JP2008274832A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】 筒内に旋回気流を生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる内燃機関を提供する。
【解決手段】 傘部ubと、この傘部ubと一端で連結されるステムstmとを有する吸気弁101を備える内燃機関100であって、吸気弁101として、ステムstmの中心軸線P1を含む平面S1によって2つに分割される吸気の通過領域のうち、燃焼室54中心側に位置する内側通過領域inrが大きくなるように、且つ、ステムstmの中心軸線P1が傘部ubの底面の中心点P2を含まないようにステムstmがオフセットしている特定吸気弁を備えている。吸気弁101のステムは、さらに具体的には内側通過領域inrが他方の外側通過領域otrよりも大きくなるようにオフセットしている。
【選択図】 図2

Description

本発明は内燃機関に関し、特に筒内に旋回気流を生成するにあたって、吸気を筒内に好適に流入させる内燃機関に関する。
従来、内燃機関においては筒内にタンブル(縦渦)やスワール(横渦)といった旋回気流を生成する技術が知られている。係る旋回気流を生成する内燃機関では、一般により強度の高い旋回気流を生成することで、内燃機関の希薄燃焼領域の拡大や出力性能の向上などを図ることができる。この点、強度の高い旋回気流を生成するにあたっては、筒内に流入する吸気の流入態様が重要な要素の一つとなっている。これに対して、筒内に流入する吸気の流入態様を改善するための技術が例えば特許文献1または2で提案されている。
特開平07−279751号公報 実開昭59−135335号公報
筒内に吸気が流入する際には、吸気が吸気弁のステムに干渉するとともに分岐される結果、意図した流れが形成されないという問題がある。この点、吸気弁が大きくリフトしているときには多量の吸気が勢いをもって筒内に流入するため、上記問題があっても強度の高い旋回気流が筒内に比較的生成され易くなる。しかしながら、吸気弁高リフト時の吸気の流通のみでは十分な強度の旋回気流を筒内に生成することは困難であり、このため、十分な強度の旋回気流を生成するためには、吸気弁低中リフト時の吸気の流入態様を改善する必要がある。これに対して、特許文献1が提案する技術は、吸気ポート開口部を吸気弁とともに燃焼室外側に偏心させることで、燃焼室中央寄りの吸気流を多く形成するとともに、さらに吸気流を燃焼室中央寄りに集めることを可能にしている。このためこの提案技術によれば、吸気弁低中リフト時に吸気の流入態様を改善できると考えられる。しかしながら、この提案技術ではステムで分岐するとともに燃焼室中央に向かって流通しない吸気も多く存在していることから、十分な強度の旋回気流を得ることは困難であると考えられる。
そこで本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、筒内に旋回気流を生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる内燃機関を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は傘部と、該傘部と一端で連結されるステムとを有する吸気弁を備える内燃機関であって、前記吸気弁として、前記ステムの中心軸線を含む平面によって2つに分割される吸気の通過領域のうち、燃焼室中心側に位置する内側通過領域が大きくなるように、且つ、前記ステムの中心軸線が前記傘部の底面の中心点を含まないように前記ステムがオフセットしている特定吸気弁を備えていることを特徴とする。本発明によれば、燃焼室中央に向かって流入しようとする吸気がステムに干渉することをより多く回避できることから、吸気弁小中リフト時に燃焼室中央に向かって流入する吸気の流れをより多く形成できる。このため本発明によれば、筒内に旋回気流を生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる。
なお、本発明は吸気弁小中リフト時から吸気の流入態様を改善するという上記課題及びその課題を解決する必要性の高さに鑑み、ステムを上記のようにオフセットさせた点で、前述の特許文献1または2が提案する技術とは異なっている。この点、吸気弁のステムは強度や加工容易性などの観点から、ステムの中心軸線が傘部の底面の中心点を含み、且つこの底面に対して垂直に延伸するように形成されていることが一般的である。また、ステムをオフセットさせることは、吸気の流入態様を改善するために例えばステムをオフセットさせることなく吸気弁の配置を吸気ポート開口部の位置とともに変更しようとする場合と比較して、変更の自由度が高いと考えられることから、この点においても、本発明によれば吸気の流入態様をより好適に改善できる。
また本発明記載のステムの中心軸線を含む平面は、吸気の通過領域をステムよりも燃焼室内側と外側とに分割し得る平面であれば、必ずしも一つの平面に限定されないが、この平面は筒内で旋回気流に生成されるように流通する吸気の主流が主に内側通過領域に含まれるように、吸気の通過領域を燃焼室内側と外側とに分割する平面に特定される。この点、旋回気流として筒内にタンブル流を生成するように吸気ポートが形成された内燃機関にあっては、この平面をさらにシリンダ軸線と平行になる平面として本発明を実現すれば、吸気の主流が主に内側通過領域に含まれるようになることから、燃焼室中央に向かって流入しようとする吸気がステムに干渉することをより多く、且つより確実に回避し得る点で好適である。
また、本発明記載の内側通過領域が大きくなるように、とはステムが本発明のようにオフセットしていない一般的な吸気弁を備えた場合と比較して内側通過領域が大きくなるように、の意であるが、この点、筒内にタンブル流を生成するように吸気ポートが形成された内燃機関で、ステムが本発明のようにオフセットしていない一般的な吸気弁を備えた場合にあっては、吸気の通過領域は通常、ステムの中心軸線を含み、且つシリンダ軸線と平行になる平面で内側通過領域と外側通過領域とに略均等に分割されると考えられる。このため特定吸気弁に係るステムは、さらに具体的には内側通過領域のほうが他方の外側通過領域よりも大きくなるようにオフセットしていることが好適である。
また本発明は前記特定吸気弁に係る前記ステムが、吸気の流れ方向について、前記特定吸気弁に係る前記中心点よりも上流側にオフセットしていてもよい。ここで、吸気の流入態様を改善すべく特定吸気弁のステムをオフセットさせるにあたっては、具体的には水平投影視で吸気の流れ方向に対して垂直な方向にオフセットさせることと、これに加えてさらに吸気の流れ方向について特定吸気弁に係る中心点よりも下流側にオフセットさせること、或いは吸気の流れ方向について特定吸気弁に係る中心点よりも上流側にオフセットさせることができる。すなわち、特定吸気弁のステムをオフセットさせるにあたっては、シリンダ中心軸線を含み、且つ吸気の流れと平行な平面から離れる側にオフセットさせることができる。そしてこのとき特定吸気弁のステムを吸気の流れ方向について特定吸気弁に係る中心点よりも下流側にオフセットさせた場合には、特定吸気弁に係る傘部の直上、且つ後流側で吸気の流れがスムースに形成されなくなる虞がある。このためステムは具体的には本発明のようにオフセットしていることが好適である。
また本発明は前記特定吸気弁に係る前記傘部のうち、前記内側通過領域に対応する部分のほうが、他方の外側通過領域に対応する部分よりも体積が小さくなるように形成されていてもよい。本発明によれば、燃焼室中心側に位置する吸気の内側通過領域をより大きく確保できることから、吸気弁小中リフト時に燃焼室中央に向かって流入する吸気の流れをさらに多く形成できる。このため本発明によれば、筒内に旋回気流を生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内により好適に流入させることができる。また本発明によれば、本発明を実施せずにステムをオフセットさせた吸気弁よりもオフセットの度合いを小さくした場合でも同等の効果を得ることができることから、吸気弁の強度を好適に維持することも可能になる。
なお、特定吸気弁の傘部は吸気の流れを阻害しないように全周に亘ってスムースに形成されていることが好ましい。また、特定吸気弁の傘部をスムースに形成するにあたっては、例えば特定吸気弁の傘部を少なくとも部分的に断面円弧状に形成することができる。この点、例えば特定吸気弁の傘部のうち、内側通過領域に対応する部分と、外側通過領域に対応する部分とをともに断面円弧状に形成するとともに、内側通過領域に対応する部分のほうが、外側通過領域に対応する部分よりも曲率半径が小さくなるように形成すれば、本発明を容易に実現し得る点で好適である。
また本発明は前記特定吸気弁が該特定吸気弁に係る前記ステムの中心軸線周りに回転することを防止する回転防止手段をさらに備えてもよい。ここで特定吸気弁がステム中心に回転した場合には、吸気ポートを閉じることができなくなってしまう虞があるところ、本発明によれば係る不都合を解消できる。
本発明によれば、筒内に旋回気流を生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる内燃機関を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は本実施例に係る内燃機関100の要部を一気筒につき、鉛直断面視で模式的に示す図である。内燃機関100は筒内燃料直接噴射式のガソリンエンジンであり、吸気2弁構造が適用されている。但し内燃機関100は本発明を効果的に実施できる内燃機関であれば特に限定されず、例えば所謂リーンバーンエンジンなどであってもよく、また後述するように例えば吸気3弁構造が適用されてもよい。また内燃機関100は適宜の気筒数及び気筒配列構造を有していてよい。
内燃機関100はシリンダブロック51、シリンダヘッド52及びピストン53などを有して構成されている。シリンダブロック51には略円筒状のシリンダ51aが形成されており、シリンダ51a内にはピストン53が収容されている。シリンダブロック51にはシリンダヘッド52が固定されている。燃焼室54はシリンダブロック51、シリンダヘッド52及びピストン53によって囲われた空間として形成されている。シリンダヘッド52には吸気を燃焼室54内(以下、単に筒内とも称す)に導入するための吸気ポート10a及び10b(以下、総称するときには単に吸気ポート10と称し、他の部品についても同様とする)と、燃焼したガスを燃焼室54から排気するための排気ポート20とが夫々形成されており、さらに吸気ポート10を開閉するための吸気弁101と、排気ポート20を開閉するための排気弁55とが夫々配設されている。内燃機関100は図示しない回転防止手段を備えている。この回転防止手段は例えば吸気弁101のステム延伸方向に延伸するスリットをステムstmに形成するとともに、このスリットと係合するステム保持部品をシリンダヘッド52に備えることなどで実現できる。本実施例では吸気弁101が特定吸気弁となっている。
点火プラグ56は上方から燃焼室54内に電極を突出させた状態でシリンダヘッド52に配設されている。燃料噴射弁(図示省略)は吸気ポート10内に噴射孔を突出させた状態でシリンダヘッド52に配設されており、この燃料噴射弁は吸気行程でシリンダ51a内に直接燃料を噴射できるようになっている。なお、燃料噴射弁はこれに限られず、例えば燃焼室54内に噴射孔を突出させた状態で吸気ポート10よりもシリンダブロック51側の位置や、燃焼室54の上方などでシリンダヘッド52に配設されてもよい。吸気ポート10から筒内に流入した吸気は、筒内で旋回気流に生成される。この旋回気流は本実施例では具体的には図1に示すようなタンブル流Tとなっている。なお、ピストン53の頂面にはタンブル流Tを案内するためのキャビティが形成されてもよい。
図2は内燃機関100の要部を一気筒につき、水平投影視で模式的に示す図である。また図3は図2に示すA−A断面で、吸気弁101を模式的に示す図である。図2に示すように、吸気ポート10は水平投影視で燃焼室54中央に向かって吸気を流通させるように長く延伸している。これにより、吸気が燃焼室54中央に向かって流通するとともに、筒内でタンブル流Tに生成されるように流通する吸気の主流を形成することから、吸気の流れ方向Fは図2に示すようにクランク軸線と略平行な軸線P4と略直交する方向となっている。なお、吸気の流れ方向Fは、筒内でタンブル流Tに生成されるように流通する吸気の主流が流通する方向を示すものであり、吸気ポート10の形状次第では、例えばステムstmが介在している部分の吸気ポート10の延伸方向とすることなどもできる。
図2及び図3に示すように、ステムstmはステムstmの中心軸線P1が、傘部ubの底面の中心点P2を含まないようにオフセットしている。このステムstmは本実施例では具体的には、図2に示すように水平投影視で吸気の流れ方向Fに対して略垂直な方向に、換言すれば軸線P4と略平行な方向にオフセットしている。またステムstmは図2に示すように、ステムstmの中心軸線P1を含む平面S1によって2つに分割される吸気の通過領域inr、otrのうち、燃焼室54中心側に位置する内側通過領域inrが、ステムstmがオフセットしていない場合と比較して大きくなるようにオフセットしており、さらに具体的には内側通過領域inrが、他方の外側通過領域otrよりも大きくなるようにオフセットしている。このため図2に示すように、燃焼室54中央に向かって流入しようとする吸気はステムstmに干渉することをより多く回避される。したがって、吸気弁小中リフト時に燃焼室54中央に向かって流入する吸気の流れをより多く形成できる。
なお、図2では平面S1をさらにシリンダ中心軸線P3と略平行な平面と想定したため、図2ではこの平面S1が直線状に示されている。また図示しないステムガイドに収納されている状態を含めて、ステムstmが吸気ポート10に介在している位置において吸気ポート10の断面(例えば吸気ポート10に垂直な断面や吸気の流れ方向Fに垂直な断面など、吸気ポート10の延伸方向においてある位置の吸気ポート10の形状を示すために適当な断面。)をとったときには、この吸気ポート10の断面は平面S1によって2つの部分に分割されるが、このようにして二分割された部分夫々は、内側及び外側通過領域inr、otrの一部に相当する。
この点、このような吸気ポート10の断面すべてで内側通過領域inrに対応する部分のほうが、外側通過領域otrに対応する部分よりも大きくなっていることが好ましいが、吸気ポート10の形状次第では必ずしもこれに限られない。また上記のように内側及び外側通過領域inr、otrは、ステムstmが吸気ポート10に介在している位置における吸気の通過領域であるため、内側及び外側通過領域inr、otrには、ステムstmが吸気ポート10に介在しない位置で、平面S1によって分割される吸気の通過領域までは含まれない。
図4はタンブル強度とバルブリフト量との関係を示す図であり、このタンブル強度はタンブル回転数で表されたものとなっている。図4では、吸気弁101の代わりにステムstmがオフセットしていない吸気弁を備えた内燃機関100Xと、内燃機関100とについて、タンブル強度の比較を行った結果を示している。なお、内燃機関100Xは吸気弁が異なっている点以外、内燃機関100と実質的に同一のものとなっている。図4から、内燃機関100では内燃機関100Xよりも、吸気弁小中リフト時からタンブル強度が向上していることがわかる。
次にステムstmのオフセット量Lについて詳述する。図5はオフセット量Lと、タンブル強度、バルブ強度及び空気流量との関係を示す図である。また図6は図2で右側に配置される吸気弁101bを傘部ubの底面に対して垂直な方向からの視線で、且つ図2と同様の向きで模式的に示す図である。図6に示すように、オフセット量Lは中心点P2からステムstm(より具体的には傘部ubの底面とステムstmの中心軸線P1とが交わる点P5)までの距離を示すものとして設定されている。またバルブ外径Dは吸気弁101bの傘部ubの外径を示している。なお、オフセット量Lの正負の符号は、図6に示すようにステムstmがシリンダ中心軸線P4から吸気の流れ方向Fに略直交する方向で離れる方向を正としている。
図5に示すように、オフセット量Lが0(ゼロ)からD/12になるまでの間は、タンブル強度はオフセット量Lが大きくなるにしたがって大きく向上し、さらにオフセット量LがD/12よりも大きくなった場合でも、タンブル強度はオフセット量Lが大きくなるにしたがって緩やかに向上する。このためオフセット量Lが次の数1で示す範囲内にあれば、タンブル強度を向上させることができる。
(数1)
0<L
一方、オフセット量がD/4程度まで大きくなると、吸気弁101のバルブ強度が大きく低下し始める。さらにオフセット量LがD/4よりも大きくなると、バルブ強度が大きく低下するとともに、空気流量も大きく低下し始める。これは外側通過領域otrを通過しようとする吸気の量が極端に低下するためと考えられる(図7参照)。このためオフセット量Lは、次の数2に示す範囲を許容範囲として、この許容範囲内にあることが好ましい。
(数2)
0<L≦D/4
また図6に示すように、オフセット量Lが0(ゼロ)からD/12になるまでの間は、タンブル強度が大きく向上する途中の段階に対応するので、オフセット量Lは次の数3に示す範囲を推奨範囲として、この推奨範囲内にあることがさらに好適である。
(数3)
D/12≦L≦D/4
図8は燃焼室54中央での流速分布を模式的に示す図である。図8では内燃機関100と内燃機関100Xとについて、流速を比較した結果を示している。オフセット量Lが次の数4に示す範囲内にある場合には、内燃機関100Xの場合よりも大きく、且つ所定値α未満の流速が得られる。
(数4)
0<L<D/12
一方、オフセット量Lが数3に示す推奨範囲内にある場合には、所定値α以上の流速が得られる。このことからもオフセット量Lは数3に示す推奨範囲内にあることがさらに好適であることがわかる。また数3や数4に示す範囲は吸気の流れ方向Fについてステムstmの位置を変更した場合でも、相応の効果を得ることができる範囲になると考えられる。このため図6では、数4に示す範囲に対応させてさらに相応の効果を奏すると考えられるエリアをエリアAR1として示すとともに、数3に示す推奨範囲に対応させてさらに相応の効果を奏すると考えられるエリアをエリアAR2として示している。以上により、筒内にタンブル流Tを生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる内燃機関100を実現できる。
本実施例に係る内燃機関110は、吸気弁101が吸気弁111に変更されている点以外、実施例1に係る内燃機関100と基本的に同一のものとなっている。吸気弁111はステムstmが、さらに吸気の流れ方向Fについて中心点P2よりも上流側にオフセットしている点で、吸気弁101とは異なるものとなっている。本実施例ではこの吸気弁111で特定吸気弁が実現されている。
図9は吸気の流れ方向Fについてステムstmを上流側にオフセットさせた場合と、下流側にオフセットさせた場合とについて、オフセット量Lとタンブル強度との関係を示す図である。また図10は図2で右側に配置される吸気弁101bと同様に右側に配置される吸気弁111bを、図6と同様に模式的に示す図である。図10に示すように、吸気の流れ方向Fに略直交するとともに中心点P2を含む直線P6と、中心点P2及びステムstmに係る点P5を含む直線P7とがなす角のうち、鋭角が設置角度θと設定されている。また設置角度θの正負の符号は、図10に示すようにステムstmが吸気の流れ方向Fについて、上流側にオフセットしているときに正としている。なお、図10においてオフセット量Lは図6と同様に設定されている。
実施例1で前述したように、オフセット量Lは数3に示す推奨範囲内にあることが好ましいといえる。この点、さらに設置角度θを設定した場合には、オフセット量LがD/4のときに設置角度θがおよそ70度よりも大きく、或いはおよそ−70度よりも小さくなると、ステムstmがエリアAR1に含まれることになる。このことから、設置角度θは次の数5に示す範囲を許容範囲として、この許容範囲内にあることが好ましい。
(数5)
−70°≦θ≦70°
但し、エリアAR1はタンブル強度が多少なりとも向上すると考えられるエリアであるため、設置角度θが−90°以上、且つ90°以下であれば相応の効果が得られると考えられる。
一方、図9に示すように、設置角度θを90°に設定した上でステムstmを上流側にオフセットさせた場合には、タンブル強度はオフセット量Lが大きくなるにしたがって緩やかに向上した後、大きく向上する傾向が見られる。これに対して、設置角度θを−90°に設定した上でステムstmを下流側にオフセットさせた場合には、タンブル強度はオフセット量Lが大きくなるにしたがって緩やかに低下した後、大きく低下する傾向が見られる。これは、ステムstmを下流側にオフセットさせた場合には、傘部ub直上で、後流側への吸気の流れをスムースに形成することが困難になるためと考えられる。このことから、設置角度θは次の数6に示す範囲を推奨範囲として、この推奨範囲内にあることがさらに好ましい。
(数6)
0°≦θ≦70°
またこのように設置角度θを設定した場合でも、オフセット量LがD/4よりも大きくなったときには、図9に示すようにバルブ強度は低下する。このため、設置角度θを設定した場合には、数3及び数6をともに満たす範囲内でステムstmを形成することが好適である。オフセット量Lを数3に示す範囲内で設定するとともに、設置角度θを数6に示す範囲内で設定した場合に対応するエリアは、具体的にはエリアAR3として図10のように示される。このため、本実施例ではステムstmは図10に示すようにエリアAR3内に含まれるようにオフセットしている。
図11は燃焼室54中央での流速分布を模式的に示す図である。図11では内燃機関110と内燃機関100Xとについて、流速を比較した結果を示している。吸気弁111のステムstmがエリアAR3内にある場合には、所定値βよりも大きい流速が得られる。またこの所定値βは所定値αよりも大きな値となっていることから、内燃機関110によれば、実施例1で前述した内燃機関100よりも高い流速が得られることがわかる。
図12は内燃機関110の希薄燃焼時の燃費性能、及び高負荷運転時の出力性能を示す図である。希薄燃焼時の燃費性能は具体的には図12(a)で内燃機関110の燃料消費率と空燃比との関係で示されており、高負荷運転時の出力性能は図12(b)で軸トルクと内燃機関110の回転数との関係で示されている。また図12(b)では出力性能は全負荷性能で示されている。なお、図12(a)及び(b)では、内燃機関100Xと内燃機関110とについて比較を行った結果を示している。また、図12(c)では数2及び数3に示すオフセット量Lの範囲に対応する見込みの燃費低減率及び性能向上率と、数5及び数6に示す設定角度θの範囲に対応する見込みの燃費低減率及び出力性能向上率とを夫々定量的に示している。
ステムstmを適度にオフセットさせた場合には、吸気弁小中リフト時から筒内に強度の高いタンブル流Tを生成できるとともに、強い乱れを発生させることができるようになる。このため希薄燃焼時には燃焼性が向上し、結果として燃料消費率を低減できるとともに、高負荷運転時には出力性能を向上させることができる。図12(a)に示すように、内燃機関110では内燃機関100Xよりも燃料消費率が低減されるとともに、希薄燃焼領域が拡大される。また図12(b)に示すように、内燃機関110では内燃機関100Xよりも回転数全域に亘って軸トルクが向上する。また図12(b)から、回転数が低いときほど軸トルクの向上幅が大きくなっていることから、ステムstmをオフセットさせることによって回転数が低いときほど高い効果が得られることがわかる。
また数3及び数4に示す範囲内でオフセット量Lを設定すれば、定量的には図12(c)に示す燃費低減率及び出力性能向上率を期待できる。また数5及び数6に示す範囲内で設定角度θを設定すれば、定量的には図12(c)に示す燃費低減率及び出力性能向上率を期待できる。以上により、筒内にタンブル流Tを生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる内燃機関110を実現できる。
本実施例に係る内燃機関120は、吸気弁111が吸気弁121に変更されている点以外、実施例2に係る内燃機関110と実質的に同一のものとなっている。吸気弁121はさらに傘部ubのうち、内側通過領域inrに対応する部分のほうが、外側通過領域otrに対応する部分よりも体積が小さくなるように形成されている点で、吸気弁111と異なるものとなっている。ここで、体積が小さくなるようにとは、外側通過領域otrに対応する部分をステムstmの中心軸線P1中心に回転させて、内側通過領域inrに対応する部分に重ね合わせたときに、これらの部分が一致せず、且つ内側通過領域inrに対応する部分が、外側通過領域otrに対応する部分に少なくとも部分的に含まれることをいう。本実施例ではこの吸気弁121で特定吸気弁が実現されている。
図13は、図2に示すA−A断面と同様の断面で吸気弁121を模式的に示す図である。吸気弁121は具体的には傘部ubのうち、内側通過領域inrに対応する部分と、外側通過領域otrに対応する部分とがともに、中心軸線P1を含む平面による断面で断面円弧状に形成されているとともに、内側通過領域inrに対応する部分のほうが、外側通過領域otrに対応する部分よりも曲率半径が小さくなるように形成されている。また内側通過領域inrに対応する部分は曲率半径R2で、外側通過領域otrに対応する部分は曲率半径R1でステムstmとスムースに繋がるように夫々形成されており、さらに曲率半径R2は曲率半径R1よりも小さく設定されている。
本実施例ではこのように傘部ubを形成することで、傘部ubのうち、内側通過領域inrに対応する部分のほうが、外側通過領域otrに対応する部分よりも体積が小さくなるようにしている。これにより、内側通過領域inrをより大きく確保できることから、吸気弁小中リフト時に燃焼室54中央に向かって流入する吸気の流れをさらに多く形成できる。なお、吸気弁121の傘部ubは吸気の流れを阻害しないように全周に亘ってスムースに形成されており、この点に関しては前述した吸気弁101及び111も同様となっている。
図14は、図2で右側に配置される吸気弁101と同様に右側に配置される吸気弁121を、図6或いは図10と同様に模式的に示す図である。なお、図14においてオフセット量Lは図6と同様に設定されており、設置角度θは図10と同様に設定されている。吸気弁121を備えた内燃機関120では、上述のように燃焼室54中央に向かって流入する吸気の流れをさらに多く形成できる。このため、内燃機関120では、内燃機関100または110よりもオフセット量Lを小さくした場合であっても、内燃機関100または110と同等の効果を得ることができる。このことから内燃機関120の場合には、数3に示す推奨範囲と比較して、次の数7に示すようにオフセット量Lの推奨範囲を拡大できる。
(数7)
D/24≦L≦D/4
図14では、この数7に示す推奨範囲に対応させてさらに相応の効果を奏すると考えられるエリアをエリアAR4として示している。
一方、設置角度θを設定した場合には、オフセット量LがD/4のときに設置角度θがおよそ80度よりも大きく、或いはおよそ−80度よりも小さくなると、ステムstmがエリアAR4に含まれることになる。このことから内燃機関120の場合には、数5に示す許容範囲と比較して、次の数8に示すように設置角度θの許容範囲を拡大できる。
(数8)
−80°≦θ≦80°
また吸気の流れ方向Fについて、ステムstmを中心点P2よりも上流側にオフセットさせたほうが好適である点は、内燃機関120でも内燃機関110の場合と同様となっている。このことから内燃機関120の場合には、数6に示す推奨範囲と比較して、次の数9に示すように設置角度θの推奨範囲を拡大できる。
(数9)
0°≦θ≦80°
これにより、オフセット量L及び設置角度θの範囲が拡大された分だけ、さらに吸気弁121の強度を維持することも可能になる。また内燃機関120の場合には、数7及び数9をともに満たす範囲内でステムstmが形成されることが好適である。オフセット量Lを数7に示す範囲内で設定するとともに、設置角度θを数9に示す範囲内で設定した場合に対応するエリアは、具体的にはエリアAR5として図14のように示される。
図15は燃焼室54中央での流速分布を模式的に示す図である。図15では内燃機関120と内燃機関110及び100Xについて、流速を比較した結果を示している。なお、図15において内燃機関110と内燃機関120とでは、オフセット量Lは数3に示す推奨範囲内で、設置角度θは数6に示す推奨範囲内で、夫々同じ大きさに設定されている。また図15において、内燃機関110に係る吸気弁111の傘部ubは、内側通過領域inrに対応する部分と、外側通過領域otrに対応する部分とがともに同じ曲率半径でステムstmとスムースに繋がるように形成されている。図15に示すように内燃機関120によれば、内燃機関110よりも大きな流速が得られる。以上により、筒内にタンブル流Tを生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる内燃機関120を実現できる。
本実施例に係る内燃機関130は吸気3弁構造になっている点で、前述した実施例1から3までに係る内燃機関100、110及び120とは異なるものとなっている。図16は図2と同様に内燃機関130の要部を一気筒につき、水平投影視で模式的に示す図である。この内燃機関130では、両端に位置する吸気弁131a、131bのステムstmが吸気弁101と同様にオフセットしている。なお、これら吸気弁131a、131bは吸気弁111と同様にさらに設置角度θが設定されてもよく、また吸気弁121と同様にさらに傘部ubのうち、内側通過領域inrに対応する部分のほうが、外側通過領域otrに対応する部分よりも体積が小さくなるように形成されてもよい。
図16に示すように、内燃機関130では一気筒につき両端に位置する吸気弁131a、131bが特定吸気弁となっており、このように特定吸気弁を備えることにより、吸気3弁構造を有する内燃機関130であっても、吸気弁小中リフト時に燃焼室54中央に向かって流入する吸気の流れをより多く形成できる。以上により、筒内にタンブル流Tを生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる内燃機関130を実現できる。
本実施例に係る内燃機関140は、吸気ポート10内で吸気を偏流させて筒内に強度の高いタンブル流Tを生成するための気流制御弁60をさらに吸気ポート10に備えている点以外、実施例1に係る内燃機関100と実質的に同一のものとなっている。すなわち内燃機関140は、内燃機関100がさらに気流制御弁60を備えたものとなっている。なお、実施例2から4までに係る内燃機関110、120及び130もさらに気流制御弁60と同様の作用効果を奏する気流制御弁を備えてよい。
図17は図2と同様に内燃機関140の要部を一気筒につき、水平投影視で模式的に示す図である。気流制御弁60は一端部を弁軸61で片持ち状に軸支されており、気流制御弁60の他端部には閉弁時に吸気を燃焼室54中央に指向させるための切欠き部Kが形成されている。この切欠き部Kは吸気を燃焼室54中央に指向させるために、他端部を燃焼室54中央に対応する部分ほど大きく切欠いて、中心が拡大した形状に形成されている。気流制御弁60が全閉や半開になっているときには、吸気ポート10を流通する吸気は切欠き部Kを通過することにより燃焼室54中央に指向される。このように筒内に流入する前に予め吸気を燃焼室54中央に指向させることで、燃焼室54中央に向かって流入する吸気をより多くすることができる。これにより、ステムstmと干渉する吸気をさらに減少させることができ、以って吸気を筒内に好適に流入させることができる。
図18はタンブル強度とバルブリフト量との関係を示す図である。図18では、吸気弁101の代わりにステムstmがオフセットしていない吸気弁を備えた内燃機関100Yと、内燃機関140とについて、タンブル強度の比較を行った結果を示している。なお、内燃機関100Yは吸気弁が異なっている点以外、内燃機関140と実質的に同一のものとなっている。図18から、気流制御弁60を全開にしたときよりも全閉にしたときのほうが、タンブル強度が向上することがわかるが、さらに内燃機関140では内燃機関100Yよりも、気流制御弁60を全閉にしたときに吸気弁小中リフト時からタンブル強度が向上していることがわかる。以上により、筒内にタンブル流Tを生成するにあたって、吸気弁小中リフト時から吸気を筒内に好適に流入させることができる内燃機関140を実現できる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
内燃機関100の要部を一気筒につき、鉛直断面視で模式的に示す図である。 内燃機関100の要部を一気筒につき、水平投影視で模式的に示す図である。 図2に示すA−A断面で、吸気弁101を模式的に示す図である。 タンブル強度とバルブリフト量との関係を示す図である。 オフセット量Lと、タンブル強度、バルブ強度及び空気流量との関係を示す図である。 吸気弁101bを傘部ubの底面に対して垂直な方向からの視線で、且つ図2と同様の向きで模式的に示す図である。 図2に示す内燃機関100の要部図と同様の図を用いて、オフセット量LをD/4よりも大きくしたときの様子を模式的に示す図である。 燃焼室54中央での流速分布を模式的に示す図である。 吸気の流れ方向Fについてステムstmを上流側にオフセットさせた場合と、下流側にオフセットさせた場合とについて、オフセット量Lとタンブル強度との関係を示す図である。 吸気弁111bを図6と同様に模式的に示す図である。 燃焼室54中央での流速分布を模式的に示す図である。 内燃機関110の希薄燃焼時の燃費性能、及び高負荷運転時の出力性能を示す図である。 図2に示すA−A断面と同様の断面で吸気弁121を模式的に示す図である。 吸気弁121を図6と同様に模式的に示す図である。 燃焼室54中央での流速分布を模式的に示す図である。 内燃機関130の要部を一気筒につき、水平投影視で模式的に示す図である。 内燃機関140の要部を一気筒につき、水平投影視で模式的に示す図である。 タンブル強度とバルブリフト量との関係を示す図である。
符号の説明
10 吸気ポート
51 シリンダブロック
52 シリンダヘッド
53 ピストン
54 燃焼室
55 排気弁
56 点火プラグ
60 気流制御弁
61 弁軸
100、110、120、130、140 内燃機関
101、111、121、131 吸気弁

Claims (4)

  1. 傘部と、該傘部と一端で連結されるステムとを有する吸気弁を備える内燃機関であって、
    前記吸気弁として、前記ステムの中心軸線を含む平面によって2つに分割される吸気の通過領域のうち、燃焼室中心側に位置する内側通過領域が大きくなるように、且つ、前記ステムの中心軸線が前記傘部の底面の中心点を含まないように前記ステムがオフセットしている特定吸気弁を備えていることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記特定吸気弁に係る前記ステムが、吸気の流れ方向について、前記特定吸気弁に係る前記中心点よりも上流側にオフセットしていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記特定吸気弁に係る前記傘部のうち、前記内側通過領域に対応する部分のほうが、他方の外側通過領域に対応する部分よりも体積が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関。
  4. 前記特定吸気弁が該特定吸気弁に係る前記ステムの中心軸線周りに回転することを防止する回転防止手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の内燃機関。
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