JP2003043864A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003043864A
JP2003043864A JP2001236176A JP2001236176A JP2003043864A JP 2003043864 A JP2003043864 A JP 2003043864A JP 2001236176 A JP2001236176 A JP 2001236176A JP 2001236176 A JP2001236176 A JP 2001236176A JP 2003043864 A JP2003043864 A JP 2003043864A
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Tomoshi Sakata
智志 坂田
Akira Okamoto
晃 岡本
Hideo Yamane
秀夫 山根
Kenji Kato
健二 加藤
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Konica Minolta Inc
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定型サイズの画像データに応じたトナー像を
前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出力する際
に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余白部分を利用
して各種のチェックをする。 【解決手段】 定型サイズの画像データに応じたトナー
像を、前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出力
する画像形成装置であって、定型サイズの画像データに
応じたトナー像を前記記録紙の定型サイズの領域内に形
成すると共に、前記記録紙の定型サイズの領域外に対し
てもトナー像の形成が可能な画像記録手段150と、前
記記録手段により前記記録紙の定型サイズの領域外に所
定のパッチ画像を形成するように制御する制御手段10
1,130,140とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、定型サイズの画像データに応じたトナー像を
前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出力する画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定型サイズの画像データに応じたトナー
像を、前記定型サイズより大きい記録紙(ワイド紙)に
形成して出力する画像形成装置が存在している。なお、
この場合、定型サイズの領域に画像が形成されたワイド
紙は、不要な余白部分が断裁されて、画像が形成された
定型サイズにされることを前提としている。
【0003】このようなワイド紙への画像形成の際にス
タンプ機能やオーバーレイ機能が併用されたとしても、
定型サイズの領域内にスタンプ画像やオーバーレイ画像
が形成されていた。すなわち、今までは必要が無かった
ために、ワイド紙の余白部分に画像形成する機能は備え
られておらず、その余白部分には何ら画像は形成されて
いない状態であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像形成により出力さ
れた記録紙について、重送チェックと呼ばれるチェック
が必要である。この重送チェックの際には、人手により
記録紙を1枚1枚丹念にめくって、画像の有無をチェッ
クする必要がある。あるいは、人手を使わないために、
重送検知センサを画像形成装置内に設ける必要があり、
装置のコストアップに繋がっていた。
【0005】また、重送チェックだけでなく、複数頁あ
るいは複数章の記録紙を単位として複数部の画像形成を
実行する際に、各頁、各章、各部の画像のチェックに
も、同様な問題が発生していた。
【0006】なお、各頁、各章、各部の画像を明らかに
するために、画像形成装置に後処理装置と呼ばれる仕分
け装置を取り付けることがある。この後処理装置では、
各頁、各章、各部の仕分けのために、記録紙の排出位置
を変えたり、排出する毎に記録紙をずらしたりして対応
している。しかし、このように仕分けした場合であって
も、ワイド紙の余白部分を断裁する際には、仕分けされ
た記録紙を再び揃える必要があり、面倒であった。
【0007】また、画像に所望の濃度が安定して形成さ
れるかを検知するためには、感光体表面にパッチ画像を
形成して、そのパッチ画像をセンサで検知するようにし
ていた。しかし、この手法では、実際に画像が形成され
る記録紙上ではなく、転写前の感光体上のパッチ画像で
濃度の検知を行っているため、実際とは異なった検出結
果になることがあるという問題を有していた。
【0008】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであって、定型サイズの画像データに
応じたトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形
成して出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙
の余白部分を利用して各種のチェックをすることが可能
な画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決する本
発明は、以下に記載するようなものである。 (1)請求項1記載の発明では、定型サイズの画像デー
タに応じたトナー像を、前記定型サイズより大きい記録
紙に形成して出力する画像形成装置であって、定型サイ
ズの画像データに応じたトナー像を前記記録紙の定型サ
イズの領域内に形成すると共に、前記記録紙の定型サイ
ズの領域外に対してもトナー像の形成が可能な画像記録
手段と、前記記録手段により前記記録紙の定型サイズの
領域外に所定のパッチ画像を形成するように制御する制
御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0010】この発明では、定型サイズの画像データに
応じたトナー像を、前記定型サイズより大きい記録紙に
形成して出力する際に、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記記録紙の定型サイズの領域内に形成す
ると共に、前記記録紙の定型サイズの領域外(断裁され
てしまう余白部分)に対してもトナー像の形成が可能な
ようにしておき、該余白部分に所定のパッチ画像を形成
するように制御している。
【0011】そして、この余白部分のパッチ画像をセン
サなどで検知することで、重送チェックや、複数頁ある
いは複数章の記録紙を単位として複数部の画像形成を実
行する際の各頁,各章,各部の画像のチェックにも用い
ることができる。したがって、これらのチェックの際
に、人手により記録紙を1枚1枚丹念にめくって、画像
の有無をチェックする必要や、専用のセンサを設ける必
要がなくなる。
【0012】また、画像に所望の濃度が安定して形成さ
れるかを検知するために、感光体表面のパッチ画像では
なく、記録紙の余白部分のパッチ画像をセンサなどで検
知することで、実際に記録紙に形成される画像の濃度を
チェックすることが可能になる。
【0013】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して各種のチェックをすることが可能にな
る。
【0014】(2)請求項2記載の発明では、前記制御
手段は、前記所定のパッチ画像を、前記定型サイズの領
域外に収容可能な範囲の大きさを有するように形成する
共に、複数の記録紙に対して同一位置に形成するよう制
御する、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
である。
【0015】この発明では、(1)において、前記所定
のパッチ画像を、前記定型サイズの領域外に収容可能な
範囲の大きさを有するように形成する共に、複数の記録
紙に対して同一位置に形成するよう制御している。
【0016】これにより、記録紙の重送について、本パ
ッチ画像の有無により簡単かつ確実に検知できるように
なる。また、紙端部のみのチェックでよいため、形成さ
れた画像に何ら影響を与えることがない。
【0017】(3)請求項3記載の発明では、記録紙の
両面画像形成を行う際に、前記制御手段は、定型サイズ
の領域外の部分を記録紙の3方向で裁断可能なように、
記録紙の表面の画像形成領域と裏面の画像形成領域とが
一致する領域に画像形成するように制御すると共に、記
録紙の余白に前記パッチ画像を形成するように制御す
る、ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれ
かに記載の画像形成装置である。
【0018】この発明では、(1)または(2)におい
て、記録紙の両面画像形成を行う際に、定型サイズの領
域外の部分(余白部分)を記録紙の3方向で裁断可能な
ように、記録紙の表面の画像形成領域と裏面の画像形成
領域とが一致する領域に画像形成するように制御すると
共に、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成するように
制御している。
【0019】このように記録紙の表面の画像形成領域と
裏面の画像形成領域とが一致する領域に画像形成し、か
つ、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成することで、
上記(1),(2)のチェックを実行したうえで、余白
部分を記録紙の3方向で裁断することが可能になる。
【0020】(4)請求項4記載の発明では、前記パッ
チ画像の濃度を検知する濃度センサを備え、前記制御手
段は、前記濃度センサで検知された前記パッチ画像の濃
度に応じて、現像に用いるトナーの濃度もしくは現像バ
イアス電圧、あるいは、転写に用いる帯電電圧を制御す
る、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載の画像形成装置である。
【0021】この発明では、(1)〜(3)において、
濃度センサで検知された前記パッチ画像の濃度に応じ
て、現像に用いるトナーの濃度もしくは現像バイアス電
圧、あるいは、転写に用いる帯電電圧を制御している。
【0022】このように、記録紙の余白部分の所定の箇
所のパッチ画像をセンサなどで検知することで、実際に
記録紙に形成される画像の濃度を確実にチェックするこ
とが可能になり、画像に所望の濃度が安定して形成され
るように制御することができる。
【0023】(5)請求項5記載の発明では、前記パッ
チ画像の位置の設定を行う操作入力手段を備え、前記制
御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に応じ
て、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成するように制
御する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
れかに記載の画像形成装置である。
【0024】この発明では、(1)〜(4)において、
操作入力手段で設定された位置に応じて、記録紙の余白
に前記パッチ画像を形成するように制御している。すな
わち、記録紙の余白部分の形状や大きさ、あるいは、パ
ッチ画像のチェックのしやすさ、画像形成領域内の画像
との関係などを考慮して、使用者が適切な位置を選択す
ることで、上記チェック、上記チェックを確実に実行す
ることができるようになる。
【0025】(6)請求項6記載の発明では、前記パッ
チ画像の位置の設定を行う操作入力手段を備え、前記制
御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に応じ
て、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御を、
記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する、ことを特
徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像
形成装置である。
【0026】この発明では、(1)〜(4)において、
操作入力手段で設定された位置に応じて、記録紙の余白
に前記パッチ画像を形成する制御を、記録紙の表裏のそ
れぞれで独立して実行する。
【0027】すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を選択することで、定着による記録紙の伸縮や
読み込みタイミングのズレを解消して表裏でパッチ画像
の位置を合わせて、上記チェックを記録紙の表裏それぞ
れで確実に実行することができるようになる。
【0028】(7)請求項7記載の発明では、前記パッ
チ画像の位置の初期設定および再設定を行うための表示
手段と操作入力手段とを備え、前記制御手段は、初期設
定された位置に応じて前記パッチ画像を形成した後に、
パッチ画像の位置の微調整を行うための位置再設定画面
を表示手段に表示し、該位置再設定画面に基づいて操作
入力手段に入力された値に基づいて、記録紙の余白に前
記パッチ画像を形成するように制御する、ことを特徴と
する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成
装置である。
【0029】この発明では、(1)〜(6)において、
初期設定された位置に応じて前記パッチ画像を形成した
後に、パッチ画像の位置の微調整を行うための位置再設
定画面を表示手段に表示し、該位置再設定画面に基づい
て操作入力手段に入力された値に基づいて、記録紙の余
白に前記パッチ画像を形成するように制御している。
【0030】すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を記録紙の出力を参照して再設定することで、
定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミングのズレを
解消したうえで、上記チェックを一層確実に実行するこ
とができるようになる。
【0031】(8)請求項8記載の発明では、定型サイ
ズの画像データに応じたトナー像を、前記定型サイズよ
り大きい記録紙に形成して出力する画像形成装置であっ
て、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前記記
録紙の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記記録
紙の定型サイズの領域外に対してもトナー像の形成が可
能な画像記録手段と、前記記録手段により前記記録紙の
定型サイズの領域外に所定のパッチ画像を形成するよう
に制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、複数
枚の記録紙に複数章の画像形成を実行する際に、同一の
章を構成する複数の記録紙については同一位置にパッチ
画像を付す制御を行う、ことを特徴とする画像形成装置
である。
【0032】この発明では、定型サイズの画像データに
応じたトナー像を、前記定型サイズより大きい記録紙に
形成して出力する際に、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記記録紙の定型サイズの領域内に形成す
ると共に、前記記録紙の定型サイズの領域外(断裁され
てしまう余白部分)に対してもトナー像の形成が可能な
ようにしておき、複数枚の記録紙に複数章の画像形成を
実行する際に、該余白部分に所定のパッチ画像を形成す
ると共に、同一の章を構成する複数の記録紙については
同一位置にパッチ画像を付す制御を行う。すなわち、章
が変わった時点でパッチ画像の位置などを変更する制御
を行う。
【0033】そして、この余白部分のパッチ画像をセン
サなどで検知することで、複数頁あるいは複数章の記録
紙を単位として複数部の画像形成を実行する際の各章の
画像のチェックに用いることができる。したがって、こ
のチェックの際に、人手により記録紙を1枚1枚丹念に
めくって画像の有無をチェックする必要や、専用のセン
サを設ける必要がなくなる。
【0034】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の章ごとのチェックをするこ
とが可能になる。
【0035】(9)請求項9記載の発明では、前記制御
手段は、複数枚の記録紙に複数章の画像形成を実行する
際に、同一の章を構成する複数の記録紙については同一
位置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、複数枚の記
録紙の章が異なった場合には異なった位置にパッチ画像
を付す制御を行う、ことを特徴とする請求項8記載の画
像形成装置である。
【0036】この発明では、(8)において、複数枚の
記録紙に複数章の画像形成を実行する際に、同一の章を
構成する複数の記録紙については同一位置にパッチ画像
を付す制御を行うと共に、複数枚の記録紙の章が異なっ
た場合には異なった位置にパッチ画像を付す制御を行
う。
【0037】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の複数章についての章ごとの
チェックをすることが可能になる。
【0038】(10)請求項10記載の発明では、前記
パッチ画像の位置の設定を行う操作入力手段を備え、前
記制御手段は、複数枚の記録紙に複数章の画像形成を実
行する際に、同一の章を構成する複数の記録紙について
は同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、複数
枚の記録紙の章が異なった場合には前記操作入力手段に
より設定された設定値に従って異なった位置にパッチ画
像を付す制御を行う、ことを特徴とする請求項8記載の
画像形成装置である。
【0039】この発明では、(8)において、複数枚の
記録紙に複数章の画像形成を実行する際に、同一の章を
構成する複数の記録紙については同一位置にパッチ画像
を付す制御を行うと共に、複数枚の記録紙の章が異なっ
た場合には設定された主走査方向もしくは副走査方向の
変更距離についての設定値に従って異なった位置にパッ
チ画像を付す制御を行う。
【0040】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の複数章についての章ごとの
チェックを確実に実行することが可能になる。
【0041】(11)請求項11記載の発明では、記録
紙の両面画像形成を行う際に、前記制御手段は、定型サ
イズの領域外の部分を記録紙の3方向で裁断可能なよう
に、記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよう画像形
成の制御をすると共に、記録紙の余白に前記パッチ画像
を形成するように制御する、ことを特徴とする請求項8
乃至請求項10のいずれかに記載の画像形成装置であ
る。
【0042】この発明では、(8)〜(10)におい
て、記録紙の両面画像形成を行う際に、3方向裁断が可
能なように、記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよ
う画像形成の制御をしている。
【0043】このように記録紙の表裏の画像形成領域が
一致するよう画像形成することで、記録紙の表面の画像
形成領域と裏面のパッチ画像位置が一致するすることに
なり、上記チェックを実行したうえで、余白部分を記録
紙の3方向で裁断することが可能になる。
【0044】(12)請求項12記載の発明では、前記
パッチ画像の位置の設定を行う操作入力手段を備え、前
記制御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に応
じて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御
を、記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する、こと
を特徴とする請求項11記載の画像形成装置である。
【0045】この発明では、(11)において、操作入
力手段で設定された位置に応じて、記録紙の余白に前記
パッチ画像を形成する制御を、記録紙の表裏のそれぞれ
で独立して実行する。
【0046】すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を選択することで、定着による記録紙の伸縮や
読み込みタイミングのズレを解消して表裏でパッチ画像
の位置を合わせて、上記チェックを記録紙の表裏それぞ
れで確実に実行することができるようになる。
【0047】(13)請求項13記載の発明では、前記
パッチ画像の位置の初期設定および再設定を行うための
表示手段と操作入力手段とを備え、前記制御手段は、初
期設定された位置に応じて前記パッチ画像を形成した後
に、パッチ画像の位置の微調整を行うための位置再設定
画面を表示手段に表示し、該位置再設定画面に基づいて
操作入力手段に入力された値に基づいて、記録紙の余白
に前記パッチ画像を形成するように制御する、ことを特
徴とする請求項8乃至請求項12のいずれかに記載の画
像形成装置である。
【0048】この発明では、(8)〜(12)におい
て、初期設定された位置に応じて前記パッチ画像を形成
した後に、パッチ画像の位置の微調整を行うための位置
再設定画面を表示手段に表示し、該位置再設定画面に基
づいて操作入力手段に入力された値に基づいて、記録紙
の余白に前記パッチ画像を形成するように制御してい
る。
【0049】すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を記録紙の出力を参照して再設定することで、
定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミングのズレを
解消したうえで、上記チェックを確実に実行することが
できるようになる。
【0050】(14)請求項14記載の発明では、定型
サイズの画像データに応じたトナー像を、前記定型サイ
ズより大きい記録紙に形成して出力する画像形成装置で
あって、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前
記記録紙の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記
記録紙の定型サイズの領域外に対してもトナー像の形成
が可能な画像記録手段と、前記記録手段により前記記録
紙の定型サイズの領域外に所定のパッチ画像を形成する
ように制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、
複数枚の記録紙を単位として複数部の画像形成を実行す
る際に、同一の部を構成する複数の記録紙ついては同一
位置にパッチ画像を付す制御を行う、ことを特徴とする
画像形成装置である。
【0051】この発明では、定型サイズの画像データに
応じたトナー像を、前記定型サイズより大きい記録紙に
形成して出力する際に、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記記録紙の定型サイズの領域内に形成す
ると共に、前記記録紙の定型サイズの領域外(断裁され
てしまう余白部分)に対してもトナー像の形成が可能な
ようにしておき、複数枚の記録紙を単位として複数部の
画像形成を実行する際に、該余白部分に所定のパッチ画
像を形成するように制御すると共に、同一の部を構成す
る複数の記録紙ついては同一位置にパッチ画像を付す制
御を行う。すなわち、部が変わった時点でパッチ画像の
位置などを変更する制御を行う。
【0052】そして、この余白部分のパッチ画像をセン
サなどで検知することで、複数部の記録紙を単位として
複数部の画像形成を実行する際の同一の部についての画
像のチェックに用いることができる。したがって、この
チェックの際に、人手により記録紙を1枚1枚丹念にめ
くって画像の有無をチェックする必要や、専用のセンサ
を設ける必要がなくなる。
【0053】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の部ごとのチェックをするこ
とが可能になる。
【0054】(15)請求項15記載の発明では、前記
制御手段は、複数枚の記録紙を単位として複数部の画像
形成を実行する際に、同一の部を構成する複数の記録紙
ついては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共
に、部が異なった場合には異なった位置にパッチ画像を
付す制御を行う、ことを特徴とする請求項14記載の画
像形成装置である。
【0055】この発明では、(14)において、複数枚
の記録紙を単位として複数部の画像形成を実行する際
に、同一の部を構成する複数の記録紙ついては同一位置
にパッチ画像を付す制御を行うと共に、部が異なった場
合には異なった位置にパッチ画像を付す制御を行う。
【0056】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の複数部についての部ごとの
チェックをすることが可能になる。
【0057】(16)請求項16記載の発明では、前記
制御手段は、複数枚の記録紙を単位として複数部の画像
形成を実行する際に、同一の部を構成する複数の記録紙
ついては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共
に、部が異なった場合には、前記操作入力手段により設
定された設定値に従って異なった位置にパッチ画像を付
す制御を行う、ことを特徴とする請求項14記載の画像
形成装置である。
【0058】この発明では、(14)において、複数枚
の記録紙を単位として複数部の画像形成を実行する際
に、同一の部を構成する複数の記録紙ついては同一位置
にパッチ画像を付す制御を行うと共に、部が異なった場
合には、操作入力手段により設定された主走査方向もし
くは副走査方向の変更距離についての設定値に従って異
なった位置にパッチ画像を付す制御を行う。
【0059】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の複数部についての部ごとの
チェックを確実にすることが可能になる。
【0060】(17)請求項17記載の発明では、記録
紙の両面画像形成を行う際に、前記制御手段は、定型サ
イズの領域外の部分を記録紙の3方向で裁断可能なよう
に、記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよう画像形
成の制御をすると共に、記録紙の余白に前記パッチ画像
を形成するように制御する、ことを特徴とする請求項1
4乃至請求項16のいずれかに記載の画像形成装置であ
る。
【0061】この発明では、(14)〜(16)におい
て、記録紙の両面画像形成を行う際に、3方向裁断が可
能なように、記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよ
う画像形成の制御をしている。
【0062】このように記録紙の表裏の画像形成領域が
一致するよう画像形成することで、記録紙の表面の画像
形成領域と裏面のパッチ画像位置が一致するすることに
なり、上記チェックを実行したうえで、余白部分を記録
紙の3方向で裁断することが可能になる。
【0063】(18)請求項18記載の発明では、前記
パッチ画像の位置の設定を行う操作入力手段を備え、前
記制御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に応
じて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御
を、記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する、こと
を特徴とする請求項17記載の画像形成装置である。
【0064】この発明では、(17)において、操作入
力手段で設定された位置に応じて、記録紙の余白に前記
パッチ画像を形成する制御を、記録紙の表裏のそれぞれ
で独立して実行する。
【0065】すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を選択することで、定着による記録紙の伸縮や
読み込みタイミングのズレを解消して表裏でパッチ画像
の位置を合わせて、上記チェックを記録紙の表裏それぞ
れで確実に実行することができるようになる。
【0066】(19)請求項19記載の発明では、前記
パッチ画像の位置の初期設定および再設定を行うための
表示手段と操作入力手段とを備え、前記制御手段は、初
期設定された位置に応じて前記パッチ画像を形成した後
に、パッチ画像の位置の微調整を行うための位置再設定
画面を表示手段に表示し、該位置再設定画面に基づいて
操作入力手段に入力された値に基づいて、記録紙の余白
に前記パッチ画像を形成するように制御する、ことを特
徴とする請求項14乃至請求項18のいずれかに記載の
画像形成装置である。
【0067】この発明では、(14)〜(18)におい
て、初期設定された位置に応じて前記パッチ画像を形成
した後に、パッチ画像の位置の微調整を行うための位置
再設定画面を表示手段に表示し、該位置再設定画面に基
づいて操作入力手段に入力された値に基づいて、記録紙
の余白に前記パッチ画像を形成するように制御してい
る。
【0068】すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を記録紙の出力を参照して再設定することで、
定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミングのズレを
解消したうえで、上記チェックを確実に実行することが
できるようになる。
【0069】(20)請求項20記載の発明では、定型
サイズの画像データに応じたトナー像を、前記定型サイ
ズより大きい記録紙に形成して出力する画像形成装置で
あって、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前
記記録紙の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記
記録紙の定型サイズの領域外に対してもトナー像の形成
が可能な画像記録手段と、前記記録手段により前記記録
紙の定型サイズの領域外に所定のパッチ画像を形成する
ように制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、
複数頁の記録紙を単位として複数部の画像形成を実行す
る際に、同一の頁を構成する複数の記録紙ついては同一
位置にパッチ画像を付す制御を行う、ことを特徴とする
画像形成装置である。
【0070】この発明では、定型サイズの画像データに
応じたトナー像を、前記定型サイズより大きい記録紙に
形成して出力する際に、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記記録紙の定型サイズの領域内に形成す
ると共に、前記記録紙の定型サイズの領域外(断裁され
てしまう余白部分)に対してもトナー像の形成が可能な
ようにしておき、複数頁の記録紙を単位として複数部の
画像形成を実行する際に、該余白部分に所定のパッチ画
像を形成するように制御すると共に、同一の頁を構成す
る複数の記録紙ついては同一位置にパッチ画像を付す制
御を行う。すなわち、頁が変わった時点でパッチ画像の
位置などを変更する制御を行う。
【0071】そして、この余白部分のパッチ画像をセン
サなどで検知することで、複数頁の記録紙を単位として
複数頁の画像形成を複数部にわたって実行する際の各部
における同一の頁についての画像のチェックに用いるこ
とができる。したがって、このチェックの際に、人手に
より記録紙を1枚1枚丹念にめくって画像の有無をチェ
ックする必要や、専用のセンサを設ける必要がなくな
る。
【0072】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の頁ごとのチェックをするこ
とが可能になる。
【0073】(21)請求項21記載の発明では、前記
制御手段は、複数頁の記録紙を単位として複数部の画像
形成を実行する際に、同一の頁を構成する複数の記録紙
ついては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共
に、頁が異なった場合には異なった位置にパッチ画像を
付す制御を行う、ことを特徴とする請求項20記載の画
像形成装置である。
【0074】この発明では、(20)において、複数頁
の記録紙を単位として複数部の画像形成を実行する際
に、同一の頁を構成する複数の記録紙ついては同一位置
にパッチ画像を付す制御を行うと共に、頁が異なった場
合には異なった位置にパッチ画像を付す制御を行う。
【0075】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の複数頁についての頁ごとの
チェックをすることが可能になる。
【0076】(22)請求項22記載の発明では、前記
制御手段は、複数頁の記録紙を単位として複数部の画像
形成を実行する際に、同一の頁を構成する複数の記録紙
ついては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共
に、頁が異なった場合には、前記操作入力手段により設
定された設定値に従って異なった位置にパッチ画像を付
す制御を行う、ことを特徴とする請求項20記載の画像
形成装置である。
【0077】この発明では、(20)において、複数頁
の記録紙を単位として複数部の画像形成を実行する際
に、同一の頁を構成する複数の記録紙ついては同一位置
にパッチ画像を付す制御を行うと共に、頁が異なった場
合には、操作入力手段により設定された主走査方向もし
くは副走査方向の変更距離についての設定値に従って異
なった位置にパッチ画像を付す制御を行う。
【0078】この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の複数頁についての頁ごとの
チェックを確実にすることが可能になる。
【0079】(23)請求項23記載の発明では、記録
紙の両面画像形成を行う際に、前記制御手段は、定型サ
イズの領域外の部分を記録紙の3方向で裁断可能なよう
に、記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよう画像形
成の制御をすると共に、記録紙の余白に前記パッチ画像
を形成するように制御する、ことを特徴とする請求項2
0乃至請求項22のいずれかに記載の画像形成装置であ
る。
【0080】この発明では、(20)〜(22)におい
て、記録紙の両面画像形成を行う際に、3方向裁断が可
能なように、記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよ
う画像形成の制御をしている。
【0081】このように記録紙の表裏の画像形成領域が
一致するよう画像形成することで、記録紙の表面の画像
形成領域と裏面のパッチ画像位置が一致するすることに
なり、上記チェックを実行したうえで、余白部分を記録
紙の3方向で裁断することが可能になる。
【0082】(24)請求項24記載の発明では、前記
パッチ画像の位置の設定を行う操作入力手段を備え、前
記制御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に応
じて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御
を、記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する、こと
を特徴とする請求項23記載の画像形成装置である。
【0083】この発明では、(23)において、操作入
力手段で設定された位置に応じて、記録紙の余白に前記
パッチ画像を形成する制御を、記録紙の表裏のそれぞれ
で独立して実行する。
【0084】すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を選択することで、定着による記録紙の伸縮や
読み込みタイミングのズレを解消して表裏でパッチ画像
の位置を合わせて、上記チェックを記録紙の表裏それぞ
れで確実に実行することができるようになる。
【0085】(25)請求項25記載の発明では、前記
パッチ画像の位置の初期設定および再設定を行うための
表示手段と操作入力手段とを備え、前記制御手段は、初
期設定された位置に応じて前記パッチ画像を形成した後
に、パッチ画像の位置の微調整を行うための位置再設定
画面を表示手段に表示し、該位置再設定画面に基づいて
操作入力手段に入力された値に基づいて、記録紙の余白
に前記パッチ画像を形成するように制御する、ことを特
徴とする請求項20乃至請求項24のいずれかに記載の
画像形成装置である。
【0086】この発明では、(20)〜(24)におい
て、初期設定された位置に応じて前記パッチ画像を形成
した後に、パッチ画像の位置の微調整を行うための位置
再設定画面を表示手段に表示し、該位置再設定画面に基
づいて操作入力手段に入力された値に基づいて、記録紙
の余白に前記パッチ画像を形成するように制御してい
る。
【0087】すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を記録紙の出力を参照して再設定することで、
定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミングのズレを
解消したうえで、上記チェックを確実に実行することが
できるようになる。
【0088】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。 〈画像形成装置の構成〉まず、図2を参照して画像形成
装置の機械的構成を説明する。なお、ここでは、原稿の
画像を読み取って画像形成する複写機としての画像形成
装置を具体例として用いる。
【0089】この図2において、10は自動原稿給送手
段(以下、ADFと言う)であり、原稿の両面を読み取
るための給紙を行う手段である。20は原稿を光学的に
スキャンして読み取って画像データを生成する画像読み
取り部(スキャナ)である。40は画像データに応じた
露光用光ビームを生成する画像書き込み部である。50
は画像データを静電方式により記録媒体(転写紙あるい
は記録紙と言うが、本願明細書では、記録紙という)p
上に記録する画像形成部である。60は記録紙の搬送を
行う搬送手段である。
【0090】なお、この画像形成部50は、定型サイズ
の画像データに応じたトナー像を、前記定型サイズより
大きい記録紙に形成して出力する際に、定型サイズの画
像データに応じたトナー像を前記記録紙の定型サイズの
領域内に形成すると共に、前記記録紙の定型サイズの領
域外(断裁されてしまう余白部分)に対してもトナー像
の形成が可能に構成されている。すなわち、露光、静電
潜像形成、現像、転写、定着の各ステップにおいて、定
型サイズの領域外への画像形成が可能に構成されている
ものとする。
【0091】ここで、原稿の両面給送が可能なADF1
0の原稿載置部11には、原稿第1頁の表面を上にした
状態の原稿dが複数枚載置されている。ローラ12a、
ローラ12bを介して繰り出された原稿の1枚目はロー
ラ13を介して回転される。
【0092】この時、光源23により原稿dの原稿面が
照射され、その反射光がミラー24,25,26を介し
て結像光学系27を介して光電変換手段であるCCD2
8の受光面に像を結ぶ。ここで、光源23、ミラー2
4,25,26、結像光学系27及びCCD28を有す
る光学系、並びに、図示されていない光学系駆動手段と
で画像読み取り部20を構成している。
【0093】この図において、原稿dがプラテンガラス
21上に読み取り面を下に向けた状態に載置された場合
には、光学系はプラテンガラス21に沿って走査して読
み取りを行う。
【0094】また、原稿dが自動給紙されてローラ13
の周囲を回る場合には、第2のプラテンガラス22下に
光源23とミラー24とが固定された状態で読み取りを
行う。そして、読み取られた原稿dの画像データは、C
CD28から図示しない読み取り画像処理部に送られ
る。
【0095】なお、原稿dがADF10により自動給送
される場合には、原稿dの1ページ目が読み取られる
と、今度は反転ローラ14を介して再度ローラ13を用
いた巻き取り操作が行われ、原稿裏面の画像が画像読み
取り部20で読み取られ、読み取り画像処理部に送られ
る。
【0096】このようにして、表面と裏面との画像が読
み取られた原稿dは、再度反転ローラ14で反転され
て、表面を下に向けた状態で排紙皿16に積載されてい
く。このようにして画像読み取り部20で読み取られた
画像データは、読み取り画像処理部で所定の画像処理が
行なわれた後、圧縮伸長回路で圧縮されて画像メモリに
記憶される。
【0097】一方、記録紙pが積載されている給紙トレ
イ30a〜30cのいずれかから、第一給紙ローラ31
a〜31cにより記録紙pが繰り出され、画像形成部5
0に給送される。なお、本実施の形態例の画像形成装置
は、定型サイズの画像データに応じたトナー像を、前記
定型サイズより大きい記録紙に形成して出力するため、
給紙トレイ30a〜30cのいずれかには定型サイズよ
り大きい記録紙(ワイド紙)が格納されている。
【0098】画像形成部50に給送される記録紙pは、
その入口付近の第二給紙ローラ(レジストローラ)32
で同期がとられた後、像担持体となる感光体ドラム51
に近接する。
【0099】記録画像処理部から画像書き込み部40に
画像データが入力され、画像書込み部40内のレーザダ
イオードから画像データに応じたレーザ光を感光体ドラ
ム51上に照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像
を現像部53で現像することで、感光体ドラム51上に
トナー像を形成する。
【0100】なお、本実施の形態例における感光体ドラ
ム51は、定型サイズの画像データに応じたトナー像
を、前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出力す
る際に、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前
記記録紙の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記
記録紙の定型サイズの領域外(断裁されてしまう余白部
分)に対してもトナー像の形成が可能に構成されてい
る。
【0101】このトナー像は感光体ドラム51の下部の
転写部54により記録紙pに転写される。そして、感光
体ドラム51に圧着されている記録紙pは分離部55に
より分離される。感光体ドラム51から分離された記録
紙pは搬送機構58を介して定着部59に入り、トナー
像が熱と圧力とにより定着される。このようにして、記
録紙pに画像が形成される。
【0102】なお、必要に応じて、トナー像が定着され
た記録紙pは、ガイド61を介して下方に搬送され、反
転部63に入る。次に、反転部63に入っている記録紙
pは、反転ローラ62により再度繰り出され、反転搬送
路64を経由して再度画像形成部50に送られる。前記
原稿dの片面の画像形成が終了した画像形成部50で
は、感光体ドラム51に付着したトナーがクリーニング
部56で除去され、続く帯電部52により帯電させら
れ、次の画像形成に備えている。
【0103】この状態で記録紙pのもう一方の面(未だ
画像形成されていない面)が画像形成部50に搬入さ
れ、画像が形成される。分離部55で感光体ドラム51
から分離された記録紙pは搬送機構58を介して再度定
着部59に入って定着される。
【0104】そして、定着部59で定着がなされた記録
紙pの余白部分のパッチ画像ppの位置,形状,濃度な
どを検知する濃度センサ138が設けられている。本実
施の形態例では、定型サイズの画像データに応じたトナ
ー像を、前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出
力する際に、前記記録紙の定型サイズの領域外(最終的
には断裁される記録紙の余白部分)に対してもトナー像
の形成が可能に構成されており、該余白部分に所定のパ
ッチ画像を形成するように制御されている。そして、そ
のパッチ画像を濃度センサ138で検知する。
【0105】なお、余白部分のパッチ画像ppは図3に
示すように所定の位置に形成されるものであるため、濃
度センサ138は図4に示すようにパッチ画像ppを検
知するのに適した位置に配置されているものとする。
【0106】このようにして、裏面と表面との画像形成
が完了し、パッチ画像ppのチェックがなさた記録紙
p、または、一方の面の画像形成が完了した記録紙pは
排出される。
【0107】つぎに、電気的なブロック図である図1に
おいて、電気的な構成について説明する。なお、ここで
は、本実施の形態例の動作に必要な機能に限定して説明
を行う。
【0108】101は画像に関する各種制御を行う画像
制御部であり、画像処理の際に画像データが展開される
画像メモリ102と、パッチ画像に関するデータが予め
格納されているマーカパターンメモリ103とを備えて
構成されている。
【0109】111は各種操作の入力がなされる操作部
であり、本実施の形態例では、パッチ画像の位置の設定
(初期設定、再設定)が行われる操作入力手段を構成し
ている。112は各種操作の際の表示、および、機器の
状態の表示などを行う表示部である。なお、前記操作部
111と前記表示部112とが一体となった操作表示部
であってもよい。
【0110】120はスキャナ部であり、原稿を光学的
にスキャンして読み取って画像データを生成する画像読
み取り部の電気的構成部分である。なお、スキャナ部1
20以外に、外部の機器から直接画像データが画像制御
部101に対して供給されることもあり得る。
【0111】130は各部のタイミングを制御するタイ
ミング制御部であり、感光体ドラム51を帯電させる帯
電電源132と、現像部53に現像バイアスを印加する
現像バイアス電源134と、現像部53にトナーを補給
するトナー補給モータ136とを制御している。また、
画像が形成された記録紙のパッチ画像の濃度を検知する
濃度センサ138の検知結果もタイミング制御部130
に供給される。
【0112】140は画像制御部101からの画像デー
タを受けて、感光体ドラム51への書き込み(画像(静
電潜像)形成)の制御を行う書き込み制御部である。1
50は書き込み制御部140で制御された画像データを
受けて画像形成を実行する画像形成部であり、図2にお
ける画像形成部50に相当する部分である。
【0113】160はプリント(画像形成全般)を制御
・管理するプリンタコントローラであり、前述した書き
込み制御部140と画像形成部150とによる画像形成
を制御している。
【0114】なお、画像制御部101、タイミング制御
部130、書き込み制御部140、およびプリンタコン
トローラ160が、本発明の請求項における制御手段を
構成している。
【0115】そして、本実施の形態例の画像形成装置
は、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前記記
録紙の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記記録
紙の定型サイズの領域外に対してもトナー像の形成が可
能なように構成されているものとする。
【0116】〈実施の形態例の動作状態〉ここで、図5
の画像制御フローチャートと図6のタイミング制御フロ
ーチャートとを参照して、本実施の形態例の画像形成装
置の動作説明を行う。
【0117】なお、この実施の形態例では、記録紙の定
型サイズの領域外(断裁されてしまう余白部分)の所定
の位置に所定の形状で形成されるパッチ画像を「マー
カ」と呼ぶことにする。
【0118】画像形成装置の使用者(以下、「ユー
ザ」)からのマーカ有りの画像形成(以下、「マーカ指
定」)は、操作部111にてなされる。このマーカ指定
は、ジョブ毎の指定であってもよいし、設定変更がなさ
れるまでの間の全画像形成に対する連続な指定であって
もよい。また、スキャナ部120で原稿を読み取らず
に、画像形成すべき画像データが外部機器から与えられ
る場合には、画像データと共に制御データとしてマーカ
指定も与えられるものとする。
【0119】マーカ指定がない場合(図5S1でNO)
には、画像制御部101は通常の画像制御(通常制御、
図5S2)を実行する。また、同様に、タイミング制御
部130は通常のタイミング制御(通常制御、図6S
2)を実行する。
【0120】一方、マーカ指定がなされる場合(図5S
1でYES)には、画像制御部101は、操作部111
あるいは外部機器から指定されたマーカの種類(重送チ
ェック用マーカ,複数頁あるいは複数章の記録紙を単位
として複数部の画像形成を実行する際の各頁チェック用
マーカ,各章チェック用マーカ,各部チェック用マー
カ)の指示、マーカの位置の指定の情報を受け取る(図
5S3)。
【0121】そして、複写機であればコピースタートボ
タンが押下された場合(図5S4でYES)、あるい
は、プリンタであれば画像形成の指示があった場合、画
像制御部101内の画像メモリ102に画像データが読
み込まれ、あるいは画像データが展開される。また、指
定されたマーカの種類(重送チェック用マーカ,複数頁
あるいは複数章の記録紙を単位として複数部の画像形成
を実行する際の各頁チェック用マーカ,各章チェック用
マーカ,各部チェック用マーカ)に応じて、該当するマ
ーカの形状あるいは記録紙余白部分における位置の情報
をマーカパターンメモリ103から読み出す(図5S
5)。
【0122】そして、画像制御部101は、画像メモリ
102上で、定型サイズの画像データと定型サイズの領
域外におけるマーカパターンとを合成して、ワイド紙の
領域における定型サイズの領域内の画像データと定型サ
イズの領域外のマーカパターンとが一体になった画像デ
ータを生成する(図6S6)。
【0123】このように画像データとマーカパターンと
を合成して得た新たな画像データにより、書き込み制御
部140と画像形成部150とはワイド紙の余白部分を
も含めて画像形成を行い、その記録紙を画像形成装置外
に出力する(図6S7)。なお、画像制御部101はタ
イミング制御部130に対して、マーカパターンを形成
した位置についての情報を通知しておく。
【0124】以上のようにして画像制御フローチャート
に従ってマーカが付された画像が形成されて出力された
場合、タイミング制御部130は以下に説明するタイミ
ング制御を行う。
【0125】マーカ指定がない場合(図6S1でNO)
には、タイミング制御部130は通常のタイミング制御
(通常制御、図6S2)を実行する。一方、マーカ指定
がなされる場合(図6S1でYES)に、タイミング制
御部130は、指定されたマーカの種類(重送チェック
用マーカ,複数頁あるいは複数章の記録紙を単位として
複数部の画像形成を実行する際の各頁チェック用マー
カ,各章チェック用マーカ,各部チェック用マーカ)の
指示、マーカの位置の指定の情報を画像制御部101か
ら受け取る(図6S3)。
【0126】そして、画像形成装置でマーカと共に画像
が形成された記録紙が出力されてきて、図4に示すよう
に濃度センサ138がパッチ画像の位置に来たタイミン
グ(図6S4でYES)で、濃度センサ138がマーカ
(転写紙の余白部分に付されたパッチ画像)の濃度を検
出する(図6S5)。この濃度センサ138の検出結果
はタイミング制御部130に供給され、濃度判定(図6
S6)がなされる。この濃度判定では、濃度センサ13
8の検出結果と、マーカの指定濃度との誤差を比較する
ことにより実行される。
【0127】そして、この濃度判定の結果に従ってタイ
ミング制御部130は、画像形成部における帯電電源1
32の制御による帯電電圧制御、現像部における現像バ
イアス電源134の制御によるトナー濃度制御、現像部
におけるトナー補給モータ136の駆動によるトナー濃
度制御、などによって濃度制御を実行する(図6S
7)。すなわち、画像に所望の濃度が安定して形成され
るかを検知するために、感光体表面のパッチ画像ではな
く、記録紙の余白部分のパッチ画像をセンサなどで検知
することで、実際に記録紙に形成される画像の濃度をチ
ェックすることが可能になる。
【0128】また、このように余白部分のパッチ画像を
濃度センサ138で検知することで、重送チェックや、
複数頁あるいは複数章の記録紙を単位として複数部の画
像形成を実行する際の各頁,各章,各部の画像のチェッ
クにも用いることができる。この場合、図3(a)に示
すような同一位置に付された重送チェック用マーカを所
定のタイミング(図6S4)で検知できなければ(濃度
=0であれば)、重送などによって生じた不適切な記録
紙と判断できる。したがって、これらのチェックの際
に、人手により記録紙を1枚1枚丹念にめくって、画像
の有無をチェックする必要や、専用のセンサを設ける必
要がなくなる。
【0129】なお、以上の動作において、通常は初期設
定された位置に応じてパッチ画像(マーカ)が形成され
るが、その直後に、マーカ位置の微調整を行うことが可
能である。なお、このマーカ位置を微調整する際に、階
層構造をとるメニュー画面をユーザ自身が順次操作する
ことは非常に面倒である。
【0130】そこで、初期設定された位置に応じてパッ
チ画像(マーカ)が形成されるた直後に、マーカ位置微
調整を実行するか否かのウィンドウを、表示部112の
表示画面などの上に表示する(図7)。このウィンドウ
で「YES」が選択された場合には、続いて、パッチ画
像の位置の微調整を行うための位置再設定画面を表示部
112に表示する。そして、この位置再設定画面内で、
上下左右方向に初期設定された位置からの微調整量を入
力できるようにする。
【0131】これにより、記録紙の余白部分の形状や大
きさ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画
像形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が
適切な位置を記録紙の出力を参照して再設定すること
で、定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミングのズ
レを解消したうえで、上記チェックを一層確実に実行す
ることができるようになる。
【0132】〈構成と動作の対応関係〉以上のような構
成と動作における本実施の形態例の効果、また変形例の
構成と効果とを列記すれば以下のようになる。
【0133】(1)この実施の形態例では、定型サイズ
の画像データに応じたトナー像を、前記定型サイズより
大きい記録紙に形成して出力する際に、定型サイズの画
像データに応じたトナー像を前記記録紙の定型サイズの
領域内に形成すると共に、前記記録紙の定型サイズの領
域外(断裁されてしまう余白部分)に対してもトナー像
の形成が可能なようにしておき、該余白部分に所定のパ
ッチ画像を形成するように制御している。そして、この
余白部分のパッチ画像をセンサなどで検知することで、
重送チェックや、複数頁あるいは複数章の記録紙を単位
として複数部の画像形成を実行する際の各頁,各章,各
部の画像のチェックにも用いることができる。したがっ
て、これらのチェックの際に、人手により記録紙を1枚
1枚丹念にめくって、画像の有無をチェックする必要
や、専用のセンサを設ける必要がなくなる。また、画像
に所望の濃度が安定して形成されるかを検知するため
に、感光体表面のパッチ画像ではなく、記録紙の余白部
分のパッチ画像をセンサなどで検知することで、転写効
率なども反映した状態の実際に記録紙に形成される画像
の濃度をチェックすることが可能になる。この結果、定
型サイズの画像データに応じたトナー像を前記定型サイ
ズより大きい記録紙に形成して出力する際に、最終的に
断裁されてしまう記録紙の余白部分を利用して各種のチ
ェックをすることが可能になる。
【0134】(2)この実施の形態例では、(1)にお
いて、前記所定のパッチ画像を、前記定型サイズの領域
外に収容可能な範囲の大きさを有するように形成する共
に、複数の記録紙に対して同一位置に形成するよう制御
している。これにより、記録紙の重送について、本パッ
チ画像の有無により簡単かつ確実に検知できるようにな
る。また、紙端部のみのチェックでよいため、形成され
た画像に何ら影響を与えることがない。
【0135】(3)この実施の形態例では、(1)また
は(2)において、記録紙の両面画像形成を行う際に、
定型サイズの領域外の部分(余白部分)を記録紙の3方
向で裁断可能なように、記録紙の表面の画像形成領域と
裏面の画像形成領域とが一致する領域に画像形成するよ
うに制御すると共に、記録紙の余白に前記パッチ画像を
形成するように制御している。このように記録紙の表面
の画像形成領域と裏面の画像形成領域とが一致する領域
に画像形成し、かつ、記録紙の余白に前記パッチ画像を
形成することで、上記(1),(2)のチェックを実行
したうえで、余白部分を記録紙の3方向で裁断すること
が可能になる。
【0136】(4)この実施の形態例では、(1)〜
(3)において、濃度センサ138で検知された前記パ
ッチ画像の濃度に応じて、現像に用いるトナーの濃度も
しくは現像バイアス電圧、あるいは、転写に用いる帯電
電圧を制御している。このように、記録紙の余白部分の
所定の箇所のパッチ画像をセンサなどで検知すること
で、転写効率などの影響も反映した実際に記録紙に形成
される画像の濃度を確実にチェックすることが可能にな
り、画像に所望の濃度が安定して形成されるように制御
することができる。
【0137】(5)この実施の形態例では、(1)〜
(4)において、操作部111で設定された位置に応じ
て、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成するように制
御している。すなわち、記録紙の余白部分の形状や大き
さ、あるいは、パッチ画像のチェックのしやすさ、画像
形成領域内の画像との関係などを考慮して、使用者が適
切な位置を選択することで、定着による記録紙の伸縮や
読み込みタイミングのズレを解消して表裏でパッチ画像
の位置を合わせて、上記チェックを確実に実行すること
ができるようになる。
【0138】(6)この実施の形態例では、(1)〜
(4)において、操作部111で設定された位置に応じ
て、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御を、
記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する。すなわ
ち、記録紙の余白部分の形状や大きさ、あるいは、パッ
チ画像のチェックのしやすさ、画像形成領域内の画像と
の関係などを考慮して、使用者が適切な位置を選択する
ことで、定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミング
のズレを解消して表裏でパッチ画像の位置を合わせて、
上記チェックを記録紙の表裏それぞれで確実に実行する
ことができるようになる。
【0139】(7)この実施の形態例では、(1)〜
(6)において、初期設定された位置に応じて前記パッ
チ画像を形成した後に、パッチ画像の位置の微調整を行
うための位置再設定画面を表示部112に表示し、該位
置再設定画面に基づいて操作入力部111に入力された
値に基づいて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成す
るように制御している。すなわち、記録紙の余白部分の
形状や大きさ、あるいは、パッチ画像のチェックのしや
すさ、画像形成領域内の画像との関係などを考慮して、
使用者が適切な位置を記録紙の出力を参照して再設定す
ることで、定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミン
グのズレを解消したうえで、上記チェックを一層確実に
実行することができるようになる。
【0140】(8)この実施の形態例では、定型サイズ
の画像データに応じたトナー像を、前記定型サイズより
大きい記録紙に形成して出力する際に、定型サイズの画
像データに応じたトナー像を前記記録紙の定型サイズの
領域内に形成すると共に、前記記録紙の定型サイズの領
域外(断裁されてしまう余白部分)に対してもトナー像
の形成が可能なようにしておき、複数枚の記録紙に複数
章の画像形成を実行する際に、該余白部分に所定のパッ
チ画像を形成すると共に、同一の章を構成する複数の記
録紙については同一位置にパッチ画像を付す制御を行
う。すなわち、章が変わった時点でパッチ画像の位置な
どを変更する制御を行う(図3(b)、(c)、
(d)参照)。そして、この余白部分のパッチ画像を
センサなどで検知することで、複数頁あるいは複数章の
記録紙を単位として複数部の画像形成を実行する際の各
章の画像のチェックに用いることができる。したがっ
て、このチェックの際に、人手により記録紙を1枚1枚
丹念にめくって画像の有無をチェックする必要や、専用
のセンサを設ける必要がなくなる。この結果、定型サイ
ズの画像データに応じたトナー像を前記定型サイズより
大きい記録紙に形成して出力する際に、最終的に断裁さ
れてしまう記録紙の余白部分を利用して、製本時の章ご
とのチェックをすることが可能になる。すなわち、記録
紙の仕分けを行う後処理装置を不要にすることができ
る。
【0141】(9)この実施の形態例では、(8)にお
いて、複数枚の記録紙に複数章の画像形成を実行する際
に、同一の章を構成する複数の記録紙については同一位
置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、複数枚の記録
紙の章が異なった場合には異なった位置にパッチ画像を
付す制御を行う。この結果、定型サイズの画像データに
応じたトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形
成して出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙
の余白部分を利用して、製本時の複数章についての章ご
とのチェックをすることが可能になる。
【0142】(10)この実施の形態例では、(8)に
おいて、複数枚の記録紙に複数章の画像形成を実行する
際に、同一の章を構成する複数の記録紙については同一
位置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、複数枚の記
録紙の章が異なった場合には設定された設定値に従って
異なった位置(図3(b)、(c)、(d)の各
パッチの主走査方向もしくは副走査方向のズレ量)にパ
ッチ画像を付す制御を行う。この結果、定型サイズの画
像データに応じたトナー像を前記定型サイズより大きい
記録紙に形成して出力する際に、最終的に断裁されてし
まう記録紙の余白部分を利用して、製本時の複数章につ
いての章ごとのチェックを確実に実行することが可能に
なる。
【0143】(11)この実施の形態例では、(8)〜
(10)において、記録紙の両面画像形成を行う際に、
3方向裁断が可能なように、記録紙の表裏の画像形成領
域が一致するよう画像形成の制御をしている。このよう
に記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよう画像形成
することで、記録紙の表面の画像形成領域と裏面のパッ
チ画像位置が一致するすることになり、上記チェックを
実行したうえで、余白部分を記録紙の3方向で裁断する
ことが可能になる。
【0144】(12)この実施の形態例では、(11)
において、操作部111で設定された位置に応じて、記
録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御を、記録紙
の表裏のそれぞれで独立して実行する。すなわち、記録
紙の余白部分の形状や大きさ、あるいは、パッチ画像の
チェックのしやすさ、画像形成領域内の画像との関係な
どを考慮して、使用者が適切な位置を選択することで、
定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミングのズレを
解消して表裏でパッチ画像の位置を合わせて、上記チェ
ックを記録紙の表裏それぞれで確実に実行することがで
きるようになる。
【0145】(13)この実施の形態例では、(8)〜
(12)において、初期設定された位置に応じて前記パ
ッチ画像を形成した後に、パッチ画像の位置の微調整を
行うための位置再設定画面を表示部112に表示し、該
位置再設定画面に基づいて操作入力部111に入力され
た値に基づいて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成
するように制御している。すなわち、記録紙の余白部分
の形状や大きさ、あるいは、パッチ画像のチェックのし
やすさ、画像形成領域内の画像との関係などを考慮し
て、使用者が適切な位置を記録紙の出力を参照して再設
定することで、定着による記録紙の伸縮や読み込みタイ
ミングのズレを解消したうえで、上記チェックを確実に
実行することができるようになる。
【0146】(14)この実施の形態例では、定型サイ
ズの画像データに応じたトナー像を、前記定型サイズよ
り大きい記録紙に形成して出力する際に、定型サイズの
画像データに応じたトナー像を前記記録紙の定型サイズ
の領域内に形成すると共に、前記記録紙の定型サイズの
領域外(断裁されてしまう余白部分)に対してもトナー
像の形成が可能なようにしておき、複数枚の記録紙を単
位として複数部の画像形成を実行する際に、該余白部分
に所定のパッチ画像を形成するように制御すると共に、
同一の部を構成する複数の記録紙ついては同一位置にパ
ッチ画像を付す制御を行う。すなわち、部が変わった時
点でパッチ画像の位置などを変更する制御を行う(図9
(a)、(b)、(c)参照)。そして、この余
白部分のパッチ画像をセンサなどで検知することで、複
数部の記録紙を単位として複数部の画像形成を実行する
際の同一の部についての画像のチェックに用いることが
できる。したがって、このチェックの際に、人手により
記録紙を1枚1枚丹念にめくって画像の有無をチェック
する必要や、専用のセンサを設ける必要がなくなる。こ
の結果、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前
記定型サイズより大きい記録紙に形成して出力する際
に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余白部分を利用
して、製本時の部ごとのチェックをすることが可能にな
る。すなわち、記録紙の仕分けを行う後処理装置を不要
にすることができる。
【0147】(15)この実施の形態例では、(14)
において、複数枚の記録紙を単位として複数部の画像形
成を実行する際に、同一の部を構成する複数の記録紙つ
いては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、
部が異なった場合には異なった位置にパッチ画像を付す
制御を行う。この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の複数部についての部ごとの
チェックをすることが可能になる。
【0148】(16)この実施の形態例では、(14)
において、複数枚の記録紙を単位として複数部の画像形
成を実行する際に、同一の部を構成する複数の記録紙つ
いては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、
部が異なった場合には、操作部111により設定された
設定値に従って異なった位置(図9(a)、(b)
、(c)の各パッチの主走査方向もしくは副走査方
向のズレ量)にパッチ画像を付す制御を行う。この結
果、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前記定
型サイズより大きい記録紙に形成して出力する際に、最
終的に断裁されてしまう記録紙の余白部分を利用して、
製本時の複数部についての部ごとのチェックを確実にす
ることが可能になる。
【0149】(17)この実施の形態例では、(14)
〜(16)において、記録紙の両面画像形成を行う際
に、3方向裁断が可能なように、記録紙の表裏の画像形
成領域が一致するよう画像形成の制御をしている。この
ように記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよう画像
形成することで、記録紙の表面の画像形成領域と裏面の
パッチ画像位置が一致するすることになり、上記チェッ
クを実行したうえで、余白部分を記録紙の3方向で裁断
することが可能になる。
【0150】(18)この実施の形態例では、(17)
において、操作部111で設定された位置に応じて、記
録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御を、記録紙
の表裏のそれぞれで独立して実行する。すなわち、記録
紙の余白部分の形状や大きさ、あるいは、パッチ画像の
チェックのしやすさ、画像形成領域内の画像との関係な
どを考慮して、使用者が適切な位置を選択することで、
定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミングのズレを
解消して表裏でパッチ画像の位置を合わせて、上記チェ
ックを記録紙の表裏それぞれで確実に実行することがで
きるようになる。
【0151】(19)この実施の形態例では、(14)
〜(18)において、初期設定された位置に応じて前記
パッチ画像を形成した後に、パッチ画像の位置の微調整
を行うための位置再設定画面を表示部112に表示し、
該位置再設定画面に基づいて操作入力部111に入力さ
れた値に基づいて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形
成するように制御している。すなわち、記録紙の余白部
分の形状や大きさ、あるいは、パッチ画像のチェックの
しやすさ、画像形成領域内の画像との関係などを考慮し
て、使用者が適切な位置を記録紙の出力を参照して再設
定することで、定着による記録紙の伸縮や読み込みタイ
ミングのズレを解消したうえで、上記チェックを確実に
実行することができるようになる。
【0152】(20)この実施の形態例では、定型サイ
ズの画像データに応じたトナー像を、前記定型サイズよ
り大きい記録紙に形成して出力する際に、定型サイズの
画像データに応じたトナー像を前記記録紙の定型サイズ
の領域内に形成すると共に、前記記録紙の定型サイズの
領域外(断裁されてしまう余白部分)に対してもトナー
像の形成が可能なようにしておき、複数頁の記録紙を単
位として複数部の画像形成を実行する際に、該余白部分
に所定のパッチ画像を形成するように制御すると共に、
同一の頁を構成する複数の記録紙ついては同一位置にパ
ッチ画像を付す制御を行う。すなわち、頁が変わった時
点でパッチ画像の位置などを変更する制御を行う(図1
0(a)、(b)、(c)参照)。そして、この
余白部分のパッチ画像をセンサなどで検知することで、
複数頁の記録紙を単位として複数頁の画像形成を複数部
にわたって実行する際の各部における同一の頁について
の画像のチェックに用いることができる。したがって、
このチェックの際に、人手により記録紙を1枚1枚丹念
にめくって画像の有無をチェックする必要や、専用のセ
ンサを設ける必要がなくなる。この結果、定型サイズの
画像データに応じたトナー像を前記定型サイズより大き
い記録紙に形成して出力する際に、最終的に断裁されて
しまう記録紙の余白部分を利用して、製本時の頁ごとの
チェックをすることが可能になる。すなわち、記録紙の
仕分けを行う後処理装置を不要にすることができる。
【0153】(21)この実施の形態例では、(20)
において、複数頁の記録紙を単位として複数部の画像形
成を実行する際に、同一の頁を構成する複数の記録紙つ
いては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、
頁が異なった場合には異なった位置にパッチ画像を付す
制御を行う。この結果、定型サイズの画像データに応じ
たトナー像を前記定型サイズより大きい記録紙に形成し
て出力する際に、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して、製本時の複数頁についての頁ごとの
チェックをすることが可能になる。
【0154】(22)この実施の形態例では、(20)
において、複数頁の記録紙を単位として複数部の画像形
成を実行する際に、同一の頁を構成する複数の記録紙つ
いては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、
頁が異なった場合には、操作部111により設定された
設定値に従って異なった位置(図10(a)、(b)
、(c)の各パッチの主走査方向もしくは副走査方
向のズレ量)にパッチ画像を付す制御を行う。この結
果、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前記定
型サイズより大きい記録紙に形成して出力する際に、最
終的に断裁されてしまう記録紙の余白部分を利用して、
製本時の複数頁についての頁ごとのチェックを確実にす
ることが可能になる。
【0155】(23)この実施の形態例では、(20)
〜(22)において、記録紙の両面画像形成を行う際
に、3方向裁断が可能なように、記録紙の表裏の画像形
成領域が一致するよう画像形成の制御をしている。この
ように記録紙の表裏の画像形成領域が一致するよう画像
形成することで、記録紙の表面の画像形成領域と裏面の
パッチ画像位置が一致するすることになり、上記チェッ
クを実行したうえで、余白部分を記録紙の3方向で裁断
することが可能になる。
【0156】(24)この実施の形態例では、(23)
において、操作部111で設定された位置に応じて、記
録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御を、記録紙
の表裏のそれぞれで独立して実行する。すなわち、記録
紙の余白部分の形状や大きさ、あるいは、パッチ画像の
チェックのしやすさ、画像形成領域内の画像との関係な
どを考慮して、使用者が適切な位置を選択することで、
定着による記録紙の伸縮や読み込みタイミングのズレを
解消して表裏でパッチ画像の位置を合わせて、上記チェ
ックを記録紙の表裏それぞれで確実に実行することがで
きるようになる。
【0157】(25)この実施の形態例では、(20)
〜(24)において、初期設定された位置に応じて前記
パッチ画像を形成した後に、パッチ画像の位置の微調整
を行うための位置再設定画面を表示部112に表示し、
該位置再設定画面に基づいて操作入力部111に入力さ
れた値に基づいて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形
成するように制御している。すなわち、記録紙の余白部
分の形状や大きさ、あるいは、パッチ画像のチェックの
しやすさ、画像形成領域内の画像との関係などを考慮し
て、使用者が適切な位置を記録紙の出力を参照して再設
定することで、定着による記録紙の伸縮や読み込みタイ
ミングのズレを解消したうえで、上記チェックを確実に
実行することができるようになる。
【0158】〈その他の実施の形態例〉なお、以上の実
施の形態例の説明では、矩形のマーカによるパッチ画像
の位置を変えて部や章ごとの識別を行うようにしたが、
位置を変えるかわりに、マーカの濃度や形状(文字、図
形形状)や個数を変えるようにしてもよい。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置では、定型サイズの画像データに応じたトナー像
を、前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出力す
る際に、定型サイズの画像データに応じたトナー像を前
記記録紙の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記
記録紙の定型サイズの領域外(断裁されてしまう余白部
分)に対してもトナー像の形成が可能なようにしてお
き、該余白部分に所定のパッチ画像を形成するように制
御しているので、最終的に断裁されてしまう記録紙の余
白部分を利用して各種のチェックをすることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の画像形成装置の電気的
構成を示す回路構成図である。
【図2】本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的
構成を示す断面構成図である。
【図3】本発明の実施の形態例の画像形成装置により生
成されるパッチ画像の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の画像形成装置の各部の配置例を示す説
明図である。
【図5】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作に
おける表示画面例を二値画像で示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態例の画像形成装置の動作に
おける表示画面例を二値画像で示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態例の画像形成装置により生
成されるパッチ画像の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態例の画像形成装置により
生成されるパッチ画像の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
101 画像制御部 102 画像メモリ 103 マーカパターンメモリ 111 操作部 120 スキャナ部 130 タイミング制御部 138 濃度センサ 140 書き込み制御部 150 画像形成部 160 プリンタコントローラ
フロントページの続き (72)発明者 山根 秀夫 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 加藤 健二 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA09 DC19 DE02 EA03 EA05 FA03 FA04 FA05 FA13 FA30 FD10 2H028 BB00 BB06 BD04

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定型サイズの画像データに応じたトナー
    像を、前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出力
    する画像形成装置であって、 定型サイズの画像データに応じたトナー像を前記記録紙
    の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記記録紙の
    定型サイズの領域外に対してもトナー像の形成が可能な
    画像記録手段と、 前記記録手段により前記記録紙の定型サイズの領域外に
    所定のパッチ画像を形成するように制御する制御手段
    と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記所定のパッチ画像
    を、前記定型サイズの領域外に収容可能な範囲の大きさ
    を有するように形成する共に、複数の記録紙に対して同
    一位置に形成するよう制御する、ことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記録紙の両面画像形成を行う際に、前記
    制御手段は、定型サイズの領域外の部分を記録紙の3方
    向で裁断可能なように、記録紙の表面の画像形成領域と
    裏面の画像形成領域とが一致する領域に画像形成するよ
    うに制御すると共に、記録紙の余白に前記パッチ画像を
    形成するように制御する、ことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記パッチ画像の濃度を検知する濃度セ
    ンサを備え、 前記制御手段は、前記濃度センサで検知された前記パッ
    チ画像の濃度に応じて、現像に用いるトナーの濃度もし
    くは現像バイアス電圧、あるいは、転写に用いる帯電電
    圧を制御する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記パッチ画像の位置の設定を行う操作
    入力手段を備え、 前記制御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に
    応じて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成するよう
    に制御する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記パッチ画像の位置の設定を行う操作
    入力手段を備え、 前記制御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に
    応じて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御
    を、記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する、こと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記パッチ画像の位置の初期設定および
    再設定を行うための表示手段と操作入力手段とを備え、 前記制御手段は、初期設定された位置に応じて前記パッ
    チ画像を形成した後に、パッチ画像の位置の微調整を行
    うための位置再設定画面を表示手段に表示し、該位置再
    設定画面に基づいて操作入力手段に入力された値に基づ
    いて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成するように
    制御する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 定型サイズの画像データに応じたトナー
    像を、前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出力
    する画像形成装置であって、 定型サイズの画像データに応じたトナー像を前記記録紙
    の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記記録紙の
    定型サイズの領域外に対してもトナー像の形成が可能な
    画像記録手段と、 前記記録手段により前記記録紙の定型サイズの領域外に
    所定のパッチ画像を形成するように制御する制御手段
    と、を備え、 前記制御手段は、複数枚の記録紙に複数章の画像形成を
    実行する際に、同一の章を構成する複数の記録紙につい
    ては同一位置にパッチ画像を付す制御を行う、ことを特
    徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、複数枚の記録紙に複数
    章の画像形成を実行する際に、同一の章を構成する複数
    の記録紙については同一位置にパッチ画像を付す制御を
    行うと共に、複数枚の記録紙の章が異なった場合には異
    なった位置にパッチ画像を付す制御を行う、ことを特徴
    とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記パッチ画像の位置の設定を行う操
    作入力手段を備え、 前記制御手段は、複数枚の記録紙に複数章の画像形成を
    実行する際に、同一の章を構成する複数の記録紙につい
    ては同一位置にパッチ画像を付す制御を行うと共に、複
    数枚の記録紙の章が異なった場合には前記操作入力手段
    により設定された設定値に従って異なった位置にパッチ
    画像を付す制御を行う、ことを特徴とする請求項8記載
    の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 記録紙の両面画像形成を行う際に、前
    記制御手段は、定型サイズの領域外の部分を記録紙の3
    方向で裁断可能なように、記録紙の表裏の画像形成領域
    が一致するよう画像形成の制御をすると共に、記録紙の
    余白に前記パッチ画像を形成するように制御する、こと
    を特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記パッチ画像の位置の設定を行う操
    作入力手段を備え、 前記制御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に
    応じて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御
    を、記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する、こと
    を特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記パッチ画像の位置の初期設定およ
    び再設定を行うための表示手段と操作入力手段とを備
    え、 前記制御手段は、初期設定された位置に応じて前記パッ
    チ画像を形成した後に、パッチ画像の位置の微調整を行
    うための位置再設定画面を表示手段に表示し、該位置再
    設定画面に基づいて操作入力手段に入力された値に基づ
    いて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成するように
    制御する、ことを特徴とする請求項8乃至請求項12の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 定型サイズの画像データに応じたトナ
    ー像を、前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出
    力する画像形成装置であって、 定型サイズの画像データに応じたトナー像を前記記録紙
    の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記記録紙の
    定型サイズの領域外に対してもトナー像の形成が可能な
    画像記録手段と、 前記記録手段により前記記録紙の定型サイズの領域外に
    所定のパッチ画像を形成するように制御する制御手段
    と、 を備え、 前記制御手段は、複数枚の記録紙を単位として複数部の
    画像形成を実行する際に、同一の部を構成する複数の記
    録紙ついては同一位置にパッチ画像を付す制御を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、複数枚の記録紙を単
    位として複数部の画像形成を実行する際に、同一の部を
    構成する複数の記録紙ついては同一位置にパッチ画像を
    付す制御を行うと共に、部が異なった場合には異なった
    位置にパッチ画像を付す制御を行う、ことを特徴とする
    請求項14記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、複数枚の記録紙を単
    位として複数部の画像形成を実行する際に、同一の部を
    構成する複数の記録紙ついては同一位置にパッチ画像を
    付す制御を行うと共に、部が異なった場合には、前記操
    作入力手段により設定された設定値に従って異なった位
    置にパッチ画像を付す制御を行う、ことを特徴とする請
    求項14記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 記録紙の両面画像形成を行う際に、前
    記制御手段は、定型サイズの領域外の部分を記録紙の3
    方向で裁断可能なように、記録紙の表裏の画像形成領域
    が一致するよう画像形成の制御をすると共に、記録紙の
    余白に前記パッチ画像を形成するように制御する、こと
    を特徴とする請求項14乃至請求項16のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記パッチ画像の位置の設定を行う操
    作入力手段を備え、 前記制御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に
    応じて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御
    を、記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する、こと
    を特徴とする請求項17記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記パッチ画像の位置の初期設定およ
    び再設定を行うための表示手段と操作入力手段とを備
    え、 前記制御手段は、初期設定された位置に応じて前記パッ
    チ画像を形成した後に、パッチ画像の位置の微調整を行
    うための位置再設定画面を表示手段に表示し、該位置再
    設定画面に基づいて操作入力手段に入力された値に基づ
    いて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成するように
    制御する、ことを特徴とする請求項14乃至請求項18
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 定型サイズの画像データに応じたトナ
    ー像を、前記定型サイズより大きい記録紙に形成して出
    力する画像形成装置であって、 定型サイズの画像データに応じたトナー像を前記記録紙
    の定型サイズの領域内に形成すると共に、前記記録紙の
    定型サイズの領域外に対してもトナー像の形成が可能な
    画像記録手段と、 前記記録手段により前記記録紙の定型サイズの領域外に
    所定のパッチ画像を形成するように制御する制御手段
    と、を備え、 前記制御手段は、複数頁の記録紙を単位として複数部の
    画像形成を実行する際に、同一の頁を構成する複数の記
    録紙ついては同一位置にパッチ画像を付す制御を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、複数頁の記録紙を単
    位として複数部の画像形成を実行する際に、同一の頁を
    構成する複数の記録紙ついては同一位置にパッチ画像を
    付す制御を行うと共に、頁が異なった場合には異なった
    位置にパッチ画像を付す制御を行う、ことを特徴とする
    請求項20記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記制御手段は、複数頁の記録紙を単
    位として複数部の画像形成を実行する際に、同一の頁を
    構成する複数の記録紙ついては同一位置にパッチ画像を
    付す制御を行うと共に、頁が異なった場合には、前記操
    作入力手段により設定された設定値に従って異なった位
    置にパッチ画像を付す制御を行う、ことを特徴とする請
    求項20記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 記録紙の両面画像形成を行う際に、前
    記制御手段は、定型サイズの領域外の部分を記録紙の3
    方向で裁断可能なように、記録紙の表裏の画像形成領域
    が一致するよう画像形成の制御をすると共に、記録紙の
    余白に前記パッチ画像を形成するように制御する、こと
    を特徴とする請求項20乃至請求項22のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記パッチ画像の位置の設定を行う操
    作入力手段を備え、 前記制御手段は、前記操作入力手段で設定された位置に
    応じて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成する制御
    を、記録紙の表裏のそれぞれで独立して実行する、こと
    を特徴とする請求項23記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記パッチ画像の位置の初期設定およ
    び再設定を行うための表示手段と操作入力手段とを備
    え、 前記制御手段は、初期設定された位置に応じて前記パッ
    チ画像を形成した後に、パッチ画像の位置の微調整を行
    うための位置再設定画面を表示手段に表示し、該位置再
    設定画面に基づいて操作入力手段に入力された値に基づ
    いて、記録紙の余白に前記パッチ画像を形成するように
    制御する、ことを特徴とする請求項20乃至請求項24
    のいずれかに記載の画像形成装置。
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