JP2006227702A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006227702A JP2005037632A JP2005037632A JP2006227702A JP 2006227702 A JP2006227702 A JP 2006227702A JP 2005037632 A JP2005037632 A JP 2005037632A JP 2005037632 A JP2005037632 A JP 2005037632A JP 2006227702 A JP2006227702 A JP 2006227702A
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Abstract

【課題】 個人認証されたオペレータ毎に、ガイダンス表示のレベルを設定可能とする手段を提供する。また、ガイダンスレベルの変更は、実際に問題に遭遇し、表示されるガイダンスを確認したタイミングで変更可能とする手段を提供する。さらにガイダンスレベルは、オペレータの経験値によって自動的に変更される手段を提供する。これによって、各オペレータが自分に最も適したガイダンスを表示させることができるようになるため、問題に対して迅速な対応が可能となり、装置のダウンタイムを最小限に抑える。
【解決手段】 ガイダンス表示手段によって表示部にガイダンスが表示されている時に、操作者によって表示するガイダンスのレベルを変更することが可能なガイダンスレベル変更手段と、前記ガイダンスレベル変更手段によって設定されたレベルに応じて、前記ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの内容を変更する表示制御手段と、を有すること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、個人認証を行い、認証された個人の情報に基づいて表示部に表示する表示情報を制御する画像形成装置の表示制御に関するものである。
従来の画像形成装置におけるガイダンス表示制御方法には、装置の使用者を個人認識し、その使用者の装置への精通レベルに応じてガイダンスの説明レベルを変更すると言うものであるが、その精通レベルは予め登録者によって登録された物が利用される(例えば特許文献1参照)。
特開平6−75728号公報
しかしながら上記従来例では、ガイダンスの表示レベルが予め登録された精通レベルによって決定されるため、実際にエラーが発生した際に表示されるエラーガイダンスの内容によっては、操作者が理解できないことが考えられる。これは操作者が例え装置を長時間使用した経験があったとしても、初めて遭遇するエラーに対しては初心者と何ら変わらない知識しか持たないことがあり得るからである。このような場合、従来の技術においては、精通レベルの登録モードに移行し、再登録を行わなければならない問題があり、このことが装置のダウンタイムを長引かせ、画像形成装置の生産性を低下させる一つの要因となっていた。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、操作者が例え未知のエラーに遭遇した場合においても、対処方法を迅速に理解できるようになり、装置のダウンタイムが最小限に抑えられ、また、操作者が装置の操作に熟練してきた時に、再登録する手間が省かれ画像形成装置の生産性を向上させることできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するための1つ目の解決方法は、ガイダンス表示手段によって表示部にガイダンスが表示されている時に、操作者によって表示するガイダンスのレベルを変更することが可能なガイダンスレベル変更手段と、ガイダンスレベル変更手段によって設定されたレベルに応じて、ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの内容を変更する表示制御手段と、を有する画像形成装置を提供することにより、操作者が実際に遭遇したエラーに対するガイダンスを確認した後で、自身がその内容を理解できない場合は、ガイダンスレベルを下げ、内容が簡単すぎると判断した場合は、ガイダンスレベルを上げることを可能にする。その結果、操作者が例え未知のエラーに遭遇した場合においても、対処方法を迅速に理解できるようになり、装置のダウンタイムが最小限に抑えられ、画像形成装置の生産性を向上させることを目的としている。
上記問題を解決するための2つ目の解決方法は、操作者の経験値に応じて、前記ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの表示レベルを変更する自動設定手段と、前記自動設定手段によって設定された表示レベルに応じて、前記ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの内容を変更する表示制御手段と、を有する画像形成装置を提供することにより、操作者がエラー対処方法に熟練する度合いに応じて、ガイダンスの表示レベルが自動的に変更されるようになるため、操作者が装置の操作に熟練してきた時に、再登録する手間が省かれることを目的としている。
本発明によれば、ガイダンス表示手段によって表示部にガイダンスが表示されている時に、操作者によって表示するガイダンスのレベルを変更することが可能なガイダンスレベル変更手段と、ガイダンスレベル変更手段によって設定されたレベルに応じて、ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの内容を変更する表示制御手段と、を有する画像形成装置を提供することにより、操作者が実際に遭遇したエラーに対するガイダンスを確認した後から、自身がその内容を理解できない場合は、ガイダンスレベルを下げ、内容が簡単すぎると判断した場合は、ガイダンスレベルを上げることを可能する。
その結果、操作者が例え未知のエラーに遭遇した場合においても、対処方法を迅速に理解できるようになり、装置のダウンタイムが最小限に抑えられ、画像形成装置の生産性を向上させる効果が期待できる。
更には、操作者の経験値に応じて、前記ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの表示レベルを変更する自動設定手段と、前記自動設定手段によって設定された表示レベルに応じて、前記ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの内容を変更する表示制御手段と、を有する画像形成装置を提供することにより、操作者がエラー対処方法に熟練する度合いに応じて、ガイダンスの表示レベルが自動的に変更されるようになるため、操作者が装置の操作に熟練してきた時に、再登録する手間が省かれる効果がある。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は本発明で実施したガイダンス表示画面と、ガイダンスレベル選択画面のUIとを図示したものである。図1において、101はエラー処理ガイダンス表示画面であり、102はエラーの処理方法が記述されたガイダンス情報表示部、103はガイダンスレベル選択画面を表示するためのガイダンスレベル変更スイッチであり、104はエラー処理ガイダンス表示画面101を閉じるためのOKスイッチ、106はヘルプ情報を表示するためのヘルプスイッチである。また、107はガイダンスレベル選択画面であり、108はガイダンスレベルを設定するためのUI、109はガイダンスレベルの自動設定機能の有効/無効を制御するためのUI、110は表示言語を選択するためのUI、111はガイダンスレベル選択画面107を閉じるためのOKスイッチ、112はガイダンスレベル選択画面107で変更した設定を無効化するためのキャンセルスイッチ、113はヘルプ情報を表示するためのヘルプスイッチである。
以下に、図1で示したエラー処理ガイダンス表示画面101に表示されたガイダンス情報の内容を、利用者自身が変更する手順について詳しく述べる。
図10は本発明の画像形成装置の構成を表したブロック図である。
図10において、5501は画像形成装置全体の制御を司るメインコントローラ部、5502はオペレータから画像形成装置に対する操作を受け付けたり、オペレータに対して装置の状態などの情報を提供するための操作部、5503は操作部5502がメインコントローラ部5501と通信を行うためのI/O部、5504はオペレータに情報を提供したり、ソフト的に生成されたスイッチを表示するための液晶パネル部、5505は液晶パネル部5504上に表示されたソフトスイッチの操作を検知するためのタッチパネル部、5506はオペレータからの操作を受け付けるために物理的に配置されたスイッチ部である。
5007は印刷データやプログラムを記憶したり、データのキャッシュエリアとして利用されるHDD部、5508は印刷画像を展開したり、加工するために用いられる画像メモリ部、5509は画像形成装置に機能拡張を行う目的で利用される拡張バス、5510は拡張バス5509を利用して画像形成装置に増設されたNIC(Network Interface Card)部、5511はLAN上を流れる通信パケットを監視し、本画像形成装置に関係のあるデータパケットを受信したり、本画像形成装置で生成されたデータパケットをLANへ送信するための制御を司るLANコントローラ、5512は電圧変換を行い、画像形成装置とLANの物理的な通信を実現するためのトランス部である。
又、5513は記録メディアである紙に画像を印刷するための印刷部、5514はメインコントローラ部5501によって送られてくる画像データを、紙に印刷するために適したデータに補正するために、ガンマ変換、エッジ強調、スムージングなどの画像処理を行う出力処理部、5515は出力処理後の画像データを、レーザービームを駆動するための信号に変換するためのPWM部、5516はレーザービームで供給された信号を基に、紙に画像を印刷するためのプリンタ部、5517は印刷部5513によって作成された印刷済みの紙を、画像形成装置の外部に排出するための排紙部、5518は排紙部5517がメインコントローラ部5501と通信するためのI/O部、5519は排紙部5517の制御を司るコントローラ部、5520は排紙部5517内を通過する紙の流れを監視するための用紙センサー部、5521は紙を配送するためのモータを駆動する給紙モータ駆動部、5522は排紙トレイを駆動するためのトレイモータ駆動部、5523は紙の流れを制御するための用紙パス制御部である。
又、5524は拡張バス5509を利用して画像形成装置に増設されたFAX部、5525はFAX部によって送受信するためのデータを一時的に保管するためのメモリ部、5526はFAX送信を行う際に送信データに圧縮処理を行うための圧縮部、5527はFAX受信を行う際に受信データに伸張処理を行うための伸張部、5528はFAX送信を行う際に送信データのD/A変換と変調処理を行うための変調部、5529はFAX受信を行う際に受信データの復調とA/D変換を行うための復調部、5530はモデム部(変調部5528及び復調部5529によって構成される部分)と公衆電話回線とを接続するための電圧変換回路やサージ保護回路などによって構成されるNCU部である。
又、5531はコピー原稿を読み取るためのスキャナ部であり、5532は光学的な信号を電気信号に変換するためのイメージセンサ部、5533は入力信号のゲイン調整、オフセット調整及びA/D変換を行うためのA/D変換部、5534は基準白色板の読み取り信号を用いた、公知のシェーディング補正を行うためのシェーディング部である。
図2はスキャナ部5531、印刷部5513、及び排紙部5517の機械的構造を表した断面図である。
図2において、201は原稿給送装置、202はプラテンガラス、203はランプ、204はスキャナユニット、205、206、及び207はミラー、208はレンズ、209はイメージセンサであるところのCCD、210はレーザ発光部、211は感光ドラム、212は現像器、213及び214は紙カセット、215は転写部、216は定着部、217は排出ローラ、218はフラッパ、219は排紙ユニットであるところのソータである。
図9はコピー機能、FAX機能、印刷機能などを有する本発明の画像形成装置(デジタル複合機とも呼ぶ)の操作パネルを表した図である。図9において、3001は操作パネルであり、3002は操作パネル3001上に配置された表示部であるところの液晶パネル、また液晶パネル3002上にはタッチパネルが配置され、液晶パネル3002に表示されたソフトスイッチの操作を検出することに利用される。
以下、3003から3015は液晶パネル3002上にソフト的に表示されたスイッチ及び表示部に関する説明である。3003はコピー機能選択スイッチ、3004はFAX機能選択スイッチ、3005はボックス機能選択スイッチ、3006はオプションデバイスなどによって提供される拡張機能を利用するための拡張機能選択スイッチ、3007は現在の画像形成装置の設定状態及び動作状態を表示するための状態表示部、3008は印刷濃度を設定するための濃度設定スイッチ、3009は印刷倍率を等倍に設定するための等倍スイッチ、3010は印刷倍率を設定するための倍率スイッチ、3011は用紙サイズを選択するための用紙サイズスイッチ、3012はソータのソートモードを設定するためのソータスイッチ、3013は両面印刷モードを設定するための両面スイッチ、3014はコピーで利用することができる応用機能を選択するための応用モードスイッチ、3015はシステム状況の確認やプリントを中止する機能を利用するためのシステム状況/中止スイッチである。
以下、3016から3024は操作パネル3001上に物理的に配置されたスイッチに関する説明である。3016は設定の初期化などを行うためのリセットスイッチ、3017は節電モードの設定/解除を行うための節電スイッチ、3018はコピーの開始やFAXの送信スタートなどを指示するためのスタートスイッチ、3019はコピー動作などを止めるためのストップスイッチ、3020はFAX番号の入力やコピー部数の入力などを行うために利用するテンキー、3021は入力した数字や文字を取り消すときに利用するクリアキー、3022はID番号を設定するときなどに利用するIDキー、3023は操作ガイドを液晶パネル3002に表示させるために利用するガイドキー、3024は画像形成装置の仕様設定を行うときに利用するユーザモードキーである。
以上の構成において、通常のコピー動作における一連の処理手順を図3のフローチャートを用いて説明する。
本発明の画像形成装置を用いてコピー動作を行う場合、オペレータはコピー原稿を原稿給紙装置201か、プラテンガラス202上にセットする必要があるが、本実施例では原稿給紙台201にセットした場合について説明する。オペレータが初めに原稿給紙台201にコピー原稿をセットすると(S301)、図示していないが原稿給紙装置201に設けられた原稿検知センサによってコピー原稿のセットが検知され、この情報はメインコントローラ5501へ伝えられる。
メインコントローラ5501はコピー原稿のセットを検知すると、操作部5502のI/O部5503と通信を行い、液晶パネル部5504へ、図4で示した個人認証画面401を表示するように命令する。この個人認証画面401は操作パネル3001に配置された液晶パネル3002上に表示され、オペレータから見ることができる。一方、プラテンガラス202上にコピー原稿をセットした場合は、上記コピー原稿の自動検知が行われないため、オペレータはIDスイッチ3022を押下し、意図的に液晶パネル3002上に個人認証画面401を表示させることも可能である。
通常オペレータは、この個人認証画面401が表示されると、個人IDスイッチ402を押下して(S302)個人ID入力モードに設定した後、テンキー3020を用いて個人ID入力部404へ個人IDを入力する(S303)。続いてパスワードスイッチ403を押下して(S304)パスワード入力モードに設定した後、テンキー3020を用いてパスワード入力部405へパスワードを入力する(S305)。ただし、オペレータが個人認証を行いたくない場合、或いは個人認証IDを画像形成装置の管理者から提供されていない場合、個人IDとパスワードを入力せずに閉じるスイッチ406を押下することによって個人認証をスキップさせることが可能である。ただしこの場合、オペレータは個人認証することによって享受可能な一部のサービスを受けることができなくなる。
通常のフローに従い、オペレータによって個人IDとパスワードが入力されると、続いてオペレータは閉じるスイッチ406を押下し、この入力を確定させる。このような液晶パネル3002上にソフト的に表示されたスイッチの押下は、タッチパネル5505によって検知され、I/O部5503を介してメインコントローラ部5501へ伝えられる。メインコントローラ部5501は入力された個人IDとパスワードを、HDD部5507(或いは図示していない不揮発性メモリ)などに記憶されたユーザIDテーブルと照合する。
図5はHDD部5507に記憶されたユーザIDテーブルである。メインコントローラ部5501はこのテーブルの情報を基に、入力された個人IDとパスワードが有効なものであるか否かを確認し、正しいものと判断されると、個人認証画面401をクローズし、図9に示したコピー操作画面を液晶パネル3002上に表示する。一方、個人IDとパスワードが無効なものと判断されると、個人IDをパスワードの再入力を求めるために、個人認証画面401はクローズされずそのまま表示される。ただし、オペレータが何らかの理由により個人認証を望まない場合、IDスイッチ3022や、リセットスイッチ3016の押下によって、個人認証画面401を強制的にクローズすることも可能である。
図9に示したコピー操作画面が液晶パネル3002上に表示されると、オペレータは必要に応じて以下に説明するステップS306からステップS312の操作を行い、コピー動作を行うための各種設定を行う。コピーの倍率を変更する必要がある場合は、等倍スイッチ3009及び倍率スイッチ3010を操作してコピー倍率の設定を行う(S306)。倍率スイッチ3010を押下すると、倍率を設定するための詳細設定画面が表示されるが、ここではその画面の説明を割愛する。同様に用紙サイズを変更する必要がある場合は用紙サイズスイッチ3011を押下し、詳細設定画面を表示させた後、用紙サイズの選択を行う(S307)。印刷部数を変更する必要がある場合はテンキー3020を押下し、印刷部数の設定を行う(S308)。ソート方法を変更する必要がある場合はソータスイッチ3012を押下し、詳細設定画面を表示させた後、ソート方法の選択を行う(S309)。両面モードを変更する必要がある場合は両面スイッチS3013を押下し、詳細設定画面を表示させた後、両面モードの選択を行う(S310)。濃度を変更する必要がある場合は濃度設定スイッチ3008を操作し、濃度設定を行う(S311)。応用モードを利用したい場合は応用モードスイッチ3014を押下し、詳細設定画面を表示させた後、各応用モードの設定を行う(S312)。
以上、説明した操作によってコピーを開始する準備が整うと、オペレータはスタートスイッチ3018を押下し、コピーの開始を画像形成装置に命令する(S313)。このスタートスイッチ3018の押下は操作部5502のスイッチ部5506によって検出され、I/O部5503を介して、メインコントローラ部5501に伝えられる。
メインコントローラ部5501がこの信号を検出すると、メインコントローラ部5501の制御のもと、コピー処理が実行される(S315)。
以下にステップS315で行われるコピー処理の動作を詳しく説明しておく。
スキャナ部5531に設けられた原稿給送装置201は、コピー原稿を最終頁から順にl枚ずつプラテンガラス202上へ給送し、コピー原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス202上の原稿を排出するものである。コピー原稿がプラテンガラス202上に搬送されると、ランプ203を点灯し、スキャナユニット204の移動を開始させて、コピー原稿を露光走査する。この時のコピー原稿からの反射光は、ミラー205、206、207、及びレンズ208によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)209へ導かれる。このように、走査されたコピー原稿の画像は、CCD209によって読み取られる。このようにしてイメージセンサ部5532へ入力された画像データは、A/D変換部5533へ送られ、ここでゲイン調整とオフセット調整が行われた後、A/Dコンバータで8ビットのデジタル信号に変換され、シェーディング部5534へ送られる。シェーディング部5534では、基準白色版の読み取り信号を用いた公知のシェーディング補正が施され、メインコントローラ部5501へ送られる。
メインコントローラ部5501ではこの画像データを印刷部5513に送り、印刷処理を促す。印刷部5513の出力処理部5514に入力された画像データは、トナーの濃度諸特性を考慮した濃度データに変換するためのガンマ補正と、シャープネス処理、スムージング処理が施され、PWM部5515へ送られる。PWM部5515では、入力されたデジタル信号を基に、アナログ信号であるレーザ駆動信号を生成する。
レーザ駆動信号はレーザ発光部210を駆動するものであり、この信号に応じたレーザ光をレーザ発光部210から発行する。このレーザ光は感光ドラム211に照射され、感光ドラム211にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム211の潜像の部分には現像器212によって現像剤が付着される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、紙カセット213、または紙カセット214のいずれかから記録紙を給紙して転写部215へ搬送し、感光ドラム211に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部216に搬送され、定着部216の熱と圧力により現像剤は記録紙に定者される。定着部216を通過した記録紙は排出ローラ217によって排出され、ソータ219は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ219にソート方法の設定が行われていない場合は、最上ビンに記録紙を収納する。
また、両面印刷モードが設定されている場合は、排出ローラ217のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ217の回転方向を逆転させ、フラッパ218によって再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ217まで搬送しないようにフラッパ218によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部215へ給紙され、再び印刷処理が実行される。
以上、コピー動作における一連の処理手順を説明した。
次に本発明で実施したガイダンス情報の表示内容を変更する手順について、図7のフローチャートを用いて説明する。
本発明の画像形成装置を用いて上述したコピー処理を行っている際に、例えばコピー用紙が無くなり、コピー動作が継続できなくなる場合がある。この場合、画像形成装置はこのような異常状態からの復旧方法をオペレータに対してガイダンス表示する機能を持っている。
用紙切れなどの異常状態は、画像形成装置の各所に配置されたセンサーなどによって検知される。用紙切れの場合は、用紙センサー部5520によって検知され、メインコントローラ部5501に伝えられる。異常を検知したメインコントローラ部5501は(S1001)、HDD部5507に記憶されたユーザIDテーブルから、個人認証され、現在、装置を操作中のオペレータのガイダンスレベル(図5にて図示)を読み込み(S1002)、その設定レベルに応じたガイダンス情報を、HDD部5507や図示していないRAMなどに記憶されたガイダンス情報記憶領域から読み出して(S1003)、操作部5502上の液晶パネル部5504に表示する(S1004)。この時表示される内容は、図1に示したエラー処理ガイダンス表示画面101であり、エラーの内容に対応したガイダンスが、ガイダンス情報表示部102に表示されることになる。
続いてメインコントローラ部5501は、オペレータからの入力を待機することになるが、もしここで、ガイダンスレベル変更スイッチ103が押下されたと判定したならば(S1005)、ガイダンスレベル選択画面107を表示し(S1006)、オペレータに対してガイダンスレベルを変更するユーザインターフェースを提供する。このユーザインターフェースでは、ガイダンスレベルを、ゲスト、一般ユーザ、管理者、サービス担当者に分類し、設定可能としているが、設定レベルはこれに限定しないことは言うまでもない。また、ガイダンスレベル選択画面107では、この他にガイダンスレベルの自動設定機能の有効/無効を制御するためのUI109と、表示言語を選択するためのUI110を備えているが、これについては後述する。
ステップS1007において、オペレータによるガイダンスレベルの変更設定が行われたと判断された場合、メインコントローラ部5501は、HDD部5507のユーザIDテーブル(図5にて図示)を書き換え、新しいガイダンスレベルの設定を行い(S1008)、再びオペレータからの操作を待機する状態に移行する。また、ステップS1007において、オペレータによるガイダンスレベルの変更設定が行われなかった場合も同様に、再びオペレータからの操作を待機する状態に移行する。
一方、ステップS1005において、OKスイッチ104が押下されたと判定された場合は(S1010)、エラー処理ガイダンス表示画面101をクローズして、エラー処理ガイダンスの選択処理を終了する。
次に、ガイダンスレベル選択画面107において、表示言語を選択するためのUI110が操作され、表示言語が変更された場合の動作について説明する。このUIによって表示言語が変更され、OKスイッチ111が押下されると、ガイダンス情報表示部102に表示される言語が、表示言語を選択するためのUI110で選択された言語表示に変更される。ここで表示されるガイダンス情報データは、HDD部5507や図示していないRAMなどに記憶されたガイダンス情報記憶領域に保存されているため、それを読み出して利用する。
続いて、ガイダンスレベル選択画面107において、ガイダンスレベルの自動設定機能の有効/無効を制御するためのUI109が有効に設定された場合の動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。
この自動設定機能が有効にされると、メインコントローラ部5501は、各ユーザがガイダンスを利用する(S1101)毎に、各ガイダンスを参照した回数をカウントする処理を実行し(S1102)、その回数を図6で示したガイダンス参照回数記憶テーブルに記録する(S1103)。このガイダンス記憶テーブルは、HDD部5507や図示していないRAMに設けられた記憶領域であり、ここに各ユーザが、各ガイダンス情報を何回参照したかが記録される。ここでガイダンスの参照回数が予め定められた上限に達した場合、メインコントローラ部5501は1レベル上のガイダンスレベルを自動的に設定する(S1105)処理が行われる。
なお、上記実施例における個人認証の方法は、図4で説明した個人認証画面401を用いたユーザID(個人ID)とパスワードによって行われると記述しているが、この他にも、ICカード、IDカード、メモリカードなどの各種カードによる認証、音声認証、指紋認証、毛細血管による認証、静脈パターンによる認証など、あらゆる認証方法が利用可能であることは言うまでもない。
本発明で実施したエラー処理ガイダンス表示画面と、ガイダンスレベル選択画面を示す図 スキャナ部、印刷部、排紙部の機械的構造を表した断面図 通常のコピー動作のフローチャート 個人認証画面を示す図 ユーザIDテーブル ガイダンス参照回数記憶テーブル ガイダンス情報の表示内容を変更する手順を示したフローチャート 自動設定機能の有効/無効を制御するためのUIが有効に設定された場合の動作を示したフローチャート 画像形成装置の操作パネルを示す図 本発明の画像形成装置のブロック図
符号の説明
101 エラー処理ガイダンス表示画面
102 ガイダンス情報表示部
103 ガイダンスレベル変更スイッチ
104 OKスイッチ
106 ヘルプスイッチ
107 ガイダンスレベル選択画面
108 ガイダンスレベルを設定するためのUI
109 ガイダンスレベルの自動設定機能の有効/無効を制御するためのUI
110 表示言語を選択するためのUI
111 OKスイッチ
112 キャンセルスイッチ
113 ヘルプスイッチ
201 原稿給送装置
202 プラテンガラス
203 ランプ
204 スキャナユニット
205 ミラー
206 ミラー
207 ミラー
208 レンズ
209 CCD
210 レーザ発光部
211 感光ドラム
212 現像器
213 紙カセット
214 紙カセット
215 転写部
216 定着部
217 排出ローラ
218 フラッパ
219 ソータ
401 個人認証画面
402 個人IDスイッチ
403 パスワードスイッチ
404 個人ID入力部
405 パスワード入力部
406 閉じるスイッチ
5501 メインコントローラ部
5502 操作部
5503 I/O部
5504 液晶パネル部
5505 タッチパネル部
5506 スイッチ部
5007 HDD部
5508 画像メモリ部
5509 拡張バス
5510 NIC(Network Interface Card)部
5511 LANコントローラ
5512 トランス部
5513 印刷部
5514 出力処理部
5515 PWM部
5516 プリンタ部
5517 排紙部
5518 I/O部
5519 コントローラ部
5520 用紙センサー部
5521 給紙モータ駆動部
5522 トレイモータ駆動部
5523 用紙パス制御部
5524 FAX部
5525 メモリ部
5526 圧縮部
5527 伸張部
5528 変調部
5529 復調部
5530 NCU部
5531 スキャナ部
5532 イメージセンサ部
5533 A/D変換部
5534 シェーディング部

Claims (2)

  1. 操作者を特定するための個人認証手段と、
    前記操作者からの操作命令を入力するための入力手段と、
    前記操作者に情報及び前記入力手段を提供するための表示手段と、
    装置の異常状態を検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によってエラーが検知された場合に、前記操作者にエラー発生の旨を通知するエラー通知手段と、
    装置の操作方法をガイダンス表示するガイダンス表示手段と、
    を有する画像形成装置において、
    前記ガイダンス表示手段によって表示部にガイダンスが表示されている時に、前記操作者によって表示するガイダンスのレベルを変更することが可能なガイダンスレベル変更手段と、
    前記ガイダンスレベル変更手段によって設定されたレベルに応じて、前記ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの内容を変更する表示制御手段と、
    を有することを特徴とした画像形成装置。
  2. 操作者を特定するための個人認証手段と、
    前記操作者からの操作命令を入力するための入力手段と、
    前記操作者に情報及び前記入力手段を提供するための表示手段と、
    装置の異常状態を検知するエラー検知手段と、
    前記エラー検知手段によってエラーが検知された場合に、前記操作者にエラー発生の旨を通知するエラー通知手段と、
    装置の操作方法をガイダンス表示するガイダンス表示手段と、
    を有する画像形成装置において、
    前記操作者の経験値に応じて、前記ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの表示レベルを変更する自動設定手段と、
    前記自動設定手段によって設定された表示レベルに応じて、前記ガイダンス表示手段に表示するガイダンスの内容を変更する表示制御手段と、
    を有することを特徴とした画像形成装置。
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