JP2006234273A - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンク内に蓄える湯を十分に加熱して蓄熱温度を均一にすることができ、タンク内にレジオネラ菌が繁殖するのを抑えた安全性の高いヒートポンプ給湯機を提供する。
【解決手段】水を湯に沸き上げる冷凍サイクル10と、冷凍サイクル10に水を供給するための給水配管25と、冷凍サイクル10で沸き上げられた湯を蓄えるタンク40とを備え、沸き上げられた湯をタンク40の底部からタンク40内へ流入させて蓄えるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ給湯機に関するものであり、特に開放式のタンクを用いるヒートポンプ給湯機に関するものである。
従来、冷媒を圧縮する圧縮機と、この圧縮機から供給される冷媒と水とを熱交換させて湯にする加熱用熱交換器とこの加熱用熱交換器からの冷媒を減圧する減圧器とこの減圧器からの冷媒と外気とを熱交換させる蒸発器とを順次冷媒配管で接続した冷媒回路及び、前記加熱用熱交換器からの湯を貯留する貯湯槽と前記貯湯槽からの水を前記加熱用熱交換器へ送る循環ポンプと前記加熱用熱交換器とを順次温水配管で接続した給湯回路を備えたヒートポンプ式給湯機において、前記貯湯槽の側面に前記加熱用熱交換器を設けると共に前記加熱用熱交換器から前記貯湯槽へ湯を送る温水配管を前記貯湯槽の側壁の近傍に設けることを特徴とするヒートポンプ給湯機がある(例えば、特許文献1参照)。
また、圧縮機、蒸発器、凝縮器を備えたヒートポンプ装置と貯湯槽とを構成要素とし、前記貯湯槽は、開放型とし、その内部に液面計と温度センサとを設け、前記凝縮器は、二重管式熱交換器とし、前記貯湯槽内部に前記凝縮器である二重管式熱交換器を設け、前記二重管式熱交換器の一方の口に給水弁を介して市水と接続し、他方の口に温度調整弁を設け、前記温度調整弁の口は、前記貯湯槽内に開放され、前記温度センサにより圧縮機の発停を行い、前記液面の高さにより、前記圧縮機と、前記給水弁の開閉を行なうことを特徴とするヒートポンプ給湯機がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−241762号公報(第2頁、第1図) 特開昭63−306354号公報(第1頁〜第3頁、第1図)
上記文献1記載のヒートポンプ給湯機は、貯湯槽に密閉式タンクを使用しており、タンクの下部から給水して、タンクの上部から出湯する構造となっている。したがって、タンク内は常に満水状態となっている。また、タンクに高温水を蓄える際は、タンク内の低温水を循環ポンプで加熱用熱交換器に送り、この加熱用熱交換器で沸き上げられた高温水をタンク上部からタンク内に蓄えるようになっている。
しかしながら、タンク内に蓄えられる高温水の温度は外気より高く、タンク全体が蓄熱している間、タンク上部から熱が外気へ逃げるため、タンク上部に蓄えられている高温水の温度よりタンク下部に蓄えられている高温水の温度の方が低くなってしまう。また、高温水と低温水の境界層では、水温による密度差のために、高温水と低温水とが対流で混ざることはないが、熱伝導によって高温層から低温層へと熱が伝わり、境界層で温度勾配が生じてしまい、タンクに蓄えられている高温水全体の温度が均一にならないという問題があった。
また、上記文献2記載のヒートポンプ給湯機は、貯湯層に開放型タンクを使用しているので、タンク内が常に満水状態となっているわけではない。また、このヒートポンプ給湯機は、タンク内に設けた凝縮器で低温水が沸き上げられて高温水を蓄えるようになっている。
しかしながら、タンク上部から熱が外気へ逃げるため、凝縮器より下側に蓄えられている水の温度は凝縮器より上側に蓄えられている水の温度より低くなってしまう。したがって、タンクに蓄えられている水全体の温度が均一にならないという問題があった。すなわち、凝縮器より下側は加熱することができないため、沸き上げ設定温度より温度が低くなってしまっていた。また、開放型タンクを使用しているので、外気からタンク内に入ったレジオネラ菌が繁殖してしまうという問題もあった。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたもので、タンク内に蓄える高温水を十分に加熱して蓄熱温度を均一にすることができ、タンク内にレジオネラ菌が繁殖するのを抑えた安全性の高いヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。また、開放型タンクを使用することで、必要耐圧強度が下がり、タンクの材料に樹脂材料等を用いることができるヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係るヒートポンプ給湯機は、水を湯に沸き上げる冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルに水を供給するための給水配管と、前記冷凍サイクルで沸き上げられた湯を蓄えるタンクとを備え、前記湯を前記タンクの底部から流入させることを特徴とする。
本発明に係るヒートポンプ給湯機は、水を湯に沸き上げる冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルに水を供給するための給水配管と、前記冷凍サイクルで沸き上げられた湯を蓄えるタンクとを備え、前記湯を前記タンクの底部から流入させるので、タンク内に蓄えられる湯の温度を均一かつ高温に維持することができる。また、冷凍サイクルを高効率で運転できるので、タンク内に細菌が繁殖するのを防止して安全性を高めることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ給湯機1の全体構成を示す概略構成図である。ヒートポンプ給湯機1は、圧縮機11と、放熱器12と、膨張弁13と、蒸発器14とを冷媒配管15で順次環状に接続した冷凍サイクル10と、流量調整弁21と、放熱器11と、タンク40の底部とを給水配管25で順次接続した蓄熱回路20と、タンク40の底部と、ポンプ31と、給湯負荷利用検知手段32とを給湯配管35で順次接続した給湯負荷回路30と、タンク40とを少なくとも備えている。
冷凍サイクル10は、一般にヒートポンプサイクルと称されており、冷媒を循環させて水を湯に沸き上げる機能を有している。圧縮機11は、冷媒を圧縮して高温高圧の冷媒とするものである。放熱器12は、一般に熱交換器と称されており、圧縮機11から吐出された高温高圧の冷媒と給湯用の水との熱交換を行い水の温度を上昇(沸き上げ)させるものである。膨張弁13は、沸き上げを行った後の冷媒を減圧し低温低圧の冷媒にするものである。蒸発器14は、一般に室外熱交換器と称されており、冷媒に空気から吸熱させるものである。冷媒配管15は、冷媒を冷凍サイクル10内で循環させるものである。
冷媒には、冷凍サイクル10における高圧側が臨界圧力以上の超臨界状態となる二酸化炭素(CO2)や、高圧側が臨界圧力以下でも臨界圧力付近で動作するR410A、R32等を用いるとよい。なお、冷凍サイクル10には、図示省略の冷凍サイクル10を制御する冷凍サイクル制御手段やアキュムレータ等を備えるとよい。
蓄熱回路20は、水を冷凍サイクル10の放熱器12に供給し、放熱器12で沸き上げられた湯をタンク40に供給するようになっている。流量調整弁21は、冷凍サイクル10に供給する水の流量を調整するものである。給水配管25は、冷凍サイクル10に水を供給し、冷凍サイクル10で沸き上げられた湯をタンク40に流入させるものである。なお、この給水配管25は、タンク40の底部に接続されているので、冷凍サイクル10で沸き上げられた湯はタンク40の底部から蓄えられるようになっている。
また、蓄熱回路20には、冷凍サイクル10で沸き上げられた湯の温度を検知するための沸き上げ温度検知手段42を備えている。なお、流量調整弁21を、沸き上げ温度検知手段や水位計41(水位検知手段)、温度分布検知手段43等の検知情報に基づいて全体を制御する図示省略の制御手段で制御するとよい。
給湯負荷回路30は、ヒートポンプ給湯機1を使用するユーザの指示に基づいてタンク40に蓄えられている湯を蛇口やシャワー等の給湯負荷に出湯するようになっている。ポンプ31は、給湯負荷に湯を供給するためのものである。給湯負荷利用検知手段32は、給湯負荷が利用されたのを検知するためのものである。例えば、蛇口が開放された時に流れる流量を検知するための流量計や蛇口が開放された時の圧力変動を検知するための圧力計等であればよい。給湯配管35は、タンク40の底部と給湯負荷とを接続し、タンク40に蓄えられている湯を給湯負荷から出湯させるものである。
タンク40は、開放式であり、冷凍サイクル10で沸き上げられた湯を蓄えるためのものである。また、タンク40は、給水配管25及び給湯配管35と底部で接続されおり、水位計41とタンク温度分布検知手段43とを備えている。水位計41は、タンク40内の水位を検知するためのものである。タンク温度分布検知手段43は、タンク40内の温度分布を検知するためのものである。なお、ここでは、タンク温度分布検知手段43が3つ備えられている場合を例に示すが、これに限定するものではない。
次に、蓄熱運転動作について説明する。蓄熱運転とは、冷凍サイクル10と蓄熱回路20とを動作させることで、設定された所定温度の湯をタンク40に蓄えて、タンク40全体を所定温度(目標蓄熱温度)の状態にすることである。なお、蓄熱運転開始/終了の判定や蓄熱されるときの湯温及び湯量の算出は、沸き上げ温度検知手段42やタンク温度分布検知手段43、水位計41の検知情報に基づいて図示省略の制御手段が行なうことが望ましい。
圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は、放熱器12で放熱しながら温度低下する。このとき高圧側圧力が臨界圧以上であれば、冷媒は超臨界状態のまま気液相転移しないで温度低下して放熱する。また高圧が臨界圧以下であれば、冷媒は液化しながら放熱する。冷媒から放熱された熱を負荷側媒体(水)に与えることで給湯加熱(沸き上げ)を行う。
給湯加熱を行い放熱器12から流出した高圧低温の冷媒は膨張弁13で減圧される。その後、低圧低温となった冷媒は、蒸発器14に流入し、そこで外気から吸熱し、蒸発ガス化される。蒸発器14から流出した低圧のガス冷媒は、圧縮機11に流入する。このように、冷媒が冷媒配管15を循環して冷凍サイクル10を形成している。冷凍サイクル10に備えられている図示省略の制御手段は、冷凍サイクル10の所定能力を適正な効率で発揮、維持できるように、圧縮機11の周波数や膨張弁13の開度を制御するようになっている。
このとき、蓄熱回路20では、放熱器12で冷媒から放熱された熱が放熱器12に供給される水に与えられる。すなわち、放熱器12は、流量調整弁21を通り放熱器12の入水側から供給される水と熱交換(沸き上げ)するようになっている。沸き上げられた湯の温度は、沸き上げ温度検知手段42で検知されて、その検知温度が設定された所定の沸き上げ温度となるように流量調整弁21を制御する。この沸き上げられた湯は、タンク40の底部から流入し、タンク40内に所定量蓄えられる。こうして、一連の蓄熱運転動作が終了する。
図2は、ヒートポンプ給湯機1の蓄熱運転動作の流れを示すフローチャートである。図2に基づいて、蓄熱運転動作の詳細な流れを説明する。
蓄熱運転は、ヒートポンプ給湯機1を使用するユーザにより給湯負荷(蛇口やシャワー等)が利用された場合や、図示省略のリモコン等の操作部に設けられているタイマで設定された所定時間が経過した場合、タイマで設定された所定の時刻となった場合を契機として動作を開始するようになっている。なお、ここでは、ユーザにより給湯負荷が利用された場合を例に示す。
ユーザにより給湯負荷が利用されると、給湯配管35の圧力が下がったり、ヘッド差により流量が発生したりするので、給湯負荷利用検知手段32で給湯負荷利用が検知されるようになっている。給湯負荷利用検知手段32で給湯負荷の利用が検知されると、ポンプ31を運転し、給湯負荷側へ必要な流量を確保する。給湯負荷が利用されると、タンク40内の湯は消費され、タンク40内の水位が低下する。これを水位計7が検知しており、所定水位以下であることを検知したことを契機に、蓄熱運転を行う。
まず、ヒートポンプ給湯機1が蓄熱運転を開始すると、水位計41の検知水位及びタンク温度分布検知手段43a〜43cの検知温度に基づいて、目標沸き上げ温度を算出する(ステップS101)。この目標沸き上げ温度は、タンク40内残湯量及びタンク40内温度分布から、タンク40を設定された所定の温度の湯で満水状態とするのに必要なものとして算出される。なお、目標沸き上げ温度の算出は、図示省略の制御手段が行なうことが望ましい。
通常、タンク40内に蓄えられる湯の温度は、外気へ放熱し、時間の経過に伴って低下してしまう。したがって、目標沸き上げ温度は、タンク40内に蓄えられている湯の温度よりも高く設定することが望ましい。そうすれば、タンク40底部から流入する沸き上げられたばかりの湯と、タンク40内に蓄えらている湯とが、密度差による対流で混合し、タンク40内の湯全体の温度が均一となる。
次に、冷凍サイクル10を運転させて蓄熱運転を行い、タンク40内に蓄える湯の温度が目標沸き上げ温度及び目標水位となるよう調整される(ステップS102)。水位計41は、タンク40内の水位が目標水位であることを検知すると、沸き上げが完了し(ステップS102;Yes)、蓄熱運転が終了する。一方、沸き上げが完了していないとき(ステップS102;No)、所定の水位になるまで沸き上げを継続する(ステップS103;No)。
所定の水位に到達すると(ステップS103;Yes)、再度目標沸き上げ温度を算出する。このとき、タンク温度分布検知手段43aに対応した所定水位が貯湯される毎に、タンク温度分布検知手段43aで検知される湯温と、水位計7で検知される残湯量から、タンク40が満水状態となったときの目標蓄熱温度となるのに必要な沸上げ温度を再度算出する。算出の結果、変更があれば、沸き上げ温度検知手段42で検知される沸上げ温度の目標値を変更して運転するとよい。
一般に、冷凍サイクル10に供給される水の温度が高くなると冷凍サイクル10の効率が低下することがわかっている。従来の密閉式タンクを備えたヒートポンプ給湯機のように、タンク下部からヒートポンプへ水を供給し、タンク上部へ沸き上げられた湯を戻す場合、タンク内部に水と湯との混合層が発生してしまい、タンク全量を沸き上げようとすると、ヒートポンプに供給される水の温度が上昇してしまう。すなわち、タンク全量を沸き上げるためには、ヒートポンプに一定の低温水の水が供給されることが好ましいが、水と湯との混合水(例えば、ぬるま湯や設定温度まで達していない高温水等)が供給されてしまい、ヒートポンプの沸き上げ効率が低下してしまう。
これに対して、ヒートポンプ給湯機1では、給水配管25をタンク40に経由させずに、直接冷凍サイクル10に接続している。したがって、冷凍サイクル10の運転動作中に供給される水の温度は常に低温で一定となり、効率よい蓄熱運転ができるようになっている。また、沸き上げられた湯は、タンク40の底部からタンク40内に流入するようになっているので、タンク40内に生じる対流により、タンク40内に蓄えられる湯の全量を均一かつ高温に沸き上げることが可能となっている。
また、タンク40は、開放型タンクであるために、外気から細菌(例えば、レジオネラ菌)がタンク40内に入り込む可能性がある。しかしながら、タンク40内の湯の全量を高温かつ均一に沸き上げることができるので、菌が繁殖しやすい温度帯の湯を排除することが可能であり、菌の繁殖を防ぐことができる。また、開放型タンクは、耐圧強度を下げることが可能であり、材料の選択の幅を広げることができる。そうすると、タンク40の形状の自由度を高くすることにもなり、例えば、薄型のタンクや小型のタンク等にすることが可能となっている。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ給湯機1aの全体構成を示す概略構成図である。図1と共通する部分については同じ符号を付し説明を省略する。電磁弁50は、ポンプ31の出口側と放熱器12の入水側を接続する位置に配置されており、流路切替手段としての機能を果たす。すなわち、電磁弁50は、タンク40に蓄えらている湯を再度沸き上げる場合に、その湯を冷凍サイクル10に循環させる機能を有している。
給湯負荷が発生し、タンク40の水位が低下すると冷凍サイクル10が運転され、タンク40内に設定された所定温度の湯を所定水位蓄えるようになっている。しかしながら、給湯負荷の発生が無くても、放熱によるタンク40の温度低下で、タンク40の蓄熱量が低下してしまう。そこで、タンク温度分布検知手段43で検知された水温が所定温度以下となった場合は、冷凍サイクル10を再度運転し、電磁弁50でタンク40の湯を循環させて所定温度まで沸き上げることが可能となっている。なお、図示省略のリモコン等の操作部に設けられているタイマで設定された所定時間が経過した場合、タイマで設定された所定の時刻となった場合等も同様の動作を行えるようになっている。
ヒートポンプ給湯機1aは、タンク40内の湯の温度が低下した場合、その湯を循環させて再度冷凍サイクル10を運転するので、タンク40内に蓄えられる湯の全量を均一かつ高温に沸き上げることができる。また、タンク40内に蓄えられる湯の全量を均一かつ高温に維持することができるので、細菌(レジオネラ菌)が繁殖しやすい温度帯の湯が排除することが可能であり、細菌の繁殖を防ぐことができる。また、また、開放型タンクは、耐圧強度を下げることが可能であり、材料の選択の幅を広げることができる。そうすると、タンク40の形状の自由度を高くすることにもなり、例えば、薄型のタンクや小型のタンク等にすることが可能となっている。
実施の形態1に係るヒートポンプ給湯機の概略構成図である。 ヒートポンプ給湯機の蓄熱運転動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係るヒートポンプ給湯機の概略構成図である。
符号の説明
1 ヒートポンプ給湯機、1a ヒートポンプ給湯機、10 冷凍サイクル、11 圧縮機、12 放熱器、13 膨張弁、14 蒸発器、20 蓄熱回路、21 流量調整弁、25 給水配管、30 給湯負荷回路、31 ポンプ、32 給湯負荷利用検知手段、35 給湯配管、40 タンク、41 水位計、42 沸き上げ温度検知手段、43a タンク温度分布検知手段、43b タンク温度分布検知手段、43c タンク温度分布検知手段、50 電磁弁。

Claims (5)

  1. 水を湯に沸き上げる冷凍サイクルと、
    前記冷凍サイクルに水を供給するための給水配管と、
    前記冷凍サイクルで沸き上げられた湯を蓄えるタンクとを備え、
    前記湯を前記タンクの底部から流入させる
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
  2. 前記湯を前記タンクの底面から流入させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯機。
  3. 前記タンク内の温度分布を検知するためのタンク温度分布検知手段と、
    前記タンク内の水位を検知するための水位検知手段とを備え、
    それらの検知結果に基づいて目標沸き上げ温度を算出する制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯機。
  4. 沸き上げられた湯の温度を検知するための沸き上げ温度検知手段と、
    前記冷凍サイクルに供給する水の流量を調整する流量調整手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記沸き上げ温度手段の検知結果が前記目標沸き上げ温度となるように前記流量調整手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヒートポンプ給湯機。
  5. 前記タンクに蓄えられている湯の流路を切り替える流路切替手段を備え、
    前記湯が所定の温度以上であることを前記タンク温度分布検知手段が検知したとき、
    前記流路切替手段は、
    前記湯を前記冷凍サイクルに戻すように前記流路を切り替える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヒートポンプ給湯機。
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