JP2006224240A - ホーニング砥石のドレス方法及びドレス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の被削ギヤに対応して個々のドレスギヤを用意しなくとも、被削ギヤの種々の歯面修整に迅速に対応してホーニング砥石のドレスを可能とするドレス方法およびドレス装置を提供する。
【解決手段】ドレスギヤとして、ホーニング砥石14の歯面の歯元側をドレスする第1ドレスギヤ251と、ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスする第2ドレスギヤ252と、を用い、第1ドレスギヤ又は第2ドレスギヤのいずれか一方による第1ドレスを行った後に他方による第2ドレスを行う。第1ドレスギヤと第2ドレスギヤとは、それぞれ被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する変化領域を有する歯面を有し、ドレスに用いる変化領域の位置の組合せで被削ギヤの種々の歯面修整に対応してホーニング砥石のドレスをする。
【選択図】図4

Description

本発明はギヤの歯面をホーニング加工するホーニング砥石のドレス技術に関する。
自動車のトランスミッション等に用いられるギヤは熱処理が施された後に、ギヤノイズやピッチングを防止するために、その歯面にホーニング加工が施される。ホーニング加工は内歯式のホーニング砥石に熱処理を施した被削ギヤをかみ合わせてホーニング砥石を回転させ、相互の歯面を圧接しつつホーニング砥石と被削ギヤとを歯幅方向に相対的に往復動させることにより、被削ギヤの歯面形状を仕上げると共に歯面の面粗さを向上する加工方法である。
ホーニング加工はホーニング砥石の使用に伴って砥粒の磨耗及び目詰まりが発生するため、定期的に被削ギヤと略同一諸元のドレスギヤによりドレスされる。ホーニング砥石のドレスに関する技術は例えば特許文献1に記載されている。
特開2002−361556号公報
ここで、被削ギヤの試作段階においては、その試作品に対してホーニング加工を施して被削ギヤの性能評価を行い、目的とする性能が得られなければ歯先修整や歯元修整等の歯面修整を行って再度試作品が作製される。このため、各試作品のホーニング加工にあたっては、個々の試作品の歯面形状に適したドレスが必要となり、各試作品毎にドレスギヤを作製しなければならない。しかし、ドレスギヤの作製にはコストと日数がかかり、しかも、被削ギヤの試作品が満足のいくものでなければ、対応するドレスギヤも無駄になる。
従って、本発明の目的は、複数種類の被削ギヤに対応して個々のドレスギヤを用意しなくとも、被削ギヤの種々の歯面修整に迅速に対応してホーニング砥石のドレスを可能とすることにある。
本発明によれば、外歯式の被削ギヤの歯面をホーニング加工する内歯式のホーニング砥石と当該ホーニング砥石の歯面をドレスするドレスギヤとを同期回転し、前記ホーニング砥石の歯面と前記ドレスギヤの歯面とを圧接させた状態で、前記ドレスギヤを歯幅方向に所定ストロークで往復動させるホーニング砥石のドレス方法において、前記ドレスギヤとして、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側をドレスする第1ドレスギヤと、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスする第2ドレスギヤと、を用い、前記第1ドレスギヤ又は前記第2ドレスギヤのいずれか一方による第1ドレスを行った後に他方による第2ドレスを行い、前記第1ドレスギヤは、前記被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第1変化領域を有する歯面を有し、前記第2ドレスギヤは、前記被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第2変化領域を有する歯面を有し、各々の前記第1及び第2ドレスにおいて、前記ホーニング砥石の歯面の、目的とするドレス形状に応じて、前記ホーニング砥石の歯面に圧接させる前記第1及び第2変化領域上の位置をそれぞれ設定することを特徴とするホーニング砥石のドレス方法が提供される。
この方法によれば、前記第1ドレスギヤが前記第1変化領域を有するため、前記ホーニング砥石の歯面に圧接させる当該第1変化領域を適宜設定することで、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側のドレス形状として複数種類のドレス形状が得られる。また、前記第2ドレスギヤが前記第2変化領域を有するため、前記ホーニング砥石の歯面に圧接させる当該第2変化領域を適宜設定することで、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側のドレス形状として複数種類のドレス形状が得られる。しかして、両者の組合せにより、前記ホーニング砥石の歯面のドレス形状として多様なドレス形状が得られ、複数種類の被削ギヤに対応して個々のドレスギヤを用意しなくとも、前記第1及び第2ドレスギヤだけで、被削ギヤの種々の歯面修整に迅速に対応してホーニング砥石のドレスを行うことができる。
また、本発明によれば、外歯式の被削ギヤの歯面をホーニング加工する内歯式のホーニング砥石と当該ホーニング砥石の歯面をドレスするドレスギヤとを同期回転し、前記ホーニング砥石の歯面と前記ドレスギヤの歯面とを圧接させた状態で、前記ドレスギヤを歯幅方向に所定ストロークで往復動させるホーニング砥石のドレス装置において、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側をドレスする第1ドレスギヤと、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスする第2ドレスギヤと、前記第1及び第2ドレスギヤの少なくともいずれか一方を支持する支持ユニットと、前記支持ユニットを往復動させることで、前記第1又は第2ドレスギヤの少なくともいずれか一方をその歯幅方向に前記ストロークで往復動させる駆動ユニットと、を備え、前記第1ドレスギヤは、前記被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第1変化領域を有する歯面を有し、前記第2ドレスギヤは、前記被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第2変化領域を有する歯面を有し、更に、前記ホーニング砥石の歯面の、目的とするドレス形状に応じて設定された、前記ホーニング砥石の歯面に圧接させる前記第1及び第2変化領域上の位置に基づいて、前記駆動ユニットを制御する制御手段を備えたことを特徴とするホーニング砥石のドレス装置が提供される。
この装置によれば、前記第1ドレスギヤが前記第1変化領域を有するため、前記ホーニング砥石の歯面に圧接させる当該第1変化領域を適宜設定することで、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側のドレス形状として複数種類のドレス形状が得られる。また、前記第2ドレスギヤが前記第2変化領域を有するため、前記ホーニング砥石の歯面に圧接させる当該第2変化領域を適宜設定することで、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側のドレス形状として複数種類のドレス形状が得られる。しかして、両者の組合せにより、前記ホーニング砥石の歯面のドレス形状として多様なドレス形状が得られ、複数種類の被削ギヤに対応して個々のドレスギヤを用意しなくとも、前記第1及び第2ドレスギヤだけで、被削ギヤの種々の歯面修整に迅速に対応してホーニング砥石のドレスを行うことができる。
本発明のドレス装置においては、前記支持ユニットは、前記第1及び第2ドレスギヤの双方を、前記往復動の方向に離間して支持することもできる。
この構成によれば、前記第1及び第2ドレスギヤの交換を必要とせずに連続して前記第1及び第2ドレスギヤのそれぞれによるドレスを行うことができる。
以上述べた通り、本発明によれば、複数種類の被削ギヤに対応して個々のドレスギヤを用意しなくとも、被削ギヤの種々の歯面修整に迅速に対応してホーニング砥石のドレスを行うことができる。
<ホーニング加工機の構成>
図1(a)乃至(c)は、本発明のドレス方法を実施可能な数値制御式のホーニング加工機M(ドレス装置)を示し、図1(a)はホーニング加工機Mの要部正面図、図1(b)はホーニング加工機の要部左側面図、図1(c)はホーニング加工機Mのワーク支持機構の構成図である。図1に示すように、ホーニング加工機Mは、砥石支持ハウジング10を備え、この砥石支持ハウジング10には、中空状のリング部11が設けられている。このリング部11の径方向内側には砥石用軸受け(図示略)を介して外向きの歯をもつリングスプロケット12が回転可能に保持され、このリングスプロケット12の径方向内側に砥石押え13により、内歯式のホーニング砥石14が固定されている。
ホーニング砥石14は、リングスプロケット12と一体的に回転するようになっており、リングスプロケット12の左右両側にはクーラント侵入防止用のドーナツ板状の水切り板15が固定されている。砥石支持ハウジング10の上部には、砥石駆動モータ16が横向きに固定されている。砥石駆動モータ16の出力軸17にはモータスプロケット18が固定されおり、モータスプロケット18とリングスプロケット12との間にはサイレントチェーン19が巻き回されて、砥石駆動モータ16の回転力がリングスプロケット12に伝達されるように構成されている。しかして、砥石駆動モータ16を回転駆動すると、ホーニング砥石14が回転することになる。
砥石支持ハウジング10の後部にはフランジ部20が設けられ、このフランジ部20はボルト21によって軸交差角調整装置22の回転出力軸23に固定されている。この軸交差角調整装置22は、回転出力軸23を不図示の動力伝達機構を介して回転駆動する砥石旋回モータ24を備え、この砥石旋回モータ24の回転駆動力により、ホーニング加工対象の被削ギヤ(不図示)または第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252(総称してドレスギヤ25という。)に対するホーニング砥石14の傾き角(軸交差角)を調整するように構成されている。軸交差角調整装置22は、テーブル26上に固定されており、テーブル26は所定の切込み方向(図1の矢印D1)とその反対方向にスライド可能に設置されている。テーブル26には切込み駆動モータ27及びボールネジ機構等の駆動機構(図示略)が設けられ、これらの作動によって、軸交差角調整装置22、砥石支持ハウジング10及びホーニング砥石14の全体がテーブル26とともに切込み方向D1へスライド駆動されるように構成されている。
本実施形態では、ホーニング加工機Mでホーニング加工される被削ギヤとして、インボリュート歯形の複数の外歯を有するはすば歯車を想定しており、ホーニング砥石14は被削ギヤに噛合可能なインボリュート歯形の複数の内歯を有し、また、ホーニング砥石14をドレスするドレスギヤ25もホーニング砥石14に噛合可能なインボリュート歯形の複数の外歯を有するものである。
被削ギヤ及びドレスギヤ25は、図1(c)に示すワーク支持機構30に支持される。このワーク支持機構30は、被削ギヤ又はドレスギヤ25を軸方向に挟持する主軸台31と心押し台32とを備えている。図1(c)に示すように、本実施形態では第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252とが同軸上に配置されてユニット化されており、この第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252とを用いて、それぞれ第1ドレス、第2ドレスを連続して行う。尤も、第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252とをユニット化せずに、個別に支持するようにし、第1ドレス又は第2ドレスの一方を実行後、ドレスギヤを交換して他方のドレスを実行するようにしてもよい。
主軸台31は主軸33を回転自在に支持し、この主軸33は主軸モータ34により回転駆動される。主軸33の先端には被削ギヤ又はドレスギヤ25の一端に圧接する挟持部35が形成されている。心押し台32はベッド36の上面に配設され、心押し軸37を図1(c)の矢印D2方向(被削ギヤ又はドレスギヤ25の軸方向)にスライド自在に支持している。
心押し台32には被削ギヤ又はドレスギヤ25の軸方向他端部に圧接する挟持部38がスラスト軸受けを介して回転可能に付設されており、これら挟持部38と心押し軸37がチャック用モータ39により主軸台31に接近する方向に駆動されて、被削ギヤ又はドレスギヤ25が挟持され、主軸33に伝達される回転駆動力が挟持部35から摩擦力を介して被削ギヤ又はドレスギヤ25に伝達される。主軸33と主軸モータ34との間には不図示のクラッチ機構が設けられており、主軸33と主軸モータ34との接続を解除することで、被削ギヤ又はドレスギヤ25をホーニング砥石14といわゆるつれ回りとすることができるが、本実施形態では、ドレス時において、主軸33を回転駆動することでドレスギヤ25とホーニング砥石14とを同期回転させる。また、両者の同期回転により、ホーニング砥石14の歯面を片歯面毎にドレスする。同期回転はホーニング砥石14の歯数とドレスギヤ25の歯数との比に応じて両者の回転速度を設定することで行うことができる。
主軸台31と心押し台32とは、テーブル26とは独立のテーブル36上に固定的に設けられており、このテーブル36は、テーブル駆動モータ40とボールネジ機構等の駆動機構(図示略)により図3の矢印D3方向へ往復移動可能である。ドレスギヤ25でホーニング砥石14をドレスする際には、テーブル36をドレスギヤ25の歯幅方向(軸心方向)に所定ストロークで往復動させる往復トラバース移動を行ってドレスするように構成されている。また、ホーニング砥石14に対してドレスギヤ25が噛合したことを検出する為の変位センサ52が心押し軸37の先端部に設けられている。
しかして、ホーニング加工機Mでは、ホーニング砥石14とドレスギヤ25とを同期回転し、図2(a)及び(b)に示すようにホーニング砥石14の歯面とドレスギヤ25の歯面とを圧接させた状態で、ドレスギヤ25を歯幅方向(図2(a)の軸心方向D3)に所定ストロークで往復動させることにより、ホーニング砥石14のドレスを行うことができる。上記の通り、本実施形態では第1ドレスギヤ251を用いた第1ドレスと、第2ドレスギヤ252を用いた第2ドレスと、を連続して行うが、第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252とは上記の往復動の方向(D3)に離間して支持されており、第1ドレス時に第2ドレスギヤ252がホーニング砥石14に接触したり、或いは、第2ドレス時に第1ドレスギヤ251がホーニング砥石14に接触しないようにしている。
次に、ホーニング加工機Mの制御系について説明する。図3はホーニング加工機Mの制御系のブロック図である。図3に示すように、ホーニング加工機Mの複数のサーボモータを数値制御方式で制御するコントロールユニット50が設けられ、このコントロールユニット50には、操作パネル51が接続されるとともに、変位センサ52の検出信号が入力され、このコントロールユニット50により、砥石駆動モータ16、砥石旋回モータ24、切込み駆動モータ27、主軸モータ34、チャック用モータ39及びテーブル駆動モータ40等が制御される。コントロールユニット50は、CPU、メモリ、入出力インターフェイス、モータの駆動回路を有し、メモリにはホーニング加工の制御プログラム、ドレスの制御プログラム等が格納されている。
<ドレスギヤ>
次に、ドレスギヤ25の構成について説明する。本実施形態では、第1ドレスギヤ251はホーニング砥石14の歯面の歯元側をドレスするためのドレスギヤであり、つまり、ホーニング砥石14の歯元修整用のドレスギヤとして用いられる。第2ドレスギヤ252はホーニング砥石14の歯面の歯先側をドレスするためのドレスギヤであり、つまり、ホーニング砥石14の歯先修整用のドレスギヤとして用いられる。そして、これらを併用してホーニング砥石14の歯面全体をドレスする。図4(a)は第1ドレスギヤ251によるホーニング砥石14の歯面のドレス時の態様を示す図であり、第1ドレスギヤ251はホーニング砥石14の歯面のうち、歯元側の略半分の領域に圧接してこれをドレスする。また、図4(b)は第2ドレスギヤ252によるホーニング砥石14の歯面のドレス時の態様を示す図であり、第2ドレスギヤ252はホーニング砥石14の歯面のうち、歯先側の略半分の領域に圧接してこれをドレスする。しかして、ホーニング砥石14の歯面全体がドレスされることになる。
次に、第1ドレスギヤ251は被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、ホーニング砥石14の歯面の歯元側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第1変化領域を有する歯面をする。本実施形態の場合、変化領域は歯面の略全体の領域に設定されている。図4(c)及び(e)は第1ドレスギヤ251の歯形の説明図である。
図4(c)に示す歯形a乃至eは、それぞれ図4(e)に示す点a乃至eの歯形を示しており、第1ドレスギヤ251の歯形、つまり、ホーニング砥石14をドレスするドレス形状が歯幅方向に連続して変化している。なお、図4(e)に示す各点a乃至e間においてもドレス形状は一定ではなく、連続的に変化していることはいうまでもない。図4(c)において、歯形S1はインボリュート歯形を示しており、歯形cはこれに略一致している。一方、歯形a及びbは、その歯先側(つまり、ホーニング砥石14の歯元側)が歯形S1からプラス方向(歯の外側方向)に変形しており、また、歯形d及びeは歯形S1からマイナス方向(歯の内側方向)に変形している。なお、左側の歯面と右側の歯面とでは歯形の変形の推移が歯幅方向に逆向きの傾向となっている。
次に、第2ドレスギヤ252は被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、ホーニング砥石14の歯面の歯先側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第2変化領域を有する歯面をする。本実施形態の場合、変化領域は歯面の略全体の領域に設定されている。図4(d)及び(f)は第2ドレスギヤ252の歯形の説明図である。
図4(d)に示す歯形f乃至jは、それぞれ図4(f)に示す点f乃至jの歯形を示しており、第2ドレスギヤ252の歯形、つまり、ホーニング砥石14をドレスするドレス形状が歯幅方向に連続して変化している。なお、図4(f)に示す各点f乃至j間においてもドレス形状は一定ではなく、連続的に変化していることはいうまでもない。図4(d)において、歯形S1はインボリュート歯形を示しており、歯形hはこれに略一致している。一方、歯形f及びgは、その歯元側(つまり、ホーニング砥石14の歯先側)が歯形S1からプラス方向(歯の外側方向)に変形しており、また、歯形i及びjは歯形S1からマイナス方向(歯の内側方向)に変形している。なお、左側の歯面と右側の歯面とでは歯形の変形の推移が歯幅方向に逆向きの傾向となっている。
さて、本実施形態では、第1ドレス時に第1ドレスギヤ251の歯面の一部の領域を用いてホーニング砥石14の歯面の歯元側のドレスを行う。ドレスに使用する(つまりホーニング砥石14の歯面に圧接する)第1ドレスギヤ251の歯面の一部の領域は、ホーニング砥石14の歯面の歯元側の目的とするドレス形状に応じて設定する。例えば、図4(e)のうち、点dを中心位置に設定してトラバース移動を行う。続いて、第2ドレス時に第2ドレスギヤ252の歯面の一部の領域を用いてホーニング砥石14の歯面の歯先側のドレスを行う。ドレスに使用する(つまりホーニング砥石14の歯面に圧接する)第2ドレスギヤ252の歯面の一部の領域も、ホーニング砥石14の歯面の歯先側の目的とするドレス形状に応じて設定する。例えば、図4(f)のうち、点fを中心位置に設定してトラバース移動を行う。
ホーニング砥石14の歯面のドレスに使用する、第1ドレスギヤ251の歯面の領域と、第2ドレスギヤ252の歯面の領域と、の組合せにより、実質的に無限に近い種類のドレス形状を設定できることになる。従って、被削ギヤの試作品の歯面形状を決定した後、これに対応してホーニング砥石14の歯面の形状を設定し、これに合わせて、ドレスに使用する第1ドレスギヤ251の歯面の領域と、第2ドレスギヤ252の歯面の領域と、をそれぞれ設定することで、複数種類の被削ギヤに対応することができる。試作の過程で被削ギヤの歯面修整を行った場合は、ドレスに使用する第1ドレスギヤ251の歯面の領域と、第2ドレスギヤ252の歯面の領域とをそれぞれ変更すれば足り、個々の試作品に対応して個々のドレスギヤを用意する必要はなく、第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252とを一組用意すれば足りる。従って、被削ギヤの種々の歯面修整に迅速に対応してホーニング砥石のドレスを行うことができる。
なお、第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252とは、それぞれその歯幅を大きくすればするほど、歯形の変化の範囲も大きくとれ、両者の組合わせによるドレス形状もより広範に渡る。この歯形の変化の範囲は、例えば、被削ギヤの歯形修整の範囲として想定される範囲と同一又はこれを包含する範囲とすることができる。
<ドレスギヤのホーニング砥石の圧接位置の設定>
上述した通り、本実施形態ではテーブル36の往復動による第1ドレスギヤ251又は第2ドレスギヤ252のトラバース移動によりホーニング砥石14のドレスを行う。このため、第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252とホーニング砥石14との相互の歯面の圧接位置は、トラバース移動の中心位置と、ストロークと、により決定される。
本実施形態では、第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252の歯形が歯幅方向に変化しているため、ホーニング砥石14の歯面の、目的とするドレス形状に応じて、ホーニング砥石14の歯面に圧接させる前記第1及び第2変化領域上の位置をそれぞれ設定することになる。
そこで、第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252の歯幅方向の歯形の変化の推移と、トラバース移動中心位置との関係を予め定めておき、コントロールユニット50のメモリに格納しておくことで、簡易な対応が可能となる。図5は第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252の歯面上の位置と、これに対応するトラバース移動の往復動中心位置と、の関係の例を示しており、トラバース移動の往復動中心位置はホーニング砥石14に対するテーブル36の移動座標により規定することができる。両者の関係は基本的に線形としており、これは第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252の歯幅方向の歯形の変化の推移と、第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252の歯幅方向の位置とが線形であることを前提としている。図中のWは第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252との離間距離を示している。また、第1ドレス使用領域、第2ドレス使用領域は例示的にホーニング砥石14に圧接される歯面の領域を図示したものである。
<ドレス手順>
まず、ホーニング砥石14、第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252をそれぞれセットする。操作パネル51から第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252のトラバース移動の中心位置、ストロークの設定を個別に行い、ドレス作業を開始する。コントロールユニット50は以下の手順でホーニング加工機Mを制御し、本実施形態の場合、第1ドレスギヤ251による第1ドレスの後、第2ドレスギヤ252による第2ドレスを行うが、これらは逆でもよい。
まず、第1ドレスを実行するためにホーニング砥石14と第1ドレスギヤ251とを、両者の中心間距離(図2(b)における、ホーニング砥石14の軸心O1とドレスギヤ251の軸心O2との距離L)が予め定めた初期距離となるように第1ドレスギヤ251を移動する。ホーニング砥石14と第1ドレスギヤ251とを同期回転させ、その後、第1ドレスギヤ251用に設定されたトラバース移動の中心位置まで第1ドレスギヤ251を初期位置から移動し、ホーニング砥石14の一方の歯面と第1ドレスギヤ251の一方の歯面とを接触させる。第1ドレスギヤ251のトラバース移動を開始し、ホーニング砥石14と第1ドレスギヤ251との中心間距離を徐々に長くして予め定めた切込み完了位置まで切り込む。
切り込み完了後、第1ドレスギヤ251を初期位置に戻し、ホーニング砥石14と第1ドレスギヤ251との中心間距離が前記の初期距離となるように第1ドレスギヤ251を移動する。その後、同様の手順によりホーニング砥石14の他方の歯面と第1ドレスギヤ251の他方の歯面とを接触させ、ホーニング砥石14の他方の歯面のドレスを行う。
続いて、第2ドレスを実行する。第2ドレスも第1ドレスと同様である。まず、ホーニング砥石14と第2ドレスギヤ252とを、両者の中心間距離が上記初期距離となるように第2ドレスギヤ252を移動する。この間、ホーニング砥石14と第2ドレスギヤ252との同期回転は継続していてもよいし、一旦停止してもよい。その後、第2ドレスギヤ252用に設定されたトラバース移動の中心位置まで第2ドレスギヤ252を初期位置から移動し、ホーニング砥石14の一方の歯面と第2ドレスギヤ252の一方の歯面とを接触させる。第2ドレスギヤ252のトラバース移動を開始し、ホーニング砥石14と第2ドレスギヤ252との中心間距離を徐々に長くして予め定めた切込み完了位置まで切り込む。
切り込み完了後、第2ドレスギヤ252を初期位置に戻し、ホーニング砥石14と第2ドレスギヤ252との中心間距離が前記の初期距離となるように第2ドレスギヤ252を移動する。その後、同様の手順によりホーニング砥石14の他方の歯面と第2ドレスギヤ252の他方の歯面とを接触させ、ホーニング砥石14の他方の歯面のドレスを行う。
以上によりホーニング砥石14のドレスが完了する。なお、本実施形態では第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252とを同軸上に配置してユニット化し、第1ドレス、第2ドレスを連続して行ったが、第1ドレスギヤ251と第2ドレスギヤ252とをユニット化しない場合は、第1ドレスと第2ドレスとの間に、ドレスギヤの交換作業が入る点と、トラバース移動の設定を最初にまとめて行わずにドレスギヤの交換作業時に個別に行う点以外は同様である。
(a)乃至(c)は、本発明のドレス方法を実施可能な数値制御式のホーニング加工機Mを示し、(a)はホーニング加工機Mの要部正面図、(b)はホーニング加工機の要部左側面図、(c)はホーニング加工機Mのワーク支持機構の構成図である。 (a)及び(b)はドレス時のホーニング砥石14とドレスギヤ25の動作説明図である((a)において歯は一部のみ図示)。 ホーニング加工機Mの制御系のブロック図である。 (a)乃至(f)は第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252の歯面の構成説明図である。 第1ドレスギヤ251及び第2ドレスギヤ252の歯面上の位置と、これに対応するトラバース移動の往復動中心位置と、の関係の例を示した図である。
符号の説明
M ホーニング加工機
14 ホーニング砥石
251 第1ドレスギヤ
252 第2ドレスギヤ
30 ワーク支持機構(支持ユニット)
40 テーブル駆動モータ(駆動ユニット)
50 コントロールユニット(制御手段)

Claims (3)

  1. 外歯式の被削ギヤの歯面をホーニング加工する内歯式のホーニング砥石と当該ホーニング砥石の歯面をドレスするドレスギヤとを同期回転し、前記ホーニング砥石の歯面と前記ドレスギヤの歯面とを圧接させた状態で、前記ドレスギヤを歯幅方向に所定ストロークで往復動させるホーニング砥石のドレス方法において、
    前記ドレスギヤとして、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側をドレスする第1ドレスギヤと、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスする第2ドレスギヤと、を用い、前記第1ドレスギヤ又は前記第2ドレスギヤのいずれか一方による第1ドレスを行った後に他方による第2ドレスを行い、
    前記第1ドレスギヤは、前記被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第1変化領域を有する歯面を有し、
    前記第2ドレスギヤは、前記被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第2変化領域を有する歯面を有し、
    各々の前記第1及び第2ドレスにおいて、
    前記ホーニング砥石の歯面の、目的とするドレス形状に応じて、前記ホーニング砥石の歯面に圧接させる前記第1及び第2変化領域上の位置をそれぞれ設定することを特徴とするホーニング砥石のドレス方法。
  2. 外歯式の被削ギヤの歯面をホーニング加工する内歯式のホーニング砥石と当該ホーニング砥石の歯面をドレスするドレスギヤとを同期回転し、前記ホーニング砥石の歯面と前記ドレスギヤの歯面とを圧接させた状態で、前記ドレスギヤを歯幅方向に所定ストロークで往復動させるホーニング砥石のドレス装置において、
    前記ホーニング砥石の歯面の歯元側をドレスする第1ドレスギヤと、
    前記ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスする第2ドレスギヤと、
    前記第1及び第2ドレスギヤの少なくともいずれか一方を支持する支持ユニットと、
    前記支持ユニットを往復動させることで、前記第1又は第2ドレスギヤの少なくともいずれか一方をその歯幅方向に前記ストロークで往復動させる駆動ユニットと、を備え、
    前記第1ドレスギヤは、前記被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面の歯元側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第1変化領域を有する歯面を有し、
    前記第2ドレスギヤは、前記被削ギヤよりも歯幅が大きく、かつ、前記ホーニング砥石の歯面の歯先側をドレスするドレス形状が、歯幅方向に連続して変化する第2変化領域を有する歯面を有し、
    更に、
    前記ホーニング砥石の歯面の、目的とするドレス形状に応じて設定された、前記ホーニング砥石の歯面に圧接させる前記第1及び第2変化領域上の位置に基づいて、前記駆動ユニットを制御する制御手段を備えたことを特徴とするホーニング砥石のドレス装置。
  3. 前記支持ユニットは、
    前記第1及び第2ドレスギヤの双方を、前記往復動の方向に離間して支持することを特徴とする請求項2に記載のホーニング砥石のドレス装置。
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