JP2006233815A - 内燃機関の動弁機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、弁体がステムに対して可動自在に連結された吸気弁および/または排気弁において、弁体を特定の方向へ安定して傾斜させることが可能な技術を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、ステム60と弁体61が別体で形成され且つ弁体61がステム60に対して可動自在に連結された動弁機構において、ステム60と弁体61の連結位置を弁体61の重心63からオフセットさせることにより、弁体61が開閉動作する際に発生する慣性力を利用して弁体61を常に一定方向へ可動させるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の動弁機構に関する。
内燃機関の動弁機構としては、吸気弁のステムと弁体(弁傘部)が別体で形成され、それらステムと弁体が互いに可動自在に連結されたものが知られている(たとえば、特許文献1を参照)。
実開昭63−48921号公報 特開平11−22428号公報 特開平8−14014号公報
ところで、上記した従来の技術は、吸気弁の開閉動作時にステムに対して弁体を傾斜させることにより燃焼室内にスワール流を発生させようとするものであるが、弁体の傾斜方向は周囲の気流や吸気弁の開閉運動に依存した成り行き任せであるため、弁体の傾斜方向が所望の方向とならない場合がある。このような場合には、燃焼室内に所望のスワール流を生成することが困難になる可能性がある。
また、弁体が所望の方向と異なった方向へ傾斜すると、ピストンとの干渉も懸念される。これに対して、ピストンにバルブリセスを設けることが考えられるが、弁体が傾斜し得る全ての方向に対応可能なバルブリセスがピストンに設けられると、ピストンの形状が複雑になる上、バルブリセスが設けられる領域が拡大するため、製造コストの高騰や燃焼室形状の悪化を招く可能性がある。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、弁体がステムに対して可動自在に連結された吸気弁および/または排気弁において、弁体を特定の方向へ安定して傾斜させることが可能な技術を提供することにある。
本発明は、上記した課題を解決するために、ステムと弁体が別体で形成され且つ弁体がステムに対して可動自在に連結された吸気弁および/または排気弁において、弁体の可動方向を規制することにより、弁体の可動方向が周囲の影響を受けることなく一定の方向となるようにしたことを特徴とする。
弁体の可動方向が一定の方向になると、開閉動作時における弁体の傾斜方向も一定方向に定まるようになる。その結果、本発明が吸気弁に適用された場合には、気流の指向方向が特定されるため、所望の気流を生成することが容易となる。本発明が排気弁に適用された場合には、燃焼室内のガスが排気ポート内へ流れ込み易いように排気弁の傾斜方向を規定することもできる。また、ピストンにバルブリセスを設ける場合であっても、ピストンの形状が複雑とならず且つバルブリセスの領域が過剰に広くなることもなくなる。
本発明において、弁体の可動方向を規制する方法としては、弁体におけるステムの連結位置と弁体の重心位置を異ならせる方法を例示することができる。吸気弁および/または排気弁の開閉動作時には、弁体に対して開閉動作方向(加速方向)と逆向きの慣性力が作用する。その際、弁体の重心に作用する慣性力は、弁体の他の部位より大きくなる。
この結果、開閉動作時の弁体は、ステムとの連結位置を基準に重心側の部位が開閉動作方向と逆方向へ傾くようになる。すなわち、開弁動作時は弁体の重心側がステムの連結位置を基準にして閉弁側へ傾き、閉弁動作時は弁体の重心側がステムの連結位置を基準にして開弁側へ傾くようになる。
従って、弁体におけるステムの連結位置と弁体の重心位置を異ならせることにより、開閉動作時における弁体の可動方向(傾斜方向)が特定方向に規制されるようになる。
本発明において、弁体の可動方向を規制する他の方法としては、バルブシート近傍のシリンダヘッドと弁体の一部とを磁化する方法を例示することができる。この方法によれば、弁体がバルブシートから離座すると、弁体の磁化された部位(以下、磁化部と記す)がバルブシート近傍のシリンダヘッドに吸引される。その結果、開閉動作時の弁体は、ステムとの連結位置を基準に磁化部位が閉弁側へ傾くように動作する。
従って、バルブシート近傍のシリンダヘッドと弁体の一部とを磁化することにより、開閉動作時における弁体の可動方向(傾斜方向)が特定方向に規制されるようになる。
本発明において、弁体の可動方向を規制する他の方法としては、弁体に2本のステムを可動自在に連結し、それら2本のステムのストローク量を相違させる方法を例示することができる。
この方法によれば、弁体が開閉動作する際に2本のステムのストローク量が相違するため、弁体においてストローク量が長いステムの連結位置よりストローク量が短いステムの連結位置寄りの部位が閉弁方向に傾くようになる。すなわち、弁体は、ストローク量が短い連結位置側からストローク量が長い連結位置側へ傾斜するようになる。
従って、弁体に2本のステムを可動自在に連結するとともにそれらのステムのストローク量を相違させることにより、開閉動作時における弁体の可動方向(傾斜方向)が特定方向に規制されるようになる。
本発明において、弁体の可動範囲を制限する制限手段を更に備えるようにしてもよい。本発明が吸気弁に適用される場合において、弁体の傾斜角度が大きくなると気筒内へ流入する吸気量が多くなり易く気流の指向性が低下し易くなるが、逆に弁体の傾斜角度が小さくなると気筒内へ流入する吸気量が少なくなり易く気流の指向性が高くなり易い。このため、弁体の最大傾斜量(最大傾斜角度)が吸気量と気流の指向性を両立し得る範囲内に制限されることが好ましい。
更に、弁体が上記した可動範囲の最小可動位置(弁体がバルブシートに着座した時の傾斜角度)および/または最大可動位置で前記弁体を保持する保持手段を備えるようにしてもよい。開閉動作時において弁体が最大可動位置(最大傾斜角度)に到達すると、弁体の可動が停止して弁体の傾斜角度が最大傾斜角度に保持されるようになるため、弁体が最大傾斜角度を維持する時間を長くすることができる。その結果、開閉動作中の比較的長い期間において所望の指向方向へ向かう気流を生成することができる。
弁体がバルブシートに着座する際には弁体が勢いよくバルブシートに衝突するため、その反発力により弁体が揺動してしまう場合がある。そのような場合には、吸気ポートや排気ポートが速やかに閉弁されなくなる可能性がある。これに対し、保持手段が弁体を最小可動位置に保持するようになると、弁体がバルブシートに着座した際の揺動が抑制され、吸気ポートや排気ポートが速やかに閉弁されるようになる。
尚、弁体が開閉動作を開始した後(弁体がバルブシートから離座した後)は該弁体が速やかに特定方向へ傾斜することが望ましいとともに、弁体が最大可動位置に到達した時点からバルブシートに接触するまでの期間は弁体が最大可動位置に維持されることが望ましい。
そこで、保持手段は、最小可動位置における保持力が最大可動位置における保持力より小さくなるように構成されてもよい。詳細には、保持手段は、最小可動位置における保持力が開閉動作中に弁体を傾斜させようとする力より小さく、且つ最大可動位置における保持力が開閉動作中に弁体を傾斜させようとする力(または最大可動位置から最小可動位置へ復帰させようとする力)より大きくなるように構成されればよい。
本発明において、弁体の周縁部、すなわち弁体においてバルブシートと接触する部位が周方向に回転自在に構成されるようにしてもよい。このような構成によれば、弁体においてバルブシートと接触する部位が適当に回転するため、弁体とバルブシートの接触部位が相互に異なるようになるため、弁体及びバルブシートの偏摩耗やシール性の低下を抑制することが可能となる。
本発明にかかる内燃機関の動弁機構によれば、弁体の可動方向が一定となるため、開閉動作時における弁体の傾斜方向が周囲の状況等に依らず一定方向に安定する。その結果、本発明が吸気弁に適用された場合には燃焼室内に所望の指向方向へ流れる気流を生成することができ、本発明が排気弁に適用された場合には燃焼室内の既燃ガスを効率的に排気することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の第1の実施例について図1〜図3に基づいて説明する。尚、本実施例では、本発明を内燃機関の吸気弁に適用した例について説明する。
図1は、本実施例における動弁機構の構成を示す断面図である。図1において、内燃機関のシリンダヘッド1には、吸気ポート2と排気ポート3が形成されている。吸気ポート2の開口端にはバルブシート4が設けられている。
シリンダヘッド1には筒状のバルブガイド5が埋設され、該バルブガイド5の先端が吸気ポート2内に露出している。前記バルブガイド5には、吸気弁6のステム60が軸方向へ摺動自在に挿入されている。
ステム60の先端には、弁体(バルブボディ)51が可動自在に取り付けられている。詳細には、ステム60の先端と弁体61は、ステム60に直交する軸62を介して互いに回動自在に連結されている。その際、弁体61におけるステム60の連結位置(軸62の位置)は、弁体61の重心63からオフセットされている(図1に示す例では、弁体61の重心63は、軸62を基準にして排気ポート3と反対側にオフセットされている)。
ステム60の基端には、バルブリフタ7が結合されている。バルブリフタ7は、バルブスプリング10の付勢力によってカムシャフト8のカム9に押し付けられている。
尚、上記した各部材の寸法や配置は、バルブリフタ7がカム9のベース円部と当接している時に弁体61がバルブシート4に着座するように設計されるものとする。
以下、本実施例の作用及び効果について図2及び図3に基づいて説明する。図2は吸気弁6が開弁動作している時(すなわち、吸気弁6が開弁方向へ移動している時)の弁体61の挙動を示す図であり、図3は吸気弁6が閉弁動作している時(すなわち、吸気弁6が閉弁方向へ移動している時)の弁体61の挙動を示す図である。
先ず、カムシャフト8が回転してカム9のノーズ部がバルブリフタ7を押圧すると、図2に示すように、ステム60が開弁方向(図2中の矢印VO)へ移動する。ステム60が開弁方向へ移動すると、弁体61がバルブシート4から離座して開弁方向へ移動する。
弁体61が開弁方向へ移動すると、該弁体61には開弁方向の加速度が働くとともに、加速度とは逆向き(閉弁方向)の慣性力が働く。その際、弁体61の重心63に作用する慣性力が弁体61の他の部位に比べ最も大きくなる。
弁体61が開弁方向へ移動している時に、図2中の矢印Fで示すように弁体61の重心63に大きな慣性力が作用すると、弁体61が排気ポート3側へ傾斜するようになる。すなわち、本実施例では、弁体61の重心63が軸62の位置からオフセットされているため、重心63に開弁方向の慣性力が働くと重心63側の部位が軸62を中心に閉弁方向へ回転するとともに重心63と反対側の部位が軸62を中心に開弁方向へ回転する。その結果、吸気弁6が開弁動作する際には、弁体61が排気ポート3側へ傾斜するようになる。
一般に内燃機関の吸排気弁が開閉動作する際の加速度は非常に高いため、重心63に作用する慣性力は筒内圧や気流等が弁体61へ及ぼす力に比べて十分に大きくなる。依って、吸気弁6の開弁動作時(弁体61が開弁方向へ移動する時)には、弁体61が常に排気ポート3側へ傾斜するようになる。
弁体61が傾斜しながら開弁すると、吸気ポート2から流出する吸気が弁体61の傾斜方向へ指向する。このため、上記したように弁体61が常に一定方向へ傾斜するようになると、吸気ポート2から流出する吸気も一定方向へ指向するようになる。従って、弁体61の傾斜方向が所望の方向となるようにステム60や弁体61の取り付けが行われれば、燃焼室内に所望の気流(例えば、タンブル流やスワール流)を生起させることが可能となる。
但し、本実施例の吸気弁6が従来のポペットバルブのように周方向の回転を許容されると、その回転によって弁体61の傾斜方向が変化してしまうため、ステム60の周方向への回転を規制することが好ましい。
ステム60の周方向への回転を規制する方法としては、従来より種々の方法が提案されているが、例えば、ステム60の外周面とバルブガイドの内周面の何れか一方に軸方向へ延在する凹条溝を形成するとともに他方に前記凹条溝と嵌合する凸条突起を形成する方法、或いは、ステム60とステム60の横断面形状を真円以外の形状(例えば、楕円形や多角形)とする方法等を例示することができる。
次に、吸気弁6のリフト量が最大リフトに達した後は、図3に示すように、ステム60及び弁体61が閉弁方向(図3中の矢印VC)へ移動する。弁体61が開弁方向へ移動すると、該弁体61の重心63には前述した開弁動作時とは逆向き(図3中の矢印F2)の慣性力が働く。
弁体61の重心63に大きな慣性力が作用すると、弁体61はバルブシート4に対して傾斜した状態から平行な状態へ戻るようになる。すなわち、弁体61における重心63側
の部位が軸62を中心に開弁方向へ回転するとともに重心63と反対側の部位が軸62を中心に閉弁方向へ回転する。
その結果、吸気弁6の閉弁動作時には、常に弁体61がバルブシート4と平行な状態へ戻るべく回転することになる。これにより、弁体61がバルブシート4に着座する際には該弁体61とバルブシート4が略平行となるため、弁体61とバルブシート4の偏当たりを緩和することが可能になるとともに吸気ポート2を速やかに閉じることが可能となる。
以上述べた実施例によれば、ステム60と弁体61の連結位置(軸62の位置)を弁体61の重心63からオフセットさせることにより、本発明にかかる規制手段を実現することが可能となる。その結果、吸気弁6の開閉動作時には、弁体61が常に特定方向へ傾斜するようになる。依って、吸気ポート2から流入する吸気に対して特定方向の指向性を付与することが可能となる。
また、本実施例によれば、吸気弁6等に部材や可動部等を新たに追加することなく弁体61の傾斜方向を規制することができるため、慣性質量の増加やフリクションロスの増加を招くことがないという利点もある。
尚、本実施例の動弁機構が排気弁に適用された場合には、燃焼室内の既燃ガスが排気ポート3へ流入し易いように排気弁の傾斜方向を設定することで排気効率の向上を図ることもできる。更に、排気弁は高い筒内圧に抗して開弁させる必要があるが、排気弁の開弁動作時に弁体が傾斜させられると弁体の前方投影面積が小さくなるため、排気弁の開弁動作に要する駆動力を低減することができる。その結果、内燃機関の出力や燃費を向上させることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施例について図4〜図6に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
本実施例と第1の実施例との差違は、第1の実施例ではステム60と弁体61の連結位置を弁体61の重心63からオフセットさせることにより弁体61の可動方向を規制するのに対し、本実施例ではバルブシート4近傍のシリンダヘッド1と弁体61の一部とを磁化することにより弁体61の可動方向を規制する点にある。
図4は、本実施例における動弁機構を示す断面図である。図4において、吸気ポート2の開口端近傍、言い換えればバルブシート4近傍のシリンダヘッド1には、励磁電流が印加された時に磁力(図4に示す例ではN極の磁力)を発生する電磁力発生装置11が埋設されている。その際、バルブシート4、および/またはバルブシート4周囲のシリンダヘッド1は磁性体で形成されるものとする。
一方、弁体61は、軸62を基準にして排気ポート3側の部位61aとその反対側の部位61b(以下、部位61aを第1部位61aと称し、部位61bを第2部位61bと称する)が各々異なる極性に磁化されている。本実施例では、図5に示すように、軸62の軸線を境に第1部位61aがN極に磁化され、第2部位61bがS極に磁化されている。
尚、第1部位61a及び第2部位61bの全面が各々磁化されるようにしてもよいが、第1部位61a及び第2部位61bの周縁部近傍のみが磁化されるようにしてもよい。また、本実施例では、弁体61とステム60の連結位置(軸62の位置)が弁体61の重心63からオフセットされていなくともよい。
このように構成された動弁機構では、吸気弁6が開弁動作を開始する時から閉弁動作を終了(弁体61がバルブシート4に着座)するまでの期間(以下、開閉動作期間と称する)において電磁力発生装置11が通電される。電磁力発生装置11が通電されると、該電磁力発生装置11がN極の磁力を発生する。電磁力発生装置11がN極の磁力を発生すると、バルブシート4および/またはバルブシート4周囲のシリンダヘッド1がN極に磁化される。
バルブシート4および/またはバルブシート4周囲のシリンダヘッド1がN極に磁化されると、弁体61の第1部位61aとバルブシート4(および/またはシリンダヘッド1)との間に互いに反発する磁力が発生すると同時に第2部位61bとバルブシート4(および/またはシリンダヘッド1)との間に互いに吸引する磁力が発生する。これにより、第1部位61aが開弁方向へ回転するとともに第2部位61bが閉弁方向へ回転する。その結果、図6に示すように、吸気弁6の開閉期間中は弁体61が常に排気ポート3側へ傾斜するようになる。
また、弁体61が着座する際には、第2部位61bがバルブシート4と接触することによって第1部位61aが閉弁方向へ回転するため、弁体61がバルブシート4と平行な状態に復帰しつつバルブシート4に着座するようになる。
以上述べた実施例によれば、バルブシート4近傍のシリンダヘッド1に電磁力発生装置11を埋設するとともに弁体61を磁化することにより、本発明にかかる規制手段を実現することが可能となる。依って、前述した第1の実施例と同様の効果を得ることが可能となる。
更に、本実施例の動弁機構は、吸気弁6の開弁動作中に加えて閉弁動作中も弁体61を排気ポート3側へ傾斜させることができるため、気流の指向性を一層高めることが可能となり、以て気流のスワール比やタンブル比を高めることが容易となる。
次に、本発明の第3の実施例について図7〜図8に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
本実施例と第1の実施例との差違は、第1の実施例ではステム60と弁体61の連結位置を弁体61の重心63からオフセットさせることにより弁体61の可動方向を規制するのに対し、本実施例では弁体61に2本のステムを可動自在に連結するとともにそれら2本のステムのストローク量を相違させることにより弁体61の可動方向を規制する点にある。
図7は、本実施例における動弁機構の構成を示す断面図である。図7において、バルブガイド5には、第1ステム60aと第2ステム60bが平行に且つ軸方向へ摺動自在に挿入されている。尚、図7に示す例では、第1ステム60aが第2ステム60bより排気ポート3側に配置されている。
第1ステム60aの先端は、該第1ステム60aに直交する第1軸62を介して弁体61と回転自在に連結されている。第2ステム60bの先端は、該第2ステム60bに直交する第2軸62を介して弁体61と回転自在に連結されている。尚、第1軸62と第2軸62は互いに平行になるように配置される。
第1ステム60aと第2ステム60bは、第1バルブスプリング10aと第2バルブスプリング10bによってそれぞれ閉弁方向へ付勢されている。第1ステム60aと第2ス
テム60bの基端は、ロッカーアーム12の裏面に当接している。ロッカーアーム12は、ロッカーシャフト13に揺動自在に支持されている。
尚、ロッカーシャフト13は、第1ステム60aの基端よりも第2ステム60bの基端に近い位置に配置され、第2ステム60bの基端とロッカーアーム12との当接位置が第1ステム60aの基端とロッカーアーム12との当接位置よりもロッカーシャフト13寄りとなるようになっている。すなわち、第1ステム60aの基端が第2ステム60bの基端よりもロッカーアーム12の先端寄りに当接するように、ロッカーシャフト13が配置されている。
ロッカーアーム12の表面は、カムシャフト8に設けられたカム9に当接している。
尚、上記した各部材の寸法や配置は、ロッカーアーム12の表面がカム9のベース円部に当接している時に、弁体61がバルブシート4に着座するように設計されるものとする。
このように構成された動弁機構では、カムシャフト8が回転してカム9のノーズ部がロッカーアーム12を揺動させると、ロッカーアーム12の裏面が第1ステム60a及び第2ステム60bの基端を開弁方向へ押し下げるようになる。
第1ステム60aの基端は第2ステム60bの基端に比べてロッカーアーム12の先端寄りに当接しているため、第1ステム60aの開弁方向への移動量(ストローク量)は第2ステム60bのストローク量よりも多くなる。その結果、図8に示すように、吸気弁6の開弁動作時には弁体61が常に排気ポート3側へ傾斜するようになる。
以上述べた実施例によれば、弁体61に2本のステム60a、60bを回転自在に連結するとともに2本のステム60a、60bのストローク量を相違させることにより、本発明にかかる規制手段を実現することが可能となる。依って、前述した第1の実施例と同様の効果を得ることが可能となる。
更に、本実施例の動弁機構によれば、2本のステム60a、60bのストローク量差によって弁体61の傾斜量(傾斜角度)も規制することができるため、上記したストローク量差を調整することにより弁体61の傾斜角度を気流の生成に適した角度とすることが可能となる。また、2本のステム60a、60bが弁体61の傾斜角度を規制することにより、着座時の弁体61を常に水平状態(バルブシート4と平行な状態)とすることもできる。
次に、本発明の第4の実施例について図9〜図10に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
本実施例と第1の実施例との差違は、第1の実施例ではステム60と弁体61の連結位置を弁体61の重心63からオフセットさせることにより弁体61の可動方向を規制するのに対し、本実施例ではシリンダヘッド1に突設されたストッパにより弁体61の可動方向を規制する点にある。
図9は、本実施例における動弁機構の構成を断面図である。図9において、吸気ポート2の開口端近傍のシリンダヘッド1には、ストッパアーム14が突設されている。図9に示す例では、ストッパアーム14は、吸気ポート2を基準にして排気ポート3と反対側の
シリンダヘッド1にストッパアーム14が突設されている。このストッパアーム14の先端部は、吸気弁6が開閉動作する際に弁体61が通る軌道内へ僅かに突出し、その突出部分が吸気ポート2の開口端面に向かって半球状に形成されている。
尚、本実施例では、弁体61とステム60の連結位置(軸62の位置)が弁体61の重心63からオフセットされていなくともよい。
このように構成された動弁機構において吸気弁6が開弁動作すると、図10に示すように、弁体61の一部がストッパアーム14の先端部と当接する。弁体61の一部がストッパアーム14の先端部に当接した状態からステム60が更に開弁方向へ移動すると、弁体61において軸62より排気ポート3側に位置する部位(軸62を基準にして前記当接部位と反対側に位置する部位)が開弁方向へ回転する。その結果、吸気弁6の開弁動作時には弁体61が常に排気ポート3側へ傾斜するようになる。
以上述べた実施例によれば、シリンダヘッド1にストッパアーム14を設けることにより、本発明にかかる規制手段を実現することが可能となる。依って、前述した第1の実施例と同様の効果を得ることが可能となる。
更に、本実施例の動弁機構によれば、ストッパアーム14が弁体61の傾斜量(傾斜角度)も規制することができるため、ストッパアーム14の寸法を調整することにより弁体61の傾斜角度を気流の生成に適した角度とすることが可能となる。
次に、本発明の第5の実施例について図11〜図12に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
本実施例と第1の実施例との差違は、第1の実施例ではステム60と弁体61の連結位置を弁体61の重心63からオフセットさせることにより弁体61の可動方向を規制するのに対し、本実施例では弁体61を一定方向へ付勢する部材を設けることにより弁体61の可動方向を規制する点にある。
図11は、本実施例における動弁機構の構成を示す断面図である。図11において、軸62には、弁体61を該軸62回りの一方向へ付勢する巻きバネ15が固定されている。図11の例では、巻きバネ15の先端が弁体61においてステム60の軸線(言い換えれば、ステム60の軸線と平行且つ軸62の中心を通る仮想直線)より排気ポート3側の部位と当接しているため、弁体61が右回りに付勢されることになる。
尚、巻きバネ15の付勢力はバルブスプリング10の付勢力に比して十分に小さく設定される。これは、巻きバネ15の付勢力がバルブスプリング10の付勢力より大きくなると、巻きバネ15の付勢力によって弁体61の一部がバルブシート4から離座してしまう可能性があるからである。
また、本実施例では、弁体61とステム60の連結位置(軸62の位置)が弁体61の重心63からオフセットされていなくともよい。
このように構成された動弁機構では、吸気弁6の開閉動作期間中は、弁体61が巻きバネ15の付勢力によって弁体61が右回りに回転する。その結果、図12に示すように、吸気弁6の開閉動作期間中は、弁体61が常に排気ポート3側へ傾斜するようになる。
以上述べた実施例によれば、弁体61を軸62回りの一方向へ付勢する巻きバネ15を設けることにより、本発明にかかる規制手段を実現することが可能となる。依って、前述した第1の実施例と同様の効果を得ることが可能となる。
次に、本発明の第6の実施例について図13に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
本実施例と第1の実施例との差違は、第1の実施例では弁体61の傾斜方向のみを規制するのに対し、本実施例では弁体61の傾斜方向に加え傾斜量(傾斜角度)も規制する点にある。
図13は、本実施例における動弁機構の構成を断面図である。図13において、弁体61には、該弁体61がバルブシート4と平行な状態になった時にステム60と当接する第1ストッパ17と、該弁体61が所望の最大傾斜角度となった時にステム60と当接する第2ストッパ18とが突設されている。
このように構成された動弁機構では、吸気弁6が開弁動作すると、弁体61の重心63に作用する慣性力によって弁体61が排気ポート3側へ傾斜する。そして、弁体61の傾斜角度が所望の最大傾斜角度に達すると、第2ストッパ18がステム60に当接して弁体61の傾斜を規制する。この結果、吸気弁6の開弁動作中に弁体61が所望の最大傾斜角度より大きくなることがなくなる。従って、吸気弁6の開弁動作中における弁体61の傾斜角度は、燃焼室内へ流入する吸気量を確保しつつ気流の指向性を高めることができる範囲内に制限されるようになる。
一方、吸気弁6が閉弁動作すると、弁体61の重心63に開弁動作時と反対向きの慣性力が作用するため、弁体61が傾斜状態から平行状態へ戻るべく回転する。そして、弁体61が平行状態に復帰すると、第1ストッパ17がステム60に当接して弁体61の回転を規制する。この結果、吸気弁6の閉弁動作中に弁体61が平行状態を超えて過剰に回転(開弁動作時とは逆方向へ傾斜)することがなくなる。従って、吸気弁6がバルブシート4に着座する時の姿勢を安定させることが可能となる。
上記したような構成は、前述した第1の実施例の構成に加え、第2、第4、第5の実施例の構成にも好適に適用することができる。
ところで、第1ストッパ17や第2ストッパ18がステム60と勢いよく衝突すると、第1ストッパ17や第2ストッパ18がステム60に跳ね返って弁体61の姿勢が不安定となることも想定される。
これに対し、図15及び図16に示すように、第1ストッパ17がステム60と当接する位置、及び、第2ストッパ18がステム60と当接する位置において弁体61の姿勢を保持する保持機構が設けられるようにしてもよい。
具体的には、ステム60の摺動面に円柱状の収納孔19を設けるとともに、該収納孔19内にコイルスプリング20とボール20を底部から順に挿入する。一方、弁体61の摺動面において、第1ストッパ17がステム60に当接する時に前記凹部と対向する位置、及び第2ストッパ18がステム60に当接する時に前記凹部と対向する位置に、第1凹部21及び第2凹部22をそれぞれ設ける。
このような保持機構が設けられると、第1ストッパ17がステム60と当接した時(弁
体61がバルブシート4と平行になった時)には、図15に示すように、ボール20がコイルスプリング20の付勢力を受けて第1凹部21に嵌合するようになるため、第1ストッパ17の跳ね返りが防止されるとともに弁体61を平行状態に保持することが可能となる。その結果、着座時における弁体61の姿勢はバルブシート4と平行になるため、弁体61がバルブシート4と衝突して跳ね返ることも抑制することができる。依って、弁体61が吸気ポート2を速やかに閉じることが可能となる。
一方、第2ステム60bがステム60と当接した時(弁体61の傾斜角度が最大傾斜角度となった時)には、図16に示すように、ボール20がコイルスプリング20の付勢力を受けて第2凹部22に嵌合するようになるため、第2ストッパ18の跳ね返りが防止されるとともに弁体61を最大傾斜角度に保持することが可能となる。このように弁体61が最大傾斜角度で保持されるようになると、吸気弁6の閉弁動作時においても弁体61が最大傾斜角度を保つことができるため、気流の指向性を一層高めることが可能となり、以て気流のスワール比やタンブル比を高めることが容易となる。
尚、第1凹部21及び第2凹部22の形状及び寸法は、第2凹部22に比べて第1凹部21の方がボール20の保持力が小さくなるように設定されるようにしてもよい。弁体61の重心63に作用する慣性力に比べて第1凹部21の保持力が大きく設定されると、吸気弁6の開弁動作時に弁体61が傾斜しなくなる。一方、弁体61の重心63に作用する慣性力に比べて第2凹部22の保持力が小さく設定されると、吸気弁6の閉弁動作時に弁体61を最大傾斜角度に保持することが困難となる。
そこで、第1凹部21の保持力が慣性力より小さく設定されると同時に第2凹部22の保持力が慣性力より大きく設定されると、吸気弁6の開弁動作時に弁体61が速やかに傾斜し易くなるとともに、吸気弁6の閉弁動作時に弁体61が最大傾斜角度に保持され易くなる。
次に、本発明にかかる内燃機関の動弁機構の第7の実施例について図17に基づいて説明する。ここでは、前述した第1の実施例と異なる構成について説明し、同様の構成については説明を省略する。
本実施例と第1の実施例との差違は、第1の実施例では弁体61の周縁部が周方向へ回転しないのに対し、本実施例では弁体61の周縁部が周方向に回転自在に構成される点にある。
図17は、弁体61の構成を示す縦断面図である。図17において、弁体61は、ステム60との連結部位600と周縁部(弁傘部)610との2つの部材に分割され、これら連結部位600と周縁部610がリング状のローラ620を介して連結されている。
このような構成によれば、弁体61の周縁部610がステム60及び連結部位600とは独立して周方向へ回転自在となる。周縁部610が周方向に回転自在になると、弁体61とバルブシート4の相互の接触位置が適当に変化するため、弁体61とバルブシート4の偏当たりや接触圧力分布の不均一等に起因したシール性の低下や偏摩耗を抑制することが可能となる。
本実施例の構成は、第1の実施例に加え、第2〜第6の構成と組み合わせることが可能である。但し、本実施例の構成が第2の実施例と組み合わされる場合には、周縁部610を磁化せずに連結部位600を磁化するようにする。
実施例1における動弁機構の構成を示す断面図である。 実施例1において開弁動作時の弁体の挙動を示す図である。 実施例1において閉弁動作時の弁体の挙動を示す図である。 実施例2における動弁機構の構成を示す断面図である。 実施例2における弁体の構成を示す平面図である。 実施例2において開閉動作期間中の弁体の挙動を示す図である。 実施例3における動弁機構の構成を示す断面図である。 実施例3において開弁動作時の弁体の挙動を示す図である。 実施例4における動弁機構の構成を示す断面図である。 実施例4において開弁動作時の弁体の挙動を示す図である。 実施例5における動弁機構の構成を示す図である。 実施例5において開閉動作期間中の弁体の挙動を示す図である。 実施例6における動弁機構の構成を示す断面図である。 実施例6において開弁動作時の弁体の挙動を示す図である。 吸気弁が閉弁状態にある時のステムと弁体の連結部位の状態を示す断面図である。 吸気弁の弁体が最大傾斜角度となった時のステムと弁体の連結部位の状態を示す図である。 実施例7における弁体の構成を示す断面図である。
符号の説明
1・・・・・シリンダヘッド
2・・・・・吸気ポート
4・・・・・バルブシート
6・・・・・吸気弁
11・・・・電磁力発生装置
12・・・・ロッカーアーム
13・・・・ロッカーシャフト
14・・・・ストッパアーム
15・・・・巻きバネ
17・・・・第1ストッパ
18・・・・第2ストッパ
19・・・・収納孔
20・・・・コイルスプリング
21・・・・第1凹部
22・・・・第2凹部
60・・・・ステム
60a・・・第1ステム
60b・・・第2ステム
61・・・・弁体
62・・・・軸
63・・・・重心
600・・・連結部位
610・・・周縁部

Claims (8)

  1. ステムと弁体が別体で形成され且つ弁体がステムに対して可動自在に連結された吸気弁および/または排気弁において、弁体の可動方向を規制する規制手段を備えたことを特徴とする内燃機関の動弁機構。
  2. 請求項1において、前記規制手段は、前記弁体における前記ステムの連結位置と該弁体の重心位置が異なるように前記弁体と前記ステムを連結することにより、前記弁体の可動方向を規制することを特徴とする内燃機関の動弁機構。
  3. 請求項1において、前記規制手段は、バルブシート近傍のシリンダヘッドと前記弁体の一部とを磁化することにより、前記弁体の可動方向を規制することを特徴とする内燃機関の動弁機構。
  4. 請求項1において、前記規制手段は、前記弁体に2本のステムを可動自在に連結し、それら2本のステムのストローク量を相違させることにより、前記弁体の可動方向を規制することを特徴とする内燃機関の動弁機構。
  5. 請求項1〜4の何れか一において、前記弁体の可動範囲を制限する制限手段を更に備えることを特徴とする内燃機関の動弁機構。
  6. 請求項5において、前記可動範囲の最小可動位置および/または最大可動位置に前記弁体を保持する保持手段を更に備えることを特徴とする内燃機関の動弁機構。
  7. 請求項6において、前記最小可動位置は前記弁体がバルブシートに着座した時の位置であり、
    前記保持手段は、前記最大可動位置における保持力を前記最小可動位置における保持力よりも大きくすることを特徴とする内燃機関の動弁機構。
  8. 請求項1〜7の何れか一において、前記弁体の周縁部が周方向に回転自在であることを特徴とする内燃機関の動弁機構。
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