JP2006224580A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来では見落としていたノイズの発生を検出する工夫が図られた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 所定領域よりも主走査方向上流側に配備され、照射された露光ビームが該主走査方向に横切り露光ビームが横切り終えたことを検知するビーム検知部と、ビーム検知部からの検知結果を受けて、1頁分の画像を表す画像信号ごとに該画像信号に応じた露光ビームを生成するビーム生成部と、ビーム検知部を始点として主走査方向に露光ビームを繰り返し照射することで、所定領域をビーム生成部によって生成された露光ビームで繰り返し走査する露光ビーム照射部とを備え、露光ビーム照射部がビーム検知部を始点として主走査方向に露光ビームを繰り返し1頁分照射する間に生じたノイズを、該間に生じたレベル変化の発生回数に基づいて検出するノイズ検出部を備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、感光体表面の所定領域に形成した静電潜像をトナーで現像し、該トナー像を最終的に記録媒体上に定着することにより該記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、副走査方向に回転する感光体上に静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーで現像することによりトナー像を得、このトナー像を、所定の被転写面に転写し最終的に記録媒体上に定着する、プリンタなどの画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置には、例えば、半導体レーザを駆動させることで発生するレーザビームを光偏向器(たとえばポリゴンミラー)で偏向させて、主走査方向に1ラインずつ繰り返し走査させることにより感光体の所定領域に1頁分の静電潜像を書き込むレーザプリンタがある。
外部から送信されてきた画像信号は、レーザプリンタに備えられた画像記憶部に一旦記憶され、画像記憶部は、トリガを受信する毎に1ライン単位で画像信号をレーザドライバに入力する。レーザドライバは、入力された画像信号に基づいて半導体レーザに向けて駆動信号を出力する。
半導体レーザは、レーザドライバからの駆動信号に応じてレーザビームを出射する。半導体レーザから出射されたレーザビームは、スキャナモータなどにより一定速度で回転されるポリゴンミラーに偏向されて感光体に到達し、これにより感光体の所定領域には静電潜像が形成される。
ところで、レーザプリンタには、感光体の所定領域よりも主走査方向上流側に、レーザビームがこの所定領域に到達する前に照射されるものであって、このレーザビームが主走査方向に横切り始め、その後横切り終えたことを検知するビーム検知部が配備されている(例えば、特許文献1参照)。
レーザプリンタでは、このビーム検知部からの信号が上記画像記憶部に入力されており、レーザビームの横切りに応じた、このビーム検知部からの信号の立ち上がりあるいは立ち下がりが、レーザドライバにおける上述のトリガとして用いられている。
ここで、上記所定領域への1ライン分への潜像書込中には、本来であれば、ビーム検知部からの信号にレベル変化は生じない。
ところが、潜像書込中に、この信号にノイズがのると、その次のライン用の画像信号に基づく駆動信号をレーザドライバが生成してしまう。このため、半導体レーザは、1ライン分の書き込みの途中から別の画像信号に基づいて駆動されることになり、1ライン中に同期のずれた静電潜像が複数書き込まれて画像欠陥が発生してしまう。
そこで、上記所定領域への潜像書込中に、ビーム検知部からの信号にノイズが発生したか否かを検知することで画像欠陥の発生の有無を把握する提案がなされている(特許文献2参照)。
特開2002−67383号公報 特開2003−8844号公報
ところで、ビーム検知部からの信号にノイズが載る事態の発生は、上記所定領域への潜像書込中に限ったことではない。
しかし、上記提案では、上記所定領域への潜像書込中に生じるノイズを検出するに留まっており、画像欠陥を引き起こすノイズの検出が不十分であるといわざるを得ない。
本発明は、上記事情に鑑み、従来では見落としていたノイズの発生を検出する工夫が図られた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置の内の第1の画像形成装置は、
副走査方向に回転する感光体表面の所定領域を、露光ビームでこの感光体の回転軸に平行な主走査方向に繰り返し走査することによりこの所定領域に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、このトナー像を、所定の被転写面に転写し最終的に記録媒体上に定着することによりこの記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
上記所定領域よりも上記主走査方向上流側に配備され露光ビームが照射されるものであって、照射された露光ビームがこの主走査方向に横切り露光ビームが横切り終えたことを検知するビーム検知部と、
上記ビーム検知部からの検知結果を受けて、1頁分の画像を表す画像信号ごとにこの画像信号に応じた露光ビームを生成するビーム生成部と、
上記ビーム検知部を始点として上記主走査方向に露光ビームを繰り返し照射することで、上記所定領域を上記ビーム生成部によって生成された露光ビームで繰り返し走査する露光ビーム照射部とを備え、
上記ビーム検知部が、ハイレベルとローレベルの間で切り換わり、露光ビームが上記ビーム検知部を横切り終えた時点で、ハイレベルとローレベルのうちのいずれか一方のレベルからいずれか他方のレベルへレベル変化する信号を出力するものであり、
さらにこの画像形成装置は、上記露光ビーム照射部が上記ビーム検知部を始点として上記主走査方向に露光ビームを繰り返し1頁分照射する間に生じたノイズを、この間に生じた上記レベル変化の発生頻度に基づいて検出するノイズ検出部を備えたことを特徴とする。
1頁分の露光ビームを照射する間に生じた、正常なレベル変化の回数は算出できる。本発明の第1の画像形成装置では、感光体へのビーム照射時に信号上に発生したレベル変化ばかりでなく、ビーム検知部へのビーム照射時において発生したレベル変化を含め、露光ビームを1頁分照射する間に検出したレベル変化の回数から、正常なレベル変化の回数を差し引いた結果に基づいて、この間に発生したノイズを検出することができる。したがって、本発明の第1の画像形成装置によれば、ビーム検知部へのビーム照射時において信号上に発生したノイズをも検出できることから、従来では見落としていたノイズの発生を検出することができる。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置の内の第2の画像形成装置は、
副走査方向に回転する感光体表面の所定領域を、露光ビームでこの感光体の回転軸に平行な主走査方向に繰り返し走査することによりこの所定領域に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、このトナー像を、所定の被転写面に転写し最終的に記録媒体上に定着することによりこの記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
上記所定領域よりも上記主走査方向上流側に配備され露光ビームが照射されるものであって、照射された露光ビームがこの主走査方向に横切り露光ビームが横切り終えたことを検知するビーム検知部と、
上記ビーム検知部からの検知結果を受けて、1頁分の画像を表す画像信号ごとにこの画像信号に応じた露光ビームを生成するビーム生成部と、
上記ビーム検知部を始点として上記主走査方向に露光ビームを繰り返し照射することで、上記所定領域を上記ビーム生成部によって生成された露光ビームで繰り返し走査する露光ビーム照射部と、
露光ビームが上記ビーム検知部を横切っている間に生じたノイズを検出するノイズ検出部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の画像形成装置では、露光ビームがビーム検知部を照射している間に発生したノイズを検出することができる。したがって、本発明の第2の画像形成装置によれば、従来では見落としていたノイズの発生を検出することができる。
ここで、上記露光ビーム照射部が、上記ノイズ検出部によってノイズが検出されると露光ビームの照射を中止するものであることが好ましい。
このようにすると、画像欠陥を有するとわかっている画像を最後まで形成せずに済ますことができ、トナーなどの材料費を節約することができる。
また、上記ノイズ検出部によってノイズが検出されなかった場合に限って、1頁分の画像を表す画像信号に基づく画像を上記記録媒体上に形成するたびに画像形成に起因した課金を行う課金部を備えたことも好ましい態様である。
このようにできると便利である。
ここで、上記ノイズ検出部によってノイズが検出されると、このノイズ検出部の検出結果を記憶する不揮発性のメモリを備えたことが好ましい。
このようにすると、装置の故障等の診断に役立てることができる。
また、上記ノイズ検出部が、上記所定領域に上記ビーム生成部によって生成された露光ビームを照射している間に生じたノイズを検出対象から外すことで、露光ビームが上記ビーム検知部を横切っている間に生じたノイズを検出するものであってもよい。
上記ビーム生成部によって生成された露光ビームを照射している間に生じたノイズのうち、感光体の所定領域に露光ビームを照射している間に生じたノイズについては、例えば、信号にマスクをかけるなどしてキャンセルするものであってもよい。
さらに、上記ビーム検知部が、ハイレベルとローレベルの間で切り換わり、露光ビームが上記ビーム検知部を横切り終えた時点で、ハイレベルとローレベルのうちのいずれか一方のレベルからいずれか他方のレベルへレベル変化する信号を出力するものであり、
上記ノイズ検出部は、露光ビームが上記ビーム検知部に照射されてからこのビーム検知部を横切り終えるまでの間のうちの、露光ビームがこのビーム検知部を横切り終えるタイミングを終点とする所定時間内に、上記レベル変化が所定回数生じたことを受けて、露光ビームが上記ビーム検知部を横切っている間に生じたノイズを検出するものであってもよい。
露光ビームがこのビーム検知部を横切り終えるタイミングを終点として設定した所定時間内における、正常なレベル変化の回数は自ずと決まる。したがって、このように、所定時間内に、自ずときまる回数を上回る回数のレベル変化があったときには、露光ビームがビーム検知部に照射されてからこのビーム検知部を横切り終えるまでの間にノイズが発生したと判定することができる。
あるいは、ビーム検知部が、ハイレベルとローレベルの間で切り換わり、露光ビームが上記ビーム検知部を横切り終えた時点で、ハイレベルとローレベルのうちのいずれか一方のレベルからいずれか他方のレベルへレベル変化する信号を出力するものであり、
上記ノイズ検出部は、露光ビームが上記ビーム検知部を横切っている間に生じたノイズを、上記露光ビーム照射部が上記ビーム生成部によって生成された露光ビームを1頁分照射する間に生じた上記レベル変化の発生回数に基づいて検出するものであってもよい。
1頁分の露光ビームを照射する間に生じた、正常なレベル変化の回数は算出でき、例えば、感光体の所定領域へのビーム照射時に信号上に発生したノイズをマスクによってキャンセルすることでこのようにすることができる。
本発明の画像形成装置によれば、従来では見落としていたノイズの発生を検出することができる。
以下、本発明の第1の画像形成装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の概略構成図である。
図1に示すレーザプリンタ1は、矢印A方向に回転する感光体11、帯電器12、レーザ露光器13、矢印C方向に回転するロータリ現像器14、矢印B方向に循環する中間転写ベルト15、一次転写器19、二次転写器16、定着器17、用紙トレイ18、および、用紙3を矢印D方向に搬送する搬送ロール2で構成されている。
このレーザプリンタ1は、C色、M色、Y色、およびK色の4色のトナーでカラートナー像を作成し、最終的に用紙等の記録媒体にカラートナー像を転写し定着することで記録媒体上に画像形成を行うものである。
図1に示す感光体ロール11は、帯電器12で所定の電位に帯電され、その後、レーザ露光器13からのレーザ照射により感光体ロール表面には、まずK色用の静電潜像が形成される。感光体ロール表面に作成されたこの静電潜像は、K色のトナーで現像が行なわれ、その後、一次転写器19によって中間転写ベルト15に一次転写される。その後、Y色、M色、およびC色についてそれぞれ形成したトナー像をK色のトナー像の上に順次積み重ね、4色の積層カラートナー像を形成した後、このカラートナー像は、中間転写ベルト15から、用紙トレイ18からピックアップロール18aによって引き出され、搬送ロール2によって搬送されてきた用紙3上に二次転写器16によって二次転写される。
用紙3上に二次転写されたカラートナー像は、定着器17によって加熱および加圧されることで用紙上に定着される。
次に、このレーザプリンタ1のレーザ露光器について説明する。
図2は、本実施形態のレーザプリンタに備えられている、レーザ露光器、および、図1には不図示の制御部の概略構成図である。
図2に示すレーザ露光器13は、レーザ光の光源である半導体レーザ135、コリメートレンズ134、レーザ光が向かうポリゴンミラー131、後述のCPU100からの駆動指示によりポリゴンミラー131を回転させるポリゴンモータ131a、Fθレンズ132、ビーム検出器133、およびレーザドライバ部136で構成されている。尚、図2には、感光体11も示されている。
図2に示す制御部10は、レーザプリンタ1における画像形成に関する制御を行なっており、HSYNCノイズ検出回路101、画像記憶部102、CPU100、およびメモリ100aで構成されている。
図2に示すビーム検出器133では、レーザドライバ部136からの基礎駆動信号により発生したレーザビームがビーム検出器上を横切っている間においては‘Low’(以下では、‘Low’を‘L’と、‘High’を‘H’と呼称する。)となるHSYNC信号が出力されるようになっている。このHSYNC信号は、HSYNCノイズ検出回路101および画像記憶部102に入力されている。
HSYNCノイズ検出回路101では、1ページ分の静電潜像を感光体に書き込む際に要した時間(以下では、この時間を所定時間Tと称呼する。)内における、基礎駆動信号によるレーザビームがビーム検出部上を横切り終えたことによるHSYNC信号の‘L’から‘H’への立ち上がりの他、ノイズにより発生した、HSYNC信号のイレギュラな‘L’から‘H’への立ち上がりをカウントしている。
CPU100は、上記所定時間T内にHSYNCノイズ検出回路101おいてカウントされたカウント値から、その間にレーザビームがビーム検出部上を横切ったことによりカウントされた正常動作によるカウント値を差し引いたカウント値を所定時間Tで除してイレギュラな立ち上がりの発生頻度を演算する。尚、レーザビームがビーム検出部上を横切ったことによりカウントされる正常動作によるカウント値は、所定時間TをHSYNC信号の周期で除することで演算される。また、ノイズの発生頻度は、メモリ100aに記憶される。
画像記憶部102は、HSYNC信号が‘L’から‘H’に立ち上がるタイミングで1ライン分のVIDEO(画像)信号をレーザドライバ部136に入力する。
図2には、外部から送信されてくる画像信号を受信するためのI/F21も示されており、I/F21で受信された外部からの画像データは、一旦画像記憶部102に記憶される。尚、図2に示す制御部10では、実際には、CPU100と各回路との間に制御用の信号線が設けられているがこれらの図示については省略されている。
図3は、図2に示す制御部に入力されるHSYNC信号等のタイムチャートである。
図3には、感光体上へのレーザビームの照射が行われている間にHSYNC信号上に発生したノイズX1、および、ビーム検出器133へのレーザビームの照射が行われている間に発生したノイズY1、Y2が示されている。
また、図3には、HSYNC信号上の‘L’から‘H’への立ち上がりの回数が、ノイズによるものも含めて全てカウントされていると共に、ノイズによるものも含め、HSYNC信号が‘L’から‘H’へ立ち上がる毎に画像機億部102からレーザードライバ部136にVIDEO信号が入力されている様子が示されている。
図4は、レーザープリンタの電源が投入されると起動されるルーチンのフローチャートである。
図4に示すルーチンは、制御部10のメモリ100aに格納されており、レーザープリンタ1の電源の投入と共にCPU100によって実行される。
ステップS1では、初期化動作としてサブルーチン‘初期化’を実行する。このサブルーチン‘初期化’では、感光体への所定電荷の付与等、静電潜像の書き込み以外の画像形成処理の準備を行う。その後、ステップS2では、前述したノイズの発生頻度についての履歴が記録されたメモリ100aから履歴データの読み出しを行う。ステップS3では、サブルーチン‘警告表示’を実行し、予め決められた判定基準に則った警告の表示を行う。ステップS4では、オペレータから画像形成の指示があるまで待機する。ステップS4においてプリントのスタート指示があったと判定すると、サブルーチン‘潜像書込’を実行する。
図5は、サブルーチン‘潜像書込’のフローチャートである。
ステップS11では、ポリゴンモータ131aに起動を指示すると共に、レーザドライバ部136へのダミーの駆動信号である基礎駆動信号による半導体レーザーの駆動を指示する。これにより、半導体レーザ135は、ライン毎に入力されてくるVIDEO信号に基づくレーザビームの出力前にビーム検出器133をライン毎に横切るためのレーザービームを出力することができる。レーザビームが、ビーム検出器133を横切り終えることで、画像記憶部102からは、1ライン分の画像信号がレーザドライバ部136に送信され、その後、その画像信号に応じた半導体レーザの駆動が行われて感光体への静電潜像の書き込みが開始される。
ステップS12では、1ページ分の静電潜像の書き込みが終了するまでの時間Tを計測するタイマーのスタートと、‘L’から‘H’への立ち上がりをカウントするカウンタのリセットを指示する。ステップS13では、1ページ分の静電潜像の書き込みが終了したか否を判定する。ステップS13において、書き込みがまだ終了していないと判定すると、ステップS13を繰り返し。ステップS13において、書き込みが終了したと判定すると、ステップS14に進み、タイマーおよびカウンタに停止を指示する。ステップS15では、ノイズの発生頻度の演算を行う。その後、ステップS16では、演算した頻度をメモリ100aに記憶する。ステップS17では、ジョブが終了したか否かを判定し、ステップS17においてジョブが終了していないと判定すると、ステップS12に戻り、ジョブが終了したと判定すると、ステップS18に進み、半導体レーザ135への基礎駆動信号の入力を停止し、ポリゴンモータ131aにも停止を指示する。その後、このサブルーチンを抜ける。
以上説明したように、本実施形態のレーザプリンタ1では、感光体へのビーム照射時に信号上に発生した信号レベルの変化ばかりでなく、ビーム検知部133へのビーム照射時において信号上に発生した信号レベルの変化を含め、レーザビームを1頁分照射する間に検出した信号レベル変化の回数から、正常なレベル変化の回数を差し引いた結果に基づいて、この間に発生したノイズを検出することができる。したがって、このレーザプリンタ1によれば、ビーム検知部133へのビーム照射時において信号上に発生したノイズをも検出できることから、従来では見落としていたノイズの発生を検出することができる。
次に、本発明の第2の画像形成装置の第1実施形態について説明する。
本実施形態のレーザプリンタの概略構成図は、図1に示す図と同じ図となることから、説明は省略する。
図6は、本実施形態のレーザプリンタに備えられている、レーザ露光器および制御部の概略構成図である。尚、図6に示すもので図2に示すものと同じ種類の部材には、図2において付されている符号と同じ符号が付されている。
本実施形態と前述のレーザプリンタ1との相違点は、制御部のみであり、また、本実施形態のレーザプリンタは、コンビニエンスストア等におけるプリント業務に利用する場合を想定して、そのプリント業務の提供回数を課金カウンタにおいてカウントし、代金を表示部22に表示できるようになっている。以下では、制御部20について説明する。
図6に示す制御部20は、MASK生成RESET生成回路(以下、このMASK生成RESET生成回路をMR回路と称呼する。)203、MASK回路202、画像記憶部102、ノイズ検出回路201、CPU100、およびメモリ100aで構成されている。
ビーム検出部133から出力されるHSYNC信号は、MR回路203に入力されている。
MR回路203は、HSYNC信号に基づき、Noise Detector RESET信号(以下、NDR信号と称呼する。)およびMASK信号を生成しており、NDR信号はノイズ検出回路201に入力され、MASK信号はMASK回路202に入力されている。尚、MASK回路202には、HSYNC信号も送信されている。
MASK回路202は、HSYNC信号とMASK信号からMASKED HSYNC信号(以下、MASKED HSYNC信号をMH信号と称呼する。)を生成しており、MH信号は、画像記憶部102およびノイズ検出回路201に入力されている。
ノイズ検出回路201は、NDR信号おおびMH信号に基づいてNoise Detect信号(以下,ND信号と称呼する)を生成し、このND信号は、CPU100に入力されている。CPU100は、ND信号が送信されてくると、ポリゴンモータ131aに停止を指示することで露光を中止させる。
画像記憶部102は、MH信号のレベル変化を受けて、1ライン分のVIDEO(画像)信号をレーザドライバ部136に入力する。
図7は、図6に示す制御部において出入力される信号のタイムチャートである。
図7には、上段から順に、HSYNC信号、MASK信号、NDR信号、MH信号、ND信号、およびVIDEO信号のタイムチャートが示されている。
HSYNC信号は、レーザビームがビーム検出器133を横切り始めると‘H’から‘L’にレベルが変化し、横切り終わると‘L’から‘H’にレベルが変化する信号である。また、このHSYNC信号は、周期T2でT1の間だけ‘H’から‘L’に変化する信号であり、これらT1およびT2は、設計上決まる時間である。
MASK信号は、前述したように、HSYNC信号が送信されているMR回路203において生成されており、HSYNC信号の‘L’の終了タイミング、即ちレーザビームがビーム検出器133を横切り終えたタイミングから時間t1経過後に‘L’から‘H’にレベルが変化し、その後、時間t2が経過するまで‘H’状態を維持する信号である。
また、このMASK信号は、上記時間t2の経過後‘H’から‘L’にレベルが変化した後、HSYNC信号の‘L’の終了タイミングから時間t1経過後に再びレベルが‘L’から‘H’に変化する信号である。
NDR信号も、HSYNC信号が入力されるMR回路203で生成されており、HSYNC信号の‘L’の終了タイミングから時間t3経過後に‘H’から‘L’にレベルが変化した後、HSYNC信号の‘L’の終了タイミングから時間t1+時間t2−時間t3経過後に‘L’から‘H’にレベルが変化する信号である。
MH信号は、MASK回路202に入力されている、HSYNC信号とMASK信号との論理和により得られた信号である。
ND信号は、MH信号が‘H’から‘L’に変化したタイミングから時間t4経過するまでの間に信号のレベル変化が3回発生した場合に‘H’から‘L’に変化する信号であり、‘H’から‘L’に変化した後は、NDR信号が‘H’から‘L’に変化した場合に限りレベルが‘L’から‘H’に変化する信号である。尚、この時間t4は、T2−(t1+t2)で算出される時間である。
VIDEO信号は、画像記憶部102に入力されるMH信号の‘L’から‘H’へのレベル変化を受けるごとに、タイムラグt5で画像記憶部102から1ラインずつレーザドライバ部136に入力される信号である。
ここで、図7には、感光体11へのレーザビームの照射が行われている間にHSYNC信号にノイズX1、X2、X3が発生している様子が示されている。
また、図7には、ビーム検出器133へのレーザビームの照射が行われている間にもHSYNC信号にノイズY1、Y2が発生している様子が示されている。
ここで、HSYNC信号とMASK信号との論理和をとることで得られたMH信号では、感光体へのレーザビームの照射が行われている間にHSYNC信号に発生したノイズX1、X2、X3をキャンセルすることができる。
このレーザプリンタでは、MH信号の‘L’から‘H’へのレベル変化を受けてVIDEO信号がレーザドライバ部136に入力されて感光体への潜像の書き込みが行われている。
また、このレーザプリンタでは、ビーム検出器133へのレーザービームの照射が行われている間に、ビーム検出器から入力されるHSYNC信号に発生したノイズをMH信号において検出することができる。
MH信号が入力されるノイズ検出回路201では、時間t4の間における信号のレベル変化をカウントしており、カウント値が、正常である場合(‘H’から‘L’と‘L’から‘H’)の‘2’ではなく‘3’に達すると、ノイズを検出したとして、正常時には‘H’で維持されているND信号のレベルを‘H’から‘L’に変化させる。
CPU100は、ノイズ検回路101から送信されてくるND信号のレベルが‘H’から‘L’に変化したことをうけて、ポリゴンモータ101aを停止させることにより露光中止の措置をとるようになっている。
この場合、このレーザプリンタでは、画像形成は中止されることからこのページに関する課金は行われないようになっている。尚、ND信号の、‘L’から‘H’への変化、即ち通常状態への復帰は、NDR信号が‘H’から‘L’に変化することでおこなわれるようになっている。また、CPU100が、本発明にいう課金部の一例に相当する。
さらに、このレーザプリンタによれば、感光体の所定領域へのレーザビームの照射が行われている間にHSYNC信号にノイズが発生しても、感光体の所定領域へのレーザビームの照射が行われている間にHSYNC信号に発生したノイズはキャンセルされることからこれに起因する画像欠陥の発生を防止することができる。
図8は、第1実施形態のレーザプリンタの電源が投入されると起動されるルーチンのフローチャートである。
図8に示すルーチンは、制御部20のメモリ100aに格納されており、電源の投入と共にCPU100によって実行される。
ステップS21では、初期化動作としてサブルーチン‘初期化’を実行する、このサブルーチン‘初期化’では、感光体への所定電荷の付与等の静電潜像の書き込み以外の画像形成処理の準備を行う。その後、ステップS22では、露光開始後現像前、現像開始後転写前、および転写開始後のいずれの段階でのノイズの検出によりページ単位での再プリント(リトライ)が行なわれてきたかを表す履歴情報の読み出しを行う。ステップS23では、サブルーチン‘警告表示’を実行し、予め決められた判定基準に則った警告の表示を行う。ステップS24では、オペレータから画像形成の指示があるまで待機する。ステップS24においてプリントのスタート指示があったと判定すると、ステップS25に進み、後述する、リトライによる回復不能なエラーが発生したことを表す表示の消去を指示する。その後、ステップS26では、サブルーチン‘潜像書込’を実行する。
図9は、サブルーチン‘潜像書込’のフローチャートである。
ステップS31では、リトライ(再プリント)が必要な際にアサートしておくフラグであるリトライフラグのネゲートを指示し、ノイズ検出がなされた、前述の3つの段階別にリトライ数をカウントするリトライカウンタのリセットを指示する。ステップS32では、3つの段階別に備えられているリトライカウンタの値が、これらカウンタ毎に予め設定されている限界値に1つでも達しているか否かを判定する。ステップS32において、いずれのカウンタについてもまだ到達していないと判定すると、ステップS33に進み、リトライフラグがアサートされているか否かを判定する。ステップS33において、リトライフラグがアサートされていないと判定すると、ステップS34に進む。ステップS34では、半動体レーザ135への基礎駆動信号の入力、および、ポリゴンモータ131aの起動を指示する。これにより、基礎駆動信号により発生したレーザビームはビーム検出器133を横切り始めるが、その後、レーザビームがビーム検出器133を横切り終えると、画像記憶部102からは、1ライン分の画像信号がレーザドライバ部136に入力され、入力されたその画像信号に応じて半導体レーザの駆動が行われて感光体への静電潜像の書き込みが行われる。
ステップS35では、ND信号が‘L’となっているか、即ちノイズ検出回路201においてノイズが検出されたか否かを判定する。ステップS35において、ノイズが検出されていないと判定すると、ステップS36において、1ページ分の静電潜像の書き込みが終了したか否を判定する。ステップS36において、書き込みがまだ終了していないと判定すると、ステップS35に戻り、書き込みが終了したと判定すると、ステップS37に進む。ステップS37では、1ページ分の画像形成が無事終了したことを受けて、前述の課金カウンタのカウント値を‘1’インクリメントすると共に、ステップS38において、このカウント値に応じた代金表示を表示部22に指示する。ステップS39では、1ページ、又は複数ページのプリント指示からなるジョブが終了したか否かを判定する。ステップS39において、ジョブがまだ終了していないと判定すると、ステップS35に進み、ジョブが終了したと判定すると、ステップS40に進む。ステップS40では、半導体レーザ135への基礎駆動信号の入力停止、および、ポリゴンモータ131aの停止を指示する。ステップS41では、3つのリトライカウンタのカウント値それぞれを履歴に記録する。その後、このルーチンを抜ける。
一方、ステップS35において、ノイズを検出したと判定すると、ステップS43に進み、ノイズを検出したのが、既に感光体11に書き込んだ静電潜像が現像され、さらに転写が開始されている段階であるか否かを判定する。尚、以下に行う判定は、ページの1ライン目の潜像が書き込まれたタイミングからノイズを検出したタイミングまでの時間に応じて行われる。ステップS43において、転写が開始されていると判定すると、ステップS44に進み半導体レーザ135への基礎駆動信号の入力停止、および、ポリゴンモータ131aの停止を指示する。その後、ステップS45に進み、前述したように、ノイズを検出する段階別に3つ設けられたリトライ数をカウントするリトライカウンタのうちのリトライカウンタAのカウント値をインクリメントする。その後、ステップS46において、リトライフラグをアサートし、ステップS32に戻る。
また、ステップS43において、転写はまだ開始されていないと判定すると、ステップS47に進み、既に書き込んだ静電潜像の一部の現像が開始されているか否かを判定する。ステップS47において、現像が既に開始されている判定すると、ステップS48に進み、リトライカウンタBのカウント値をインクリメントする。その後、ステップS50において、リトライフラグをアサートし、ステップS32に戻る。
また、ステップS47において、既に書き込んだ静電潜像に対する現像はまだ開始されていないと判定すると、ステップS52に進み、リトライカウンタCのカウント値をインクリメントする。その後、ステップS52において、リトライフラグをアサートし、ステップS32に戻る。
ここで、ステップS32において、いずれかのリトライカウンタのカウント値が設定値を超えたと判定すると、ステップS42に進み、リトライによる回復不能なエラーが発生したことを表す表示を指示し、その後、ステップS41に進む。
また、ステップS33において、リトライフラグのアサートがあったと判定すると、ステップS54に進み、リトライするページの1ライン目の画像信号がMH信号のレベル変化によりレーザドライバ部136に入力されるように入力する画像信号のアドレスを指し示すポインタなどの移動を指示する。ステップS55では、リトライフラグをネゲートする。
以上に説明したように、レーザビームがビーム検知部133を横切ってから横切り終えるタイミングまでの時間t4内における正常なレベル変化は2回であることから、本実施形態のレーザプリンタでは、このように、所定時間t4内に、3回以上のレベル変化があったときには、レーザビームがビーム検知部133を横切ってからビーム検知部133を横切り終えるまでの間にノイズが発生したと判定することができる。したがって、本実施形態のレーザプリンタによれば、従来では見落としていたノイズの発生を検出することができる。
最後に、本発明の第2の画像形成装置の第2実施形態について説明する。
本実施形態のレーザプリンタの概略構成図も、図1に示す図と同じ図となることから、説明は省略する。
図10は、第2実施形態のレーザプリンタに備えられている、レーザ露光器および制御部の概略構成図である。
図10に示す本実施形態のレーザプリンタと図6に示す第1実施形態との間の相違点は、本実施形態のレーザプリンタには、制御部30にノイズ計数回路301が余計に配備されていることのみであるので、以下では、このノイズ計数回路301について説明する。
ノイズ計数回路301には、ノイズカウンタ301aが配備されていると共に、HSYNC信号とNDR信号とが入力されている。
ノイズ計数回路301に配備されているノイズカウンタ301aでは、詳細は後述するが、HSYNC信号上の、ノイズを含めた‘L’から‘H’への立ち上がりを検知するとカウント値をインクリメントする一方で、NDR信号の‘L’から‘H’への立ち上がりを検知するとそのカウント値をデクリメントする。
図11は、図10に示す制御部において出入力される信号のタイムチャートである。
図11に示す‘Edge Count’には、HSYNC信号における、基礎駆動信号により発生させたレーザビームによる‘L’から‘H’への立ち上がりS1、S2に加え、ノイズX1、X2、X3、Y1、Y2による‘L’から‘H’への立ち上がりにより、カウント値がインクリメントされ、NDR信号の‘L’から‘H’への立ち上がりP1、P2によりそのカウント値がデクリメントされている様子が示されている。これは、HSYNC信号における正常なレベル変化であるS1とS2とによりインクリメントされたカウント値を、これらS1とS2とに対応して発生する‘L’から‘H’への立ち上がりP1とP2とを利用してデクリメントすることで正常なレベル変化をカウント値からキャンセルすることにより、カウント値が、ノイズによる‘L’から‘H’への立ち上がりの発生回数を示す様にしたものである。
CPU100は、1ページ分の静電潜像を感光体11に書き込む際に要した時間内にノイズカウンタ301aにおいてカウントされたカウント値を、当該時間で除してノイズの発生頻度を演算する。演算された発生頻度は、メモリ100aに記憶される。
図12は、第2実施形態のレーザープリンタの電源が投入されると起動されるルーチンのフローチャートである。
図12に示すルーチンと、図8に示す第1実施形態のルーチンとの間の相違点は、ステップS27だけであり、ステップS27では、ノイズの発生頻度が記録された履歴の読み出しを行う。その後、ステップS23では、リトライ履歴およびノイズ発生頻度履歴の内容に応じた警告表示を指示する。
図13は、サブルーチン‘潜像書込’のフローチャートである。
図13に示すルーチンと、図9に示す第1実施形態のルーチンとの間の相違点は、ステップS61、ステップS62、およびステップS63のみであるので、以下では、これらについてのみ説明する。
ステップS61では、1ページ分の潜像の書き込みに要する時間を計測するタイマのスタートと、および、この時間に発生する、ノイズ等に起因するイレギュラなレベル変化をもカウントするノイズカウンタ301aのリセットを指示する。
ステップS62では、ステップS61でスタートおよびリセットした、タイマと、カウンタによるカウントの停止を指示する。
ステップS63では、演算したノイズ発生頻度を履歴に記録する。
以上に説明したように、本実施形態のレーザープリンタによれば、所定時間t4内に、3回以上のレベル変化があったときには、レーザビームがビーム検知部133を横切ってからビーム検知部133を横切り終えるまでの間にノイズが発生したと判定することができ、従来では見落としていたノイズの発生を検出することができる。
また、1頁分のレーザビームを照射する間に生じた、正常なレベル変化の回数は算出できることから、本実施形態のレーザープリンタが、感光体上へのビーム照射時に信号上に発生したノイズをマスクなどによってキャンセルした上で、レーザビームがビーム検知部133を横切っている間に生じたノイズを、レーザビームを1頁分照射する間に生じたレベル変化の発生回数に基づいて検出するものであってもよい。
また、上述の第1および第2実施形態のレーザプリンタによれば、HSYNC信号にノイズが重畳された場合、ノイズの有無を検知することが可能であり、画像が正常に出力されなかったことの検知も可能である。したがって、これらレーザプリンタによれば、ノイズの影響を最小限に抑制することができる。
さらに、これらレーザプリンタによれば、画像を正常に出力できなかったことを検知した場合、顧客に対し課金をおこなわない処理が可能であり、ノイズの発生タイミングおよびその回数もしくは頻度の履歴の記憶により、装置の状態を明示することが可能である。
尚、上述の第1および第2実施形態では、ノイズの検出によって、レーザビームの照射を中止し、課金を回避し、さらには、ノイズの検出結果を記憶しておくメモリを備えた場合を例に挙げたが、これら処理の一部あるいは全てがなされないものであってもよい。
本発明の第1の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。 本発明の第1の画像形成装置の一実施形態のレーザプリンタに備えられている、レーザ露光器、および、図1には不図示の制御部の概略構成図である。 図2に示す制御部に入力されるHSYNC信号等のタイムチャートである。 レーザープリンタの電源が投入されると起動されるルーチンのフローチャートである。 サブルーチン‘潜像書込’のフローチャートである。 本発明の第2の画像形成装置の第1実施形態のレーザプリンタに備えられている、レーザ露光器および制御部の概略構成図である。 図6に示す制御部において出入力される信号のタイムチャートである。 第1実施形態のレーザプリンタの電源が投入されると起動されるルーチンのフローチャートである。 サブルーチン‘潜像書込’のフローチャートである。 第2実施形態のレーザプリンタに備えられている、レーザ露光器および制御部の概略構成図である。 図10に示す制御部において出入力される信号のタイムチャートである。 第2実施形態のレーザープリンタの電源が投入されると起動されるルーチンのフローチャートである。 サブルーチン‘潜像書込’のフローチャートである。
符号の説明
1 レーザプリンタ
10、20、30 制御部
11 感光体
13 レーザ露光器
100 CPU
100a メモリ
101 HSYNCノイズ検出回路
102 画像記憶部
131 ポリゴンミラー
131a ポリゴンモータ
132 Fθレンズ
133 ビーム検出器
134 コリメートレンズ
135 半導体レーザ
136 レーザドライバ部
201 ノイズ検出回路
202 MASK回路
203 MASK生成RESET生成回路
301 ノイズ計数回路
301a ノイズカウンタ

Claims (8)

  1. 副走査方向に回転する感光体表面の所定領域を、露光ビームで該感光体の回転軸に平行な主走査方向に繰り返し走査することにより該所定領域に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、該トナー像を、所定の被転写面に転写し最終的に記録媒体上に定着することにより該記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記所定領域よりも前記主走査方向上流側に配備され露光ビームが照射されるものであって、照射された露光ビームが該主走査方向に横切り露光ビームが横切り終えたことを検知するビーム検知部と、
    前記ビーム検知部からの検知結果を受けて、1頁分の画像を表す画像信号ごとに該画像信号に応じた露光ビームを生成するビーム生成部と、
    前記ビーム検知部を始点として前記主走査方向に露光ビームを繰り返し照射することで、前記所定領域を前記ビーム生成部によって生成された露光ビームで繰り返し走査する露光ビーム照射部とを備え、
    前記ビーム検知部が、ハイレベルとローレベルの間で切り換わり、露光ビームが前記ビーム検知部を横切り終えた時点で、ハイレベルとローレベルのうちのいずれか一方のレベルからいずれか他方のレベルへレベル変化する信号を出力するものであり、
    さらにこの画像形成装置は、前記露光ビーム照射部が前記ビーム検知部を始点として前記主走査方向に露光ビームを繰り返し1頁分照射する間に生じたノイズを、該間に生じた前記レベル変化の発生回数に基づいて検出するノイズ検出部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 副走査方向に回転する感光体表面の所定領域を、露光ビームで該感光体の回転軸に平行な主走査方向に繰り返し走査することにより該所定領域に静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、該トナー像を、所定の被転写面に転写し最終的に記録媒体上に定着することにより該記録媒体上に画像を形成する画像形成装置において、
    前記所定領域よりも前記主走査方向上流側に配備され露光ビームが照射されるものであって、照射された露光ビームが該主走査方向に横切り露光ビームが横切り終えたことを検知するビーム検知部と、
    前記ビーム検知部からの検知結果を受けて、1頁分の画像を表す画像信号ごとに該画像信号に応じた露光ビームを生成するビーム生成部と、
    前記ビーム検知部を始点として前記主走査方向に露光ビームを繰り返し照射することで、前記所定領域を前記ビーム生成部によって生成された露光ビームで繰り返し走査する露光ビーム照射部と、
    露光ビームが前記ビーム検知部を横切っている間に生じたノイズを検出するノイズ検出部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記露光ビーム照射部は、前記ノイズ検出部によってノイズが検出されると露光ビームの照射を中止するものであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記ノイズ検出部によってノイズが検出されなかった場合に限って、1頁分の画像を表す画像信号に基づく画像を前記記録媒体上に形成するたびに画像形成に起因した課金を行う課金部を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記ノイズ検出部によってノイズが検出されると、該ノイズ検出部の検出結果を記憶する不揮発性のメモリを備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記ノイズ検出部が、前記所定領域に前記ビーム生成部によって生成された露光ビームを照射している間に生じたノイズを検出対象から外すことで、露光ビームが前記ビーム検知部を横切っている間に生じたノイズを検出するものであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  7. 前記ビーム検知部が、ハイレベルとローレベルの間で切り換わり、露光ビームが前記ビーム検知部を横切り終えた時点で、ハイレベルとローレベルのうちのいずれか一方のレベルからいずれか他方のレベルへレベル変化する信号を出力するものであり、
    前記ノイズ検出部は、露光ビームが前記ビーム検知部に照射されてから該ビーム検知部を横切り終えるまでの間のうちの、露光ビームが該ビーム検知部を横切り終えるタイミングを終点とする所定時間内に、前記レベル変化が所定回数生じたことを受けて、露光ビームが前記ビーム検知部を横切っている間に生じたノイズを検出するものであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記ビーム検知部が、ハイレベルとローレベルの間で切り換わり、露光ビームが前記ビーム検知部を横切り終えた時点で、ハイレベルとローレベルのうちのいずれか一方のレベルからいずれか他方のレベルへレベル変化する信号を出力するものであり、
    前記ノイズ検出部は、露光ビームが前記ビーム検知部を横切っている間に生じたノイズを、前記露光ビーム照射部が前記ビーム生成部によって生成された露光ビームを1頁分照射する間に生じた前記レベル変化の発生回数に基づいて検出するものであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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