JP2006230434A - ジャー炊飯器 - Google Patents

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Toshihiro Fujita
敏広 藤田
Keiji Ishikawa
啓治 石川
Norio Ikeda
典生 池田
Atsushi Koma
敦 高麗
Akihiro Shinabe
晃宏 品部
Kazuhiro Ukita
和宏 浮田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】過熱蒸気利用により保温性能の向上と利便性向上効果をもたらす。
【解決手段】炊飯行程終了後自動的に保温行程に入るジャー炊飯器において、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋内の炊飯物に供給する100℃以上の過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生手段と、保温行程開始からの保温経過時間を計時する計時手段とを有し、保温行程開始から6時間経過後および12時間経過後に間欠加熱すると同時に、過熱蒸気発生手段により炊飯物に蒸気を供給することを特徴とするものである。これにより、通常の食事のタイミングにおける再加熱の手間がなくなり、同時に過熱蒸気が再加熱時の昇温による水分の蒸発を防ぎ、ご飯の黄変や乾燥を防止することができるため、使用者は常に炊飯直後の炊きたてに近い状態のおいしいご飯を食べることができるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、炊飯後、自動的に炊飯された飯を73℃前後に保持すべく制御される保温工程に移行するジャー炊飯器において、保温性能を向上させるために、過熱蒸気を利用するものである。
従来、この種のジャー炊飯器は、ご飯を収容する容器と、この容器を加熱する加熱手段と、容器の温度を検出する温度検出手段と、保温工程において、保温中のご飯を90〜100℃に加熱することを指示する再加熱指示手段と、温度検知手段からの検出温度に基づいて加熱手段を制御して炊飯および保温等の各工程を実行する制御手段とを具備し、この制御手段は保温工程中に再加熱指示手段が操作されると、ご飯を保温工程中の加熱手段の加熱量より大きい加熱量で加熱することにより、保温時の保温温度である73℃前後のご飯を、所定の温度(90℃〜100℃)に加熱する機能を有するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、米等を収容する内鍋と、内鍋を加熱する加熱手段と、内鍋の温度を検知する温度検知手段と、加熱手段を用いて設定された炊飯パターンに従い炊飯動作を実行する炊飯制御手段と、加熱手段を用いて設定された保温パターンに従い保温動作を実行する保温制御手段と、加熱手段を用いて設定された再加熱パターンに従い再加熱動作を実行する再加熱制御手段とを有し、再加熱制御手段は設定時間が経過すると再加熱動作を終了させ自動的に保温動作に移行するようにすると共に、設定時間内に温度検知手段により検知された温度がご飯の炊きたて温度に近い第一の設定温度に到達するとその時点で再加熱動作を終了させ保温動作に移行するようにした炊飯器のように、あらかじめ設定されたパターンで、保温や再加熱を繰り返す機能を備えたジャー炊飯器も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−277146号公報 特開平7−39455号公報
しかしながら、保温中のご飯の温度は通常炊飯直後のご飯温度よりも低く設定されているため、上記の従来の構成のジャー炊飯器では、保温をしていたご飯を、炊飯直後のような熱々のご飯として食べるためには、ご飯を食べる前に再加熱指示をし、再加熱が終了するのを待たなくてはならず、食べたい時にすぐには熱々のご飯を食べることはできない。また、保温していたご飯を炊飯終了時に近い温度にまで再加熱をすることにより、ご飯の温度は上昇するが、再加熱によりご飯の水分が蒸発し黄変や乾燥が進行するという課題が生じていた。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、使用者が一日の中で、何時に食事をするかという食事パターンに合わせて、過熱蒸気発生手段により炊飯物に過熱蒸気を供給しながらの再加熱をすることにより、食事時に再加熱をする手間がなくなり、同時に過熱蒸気が再加熱時の昇温による水分の蒸発を防ぎ、ご飯の黄変や乾燥を防止することができるため、使用者は保温時のごはんのおいしさを損なわず、炊飯直後に近い熱々の状態のご飯を食べることができるものである。
上記問題を解決するために、本発明は、鍋内の炊飯物に供給する100℃を超える過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生手段と、保温経過時間を計時する計時手段とを有し、保温工程において、使用者の食事パターンに基づいた所定時間間隔で、鍋加熱手段で所定時間加熱するとともに過熱蒸気発生手段により炊飯物に過熱蒸気を供給するものである。
これにより、食事時に再加熱をする手間がなくなり、すぐに熱々のご飯が食べることができ、同時に過熱蒸気が再加熱時の昇温による水分の蒸発を防ぎ、ご飯の黄変や乾燥を防止するため、使用者は保温のご飯であっても、おいしさを損なわず炊飯直後に近い熱々の状態のご飯を食べることができるものである。
本発明によれば、食事時に再加熱をする手間がなくなり、同時に過熱蒸気が再加熱時の昇温による水分の蒸発を防ぎ、ご飯の黄変や乾燥を軽減できる。
第1の発明は、炊飯行程終了後自動的に保温行程に入るジャー炊飯器において、鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋内の炊飯物に供給する100℃を超える過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生手段と、保温行程開始からの保温経過時間を計時する計時手段とを有し、保温行程開始から食事パターンに合わせた時間間隔ごとに、所定時間、間欠加熱すると同時に、過熱蒸気発生手段により炊飯物に過熱蒸気を供給することにより、食事に再加熱をする手間がなくなり、同時に過熱蒸気が再加熱時の昇温による水分の蒸発を防ぎ、ご飯の黄変や乾燥を防止することができるため、使用者は保温時のごはんのおいしさを損なわず、食事時には炊飯直後に近い熱々の状態のご飯を、すぐに食べることができるものである。
第2の発明は、保温温度を約60℃の低温保温とすることにより、保温中のご飯の劣化を少なくし、よりおいしいご飯を食べることができる。
第3の発明は、鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、鍋内の炊飯物の量を判定する炊飯量判定手段とを備え、炊飯量判定手段の判定炊飯量によって鍋加熱手段および過熱蒸気発生手段の通電量を可変とすることにより、炊飯量が多い時には通電量を多くし、また炊飯量が少ない時には通電量を少なくすることができ、炊飯量大小にかかわらず安定して過熱蒸気供給の効果を上げることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態を図1により説明する。図1において1は炊飯器の本体を示し、着脱自在の鍋2を内装する。さらに鍋2の上面を覆う蓋3が開閉自在に設置されている。また鍋2を加熱する鍋加熱手段4と鍋2の温度を検知する鍋温度検知手段5、鍋内の炊飯物の量を判定する炊飯量判定手段(図示せず)を本体1内部に配置する。
また、本体1および蓋3には、過熱蒸気発生手段6が設けられている。過熱蒸気発生手段6は、本体1に内装された水タンク7と水タンク加熱手段8と、水タンク7で発生した蒸気をさらに加熱して過熱蒸気を生成するために蓋3に設けられた蒸気加熱手段9により構成されている。また、蒸気加熱手段9は、蒸気温度制御手段(図示せず)により制御されている。また、鍋温度検知手段5および炊飯量判定手段の出力をもとに、マイクロコンピュータに記憶された炊飯のシーケンスに基づいて、鍋加熱手段4、蒸気加熱手段9を制御する制御装置(図示せず)および、保温工程開始からの保温経過時間を計時する計時手段(図示せず)が設けられている。
上記の構成において過熱蒸気再加熱をおこなう動作について図2を用いて説明する。図2は保温時の鍋温度検知手段5の検知温度と保温経過時間と再加熱のタイミングの関係を示すものである。
保温工程開始からの保温経過時間は、計時手段により計測されており、所定時間ごとに過熱蒸気を供給しながらの再加熱行程を実行する。通常、朝6時頃に朝食をとり、12時頃に昼食、夕方6時ごろに夕食をとることが多い。従って、一般的な食事パターンは6時間間隔であるといえる。このことより、図2においては、所定の時間を一般的な食事パターンである6時間ごとに設定しており、6時間ごとに炊飯直後のご飯温度に近い温度まで過熱蒸気を供給しながら再加熱工程を実行することにより、食べる時にすぐに熱々のご飯を食べることができる。
また、本実施の形態1においては、保温温度は約72℃と設定している。しかし、この状態で従来の再加熱を行うと、ご飯温度の上昇に伴ってご飯に含まれる水分も蒸発し、ご飯の黄変と乾燥が進行する。そこで、図2に示すように、再加熱と同時に100℃を超える高温な過熱蒸気を供給することにより、ご飯の水分を蒸発させることなく、かつ、より速やかにご飯の温度を上昇させることができるため、保温のご飯を乾燥や黄変を進行させることなく、炊きたてに近い熱々のご飯に再加熱することができる。
したがって、朝、昼、晩の3回の一般的な食事パターンに合わせて、6時間ごとに保温ご飯を間欠的に過熱蒸気再加熱することにより、朝炊飯したご飯を昼食べて、さらに夜食べる場合でも、昼炊いたご飯を夜食べる場合、夜炊いたご飯を朝食べる場合のいずれの場合においても、食事のタイミングでは、再加熱の手間なく、すぐに炊きたてに近い熱々のご飯を食べることができる。
また、炊飯量判定手段により判定された炊飯量によって、鍋加熱手段4と過熱蒸気発生手段6の通電量を調整することにより、所定の再加熱時間t1およびt2が最適となるように制御する。すなわち、炊飯量が多い時には、ご飯全体に過熱蒸気が万遍なく行き渡り、且つ速やかに温度上昇が行えるように通電量を多くし、また炊飯量が少ない時には、過剰な加熱によるご飯の乾燥や黄変の進行を防止することと、余分な電力を消費しないためにも、通電量を少なくすることにより、炊飯量大小にかかわらず安定して過熱蒸気再加熱の効果を発揮することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態を図1および2を用いて説明する。機器の構成要素は実施の形態1と同じであり、図1に示すとおりである。
図2は実施の形態1と同様、保温時の鍋温度検知手段5の検知温度と保温経過時間と再加熱のタイミングの関係を示すものである。本実施の形態においては、保温温度は60℃に設定されている。通常、保温温度が高くなればなるほど、保温時間の経過とともにご飯の乾燥や黄変が進行しご飯が劣化していく。そのため、ご飯の劣化を抑制するために、通常の保温温度よりも低い60℃での低温保温としている。しかし、低温保温はごはんの温度が低いために、保温時間の経過とともに腐敗細菌(Bacillus stearothermophilusに属する細菌)が増殖し腐敗臭が生じてくる。低温保温においては、この腐敗防止のために定期的に腐敗細菌栄養細胞の死滅温度である75℃以上にまでご飯を殺菌加熱する必要がある。従って、図2に示すように、殺菌加熱のタイミングと過熱蒸気再加熱のタイミングを、一般的な食事タイミングである6時間間隔に一致させ、再加熱時間t1およびt2を殺菌に必要な時間とご飯の昇温に必要な時間のどちらか長い方とすることにより、殺菌行程の後に再加熱を行うなどの余分な加熱をなくし、ご飯の劣化を抑制しながら過熱蒸気による再加熱をするとともに、ご飯を食べる時の再加熱の手間も省くことができ、すぐに炊き立てに近い美味しいご飯を食べることができる。
以上のように、本発明にかかるジャー炊飯器は、乾燥を防ぎながら高温を付加することが求められる機能、例えば冷飯再加熱機能、殺菌機能、などを併せ持つ炊飯器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1、2における炊飯器の断面図 同炊飯器の保温工程の温度と保温経過時間と再加熱のタイミングの関係を示す図
符号の説明
2 鍋
4 鍋加熱手段
5 鍋温度検知手段
6 過熱蒸気発生手段

Claims (3)

  1. 鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の開口部を覆う蓋と、前記鍋内の炊飯物に供給する100℃を超える過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生手段と、保温経過時間を計時する計時手段とを有し、保温工程において、使用者の食事パターンに基づいた所定時間間隔で、前記鍋加熱手段で所定時間加熱するとともに前記過熱蒸気発生手段により炊飯物に過熱蒸気を供給することを特徴とするジャー炊飯器。
  2. 保温温度が約60℃の低温保温であることを特徴とする請求項1記載のジャー炊飯器。
  3. 鍋内の炊飯物の量を判定する炊飯量判定手段を備え、前記炊飯量判定手段の判定炊飯量によって鍋加熱手段および過熱蒸気発生手段の通電量を変える請求項1記載のジャー炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012239672A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Panasonic Corp 炊飯器
CN108415310A (zh) * 2017-02-09 2018-08-17 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种烹饪控制方法及装置、烹饪器
JP2019037602A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 日立アプライアンス株式会社 炊飯器

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