JP4587208B2 - 中空嵌合パネル - Google Patents

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Description

本発明は、トラック等の車両の荷台に設けられる側壁(いわゆるアオリ)あるいは天板等の荷台壁、その他建築用パネル材等を構成する単位となる中空嵌合パネルに関する。
例えば、トラック等の車両の荷台には、通常、積み込んだ荷物を側方から囲うための側壁(アオリ)が設けられる。また、一部のトラックには、荷台の上方を囲う天板も設けられている。これら側壁あるいは天板等の荷台壁としては、車両の軽量化のために、アルミ合金材を用いたものが多用されている。
従来においては、アルミ合金製の中空嵌合パネルをボルト等の連結具を用いて連結して広幅化する方式が採用されていた。しかし、最近においては、例えば特許文献1に示されているようなアルミ合金製の中空嵌合パネルを、ボルト等を用いることなく複数枚連結して広幅のパネルを形成し、これを上記荷台壁に用いるようになってきている。
ところで、環境問題がクローズアップされる現状においては、さらなる車両の軽量化と、荷台面積の拡大が望まれている。この要望に応えるためには、車両の荷台壁の軽量化およびパネル厚みの減少が必要である。
しかしながら、従来と同様の中空嵌合パネルの全体厚みを単に減少しただけでは、これを連ねて荷台壁を構成した場合に、中空嵌合パネルの連結部分の剛性が低下して、全体の耐久性も低下するおそれがある。このような問題は、車両用の荷台壁に限らず、建築用パネル材等においても同様である。
特許第2729906号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、従来よりパネル厚みを減少しても連結部分の剛性を確保することができる中空嵌合パネルを提供しようとするものである。
第1の発明は、ボルト等の連結部材を用いることなく複数枚連結される中空嵌合パネルであって、
該中空嵌合パネルは、略平行に配された表裏一対のメインパネル部と、該メインパネル部の一端に配された凸端部または他端に配された凹端部の少なくとも一方を有してなり、
上記凸端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の一端からそれぞれ厚み方向内方に屈曲した屈曲基部と、該各屈曲基部の内方端からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた脚部と、該各脚部の先端同士を結ぶ連結面部とを有し、上記屈曲基部と上記脚部の表面がなす角度が90°以下になるよう構成すると共に、上記脚部と上記連結面部とによって略コ字状断面を形成してなり、かつ、上記連結面部の両端から所定距離内方に位置した2つの基端点からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた一対の突片部と、該各突片部の外表面から外方に向けてそれぞれ形成した1又は複数の外向き突起部とを有してなり、
上記凹端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の他端からそのまま延設された一対の延長片部と、該各延長片部の内表面から内方に向けてそれぞれ形成した1又は複数の内向き突起部と、上記延長片部の先端に設けられ上記凸端部の上記屈曲基部の表面に当接する当接端面部とを有してなり、
上記凸端部と上記凹端部とを互いに嵌合した状態においては、上記屈曲基部の表面と上記延長片部における上記当接端面部とが当接し、上記脚部の外表面と上記延長片部の内表面とが当接し、上記突片部の外表面と上記延長片部における上記内向き突起部の内側頂点部とが当接し、かつ、上記外向き突起部と上記延長片部における上記内向き突起部の底面部同士が当接するように構成されていることを特徴とする中空嵌合パネルにある(請求項1)。
上記中空嵌合パネルは、上記のごとく、凸端部又は凹端部の一方又は両方を備えたものであり、隣り合う中空嵌合パネルの凸端部と凹端部とを嵌合させることにより連結してパネルを構成する単位となるものである。
そして、本発明において注目すべき点は、上記凸端部と上記凹端部の構造が、上記の特殊な構造になっており、これらを互いに嵌合した状態において、上記屈曲基部の表面と当接端面部との当接(第1当接部)、上記脚部の外表面と延長片部の内表面との当接(第2当接部)、上記突片部の外表面と内向き突起部の内側頂点部との当接(第3当接部)、および、上記外向き突起部と内向き突起部の底面部同士の当接(第4当接部)を、同時にすべて実現する構成にしてあることである。
このような構造を採用することによって、上記メインパネル部と平行な方向の剛性は、主に、上記第1当接部と上記第4当接部によって確保することができ、上記メインパネル部と直交する方向の剛性は、上記第1当接部、上記第2当接部および上記第3当接部によって確保することができる。そのため、上記凸端部および凹端部の全体の厚みを薄くしても、嵌合時の剛性を高めることができる。また、ボルト等の他の連結部材を用いることなく中空嵌合パネル同士を連結することができる。それ故、本発明の中空嵌合パネルは、従来よりも薄く、かつ軽量化することができる。
第2の発明は、ボルト等の連結部材を用いることなく複数枚連結される中空嵌合パネルであって、
該中空嵌合パネルは、略平行に配された表裏一対のメインパネル部と、該メインパネル部の一端に配された凸端部または他端に配された凹端部の少なくとも一方を有してなり、
上記凸端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の一端からそれぞれ厚み方向内方に屈曲した屈曲基部と、該各屈曲基部の内方端からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた脚部と、該各脚部の先端同士を結ぶ連結面部とを有し、上記屈曲基部と上記脚部の表面がなす角度が90°以下になるよう構成すると共に、上記脚部と上記連結面部とによって略コ字状断面を形成してなり、かつ、上記連結面部の両端から所定距離内方に位置した2つの基端点からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた一対の突片部と、該各突片部の外表面から外方に向けてそれぞれ形成した1又は複数の外向き突起部とを有してなり、
上記凹端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の他端からそのまま延設された一対の延長片部と、該各延長片部の内表面から内方に向けてそれぞれ形成した1又は複数の内向き突起部と、上記延長片部の先端に設けられ上記凸端部の上記屈曲基部の表面に当接する当接端面部とを有してなり、
上記凸端部と上記凹端部とを互いに嵌合した状態においては、上記屈曲基部の表面と上記延長片部における上記当接端面部とが当接し、上記脚部の外表面と上記延長片部の内表面とが当接し、上記外向き突起部の外側頂点部と上記延長片部の内表面とが当接し、かつ、上記外向き突起部と上記延長片部における上記内向き突起部の底面部同士が当接するように構成されていることを特徴とする中空嵌合パネルにある(請求項2)。
本発明の中空嵌合パネルは、上述した第1の発明の中空嵌合パネルとほぼ同様な構造であるが、上記凸端部と凹端部とを互いに嵌合した状態における当接部として、上記の突片部の外表面と内向き突起部の内側頂点部との当接(第3当接部)に代えて、上記外向き突起部の外側頂点部と上記延長片部の内表面との当接(第3’当接部)が得られるように構成した点のみが異なる。
この場合にも、上記と同様に嵌合時の剛性を高めることができるので、上記中空嵌合パネルを、従来よりも薄く、かつ軽量化することができる。
上記第1および第2の発明は、1枚の中空嵌合パネルにおいて、その一端に上記凸端部を有すると共に他端に凹端部を有する構成、その一方の端部のみに凸端部又は凹端部を有するが他方の端部には凸端部も凹端部も有していない構成、その両端に凸端部を有する構成、およびその両端に凹端部を有する構成のいずれかをとることができる。
また、上記凸端部における上記屈曲基部と上記脚部の表面がなす角度は、上記のごとく90°以下になるよう構成する。好ましくは、この角度を60°以下にすることが好ましい。これにより、上記凸端部の屈曲基部の表面と凹端部の当接端面部との当接による剛性向上効果をより高めることができる。なお、上記角度を小さくしすぎると、上記当接端面部を設けた凹端部の突片部の剛性が低下するという問題がある。そのため、上記角度は30°以上であることが好ましい。
また、上記一対のメインパネル部の間には、これらを繋ぐリブが設けられていることが好ましい。これにより、中空嵌合パネル全体の剛性を高めることができる。
また、上記中空嵌合パネルは、押し出し用のアルミニウム合金素材を用いて、押出成形により製造することができる。
また、上記一対のメインパネル部の外表面間の寸法であるパネル厚みは、17mm以下であることが好ましい(請求項3)。この場合には、上記構造による剛性アップが非常に有効である。すなわち、これまでの中空嵌合パネルとしては、約20mm程度のものが実用化されており、少なくとも17mm以下のものは存在しなかった。これは、嵌合連結部の剛性が不足することによる。これに対し、上記本発明の構造を採用することによって、パネル厚みを17mm以下、例えば約12mmにしても実用に耐えうる剛性を得ることができる。
また、上記外向き突起部及び上記内向き突起部はそれぞれ長手方向に複数設けてあり、上記突片部の基端点から最も先端側に位置する上記外向き突起部の底面部までの長さをLとした場合、最も離れた位置にある2つの上記外向き突起部の底面部同士の間隔及び最も離れた位置にある2つの上記内向き突起部の底面部同士の間隔が、いずれも0.5L以上であることが好ましい(請求項4)。
すなわち、上記外向き突起部と内向き突起部は、長手方向に、つまり、1つの配設場所に対して、1つだけ設けることも、2つあるいはそれ以上設けることも可能である。具体的には、1つの突片部に対して1つだけ外向き突起部を設けてもいいが、2つあるいはそれ以上を所定の間隔をあけて設けることもできる。同様に、1つの延長片部に対して1つだけ内向き突起部を設けてもいいが、2つあるいはそれ以上を所定の間隔をあけて設けることもできる。そして、外向き突起部及び内向き突起部を長手方向にそれぞれ複数設けることにより、嵌合時の剛性をさらに高めることができる。また、この場合には、上記のごとく、最も離れたもの同士の間隔を突片部における上記の長さLの1/2またはそれ以上とすることが好ましい。これにより、複数設けることによる嵌合時の剛性向上効果をさらに高めることができる。
(実施例1)
本発明の実施例に係る中空嵌合パネルにつき、図1〜図4を用いて説明する。
本例の中空嵌合パネル1は、車両の荷台壁を形成するために複数枚連結される中空嵌合パネルである。
中空嵌合パネル1は、図1に示すごとく、略平行に配された表裏一対のメインパネル部11、12と、メインパネル部11、12の一端に配された凸端部2または他端に配された凹端部3の少なくとも一方を有してなる。
また、本例では、メインパネル部11、12の間に、これらをつなぐリブ181、182を設けてある。
凸端部2は、図1、図3に示すごとく、その断面形状において、上記一対のメインパネル部11、12の一端からそれぞれ厚み方向内方に屈曲した屈曲基部211、212と、各屈曲基部211、212の内方端からそれぞれメインパネル部11、12と略平行に伸びた脚部221、222と、各脚部221、222の先端同士を結ぶ連結面部23とを有している。
そして、本例では、屈曲基部211、212と脚部221、222の表面がなす角度αが45°となるように構成すると共に、脚部221、222と連結面部23とによって略コ字状断面を形成して或る。
また、凸端部2は、連結面部23の両端から所定距離内方に位置した2つの基端点241、242からそれぞれメインパネル部11、12と略平行に伸びた一対の突片部251、252と、各突片部251、252の外表面から外方に向けてそれぞれ形成した外向き突起部261、262とを有してなる。
凹端部3は、図1、図2に示すごとく、その断面形状において、一対のメインパネル部11、12の他端からそのまま延設された一対の延長片部311、312と、各延長片部311、312の内表面から内方に向けてそれぞれ形成した内向き突起部321、322と、延長片部311、312の先端に設けられ凸端部2の屈曲基部211、212の表面に当接する当接端面部331、332とを有してなる。
そして、本例の中空嵌合パネル1は、図4に示すごとく、凸端部2と凹端部3とを互いに嵌合した状態においては、屈曲基部211、212の表面と当接端面部331、332とが当接し(第1当接部)、脚部221の外表面と延長片部311、312の内表面とが当接し(第2当接部)、突片部251、252の外表面と内向き突起部321、322の内側頂点部391、392とが当接し(第3当接部)、かつ、外向き突起部261、262と内向き突起部321、322の底面部同士(293と393、394と394)が当接する(第4当接部)ように構成されている。
このような構造の中空嵌合パネル1を複数嵌合連結させることによって、所望の幅寸法の荷台壁を形成することが可能である。
ここで、嵌合連結部分は、上記のごとく、第1〜第4の当接部の当接が同時にすべて実現されている。そのため、上記メインパネル部11、12と平行な方向の剛性は、主に、第1当接部と第4当接部によって確保することができ、メインパネル部11、12と直交する方向の剛性は、第1当接部、第2当接部および第3当接部によって確保することができる。そのため、凸端部2および凹端部3の全体の厚みを薄くしても、嵌合時の剛性を高めることができる。また、ボルト等の他の連結部材を用いることなく中空嵌合パネル同士を連結することができる。それ故、本例の中空嵌合パネル1は、従来よりも薄く、かつ軽量化することができる。
なお、中空嵌合パネル1としては、一端に凸端部2を有し、かつ他端に凹端部3を有するもの(図1)と、一端に凸端部2を有するが他端には凹端部3を設けていない端部用中空嵌合パネル(図示略)と、他端に凹端部3を有するが他端には凸端部2を設けていない端部用中空嵌合パネル(図示略)とを組み合わせることが可能である。
(実施例2)
本例の中空嵌合パネル102は、図5に示すごとく、基本構造は実施例1と同様とし、凸端部2における外向き突起部261、262の突出量と凹端部3における内向き突起部321、322の突出量との関係を逆転させた例である。
すなわち、図4に示すごとく、実施例1の中空嵌合パネル1においては、凸端部2の外向き突起部261、262の突出量を、凹端部3の内向き突起部321、322の突出量よりも小さくし、嵌合時において内向き突起部321、322の内側頂点部391、392が突片部251、252の外表面に当接するように構成した。
これに対し、図5に示すごとく、本例の中空嵌合パネル102においては、凸端部2の外向き突起部261、262の突出量を、凹端部3の内向き突起部321、322の突出量よりも大きくし、嵌合時において外向き突起部261、262の外側頂点部291、292が延長片部311、312の内表面に当接するように構成した。その他の構造は実施例1と同様である。
そのため、本例においては、凸端部2と凹端部3とを互いに嵌合した状態における当接部として、上記の第3当接部に代えて、外向き突起部261、262の外側頂点部291、292と延長片部311、312の内表面との当接(第3’当接部)が得られる。これによって、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例は、実施例1、2における外向き突起部261,262及び内向き突起部321,322の数を長手方向においてそれぞれ2つずつに変更した例である。
すなわち、図6、図7に示すごとく、突片部251、252の長さを実施例1、2の場合よりも長くして、それぞれの突片部251,252に対して、外向き突起部261、262を2つずつ設けた。
また、延長片部311、312の長さは実施例1、2とほぼ同じに維持したが、それぞれの延長片部311,312に対して、内向き突起部321,322を2つずつ設けた。
また、長手方向における外向き突起部261、262の底面部同士(293と293及び294と294)の間隔L1、及び内向き突起部321、322の底面部同士(393と393及び394と394)の間隔L2は、いずれも、突片部251、252における基端部241、242から最も先端側に位置する外向き突起部261、262の底部293、294までの長さをLとした場合の0.5Lを超えるように設定した。
本例の場合には、実施例1、2における嵌合時の剛性向上効果をさらに高めることができる。その他は実施例1、2と同様の作用効果が得られる。
(実施例4)
本例は、実施例1における外向き突起部261,262及び内向き突起部321,322の数を長手方向においてそれぞれ3つずつに変更した例である。
すなわち、図8に示すごとく、突片部251、252の長さを実施例1の場合よりも長くして、それぞれの突片部251,252に対して、外向き突起部261、262を3つずつ設けた。
また、延長片部311、312の長さは実施例1とほぼ同じに維持したが、それぞれの延長片部311,312に対して、内向き突起部321,322を3つずつ設けた。
また、長手方向における最も離れた2つの外向き突起部261、262の底面部同士(293と293及び294と294)の間隔L1、及び最も離れた2つの内向き突起部321、322の底面部同士(393と393及び394と394)の間隔L2は、いずれも、突片部251、252における基端部241、242から最も先端側に位置する外向き突起部261、262の底部293、294までの長さをLとした場合の0.5Lを超えるように設定した。
本例の場合にも、実施例1における嵌合時の剛性向上効果をさらに高めることができる。その他は実施例1〜3と同様の作用効果が得られる。
実施例1における、中空嵌合パネルの斜視図。 実施例1における、中空嵌合パネルの凹端部の構造を示す説明図。 実施例1における、中空嵌合パネルの突片部の構造を示す説明図。 実施例1における、凸端部と凹端部とを嵌合させた状態を示す説明図。 実施例2における、凸端部と凹端部とを嵌合させた状態を示す説明図。 実施例3における、凸端部と凹端部とを嵌合させた状態を示す説明図。 実施例3における、凸端部と凹端部とを嵌合させた状態を示す説明図。 実施例4における、凸端部と凹端部とを嵌合させた状態を示す説明図。
符号の説明
1、102 中空嵌合パネル
11、12 メインパネル部
2 凸端部
211、212 屈曲基部
221、222 脚部
23 連結面部
241、242 基端点
251、252 突片部
261、262 外向き突起部
3 凹端部
311、312 延長片部
321、322 内向き突起部
331、332 当接端面部

Claims (4)

  1. ボルト等の連結部材を用いることなく複数枚連結される中空嵌合パネルであって、
    該中空嵌合パネルは、略平行に配された表裏一対のメインパネル部と、該メインパネル部の一端に配された凸端部または他端に配された凹端部の少なくとも一方を有してなり、
    上記凸端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の一端からそれぞれ厚み方向内方に屈曲した屈曲基部と、該各屈曲基部の内方端からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた脚部と、該各脚部の先端同士を結ぶ連結面部とを有し、上記屈曲基部と上記脚部の表面がなす角度が90°以下になるよう構成すると共に、上記脚部と上記連結面部とによって略コ字状断面を形成してなり、かつ、上記連結面部の両端から所定距離内方に位置した2つの基端点からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた一対の突片部と、該各突片部の外表面から外方に向けてそれぞれ形成した1又は複数の外向き突起部とを有してなり、
    上記凹端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の他端からそのまま延設された一対の延長片部と、該各延長片部の内表面から内方に向けてそれぞれ形成した1又は複数の内向き突起部と、上記延長片部の先端に設けられ上記凸端部の上記屈曲基部の表面に当接する当接端面部とを有してなり、
    上記凸端部と上記凹端部とを互いに嵌合した状態においては、上記屈曲基部の表面と上記延長片部における上記当接端面部とが当接し、上記脚部の外表面と上記延長片部の内表面とが当接し、上記突片部の外表面と上記延長片部における上記内向き突起部の内側頂点部とが当接し、かつ、上記外向き突起部と上記延長片部における上記内向き突起部の底面部同士が当接するように構成されていることを特徴とする中空嵌合パネル。
  2. ボルト等の連結部材を用いることなく複数枚連結される中空嵌合パネルであって、
    該中空嵌合パネルは、略平行に配された表裏一対のメインパネル部と、該メインパネル部の一端に配された凸端部または他端に配された凹端部の少なくとも一方を有してなり、
    上記凸端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の一端からそれぞれ厚み方向内方に屈曲した屈曲基部と、該各屈曲基部の内方端からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた脚部と、該各脚部の先端同士を結ぶ連結面部とを有し、上記屈曲基部と上記脚部の表面がなす角度が90°以下になるよう構成すると共に、上記脚部と上記連結面部とによって略コ字状断面を形成してなり、かつ、上記連結面部の両端から所定距離内方に位置した2つの基端点からそれぞれ上記メインパネル部と略平行に伸びた一対の突片部と、該各突片部の外表面から外方に向けてそれぞれ形成した1又は複数の外向き突起部とを有してなり、
    上記凹端部は、その断面形状において、上記一対のメインパネル部の他端からそのまま延設された一対の延長片部と、該各延長片部の内表面から内方に向けてそれぞれ形成した1又は複数の内向き突起部と、上記延長片部の先端に設けられ上記凸端部の上記屈曲基部の表面に当接する当接端面部とを有してなり、
    上記凸端部と上記凹端部とを互いに嵌合した状態においては、上記屈曲基部の表面と上記延長片部における上記当接端面部とが当接し、上記脚部の外表面と上記延長片部の内表面とが当接し、上記外向き突起部の外側頂点部と上記延長片部の内表面とが当接し、かつ、上記外向き突起部と上記延長片部における上記内向き突起部の底面部同士が当接するように構成されていることを特徴とする中空嵌合パネル。
  3. 請求項1又は2において、上記一対のメインパネル部の外表面間の寸法であるパネル厚みは、17mm以下であることを特徴とする中空嵌合パネル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記外向き突起部及び上記内向き突起部はそれぞれ長手方向に複数設けてあり、上記突片部の基端点から最も先端側に位置する上記外向き突起部の底面部までの長さをLとした場合、最も離れた位置にある2つの上記外向き突起部の底面部同士の間隔及び最も離れた位置にある2つの上記内向き突起部の底面部同士の間隔が、いずれも0.5L以上であることを特徴とする中空嵌合パネル。
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