層の平均膜厚が0.2μmのキャリアCを作製する。
また、本実施の形態では、出力画像の高画質化、高精細化を達成するために、球形化・小粒径化されたトナーT(球形・小粒径トナー)が用いられている。
具体的には、トナーTは、平均円形度が0.93〜1.00の範囲になるように形成されている。
ここで、トナーTの平均円形度は、光学的にトナー粒子を検知して、投影面積の等しい相当円の周囲長で除した値である。詳しくは、フロー式粒子像分析装置「FPIA−2000」(シスメックス社製)を用いて測定をおこなう。所定の容器に、予め不純固形物を除去した水(100〜150mL)を入れ、分散剤として界面活性剤(0.1〜0.5mL)を加える。さらに、測定試料(0.1〜9.5g程度)を加える。試料を分散した懸濁液を超音波分散器で約1〜3分間分散処理をおこない、分散液濃度を3,000〜10,000個/μLにしてトナーの形状及び分布を測定する。
また、本実施の形態のトナーTは、形状係数SF−1が100〜180の範囲になって、形状係数SF−2が100〜180の範囲になるように形成されている。これにより、高い転写効率を維持しつつ、クリーニング性能の低下を抑止することができる。
ここで、形状係数SF−1は、トナー粒子の球形度を示すものであり、次式で求まる。
SF−1=(M2/S)×(100π/4)
上式において、Mはトナー粒子の投影面における最大粒径(まばらな粒径の中で最も大きな粒径である。)であり、Sはトナー粒子の投影面の面積である。したがって、形状係数SF−1が100であるトナー粒子は真球であって、100から大きくなるほど球形度が低くなる。
また、形状係数SF−2は、トナー粒子の凹凸度を示すものであり、次式で求まる。
SF−2=(N2/S)×(100/4π)
上式において、Nはトナー粒子の投影面における周長であり、Sはトナー粒子の投影面の面積である。したがって、形状係数SF−2が100であるトナー粒子は凹凸がなくて、100から大きくなるほど凹凸が大きくなる。
なお、形状係数SF−1及び形状係数SF−2は、走査型電子顕微鏡「S−800」(日立製作所社製)にて撮影したトナー粒子の写真を、画像解析装置「LUSEX3」(ニレコ社製)にて解析して求める。
また、本実施の形態のトナーTは、長軸方向の長さをr1とし、短軸方向の長さをr2とし、厚さをr3としたとき(r1≧r2≧r3である。)に、
0.5≦r2/r1≦1.0
0.7≦r3/r2≦1.0
なる関係が成立するように形成されている。
ここで、長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5未満になる場合には、トナーが真球形状から離れるためにドット再現性及び転写効率が低下して、高品位な画質が得られなくなる。また、厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7未満になる場合には、トナーが扁平形状に近くなって高転写率が得られなくなる。特に、厚さと短軸との比(r3/r2)が1.0の場合には、トナーが長軸を回転軸とする回転体となって、トナーの流動性を向上させることができる。
なお、r1、r2、r3は、走査型電子顕微鏡(SEM)で、視野の角度を可変して写真を撮って、それを観察、測定することで求められる。
また、本実施の形態のトナーTは、体積平均粒径が3〜8μmの小粒径トナーである。さらに、体積平均粒径をDvμmとして、個数平均粒径をDnμmとしたときに、
1.00≦Dv/Dn≦1.40
なる関係が成立するように形成されたものを用いている。小粒径トナーを用いることで、潜像に対して緻密にトナーを付着させることができる。また、粒径分布を狭くすることで、トナーの帯電量分布が均一になり、地肌かぶりの少ない高品位な画像を得ることができるとともに、転写率を高くすることができる。
なお、トナーの体積平均粒径及び個数平均粒径の測定は、代表的には、コールカウンター式粒度分布測定器「コールターカウンターTA−2」(コールター社製)又は「コールターマルチサイザー2」(コールター社製)を用いて測定することができる。
また、本実施の形態におけるトナーTは、変性ポリエステル等を含有する結着樹脂(トナー母体粒子)、カルナバワックス等の離型剤、カーボンブラック等の着色剤、等で構成される。さらに、トナーTには、シリカ等の外添剤が外添加される。特に、平均1次粒径が50〜300nmの範囲であって嵩密度が0.3g/cm3以上のシリカ微粒子をトナー母体粒子表面に外添加したトナーTを用いることで、トナー粒子の流動性や、現像性、帯電性を向上させることができる。
ここで、上述した球形・小粒径トナーTは、次のように製造される。
まず、少なくとも窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型剤を有機溶媒中に分散させたトナー材料液を作製する。そして、そのトナー材料液を水系媒体中で架橋及び/又は伸長反応させて、トナー粒子を作製する。
このように形成された球形・小粒径トナーは、出力画像の高画質化、高精細化を達成するものであるが、クリーニング部25に対するクリーニング性の余裕度を低下させるものである。したがって、本実施の形態における潤滑剤供給手段25b、45、46が大きな役割を果たすことになる。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ23aは、図2中の矢印方向に回転している。現像装置23内の現像剤Gは、図3に示すように、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cの矢印方向の回転によって、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。
そして、摩擦帯電してキャリアCに吸着したトナーTは、キャリアCとともに現像ローラ23a上に担持される。現像ローラ23a上に担持された現像剤Gは、その後にドクターブレード23dの位置に達する。そして、現像ローラ23a上の現像剤Gは、ドクターブレード23dの位置で適量に調整された後に、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)に達する。
その後、現像領域において、現像剤G中のトナーTが、感光体ドラム21表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光Lが照射された画像部の潜像電位(露光電位)と、現像ローラ23aに印加された現像バイアスとの、電位差(現像ポテンシャル)によって形成される電界によって、トナーTが潜像に付着する。
その後、現像工程にて感光体ドラム21に付着したトナーTは、そのほとんどが中間転写ベルト27上に転写される。そして、感光体ドラム21上に残存した未転写のトナーTが、クリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bによってクリーニング部25内に回収される。
ここで、装置本体1に設けられたトナー補給部32は、交換自在に構成されたトナーボトル33と、トナーボトル33を保持・回転駆動するとともに現像装置23に新品トナーTを補給するトナーホッパ部34と、で構成されている。また、トナーボトル33内には、新品のトナーT(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。また、トナーボトル33の内周面には、螺旋状の突起が形成されている。
なお、トナーボトル33内の新品トナーTは、現像装置23内のトナーT(既設のトナーである。)の消費にともない、トナー補給口23fから現像装置23内に適宜に補給されるものである。現像装置23内のトナーTの消費は、感光体ドラム21に対向する反射型フォトセンサ41と、現像装置23の第2搬送スクリュ23cの下方に設置された磁気センサ40と、によって間接的又は直接的に検知される。また、トナー補給口23fは、第2搬送スクリュ23cの長手方向(図3の左右方向である。)の一端であって、第2搬送スクリュ23cの上方に設けられている。
ここで、本実施の形態では、トナー濃度(TC)が所定の範囲内になるように制御されている。具体的には、磁気センサ40や反射型フォトセンサ41の検知結果が上述したトナー濃度(現像剤G中のトナーTの割合である。)の範囲に対応する出力値になるように、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して現像装置23にトナーが補給される。
以下、本実施の形態で特徴的な、感光体ドラム21の交換時におこなわれる制御について詳述する。
本実施の形態では、感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)が寿命に達して既設のものから新品のものに交換する場合に、交換直前の既設の感光体ドラム21を設置した状態で、現像装置23に収容された既設トナーを現像装置23から排出して、その後にトナーボトル33内の新品トナーを現像装置23に補給する(以下、このようなトナーの入れ替えを適宜に「制御モード」と呼ぶ。)。
さらに、制御モードが完了して既設の感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)を取り出して、新品の感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)を装置本体1に設置した状態で、現像装置23による現像工程をおこなわずに、潤滑剤供給手段25b、45、46による新品感光体ドラム21への潤滑剤の供給を所定時間おこなう(以下、このように画像形成前に強制的におこなわれる初期的な潤滑剤供給を「第2制御モード」と呼ぶ。)。
具体的には、図4のフローチャートを参照して、まず、画像形成(プリント)が開始されると(ステップS1〜ステップS2)、感光体ドラム21が寿命に達しているかが判断される(ステップS3)。詳しくは、装置本体1では、使用度検知手段として機能する制御部によって、既設の感光体ドラム21に対する累積の稼働時間や画像形成回数(通紙枚数)がカウントされている。そして、カウントされた稼働時間(又は画像形成回数)が所定値に達した場合に、既設の感光体ドラム21が寿命に達したものと判断する。
その結果、感光体ドラム21が寿命に達していないものと判断された場合には、ステップS2以降のフローが繰り返される。
これに対して、感光体ドラム21が寿命に達しているものと判断された場合には、そのときの現像装置23におけるトナー濃度(交換時トナー濃度)が磁気センサ40によって検知されて、その磁気センサ40の出力値(V1)が記憶される(ステップS4)。同時に、装置本体1の表示部に、感光体ドラム21が寿命に達した旨と、制御モードが実行される旨と、が表示される。
その後、帯電部22による感光体ドラム21上の帯電電位と、現像装置23に印加される現像バイアスと、が同電位になるように電源部が制御される(ステップS5)。そして、トナー補給部32からの新品トナーの補給をおこなうことなく、現像装置23内の既設トナーを感光体ドラム21上に付着させて、現像装置23から既設トナーを排出する(ステップS6)。
なお、現像装置23内の既設トナーを感光体ドラム21上に付着させる方法は、上述のように帯電電位と現像バイアスとを同電位として感光体ドラム上に既設トナーによる地肌汚れを積極的に生じさせる方法の他、通常の画像形成時の動作と同様に感光体ドラム21上に画像比率の高いトナー像(例えば、ベタ画像である。)を形成して既設トナーを積極的に消費させる方法を用いることができる。
ここで、上述の制御モードは、現像装置23内に収容されたキャリアCが感光体ドラム21上に付着しないようなプロセス条件でおこなうことが好ましい。
そして、既設トナー排出中は、現像装置23におけるトナー濃度が磁気センサ40によって検知されて、その磁気センサ40の出力値(V)が所定値(V2)まで低下したかが判断される(ステップS7)。なお、本実施の形態では、上述の所定値(V2)が、トナー濃度1重量%程度に対応する値に設定されている。
その結果、磁気センサ40の出力値(V)が所定値(V2)まで低下していないものと判断された場合には、ステップS6以降のフローが繰り返される(既設トナー排出が続けられる。)。
これに対して、磁気センサ40の出力値(V)が所定値(V2)まで低下したものと判断された場合には、既設トナー排出が停止されて、トナー補給部32から現像装置23内への新品トナーの補給が開始される(ステップS8)。
そして、新品トナー補給中は、現像装置23におけるトナー濃度が磁気センサ40によって検知されて、その磁気センサ40の出力値(V)が上述の初期値(V1)まで増加(復帰)したかが判断される(ステップS9)。
その結果、磁気センサ40の出力値(V)が所定値(V1)まで増加していないものと判断された場合には、ステップS8以降のフローが繰り返される(新品トナー補給が続けられる。)。
これに対して、磁気センサ40の出力値(V)が所定値(V1)まで増加したものと判断された場合には、新品トナー補給が停止されて制御モードが終了する。このとき、現像装置23内の現像剤GのトナーTは、既設のものから新品のものにほとんど入れ替わった状態になっている。
その後、装置本体1の表示部に感光体ドラム21の交換を促す表示がされて、感光体ドラム21の交換がおこなわれる(ステップS10)。
その後、装置本体1の新品検知手段によって、交換された感光体ドラム21が新品のものであるかが判断される(ステップS11)。その結果、交換された感光体ドラム21が新品のものではないと判断された場合には、表示部に新品感光体ドラム21への交換を促す表示がおこなわれる(ステップS12)。
これに対して、交換された感光体ドラム21が新品のものであると判断された場合には、新品検知手段の検知信号をトリガーとして、新品処理として第2制御モードが開始される(ステップS13)。詳しくは、感光体ドラム21上にトナーが付着しないように帯電電位及び現像バイアスを制御して、潤滑剤供給手段25b、45、46による新品感光体ドラム21への潤滑剤の供給を所定時間おこなう。新品感光体ドラム21への潤滑剤の供給は、感光体ドラム21を30回以上回転させておこなうことが好ましい。これにより、新品感光体ドラム21の表面の摩擦係数が0.4以下になって、フィルミングやクリーニング不良の発生を未然に防ぐことができる。なお、本実施の形態では、上述の制御モードによって、フィルミングに対して不利に作用する既設トナーが排出されて、現像装置23内のトナーが新品のものに入れ替えられているために、感光体ドラム交換直後のフィルミングの発生を確実に抑止することができる。
なお、新品検知手段は、装置本体1への感光体ドラム21の装着にともない変形する爪部材を感光体ドラム21のフランジに設けて、その爪部材の変形の有無を光学的に検知するセンサを装置本体1に設置することによって達成できる。
そして、第2制御モードが終了した後、新品感光体ドラム21に対するその他の初期的な処理がおこなわれる(ステップS14)。詳しくは、画像濃度の調整や、複数の感光体ドラム間の位置ズレ調整等がおこなわれる。
こうして、新品感光体ドラム21に対する初期的な処理が完了して、通常の画像形成がおこなわれることになる。そして、新品感光体ドラム21を既設感光体ドラムとして、ステップS2以降のフローが再び繰り返される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、感光体ドラム21が寿命に達した場合等で、感光体ドラム21が既設のものから新品のものに交換されるときに、既設の感光体ドラム21を設置したまま、現像装置23内の既設トナーを排出して新品トナーに入れ替えている。さらに、新品の感光体ドラム21対して初期的に潤滑剤の供給を充分におこなった後に、画像形成を開始している。これによって、感光体ドラム21と現像装置23(現像剤G)との交換サイクルが異なる場合であっても、装置本体1に設置されていた既設の感光体ドラム21が新品のものに交換されたときに、フィルミングの発生を充分に抑止することができる。
図5は、上述した本実施の形態における効果を確認するためにおこなった、実施例及び比較例の条件及び結果を示す図表である。
実施例1は、本実施の形態における画像形成装置を用いて、制御モード(既設トナーと新品トナーとの入れ替え)と、第2制御モード(新品感光体ドラムに対する初期的な潤滑剤供給)と、をおこなったものである。
比較例1は、制御モードと第2制御モードとのいずれもおこなわなかったものである。比較例2は、制御モードはおこなわずに、第2制御モードのみをおこなったものである。比較例3は、第2制御モードはおこなわずに、制御モードのみをおこなったものである。
そして、実施例1及び比較例1〜3において、新品感光体ドラムに交換後に、ベタ部(画像面積率100%部)と白部(画像面積率0%部)とが通紙方向に存在する縦帯チャートを500枚プリントして、その後に新品感光体ドラム上のフィルミングの状態を観察するとともに、新品感光体ドラム表面の摩擦係数をオイラーベルト法にて測定した。
なお、制御モードについては、感光体ドラム21上にベタ部を形成して既設トナーの排出をおこなった。また、潤滑剤成型体45は、ステアリン酸亜鉛を用いて、クリーニングローラ25bに対する押圧力は1000mNとした。また、クリーニングローラ25bに対する感光体ドラム21の線速比は1.0とした。
図5の結果に示すように、比較例1や比較例3では、新品感光体ドラム21の100%部(ベタ部)に対応する位置に、フィルミングが発生しているのが確認された。また、比較例2においても、新品感光体ドラム21の100%部(ベタ部)に対応する位置に、フィルミングが少し発生しているのが確認された。これに対して、実施例1では、フィルミングの発生は確認できなかった。このように、制御モードと第2制御モードとのいずれか一方のみの実施ではフィルミングの発生を充分に抑止することができないことがわかり、本実施の形態の効果が確認された。
なお、100%部(ベタ部)では、0%部(白部)に比べて、感光体ドラム21表面の摩擦係数が高くなる。これは、100%部では、0%部に比べて、感光体ドラム21上に残留する未転写トナーが多くなるためである。すなわち、未転写トナーがクリーニング部25に大量に入力されると、これがクリーニングローラ25bに付着して、潤滑剤供給手段25b、45、46における潤滑剤の供給効率が低下してしまう。したがって、感光体ドラム21上の摩擦係数が高くなってしまう。
なお、本実施の形態では、稼働時間や画像形成回数に基いて感光体ドラム21の寿命を検知して、感光体ドラム21の交換前後に制御モード及び第2制御モードをおこなった。これに対して、感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)に異常が発生した場合等にも、その異常を検知して感光体ドラム21の交換前後に制御モード及び第2制御モードをおこなうことができる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、感光体ドラム21を、帯電部22及びクリーニング部25と一体化してプロセスカートリッジ20を構成した。これに対して、感光体ドラム21を、帯電部22及びクリーニング部25のいずれか一方とのみ一体化してプロセスカートリッジ20を構成することもできる。さらに、感光体ドラム21を、プロセスカートリッジの構成部材とせずに、単体で装置本体1に交換自在に設置されるように構成することもできる。このような場合にも、上述の制御モード及び第2制御モードをおこなうことで、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置における作像部を示す断面図である。 現像装置を長手方向にみた断面図である。 感光体ドラム交換時におこなわれる制御を示すフローチャートである。 実施例及び比較例の条件及び結果を示す図表である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、 22 帯電部、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像装置(現像部)、
25 クリーニング部、
25a クリーニングブレード、
25b クリーニングローラ(ブラシ状ローラ、潤滑剤供給部材)、
45 潤滑剤成型体(潤滑剤供給手段)、
46 圧縮スプリング(付勢部材)、
47 スクレーパ、
G 2成分現像剤(現像剤)、 T トナー、 C キャリア。

Claims (20)

  1. 像担持体が交換自在に設置される画像形成装置であって、
    キャリアとトナーとからなる現像剤を収容するとともに、前記像担持体上に形成される潜像を現像してトナー像を形成する現像部と、
    前記像担持体上に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、を具備し、
    前記像担持体が既設のものから新品のものに交換されるときに、前記既設の像担持体が設置された状態で、前記現像部に収容された既設の前記トナーの一部又は全部を当該現像部から排出してその後に新品のトナーを当該現像部に補給する制御モードを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体が既設のものから新品のものに交換されるときに、前記新品の像担持体が設置された状態で、前記現像部による当該新品の像担持体に対する現像をおこなわずに前記潤滑剤供給手段による該新品の像担持体への潤滑剤の供給を所定時間おこなう第2制御モードを備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記新品の像担持体が設置されたことを検知する新品検知手段を備え、
    前記第2制御モードは、前記新品検知手段の検知信号をトリガーとして開始されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御モードは、前記既設の像担持体上に前記既設のトナーのみからなるトナー像を形成して当該既設のトナーを排出するものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体の装置本体における使用度を検知する使用度検知手段を備え、
    前記制御モードは、前記使用度検知手段による検知結果が所定値に達したときに開始されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記使用度検知手段は、前記像担持体を装置本体に設置した状態での稼働時間又は画像形成回数を検知する手段であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記使用度検知手段による検知結果が所定値に達したときに、前記既設の像担持体が寿命である旨を装置本体の表示部に表示することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御モードは、当該制御モードを開始したときの前記現像剤のトナー濃度を交換時トナー濃度として検知して、前記現像剤のトナー濃度が所定値に低下するまで前記既設のトナーの排出をおこない、その後に前記現像剤のトナー濃度が前記交換時トナー濃度に増加するまで前記新品のトナーの補給をおこなうことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記潤滑剤供給手段は、潤滑剤が固形化された潤滑剤成型体と、該潤滑剤成型体と前記像担持体とに当接するブラシ状ローラと、を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記潤滑剤供給手段は、前記ブラシ状ローラに対して前記潤滑剤成型体を200mN以上の圧力で付勢する付勢部材をさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記ブラシ状ローラと前記像担持体との当接位置における、前記ブラシ状ローラに対する前記像担持体の線速比が0.8〜1.2の範囲になるように構成したことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記ブラシ状ローラは、前記像担持体上に残留する未転写トナーを清掃するクリーニングローラであることを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記潤滑剤供給手段による前記像担持体への潤滑剤の供給は、前記像担持体の駆動に連動しておこなわれることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記トナーは、平均円形度が0.93〜1.00の範囲になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記トナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲になって、形状係数SF−2が100〜180の範囲になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記トナーは、球形状になるように形成された球形トナーであることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記球形トナーは、長軸方向の長さをr1とし、短軸方向の長さをr2とし、厚さをr3としたときに、
    0.5≦r2/r1≦1.0
    0.7≦r3/r2≦1.0
    なる関係が成立するように形成されたことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記トナーは、平均1次粒径が50〜300nmの範囲であって嵩密度が0.3g/cm3以上のシリカ微粒子をトナー母体粒子表面に外添加したものであることを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれかに記載の画像形成装置。
  19. 前記トナーは、少なくとも窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型剤を有機溶媒中に分散させたトナー材料液を、水系媒体中で架橋及び/又は伸長反応させて形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 前記像担持体は、前記像担持体を帯電する帯電部と、前記像担持体上を清掃するクリーニング部と、前記潤滑剤供給手段と、のうち少なくとも1つと一体化されてプロセスカートリッジを構成して、
    前記プロセスカートリッジは、装置本体に対して交換自在に設置されることを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれかに記載の画像形成装置。
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