JP2006233995A - 電動アクチュエータ - Google Patents
電動アクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006233995A JP2006233995A JP2005045364A JP2005045364A JP2006233995A JP 2006233995 A JP2006233995 A JP 2006233995A JP 2005045364 A JP2005045364 A JP 2005045364A JP 2005045364 A JP2005045364 A JP 2005045364A JP 2006233995 A JP2006233995 A JP 2006233995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- shaft
- motor shaft
- electric actuator
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】モータ軸6から減速機構13を介してモータ軸6と平行に設けられる出力軸14を回転駆動し、当該出力軸14の回転運動を直動運動へ変換して軸方向に推力を発生させる電動アクチュエータであって、モータ軸6にワンウェイクラッチ9を内蔵するブレーキ機構を設けた。
【選択図】図1
Description
或いは、モータから出力軸へ駆動伝達する減速機構にウオーム減速機構を用いモータ軸の軸端にブレーキ装置を設けることで、出力軸の短縮化やワンウェイクラッチを省略したアクチュエータも提案されている(特許文献1参照)。
また、ブレーキ容量を小さく抑えるため、減速機構に使用するウオームギヤに比較的進み角の小さいギヤを用いるとすれば、駆動伝達効率が低下する。特に、モータ軸と出力軸との間にウオーム減速機構を設けた場合には、リードねじとナット間の駆動効率低下に加えてウオームギヤの噛み合いが存在するため駆動伝達効率が著しく低下してしまう。
また、ウオーム減速機構を用いると、モータ軸と出力軸に交叉する回転軸にウオームホイールやウオームギヤが設けられるため、減速機構のギヤ列の厚みが増して設置空間に占めるアクチュエータの容積が大きくなる。特に、電動アクチュエータを複数に並べて設置する場合や、高さに余裕がない場合など設置スペースに制約がある場合には、使い難いという課題もある。
モータのモータ軸から減速機構を介してモータ軸と平行に設けられる出力軸を回転駆動し、当該出力軸の回転運動を直動運動へ変換して軸方向に推力を発生させる電動アクチュエータにおいて、モータ軸にワンウェイクラッチを内蔵するブレーキ機構を設けたことを特徴とする。
具体的には、ブレーキ機構は、モータ軸にワンウェイクラッチとブレーキディスクが同軸状に設けられ、該ブレーキディスクに当接するブレーキパッドが設けられることを特徴とする。
また、減速機構は、出力軸に設けられる出力ギヤとモータ軸に設けられるモータギヤと各々噛み合う平行歯車列を介して駆動伝達することを特徴とする。
また、出力軸にはリードねじと該リードねじに嵌合するナットを備え、リードねじの正逆回転運動をナットの軸方向への直動運動に変換して推力を作用させることを特徴とする。
よって、モータが正回転時はワンウェイクラッチが解除されているため、ブレーキトルクの影響がなくモータ負荷を軽減できる。一方、モータが逆回転時はワンウェイクラッチが接続されているためブレーキ機構にブレーキ力が作用し、保持トルクが作用する。
また、減速機構は、出力ギヤとモータギヤと各々噛み合う平行歯車列を介して駆動伝達することにより駆動伝達効率が良いうえに、出力軸側からモータ軸側に作用する逆回転トルクを減速比に応じて低減することができ、ブレーキ機構のブレーキ容量を低減して小型化を図ることができ、逆回転力に対しても安定した保持トルクを確保できる。
また、リードねじの正逆回転運動を軸方向への直動運動に変換して推力を作用させるためのリードねじ及びナットのリード角を比較的大きなセルフロックしない仕様とすることにより駆動伝達効率の向上を図っても、モータ軸に設けられるブレーキ容量の大きなブレーキ機構は不要になる。
従って、モータ駆動時の駆動伝達効率が上昇するため、モータを小型化し電源容量を低減し、あわせてブレーキ機構の小型化を図ることができる。
モータ1は、例えばインナーロータ型のDCブラシ付モータが用いられる。モータケース2内にステータ3、センサー基板4などが設けられる。モータケース2内には、ステータ3に囲まれた空間部にロータ5が回転可能に設けられる。ロータ5は回転軸(モータ軸)6を中心にしてマグネットが設けられている。モータ軸6は、モータケース2にベアリング7、8を介して回転可能に支持されている。
2 モータケース
3 ステータ
4 センサー基板
5 ロータ
6 モータ軸
7、8、20、21 ベアリング
9 ワンウェイクラッチ
10 ブレーキディスク
11 ブレーキパッド
12 モータギヤ
13 減速機構
14 出力軸
15 中間軸
16 第1の伝達ギヤ
17 第2の伝達ギヤ
18 出力ギヤ
19 ギヤケース
22 リードねじ
23 チューブケース
24 ナット
25 金属管
26 凹部
27 手動操作部
Claims (4)
- モータのモータ軸から減速機構を介してモータ軸と平行に設けられる出力軸を回転駆動し、当該出力軸の回転運動を直動運動へ変換して軸方向に推力を発生させる電動アクチュエータにおいて、
モータ軸にワンウェイクラッチを内蔵するブレーキ機構を設けたことを特徴とする電動アクチュエータ。 - ブレーキ機構は、モータ軸にワンウェイクラッチとブレーキディスクが同軸状に設けられ、該ブレーキディスクに当接するブレーキパッドが設けられることを特徴とする請求項1記載の電動アクチュエータ。
- 減速機構は、出力軸に設けられる出力ギヤとモータ軸に設けられるモータギヤと各々噛み合う平行歯車列を介して駆動伝達することを特徴とする請求項1記載の電動アクチュエータ。
- 出力軸にはリードねじと該リードねじに嵌合するナットを備え、リードねじの正逆回転運動をナットの軸方向への直動運動に変換して推力を作用させることを特徴とする請求項1記載の請求項1記載の電動アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045364A JP2006233995A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 電動アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045364A JP2006233995A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 電動アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006233995A true JP2006233995A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37041902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005045364A Pending JP2006233995A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 電動アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006233995A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159813A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-07-16 | Smc Corp | 電動アクチュエータ |
JP2011088738A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Hirano Giken Kogyo Kk | テンター装置 |
JP2012526950A (ja) * | 2009-05-14 | 2012-11-01 | 熊月華 | 電気プッシュ装置 |
CN105048707A (zh) * | 2015-09-15 | 2015-11-11 | 南京正汇电子科技有限公司 | 带失电制动的直流无刷轮毂电机 |
CN105673791A (zh) * | 2016-03-16 | 2016-06-15 | 沈阳中之杰流体控制系统有限公司 | 一种多级传递机构 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54113019A (en) * | 1978-02-22 | 1979-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | Electric hoist |
JPS62139767A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-23 | Jidosha Kiki Co Ltd | アクチユエ−タ |
JP2000018361A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-18 | Nippon Seiko Kk | 電動式リニアアクチュエータ |
JP2000145914A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-05-26 | Tsubakimoto Chain Co | 逆転防止機構付直線作動機 |
JP2000291768A (ja) * | 1999-04-02 | 2000-10-20 | Mitsuba Corp | アクチュエータ |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005045364A patent/JP2006233995A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54113019A (en) * | 1978-02-22 | 1979-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | Electric hoist |
JPS62139767A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-23 | Jidosha Kiki Co Ltd | アクチユエ−タ |
JP2000018361A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-18 | Nippon Seiko Kk | 電動式リニアアクチュエータ |
JP2000145914A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-05-26 | Tsubakimoto Chain Co | 逆転防止機構付直線作動機 |
JP2000291768A (ja) * | 1999-04-02 | 2000-10-20 | Mitsuba Corp | アクチュエータ |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159813A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-07-16 | Smc Corp | 電動アクチュエータ |
US8561491B2 (en) | 2007-12-04 | 2013-10-22 | Smc Kabushiki Kaisha | Electric actuator |
JP2012526950A (ja) * | 2009-05-14 | 2012-11-01 | 熊月華 | 電気プッシュ装置 |
JP2011088738A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Hirano Giken Kogyo Kk | テンター装置 |
CN105048707A (zh) * | 2015-09-15 | 2015-11-11 | 南京正汇电子科技有限公司 | 带失电制动的直流无刷轮毂电机 |
CN105673791A (zh) * | 2016-03-16 | 2016-06-15 | 沈阳中之杰流体控制系统有限公司 | 一种多级传递机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5243018B2 (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
TWI363483B (en) | Transmission for motor and controlling device thereof | |
JP2010169248A (ja) | ディスクブレーキ | |
JP2006233995A (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP2017516697A (ja) | 車両の電気ブレーキアクチュエータ | |
US20060185916A1 (en) | High-torque gear assembly for personal mobility apparatus | |
WO2004065815A1 (ja) | アクチュエータ及びブレーキ装置 | |
JP2004176773A (ja) | 電動パーキングブレーキ機構 | |
TW201424205A (zh) | 線性致動器 | |
JP2008116037A (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP3646018B2 (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP2007032717A (ja) | 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 | |
KR101270459B1 (ko) | 변속 가능한 감속기 및 이를 구비하는 전자식 주차 브레이크 | |
JP3982186B2 (ja) | ウオームギヤ装置及び当該ウオームギヤ装置を用いた電動式パワーステアリング装置 | |
JP3133718U (ja) | 弁駆動用アクチュエータ | |
JP5216344B2 (ja) | シート用駆動装置 | |
CN112955335B (zh) | 车辆高度调节装置 | |
JP2007319411A (ja) | 自動開閉装置 | |
KR100554542B1 (ko) | 전자제어 캘리퍼 브레이크용 전동장치 | |
JP2003252231A (ja) | 車両の後輪操舵装置 | |
JP2004138183A (ja) | アクチュエータ | |
KR100554544B1 (ko) | 전자제어 캘리퍼 브레이크용 전동장치 | |
JP2009292433A (ja) | 車両の後輪操舵装置 | |
KR100554543B1 (ko) | 전자제어 캘리퍼 브레이크용 전동장치 | |
JP2006042465A (ja) | ブレーキ機構付きモータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20080208 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20100616 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100629 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20100825 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101214 |