JP2006231656A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源や制御基板による発熱の影響がエンジン部に影響を与えないようにするとともに装置本体のスペースの有効利用を図らなければならない。
【解決手段】 画像形成部2と副走査搬送部3とをユニット化したエンジンユニット23を装置本体1の側方に配置し、装置本体1の前面側ではエンジンユニット23の用紙搬送方向下流側の側方にエンジンユニット230のサブタンク25にインクを供給するためのインクカートリッジ26を着脱自在に装着するカートリッジ装填部30を配置し、このカートリッジ装填部30に対向する装置本体1の背面側であって、記録ヘッド24の状態を維持する維持回復機構121の用紙搬送方向下流側の側方に、電源401、制御基板402などの電装部400を配置した。
【選択図】 図7

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に記録液の液滴を吐出する記録ヘッドで画像を形成する画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ/ファックス/コピア或いはこれらの機能を複合した画像形成装置としては、画像形成部に電子写真方式を採用したものが知られているが、例えば、記録液の液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを用いて、被記録媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、記録媒体、転写材なども同義で使用する。)を搬送しながら、記録液の液滴(以下、インク滴ともいう。)を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行なうインクジェット方式の画像形成部を搭載したものもある。
ところで、このような画像形成装置においては、装置各部の電源、装置全体の制御を司る制御部を実装した制御基板などの各種基板等を備えなければないが、これらの電源や制御基板からの発熱によって装置本体内の温度が上昇することになる。そこで、従来、次のような特許文献に記載されているような対策が講じられている。
例えば、特許文献1には、電装ユニットを電源部と制御回路部及び画像処理回路部の複数枚の基板で構成し、各基板を上部に空気流出穴を有する電装シャ−シと空気流入穴を有するベ−スで形成された空間に垂直に配置して装着すること、電源部の基板をヒ−トシンクが垂直になるように配置すること、電装シャ−シの上部に排気ダクト部と排気穴を有することなどが記載されている。
特開平09−222843号公報
特許文献2には、記録装置を制御する制御部を構成する回路基板が、キャリッジの往復動領域の端部近傍であって、キャリッジの往復動作に伴って発生する気流と接触可能な位置に配設されていること、記録装置本体を覆うカバー部材にキャリッジの移動に伴ってカバー部材内部に空気を取り入れる吸気孔と、キャリッジの移動に伴ってカバー部材外部へ空気を排出する排気孔とから構成される通気孔を設けることなどが記載されている。
特開2003−285503号公報
特許文献3には、給紙ローラ、搬送ローラ、および排紙ローラからなる搬送手段を、ガイド面を備えるボックス上に配設し、そのボックスをベースフレーム上に装着し、また記録ヘッドを支持したキャリッジ支持板を、排紙トレイ上方に装着し、更にボックスのガイド面を給紙ローラから排紙ローラへ向け低くなるように傾斜し、その後方部に用紙保持台を同方向に傾斜して着脱可能に装着し、ボックス内には、電源部、回路基板を配置することが記載されている。
特開平09−076585号公報
特許文献4には、キャリッジの左右往復運動と連動して左右往復運動を行う仕切板と、仕切板の走行空間と駆動モータとを筒状に取り囲む覆いを備え、この覆いの外にキャリッジを配置することによって駆動モータの発熱がキャリッジに搭載された印字ヘッドに与える悪影響を抑え、また、この覆いをダクトとして用いることで仕切板の左右往復運動によって発生する空気流を駆動モータに当て、駆動モータを冷却することが記載されている。
特開平11−245386号公報
特許文献5には、画像形成装置の機器本体の一側面あるいは後面に吸気口を有すると共に、機器本体の他側面に排気口を有し、吸気口から排気口までが同一経路で直結され、且つ、排気口近くにメインファンを有するメインダクトを備えることが記載されている。
特開平10−268735号公報
特許文献6には、電子写真方式の画像形成装置であるが、定着ユニットで発生した熱を遮蔽して拡散するヒートシンクと、ヒートシンクの表面に沿って配置された複数のヒートパイプと、ヒートシンクとヒートパイプの一方の端部に連結された放熱部材を有する断熱装置を、定着ユニットと定着ユニットの近傍に設けられ定着ユニットから生じる熱的影響を防止したいユニットの間に配置することが記載されている。
特開2003−323099号公報
特許文献7には、筐体内に各種ユニット機器を内包する複写機において、複写機の前面カバー下側に空気を取り入れる給気口と給気ファンを、また、背面カバーの内側に隔壁板を設けて形成した中空の排気ダクトを有し、かつ、排気ダクトの下側に排気ファンを有し、排気ファンの風量を給気ファンの風量より大きくすることが記載されている。
特開平10−149081号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように空気流出穴を有する電装シャ−シと空気流入穴を有するベ−スとの間の空間に電源部などを垂直に配置した場合、空気の流れが電源部や基板でされることになり充分な冷却効果を得られない。また、特許文献2に記載のようにキャリッジの移動に伴なって生じる空気流を回路基板に接触させるだけではキャリッジが停止しているときには冷却効果が得られないという課題がある。
その他、特許文献3に記載の構成では特に電源部、回路基板に対する冷却効果は得られない。また、特許文献4の記載ように仕切板を走行させるだけでは電源部などの冷却効果は得られない。さらに、特許文献5、7に記載のようにファンを備えることはそれだけ発熱部品が増えることになるとともに構成が複雑になり、特許文献6に記載のような断熱装置を備えることは定着装置を備えない画像形成装置には適用できない。
このように、従来の画像形成装置にあっては、電源部や制御回路基板をファンやキャリッジ或いはこれに同動する移動部材などを用いることなく、効果的に冷却することができないという課題がある。
しかも、上述した液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを用いてシリアルスキャン方式で画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置にあっては、キャリッジの主走査方向片側又は両側に、記録ヘッドの状態を維持するための維持回復機構や画像形成に寄与しない液滴を受ける空吐出受け部が配置されるために、装置本体が全体として大きくなり、装置の占有スペースが大きくなることから、スペースの効率的利用を図らなければならない。
この場合、上述した電源や制御基板などの発熱がエンジン部に影響を及ぼすことを避けるためには、エンジン部の下方に電源や制御基板などの電装部を配置することができず、装置本体の占有スペースの増大を抑えつつ、しかもエンジン部に発熱の影響が及ばないように電装部を配置しなければならない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、装置本体のスペースの利用効率を向上するとともに電装部の発熱がエンジン部に影響を与えることを抑えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、被記録媒体に画像を形成するエンジン部の被記録媒体搬送方向下流側の側方には、装置本体の前面側に記録液を収容する記録液カートリッジを脱着自在に装填するカートリッジ装填部が配置され、このカートリッジ装填部と対向する装置本体の背面側に少なくとも発熱を生じる部品を含む電装部が配置されている構成とした。
ここで、記録ヘッドの状態を維持するための維持回復機構の側方に部品を実装しない部品非実装空間を上下方向に設け、この部品非実装空間の最下部には電装部を構成する電源の発熱を生じる部品を配置することが好ましい。この場合、電装部は最も下側に電源が、その上方に装置を制御するための制御回路を実装した制御基板が配置されていることが好ましい。また、部品非実装空間に対応して上下には外部に通じる開口部が設けられていることが好ましい。さらに、電装部を配置する空間は実質的に閉じた空間であり、この空間と画像形成領域側とを仕切る仕切り部材に設けた開口部を介して、空間内にエンジン部の記録ヘッドを搭載したキャリッジが出入りすることが好ましく、この場合、キャリッジは待機中以外にも空間内に出入りすることが好ましい。
本発明に係る画像形成装置によれば、被記録媒体に画像を形成するエンジン部の被記録媒体搬送方向下流側の側方には、装置本体の前面側に記録液を収容する記録液カートリッジを脱着自在に装填するカートリッジ装填部が配置され、このカートリッジ装填部と対向する装置本体の背面側に少なくとも発熱を生じる部品を含む電装部が配置されているので、電装部から発生する熱は上方に移動する傾向があることからエンジン部への影響が少なくなり、しかも、エンジン部の側方にカートリッジ装填部と電装部を配置することで維持回復機構や空吐出受け部によって生じるエンジン部側方空間を有効に利用することができて、スペースの利用効率が向上する。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例の概要について図1ないし図4を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を示す概略構成図、図2は同装置の画像形成部及び副走査搬送部の平面説明図、図3は同じく側面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体1の内部(筺体内)に、用紙を搬送しながら画像を形成するための画像形成部(手段)2及び用紙を搬送するための副走査搬送部(手段)3等を有し、装置本体1の底部に設けた給紙カセットを含む給紙部(手段)4から用紙5を1枚ずつ給紙して、副走査搬送部3によって用紙5を画像形成部2に対向する位置で搬送しながら、画像形成部2によって用紙5に液滴を吐出して所要の画像を形成(記録)した後、片面印刷の場合には排紙搬送部(手段)7を通じて装置本体1の上面に形成した排紙トレイ8上に用紙5を排紙し、両面印刷の場合には、排紙搬送部7の途中から装置本体1の底部に備えた両面ユニット10に送り込み、スイッチバック搬送を行って、再度、副走査搬送部3に給紙して両面に画像を形成した後排紙トレイ8上に排紙する。
また、装置本体1の上部で排紙トレイ8の上方には、装置本体1の画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、画像を読み取るための画像読取部(スキャナ部)11を備えている。この画像読取部11は、照明光源13とミラー14とを含む走査光学系15と、ミラー16、17を含む走査光学系18とが移動して、コンタクトガラス12上に載置された原稿の画像の読み取りを行い、走査された原稿画像がレンズ19の後方に配置した画像読み取り素子20で画像信号として読み込まれ、読み込まれた画像信号はデジタル化され画像処理され、画像処理した印刷データを印刷することができる。
さらに、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、外部のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側からの画像データを含む印刷データ等をケーブル或いはネットワークを介して受信可能であり、受信した印刷データを処理して印刷することができる。
ここで、この画像形成装置の画像形成部2は、図2にも示すように、ガイドロッド21及び図示しないガイドステーでキャリッジ23を主走査方向に移動可能に保持し、主走査モータ27で駆動プーリ28Aと従動プーリ28B間に架け渡したタイミングベルト29を介して主走査方向に移動走査する。
そして、このキャリッジ23上に、それぞれの色の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド24を搭載し、キャリッジ23を主走査方向に移動させ、副走査搬送部3によって用紙5を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら記録ヘッド24から液滴を吐出させて画像形成を行うシャトル型としている。
記録ヘッド24は、それぞれブラック(Bk)インクを吐出する2個の液滴吐出ヘッド24k1、24k2と、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクを吐出するそれぞれ1個の液滴吐出ヘッド24c、24m、24yの計5個の液滴吐出ヘッド(以下、色を区別しないときは「記録ヘッド24」という。)で構成され、キャリッジ23に搭載した各サブタンク25からそれぞれ各色のインクが供給される。
一方、図1に示すように、装置本体1の前面からカートリッジ装填部30に、ブラック(Bk)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである各色のインクカートリッジ26を着脱自在に装着でき、各色のインクカートリッジ26から各色のサブタンク25にインクを供給する。なお、ブラックインクは1つのインクカートリッジ26から2つのサブタンク25に供給する構成としている。
なお、記録ヘッド24としては、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの、或いは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどを用いることができる。
また、キャリッジ23の走査方向一方側の非印字領域には、図2に示すように、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復装置121を配置している。この維持回復装置121は、5個の記録ヘッド24の各ヘッドのノズル面をキャピングするための5個の保湿用キャップ122k2、122k1、122c、122m、122y(色を区別しないときは「保湿用キャップ122」という。)と、1個の吸引用キャップ123と、記録ヘッド24のノズル面をワイピングするためのワイパーブレード124と、記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行うための空吐出受け部材125などを備えている。
さらに、キャリッジ23の走査方向他方側の非印字領域には、図2に示すように、5個の記録ヘッド24から記録(画像形成)に寄与しない液滴の吐出(空吐出)を行うための空吐出受け部材126を備えている。この空吐出受け部材126には、記録ヘッド24に対応して5個の開口127k2、127k1、127c、127m、127y(色を区別しないときは「開口127」という。)を形成している。
副走査搬送部3は、図3にも示すように、下方から給紙された用紙5を略90度搬送方向を転換させて画像形成部2に対向させて搬送するための、駆動ローラである搬送ローラ32とテンションローラである従動ローラ33間に架け渡した無端状の搬送ベルト31と、この搬送ベルト31の表面を帯電させるために高圧電源から交番電圧である高電圧が印加される帯電手段である帯電ローラ34と、搬送ベルト31を画像形成部2の対向する領域でガイドするガイド部材35と、用紙5を搬送ローラ32に対向する位置で搬送ベルト31に押し付ける2個の押さえコロ(加圧コロ)36と、画像形成部2によって画像が形成された用紙5の上面側を押える2個の拍車ローラ37と、画像が形成された用紙5を搬送ベルト31から分離するための分離爪38とを備えている。
この副走査搬送部3の搬送ベルト31は、副走査モータ131からタイミングベルト132及びタイミングローラ133を介して搬送ローラ32が回転されることで、図2の用紙搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。なお、搬送ベルト31は、例えば、抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)との2層構造としているが、これに限るものではなく、1層構造あるいは3層以上の構造でも良い。
さらに、搬送ローラ32の軸32aには高分解能のコードホール137を取り付け、このコードホイール137に形成した図示しないスリットを検出する透過型フォトセンサ138を設けて、これらのコードホイール137とフォトセンサ138によってロータリエンコーダを構成している。
給紙部4は、装置本体1の前面側から抜き差し可能で、多数枚の用紙5を積載して収納する給紙カセット41と、給紙カセット41内の用紙5を1枚ずつ分離して送り出すための給紙コロ42及びフリクションパッド43と、給紙された用紙5をレジストするレジストローラ44を備えている。また、この給紙部4は、多数枚の用紙5を積載して収容するための手差しトレイ46及び手差しトレイ46から1枚ずつ用紙5を給紙するための手差しコロ47と、装置本体1の下側にオプションで装着される給紙カセットや後述する両面ユニット10から給紙される用紙5を搬送するための搬送コロ48を備えている。給紙コロ42、レジストローラ44、手差しコロ47、搬送コロ48などの副走査搬送部3へ用紙5を給送するための部材は図示しない電磁クラッチを介してHB型ステッピングモータからなる給紙モータ(駆動手段)49によって回転駆動される。
排紙搬送部7は、副走査搬送部3の分離爪38で分離された用紙5を搬送する3個の搬送ローラ71a、71b、71c(区別しないときは「搬送ローラ71」という。)及びこれに対向する拍車72a、72b、72c(同じく「拍車72」という。)と、排紙ローラ71及び拍車72間で搬送される用紙5をガイドする下ガイド部73及び上ガイド部74と、下ガイド部73及び上ガイド部74の間から送り出される用紙5を、第1の搬送経路である反転排紙経路81を通じて反転してフェイスダウンで排紙トレイ8へ送り出すための反転ローラ対77及び反転排紙ローラ対78とを備えている。なお、下ガイド部73及び上ガイド部74の間で用紙5を搬送する搬送路を搬送路70といい、この搬送路70の距離を画像が形成された用紙5を反転排紙しても画像の擦れなどが生じない程度に乾燥するための時間を確保できる長さにしている。
なお、搬送路70の出口側には、排紙トレイ8に反転排紙するための第1排紙経路81、後述するストレート排紙トレイ181に排紙するための第2排紙経路82及び両面ユニット10に送る排紙経路(両面排紙経路)のいずれかの搬送経路に切り替えるための分岐機構60を設けている。
そして、装置本体1の側面にはこの分岐機構60で分岐された用紙5を両面ユニット10に送り込むために下方に搬送する垂直両面搬送路83を設けている。この垂直両面搬送路83には送り込まれた用紙5を下方に搬送する入口ローラ対91及び出口ローラ対92を備えている。また、この垂直両面搬送路83を形成するために装置本体1の側部にはガイド板84を設けている。
両面ユニット10は、垂直両面搬送路83から送り込まれた用紙5を水平方向に搬送する水平取り込み搬送路90a及びスイッチバック搬送路90bを有している。水平取り込み搬送路90aには5つの両面搬送ローラ対93を備え、スイッチバック搬送路90bには取り込み搬送路90aから送られる用紙5を反転して再給紙するためのリバースローラからなる両面出口ローラ94及び3個の両面搬送ローラ対95を備えている。
また、取り込み搬送路90aからスイッチバック搬送路90bへの用紙5の搬送経路とスイッチバック搬送路90bから搬送ローラ対48への再給紙のための搬送経路とを切り替える分岐板96を揺動可能に設けている。分岐板96は、図1の実線図示のスイッチバック側位置と破線図示の再給紙側位置との間で揺動可能である。
この両面ユニット10から送り出された用紙5は、前述した搬送コロ48に送り込まれてレジストローラ44に送られる。
そして、上述した給紙部4の給紙カセット41、手差し給紙トレイ46、両面ユニット10から給紙された用紙5がレジストローラ44で搬送されるとき、副走査搬送部3の搬送ローラ32及び押えコロ36間とレジストローラ44との間で、用紙5にループ(弛み)を形成して用紙5に対するバックテンションなどを防止するため、図1に示すように、開閉ガイド板110を揺動可能に設けている。
この開閉ガイド板110は、レジストローラ44から用紙5を副走査搬送部3に送り出すときには、図示の状態から矢示方向に揺動して用紙5を案内し、用紙5が副走査搬送部3の達したタイミングで図示の状態に復帰してループを形成可能な状態にする。
さらに、この画像形成装置においては、1枚手差し給紙を行なうために、図1にも示すように、装置本体1の一側部側に、1枚手差し給紙トレイ141を装置本体1に対して開閉可能(開倒可能)に設け、1枚手差しを行なうときには1枚手差し給紙トレイ141を仮想線図示の位置に開倒する。この1枚手差し給紙トレイ141からの手差し給紙される用紙5は、開閉ガイド板110の上面でガイドされてそのまま副走査搬送部3の搬送ローラ32と押さえコロ36との間に直線的に差し込むことができる。
一方、画像形成が行われた用紙5をフェイスアップでストレートに排紙するため、装置本体1の他側部側にストレート排紙トレイ181を開閉可能(開倒可能)に設けている。このストレート排紙トレイ181を開く(開倒)ことで、排紙搬送部7の下ガイド部73及び上ガイド部74から送り出される用紙5を直線的にストレート排紙トレイ181に排紙するための第2の排紙経路であるストレート排紙経路82が形成される。
これにより、例えばOHP、厚手の用紙など曲線搬送が難しい用紙を使用するときには1枚手差し給紙トレイ141から1枚手差し給紙を行いストレート排紙トレイ181まで直線的に用紙5を搬送することができるようになる。勿論、普通紙などの通常の用紙であっても1枚手差し給紙トレイ141から給紙し、ストレート排紙トレイ181に直線的に排紙することはできる。
この画像形成装置における画像形成動作について簡単に説明すると、図示しないACバイアス供給部から帯電ローラ34に交番電圧である正負極の矩形波の高電圧を印加することによって、帯電ローラ34は搬送ベルト31の絶縁層(表層)に当接しているので、搬送ベルト31の表層には、正と負の電荷が搬送ベルト31の搬送方向に対して交互に帯状に印加され、搬送ベルト31上に所定の帯電幅で帯電が行われて不平等電界が生成される。
そこで、給紙部4、手差し給紙部46、両面ユニット10、1枚手差し給紙トレイ141などから用紙5が給紙されて搬送ローラ32と押えコロ36との間の、正負極の電荷が形成されることによって不平等電界が発生している搬送ベルト31上へと送り込まれると、用紙5は電界の向きにならって瞬時に分極し、静電吸着力で搬送ベルト31上に吸着され、搬送ベルト31の移動に伴って搬送される。
そして、この搬送ベルト31で用紙5を間歇的に搬送しながら、用紙5上に印刷データに応じて記録ヘッド24から記録液の液滴を吐出して画像を形成(印刷)し、画像形成が行なわれた用紙5の先端側を分離爪38で搬送ベルト31から分離して排紙搬送部7によって、適宜、排紙トレイ8、ストレート排紙トレイ181に排紙し、あるいは両面ユニット10に送り込んで他面に画像の形成を行なった後排紙する。
次に、この画像形成装置における各部の配置について図4ないし図8をも参照して説明する。なお、図4はこの画像形成装置の外観斜視説明図、図5は同じく各部のレイアウトを説明する模式的正面説明図、図6は同じく模式的右側面説明図、図7は同じく模式的平面説明図、図8はエンジンユニットの斜視説明図である。
この画像形成装置は、画像形成部2及び副走査搬送部3をユニット化してエンジンユニット(エンジン部)230(図8参照)とし、装置本体1内に、エンジンユニット230、給紙部4、排紙搬送部7などを備え、この装置本体1上に画像読取部11を配置して、装置本体1の上部に用紙を排出する排紙部(排紙トレイ)8を設け、排紙トレイ8の上方であって装置本体1の前側には、装置本体1及び画像読取部11などに所定の指示を与え、所要の情報を表示するための操作部(オペレーションパネル、操作パネル)201を、チルト方式として前側に揺動可能に備えている。なお、この画像形成装置では、装置本体1の下部には前述した両面ユニット部10に代えて用紙を収容する複数段の増設給紙トレイ202を重ねて設けている。
また、装置本体1の前面側には、画像形成部2及び副走査搬送部3をユニット化したエンジンユニット230を装置本体1に対して着脱自在に装着するために開閉可能な右前カバー301と、カートリッジ装填部30に対してインクカートリッジ26を交換するために開閉可能な左前カバー302とを備えている。なお、これらの右前カバー301及び左前カバー302の部分は、平面形状で見たとき、図7にも示すように、エンジンユニットの空吐出受け部126(図2も参照)に対応する右前カバー301の部分が相対的に出っ張り、インクカートリッジ26の装填部に対応する左前カバー302の部分が相対的に後退している形状として、装置本体1の平面形状における占有スペースを小さくしている。
ここで、この装置本体1においては、エンジンユニット23を装置本体1の右側(逆からみれば左側になる。)に配置し、このエンジンユニット23で画像が形成された用紙5を直線的に搬送する搬送路70を有する排紙搬送部7をエンジンユニット23の側方に配置し、更に、この排紙搬送部7の下方に、記録液カートリッジであるインクカートリッジ26を着脱自在に装着するカートリッジ装填部30を配置している。
このように、エンジンユニット23で画像が形成された直後の用紙5を装置本体1内で直線的に搬送するための排紙搬送部7の搬送路70を設けることによって、画像が形成されて記録液(インク)が付着した用紙5上の記録液が乾燥するまでの時間を稼ぐことができ、その後用紙5を排紙トレイ8に排紙することによって、画像の擦れなどによる品質の低下を防止することができる。
つまり、画像形成直後の用紙を直ちに反転排紙すると、反転のためには、用紙上の記録液が十分乾燥してない内に画像形成面をローラなどで支持しなければならならないことから、画像の擦れなどの生じやすく、画像品質の低下につながる。これに対して、この画像形成装置のよるに一旦画像形成直後の用紙を、画像形成面を上にしたまま直線的に搬送する排紙搬送部7を設けることで、用紙上の記録液が乾燥するに十分な時間を確保できることになり、その後用紙を反転させても画像面の擦れなどが生じなくなり、画像品質の低下を防止できる。
また、この排紙搬送部7の下方にインクカートリッジ26を装填するカートリッジ装填部30を配置することによって、空間を有効利用することができるとともに、装置本体1の奥行き方向での占有スペースを小さくすることができる。
つまり、シリアルスキャン型の画像形成部にあっては前述したように記録ヘッド24の維持回復を行なうために維持回復機構121や空吐出受け部126が必要になるため、キャリッジ23の走査領域は通紙可能な用紙の幅よりも広くならざるを得ず、そのため、キャリッジ23を装置本体1の前後方向に走査する構成では、例えば維持回復機構121を背面側に、空吐出受け部126を前側に配置することになる。
ここで、キャリッジ23にインクタンク(インクカートリッジ)を搭載する構成の画像形成装置であれば、別途インクカートリッジを装填する装填部を装置本体1側に設ける必要はないが、この画像形成装置のようなサブタンク方式の構成では、装置本体1側にインクカートリッジを装填する装填部を備えなければならない。このインクカートリッジ装填部をエンジンユニット230の下方に配置することは、キャリッジの主走査方向両側に維持回復機構121や空吐出受け126を配置する構成では、装置本体1の高さが不必要に高くなることになる。また、この画像形成装置のようにエンジンユニット230が装置本体1に対して着脱できる構成とした場合には、エンジンユニット230の前側にインクカートリッジ装填部を配置することはできなくなる。
そこで、図5に示すように、装置本体1の正面から見て、エンジンユニット230の側方で、かつ、排紙搬送部7の下方の空間内にインクカートリッジ装填部30を配置することで、装置本体1の高さ、横幅を大きくすることなく、インクカートリッジ装填部30を配置することができるとともに、図7に示すように、インクカートリッジ装填部30を平面で見て最大通紙幅の内側に入るように配置することで、装置本体1の前後方向での占有スペースも小さくすることができる。そして、用紙の記録液の乾燥時間を稼ぐために排紙搬送部7を設けた場合に、この排紙搬送部7の下方の空間を有効に利用することができる。
さらに、この画像形成装置では、図7及び図5に示すように、装置本体1の前面側にカートリッジ装填部30を配置するとともに、このカートリッジ装填部30と対向する装置本体1の背面側に発熱を生じる部品を含む電装部400を配置している。
すなわち、画像形成装置においては、電源や制御基板などの電装部からの発熱は避けられないが、記録液を使用する画像形成部2の維持回復機構121の下方に電装部を配置すると、電装部から発生する熱は自然と上昇するので、その熱によって維持回復機構121やその位置で待機している記録ヘッド24が温められることになり、記録液の乾燥が促進されて記録ヘッド24の目詰まりなどが生じやすくなる。
そこで、この画像形成装置では、シャトル型では主走査方向両側に維持回復機構121や空吐出受け部126を配置しなければならないことから生じる空間を有効に利用するとともに、画像形成部2の維持回復機構121などのエンジン部に対する熱の影響を抑えるため、維持回復機構121の用紙搬送方向下流側の側方であって、かつ、カートリッジ装填部30と対向する装置本体1の背面側に発熱を生じる部品を含む電装部400を配置するようにしているのである。
この場合、後述するように、この電装部400には少なくとも熱を発生しやすい電源や制御基板を含むことが好ましい。
次に、エンジンユニット230について図8を参照して簡単に説明する。このエンジンユニット230は、前述したように画像形成部2と副走査搬送部3とをユニット化し、装置本体1に着脱自在に装着できるようにようにして、メンテナンス性を向上したものである。
そして、この画像形成装置においては、前述したようにサブタンク方式の構成であることから、キャリッジ23に搭載しているサブタンク25に対して装置本体1側のインクカートリッジ26からインクを補充供給するため、インクカートリッジ装填部30はインクカートリッジ26を装填するフレーム260及びインクカートリッジ26内のインクを送り出す供給機構261を備え、この供給機構261から5本のチューブ262を介してキャリッジ23上のサブタンク25にインクを補充供給(給送)する。
この場合、エンジンユニット230を装置本体1に対して脱着するときに、インクカートリッジ装填部26からチューブ262を介してキャリッジ23上のサブタンク25に至るインク供給経路を分解しなければならないのでは、インク供給経路にゴミや埃など侵入しやすく、インク供給経路の目詰まりによる供給不能が生じやすくなる。
そこで、ここでは、エンジンユニット230のフレーム231にインクカートリッジ装填部26のフレーム260を固定して、インクカートリッジ26とエンジンユニット320とを一体のユニットとして、エンジンユニット230を装置本体1に対して脱着するときにインク供給経路を不必要に分解しないようにしている。これによって、インク供給経路にゴミや埃などが侵入することを防止できる。
次に、上述した電装部400の構成を含む装置本体1の背面部側の構成について図9ないし図11をも参照して説明する。なお、図9は同背面部の斜視説明図、図10は同じく平面説明図、図11は同じく模式的側面説明図である。
装置本体1の背面側カバー501と側板502との間には、エンジンユニット230の維持回復機構121が配置され、側板502にはエンジンユニット230を脱着するための開口部503が形成されている。この場合、側板502は電装部400を配置する実質的に閉じた空間(開口部503以外は閉じている空間という意味)である気室505と画像形成領域とを仕切る部材となる。
そして、維持回復機構121の側方には、上下方向に延びる部品を配置しない部品非実装空間504を設け、この部品非実装空間504の下側及び側方に電装部400を配置している。すなわち、電装部400を構成している電源401を、部品非実装空間504の下側から側方にかけて配置し、この電源401上方で、部品非実装空間504を空けて、この画像形成装置全体を制御する制御部を実装した制御基板402及びエンジンユニット230の各部を制御するエンジン制御部(画像形成制御部)を実装した画像形成基板403を、部品非実装空間504に沿って上下方向に配置している。なお、維持回復機構121の上方にはモータ等を駆動する駆動回路を実装した駆動基板404を配置している。
さらに、図11にも示すように、背面側カバー501の側面下側部分には部品非実装空間504の背面側に外部に通じる下側開口部511(斜線を施して示す部分)を形成し、また、背面側カバー501の側面上側部分には部品非実装空間504の背面側に外部に通じる上側開口部512(斜線を施して示す部分)を形成している。ここで、下側開口部511は電源401の装置幅方向(図7で左右方向)長さと同程度に形成し、また、上側開口部512は装置幅方向の長さと同程度に形成している。
つまり、発熱の大きいコイルやトランジスタといった電気素子を含む電源401は、非実装空間504の直下、制御基板402及び画像形成基板403は非実装空間504に沿って上下方向に配置している。
したがって、部品非実装空間504では、下側の電源401のコイルやトランジスタといった電気素子で発生する熱によって、上昇する気流(対流)515が発生し、この上昇する気流515によって、下側開口部511から外部の空気が吸入され、温まった空気は上側の開口部512から装置本体1外に排出されるようになる。この自然対流ないし上昇気流によって、電装部400が冷却される効果が得られる。
このとき、部品非実装空間504は周囲が維持回復機構121やホーム位置にあるキャリッジ23、制御基板402や画像形成基板403、背面側カバー501や側板502に囲まれていることから煙突状の空間として形成されることから、下側の電源401で発生する熱によって極めて速い上昇する空気の流れが生じることが確認された。これによって、ファンなどの送風手段を用いないでも電装部400を効果的に冷却することができる。
この場合、図12に示すように、背面側カバー501の上部であって、部品非実装空間504の上方又は駆動基板404の上方にも開口部513を形成し、部品非実装空間504から開口部513を通じて上方に流れる空気の流れ516が生じるようにすることもできる。
さらに、画像形成時には、キャリッジ23は図6で矢示方向に往復移動しながら画像を形成することから、フレーム(側板)502と背面側カバー501などで画成される気室505に開口部504を介して出入りすることになり、そのときに気室505は負圧になったり正圧になったりすることで、上述した対流や気室505内での空気の攪拌を助長するので、この空気の流れによっても電装部400を冷却する効果を生じる。
なお、キャリッジ23は非印字時には維持回復機構121上で待機位置とするが、このとき、制御基板402などに設けた温度検出素子の出力に応じて非印字時でもキャリッジ23の往復移動を行ったり、あるいは、印字途中であっても用紙を止めたままキャリッジを往復移動させることで、同様の効果を得ることができる。
本発明に係る画像形成装置の説明に供する概略構成図である。 同じく画像形成部及び副走査搬送部の平面説明図である。 同じく副走査搬送部の正面説明図である。 同画像形成装置の外観斜視説明図である。 同画像形成装置の装置本体のレイアウトを説明する模式的正面説明図である。 同じく模式的右側面説明図である。 同じく模式的平面説明図である。 同じくエンジンユニットの斜視説明図である。 同じく背面部の斜視説明図である。 同じく平面説明図である。 同じく模式的側面説明図である。 同じく背面部の他の例を示す模式的側面説明図である。
符号の説明
1…装置本体
2…画像形成部
3…副走査搬送部
4…給紙部
5…用紙(被記録媒体)
7…排紙搬送部
8…排紙トレイ(排紙部)
10…両面ユニット
11…画像読取部
21…ガイドロッド
22…ガイドレール
23…キャリッジ
24…記録ヘッド
25…サブタンク
26…インクカートリッジ
30…インクカートリッジ装填部
31…搬送ベルト
32…搬送ローラ
34…帯電ローラ
60…分岐機構
70…搬送路
121…維持回復機構
126…空吐出受け部
230…エンジンユニット
400…電装部
401…電源
402…制御基板

Claims (6)

  1. 記録液の液滴を吐出する記録ヘッドを主走査して被記録媒体を搬送しながら画像を形成するエンジン部を備えた画像形成装置において、前記エンジン部の被記録媒体搬送方向下流側の側方には、装置本体の前面側に記録液を収容する記録液カートリッジを脱着自在に装填するカートリッジ装填部が配置され、このカートリッジ装填部と対向する装置本体の背面側に少なくとも発熱を生じる部品を含む電装部が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記記録ヘッドの状態を維持するための維持回復機構の側方に部品を実装しない部品非実装空間を上下方向に設け、この部品非実装空間の最下部には前記電装部を構成する電源の発熱を生じる部品を配置したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記電装部は最も下側に電源が、その上方に装置を制御するための制御回路を実装した制御基板が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記部品非実装空間に対応して上下には外部に通じる開口部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記電装部を配置する空間は実質的に閉じた空間であり、この空間と画像形成領域側とを仕切る仕切り部材に設けた開口部を介して、前記空間内に前記エンジン部の記録ヘッドを搭載したキャリッジが出入りすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、前記キャリッジは待機中以外にも前記空間内に出入りすることを特徴とする画像形成装置。
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