JP2006231010A

JP2006231010A - 蓄光安全杖

Info

Publication number: JP2006231010A
Application number: JP2005089760A
Authority: JP
Inventors: Naoko Kanai; 直子金井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-02-25
Filing date: 2005-02-25
Publication date: 2006-09-07

Abstract

【課題】夜間暗い部屋の中・屋外で杖のある場所を探すのは困難なために、合成樹脂の杖の握り部に長時間光る蓄光又は残光塗料を塗布又は混錬し、又杖本体の下部に蓄光又は残光塗料を塗布し杖を容易に暗闇の中でも探せる、又、杖の握り部を図のように手で握りやすい形状にした杖を提供する。
【解決手段】杖の握り部を硬質合成樹脂で成形し、その外周に軟質合成樹脂で覆い、杖を倒した時の音を吸収し、同時に握り部を手で握りやすい形状にした、杖本体は、木材、金属管、アルミ合金パイプで製作し、握り部、杖本体に蓄光又は残光塗料を塗布又は混錬して、夜暗い場所で容易に杖を探せるようにした事を特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、杖の握り部、又は杖本体が蓄光又は残光塗料で夜中に長時間光る安全歩行補助具である蓄光安全杖に関するものである。

従来、夜間暗い部屋の中・屋外を歩くには光る杖、照明付き杖などが利用されている、それらは乾電池、電球、懐中電灯等の光源が必要であり、無ければ歩行は困難であり、危険である、特に夜間暗い部屋・屋外の暗い場所において、杖の置き場所を探すのには、目の自由者でない人でも不便を感じている人は多く、探すのは困難である。光る杖、照明付き杖に関するものでは、特開２００２−２６２９１３、特開２００３−１０２５２６等があるが、電源を使用しないで長時間光る杖は、現時点でも使用されていない。

それには次のような問題点があった。
（イ）杖を必要とする高齢者、身体の不自由な人が夜中の暗い部屋では、杖を見つけるのが困難であり動けば物にぶつかり危険である。
（ロ）乾電池等が無いと暗い部屋では杖を見つけることが出来ない。
（ハ）夜、屋外，暗い部屋で電源等が無くても光る杖は無かった。
（ニ）長時間光を出す杖は無い。
（ホ）高齢化社会が進行する中で、介護用杖の必要性はいままで以上になり、夜中の暗い場所で光る杖が安全のために必要性がより求められる。
本発明は、以上の問題点を解決するたのものである。

歩行者用杖本体（１）の上部に握り部（２）を設け、その握り部（２）は図３〜６に示すような握りやすい形状にする。その形状の握り部（２）は硬質合成樹脂性で、その外側に軟質合成樹脂で覆っている。軟質合成樹脂製の握り部は杖を倒しても、衝撃時の音が吸収されるためである。杖本体の握り部の下部は木材、金属管、アルミ合金（３）等で製作されて握り部（１）と合体し杖本体（１）を構成する。
握り部（２）の軟質合成樹脂に昼間明るい場所に置くだけで、暗くなると長時間光る、市販されている蓄光又は残光塗料を塗布又は混練して設ける。杖本体（１）の下部、木材、金属管、アルミ合金（３）等は蓄光又は残光塗料を塗布する。以上を特徴とする蓄光安全杖。

本発明は、杖の必要な高齢者、身体の不自由な人が歩行するとき、暗闇の屋外、暗闇の部屋の中では杖本体が長時間、蓄光又は残光塗料により光り、杖の場所がすぐわかる。歩行のときは、暗闇の場合でも杖の存在がわかり、事故を防止出来る。又、杖の握り部の形状が図３〜６のような形状のため、手で握りやすく、手の指に合った形状、又は杖の握り部の形状はどんな形状も可能な蓄光安全杖で極めて高い効果がある。

発明の実施するための形態

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）杖本体（１）の上部に握り部（２）を設ける。
（ロ）握り部（２）は硬質合成樹脂の材料で成形され、その周りに軟質の合成樹脂で覆い、床に落とした時の衝撃音を吸収する構造にする。
（ハ）握り部（２）は持ちやすく、握りやすい形状に成形する。
（ニ）杖本体（１）の下部は暗い場所で長時間光る蓄光又は残光塗料を塗布する。
（ホ）握り部（２）は合成樹脂に蓄光又は残光塗料を塗布又は混ぜて成形する。
本発明は、以上の構成よりなっている。

本発明の正面図である。本発明の側面図である。本発明の握り部の正面図である。本発明の握り部の平面図である。本発明の握り部の右側面図である。本発明の握り部の左側面図である。

符号の説明

１杖本体
２握り部
３本体下部、木材，金属管，合成樹脂

Claims

杖本体の握り部の硬質合成樹脂材を軟質合成樹脂で覆いその軟質合成樹脂材に市販の長時間光る蓄光又は残光塗料を混練又は塗布してなる蓄光安全杖。
杖本体の握り部の下部、木材，金属管、アルミ合金のパイプ等に市販の長時間光る蓄光又は残光塗料を塗布してなる請求項１記載の蓄光安全杖。
杖本体の握り部は手の各指の形状にして、握りやすく、外れにくい形状に成形機で成形してなる請求項１〜２記載の蓄光安全杖。
杖本体の握り部は図３〜６以外のあらゆる形状でも可能な請求項１〜３記載の蓄光安全杖。