JP2006232253A - 中空嵌合パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】厚みを減少しても連結部分の剛性を確保可能な中空嵌合パネルを提供する。
【解決手段】凸端部2は、基脚部211、212と、脚部221、222と、連結面部23と、外突出片部241、242とを有する。各脚部221、222は外向き突起部251、252を有する。外突出片部241、242の先端に、角度αが90°以上の第1傾斜先端面243、244を設けてある。凹端部3は、延長片部311、312と、内向き突起部351、352と、内突出片部341、342とを有する。各延長片部311、312の先端には、角度βが90°以下となる第2傾斜先端面343、344を設けてある。連結面部23の後端面位置が、窪み部の後端位置と同じ又はそれよりも先端側に位置し、連結面部23の先端面位置が、外突出片部241、242の先端位置と同じ又はそれよりも後端側に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラック等の車両の荷台に設けられる背面や側面のドアパネル,アオリ,間仕切り板あるいは天板等の荷台壁、その他建築用パネル材等を構成する単位となる中空嵌合パネルに関する。
例えば、トラック等の車両の荷台には、通常、積み込んだ荷物を側方から囲うためのアオリが設けられる。また、一部のトラックには、荷台の上方を囲う天板、並びに背面や側面のドアパネルも設けられている。これらアオリあるいはドアパネル等の荷台壁としては、車両の軽量化のために、アルミ合金材を用いたものが多用されている。
従来においては、アルミ合金製の中空嵌合パネルをボルト等の連結具を用いて連結して広幅化する方式が採用されていた。しかし、最近においては、例えば特許文献1に示されているようなアルミ合金製の中空嵌合パネルを、ボルト等を用いることなく複数枚連結して広幅のパネルを形成し、これを上記荷台壁に用いるようになってきている。
ところで、環境問題がクローズアップされる現状においては、さらなる車両の軽量化と、荷台面積の拡大が望まれている。この要望に応えるためには、車両の荷台壁の軽量化およびパネル厚みの減少が必要である。
しかしながら、従来と同様の中空嵌合パネルの全体厚みを単に減少しただけでは、これを連ねて荷台壁を構成した場合に、中空嵌合パネルの連結部分の剛性が低下して、全体の耐久性も低下するおそれがある。このような問題は、車両用の荷台壁に限らず、建築用パネル材等においても同様である。
特許第2729906号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、従来よりパネル厚みを減少しても連結部分の剛性を確保することができる中空嵌合パネルを提供しようとするものである。
本発明は、複数枚連結される中空嵌合パネルであって、
該中空嵌合パネルは、略平行に配された表裏一対のメインパネル部と、該メインパネル部の一端に配された凸端部または他端に配された凹端部の少なくとも一方を有してなり、
上記凸端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の一端からそれぞれ厚み方向内方に延ばした基脚部と、該各基脚部の内方端からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた脚部と、上記基脚部の外方端の位置よりも先端側において上記一対の脚部を結ぶ連結面部と、上記各基脚部の外方端から上記メインパネル部の延長方向に突出させた外突出片部とを有し、上記各脚部は、その基端部から直線状に延びる脚部本体部と、該脚部本体部よりも内方に位置をずらした脚部先端部とを連ねてなると共に、該脚部先端部の外表面から外方に向けて形成した外向き突起部を有してなり、上記各外突出片部の先端には、上記メインパネル部の外表面とのなす角度が90°以上となるよう傾斜した第1傾斜先端面を設けてあり、
上記凹端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の他端からそのまま延設された一対の延長片部と、該各延長片部の内表面から内方に向けて形成した内向き突起部と、上記各延長片部の先端において該延長片部よりも内方に位置をずらして該延長片部と略平行に延びる内突出片部とを有してなり、上記各延長片部の先端には、上記メインパネル部の外周面とのなす角度が90°以下となる第2傾斜先端面を設けてあり、
上記凸端部と上記凹端部とを互いに嵌合した状態においては、上記第1傾斜先端面と上記第2傾斜先端面とが当接し、上記外突出片部と上記脚部との間の窪み部に上記内突出片部が挿入され、かつ、上記外向き突起部と上記内向き突起部とが掛合するように構成されており、
また、上記凸端部における上記連結面部の後端面位置が、上記メインパネル部の延長方向において、上記窪み部の後端位置と同じ又はそれよりも先端側に位置し、かつ、上記連結面部の先端面位置が、上記メインパネル部の延長方向において、上記外突出片部の先端位置と同じ又はそれよりも後端側に位置していることを特徴とする中空嵌合パネルにある(請求項1)。
上記中空嵌合パネルは、上記のごとく、凸端部又は凹端部の一方又は両方を備えたものであり、隣り合う中空嵌合パネルの凸端部と凹端部とを嵌合させることにより連結してパネルを構成する単位となるものである。
そして、本発明において注目すべき点は、上記凸端部と上記凹端部の構造が、上記の特殊な構造になっており、これらを互いに嵌合した状態において、上記第1傾斜先端面と上記第2傾斜先端面との当接(第1係合部)と、上記外突出片部と上記脚部との間の窪み部に上記内突出片部が挿入された係合(第2係合部)と、上記外向き突起部と上記内向き突起部との掛合(第3係合部)とを同時に実現する構成にしてあることである。
さらに注目すべき点は、上記凸端部における一対の脚部を結ぶ上記連結面部を、上記基脚部の外方端の位置よりも先端側にずらして設けてあることである。これにより、脚部そのものの剛性が向上し、上記嵌合状態における剛性もさらに向上させることができるのである。
すなわち、上記のような構造を採用することによって、上記メインパネル部と平行な方向の剛性と直交する方向の剛性とを十分に確保することができる。特に上記連結面部の位置を上記のごとく基脚部の外方端の位置よりも先端側にずらしたことによる脚部の剛性向上によって、メインパネル部と直交する方向の剛性は、従来よりも大幅に向上する。そのため、上記凸端部および凹端部の全体の厚みを薄くしても、嵌合時の剛性を高めることができる。また、ボルト等の他の連結部材を用いることなく中空嵌合パネル同士を連結することができる。それ故、本発明の中空嵌合パネルは、従来よりも薄く、かつ軽量化することができる。
特に本発明では、上記連結面部の後端面位置が、上記メインパネル部の延長方向において、上記窪み部の後端位置と同じ又はそれよりも先端側に位置し、かつ、上記連結面部の先端面位置が、上記メインパネル部の延長方向において、上記外突出片部の先端位置と同じ又はそれよりも後端側に位置している。このような特定の位置に上記連結面部を位置させることにより、中空嵌合パネルを嵌合させて連結させた状態で曲げが作用した際の曲げ剛性を、上記連結面部によってより一層高めることができる。つまり、上記特定の位置に配設した連結面部の存在によって、曲げが作用した際に前記第1係合部及び第2係合部の係合状態が安定的に維持されるように支持されるので、連結したパネル全体の曲げ剛性を高めることができるのである。
本発明の中空嵌合パネルは、1枚の中空嵌合パネルにおいて、その一端に上記凸端部を有すると共に他端に凹端部を有する構成、その一方の端部のみに凸端部又は凹端部を有するが他方の端部には凸端部も凹端部も有していない構成、その両端に凸端部を有する構成、およびその両端に凹端部を有する構成のいずれかをとることができる。
また、上記第1傾斜先端面は、上記のごとく、メインパネル部の外表面とのなす角度(α)が90°以上となるよう設け、一方、上記第2傾斜先端面は、上記のごとく、メインパネル部の外周面とのなす角度(β)が90°以下となるように設ける。最も好ましくは、α+β=180°となるように設定することが好ましい。そしてその具体的な角度は、αは120°〜150°が好ましく、最も好ましくは135°に設定するのがよい。また、βは30°〜60°が好ましく、最も好ましくは45°に設定するのがよい。これにより、上記第1傾斜先端面と上記第2傾斜先端面との当接状態において、メインパネル部と平行な方向と直行する方向の両方の剛性向上効果を得ることが容易となる。
また、上記一対のメインパネル部の間には、これらを繋ぐリブが設けられていることが好ましい。これにより、中空嵌合パネル全体の剛性を高めることができる。
また、上記中空嵌合パネルは、押し出し用のアルミニウム合金素材を用いて、押出成形により製造することができる。
また、上記窪み部の幅寸法は、上記内突出片部の厚み寸法よりも大きく、該内突出片部の内表面と上記脚部本体部の外表面との間には間隙が形成されるよう構成されていることが好ましい(請求項2)。この場合には、複数の中空嵌合パネルを嵌合させる場合の作業を容易にすることができると共に、製造時の寸法ばらつき等を上記間隙によって吸収することができ、確実な嵌合状態を安定して得ることができる。そのため、連結状態のパネルの形状、剛性をさらに安定的に高めることができる。
また、上記中空嵌合パネルはトラックの荷台のドアパネルを構成するためのものであり、上記一対のメインパネル部の外表面間の寸法であるパネル厚みは、17mm以下であることが好ましい(請求項2)。この場合には、上記構造によるドアパネルの剛性アップが非常に有効である。すなわち、これまでのドアパネル用の中空嵌合パネルとしては、約20mm程度のものが実用化されており、少なくとも17mm以下のものは存在しなかった。これは、嵌合連結部の剛性が不足することによる。これに対し、上記本発明の構造を採用することによって、パネル厚みを17mm以下、例えば約13mmにしても、ドアパネルとしての実用に耐えうる剛性を得ることができる。
また、上記中空嵌合パネルはトラックの荷台の側面に配されるアオリを構成するためのものであり、上記一対のメインパネル部の外表面間の寸法であるパネル厚みは、30mm以下であることが好ましい(請求項3)。この場合には、上記構造によるアオリの剛性アップが非常に有効である。すなわち、これまでのアオリ用の中空嵌合パネルとしては、約35mm程度のものが実用化されており、少なくとも30mm以下のものは存在しなかった。これは、嵌合連結部の剛性が不足することによる。これに対し、上記本発明の構造を採用することによって、パネル厚みを30mm以下にしてもアオリとしての実用に耐えうる剛性を得ることができる。
(実施例1)
本発明の実施例に係る中空嵌合パネルにつき、図1〜図4を用いて説明する。
本例の中空嵌合パネル1は、車両の荷台壁を形成するために複数枚連結される中空嵌合パネルであって、アルミニウム合金素材を押出成形することにより製造したものである。
中空嵌合パネル1は、図1に示すごとく、略平行に配された表裏一対のメインパネル部11、12と、メインパネル部11、12の一端に配された凸端部2または他端に配された凹端部3の少なくとも一方を有してなる。
また、本例では、メインパネル部11、12の間に、これらをつなぐリブ181、182を設けてある。
凸端部2は、図2に示すごとく、その断面形状において、上記一対のメインパネル部11、12の一端からそれぞれ厚み方向内方に延ばした基脚部211、212と、各基脚部211、212の内方端からそれぞれメインパネル部11、12と略平行に伸びた脚部221、222と、基脚部211、212の外方端の位置よりも先端側において上記一対の脚部221、222を結ぶ連結面部23と、各基脚部211、212の外方端からメインパネル部11、12の延長方向に突出させた外突出片部241、242とを有している。
上記各脚部221、222は、その基端部から直線状に延びる脚部本体部223、224と、脚部本体部223、224よりも内方に位置をずらした脚部先端部225、226とを連ねてなると共に、脚部先端部225、226の外表面から外方に向けて形成した外向き突起部251、252を有してなる。
上記各外突出片部241、242の先端には、上記メインパネル部11、12の外表面110、120とのなす角度αが90°以上(具体的には135°)となるよう傾斜した第1傾斜先端面243、244を設けてある。
また、連結面部23は、図2に示すごとく、基脚部211、212の外方端(後端位置)からL1の寸法だけ先端側にずらして設けてある。より具体的には、同図2に示すごとく、凸端部2における連結面部23の後端面231の位置A1が、メインパネル部11、12の延長方向において、窪み部271、272の後端位置B1よりも先端側に位置している。さらに、連結面部23の先端面232の位置A2が、メインパネル部11、12の延長方向において、外突出片部241、242の先端位置(第1傾斜先端面243、244の最先端)B2よりも後端側に位置している。
また、本例では基脚部211、212の形状を、内方に向かった後に曲線状に前方に屈曲した形状としたが、これを直線的に屈曲する形状にしてもよいし、又は、屈曲させずに傾斜させて内側前方に延ばす形状とすることもできる。
凹端部3は、図1、図3に示すごとく、その断面形状において、上記一対のメインパネル部11、12の他端からそのまま延設された一対の延長片部311、312と、各延長片部311、312の内表面111、121から内方に向けて形成した内向き突起部351、352と、各延長片部311、312の先端において該延長片部311、312よりも内方に位置をずらして該延長片部311、312と略平行に延びる内突出片部341、342とを有してなる。
上記各延長片部311、312の先端には、メインパネル部11、12の外周面110、120とのなす角度βが90°以下(具体的には45°)となる第2傾斜先端面343、344を設けてある。
そして、本例の中空嵌合パネル1は、図4に示すごとく、凸端部2と凹端部3とを互いに嵌合した状態においては、第1傾斜先端面243、244と第2傾斜先端面343、344とが当接し(第1係合部)、外突出片部241、242と脚部221、222との間の窪み部271、272に上記内突出片部341、342が挿入され(第2係合部)、かつ、外向き突起部251、252と内向き突起部351、352とが掛合する(第3係合部)ように構成されている。ここで、外向き突起部251、252と内向き突起部351、352との掛合は、両者が互いに突起部を乗り越えることによって実現される。そして、最も好ましくは、同図に示すごとく、対面する対向面同士、つまり外向き突起部251、252の対向面255、256と内向き突起部351、352の対向面355、356とを当接させる。しかしながら、作製上の寸法公差の関係から、この対向面同士の当接が、通常の静的状態では実際には実現されない場合もあるが、曲げ等の応力が生じたときには当接関係が得られるという作用によって、剛性確保の上では大きな障害にはならないことが確認されている。
このような構造の中空嵌合パネル1を複数嵌合連結させることによって、所望の幅寸法の荷台壁を形成することが可能である。
ここで、嵌合連結部分は、上記のごとく、第1〜第3の係合部の係合状態が同時にすべて実現されている。そのため、上記メインパネル部11、12と平行な方向の剛性及び直交する方向の剛性を、上記3つの係合によって確保することができる。そのため、凸端部2および凹端部3の全体の厚みを薄くしても、嵌合時の剛性を高めることができる。また、ボルト等の他の連結部材を用いることなく中空嵌合パネル同士を連結することができる。それ故、本例の中空嵌合パネル1は、従来よりも薄く、かつ軽量化することができる。
また、本例の凸端部2においては、上記連結面部23の位置を、基脚部211、212と同じ位置ではなく、その外方端の位置よりもL1の分だけ先端側へずらしてある。特に、上述したごとく、凸端部2における連結面部23の後端面231の位置A1が、メインパネル部11、12の延長方向において、窪み部271、272の後端位置B1よりも先端側に位置し、かつ、連結面部23の先端面232の位置A2が、メインパネル部11、12の延長方向において、外突出片部241、242の先端位置(第1傾斜先端面243、244の最先端)B2よりも後端側に位置している。これにより、上記連結面部23を上記基脚部と同じ位置に直線状に設けた場合よりも、脚部221、222の曲げ剛性を高めることができる。これによって、連結嵌合部のさらなる剛性向上を図ることができる。
なお、中空嵌合パネル1としては、一端に凸端部2を有し、かつ他端に凹端部3を有するもの(図1)と、一端に凸端部2を有するが他端には凹端部3を設けていない端部用中空嵌合パネル(図示略)と、一端に凹端部3を有するが他端には凸端部2を設けていない端部用中空嵌合パネル(図示略)とを組み合わせることが可能である。
実施例1における、中空嵌合パネルの斜視図。 実施例1における、中空嵌合パネルの凸端部の構造を示す説明図。 実施例1における、中空嵌合パネルの凹端部の構造を示す説明図。 実施例1における、凸端部と凹端部とを嵌合させた状態を示す説明図。
符号の説明
1 中空嵌合パネル
11、12 メインパネル部
2 凸端部
211、212 基脚部
221、222 脚部
223、224 脚部本体部
225、226 脚部先端部
23 連結面部
241、242 外突出片部
243、244 第1傾斜先端面
251、252 外向き突起部
3 凹端部
311、312 延長片部
341、342 内突出片部
343、344 第2傾斜先端面
351、352 内向き突起部

Claims (4)

  1. 複数枚連結される中空嵌合パネルであって、
    該中空嵌合パネルは、略平行に配された表裏一対のメインパネル部と、該メインパネル部の一端に配された凸端部または他端に配された凹端部の少なくとも一方を有してなり、
    上記凸端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の一端からそれぞれ厚み方向内方に延ばした基脚部と、該各基脚部の内方端からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた脚部と、上記基脚部の外方端の位置よりも先端側において上記一対の脚部を結ぶ連結面部と、上記各基脚部の外方端から上記メインパネル部の延長方向に突出させた外突出片部とを有し、上記各脚部は、その基端部から直線状に延びる脚部本体部と、該脚部本体部よりも内方に位置をずらした脚部先端部とを連ねてなると共に、該脚部先端部の外表面から外方に向けて形成した外向き突起部を有してなり、上記各外突出片部の先端には、上記メインパネル部の外表面とのなす角度が90°以上となるよう傾斜した第1傾斜先端面を設けてあり、
    上記凹端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の他端からそのまま延設された一対の延長片部と、該各延長片部の内表面から内方に向けて形成した内向き突起部と、上記各延長片部の先端において該延長片部よりも内方に位置をずらして該延長片部と略平行に延びる内突出片部とを有してなり、上記各延長片部の先端には、上記メインパネル部の外周面とのなす角度が90°以下となる第2傾斜先端面を設けてあり、
    上記凸端部と上記凹端部とを互いに嵌合した状態においては、上記第1傾斜先端面と上記第2傾斜先端面とが当接し、上記外突出片部と上記脚部との間の窪み部に上記内突出片部が挿入され、かつ、上記外向き突起部と上記内向き突起部とが掛合するように構成されており、
    また、上記凸端部における上記連結面部の後端面位置が、上記メインパネル部の延長方向において、上記窪み部の後端位置と同じ又はそれよりも先端側に位置し、かつ、上記連結面部の先端面位置が、上記メインパネル部の延長方向において、上記外突出片部の先端位置と同じ又はそれよりも後端側に位置していることを特徴とする中空嵌合パネル。
  2. 請求項1において、上記窪み部の幅寸法は、上記内突出片部の厚み寸法よりも大きく、該内突出片部の内表面と上記脚部本体部の外表面との間には間隙が形成されるよう構成されていることを特徴とする中空嵌合パネル。
  3. 請求項1又は2において、上記中空嵌合パネルはトラックの荷台のドアパネルを構成するためのものであり、上記一対のメインパネル部の外表面間の寸法であるパネル厚みは、17mm以下であることを特徴とする中空嵌合パネル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記中空嵌合パネルはトラックの荷台の側面に配されるアオリを構成するためのものであり、上記一対のメインパネル部の外表面間の寸法であるパネル厚みは、30mm以下であることを特徴とする中空嵌合パネル。
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