JP2006229829A - デインターリーブ装置、デインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置およびデインターリーブ装置を搭載した無線通信装置 - Google Patents

デインターリーブ装置、デインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置およびデインターリーブ装置を搭載した無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】少ないメモリ容量でデインターリーブ処理を行うデインターリーブ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フレーム尤度メモリ用アドレス生成器102、フレーム尤度メモリ103、デインターリーブメモリ用アドレス生成器104、デインターリーブメモリ105を備え、フレーム尤度メモリ103にはフレーム尤度を格納し、デインターリーブメモリ105には軟判定受信ビットデータと、軟判定受信ビットデータに対応したフレーム尤度メモリのアドレス情報を格納する。デインターリーブメモリ105にはフレーム尤度そのものを格納しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターリーブ技術を用いた移動体通信などの無線通信におけるデインターリーブ装置、デインターリーブ方法、データ復号装置および無線通信装置に関するものである。
一般に移動体通信などの無線通信においては、マルチパスフェージングなどの影響により受信データの品質劣化が生じやすい。このような品質劣化を改善する技術として、バースト状の誤りをランダム化するインターリーブ技術や、符号誤り制御の一種である畳み込み符号化技術を用いて、その復号の際に受信データの確からしさを表す尤度情報を用いてデータの値を判定する軟判定復号技術が知られている。
ディジタルデータの伝送において生じる誤りは、一般に誤り訂正符号によって訂正されている。しかし、伝送路での誤りは、バースト状に生じることが多いので、直接に誤り訂正符号を適用しても、バースト状の誤りを訂正する効果があまり得られない。そこで、バースト誤りをランダム化するインターリーブ技術を併用することで、誤り訂正の効果を改善することが行われている。
インターリーブ技術の一つとして、データ記憶手段としてのメモリにデータをマトリクス状の行あるいは列方向のいずれか一方を優先して書き込み、優先する行と列の方向を変えてデータを読み出すビットの並び換えを行うことでバースト誤りをランダム化する手法がある。
この種のインターリーブ技術の例としては、メモリの書き込み方向と読み出し方向を行方向と列方向に直行させるインターリーブ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図8に従来のインターリーブ装置におけるインターリーブメモリのデータ構成を示し、インターリーブメモリへの書き込み、読み出し方法について説明する。図8において、インターリーブメモリ10はN行M列(N、Mは任意の整数)のマトリクスのデータ構成になっており、P個(Pは任意の整数)のブロックに分割されている。さらに各ブロック内部は、N行M/P列のマトリクス構成になっている。インターリーブメモリ10への書き込みは列方向である書き込み方向11に行われ、読み出し(送信順序)は行方向である読み出し方向12に行われる。各ブロックは送信データのフレームに対応しており、ブロックa1には送信データの第1フレームのデータが格納され、ブロックa2には第2フレームのデータ、ブロックa3には第3フレームのデータ、そしてブロックaPには第Pフレームのデータが格納される構成である。
一方、畳み込み符号化技術は、符号化レート、拘束長、生成多項式により一意に決まる畳み込み符合生成規則に基づいて符号化を行うものである。この生成規則を図式化したものがトレリス図形と呼ばれる一種の状態遷移図であり、畳み込み符号はその復号の際、受信データとトレリス図形上の可能な経路(パス)を照らし合わせ、最もそれらしいパス(最適パス)を選択することで、受信データのビット誤りを訂正することが可能である。ビタビ復号は、畳み込み符号の復号法として最も一般的な方法であり、データの値そのものによりトレリス図形の選択可能な信号系列と比較する硬判定と、データの値がその値をとる確からしさ(尤度)により比較する軟判定とがある。
そして、従来提案されている軟判定復号技術としては、フレーム尤度付き軟判定ビットデータを利用した軟判定復号装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。従来の軟判定復号装置は、上述したような軟判定をビット単位で行って軟判定ビットデータを算出する手段に加え、受信データのフレームに対する尤度(フレーム尤度)を算出する手段を備えることにより、フレーム尤度付き軟判定ビットデータを算出することにより、ビット誤り率特性の改善を図っている。
図9にフレーム尤度付き軟判定ビットデータのデインターリーブを行うデインターリーブメモリのデータ構成を示し、デインターリーブメモリへの書き込み、読出し方法について説明する。図9において、デインターリーブメモリ20はN行L列(N、Lは任意の整数)のマトリクスのデータ構成になっており、P個(Pは任意の整数)のブロックに分割されている。さらに各ブロック内部はN行L/P列のマトリクス構成になっており、送信データが格納されるM/P列と、フレーム尤度が格納されるQ列(Qはフレーム尤度ビット数)とから構成される。デインターリーブメモリ20のL列を式で表すと、L=M+P×Qの関係にある。すなわち図8の送信側のインターリーブメモリ10に対して、フレーム尤度のビット数Qだけ各ブロックの列数が増えている。デインターリーブメモリ20への書き込みは行方向である書き込み方向21に行われ、読み出し(復号順序)は列方向である読み出し方向22に行われる。各ブロックは送信データのフレームに対応しており、ブロックa1には送信データの第1フレームのデータと第1フレームのフレーム尤度が格納され、ブロックa2には第2フレームのデータと第2フレームのフレーム尤度、ブロックa3には第3フレームのデータと第3フレームのフレーム尤度、ブロックaPには第Pフレームのデータと第Pフレームのフレーム尤度が格納される構成である。フレーム尤度は、書き込み前は各フレームに対し1つ存在するが、読出しは読み出し方向22に行われるので、書き込み方向21の書き込みの際には行ごとのデータそれぞれと対でフレーム尤度が格納される。このように書き込み方向21にデータを書き込み、読み出し方向22にデータを読み出して復号することで、伝送路で生じたバースト状の誤りが分散され、ランダムな誤りに変換することができるとともに、フレーム尤度を用いた軟判定復号を行うことができる。
特許第2827978号公報(第6頁、図2) 特開2003−244261号公報(図1)
しかしながら、従来の技術では、フレーム尤度付き軟判定受信ビットデータをデインターリーブ処理するときに、ビットの並び替え前は1つのフレームに対して1つであったフレーム尤度を、各ビットにフレーム尤度を付加して1ワード単位でデータ記憶手段に記憶するので記憶容量が大きくなってしまう。そのため、データ記憶手段をメモリ素子で実現する場合、大容量のメモリ素子を必要とし、回路規模が大きくなるという課題を有していた。またメモリ素子の容量が大きくなると、それに比例して価格が高くなるので、無線通信装置の価格という点で不向きであった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであり、少ないメモリ容量でデインターリーブ処理が容易になり、メモリ容量を削減したデインターリーブ装置、デインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置およびデインターリーブ装置を搭載した無線通信装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のデインターリーブ装置は、フレーム尤度を格納する第1のデータ記憶手段と、軟判定受信ビットデータが格納される第2のデータ記憶手段とを分離して別個に設け、第2のデータ記憶手段には軟判定受信ビットデータと、軟判定受信ビットデータに対応した第1のデータ記憶手段のアドレス情報を格納する構成とした。本構成によって、軟判定受信ビットデータを格納する第2のデータ記憶手段にはフレーム尤度そのものを格納せず、必要なメモリ容量を小さくしている。
また、本発明のデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置は、誤り検出手段と再生要求データ生成手段とを備え、受信ビットデータに誤りがある場合には基地局に再送要求を行う構成とした。本構成によって、復号データに誤りがある場合にはデータの再送要求を行い、復号データの誤りが検出されなくなるまで再送要求が行われる。
また、本発明のデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置は、再送要求により再送された受信ビットデータをデインターリーブした信号と、誤りを含むと判定された受信ビットデータをデインターリーブした信号とを加算する第1の加算手段と、前記再送された受信ビットデータのフレーム尤度と、前記誤りを含むと判定された受信ビットデータのフレーム尤度とを加算する第2の加算手段とを備えて構成した。本構成によって、元の受信データと再送された受信データを加算するので、元の受信データのみの場合に比べてデータの確からしさが向上する。
また、本発明のデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置は、基地局より再送される再送データに対して、誤りを含むと判定された受信ビットデータとは異なるデインターリーブのパターンでの再送要求データを生成する再送要求データ生成手段とを備えて構成した。本構成によって、元の受信データと異なるデインターリーブのパターンで再送された受信データを加算するので、元の受信データのみの場合に比べてデータの確からしさが向上する。
また、本発明のデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置は、乗算器の代わりに、前記第2のデータ記憶手段から出力されるデインターリーブされた硬判定受信ビットデータを用いて、対応するフレーム番号が格納されたアドレスに応じて前記第1のデータ記憶手段から出力されるフレーム尤度をそのまま出力するか、またはデインターリーブされた硬判定受信ビットデータを反転して1を加算する正反転手段を備えて構成した。本構成によって、デインターリーブされた硬判定受信ビットデータにフレーム尤度情報を付加する際に、乗算器によらずに、回路規模の小さい正反転手段によりこれを行うことができる。
また、本発明のデインターリーブ方法は、フレーム尤度を格納する第1のデータ記憶ステップと、軟判定受信ビットデータが格納される第2のデータ記憶ステップとを分離して実行し、第2のデータ記憶ステップでは軟判定受信ビットデータと、軟判定受信ビットデータに対応した第1のデータ記憶ステップのアドレス情報を格納する方法とした。本方法によって、軟判定受信ビットデータを格納する第2のステップではフレーム尤度そのものを格納せず、必要なメモリ容量を小さくしている。
また、本発明のデインターリーブ方法は、乗算するステップの代わりに、前記第1のデータ出力ステップで出力されるデインターリーブ後の硬判定受信ビットデータと、前記第2のデータ出力ステップで出力されたフレーム尤度をそのまま出力するか、またはデインターリーブされた硬判定受信ビットデータを反転して1を加算する正反転ステップを行う方法とした。本方法によって、デインターリーブされた硬判定受信ビットデータにフレーム尤度情報を付加する際に、乗算するステップによらずに、演算処理のステップ数の小さい正反転ステップによりこれを行うことができる。
本発明によれば、フレーム尤度付き軟判定受信ビットデータのデインターリーブを行うための記憶手段において、その記憶容量を削減することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の実施の形態1に係るデータ復号装置100は、デインターリーブ装置101、復号器107を具備している。このデータ復号装置100は、デインターリーブ装置101により、無線回線におけるマルチパスフェージングなどの影響を受けた受信データを復調器(図示せず)で復調して生成された、受信データのフレーム番号S1およびフレーム尤度S2と、受信ビット番号S3および軟判定受信ビットデータS4を元に、軟判定受信ビットデータS4をデインターリーブ処理してフレーム尤度付き軟判定受信ビットデータS5を生成し、復号器106によりフレーム尤度付き軟判定受信ビットデータS5を復号して復号データS6を出力する。
デインターリーブ装置101は、フレーム尤度メモリ用アドレス生成器102、フレーム尤度メモリ103、デインターリーブメモリ用アドレス生成器104、デインターリーブメモリ105、乗算器106を具備している。
デインターリーブ装置101の出力端子は、復号器107の入力端子に接続されている。デインターリーブ装置101において、フレーム尤度メモリ用アドレス生成器102の出力端子は、フレーム尤度メモリ103と、デインターリーブメモリ105の入力端子に接続されている。フレーム尤度メモリ103の出力端子は、乗算器106の入力端子に接続されている。デインターリーブメモリ用アドレス生成器104の出力端子は、デインターリーブメモリ105の入力端子に接続されている。デインターリーブメモリ105の出力端子は、乗算器106の入力端子に接続されている。
フレーム尤度メモリ用アドレス生成器102は、フレーム番号S1を受けてフレーム尤度メモリ用アドレスS7を生成してフレーム尤度メモリ103とデインターリーブメモリ105に与える。フレーム尤度メモリ103は、フレーム尤度メモリ用アドレスS7に従いフレーム尤度S2を格納する。
デインターリーブメモリ用アドレス生成器104は、フレーム番号S1と受信ビット番号S3を受けてデインターリーブメモリ用アドレスS8を生成してデインターリーブメモリ105に与える。デインターリーブメモリ105は、デインターリーブメモリ用アドレスS8に従い、軟判定受信ビットデータS4とフレーム尤度メモリ用アドレスS7を格納する。
乗算器106は、フレーム尤度メモリ103からのフレーム尤度S9とデインターリーブメモリ105からのデインターリーブされた軟判定受信ビットデータS10とを受けて、これらのフレーム尤度S9とデインターリーブされた軟判定受信ビットデータS10を乗算することにより、フレーム尤度付き軟判定受信ビットデータS5を生成して復号器107に与える。このように、軟判定受信ビットデータS4をデインターリーブ処理し、乗算器106にてフレーム尤度と乗算した後、フレーム尤度付き軟判定受信ビットデータS5を復号器107で復号するように構成している。
次に、本発明の実施の形態1に係るデータ復号装置の具体的な動作について、図2を参照して説明する。図2は、実施の形態1に係る動作を示すブロック図である。図2に示すように、軟判定受信ビットデータS4の1フレームの総ビット数を10ビットとし、4フレームで一つのデインターリーブを行う構成とした例について説明する。
フレーム尤度メモリ用アドレス生成器102は、フレーム番号1のフレーム尤度の格納先アドレスとして0を生成する。このときフレーム番号1のフレーム尤度はフレーム尤度メモリ103のアドレス0に格納される。また、デインターリーブメモリ105の上位ビット側には軟判定受信ビットデータS1を、下位ビット側にはフレーム尤度メモリ用アドレス生成器101から生成されたフレーム尤度メモリ用アドレスS7の値を1ワードにして格納する。
またデインターリーブメモリ用アドレス生成器104は、フレーム番号S1と、軟判定受信ビットデータS4を受信した順序情報である受信ビット番号S3から、デインターリーブの規則(本実施の形態の例では行方向に書き込み、列方向に読み出して復号する)に従い1ビット毎にデインターリーブメモリ用アドレスS8を生成する。
図2のフレーム番号1の軟判定受信ビットデータはB(1,0)、B(1,1)、B(1,2)、B(1,3)、B(1,4)、B(1,5)、B(1,6)、B(1,7)、B(1,8)、B(1,9)の順に受信される。デインターリーブメモリ用アドレス生成器104において、デインターリーブメモリ用アドレスS8を次のように生成する。軟判定受信ビットデータのB(1,0)用にアドレス0を、B(1,1)用にアドレス4を、B(1,2)用にアドレス8を、B(1,3)用にアドレス12をB(1,4)用にアドレス16をB(1,5)用にアドレス20を、B(1,6)用にアドレス24を、B(1,7)用にアドレス28を、B(1,8)用にアドレス32を、B(1,9)用にアドレス36を生成する。
即ちデインターリーブメモリ105のアドレス0の上位側にはB(1,0)が、下位側には“0”が格納される。同様に、アドレス4の上位側にはB(1,1)が格納され、下位側には“0” が格納される。アドレス8の上位側にはB(1,2)が格納され、下位側には“0” が格納される。アドレス12の上位側にはB(1,3)が格納され、下位側には“0” が格納される。アドレス16の上位側にはB(1,4)が格納され、下位側には“0” が格納される。アドレス20の上位側にはB(1,5)が格納され、下位側には“0” が格納される。アドレス24の上位側にはB(1,6)が格納され、下位側には“0” が格納される。アドレス28の上位側にはB(1,7)が格納され、下位側には“0” が格納される。アドレス32の上位側にはB(1,8)が格納され、下位側には“0” が格納される。アドレス36の上位側にはB(1,9)が格納され、下位側には“0” が格納される。
同様に、フレーム番号2、フレーム番号3、フレーム番号4のそれぞれの軟判定受信ビットデータS4とフレーム尤度メモリ用アドレスS7はデインターリーブメモリ105に格納され、フレーム尤度はフレーム尤度メモリ103に格納される。この時点で、4フレームの受信ビットデータがデインターリーブにより送信側でインターリーブされる前の順番になるように、デインターリーブメモリ105のアドレス0からアドレス39の各ワードの上位ビット側に格納された状態となる。またデインターリーブメモリ105の各ワードの下位ビット側には、フレーム尤度S2を保持しているフレーム尤度メモリ103のアドレス情報が格納された状態となる。
デインターリーブメモリ105の計40ワードのデータは、デインターリーブメモリ105のアドレス0から順番に読み出される。読み出された上位ビット側の軟判定受信ビットデータは乗算器106に入力される。下位ビット側から出力されたフレーム尤度メモリ用アドレスS11は、フレーム尤度メモリ103に渡され、そのアドレスに従い、フレーム尤度S9が読み出されて乗算器106に入力される。
すなわち、デインターリーブメモリ105のアドレス0を読み出すときには、乗算器106には、軟判定受信ビットデータS1のB(1,0)とフレーム番号1のフレーム尤度が入力される。乗算器106からは、デインターリーブメモリ105及びフレーム尤度メモリ103から読み出された、軟判定受信ビットデータS10とフレーム尤度S9が乗算された結果のフレーム尤度付き軟判定受信ビットデータS5が出力される。乗算器106の出力は、順次、復号器107に入力され、復号処理される。以上の処理により復号データを生成する。
本発明の実施の形態1によれば、フレーム尤度を格納するメモリと、軟判定受信ビットデータが格納されるメモリとを分離して別個に設けたことにより、軟判定受信ビットデータが格納されるメモリには対応するフレーム尤度を格納するメモリのアドレス情報が付加されて格納され、フレーム尤度そのものを格納しなくて良いので、そのメモリ容量を削減することができる。また、少ないメモリ容量でデインターリーブ処理を行うことができるためデインターリーブ回路およびデータ復号装置を小さくすることができるから、小型化、低コスト化に適するため無線通信装置に適している。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図面を参照して説明する。図3は、本発明の実施の形態2に係るデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2に係るデータ復号装置200は、本発明の実施の形態1に係るデータ復号装置100と基本的には同じ構成要素を具備し、更にデータ復号装置の先に誤り検出器201と再送要求データ生成器202を設けている。本発明の実施の形態1と同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。誤り検出器201が復号データS6を受けて誤り検出結果S20を算出し、誤り検出結果S20を受けて再送要求データ生成器202が再送要求データS21を生成している。
すなわち、本発明の実施の形態2に係るデータ復号装置200は、デインターリーブ装置101、復号器107と、誤り検出器201と再送要求データ生成器202とを具備し、デインターリーブ装置101は、フレーム尤度メモリ用アドレス生成器102、フレーム尤度メモリ103、デインターリーブメモリ用アドレス生成器104、デインターリーブメモリ105、乗算器106を設けている。
図3において、復号データに誤りが含まれているか否かを検出するため、復号器107から生成された復号データS6を誤り検出器201に入力し、誤り検出結果S20を得る。復号データS6が誤っている場合には、再度、同じ4フレーム分のデータを基地局(図示せず)に対して再度送信することを要求するため、再生要求データ生成器202により再生要求データS21生成して基地局に向けて送信する。再送されてきたデータに対して同様の復号処理を行うことにより、復号データを再度生成し、復号データの誤りが検出されなくなるまで、再送要求データS21を基地局に送信することを繰り返す。
本実施の形態によれば、本発明の実施の形態1の効果に加えて、復号データに誤りがある場合にはデータの再送要求を行い、復号データの誤りが検出されなくなるまで繰り返すので、誤りの無い復号データを得ることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について、図面を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態3に係るデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本発明の実施の形態3に係るデータ復号装置300は、第一にフレーム尤度メモリを、誤りがあると判定された元の受信ビットデータのフレーム尤度と再送された受信ビットデータのフレーム尤度とを格納するフレーム尤度メモリ301として構成し、メモリ領域を初期データ領域301aと再送データ領域301bに分割している。第二にフレーム尤度メモリ301と乗算器106との間にそれぞれのフレーム尤度を加算するフレーム尤度加算器302を追加している。そして第三にデインターリーブメモリを、元の軟判定受信ビットデータがデインターリーブされたデータと再送された軟判定受信ビットデータがデインターリーブされたデータとを格納するデインターリーブメモリ303として構成し、メモリ領域を初期データ領域303aと再送データ領域303bに分割している。第四にデインターリーブメモリ303と乗算器106との間にそれぞれの軟判定受信ビットデータを加算する受信ビットデータ加算器304とを追加して設けている。これら4つの点以外については実施の形態2と基本的に同じである。
すなわち、本発明の実施の形態3に係るデータ復号装置300は、デインターリーブ装置305にフレーム尤度メモリ用アドレス生成器102、フレーム尤度メモリ301、デインターリーブメモリ用アドレス生成器104、デインターリーブメモリ303、フレーム尤度加算器302、受信ビットデータ加算器304、乗算器106を設け、乗算器106の入力端子はフレーム尤度加算器302と受信ビットデータ加算器304の出力端子に接続している。そしてデインターリーブ装置305を復号器107に接続し、復号器107の先に誤り検出器201と、再送要求データ生成器202を具備している。
フレーム尤度メモリ301において、誤りがあると判定された元の受信ビットデータのフレーム尤度S9は初期データ領域301aに格納されている。また、再送された受信ビットデータの再送フレーム尤度S30は再送データ領域301bに格納されている。フレーム尤度加算器301は、フレーム尤度S9と再送フレーム尤度S30とを加算して乗算器に出力する。
デインターリーブメモリ303において、誤りがあると判定された元の受信ビットデータがデインターリーブされた軟判定受信ビットデータS10は初期データ領域303aに格納されている。また、再送された受信ビットデータがデインターリーブされた再送軟判定受信ビットデータS31は再送データ領域303bに格納されている。受信ビットデータ加算器302は、デインターリーブされた軟判定受信ビットデータS10と、デインターリーブされた再送軟判定受信ビットデータS31とを加算して乗算器106に出力する。これ以外の本発明の実施形態3に係るデータ復号装置300の構成は、本発明の実施の形態2に係るデータ復号装置200と同じである。
図4において、誤り検出器201により誤りを検出した場合に、再送要求データ生成器202で再送要求データS21を生成して基地局(図示せず)に送信し、基地局より再送データを受信する。再送データを受信した後、フレーム尤度S9と再送フレーム尤度S30とをフレーム尤度加算器301に入力し、デインターリーブされた軟判定受信ビットデータS10と、デインターリーブされた再送軟判定受信ビットデータS31を受信ビットデータ加算器304に入力し、それぞれの加算器の出力を乗算器106に入力する。乗算器106の出力を復号器107に入力し、復号器107から復号データS6を生成し復号データS6の誤りが検出されなくなるまで再送要求データS21を基地局に送信することを繰り返す。
本実施の形態によれば、本発明の実施の形態2の効果に加えて、元の受信データと再送された受信データを加算するので、元の受信データのみの場合に比べてデータの確からしさが向上し、誤りがある場合の再送要求回数が減少して誤りの無い復号データを得るまでの時間を短縮することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について、図面を参照して説明する。図5は、本発明の実施の形態4に係るデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態4に係るデータ復号装置400は、本発明の実施の形態3に係るデータ復号装置300の構成を基本として、誤り検出器201から出力される誤り検出結果S20を受けて、デインターリーブ異パターン再送要求データ生成器401が、誤りを含むと判定された復号データとは異なるデインターリーブのパターンで再送要求データS40を生成するものである。本発明の実施の形態3と同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。
すなわち、本発明の実施の形態4に係るデータ復号装置400は、デインターリーブ装置305にフレーム尤度メモリ用アドレス生成器102、フレーム尤度メモリ301、デインターリーブメモリ用アドレス生成器104、デインターリーブメモリ303、フレーム尤度加算器302、受信ビットデータ加算器304、乗算器106を設けたことは実施の形態3の構成と同じである。そして、デインターリーブ装置305の先に復号器107を接続し、復号器107の先に誤り検出器201、デインターリーブ異パターン再送要求データ生成器401を設けて、誤りを含むと判定された復号データとは異なるデインターリーブのパターンの再送要求データS40を生成する。これ以外の本発明の実施形態4に係るデータ復号装置400の構成は、本発明の実施の形態3に係るデータ復号装置300と同じである。
図5において、誤り検出器201により誤りを検出した場合に、デインターリーブ異パターン再送要求データ生成器401は、誤りを含むと判定された復号データとは異なるデインターリーブのパターンでの再送要求を行う再送要求データS40を生成して基地局(図示せず)に対して送信する。異なるデインターリーブのパターンとして例えば、書き込み、読み出しと行、列の関係を入れ替えたり、フレーム内でのデータの順番を入れ替えたり、送信するフレームの順番を入れ替えたりする方法などがある。そして、再送された受信ビットデータに対して再度復号処理を行い、復号データS6の誤りが誤り検出器201で検出されなくなるまで再送要求データS40を基地局に送信することを繰り返す。
本実施の形態によれば、本発明の実施の形態3の効果に加えて、元の受信データと異なるデインターリーブのパターンで再送された受信データを加算するので、元の受信データのみの場合に比べてデータの確からしさが向上し、誤りがある場合の再送要求回数が減少して誤りの無い復号データを得るまでの時間を短縮することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について、図面を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態5に係るデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態5に係るデータ復号装置500は、本発明の実施の形態1に係るデータ復号装置100の構成を基本として、データの尤度により判定する軟判定ではなく、データの値そのものによりトレリス図形の選択可能な信号系列と比較する硬判定により判定された、硬判定受信ビットデータをデインターリーブメモリ105に格納し、乗算器106の代わりに正反転器501を用いてフレーム尤度付き硬判定受信ビットデータS52を生成する。本発明の実施の形態1と同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。
すなわち、本発明の実施の形態5に係るデータ復号装置500は、デインターリーブ装置502にフレーム尤度メモリ用アドレス生成器102、フレーム尤度メモリ103、デインターリーブメモリ用アドレス生成器104、デインターリーブメモリ105を具備し、正反転器501がフレーム尤度S9とデインターリーブされた硬判定受信ビットデータS51を受けて、フレーム尤度付き硬判定受信ビットデータS52を生成し、復号器107に出力している。
図6において、デインターリーブ装置502により、無線回線におけるマルチパスフェージングなどの影響を受けた受信データを復調器(図示せず)で復調して生成された硬判定受信ビットデータS50を、フレーム尤度メモリ用アドレスS7と共にデインターリーブメモリ105に格納する。正反転器501は、デインターリーブされた硬判定受信ビットデータS51が0のときはそのままフレーム尤度S9を出力し、デインターリーブされた硬判定受信ビットデータS51が1のときはフレーム尤度ビットを反転して1を加算して出力することにより、フレーム尤度付き硬判定受信ビットデータS52を生成して復号器107に与え、復号データをS6得る。
本実施の形態によれば、本発明の実施の形態1の効果に加えて、硬判定受信ビットデータを復号する場合には乗算器ではなく正反転器を用いることができるので、その回路規模を削減することができる。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6について、図面を参照して説明する。図7は、本発明の実施の形態6に係るデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態6に係るデータ復号装置600は、本発明の実施の形態5に係るデータ復号装置500の構成を基本として、復号器107の先に誤り検出器201と再送要求データ生成器202を接続している。誤り検出器201が復号データS6を受けて誤り検出結果S20を算出し、誤り検出結果S20を受けて再送要求データ生成器202が再送要求データS21を生成している。本発明の実施の形態5と同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。
すなわち、本発明の実施の形態6に係るデータ復号装置600は、デインターリーブ装置502にフレーム尤度メモリ用アドレス生成器102、フレーム尤度メモリ103、デインターリーブメモリ用アドレス生成器104、デインターリーブメモリ105、正反転器501を具備し、誤り検出器201が復号データS6を受けて誤り検出結果S20を算出し、誤り検出結果S20を受けて再送要求データ生成器202が再送要求データS21を生成している。
図7において、復号データに誤りが含まれているか否かを検出するため、復号器107から生成された復号データS6を誤り検出器201に入力し、誤り検出結果S20を得る。復号データS6が誤っている場合には、再度、同じ4フレーム分のデータを基地局(図示せず)に対して再度送信することを要求するため、再生要求データ生成器202により再生要求データS21生成して基地局に向けて送信する。再送されてきたデータに対して同様の復号処理を行うことにより、復号データを再度生成し、復号データの誤りが検出されなくなるまで、再送要求データS21を基地局に送信することを繰り返す。
本実施の形態によれば、本発明の実施の形態5の効果に加えて、復号データに誤りがある場合にはデータの再送要求を行い、復号データの誤りが検出されなくなるまで繰り返すので、誤りの無い復号データを得ることができる。
なお、本発明の実施の形態2および実施の形態6のいずれかにおいて、本発明の実施の形態4と同様に異なるデインターリーブのパターンでの再送要求を行うことも可能である。
なお、各実施の形態ではフレーム尤度メモリとデインターリーブメモリを分割したブロックで図示して説明したが、一つのメモリを用いてそのデータ領域を分けてデータを格納するようにしてもよい。
なお、本発明の実施の形態3および実施の形態4のいずれかにおいて、フレーム尤度メモリとデインターリーブメモリは初期データ領域と再送データ領域にメモリ内部のデータ領域を分けているが、別個のメモリとして分割してもよい。
本発明にかかるデインターリーブ装置およびデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置は、デインターリーブのための記憶手段の記憶容量を減らすことができるので、インターリーブ技術を用いた移動体通信などの無線通信における無線通信装置等に適している。
本発明の実施の形態1におけるデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成図 本発明の実施の形態1におけるデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の動作を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成図 本発明の実施の形態3におけるデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成図 本発明の実施の形態4におけるデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成図 本発明の実施の形態5におけるデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成図 本発明の実施の形態6におけるデインターリーブ装置を搭載したデータ復号装置の構成図 従来のインターリーブ装置におけるインターリーブメモリのデータ構成を示す構成図 従来のデインターリーブ装置におけるデインターリーブメモリのデータ構成を示す構成図
符号の説明
100、200、300、306、400、500、600 データ復号装置
101、305、502 デインターリーブ装置
102 フレーム尤度メモリ用アドレス生成器
103、301 フレーム尤度メモリ
104 デインターリーブメモリ用アドレス生成器
105、303 デインターリーブメモリ
106 乗算器
107 復号器
201 誤り検出器
202 再送要求データ生成器
302 フレーム尤度加算器
304 受信ビットデータ加算器
401 デインターリーブ異パターン再送要求データ生成器
501 正反転器

Claims (11)

  1. フレーム番号とフレーム尤度とを対で格納するためのアドレスを生成する第1のアドレス生成手段と、
    前記第1のアドレス生成手段で生成されたアドレスに従い、フレーム番号とフレーム尤度とを対で格納する第1のデータ記憶手段と、
    受信した順序情報である受信ビット番号を元に、軟判定ビットデータの並べ替えを規定したデインターリーブに従い、1ビット毎に並び替え後の軟判定ビットデータの順番をアドレスとして生成する第2のアドレス生成手段と、
    前記第2のアドレス生成手段で生成されたアドレスに従い並び替えられた軟判定ビットデータと、対応するフレーム番号が格納された前記第1のデータ記憶手段のアドレスとを結合して1ワードにして格納する第2のデータ記憶手段と、
    前記第2のデータ記憶手段から出力されるデインターリーブされた軟判定受信ビットデータと、対応するフレーム番号が格納されたアドレスに応じて前記第1のデータ記憶手段から出力されるフレーム尤度とを乗算する乗算手段を備えたことを特徴とするデインターリーブ装置。
  2. 請求項1に記載のデインターリーブ装置を備え、更に前記デインターリーブ装置からの出力データを用いて復号処理を行う復号手段を備えたことを特徴とするデータ復号装置。
  3. 前記復号手段から再生された復号データに誤りが含まれているか否かを検出する誤り検出手段と、誤っている場合は基地局に対して送信する再送要求データを生成する再生要求データ生成手段とを更に備えたことを特徴とする請求項2記載のデータ復号装置。
  4. 再送要求により再送された受信ビットデータをデインターリーブした信号と、誤りを含むと判定された受信ビットデータをデインターリーブした信号とを加算する第1の加算手段と、
    前記再送された受信ビットデータのフレーム尤度と、前記誤りを含むと判定された受信ビットデータのフレーム尤度とを加算する第2の加算手段とを備えたことを特徴とする請求項3記載のデータ復号装置。
  5. 基地局より再送される再送データに対して、誤りを含むと判定された受信ビットデータとは異なるデインターリーブのパターンでの再送要求データを生成する再送要求データ生成手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載のデータ復号装置。
  6. 前記第2のアドレス生成手段は、受信した順序情報である受信ビット番号を元に、硬判定ビットデータの並べ替えを規定したデインターリーブに従い、1ビット毎に並び替え後の硬判定ビットデータの順番をアドレスとして生成し、
    前記第2のデータ記憶手段は、前記第2のアドレス生成手段で生成されたアドレスに従い並び替えられた硬判定ビットデータと、対応するフレーム番号が格納された前記第1のデータ記憶手段のアドレスとを結合して1ワードにして格納し、
    前記乗算器の代わりに、前記第2のデータ記憶手段から出力されるデインターリーブされた硬判定受信ビットデータを用いて、対応するフレーム番号が格納されたアドレスに応じて前記第1のデータ記憶手段から出力されるフレーム尤度をそのまま出力するか、またはデインターリーブされた硬判定受信ビットデータを反転して1を加算する正反転手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のデインターリーブ装置。
  7. 請求項6に記載のデインターリーブ装置を備え、更に前記デインターリーブ装置からの出力データを用いて復号処理を行う復号手段を備えたことを特徴とするデータ復号装置。
  8. 前記第2のアドレス生成手段は、受信した順序情報である受信ビット番号を元に、硬判定ビットデータの並べ替えを規定したデインターリーブに従い、1ビット毎に並び替え後の硬判定ビットデータの順番をアドレスとして生成し、
    前記第2のデータ記憶手段は、前記第2のアドレス生成手段で生成されたアドレスに従い並び替えられた硬判定ビットデータと、対応するフレーム番号が格納された前記第1のデータ記憶手段のアドレスとを結合して1ワードにして格納し、
    前記乗算器の代わりに、前記第2のデータ記憶手段から出力されるデインターリーブされた硬判定受信ビットデータを用いて、対応するフレーム番号が格納されたアドレスに応じて前記第1のデータ記憶手段から出力されるフレーム尤度をそのまま出力するか、またはデインターリーブされた硬判定受信ビットデータを反転して1を加算する正反転手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載のデータ復号装置。
  9. 請求項2または請求項7に記載のデータ復号装置を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  10. フレーム番号とフレーム尤度とを対で格納するためのアドレスを生成する第1のアドレス生成ステップと、
    前記第1のアドレス生成ステップで生成されたアドレスに従い、フレーム番号とフレーム尤度とを対で格納する第1のデータ記憶ステップと、
    受信した順序情報である受信ビット番号を元に、軟判定ビットデータの並べ替えを規定したデインターリーブに従い、1ビット毎に並び替え後の軟判定ビットデータの順番をアドレスとして生成する第2のアドレス生成ステップと、
    前記第2のアドレス生成ステップで生成されたアドレスに従い並び替えられた軟判定ビットデータと、対応するフレーム番号が格納されたアドレスとを結合して1ワードにして格納する第2のデータ記憶ステップと、
    デインターリーブされた軟判定受信ビットデータを出力する第1のデータ出力ステップと、
    前記第1のデータ出力ステップに対応したアドレスのフレーム尤度を出力する第2のデータ出力ステップと、
    前記第1のデータ出力ステップで出力されたデインターリーブ後の軟判定受信ビットデータと、前記第2のデータ出力ステップで出力されたフレーム尤度とを乗算するステップとを備えたことを特徴とするデインターリーブ方法。
  11. 前記第2のアドレス生成ステップでは、受信した順序情報である受信ビット番号を元に、硬判定ビットデータの並べ替えを規定したデインターリーブに従い、1ビット毎に並び替え後の硬判定ビットデータの順番をアドレスとして生成し、
    前記第2のデータ記憶ステップでは、前記第2のアドレス生成ステップで生成されたアドレスに従い並び替えられた硬判定ビットデータと、対応するフレーム番号のアドレスとを結合して1ワードにして格納し、
    前記第1のデータ出力ステップでは、デインターリーブされた硬判定受信ビットデータを出力し、
    前記乗算するステップの代わりに、前記第1のデータ出力ステップで出力されるデインターリーブ後の硬判定受信ビットデータと、前記第2のデータ出力ステップで出力されたフレーム尤度をそのまま出力するか、またはデインターリーブされた硬判定受信ビットデータを反転して1を加算する正反転ステップとを備えたことを特徴とする請求項10記載のデインターリーブ方法。

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JP2011015290A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Fujitsu Semiconductor Ltd 受信データ処理回路及び受信データ処理切り替え方法

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