JP2006225009A - 食品用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 流通時に蓋を前面にして陳列できるように、食品が収容される容器本体を覆う外装体の底部が非真円形状に形成されても、該外装体を容器本体に対して確実に外嵌して固定することができる食品用容器を提供する。
【解決手段】 蓋Tによって閉塞される開口12を画定する略真円筒状の大径部10、及び下方に向かって小径になる縮小胴部11を備えた容器本体1と、大径部10及び縮小胴部11の外周を覆う外周壁部20、及び底部21を備えた外装体2とで構成され、外装体2は、外周壁部20が大径部10に外嵌された食品用容器Vであって、外装体2は、熱収縮性を有する樹脂シートSを熱収縮させて成形され、外周壁部20は、大径部10に密接状態で外嵌可能に形成された外嵌部200と、外嵌部200と底部21とを接続して縮小胴部11を覆う被覆部201とで構成され、底部21は外周縁が非真円形状を呈して形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】 蓋Tによって閉塞される開口12を画定する略真円筒状の大径部10、及び下方に向かって小径になる縮小胴部11を備えた容器本体1と、大径部10及び縮小胴部11の外周を覆う外周壁部20、及び底部21を備えた外装体2とで構成され、外装体2は、外周壁部20が大径部10に外嵌された食品用容器Vであって、外装体2は、熱収縮性を有する樹脂シートSを熱収縮させて成形され、外周壁部20は、大径部10に密接状態で外嵌可能に形成された外嵌部200と、外嵌部200と底部21とを接続して縮小胴部11を覆う被覆部201とで構成され、底部21は外周縁が非真円形状を呈して形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、食品を収容する食品用容器に関し、特には、流通時(店頭等)において蓋を前面にした陳列形態で陳列可能な食品用容器に関する。
従来から、熱湯を注ぐことで食することができる即席麺やスープ、みそ汁等の食品を収容する食品用容器として種々の形態のものが提供されている。
その一つとして、図8及び図9に示す如く、蓋Tによって閉塞される開口を画定する略真円筒状の大径部10’を備えると共に、該大径部10’の下端部に接続されて下方側ほど小径になった縮小胴部11’を備えて略丼鉢状に形成された容器本体1’と、前記大径部10’及び縮小胴部11’の外周を覆う外周壁部20’を備えると共に、該外周壁部20’の下端部に接続された底部21’を備えた外装体2’とで構成され、前記容器本体1’が射出成形法等により成形され、外装体2’が厚紙を折り曲げ加工して箱状に形成された食品用容器V’がある。
該食品用容器V’は、上述の如く、縮小胴部11’が下方に向かうにつれて小径になっているため、食品を食する際に安定した配置ができないとして、底部21’を備えた外装体2’を取り付け、該食品用容器V’の配置の安定性を高めるようにしている。
ところで、食品を収容した食品用容器V’の流通過程において、消費者の購買意欲を高めるべく、種々の陳列形態で陳列できることが要求される。即ち、食品用容器V’の開口を閉塞する蓋T等には種々のデザイン(商品表示等)が施され、消費者が商品を認識できるように工夫されているが、食品用容器V’を積み上げる陳列形態では、消費者が蓋T等を認識できない場合があるため、図10に示す如く、蓋Tを前面にして陳列する形態が要求される場合がある。
しかしながら、上述の如く、容器本体1’の大径部10’が略真円筒状をなしているため、底部21’を容器本体1’の大径部10’と同心で且つ相似形(略真円形)にすると、蓋Tを前面にして陳列するに際し、食品用容器V’が周方向に転動してしまい、体裁のよい陳列ができないとして、該転動を抑制すべく、外周壁部20’に接続された底部21’が略矩形状に形成されている。即ち、蓋Tを前面にして陳列するのは、蓋Tに施された文字や図柄等からなる商品表示を消費者に認識させるためであるが、上述の如く、食品用容器V’が転動すると商品表示が傾いた状態で陳列されることになり、見栄えの良い陳列を行うことができないとして、底部21’を平面視矩形状にすることで外周縁を構成する辺(端縁)を直線状にして転動を防止するようにしている。
かかる外装体2’は、底部21’が略矩形状に形成されるに伴って、底部21’の各辺(各端縁)から延出した壁板の側端同士を接続することで角筒状の外周壁部20’が形成されている。該外装体2’は、上述の如く、可撓性を有する厚紙から形成されているので、外周壁部20’の開口端縁部を略円形状に変形させつつ容器本体1’の大径部10’に外嵌され、接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)を介して容器本体1’に固定されている。
しかしながら、上述の如く、外装体2’は底部21’が略矩形状に形成されているため、大径部10’に外周壁部20’を外嵌させるに際し、角筒状をなす外周壁部20’の開口端部を円形に変形させなければならないが、その際、外周壁部20’の底部21’側が開口端側の変形に追従することができず、開口端部側(ひいては全体)が歪に変形した状態となってしまう。そのため、略真円筒状をなす大径部10’に外周壁部20’を外嵌した状態において、図9に示す如く、外周壁部20’の内面が大径部10’に対して部分的に接触(周方向に線接触)した態様となり、接着剤を介して外装体2’と容器本体1’とを接着しなければ外装体2’を固定することができなかった。
また、接着剤を介して外装体2’を容器本体1’に固定しても、外周壁部20’が大径部10’に部分的に接触(周方向の線接触)した態様になっているため、該接着剤が局部的にしか作用しない。そのため、食品用容器V’を把持したり、運搬したりする際に生じる外装体20’の変形等に対して接着剤の接着力で十分に対抗できず、その結果、容器本体1’と外装体2’との接着が解除され、外装体2’が容器本体1’から外れてしまう場合があった。そのため、消費者が食品を食するに際し、食品用容器V’を安定して把持できないばかりか、容器本体1’内に熱湯が注がれた状態で、容器本体1’から外装体2’が外れて消費者が火傷を負うといった不測の事態に繋がる危険性があった。
また、外装体2’の底部21’を楕円形状にしたり、多角形状にしたりしても、外装体2’が厚紙から形成されると、開口端部側の変形に底部21’側が追従することができないため、外周壁部20’が歪に変形して外周壁部20’が大径部10’に部分的に接触(周方向の線接触)した態様になり、底部21’を矩形状にした場合と同様の問題が発生する。
即ち、蓋Tを前面にして陳列した際に食品用容器V’が転動するのを規制すべく、底部21’を非真円形状にすると、該底部21’が大径部10’と相似的な関係にないため、外周壁部20’を大径部10’に外嵌するに際して、外装体2’全体が歪に変形して大径部10’に対して部分的な接触しかできず、確実な嵌合を行うことができない上に接着剤の接着機能を確実に作用させることができないといった問題がある。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、流通時に蓋を前面にして陳列すべく、食品が収容される容器本体を覆う外装体の底部を非真円形状に形成しても、該外装体を容器本体に対して確実に固定できる食品用容器を提供することを課題とする。
本発明に係る食品用容器は、蓋によって閉塞される開口を画定する略真円筒状の大径部を備えると共に、該大径部の下端部に接続されて下方側ほど小径になる縮小胴部を備えた容器本体と、前記大径部及び縮小胴部の外周を覆う外周壁部を備えると共に、該外周壁部の下端部に接続された底部を備えた外装体とで構成され、外周壁部が大径部に外嵌されて前記外装体が容器本体に固定された食品用容器であって、前記外装体は、熱収縮性を有する樹脂シートを熱収縮させて成形され、前記外周壁部は、大径部に密接状態で外嵌可能に形成された略真円筒状の外嵌部と、該外嵌部と底部とを接続して縮小胴部を覆う被覆部とで構成され、前記蓋を前面にして陳列すべく、前記底部は、被覆部に接続される外周縁が非真円形状を呈するように形成されていることを特徴とする。なお、ここで「略真円」とは、半径が略一定である円形を意味し、「非真円」とは、略真円以外の形状であって、例えば、楕円形や、三角形、四角形、五角形等の多角形、星形等の外周縁が凹凸状に形成された形状、円形の外周縁部の一部が切り欠かれた形状等を含む概念である。即ち、「非真円」とは、食品用容器の軸線と直交する方向における該軸線から外周縁までの距離が、該外周縁の周方向の各位置によって異なる形状をいう。
上記構成の食品用容器によれば、前記外周壁部は、大径部に密接状態で外嵌可能に形成された略真円筒状の外嵌部と、該外嵌部と底部とを接続して縮小胴部を覆う被覆部とで構成されているので、大径部に外嵌部を外嵌した状態で面接触状態となり、この間に接着剤を設ければ、該接着剤の接着機能を確実に作用させることができる。また、該外装体が樹脂シートから形成されているので、外嵌部を大径部よりもやや小さめに成形して大径部に外嵌部を外嵌すれば、外嵌部の伸縮力が容器本体(大径部)を締め付けるように作用することになり、接着剤を用いなくても外装体を容器本体に確実に固定することができる。
また、底部の外周縁が非真円形状を呈しているので、容器本体の開口を蓋で閉塞し、該蓋を前面にして陳列しても、当該食品用容器が所定範囲以上に転動することが防止される。即ち、蓋を前面にして陳列する際に、底部の外周縁から容器本体の開口側にかけて該食品用容器を支持することになるが、上述の如く、底部の外周縁、即ち被覆部と底部とが接続されて全周に亘って形成される稜線が非真円形状にされると、該容器本体の軸線から底部の外周縁までの距離が、外周縁の各位置によって異なるため、容器本体が軸線回りで転動してしまうことを規制することができ、当該食品用容器を適正な姿勢で陳列することができる。
そして、このように底部を非円形状に形成しても、当該外装体が熱収縮性を有する樹脂シートを熱収縮させて成形しているので、外嵌部を大径部に即した形状に成形でき、且つ底部も転動を規制した形状に形成することができる。即ち、熱収縮性を有する樹脂シートから外装体を成形するに際し、成型品たる外装体の内形状に即した型に筒状にした樹脂シートを外嵌した状態で熱収縮させるため、該樹脂シートは型に沿った形状となり、歪に変形することなく適正な形状の外装体に成形される。従って、底部の外周縁が非真円形状を呈するように底部を形成しても、上述の如く、外嵌部を大径部に対して面接触可能に成形することができる。
本発明の一態様として、前記底部の外周縁は、連続する四辺以上で構成され、各辺が略直線状、又は大径部よりも大きな曲率半径で外方に向けて凸状をなす湾曲線状に形成されることが好ましい。このように底部の外周縁が連続する四辺で構成され、各辺が直線状に形成されれば、蓋を前面にして陳列するに際して食品用容器が転動するのを確実に防止することができる。また、各辺を大径部よりも大きな曲率半径で外方に向けて凸状をなす湾曲線状に形成すれば、該湾曲線状をなす辺の曲率中心が容器本体の中心と一致しないため該食品用容器の転動を抑制することができる。また、このように各辺を湾曲線状にしても、各辺同士の接続部分に角部が形成されるため、該角部を乗り越えることができる大きな力が食品用容器に作用しない以上、食品用容器は所定範囲内でしか転動することはない。従って、通常の陳列状態においては、何れか一つの辺の範囲(角部)を超えて転動することがなく、前面にした蓋が所定範囲以上に傾いた陳列となることを防止することができる。
また、本発明の他態様として、前記底部は、容器本体の底を支持する環状支持部を備えていることが好ましい。このようにすれば、食品を収容することで荷重が作用する容器本体を確実に支持することができる。また、環状支持部で支持されると、外装体の底部に対して容器本体の底が底上げされた状態となるので、容器本体に熱湯が注がれた状態で不用意に容器本体の底に触れてしまうことを防止することができる。
そして、前記縮小胴部は、上端部側が大径部よりも小径に設定され、上端部が水平環状部を介して大径部の下端部に接続されることが好ましい。このようにすれば、大径部と縮小胴部との間に段差(高低差)ができるので、縮小胴部と外周壁部との間に確実に空間を形成することができ、断熱効果を得ることができる。即ち、縮小胴部と外周壁部との間に空間を形成すれば、当該空間内には熱伝導率が低い空気が存在することになり、喩え、容器本体に熱湯を注いでも熱の全てが外装体にまで至らず、火傷等の発生を防止することができる。
以上のように、本発明の食品用容器によれば、流通時に蓋を前面にして陳列すべく、食品が収容される容器本体を覆う外装体の底部を非真円形状に形成しても、該外装体を容器本体に対して確実に固定できるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る食品用容器は、図1及び図2に示す如く、食品Fを収容する容器本体1と、該容器本体1の外周を覆う外装体2とで構成されている。
本実施形態に係る食品用容器は、図1及び図2に示す如く、食品Fを収容する容器本体1と、該容器本体1の外周を覆う外装体2とで構成されている。
前記容器本体1は、合成樹脂を射出成形やブロー成形等の成形方法により成型、或いは、合成樹脂からなるシートを真空成形や圧空成形等の成形方法により成型した樹脂成型品である。該容器本体1を成形する合成樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、或いはこれらを発泡させた発泡樹脂等を採用することができる。また、容器本体1を成形するシートとしては、前記合成樹脂の単層シート、或いは、ガスバリア性を有する樹脂等との積層シート等を採用することができる。
該容器本体1は、略真円筒状の大径部10と、該大径部10の下端部に接続された縮小胴部11とで構成されている。
前記大径部10は、別途用意された蓋Tによって閉塞される開口12を画定している。本実施形態に係る大径部10の上端部には、径方向外方に向けて延出した鍔状のフランジ部13が接続され、該フランジ部13の外周端縁には、大径部10と対向する折返部14が接続されている。これにより、大径部10、フランジ部13、及び折返部14は、断面コの字状を呈している。
本実施形態において、前記大径部10の開口12を閉塞する蓋Tには、円板状の天部T1の外周縁部に、該天部T1に対して面交差する方向に延びる環状部T2が形成されたもの(図2参照)が採用されており、折返部14に環状部T2を外嵌することで天部T1が開口12を閉塞できるようになっている。
前記縮小胴部11は、前記大径部10の下端部に接続され、下方側ほど小径になるように形成されている。本実施形態に係る縮小胴部11(周壁)は、縦断面において外側に凸で湾曲するように形成され、下端部で画定された下端開口が円板状の底板部15によって閉塞されている。これにより、容器本体1は外観が略丼鉢状を呈している。
本実施形態において、前記縮小胴部11は、大径部10に接続される上端部の外径が該大径部10よりも小径に設定されており、大径部10の下端部から内側に延出した水平環状部16の開口縁部に該上端部が接続されている。即ち、本実施形態に係る縮小胴部11は、段差部17を介して大径部10の下端部に接続されている。なお、本実施形態にかかる食品用容器Vは、熱湯を注ぐことで食することのできる即席麺やスープ等のインスタント食品Fを収容するものであり、前記水平環状部16の上面(縮小胴部11が接続された角部)は、熱湯を注ぐ際の目安となる入り目線Lとして機能させるようにもなっている。
前記外装体2は、熱収縮性を有する樹脂シートを熱収縮させて成形したもので、容器本体1の大径部10及び縮小胴部11の外周を覆う外周壁部20と、該外周壁部20の下端部に接続された底部21とを備えている。なお、該外装体2の製造方法については、後述することとする。
前記外周壁部20は、容器本体1の大径部10に密接状態で外嵌可能に形成された略真円筒状の外嵌部200と、該外嵌部200と底部21とを接続して縮小胴部11を覆う被覆部201とで構成されており、表面に文字や図柄等からなる商品表示が印刷されている。
前記外嵌部200は、筒状をなして大径部10に外嵌可能に形成されており、容器本体1の大径部10に外嵌した状態で一端(上端)部が容器本体1のフランジ部13の裏面に当接させることで位置決めされるようになっている。本実施形態において、該外嵌部200は、内径が容器本体1の大径部10の外径に対してやや小さめに形成されており、大径部10に外嵌したときに、外嵌部200の伸縮力によって大径部10に締め付け力を作用させるようにしている。該外嵌部200の軸線方向の長さは、大径部10の軸線方向の長さよりも長く設定されており、大径部10に外嵌した状態(フランジ部13に当接させて位置決めした状態)で、下端が大径部10の下端よりも下方に位置するように形成されている。
前記被覆部201は、外嵌部200に接続される上端側が略円筒状をなし、底部21が接続される下端側が略角筒状となるように、上端側から下端に向かうにつれて横断面形状が変化し、円筒状から角筒状になるにつれて該開口面積が減少するように形成されている。前記底部21は、該被覆部201(外周壁部20)の下端部から内方に向けて延出して環状に形成されている。
そして、該底部21は、被覆部201に接続される外周縁(被覆部201と底部21とが接続されて全周に亘って形成される稜線)が略矩形状(非真円形状)を呈するように形成されている。即ち、本実施形態に係る底部21は、外周縁が連続する四辺(四つの辺E,E…)により構成されて平面視略矩形状に形成されている。具体的には、本実施形態に係る底部21の外周縁を構成する各辺(端縁)Eは、曲率半径が容器本体1の大径部10の半径よりも大きく(直線に近づくように)設定され、外方に向けて凸状をなす湾曲線状に形成されており、容器本体1の軸線と該湾曲線状をなす辺(端縁)Eの曲率中心とが一致しないようになっている。これにより、底部21の外周を画定する各辺Eを湾曲線状に形成しても、各辺E同士の接続部分が角張るようになっている。このように各辺Eを構成すると、当該食品用容器Vの軸線となる容器本体1の軸線から底部21の辺(端縁)E上の各位置までの距離が一定にならないため、蓋Tを前面にして陳列するに際し、該食品用容器Vが軸線回りで自在に転動してしまうのを防止できるようになっている。
本実施形態に係る外装体2の底部21は、容器本体1の底板部15を支持する環状支持部210を備えている。該環状支持部210は、底部21の内周端縁から被覆部201の内側に向けて延出するように形成されている。これにより、外装体2が外嵌された容器本体1内に食品Fを食すべく熱湯が注がれた際に、容器本体1が多少軟化して底板部15及び縮小胴部11が垂れ下がるような傾向になっても、環状支持部210が容器本体1(底板部15)を支持できるようになっている。これにより、熱湯を注いで食品Fを食する消費者が被覆部201及び底部21を把持しても容器本体1の底板部15等に直接触れることがなく、消費者が火傷を負うといった事態になるのを防止することができる。
また、本実施形態に係る食品用容器Vは、容器本体1の大径部10と縮小胴部11とが段差部17を介して接続されているため、縮小胴部11と被覆部201との間に空間が形成されている。これにより、容器本体1に熱湯を注いでも、熱伝導率の低い空気の存在により、熱湯の熱の全てが外装体2(被覆部201)には伝わらず、食品Fを食する消費者が火傷を負う等といった事態になるのを防止している。また、外装体2には、発泡層を基層とする樹脂シートが採用されており、該外装体2自体にも断熱性を付与しているため、断熱効果が非常に優れたものとなっている。
本実施形態に係る食品用容器Vは、以上の構成からなり、容器本体1内に食品Fを収容して開口12を蓋Tで閉塞した上で、さらに、全体が薄肉の熱収縮性フィルムによってシュリンク包装されて流通されることになる。
そして、店舗に陳列される場合には、図3及び図4に示す如く、蓋Tが前面になるように陳列される。この際、上述の如く、底部21の外周縁が非真円形状を呈しているので、所定範囲内で揺動するおそれはあるものの、角部を乗り越えることができる大きな力が作用しない以上、体裁のよい陳列状態となる。
次に、外装体2の製造方法について説明するが、具体的な説明に先立ち、外装体2の製造に用いられる樹脂シート及び型について概略説明する。
前記樹脂シートは、熱収縮性を有する発泡ポリスチレン製のシート(以下、発泡層という。:図示しない。)と、PS(ポリスチレン)フィルム(以下、ラミネート層という。:図示しない。)との積層体である。該樹脂シートは、発泡層が基層となるように、発泡層の厚さが、0.05mm〜1.0mm、好ましくは、0.2mm〜0.5mmに設定され、ラミネート層の厚さが、0.01mm〜0.1mm、好ましくは、0.02mm〜0.05mmに設定されている。本実施形態に係る発泡層(発泡樹脂シート)は、発泡倍率が2〜10倍(好ましくは2.5倍から7倍)のものが採用され、筒状にした際に周方向となる一方向に熱収縮性を有している。即ち、発泡層及びラミネート層の何れもが同一の熱収縮性を有し、該熱収縮方向を一致させて積層されることにより、外装体2を成形するための樹脂シートが構成されている。該樹脂シートの熱収縮率は、120℃で30%以上が好ましい。なお、本実施形態に係る樹脂シートは、長方形状に形成され、長手方向の両端部同士を接着することで筒状に形成されるため、熱収縮性は長手方向に設定されている。
本実施形態においては、完成品としての食品用容器Vの装飾性を高めるべく、外装体2(外周壁部20)の外表面となる樹脂シートのラミネート層上に文字、図柄等からなる商品表示や商品情報等の印刷が施されている。即ち、成型品たる外装体2は、軸線から外周面までの距離が、軸線方向の各位置で異なるため、外装体2に対して直接印刷すると印刷用の版が外周面の密接できない部分ができて適正な印刷ができないとして、外装体2を形成する前の樹脂シートに印刷を行っている。なお、本実施形態においては、積層体である樹脂シートに対し、筒状にする前段の工程において印刷を行うようにしているが、単層状態にあるラミネート層に印刷を施した後に発泡層に積層して樹脂シートを構成するようにしてもよい。
該発泡層を構成する発泡ポリスチレンとしては、汎用ポリスチレンを各種発泡剤によって発泡させたものや、ポリスチレンにブタジエン、アクリロニトリル、メタクリル酸、アクリル酸、アクリル酸エステル類等を共重合させたコポリマを主成分とし、且つそのスチレン成分を50重量%以上(好ましくは70%以上)含有したものを各種発泡剤によって発泡したもの等を採用することができる。発泡層は、前記発泡ポリスチレン製が比較的剛性を有するため好ましいが、ポリプロピレン系樹脂等でもよい。また、ラミネート層は、延伸ポリスチレン(OPS)や、ポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等の各種熱収縮性フィルムであってもよい。なお、ラミネート層は無くてもよい。
次に、型について概略説明すると、図5に示す如く、本実施形態に係る型4は、外周壁部20(外嵌部200及び被覆部201)及び底部21を成形するための第一金型5と、該第一金型5と共同して環状支持部210を成形するための第二金型6とで構成されている。
前記第一金型5は、外嵌部200を成形するための第一成型部50と、該第一成型部50に連設され、前記被覆部201を成形するための第二成型部51とを備え、筒状にした樹脂シートSを第一成型部50及び第二成型部51に外挿するようになっている。そして、該第一金型5は、第一成型部50及び第二成型部51に対して樹脂シートSを適正な位置で位置決めすべく、外挿した樹脂シートSの一端を当接させる当接部52を更に備えている。
前記第一成型部50は、外径が容器本体1の大径部10の外径と略同一或いはやや小径の円柱状に形成されており、軸線方向の長さが大径部10の軸線方向の長さよりも長く設定されている。
前記第二成型部51は、前記第一成型部50の一端面に連設され、軸線と直交方向の断面形状(横断面形状)が先端面に向かうにつれ、円形(第一成型部50の断面に対応した円形状)から略矩形状となるように徐々に変化するように形成されており、先端面が底部21の内寸法に対応した非真円形状(本実施形態においては略矩形状)を呈している。該第二成型部51の先端面は、上述の如く、略矩形状を呈し、各辺E’が第一成型部50(実際には、容器本体1の大径部10)の半径よりも大きな曲率半径に設定され、外方に向けて凸の湾曲線状に形成されている。即ち、第二成型部51の先端面は、底部21の形態に対応した形状になっている。そして、該先端面には、第二金型6を嵌め合わせる円錐台状の凹部53が第一成型部50と同心になるように凹設されている。なお、該凹部53は、内部側ほど先細りするように形成されている。
前記当接部52は、第一成型部50よりも大径の円柱体54が第一成型部50の他端に同心で連設されることにより、該円柱体54の端面により構成されている。第二金型6は、第一金型5の凹部53に対応して円錐台状に形成された凸部60を備えており、該凸部60を第一金型5の凹部53に嵌め合わせるようになっている。
上記構成の型4を用いて外装体2を製造する際の工程について具体的に説明すると、図6(イ)に示す如く、筒状にした樹脂シートSを第一金型5の第一成型部50及び第二成型部51に外挿し、該樹脂シートSの一端を当接部52に当接させて位置決めを行う。
そして、図6(ロ)に示す如く、樹脂シートSに熱風Aを吹き付けて加熱を行う。そうすると、図6(ハ)に示す如く、樹脂シートSは、周方向に収縮し、第一成型部50及び第二成型部51の外形に即した形状となり、外嵌部200及び被覆部201が形成され、第二成型部51の先端面よりも上方に突出した部分については、周方向の収縮力の作用により、内側に倒れ込むことになる。
そして、図6(ニ)に示す如く、樹脂シートSにおける第二成型部51の先端面よりも上方に突出していた部分が第二成型部51の先端面に沿った態様、即ち、底部21が形成
れると、図6(ホ)及び図6(ヘ)に示す如く、第二金型6の凸部60を第一金型5の凹部53に嵌め合わせる。そうすると、第二成型部51の先端面に沿った樹脂シートSの先端部が凹部53内に押し込まれ、凹部53の内周面及び凸部60の外周面(テーパー面)に沿った形状となり、環状支持部210が形成されることになる。なお、環状支持部210を形成するに際し、熱風Aの吹き付けは停止されるが、外嵌部200及び被覆部201の形成に伴う余熱によって樹脂シートSは軟化状態にあるので、該樹脂シートSは加熱を行わなくても凹部53及び凸部60の形状に即して変形する。
れると、図6(ホ)及び図6(ヘ)に示す如く、第二金型6の凸部60を第一金型5の凹部53に嵌め合わせる。そうすると、第二成型部51の先端面に沿った樹脂シートSの先端部が凹部53内に押し込まれ、凹部53の内周面及び凸部60の外周面(テーパー面)に沿った形状となり、環状支持部210が形成されることになる。なお、環状支持部210を形成するに際し、熱風Aの吹き付けは停止されるが、外嵌部200及び被覆部201の形成に伴う余熱によって樹脂シートSは軟化状態にあるので、該樹脂シートSは加熱を行わなくても凹部53及び凸部60の形状に即して変形する。
そして、図6(ト)に示す如く、第二金型6の凸部60を凹部53から外し、図6(チ)に示す如く、成形後の樹脂シートS、即ち外装体2を第一金型5から抜き取ることで一連の工程が完了する。このような成形過程で形成された外装体2は、第一金型5の第一成型部50及び第二成型部51に即した形状となるので、歪な形状になることがなく、上述の如く、容器本体1(大径部10)と確実な嵌合が可能となっている。
以上のように、本実施形態に係る食品用容器Vは、前記外周壁部20が、大径部10に密接状態で外嵌可能に形成された略真円筒状の外嵌部200と、該外嵌部200と底部21とを接続して縮小胴部11を覆う被覆部201とで構成されているので、大径部10に外嵌部200を外嵌した状態で面接触状態となり、外装体2を確実に容器本体1に外嵌することができる。その上、外嵌部200を大径部10よりもやや小さめに成形したので、大径部10に外嵌部200を外嵌したときに該外嵌部200の伸縮性によって固着状態となり、接着剤に頼らなくても外装体2を容器本体1に確実な固定することができ、安全性が重要となる食品Fを収容する容器として最適である。
また、底部21は、被覆部201に接続される外周縁が非真円形状を呈して環状に形成されているので、蓋Tを前面にした陳列形態にしても、無造作に転動することがなく、好適な状態で陳列を行うことができる。特に、底部21を略矩形状に形成し、該底部21の外周縁を構成する各辺Eを湾曲線状としたので、上述の如く、転動を抑制できる上に、外観良好なものにすることができる。
前記外装体2の底部21が容器本体1の底(底板部15)を支持する環状支持部210を備えているので、食品Fを収容することで荷重が作用する容器本体1を確実に支持することができる。また、環状支持部210で容器本体1の底板部15を支持するようにすると、該底板部15が外装体15の底部21に対して底上げされた態様となるので、容器本体1に熱湯が注がれた状態で底部21によって画定される開口を介して不用意に容器本体1の底(底板部15)に触れてしまうことを防止することができる。
さらに、前記縮小胴部11と大径部10とを段差部17を介して接続するようにしたので、縮小胴部11と外周壁部20との間に確実に空間を形成することができ、断熱効果を得ることができる。また、外装体2を発泡層とラミネート層との積層体である樹脂シートSで成形するようにしたので、前記発泡層によって断熱効果を更に高めることができる。
また、印刷を施した樹脂シートSから外装体2を成形するようにしたので、容器本体1の軸線から外装体2の外周壁部20の外表面までの距離が、軸線方向の各位置で異なるような形態で外装体2を構成しても好適な印刷を施したものにすることができる。即ち、軸心方向における何れの位置でも曲率半径が同一となる直円筒状に外装体2を構成すれば、該外装体2の外表面に対して直接印刷することも可能であるが、外装体2の曲率半径が軸線方向の各位置で異なる場合、印刷用のヘッドと外装体2の表面との距離を一定に保つことができないため、直接印刷を行うことができず、装飾性に乏しいものとなる。しかしながら、本実施形態においては、印刷を施した樹脂シートSから外装体2を成形するようにしたので、外装体2の形態に関係なく装飾性に優れた外装体2を作製することができ、消費者の購買意欲を高めることができる。
尚、本発明の食品用容器は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態において、容器本体1の縮小胴部11の下端に円板状の底板部15を接続して丼鉢状に形成するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、縮小胴部11を下端側ほど小径になって、結果的に下端開口が閉塞された形態のものであってもよい。即ち、図7に示す如く、縮小胴部11を半球状に形成したものであってもよい。また、上記実施形態に係る縮小胴部11は、底板部15に向けて湾曲するようにして形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、縮小胴部11を円錐筒状に形成するようにしてもよい。このようにしても、容器本体1の底部分の面積が狭いため、安定した配置ができないことから、外装体2を設けることは非常に有効である。
上記実施形態において、大径部10と縮小胴部11とを段差部17(水平環状部16)を介して間接的に接続するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、大径部10の下端部に縮小胴部11の上端部を直接接続した態様であってもよい。
上記実施形態において、被覆部201を下方に向かうにつれて縮小する(外嵌部200に対して傾斜する)ように形成したが、例えば、被覆部201は、外嵌部200が真っ直ぐ延長された態様であってもよい。
上記実施形態において、陳列時における食品用容器Vの転動を防止すべく、外装体2の底部21を平面視略矩形状に設定し、各辺Eが外側に凸をなす湾曲線状となるようにしたが、これに限定されるものではなく、各辺Eを直線状にするようにしてもよい。また、外周壁部20の下端部に接続される底部21の外周縁が、楕円形や、三角形、四角形、五角形等の多角形、星形等の外周縁が凹凸状に形成された形状、円形の外周縁部の一部が切り欠かれた形状等のような非真円形状を呈するように底部21を形成すればよい。即ち、外周壁部20と底部21とが接続されて形成される稜線(底部21の外周縁)を、該稜線(外周縁)上の各位置において容器本体1の軸線と直交する方向における軸線からの距離が異なるように形成することで、蓋Tを前面にして陳列しても転動することが防止される。
上記実施形態において、底部21に環状支持部210を設けるようにしたが、これに限定されるものではなく、環状支持部210を必要に応じて設けるようにすればよい。但し、食品用容器Vの全体的な強度等を鑑みれば、上記実施形態と同様に環状支持部210を設けることが好ましい。
上記実施形態において、容器本体1に対する外装体2の固定を大径部10と外嵌部200との嵌合により行うようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、大径部10と外嵌部200とを接着剤で接着するようにしてもよい。このようにしても、嵌合状態にある大径部10と外嵌部200とは面接触状態にあるので、接着剤を設ければ確実な接着が可能である。従って、大径部10と外嵌部200との嵌合に加えて、接着剤の接着力が作用するので、容器本体1に対して外装体2を強固に固定することができる。
上記実施形態において、外装体2の底部21に環状支持部210を設け、底部21の中央部が開口したままの状態としたが、例えば、環状支持部210を設けることなく、樹脂シートSで開口を塞ぐようにしてもよい。この場合、外装体2を構成する樹脂シートSと同材質の樹脂シートを用いることが好ましい。
上記実施形態において、円板状の天部T1の外周縁部に環状部T2が延設された蓋Tを用いたが、上記構成の食品用容器Vの開口12を閉塞する蓋Tはこれに限定されるものではなく、例えば、可撓性を有する樹脂シートで蓋Tを構成し、該蓋Tをフランジ部13の上面に対して剥離可能に接着するようにしてもよい。この場合、蓋Tを構成するシートとしては、可撓性を有する二軸延伸ポリエステル等の単層シートを採用したり、可撓性を有する二軸延伸ポリエステル等のシートにガスバリアー性樹脂等を積層した積層シートを採用したりすることができ、該シート蓋の厚さは、0.01mm乃至0.05mm程度にすることが好ましい。また、シート蓋は、ヒートシールによりフランジ部13の上面に剥離可能に接着する場合、例えばポリエチレンやポリプロピレン系のイージーピールシーラント層(ヒートシール後に剥離可能あるいは破壊可能となるシーラント層で容器本体1の材質により選定される。)を最下層に設ければよい。
1…容器本体、2…外装体、5…第一金型、6…第二金型、10…大径部、11…縮小胴部、12…開口、13…フランジ部、14…折返部、15…底板部、16…水平環状部、17…段差部、20…外周壁部、21…底部、50…第一成型部、51…第二成型部、52…当接部、53…凹部、54…円柱体、60…凸部、200…外嵌部、201…被覆部、210…環状支持部、E,E’…辺(端縁):F…インスタント食品(食品)、L…入り目線、S…樹脂シート、T…蓋、T1…天部、T2…環状部、V…食品用容器
Claims (4)
- 蓋によって閉塞される開口を画定する略真円筒状の大径部を備えると共に、該大径部の下端部に接続されて下方側ほど小径になる縮小胴部を備えた容器本体と、前記大径部及び縮小胴部の外周を覆う外周壁部を備えると共に、該外周壁部の下端部に接続された底部を備えた外装体とで構成され、外周壁部が大径部に外嵌されて前記外装体が容器本体に固定された食品用容器であって、前記外装体は、熱収縮性を有する樹脂シートを熱収縮させて成形され、前記外周壁部は、大径部に密接状態で外嵌可能に形成された略真円筒状の外嵌部と、該外嵌部と底部とを接続して縮小胴部を覆う被覆部とで構成され、前記蓋を前面にして陳列すべく、前記底部は、被覆部に接続される外周縁が非真円形状を呈するように形成されていることを特徴とする食品用容器。
- 前記底部の外周縁は、連続する四辺以上で構成され、各辺が略直線状、又は大径部よりも大きな曲率半径で外方に向けて凸状をなす湾曲線状に形成されている請求項1記載の食品用容器。
- 前記底部は、容器本体の底を支持する環状支持部を備えている請求項1又は2記載の食品用容器。
- 前記縮小胴部は、上端部側が大径部よりも小径に設定され、上端部が水平環状部を介して大径部の下端部に接続されている請求項1乃至3の何れかに記載の食品用容器。
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- 2005-02-18 JP JP2005042763A patent/JP2006225009A/ja active Pending
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