JP2006226270A - 自転車用の空気入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ容易に空気入れとして使用する。盗難や紛失を確実に防止する。コンパクトな構造として自由に持ち運びして、便利に使用する。非力なユーザーであっても、簡単かつ容易に、しかも楽に空気を注入できるようにする。ホース等の備品を紛失したり、損傷するのを有効に防止する。
【解決手段】自転車用の空気入れは、シリンダー11とこのシリンダー11内を往復運動するピストン12とからなるポンプ本体10と、このポンプ本体10に連結されて、ポンプ本体10から排出される空気を移送するホース35とを備える。ホース35は、ポンプ本体10に脱着自在に連結している。ピストン12は、内部に収納スペース20を備えており、この収納スペース20に、ポンプ本体10から取り外したホース35を収納するようにしている。
【選択図】図4

Description

本発明は、自転車のタイヤに空気を注入する自転車用の空気入れに関し、とくに、コンパクトな形状として自由に持ち運びできる自転車用の空気入れに関する。さらに、本発明は、自転車の盗難を防止するロック装置を備える自転車用の空気入れに関する。
チューブ式のタイヤを装備している自転車は、タイヤの空気が経時的に抜ける欠点がある。空気の抜けたタイヤは、走行が重くスピードがでないばかりか、路面の衝撃を十分に吸収できないので乗り心地が悪くなり、また、パンクしやすくなる等の弊害がある。さらに、空気を入れずにそのまま放置しておくと、いずれ乗れなくなって、放置自転車の一原因にもなる。このため、空気が減少したタイヤには、空気を注入する必要がある。
空気の抜けたタイヤは、自転車専用の空気入れで空気が注入される。ただ、自転車を持っている人が、必ずしも自転車専用の空気入れを持っているとは限らない。仮に、自転車専用の空気入れを家に置いてあっても、毎日使わないので、倉庫や物置きに片ずけてあることが多く、ちょっと出して使うのは面倒なものである。自転車専用の空気入れは、一般に自転車店に置いてある。自転車店は、街のいたる所にあり、自転車店に行けば空気入れを借りられるが、知らない自転車店で借りるのはなかなか気が引けるものである。したがって、自転車は、空気入れを装備すると、いつでも、どこでもタイヤに空気を注入でき、以上のような問題点を解消できる。
自転車に装備される空気入れとして、フレームポンプと呼ばれる空気入れが市販されている。この空気入れは、自転車のフレームのダウンチューブやシートチューブ等に取り外し自在に装備される構造となっている。この自転車は、タイヤの空気が抜けて少なくなると、フレームから空気入れを取り外してタイヤに空気を注入し、使用後は、自転車のフレームに装着できるので極めて便利に使用できる。しかしながら、このようにフレームに脱着自在に装備される空気入れは、誰でも簡単に取り外せるので、盗難や紛失が起こりやすいという欠点がある。
このような欠点を解消するために、自転車のフレームのシートチューブに空気入れを内蔵する自転車が開発されている。(特許文献1及び2参照)
特開平9−315366号公報 特開平11−029082号公報
これらの公報に記載される自転車は、フレームのシートチューブを空気入れのシリンダーに兼用しているので、フレームから空気入れを取り外すことができない。したがって、空気入れの盗難や紛失を確実に防止できる。
しかしながら、これらの公報に記載される自転車は、フレームのシートチューブを空気入れのシリンダーとして使用するので、空気入れとして使用するときに、サドルのシートポストをシートチューブから取り外す必要がある。このため、シートチューブに内蔵される空気入れを簡単に使用することができず、極めて面倒である。また、この構造は、自転車のシートチューブを空気入れに兼用するので、この空気入れを他の自転車に装備し、あるいは、自転車から取り外して持ち運びすることができない。
本発明は、以上のような問題点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の第1の目的は、簡単かつ容易に空気入れとして使用できると共に、盗難や紛失を確実に防止できる自転車用の空気入れを提供することにある。
さらに、本発明は、コンパクトな構造として自由に持ち運びし、便利に使用できる自転車用の空気入れを提供することにある。
さらに、以上の公報に記載される空気入れや前述のフレームポンプタイプの空気入れは、ピストンを手で押す構造であるため、大きな圧力で空気を注入するには、ピストンを強く押す必要がある。このため、ピストンを何度も押しながら空気を注入する作業に労力を必要とし、非力な女性や子供、老人等では、強い圧力で空気を注入できない欠点がある。これらのユーザーが楽に空気を注入できる空気入れとして、フットポンプタイプの空気入れが市販されている。ただ、従来のフットポンプタイプの空気入れは、その形状や大きさのため持ち運びには不向きであることに加えて、ポンプ本体に連結されたホースが持ち運びの邪魔になるという問題点がある。この空気入れは、ホースを脱着できる構造として、ポンプ本体と別に携帯することもできるが、ポンプ本体から取り外したホース等の備品は紛失や損傷しやすく、また、これらの備品が紛失または損傷すると、ポンプ本体も使用できなくなるという問題点がある。このため、楽に空気を注入できる構造としながら、便利に持ち運びできると極めて便利に使用できる。
本発明の第2の目的は、非力なユーザーであっても、簡単かつ容易に、しかも楽に空気を注入できる自転車用の空気入れを提供することにある。
さらに、本発明は、ホース等の備品を紛失したり、損傷するのを有効に防止しながら、コンパクトな構造として便利に持ち運びできる自転車用の空気入れを提供することにある。
本発明の請求項1の自転車用の空気入れは、シリンダー11とこのシリンダー11内を往復運動するピストン12とからなるポンプ本体10と、このポンプ本体10に連結されて、ポンプ本体10から排出される空気を移送するホース35とを備える。ホース35は、ポンプ本体10に脱着自在に連結している。ピストン12は、内部に収納スペース20を備えており、この収納スペース20に、ポンプ本体10から取り外したホース35を収納するようにしている。
本発明の請求項2の自転車用の空気入れは、自転車のタイヤに空気を注入するポンプ装置1と、自転車にセットされて、自転車の盗難を防止するロック装置2とを備えている。ロック装置2は、自転車の車輪または車体に挿通されるリング部材3と、このリング部材3を脱着自在にロックする錠本体4とを備えている。さらに、自転車用の空気入れは、錠本体4をポンプ装置1に一体的に連結している。
本発明の請求項3の自転車用の空気入れは、自転車のタイヤに空気を注入するポンプ装置1と、自転車にセットされて、自転車の盗難を防止するロック装置2とを備えている。ロック装置2は、自転車の車輪または車体に挿通されるリング部材3と、このリング部材3を脱着自在にロックする錠本体4と、この錠本体4を開錠する鍵5とを備えている。さらに、自転車用の空気入れは、鍵5をポンプ装置1に一体的に連結している。
ただし、本明細書において、「自転車の車体」とは、フレームだけでなく、ハンドル、サドル、ペダル、荷台、荷物かご等の自転車の本体部分に固定されてなる全てのパーツを含む広い意味で使用する。
また、本明細書において、「リング部材を車輪または車体に挿通する」とは、車輪のリムの内側や車体のフレームの隙間等にリング部材を通す状態、いいかえると、リング部材の内側に車輪や車体の一部を通す状態を意味するものとする。具体的には、ロック装置は、リング部材を車輪のリムの内側に通して、車輪を回転できなくし、あるいはフレームの隙間や車輪のリムに通したリング部材を屋外の柱等の固定物に連結し、自転車を移動できなくして自転車の盗難を防止する。
さらに、本発明の請求項4の自転車用の空気入れは、ポンプ装置1が、シリンダー11とこのシリンダー11に挿入されるピストン12とからなるポンプ本体10と、このポンプ本体10に脱着自在に連結されて、ポンプ本体10から排出される空気を移送するホース35とを備えている。ピストン12は、内部に収納スペース20を備えており、この収納スペース20に、ポンプ本体10から取り外したホース35を収納するようにしている。
さらに、本発明の請求項5の自転車用の空気入れは、ピストン12が、シリンダー11内を往復運動するピストン本体17と、このピストン本体17に脱着自在に連結される蓋体18とを備えている。ピストン本体17は、内部に収納スペース20を有しており、この収納スペース20の開口部を蓋体18で閉塞している。さらに、本発明の請求項6の自転車用の空気入れは、蓋体18をシリンダー11に脱着自在に連結している。さらに、本発明の請求項7の自転車用の空気入れは、ポンプ本体10を、フットポンプとしている。
本発明の請求項1の自転車用の空気入れは、ホース等の備品を紛失したり、損傷するのを有効に防止しながら、コンパクトな構造として便利に持ち運びできる特長がある。それは、本発明の自転車用の空気入れが、シリンダーとピストンからなるポンプ本体と、このポンプ本体に脱着自在に連結されるホースとを備えており、ポンプ本体から取り外したホースをピストンの内部に設けた収納スペースに収納するようにしているからである。この構造の空気入れは、ポンプ本体から取り外したホースをピストン内の収納スペースに収納して持ち運びできるので、ホースを紛失したり、損傷するのを有効に防止できる特長がある。さらに、ピストンに設けた収納スペースには、ホース以外の備品等を収納することも可能である。
本発明の請求項2と請求項3の自転車用の空気入れは、簡単かつ容易に使用しながら、盗難や紛失を確実に防止できる特長がある。それは、本発明の自転車用の空気入れが、タイヤに空気を注入するポンプ装置と、自転車の盗難を防止するロック装置とを備えており、このロック装置の錠本体を、あるいは錠本体を開錠する鍵をポンプ装置に一体的に連結しているからである。この構造の自転車用の空気入れは、ポンプ装置とロック装置を一体構造としているので、駐輪時や走行中において、ポンプ装置をロック装置で自転車に連結し、あるいは、鍵を一体的に連結してなるポンプ装置を携帯することによって、空気入れが盗難されたり紛失するのを確実に防止できる。しかも、この構造の自転車用の空気入れは、盗難や紛失を確実に防止できるにもかかわらず、自転車から外して自由に持ち運びして、他の自転車にも装備できる特長がある。このように、本発明の自転車用の空気入れは、常に自転車に装備しても、盗難や紛失の心配がなく、いつでも、どこでもタイヤに空気を注入でき、極めて便利に使用できる特長がある。
さらに、本発明の請求項5の自転車用の空気入れは、シリンダー内を往復運動するピストン本体に収納スペースを設けると共に、この収納スペースの開口部を閉塞する蓋体を脱着自在にピストン本体に連結しているので、収納スペースを省スペースに配設しながら、この収納スペースを簡単に開閉できる特長がある。
さらに、本発明の請求項6の自転車用の空気入れは、蓋体をシリンダーに脱着自在に連結しているので、ピストンとシリンダーとを一体的に連結できる。このように、ピストンとシリンダーとを一体的に連結できる構造は、空気入れとして使用しないときに、ピストンがシリンダーに対して相対的に動くのを阻止して、ガタツキや振動に起因する損傷や騒音を有効に防止できる。
さらに、本発明の請求項7の自転車用の空気入れは、ポンプ本体をフットポンプとしているので、非力なユーザーであっても、簡単かつ容易に、しかも楽に空気を注入できる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための自転車用の空気入れを例示するものであって、本発明は自転車用の空気入れを以下に特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図4に示す自転車用の空気入れは、人力で駆動されて、圧縮空気を排出するポンプ本体10と、ポンプ本体10から排出される空気を移送するホース35とを備えている。図に示す空気入れは、ポンプ本体10をフットポンプとしている。この空気入れは、足で踏んで体重をかける状態でピストン12を押し下げて空気を圧縮するので、高い圧力の圧縮空気を楽に排出できる特長がある。なお、本明細書において、上下方向は、図1ないし図4における上下方向を意味するものとする。
ポンプ本体10は、シリンダー11と、このシリンダー11に挿入されるピストン12と、シリンダー11の内部に配設されるスプリング13とを備えている。この構造のポンプ本体10は、シリンダー11とピストン12とで内部に加圧室14を構成している。ポンプ本体10は、ピストン12をシリンダー11内で往復運動させて、シリンダー11内に形成される加圧室14の容積を増減し、加圧室14内の圧力を変化させている。図2に示すように、ピストン12が押し上げられた状態では、加圧室14内の容積が増加し、内部の圧力が低下して、加圧室14内に空気が吸入される。また、図3に示すように、ピストン12が押し下げられた状態では、加圧室14内の容積が減少し、内部の圧力が高くなって、加圧室14内の空気がホース35を介してポンプ本体10の外部に排出される。
シリンダー11は、底面を閉塞して、上方を開口している円筒状としている。図のシリンダー11は、筒体15の底面をベースプレート16で閉塞すると共に、上方を開口してピストン12を挿入できる開口部としている。ベースプレート16は、筒体15の水平断面よりも大きな面積で、下面を水平面として、床面に配置した状態で安定してポンプ本体10を垂直姿勢(シリンダー11の軸を垂直方向とする姿勢)に支持できるようにしている。シリンダー11は、たとえば、プラスチックで成形される。プラスチック製のシリンダー11は、筒体15とベースプレート16とを一体成形することができる。このように、プラスチックで一体成形されるシリンダー11は、筒体15とベースプレート16の連結部分を簡単に密閉構造として安価に製造しながら、全体を軽くできる特長がある。ただ、シリンダーは、筒体とベースプレートの一方あるいは両方を金属製とすることもできる。
ピストン12は、シリンダー11に挿入されて、シリンダー11内を往復運動できる形状としている。図に示すピストン12は、シリンダー11の筒体15に挿入されるピストン本体17と、このピストン本体17の上端に脱着自在に連結される蓋体18とを備える。ピストン12は、プラスチックで成形して製造される。ただ、ピストンも金属製とすることができる。
ピストン本体17は、シリンダー11内に挿入されて、軸方向に移動できるように、外径をシリンダー11の内径とほぼ等しくし、あるいはやや小さくしている。さらに、図に示すピストン本体17は、シリンダー11の内面との隙間をなくして密着させるために、底面の外周部にパッキン19を固定している。パッキンは、ピストン本体の下端部の外周面に固定することもできる。
ピストン本体17は、シリンダー11内を回転することなく軸方向に往復運動できるように、シリンダー11に連結している。ピストン本体17は、外周面に、軸方向に延長して直線状のキー溝29を設けている。ピストン本体17は、たとえば、図5の端面図に示すように、一対のキー溝29を、互いに反対側の側面に設けることができる。ただ、キー溝は、3箇所以上に設けることもできる。これらのキー溝29に、シリンダー11の筒体15の内面に突出するガイドロッド30を挿入して、ピストン本体17をキー溝29に沿って軸方向に往復運動できるようにしている。ガイドロッド30は、キー溝29に対向する位置であって、シリンダー11の筒体15を貫通して内側に突出して固定している。図のキー溝29は、ピストン本体17の側面の中間部分に上下に延長して設けている。このキー溝29は、ピストン本体17の上下端まで延長して開口することなく、上下の端縁部を閉塞してストッパ壁31としている。この構造のピストン本体17は、ガイドロッド30に沿って移動するキー溝29の上下位置を、ストッパ壁31で位置決めできる。すなわち、ピストン本体17は、キー溝29とガイドロッド30とで上下の停止位置を特定しながら、いいかえると上下の最大ストロークを特定しながら、シリンダー11内を往復運動される。
さらに、図に示すピストン12は、ピストン本体17の内部に備品等を収納する収納スペース20を備えている。図に示すピストン本体17は、筒状の周壁21の下端を底板22で閉塞してなる筒状をしており、この内部の空間を収納スペース20としている。ピストン本体17は、収納スペース20の内部に備品等を収納して閉塞できるように、上端の開口部に蓋体18を脱着自在に連結できるようにしている。ピストン本体17は、蓋体18を連結する連結部を、上端部に設けている。図に示すピストン本体17は、周壁21の上端部の内面に雌ネジ17Aを設けており、この雌ネジ17Aに、後述する蓋体18の雄ネジ18Aをねじ込んで開口部を閉塞できる構造としている。この構造のピストン12は、収納スペース20に、ポンプ本体10から取り外したホース35等の備品を収納できる特長がある。
さらに、ピストン本体17は、底板22に逆止弁24を設けている。この逆止弁24は、ピストン12が上昇するときに開弁して加圧室14内に空気を通過させ、ピストン12が降下するときに閉弁して加圧室14内の空気が通過するのを阻止する。図に示すピストン本体17は、底面の中央部に、下方に突出する筒状突出部23を設けて、この筒状突出部23の内側を凹部としており、この凹部に逆止弁24を設けている。この逆止弁24は、ピストン本体17の底板22に開口された弁孔25と、この弁孔25を閉塞する弁体26とを備える。図に示すピストン本体17は、凹部の底面に複数の弁孔25を開口している。弁孔25は、弁体26で閉塞されており、この弁体26を開閉して空気の通過を制御するようにしている。弁体26は、たとえば、板状のゴム状弾性体で、一端をピストン本体17の底板22あるいは筒状突出部23に固定して開閉できるようにしている。この逆止弁24は、図2の矢印Aで示すように、ピストン12が押し上げられて、シリンダー11内の加圧室14の容積が大きくなり、加圧室14内の圧力が下がると、弁体26が開いて、加圧室14内に空気を流入させる。ピストン12は、外部の空気を加圧室14内に流入させるために、流入口34を開口している。図のピストン12は、蓋体18に流入口34を開口している。ピストン12が押し上げられると、外気は、流入口34→収納スペース20→弁孔25を通過して加圧室14内に流入される。さらに、逆止弁24は、図3の矢印Bで示すように、ピストン12を押し下げる状態では、弁体26が開くことなく弁孔25を閉塞する。この状態で、加圧室14の容積は減少して、加圧室14内の圧力が高くなり、加圧された空気が排出される。
蓋体18は、上面を水平面とする板状で、ピストン本体17の上端に脱着自在に連結するために、中央部の下面に突出する筒部27を有する。蓋体18は、筒部27の下端側の外周面に雄ネジ18Aを設けており、この雄ネジ18Aをピストン本体17の周壁21の内面に設けた雌ネジ17Aにねじ込んで連結できるようにしている。蓋体18は、筒部27をピストン本体17の周壁21にねじ込んで脱着自在に連結される。
筒部27に設けた雄ネジ18Aと、ピストン本体17の周壁21の内周面に設けた雌ネジ17Aは、蓋体18の上面に荷重がかかる状態においてもネジ山が破損することなくピストン12を強く押し下げできる連結強度となるように、ネジ部を十分な上下幅としている。たとえば、筒部27の雄ネジ18Aと、ピストン本体17の雌ネジ17Aの上下幅は、5〜20mm、好ましくは、8〜12mmとする。ただ、ネジ部の連結強度は、ネジ山の高さやピッチにも左右されるので、雄ネジ18Aと雌ネジ17Aは、ネジ山の高さとピッチとを考慮して最適な上下幅に調整される。
さらに、蓋体18は、シリンダー11にも脱着自在に連結できる構造としている。蓋体18は、外周に、下方に突出する外周壁28を備えており、この外周壁28の内周面に沿って雌ネジ18aを設けている。また、シリンダー11は、筒体15の上端の外周面に沿って、蓋体18の雌ネジ18aをねじ込む雄ネジ11aを設けている。この構造のポンプ本体10は、図3に示すように、ピストン12を押し下げた状態で、さらに、蓋体18を回して、外周壁28の雌ネジ18aをシリンダー11の雄ネジ11aにねじ込むことによって、図1に示すように、蓋体18をシリンダー11に連結する。蓋体18をシリンダー11にねじ込んだ状態では、ピストン12は、スプリング13で押し上げられることなく、シリンダー11内にコンパクトに収納される。
スプリング13は、軸方向に向かって巻き径が小さくなる円錐台型のコイルスプリング13である。このスプリング13は、押しバネで、力が付勢しない状態では、図2に示すように、ピストン12を押し上げる形状に保持されている。ピストン12が押し下げられてスプリング13が圧縮されると、図3に示すように、上側に位置する巻き径の小さいコイル部が、下側に位置する巻き径の大きいコイル部に収納されながら圧縮される構造としている。この構造のスプリング13は、シリンダー11内に形成される加圧室14を理想的に小さくできる特長がある。ただ、スプリングは、必ずしもこの形状とする必要はなく、円筒状とすることもできる。
さらに、図に示すポンプ本体10は、ピストン12が押されたときに加圧室14で圧縮された空気を外部に排出するために、排出路32を設けている。図に示す空気入れは、ポンプ本体10のシリンダー11内に連通してなる排出路32をベースプレート16の内部に設けており、この排出路32の一端をシリンダー11内の加圧室14に、他端をベースプレート16の表面に開口している。排出路32のベースプレート16側の先端には、ホース35を連結するための連結具33を固定している。連結具33は、下端部をベースプレート16に挿入する状態で固定されており、排出路32を通過した空気を外部に排出するようにしている。連結具33は、ベースプレート16の表面側に突出する部分の外周面に雄ネジを設けており、この雄ネジに、ホース35の一端に設けた脱着連結具36を脱着自在に連結できるようにしている。ホース35を外した連結具33には、キャップ37を装着しており、排出路32内に異物が侵入するのを防止している。
ホース35は、ゴム製あるいはプラスチック製の可撓性を有する管である。ホース35は、一端をポンプ本体10に脱着自在に連結すると共に、他端を自転車のタイヤに配設された空気バルブ(図示せず)に装着できるようにしている。ホース35は、両端に脱着連結具36を備えており、この脱着連結具36を介してポンプ本体10と空気バルブとに連結される。各脱着連結具36は、ホース35の端部に、回転できるように連結しており、空気バルブやポンプ本体10の連結具33に設けた雄ネジにねじ込みできる雌ネジを開口部の内面に設けている。空気バルブ側の脱着連結具36は、空気バルブに脱着できる形状としており、ポンプ本体10側の脱着連結具36は、連結具33に脱着できる形状としている。図に示す空気入れは、連結具33の形状を、空気バルブの連結部と同じ形状として、ホース35の両端の脱着連結具36を同じ形状としている。この構造は、脱着連結具36の向きを考慮することなく、両端の脱着連結具36を連結具33と空気バルブとにスムーズに連結できる特長がある。
さらに、本発明の空気入れは、ホース35の先端の脱着連結具36に、別のノズルを装着して、自転車のタイヤ以外のものにも空気を注入することができる。たとえば、ホース35の先端の脱着連結具36に細いノズルを取り付けて、サッカーボールやバレーボール等のボールに空気を注入することも、あるいは、ビーチボールや浮輪等に空気を注入することもできる。
以上の構造の空気入れは、以下のようにしてポンプ本体10を組み立てし、また、ホース35をポンプ本体10に収納する。
[ポンプ本体10の組み立て工程]
(1) 図1に示す収納状態から、ピストン12の蓋体18を回して、外周壁28に設けた雌ネジ18aを緩めて蓋体18をシリンダー11から取り外す。このとき、ピストン12は、シリンダー11に内蔵するスプリング13に押し出されて、図2で示す位置まで上昇する。
(2) さらに、蓋体18を回して、蓋体18の筒部27に設けた雄ネジ18Aを緩めて、図4に示すように、蓋体18をピストン本体17から取り外す。この状態で、ピストン本体17の開口部が開口されて収納スペース20に内蔵された備品を取り出しできる状態となる。
(3) ピストン本体17の収納スペース20に収納されているホース35を取り出す。
(4) ホース35の一端の脱着連結具4をポンプ本体10の連結具33に連結し、ホース35の他端の脱着連結具4をタイヤの空気バルブに連結する。
(5) 蓋体18の筒部27の雄ネジ18Aをピストン本体17の周壁21の内側面に設けた雌ネジ17Aにねじ込んで、図2に示すように、蓋体18をピストン本体17に連結する。
ただし、(4)と(5)の工程は順序を問わない。
(6) 図3と図2に示すように、ピストン12をシリンダー11内で往復運動させて、タイヤに空気を注入する。
[ホース35をポンプ本体10に収納する工程]
(1) ホース35の一端の脱着連結具4をポンプ本体10の連結具33から取り外し、ホース35の他端の脱着連結具4をタイヤの空気バルブから取り外す。
(2) 蓋体18を回して、蓋体18の筒部27に設けた雄ネジ18Aを緩めて、図4に示すように、蓋体18をピストン本体17から取り外す。この状態で、ピストン本体17の開口部が開口されて収納スペース20に備品を収納できる状態となる。
ただし、(1)と(2)の工程は順序を問わない。
(3) 取り外したホース35をピストン本体17の収納スペース20に収納する。
(4) 蓋体18の筒部27の雄ネジ18Aをピストン本体17の周壁21の内側面に設けた雌ネジ17Aにねじ込んで、図2に示すように、蓋体18をピストン本体17に連結する。
(5) さらに、図3に示すピストン12を押し下げた状態で、ピストン12の蓋体18を回して、外周壁28に設けた雌ネジ18aをシリンダー11の外周面に設けた雄ネジ11aにねじ込んで蓋体18をシリンダー11に連結する。
この状態で、ピストン12は、図1に示すように、シリンダー11に収納されたコンパクトな状態に保持される。
以上の構造の空気入れは、図1に示すように、ポンプ本体10から取り外したホース35をピストン12の内部に設けた収納スペース20に収納できるので、ホース等の備品を紛失したり、損傷するのを有効に防止しながら便利に持ち運びできる。この構造の空気入れは、たとえば、図6に示すように、ベースプレート16に設けた貫通孔41に挿通した連結部材42を介して、鍵5やバッグ、キーホルダー、携帯電話等の持ち運びする携帯品に連結して便利に持ち運びできる。この連結部材42には、チェーン等の金具や紐等が使用できる。
さらに、本発明の自転車用の空気入れは、図7ないし図12に示す構造とすることもできる。これらの図に示す自転車用の空気入れは、自転車のタイヤに空気を注入するポンプ装置1と、自転車に装着されて、自転車の盗難を防止するロック装置2とを備える。
図7と図8に示す空気入れは、ロック装置2をワイヤーロックとし、図9と図10に示す空気入れは、ロック装置2をシャックルロックとし、図11と図12に示す空気入れは、ロック装置2をリングロックとしている。これらの図に示す空気入れは、ポンプ装置1を同じ構造としており、このポンプ装置1に一体的に連結されるロック装置2を異なる構造としている。ポンプ装置1は、前述の図1ないし図4に示す空気入れと同じ構造としている。したがって、このポンプ装置1の説明を省略する。
以下に、ロック装置2について詳述する。ロック装置2は、自転車に装着されて、自転車が盗難されるのを防止する。このロック装置2の機構には、今までに開発され、あるいは、今後開発される全ての機構が採用できる。図7ないし図12に示すロック装置2は、自転車の車輪または車体に挿通されるリング部材3と、このリング部材3を脱着自在にロックする錠本体4とを備える。
さらに、図に示す空気入れは、錠本体4を、ポンプ装置1に一体的に連結している。これらの図の空気入れは、ポンプ装置1のベースプレート16に錠本体4を連結している。ポンプ本体10と錠本体4は、ベースプレート16の一方の面であって、同じ側の面に配置しており、反対側の面を水平面としている。この構造の空気入れは、ベースプレート16の水平面である下面を地面に設置させて、ポンプ本体10を安定して支持できる特長がある。
図7と図8に示すロック装置2は、車輪または車体に挿通されるリング部材3を可撓性部材3Aとしている。可撓性部材3Aは、車輪の内側に挿通して輪状に変形したり、車体のフレーム等に巻き付けできるように自由に変形できる線材である。図7と図8のロック装置2はワイヤーロックで、可撓性部材3Aには、金属線のワイヤーを使用している。さらに、可撓性部材3Aは、好ましくは、金属線であるワイヤーの周囲を可撓性のあるプラスチックで被覆する。ただ、ロック装置は、可撓性部材として、ワイヤーに代わってチェーンやケーブルを使用して、チェーンロックやケーブルロックとすることもできる。
可撓性部材3Aは、両端を錠本体4に連結してロックされる。錠本体4は、可撓性部材3Aの一端を取り外しできないように固定すると共に、他端をロック機構6を介して脱着できるように連結している。錠本体4は、好ましくは、図8に示すように、可撓性部材3Aの下面がベースプレート16の下面とほぼ同一面となるように、可撓性部材3Aを連結している。この構造は、ポンプ装置1を水平面に置いて使用するときに、ベースプレート16から延長される可撓性部材3Aによって、空気入れ全体の底面積を広くして、ポンプ本体10を倒れないように、より安定して支持できる特長がある。
可撓性部材3Aは、脱着側の先端に連結金具7を備えている。このロック装置2は、連結金具7を錠本体4の挿入部4Aに挿入して、連結金具7をロック機構6で係止してロック状態とし、連結金具7の係止状態を解除して開錠される。ロック機構6は、たとえば、鍵5で開錠される。ただ、ロック機構は、ナンバーロックとして数字を一致させて開錠する機構とすることもできる。
図9と図10に示すロック装置2は、シャックルロックで、車輪または車体に挿通されるリング部材3を湾曲した金属ロッド3Bとしている。この金属ロッド3Bは、湾曲部の内側に車輪や車体の一部を挿通できる大きさと形状に成形している。図に示す金属ロッドは、U字型に湾曲している。ただ、金属ロッドは、馬蹄形とすることも、あるいは円形ないし楕円形に湾曲することもできる。さらに、金属ロッドは、必ずしも湾曲させる必要はなく、折曲することもできる。
金属ロッド3Bは、両端を錠本体4に連結してロックされる。錠本体4は、金属ロッド3Bの一端を、取り外しできないが錠本体4に対して回転できるように連結すると共に、他端をロック機構6を介して脱着できるように連結している。錠本体4は、好ましくは、金属ロッド3Bの下面がベースプレート16の下面とほぼ同一面となるように金属ロッド3Bを連結して、ポンプ本体10を倒れないようにより安定して支持できる。さらに、金属ロッド3Bは、ベースプレート16の下面と多少の段差があっても、図の鎖線で示すように、連結筒38を挿通することによって、ポンプ本体10を安定して支持できる。それは、連結筒38の下面とベースプレート16の下面を同一面として、空気入れ全体の実質的な底面積を広くして、ポンプ本体10を倒れないようにより安定して支持できるからである。この連結筒38には、たとえば、ゴムやプラスチックの筒体が使用できる。
金属ロッド3Bは、脱着側の先端に、ロック機構6に係止される連結部3bを設けている。このロック装置2は、連結部3bを錠本体4の挿入部4Aに挿入して、この連結部3bをロック機構6で係止してロック状態とし、連結部3bの係止状態を解除して開錠される。このロック機構6は、鍵5で開錠することも、ナンバーロックとして数字を一致させて開錠することもできる。
図7ないし図10に示すロック装置2は、リング部材3を車輪や車体に挿通する状態でロックして自転車の盗難を防止する。具体的には、ロック装置2は、リング部材3を車輪のリムの内側に通して、車輪を回転できなくし、あるいはフレームの隙間や車輪のリムに通したリング部材3を屋外の柱等の固定物に連結し、自転車を移動できなくして自転車の盗難を防止する。
さらに、図11に示すロック装置2は、リングロックで、自転車の車体に固定された状態で、リング部材3を車輪Sのリムの内側に挿入して車輪Sをロックし、車輪Sを回転できなくして自転車の盗難を防止する。図に示すロック装置2は、リング部材3を金属製の湾曲アーム3Cとしており、この湾曲アーム3Cをロックする錠本体4をリング状筒8としている。湾曲アーム3Cは、リング状筒8Aの内面に沿って移動できる形状としている。リング状筒8は、一部を切欠して切欠部8Aを設けており、この切欠部8Aを通過させてリング状筒8の内側に車輪Sを配置している。したがって、ベースプレート16も、このリング状筒8に沿う形状として、内側に車輪Sを配置できるようにしている。リング状筒4Aは、切欠部8Aの一方の開口端側に湾曲アーム3Cを収納しており、この開口端から湾曲アーム3Cを突出させて、その先端部を他方の開口端に挿入するようにしている。湾曲アーム3Cは、後端部に連結してなる操作レバー3cをリング状筒8の外部に突出しており、この操作レバー3cで駆動されてリング状筒8の切欠部8Aが閉じられる。この状態で、湾曲アーム3Cをロック機構(図示せず)で係止して車輪Sをロック状態に保持する。ロック機構は、湾曲アーム3Cの係止状態が解除されると、リング状筒8の切欠部8Aを開放して車輪Sのロック状態を解除する。ロック機構は、鍵5で開錠することも、ナンバーロックとして数字を一致させて開錠することもできる。
このロック装置2は、脱着連結具9を介して自転車の車体に連結される。図のロック装置2は、リング状筒8の左右に脱着連結具9を備え、各脱着連結具9を自転車のフレームFに連結して所定の位置に固定するようにしている。この空気入れは、脱着連結具9をフレームFから外して、空気入れとして使用される。さらに、自転車から取り外した状態で自由に持ち運びし、あるいは、他の自転車に装着される。図に示す脱着連結具9は、一対の連結片9Aを備えており、これらの連結片9Aで自転車のフレームFを挟着して連結する構造としている。一対の連結片9Aは、係止レバー9Bで操作される係止リング9Cで互いに接近する状態に係止されて自転車のフレームFを挟着する。この構造の脱着連結具9は、簡単かつ容易にロック装置2を自転車のフレームFに連結できる特長がある。ただ、ロック装置は、他の全ての構造の脱着連結具で脱着自在に自転車のフレームに装着することができる。
さらに、本発明の空気入れは、図13と図14に示すように、ロック装置の錠本体を開錠する鍵5を、ポンプ装置1に一体的に連結することもできる。この図の空気入れは、ポンプ装置1のベースプレート16に鍵5を一体的に連結している。鍵5は、ベースプレート16の外周方向に突出して連結されている。図に示すポンプ装置1は、この鍵5を図13の矢印で示すように、回転して収納できるように連結している。ベースプレート16は、鍵5を収納できる収納凹部39を、鍵5の回動方向に延長して開口している。鍵5は、後端部を回動軸40を介してベースプレート16に連結しており、図13の矢印で示すように、回転させて収納凹部39に収納できるようにしている。ただ、鍵は、必ずしも収納できる構造でベースプレート16に連結する必要はない。鍵5で開錠される錠本体は、図示しないが、現在使用され、或いは今後開発される全ての錠とすることができる。この空気入れは、鍵5を一体的に連結してなるポンプ装置1を携帯して、自由に持ち運びできる。さらに、ロック装置の錠本体を開錠する鍵5は、図6に示す構造でポンプ装置1に連結することもできる。
本発明の一実施例にかかる自転車用の空気入れの断面図であって、ホースを収納した状態を示す断面図である。 図1に示す自転車用の空気入れのピストンが押し上げられた状態を示す断面図である。 図2に示す自転車用の空気入れのピストンを押し下げた状態を示す断面図である。 図2に示す自転車用の空気入れのピストンの蓋体を外した状態を示す断面図である。 図2に示す自転車用の空気入れのA−A線端面図である。 本発明の一実施例にかかる自転車用の空気入れの平面図である。 本発明の他の実施例にかかる自転車用の空気入れの平面図である。 図7に示す自転車用の空気入れの側面図である。 本発明の他の実施例にかかる自転車用の空気入れの平面図である。 図9に示す自転車用の空気入れの側面図である。 本発明の他の実施例にかかる自転車用の空気入れの平面図である。 図11に示す自転車用の空気入れの正面図である。 本発明の他の実施例にかかる自転車用の空気入れの平面図である。 図13に示す自転車用の空気入れの正面図である。
符号の説明
1…ポンプ装置
2…ロック装置
3…リング部材 3A…可撓性部材
3B…金属ロッド 3b…連結部
3C…湾曲アーム 3c…操作レバー
4…錠本体 4A…挿入部
5…鍵
6…ロック機構
7…連結金具
8…リング状筒 8A…切欠部
9…脱着連結具 9A…連結片
9B…係止レバー
9C…係止リング
10…ポンプ本体
11…シリンダー 11a…雄ネジ
12…ピストン
13…スプリング
14…加圧室
15…筒体
16…ベースプレート
17…ピストン本体 17A…雌ネジ
18…蓋体 18A…雄ネジ
18a…雌ネジ
19…パッキン
20…収納スペース
21…周壁
22…底板
23…筒状突出部
24…逆止弁
25…弁孔
26…弁体
27…筒部
28…外周壁
29…キー溝
30…ガイドロッド
31…ストッパ壁
32…排出路
33…連結具
34…流入口
35…ホース
36…連結具
37…キャップ
38…連結筒
39…収納凹部
40…回動軸
41…貫通孔
42…連結部材

Claims (7)

  1. シリンダー(11)とこのシリンダー(11)内を往復運動するピストン(12)とからなるポンプ本体(10)と、このポンプ本体(10)に連結されて、ポンプ本体(10)から排出される空気を移送するホース(35)とを備える自転車用の空気入れにおいて、
    ホース(35)が、ポンプ本体(10)に脱着自在に連結されると共に、ピストン(12)が、内部に収納スペース(20)を備えており、この収納スペース(20)に、ポンプ本体(10)から取り外したホース(35)を収納するようにしてなる自転車用の空気入れ。
  2. 自転車のタイヤに空気を注入するポンプ装置(1)と、自転車にセットされて、自転車の盗難を防止するロック装置(2)とを備えており、
    ロック装置(2)が、自転車の車輪または車体に挿通されるリング部材(3)と、このリング部材(3)を脱着自在にロックする錠本体(4)とを備えており、
    錠本体(4)をポンプ装置(1)に一体的に連結してなる自転車用の空気入れ。
  3. 自転車のタイヤに空気を注入するポンプ装置(1)と、自転車にセットされて、自転車の盗難を防止するロック装置(2)とを備えており、
    ロック装置(2)が、自転車の車輪または車体に挿通されるリング部材(3)と、このリング部材(3)を脱着自在にロックする錠本体(4)と、この錠本体(4)を開錠する鍵(5)とを備えており、
    鍵(5)をポンプ装置(1)に一体的に連結してなる自転車用の空気入れ。
  4. ポンプ装置(1)が、シリンダー(11)とこのシリンダー(11)内を往復運動するピストン(12)とからなるポンプ本体(10)と、このポンプ本体(10)に脱着自在に連結されて、ポンプ本体(10)から排出される空気を移送するホース(35)とを備えており、
    ピストン(12)が、内部に収納スペース(20)を備え、この収納スペース(20)に、ポンプ本体(10)から取り外したホース(35)を収納するようにしてなる請求項2または3に記載される自転車用の空気入れ。
  5. ピストン(12)が、シリンダー(11)内を往復運動するピストン本体(17)と、このピストン本体(17)に脱着自在に連結される蓋体(18)とを備えており、ピストン本体(17)が内部に収納スペース(20)を有すると共に、この収納スペース(20)の開口部を蓋体(18)で閉塞してなる請求項1または4に記載される自転車用の空気入れ。
  6. 蓋体(18)をシリンダー(11)に脱着自在に連結してなる請求項5に記載される自転車用の空気入れ。
  7. ポンプ本体(10)がフットポンプである請求項1ないし6に記載される自転車用の空気入れ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101581289B (zh) * 2009-06-08 2012-05-23 东莞虎邦五金塑胶制品有限公司 具有一体式筒体的活塞打气筒
CN105484978A (zh) * 2014-10-01 2016-04-13 周文三 空气压缩机的改良结构
US11078893B2 (en) * 2018-11-30 2021-08-03 Reason Bradley Foot pump and stow system

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