JP2006229514A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワーク(NW)関連機能を実現するプログラムに加え、NWI/F回路が標準装備であっても、実際にユーザがNW機能を利用しないオプションをした場合、利用しない機能に係わるプログラムやハードウェア資源を無駄に動作させない仕組みを備え、使用状態を最適化する。
【解決手段】 NW機能を利用しないオプションをした場合、NWI/F回路をLANへ接続するRJ45コネクタ71をカバー8により塞ぐ。このカバーの装着有無を検出する手段を備え、装着有の検出信号により、ネットワーク関連機能に用いるプログラムの起動を止め、NWI/F回路の部品への電源供給の停止制御を行い、省エネ動作を実現する。カバー装着の検出は、カバー8に設けた電気接点部81がRJ45コネクタ71の端子73中の不用ピンに接触した時の、ピン間の導通検知による。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像情報に対し画像出力用の処理を施す画像処理装置(例えば、複写・FAX・プリンタ・スキャナ等の多機能を持つMFP機)に関し、特に、ネットワークインターフェイス(I/F)及びネットワーク関連機能が標準装備された装置において、これらの機能を利用しない場合に、省エネを考慮し、使用状態の最適化が可能な前記画像処理装置に関する。
今日、MFP機として、複写やファクシミリ機能の外にプリンタ・スキャナ機能等のネットワークI/F及びネットワーク関連機能を備えた画像処理装置が、広く用いられている。
従来、此の種のMFP機では、コントローラボード上にはネットワークI/Fが装備されておらず、オプションの形で、別体のハードウエア構成のネットワークI/F回路として、提供されていた。
図10は、ネットワークI/Fをオプションとして搭載する従来のMFP機のハードウェア構成を例示するものである。図10に示すように、MFP機1の内部には、コントローラボード2があり、コントローラボード2上にはCPU3の制御下にASIC4が搭載されている。なお、このボードには、ASIC4の外、CPU3の管理下のROM、RAMが搭載されている。
コントローラボード2上に設けたPCI(Peripheral Component Inter-connect)バスを介してエンジンコントローラ5、FCU(Facsimile Control Unit)6及びNIC(Network Interface Card)7’が接続される。また、ASIC4には、HDD8が接続される。 ここに、コントローラボード上に搭載されていないHDD8、FCU6及びNIC7’は、オプション部品であり、装着されていない装置も存在する。
図2は、上記MFP機(図10)が備えるソフトウエア構成の1例を示すものである。
図2に示すように、アプリ層のプログラムは、FAX11,COPY12,SCAN13,PRINT14の各アプリケーションプよりなり、画像形成装置のユーザの操作や処理要求を受け取り、要求された処理の実行を管理する。
サービス層のプログラムは、FCS(Facsimile Control Service)21,ECC(Engine Control Service)22,MCS(Memory Control Service)25,NCS(Network Control Service)27,INIT28の各プログラムよりなり、アプリ層からの指示によって動作し、画像入力、画像出力、ネットワーク送受信、HDD8への画像蓄積、ファックス送受信等を実行する。
デバイスドライバ層のプログラムは、FAX31,ENGINE32,HDD35,NET37の各ドライバプログラムよりなり、電源オン起動時に、FCU6、エンジン5、HDD8及びNIC7’のデバイス装着有無を確認し、これらのデバイスが装着されていた場合にはこれらの動作の制御を行う。なお、このとき、サービス層のINITプログラム28は、電源オン起動時のデバイス装着有無の確認結果からサービス層およびアプリ層のどのプログラムを起動するかを決定する。
MFP機には、通常、デバイスの装着有無に係わらず、上記したソフトウエア構成が標準装備される。
従って、図10及び図2に示した構成を持つ画像形成装置において、FCU6が装着されていない場合には、FCS21及びFAXアプリ11は動作せず、又、NIC7’が装着されていない場合にはNCS27及びPRINTアプリ14/SCANアプリ13のプログラムは動作させない。
ところが、近年、ネットワーク敷設が一般化し、MFP機もネットワークに接続して運用される形態が多くなった。また、ネットワークI/Fを構成するハードウエア部品の個数や価格も低下しているため、ネットワークI/Fをコントローラボードと別体のハードウエアにするよりも、最初からコントローラボード上にネットワークI/F回路を搭載する方が、画像形成装置全体でのハードウエアコストを低下させることができる場合が多くなった。従って、コストが低下できる場合、ネットワークI/F回路は、コントローラボード上に標準装備されている。
しかしながら、ネットワークI/F回路がコントローラボード上に標準装備された場合、従来のMFP機が備えるソフトウエア構成によると、上記したように、必ずNICが装着されているものとして処理されてしまうため、実際にはユーザがネットワークI/Fを使用しない場合でも、ネットワーク機能が動作したりネットワークI/F回路が電力を消費している。
また、ネットワーク機能を使わない場合には、動作させる必要が無いはずのNCS及びPRINTアプリ/SCANアプリのプログラムを動作させてしまうため、ROMやRAM及びCPUでの処理時間と資源を無駄にしてしまっている。
本発明は、上記した従来技術の問題に鑑み、これを解決するためになされたもので、ネットワーク関連機能を実現するためのプログラムに加え、ネットワークI/F回路がコントローラボード上に標準装備されている場合、実際にユーザがネットワーク機能を利用しない場合には、利用しない機能に係わるプログラムやハードウェア資源を無駄に動作させないようにする仕組みを備え、この場合における使用状態を最適化することを、解決すべき課題とする。
請求項1の発明は、ネットワークに接続するためのコネクタを持ち、ネットワークを介して外部機器との間で画像情報の交信を可能とするネットワークインターフェイスと、画像情報に対し画像出力用の処理を施す画像処理手段であり、ネットワークを介して交信する画像情報に対応する機能を一部に備えた処理手段と、ネットワークインターフェイスが不要な場合に、前記コネクタを使用不能状態にするために、装着によりコネクタを覆うコネクタカバーと、ネットワーク関連機能を機能させるか、否かを切替えるネットワーク関連機能有効/無効切替手段と、前記コネクタカバーの装着を検出する装着検出手段と、前記装着検出手段による検出に応じ、ネットワーク関連機能を機能させないように、ネットワーク関連機能有効/無効切替手段を制御する手段を有する画像処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像処理装置において、前記装着検出手段による検出に応じ、前記ネットワークインターフェイスを構成する回路への給電を停止する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された画像処理装置において、前記装着検出手段は、ネットワークに接続するための前記コネクタが有する未使用の接点を利用して検出を行う手段であることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載された画像処理装置において、前記装着検出手段は、装着した前記コネクタカバーの部品により動作する開閉スイッチであることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載された画像処理装置において、前記画像処理手段から出力される画像出力用のデータに基づいて画像を形成する手段を備えたことを特徴とするものである。
(1)本発明によると、コネクタカバーの装着に連動して、ネットワーク関連機能の有効/無効を切替え、実際にユーザがネットワーク機能を利用しない場合には、利用しない機能に係わるプログラムやハードウェア資源を無駄に動作させないようにし、特にネットワークI/F回路への給電を停止させるようにしたことにより(請求項2)、こうした場合における使用状態を最適化することが可能になる。しかも、コネクタカバーの装着に連動させたため、改めてネットワーク関連機能の有効/無効の切替操作を行うことをユーザーに意識させることなく実行することが可能になる。
(2)また、装着検出をネットワークに接続するためのコネクタが有する未使用の接点を利用して行うようにしたので、ハードウエア部品を追加することなく、所期の目的を実現する手段が提供できる(請求項3)。
(3)また、装着検出をコネクタカバーにより動作する開閉スイッチを用いて行うようにしたので、特別なハードウエア部品や回路設計を必要とすることなく、所期の目的を実現する手段が提供できる(請求項4)。
(4)また、画像形成出力が可能な画像処理装置において、上記(1)〜(3)の効果を実現し、装置のパフォーマンスを向上することが可能になる(請求項5)。
以下に、本発明の画像処理装置に係わる実施形態を示す。なお、本実施形態は、本発明の画像処理装置をMFP機(コピー,FAX,スキャナ配信,プリンタの各機能を複合して持つ装置)に適用した例を示す。
図1は、ネットワークI/F回路を標準装備する本実施形態のMFP機のハードウェア構成を例示するものである。
図1に示すように、MFP機1の内部には、コントローラボード2があり、コントローラボード2上にはCPU3の制御下にASIC4が搭載されている。なお、このボードには、ASIC4の外、図示していないが、CPU3の管理下にROM、RAMが搭載され、CPU3は、これらのメモリを用いて、既存のコントローラと同様に制御プログラムを駆動し、制御動作を実行することにより、装置全体を制御するコントローラとして機能する。
また、本実施形態では、LAN(Local Area Network)9に接続するネットワークI/Fを標準装備としているので、コントローラボード2上に、PCIバスを介してネットワークI/F回路7が搭載されている。ただし、実際にネットワークに接続するか否かは、オプションとなる。
ネットワークI/Fを不要とする場合に、最適な動作を行わせるための構成として、ネットワークI/F回路7は、コントローラボード2上の他の回路とは別に、部品への電源供給の停止やクロック供給停止など、ネットワークI/F回路7を省エネルギー状態に設定することが可能な構成とする。なお、ネットワークI/Fを不要とする場合に、ネットワーク関連機能を制御するための手段については、後記で詳述する。
コントローラボード2上に設けたPCIバスには、エンジンコントローラ5及びFCU(Facsimile Control Unit)6が接続され、ASIC4には、HDD8が接続されている。エンジンコントローラ5及びFCU6は、図10に示した従来例と同様に、コントローラボード2上に搭載されていない。なお、HDD8及びFCU6は、オプション部品である。
図2は、上記MFP機(図1)に搭載するソフトウエア構成の1例を示すものである。このソフトウエア構成は、基本的に従来技術と同じである。従って、上記した[背景技術]の項において行った図2に関する説明を参照することとし、ここでは、記載を省略する。
次に、上記画像処理装置(図1、図2)において、ネットワークI/F機能を不要とした場合に、ネットワーク関連機能等を無駄に動作させないように制御するための手段について説明する。
従来のプログラムの起動制御は、上記した[背景技術]の項において、図10及び図2を参照して述べたように、INITプログラム28による。INITプログラム28は、電源オン起動時にデバイス装着の有無を確認し、確認結果からサービス層およびアプリ層のどのプログラムを起動するかを決定している。即ち、ネットワークI/Fの場合、NIC7’が搭載されているか、否かをチェックし、そのチェック結果に応じ、ネットワーク関連機能に用いるプログラム(NCS及びPRINTアプリ/SCANアプリ)を起動させるか、否かを決定する。
また、その決定に従い、ネットワーク関連機能の有効/無効の設定を切替え、プログラムの起動制御を行う。
しかしながら、ネットワークI/Fが標準装備されている場合、INITプログラム28を用いる従来方式によると、ネットワーク関連機能に用いるプログラムを起動してしまうので、この方式では、ネットワーク機能を不要とするか、否かに応じて、ネットワーク機能の有効/無効を制御できない。
そこで、ネットワークI/Fが標準装備されていても、ネットワーク機能を不要とする場合に適応して、ネットワーク関連機能等を無駄に動作させないように制御するための手段を備えるようにする。
この制御を行うために用意する手段の1つは、ネットワーク機能を不要とするか、否かを示す信号を生成する手段である。この手段は、ユーザーの操作を要しないだけでなく、手段の存在を意識させることも無用であり、かつ簡素な手段として実現することが望ましい。
こうした条件を満たす手段として、本実施形態においては、ネットワークI/F回路7をLAN9へ接続するためのコネクタに取り付けるコネクタカバーを利用する。
ネットワークI/F回路7を標準装備とした場合、上記したように、ネットワークI/F回路7は、コントローラボード2上に搭載され、ネットワークI/F回路7をLAN9へ接続するためのコネクタもこのボードに付設される。また、コントローラボード2上に設けたコネクタは、ネットワーク機能を装備するか、否かがユーザーのオプションであることから、ネットワーク機能の装備を不要とする場合、他の規格のコネクタとの誤接続を回避したり、コネクタ端子を保護するために、コネクタを覆い、塞ぐコネクタカバーを付ける。
本実施形態では、ユーザーがネットワーク機能の装備を不要とするオプションをし、このコネクタカバーが取り付けられた場合に、コネクタカバーの装着を検出する手段を備える。即ち、コネクタカバーの装着有無を検出することができる手段を設ける。
この検出手段により出力される信号は、ネットワーク関連機能に用いるプログラムの起動を設定するか、否か、更にネットワークI/F回路7を省エネルギー状態に設定するか、否かを決定する信号とすることで、コネクタカバーの装着有無と、ネットワーク関連機能等を使うか、使わないかを連動させる。
即ち、コネクタカバーの装着有無検出信号に応じた設定に従い、ネットワーク関連機能に用いるプログラム(NCS及びPRINTアプリ/SCANアプリ)に対しては、そのプログラムを起動させるか、否かを制御し(この制御は、基本的に上記従来技術と同様に実施し得る)、又、ネットワークI/F回路7に対しては、回路部品への電源供給の停止やクロック供給停止などを指示し、省エネルギー状態に制御し、これらの動作を通じて、ネットワーク関連機能等を無駄に動作させず、省エネルギーを実現する。
上記のようなネットワーク関連機能等の有効化/無効化制御手段を用意することにより、ユーザーがこの制御手段の存在を意識させることなく、かつ簡素な手段として実現することが可能になる。
ここで、コネクタカバーの装着有無検出手段について、以下の実施形態によって、詳細に説明する。
第1の実施形態は、コネクタカバーに検出片として検出用接点部を設け、コネクタへのコネクタカバーの装着により検出用接点部が対応する接点端子と接触することにより検出動作を行うようにしたものである。特に、本実施形態では、対応する接点端子として、コネクタの未使用端子を利用することにより、構成の簡素化を図っている。
図3は、ネットワークI/F回路7をLAN9へ接続するためのコネクタの1例を示すもので、図中の(A)は、1例としてのRJ45コネクタの概略構成を示し、(B)は、RJ45コネクタのピンアサインを示す。
現在、一般的に普及している此の種のネットワーク(例えば、LAN)は、UTP(Unshielded Twisted-Pair)ケーブルを使用した100BASE−TXである。100BASE−TXでは、図3(A)に示すように、RJ45コネクタ71が使用されている。図示のRJ45コネクタ71は、コントローラボード2側に設られ、ケーブル側からの接続を受けるコネクタで、接続端子として8本のピン73を持つ。
RJ45コネクタの信号配置を示すピンアサインは、図3(B)に示すように、1番ピンと2番ピン、及び 3番ピンと6番ピンを各々ペアにした4芯の規格が基準化されて、通信に使用されており、残り4番、5番、7番、8番の4本のピン(図3(B)中の“NC”として示されたピン)については、規定されておらず、未使用である。
そこで、RJ45コネクタを覆い、塞ぐコネクタカバーの装着有無の検出に、通信に使用しない4番、5番、7番、8番の4本の未使用ピンを用いる方式を提案する。即ち、コネクタカバーの検出用接点部に対応するRJ45コネクタ71側の接点端子にこの未使用ピンから必要なピンを選んで利用する方式を用いる。
図4は、この方式によるRJ45コネクタとコネクタカバーの構造を分解図にて示す。また、図5は、図4に示した実施例を別の角度から示した図で、図中の(B)はRJ45コネクタとコネクタカバーの構造を分解図にて示し、図中の(A)はコネクタカバーのみを更に別の角度から示す。
以下、図4及び図5を参照して、RJ45コネクタとコネクタカバーの関連構成を説明する。コントローラボード基板21に固定されたRJ45コネクタ71を塞ぐコネクタカバー8は、装着時には、コネクタカバー8とコントローラボード基板21双方のネジ穴87,77を通して固定用ネジ85を挿通し(図4中の矢印、参照)、固定用ナット75で締付けることにより、ボード基板21に固定される。
RJ45コネクタ71を塞ぐように装着するコネクタカバー8には、コントローラボード基板21上のRJ45コネクタ71が接続端子として持つ8本のピン73の7番ピンと8番ピンに、同時に接触する位置と幅を持つ電気接点部81が設けられており、装着状態では、コネクタカバー8の電気接点部81を介してRJ45コネクタ71の7番ピンと8番ピンが電気的に導通し、非装着状態では、7番ピンと8番ピンが電気的に導通しない。このような条件でコネクタカバー8の装着有無検出を可能とする。
上記の装着検出条件を満たせば、コネクタカバー8の材質や形状は任意であり、例えば、カバー全体はプラスチックで整形し、電気接点部81だけ導電性の金属を埋め込む方法や、電気接点部81だけに導電性のシールを貼る方法などにより、実施し得る。
最も簡便な方法として、カバー全体を導電性の1枚の金属板で作成し、電気接点部81を、曲げ加工で形成する方法である。図5に示すコネクタカバー8は、この簡便な方法により作成した例を示す。
図4及び図5の実施例では、RJ45コネクタ71が接続端子として持つ8本のピン73の7番ピンと8番ピンを利用しているが、他の不使用の4番ピンや5番ピン(図3、参照)を使用したり、或いは不使用の2本以上の端子ピン73を利用するような拡張を行うことも可能である。
コネクタカバーの装着有無検出手段に係わる第2の実施形態について、説明する。
本実施形態は、コントローラボード基板側に開閉スイッチを設け、この開閉スイッチの作用部を装着状態のコネクタカバーの部品により押下することにより、スイッチを開閉し、カバー装着有無の検出動作を行うようにしたものである。本実施形態では、RJ45コネクタの脇に、開閉スイッチという汎用部品を使用し、特別なハードウエア部品や回路設計を必要とすることなく、容易に実施できるようにすることが狙いである。
図6は、この方式によるコネクタカバーとRJ45コネクタの脇に設けた開閉スイッチの関連構成を分解図にて示す。
以下、図6を参照して、開閉スイッチとコネクタカバーの関連構成を説明する。
コントローラボード基板21に固定されたRJ45コネクタ71を塞ぐコネクタカバー8は、装着時には、コネクタカバー8とコントローラボード基板21双方のネジ穴87,77を通して固定用ネジ85を挿通し(図6中の矢印、参照)、固定用ナット75で締付けることにより、ボード基板21に固定される。
RJ45コネクタ71の脇に、push-on型の開閉スイッチ78が、装着状態のコネクタカバー8によりスイッチの作用部79を押下するように、設けられる。
push-on型の開閉スイッチ78は、常開型のスイッチであり、カバー装着時にコネクタカバー8が、スイッチの作用部79を押下することで閉状態になって、端子A,Bに繋がる2本の信号線を導通させ、オンになり、カバー非装着時には、押下された作用部79が開状態に復帰し、オフになるようにして、コネクタカバー8の装着有無の検出を可能とする。
図6の例では、push-on型の開閉スイッチ78の作用部79がコントローラボード基板21の外部に突出しているが、安全面や誤って作用部79を押下する危険性を考慮して、この開閉スイッチ78をコネクタカバー8の装着に用いる固定用ナット75の奥に配置し、カバー装着時には、コネクタカバー8の固定用ネジ85の先で開閉スイッチ78の作用部79が押下されるような構成にしても良い。
上記した第1の実施形態(図4)及び第2の実施形態(図6)では、2本の信号線間の導通有無(前者は、RJ45コネクタ71の未使用ピン間の導通、後者は、開閉スイッチ78の導通)をチェックすることにより、カバー装着有無を検出することを可能とした。
図7は、上記した検出手段からの検出信号によって、ネットワーク機能の有効化/無効化制御を行う制御システムの構成例を示す。
図7に示すように、コントローラボード2上のASIC4のポートA,Bから2本の信号線が出ており、そこに、上記第1の実施形態(図4)では、RJ45コネクタ71における未使用の7番ピン及び8番ピンの信号が接続される。また、上記第2の実施形態(図6)では、開閉スイッチ78の端子A及び端子Bが接続される。
CPU3からは、ASIC4のポートA及びポートBを操作することが可能で、各ポート毎に信号出力か信号入力かを切り替え、信号出力時には信号レベル(High/Low)を出力したり、信号入力時にはポートの信号レベルを読出すことが可能である。
なお、CPU3に汎用入出力ポートが存在する場合には、このポートを利用しても良いし、2本以上の信号線を利用しても、もちろん良い。さらに、信号入力と信号出力に使用するポートがあらかじめ固定されていても構わない。
上記のようにして、コネクタカバー8の装着有無検出信号の入力を受けて、CPU3は、ネットワーク関連機能に用いるプログラム(NCS及びPRINTアプリ/SCANアプリ)に対しては、そのプログラムを起動させるか、否かの設定を行い、また、ネットワークI/F回路7に対しては、回路部品への電源供給の停止やクロック供給停止などを指示し、ネットワーク機能の使用/不使用に応じ、ネットワーク関連機能等の有効化/無効化制御を行う。
次に、CPU3が実行するネットワーク関連機能等の有効化/無効化の制御に係わる処理フローについて、その実施形態を示す。
図8及び図9は、本実施形態に係わる処理フローの1例を示す。図8は、ネットワーク関連機能等の有効化/無効化制御を行うための設定処理のフローを示す。また、図9は、図8の設定に従い実行される無効化制御のフローを示す。
先ず、図8を参照して、本例の有効化/無効化制御を行うための設定処理のフローを説明する。なお、以下では、上記実施形態に示した制御システム(図7)を例に説明をする。
まず、コネクタカバー8の装着有無の検出動作を行う。このため、ASIC4に指示し、ASIC4のポートAを出力に、又、ポートBを入力に設定し(ステップS101)、その後、ASIC4のポートAの出力をHighにして、コネクタカバー8の装着有無の検出動作を開始する(ステップS102)。
この検出結果は、ポートBの入力をチェックすることにより得られる。従って、ポートBの入力がHighであるか、否か、即ち、検出用の接点(図4のRJ45コネクタ71における7番、8番ピン間が接続されるか、或いは、図6の開閉スイッチ78が閉じられる)が閉状態になり、2本の信号線間が導通しているか、否かが確認される(ステップS103)。
ここで、ポートBの入力がHighにならなければ(ステップS103-NO)、コネクタカバー8の装着が確認できないので、ネットワークI/Fを有効にする設定を行い(ステップS113)、この処理フローを終了する。
他方、ポートBの入力がHighになれば(ステップS103-NO)、コネクタカバー8が装着されている可能性があるので、装着を確認するための次のステップとして、今度はASIC4のポートAの出力をlowにして(ステップS104)、ポートBの入力をチェックする(ステップS105)。
ここで、ポートBの入力がlowにならなければ(ステップS105-NO)、コネクタカバー8の装着が確認できなくなる(装着の可能性がある、という一旦得られた結果が疑わしくなる)ので、ネットワークI/Fを有効にする設定を行い(ステップS113)、この処理フローを終了する。
これに対し、ポートBの入力がlowになれば(ステップS105-YES)、コネクタカバー8が装着の可能性に揺るぎがないので、装着を確認するための次のステップとして、先のステップS101とは逆に、ASIC4に指示し、ASIC4のポートAを入力に、又、ポートBを出力に設定し(ステップS106)、その後、ASIC4のポートBの出力をHighにして、コネクタカバー8の装着有無の検出動作を開始する(ステップS107)。
ここで、検出結果を得るポートAの入力が、Highにならなければ(ステップS108-NO)、コネクタカバー8の装着が確認できなくなる(装着の可能性がある、という一旦得られた結果が疑わしくなる)ので、ネットワークI/Fを有効にする設定を行い(ステップS113)、この処理フローを終了する。
他方、ポートAの入力がHighになれば(ステップS108-YES)、コネクタカバー8が装着の可能性に揺るぎがないので、装着を確認するための次のステップとして、今度はASIC4のポートBの出力をlowにして(ステップS109)、ポートAの入力をチェックする(ステップS110)。
ここで、ポートAの入力がlowにならなければ(ステップS110-NO)、コネクタカバー8の装着が確認できなくなる(装着の可能性がある、という一旦得られた結果が疑わしくなる)ので、ネットワークI/Fを有効にする設定を行い(ステップS113)、この処理フローを終了する。
これに対し、ポートAの入力がlowになれば(ステップS110-YES)、コネクタカバー8が装着の可能性に揺るぎがない。つまり、ポートAとポートBの入出力の関係を逆にした何れの場合にも、装着の可能性に揺るぎがない、という結果が得られるので、この結果を最終的にコネクタカバー8の装着有りの検出とみなす。従って、この場合に、ネットワークI/Fを無効にする設定を行うとともに、ネットワークI/F回路7を省エネ状態にするための設定を行い(ステップS111)、この処理フローを終了する。
次に、上記した設定処理のフロー(図8)の設定に従い実行されるネットワーク関連機能等の有効化/無効化制御について、図9を参照して説明する。
この実施形態では、INITプログラム28(図2、参照)は、サービス層及びアプリ層のどのプログラムを起動するかを、ネットワーク関連機能等の有効/無効を設定する上記の処理フロー(図8)の設定に従って決定し、起動制御をかける。
図9に示された制御フローは、電源オン時等の本画像処理装置を立ち上げるときに、INITプログラム28により実行される。
この制御フローが開始されると、先ず、INITプログラム28は、OS経由でNETデバイスドライバ37に設定されたネットワークI/Fの有効/無効を問い合せる(ステップS201)。
次に、問い合せたネットワークI/Fの設定が、有効であるか、否かをチェックし(ステップS202)、無効であれば、ネットワーク関連機能に用いるプログラムであるNCS及びPRINTアプリ/SCANアプリは、使用しないので、これらのプログラムを起動せずに、処理を終了する。
他方、ネットワークI/Fの設定が、有効であれば(ステップS202-YES)、ネットワーク関連機能に用いるプログラムであるNCS及びPRINTアプリ/SCANアプリは、起動し、使用できるように用意されて(ステップS203)、処理を終了する。
なお、上記の制御フローは、ネットワーク関連機能に用いるプログラムの起動制御に係わる例を示したが、ネットワークI/F回路7の回路部品への電源供給の停止やクロック供給停止等の制御についても、ネットワークI/Fの設定されたネットワークI/Fの設定を参照することにより、同様に停止制御を指示し、省エネルギー状態への制御を実施することが可能である。
ネットワークI/F回路を標準装備する本実施形態のMFP機のハードウェア構成を示す。 MFP機(図1、図10)に搭載するソフトウエア構成の1例を示すものである。。 ネットワークI/F回路をLANへ接続するためのコネクタの1例を示す。 コネクタカバーの装着有無の検出手段を備えたRJ45コネクタとコネクタカバーの構造を分解図にて示す。 図中(B)はRJ45コネクタとコネクタカバーの構造を図4とは別の角度から示した分解図で、図中(A)はカバーのみを更に別の角度から示す。 コネクタカバーの装着有無を検出する開閉スイッチを別に備えたコネクタカバーとRJ45コネクタの構造を分解図にて示す。。 ネットワーク機能の有効化/無効化制御を行う制御システムの構成例を示す。 ネットワーク関連機能等の有効化/無効化制御を行うための設定処理のフローを示す。。 図8の処理フローによる設定に従って実行される無効化制御のフローを示す。 ネットワークI/Fをオプションとして搭載する従来のMFP機のハードウェア構成を示す。
符号の説明
1・・MFP機、 2・・コントローラボード、
3・・CPU、 4・・ASIC、
7・・ネットワークI/F回路、 8・・コネクタカバー、
9・・LAN、 71・・RJ45コネクタ、
73・・端子ピン、 78・・開閉(push-on型)スイッチ、
79・・作用部、 81・・電気接点部。

Claims (5)

  1. ネットワークに接続するためのコネクタを持ち、ネットワークを介して外部機器との間で画像情報の交信を可能とするネットワークインターフェイスと、
    画像情報に対し画像出力用の処理を施す画像処理手段であり、ネットワークを介して交信する画像情報に対応する機能を一部に備えた処理手段と、
    ネットワークインターフェイスが不要な場合に、前記コネクタを使用不能状態にするために、装着によりコネクタを覆うコネクタカバーと、
    ネットワーク関連機能を機能させるか、否かを切替えるネットワーク関連機能有効/無効切替手段と、
    前記コネクタカバーの装着を検出する装着検出手段と、
    前記装着検出手段による検出に応じ、ネットワーク関連機能を機能させないように、ネットワーク関連機能有効/無効切替手段を制御する手段を有する画像処理装置。
  2. 請求項1に記載された画像処理装置において、前記装着検出手段による検出に応じ、前記ネットワークインターフェイスを構成する回路への給電を停止する制御手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載された画像処理装置において、前記装着検出手段は、ネットワークに接続するための前記コネクタが有する未使用の接点を利用して検出を行う手段であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1又は2に記載された画像処理装置において、前記装着検出手段は、装着した前記コネクタカバーの部品により動作する開閉スイッチであることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載された画像処理装置において、前記画像処理手段から出力される画像出力用のデータに基づいて画像を形成する手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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