JP2006232104A - 幌開閉式自動車 - Google Patents

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JP2006232104A
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Yoshifumi Taira
良文 平
Hiroki Tagami
宏紀 田上
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Toyo Seat Co Ltd
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Toyo Seat Co Ltd
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Abstract

【課題】 幌開閉式自動車において、その車高を高くすることなく車室内に必要とされるヘッドクリアランスを得ること。
【解決手段】
幌クローズ時に展張状態にある幌部材11を緊張状態に保持するために、幌部材11の下方において幌部材の後方部分と前方部分の間に張設されるテンションクロス23の形状を、後端23b側より前端23a側の方が横幅が小さくなる台形状とする。
そのようにすることにより、テンションクロス23の前端23a側部分は、搭乗者の頭Hの頭頂部H′の上に位置することなく搭乗者の頭上には比較的大きなヘッドクリアランスが得られることになる。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、幌開閉式自動車に関し、さらに詳しくは幌開閉式自動車における幌構造に関するものである。
幌開閉式自動車は、折り畳み可能で防水性をもつ幌部材でもって車室の上方を開閉自在に覆蓋する構造をもっており、その多くがスポーツカータイプのものである。そしてその車の特質から、低車高のものが多く、車室内で十分なヘッドクリアランス(搭乗者の頭部と幌部材との間の隙間)が得られにくいという問題がある。
一方、幌開閉式自動車においては、幌部材によって車室上方を覆ったとき(幌クローズ時)に幌部材が下方に垂れ下がってこないように幌部材を緊張状態に維持するための幌緊張保持機構が設けられる(たとえば、特許文献1)。図3は、その幌緊張保持機構の一従来例を示しており、同図において符号22はバックウィンドウアセンブリであり、同バックウィンドウアセンブリ22は、幌部材展張時(幌クローズ時)に自重で下方(矢印X方向)に垂れ下がらないようにするために通常テンションクロスと呼称されている幌緊張部材23によって車体前方側(矢印Y方向)に引張られている。図4は、この従来例(図3図示)の幌構造を下方から(車室側から)見たものであるが、同図4に示す従来構造のものにおいてはテンションクロス23は矩形形状とされており、その前方部分が搭乗者の頭Hの頭頂部H′の上方に位置するようになっている。そのため、図4に示す従来例のものにおいては、このテンションクロス23が車室内におけるヘッドクリアランスを小さくする一因となっている(図5(a)において符号C1で示す)。
特開昭61−215118号公報
本願発明は上記のような技術的背景のもとになされたもので、幌開閉式自動車において、その車高を高くすることなく車室内に必要とされるヘッドクリアランスを得ようとするものである。
本願発明の幌開閉式自動車は、幌クローズ時に展張状態にある幌部材11を緊張状態に保持するために、幌部材11の下方において、幌部材の後方部分と前方部分の間に張設されるテンションクロス23の形状を、後端23b側より前端23a側の方が横幅が小さくなる台形状としたことを基本的特徴とする。
そのようにすることにより、車室6内において、搭乗者の頭Hの頭頂部H′の上方に従来より大きなヘッドクリアランスが得られるようにしたものである。
本願発明の幌開閉式自動車は、上記のように、幌部材11の下面側に該幌部材11の展張時に該幌部材11を緊張状態に保持するためのテンションクロス23を設けるとともに、該テンションクロス23の形状を、後端23b側より前端23a側の方が横幅が狭くなる台形状としたものであり、それによって車室内で搭乗者の頭Hの頭頂部H′の上方に従来より大きなスペースがとれ、その結果、車高を高くすることなく十分なヘッドクリアランスが得られるという効果がある。
図1は、本願発明の実施例にかかる幌開閉式自動車における幌部材11を下方から(車室側から)みた状態を示しているが、図1の実施例においては、テンションクロス23の形状を後端23b側より前端23a側の方が横幅が小さくなる台形状としている。そのため、テンションクロス23の前端23a側部分は、搭乗者の頭Hの頭頂部H′の上に位置することなく搭乗者の頭上には比較的大きなヘッドクリアランス(図5(b)において符号C2で示す)が得られることになる。
なお、図1の実施例の幌構造は次のようにして形成される。すなわち、まず図2(A)に示すように、バックウィンドウアセンブリ22におけるリヤバックウィンドウ24の上方部分にテンションクロス23の後端部23b側が縫合され、それに続いて図2(B)に示すように、バックウィンドウアセンブリ22の前端部22aにトップクロスフロント21の後端部21bが縫合される。次いで、図2(C)に示すように、テンションクロス23がステー25,26とトップクロスフロント21の間を通って前方へ引き出され、さらにその前端部23aがステー27に面ファスナーなどで止着されると、図1に示す実施例の状態となる。
本願発明の実施例にかかる幌開閉式自動車における幌構造の下面図である。 図1の幌開閉式自動車における幌構造の組立工程図である。 幌開閉式自動車における従来の幌構造の構造該略図である。 幌開閉式自動車における従来の幌構造の下面図である。 従来構造例におけるヘッドクリアランスと、本願発明の実施例におけるヘッドクリアランスの比較図で、(a)が従来構造例の場合を示し、(b)が本願発明実施例の場合を示している。
符号の説明
1は車体、3はフロントガラス、11は幌部材、21はトップクロスフロント、22はバックウィンドウアセンブリ、23はテンションクロス、24はリヤバックウィンドウ、25,26,27はステーである。

Claims (1)

  1. 車室(6)の上方を幌部材(11)で開閉自在に覆蓋し得るようにした幌開閉式自動車であって、幌部材(11)の下面側に、該幌部材(11)の展張時に該幌部材(11)を緊張状態に保持するためのテンションクロス(23)を設けるとともに、該テンションクロス(23)の形状を、後端(23b)側より前端(23a)側の方が横幅が小さくなる台形状としたことを特徴とする幌開閉式自動車。
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JPH02113510U (ja) * 1989-02-28 1990-09-11

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