JP2006221406A - 情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コンテンツの各ページを表示させて、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでの時間を短縮すること。
【解決手段】 サムネイル画像を拡大して一画面分の画像データを生成するページめくりモードを設定することや、複数のサムネイル画像を配置して一画面分の画像データを生成するページめくりモードを設定することができるようにした。そのため、表示対象ページの画像データを比較的短時間に生成することや、1ページあたりの画像データの表示に要する時間を実質的に小さくすることができる。その結果、コンテンツの各ページを連続して表示させることで、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでに要する時間を短縮することができる。
【選択図】 図10
【解決手段】 サムネイル画像を拡大して一画面分の画像データを生成するページめくりモードを設定することや、複数のサムネイル画像を配置して一画面分の画像データを生成するページめくりモードを設定することができるようにした。そのため、表示対象ページの画像データを比較的短時間に生成することや、1ページあたりの画像データの表示に要する時間を実質的に小さくすることができる。その結果、コンテンツの各ページを連続して表示させることで、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでに要する時間を短縮することができる。
【選択図】 図10
Description
本発明は、コンテンツの各ページの情報をディスプレイに切替表示させる情報表示装置に関する。
従来、この種の技術としては、所定ページに区切られた電子書籍等のコンテンツの各ページの情報を電気泳動表示体やコレステリック液晶等のディスプレイに切替表示させて、ユーザに当該コンテンツを閲覧させる表示装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、ページ処理においてページ展開に時間がかかる場合に、マルチバッファを用いてページ処理を高速化する方法がある(例えば、特許文献2参照)。さらに、マルチプロセッサ構成でページデータの生成を高速化する方法もある(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−271799号公報
特開平5−16442号公報
特開平5−201077号公報
また、ページ処理においてページ展開に時間がかかる場合に、マルチバッファを用いてページ処理を高速化する方法がある(例えば、特許文献2参照)。さらに、マルチプロセッサ構成でページデータの生成を高速化する方法もある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記従来の表示装置にあっては、例えば、電気泳動表示体やコレステリック液晶等の描画速度が遅い表示体がディスプレイとして用いられると、当該連続表示時に、コンテンツの各ページの情報を表示するために要する時間が大きくなってしまう。その結果、例えば、コンテンツの各ページを連続して表示させつつ、所望のページを探す場合には、所望のページが表示されるまでに要する時間が増大してしまう恐れがあった。
また、上記従来の技術のうち後者のもの、つまり、マルチバッファやマルチプロセッサを用いる方法は、表示体の描画速度が遅いことに起因して、所望のページが表示されるまでに要する時間が増大してしまうという問題を解決するためのものではなかった。
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを目的としてなされたものであって、コンテンツの各ページを表示させて、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでの時間を短縮することができる情報表示装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを目的としてなされたものであって、コンテンツの各ページを表示させて、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでの時間を短縮することができる情報表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報表示装置は、コンテンツの各ページの情報をディスプレイに表示させる情報表示装置であって、前記コンテンツの各ページを高速表示させる際の表示速度に関するモードを設定するモード設定手段と、その設定されたモードに基づいて、前記ディスプレイの一画面に表示させる画像データを生成する画像データ生成手段と、その生成された画像データを前記ディスプレイに描画する画像データ描画手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記コンテンツの各ページのサムネイル画像を記憶する記憶手段を備え、前記モード設定手段は、前記記憶手段に記憶されているサムネイル画像を用いて前記画像データを生成するモードを設定可能としてもよい。
さらに、前記モード設定手段は、前記記憶手段に記憶されているサムネイル画像を拡大して前記画像データを生成する第1モードを設定可能としてもよい。
さらに、前記モード設定手段は、前記記憶手段に記憶されているサムネイル画像を拡大して前記画像データを生成する第1モードを設定可能としてもよい。
このような構成によれば、表示対象ページの情報の画像データを短時間に生成することができる。そのため、コンテンツの各ページを連続して表示させることで、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでに要する時間を短縮することができる。
また、前記モード設定手段は、前記コンテンツの各ページに含まれる情報を簡素化した図形に置き換えて前記画像データを生成する第2モードを設定可能としてもよい。
また、前記モード設定手段は、前記コンテンツの各ページに含まれる情報を簡素化した図形に置き換えて前記画像データを生成する第2モードを設定可能としてもよい。
さらに、前記モード設定手段は、前記記憶手段に格納されている複数のサムネイル画像を配置して前記画像データを生成する第3モードを設定可能としてもよい。
このような構成によれば、1ページあたりの画像データの表示に要する時間を実質的に小さくすることができ、コンテンツの各ページを連続して表示させることで、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでに要する時間を短縮することができる。
このような構成によれば、1ページあたりの画像データの表示に要する時間を実質的に小さくすることができ、コンテンツの各ページを連続して表示させることで、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでに要する時間を短縮することができる。
また、前記モード設定手段は、前記第3モードを設定する場合には、前記画像データに配置するサムネイル画像の数を所定の上限値以下に制限するようにしてもよい。
このような構成によれば、例えば、文字を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面分の画像データの生成に用いられるサムネイル画像の数の上限値を小さく設定することで、文字の大きさを確保することができ、文字が小さくなりすぎて読み難くなってしまうことを防止することができる。また、例えば、画像を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面分の画像データの生成に用いられるサムネイル画像の数の上限値を大きくすることで、ページの一覧性を高め、複数ページを高速に表示することができる。
このような構成によれば、例えば、文字を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面分の画像データの生成に用いられるサムネイル画像の数の上限値を小さく設定することで、文字の大きさを確保することができ、文字が小さくなりすぎて読み難くなってしまうことを防止することができる。また、例えば、画像を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面分の画像データの生成に用いられるサムネイル画像の数の上限値を大きくすることで、ページの一覧性を高め、複数ページを高速に表示することができる。
以下、本発明に係る情報表示装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
この情報表示装置は、所定のボタンが押下操作され、ページ送りの指令が出力され続けると、まず、表示対象コンテンツの文書データに含まれる次ページのページ画像のデータ(テキスト情報、スタイル情報)に基づいて画像データを生成して切替表示し(ページめくりモードが通常モード)、次いで、文書データに予め含まれる次ページのサムネイル画像を単に拡大することで一画面分の画像データを生成して切替表示し(ページめくりモードが高速―1モード)、さらに、次ページと引き続く3ページ(4ページ分)のサムネイル画像を2×2のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データを生成して切換表示する(ページめくりモードが高速―2モード)ようになっている。そのため、この情報表示装置によれば、所望のページを探すために、連続する複数ページの概要を高速に順次閲覧したい場合には、前記所定のボタンを押下操作し続けることで、例えば、通常モードで各ページの画像データを生成して表示する方法に比べ、連続する複数ページの概要を高速に(短時間に)表示することができる。特に、複数ページ分のサムネイル画像で一画面分の画像データを生成して表示する方法によれば、画像データの書き換え頻度を低くすることができ、その結果、連続する複数ページをより高速に表示することができる。
この情報表示装置は、所定のボタンが押下操作され、ページ送りの指令が出力され続けると、まず、表示対象コンテンツの文書データに含まれる次ページのページ画像のデータ(テキスト情報、スタイル情報)に基づいて画像データを生成して切替表示し(ページめくりモードが通常モード)、次いで、文書データに予め含まれる次ページのサムネイル画像を単に拡大することで一画面分の画像データを生成して切替表示し(ページめくりモードが高速―1モード)、さらに、次ページと引き続く3ページ(4ページ分)のサムネイル画像を2×2のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データを生成して切換表示する(ページめくりモードが高速―2モード)ようになっている。そのため、この情報表示装置によれば、所望のページを探すために、連続する複数ページの概要を高速に順次閲覧したい場合には、前記所定のボタンを押下操作し続けることで、例えば、通常モードで各ページの画像データを生成して表示する方法に比べ、連続する複数ページの概要を高速に(短時間に)表示することができる。特に、複数ページ分のサムネイル画像で一画面分の画像データを生成して表示する方法によれば、画像データの書き換え頻度を低くすることができ、その結果、連続する複数ページをより高速に表示することができる。
また、この情報表示装置は、複数ページ分のサムネイル画像で一画面分の画像データを生成して表示する場合に、一画面に表示させるページ数の最大値を、表示対象コンテンツの各ページのSubtype(例えば、画像、テキスト等、各ページに表示させる情報のタイプを示すデータ)に応じて設定するようになっている。具体的には、表示対象コンテンツ内に画像が少ない場合には、ページ送り指令が出力され続けた場合に最終的に高速―2モードまで切り替えられるようにして、一画面に4ページ分のサムネイル画像まで表示させることができるように設定し、また、画像が多い場合には、高速―2モードに切り替わった後に、さらに、一画面に9ページ分のサムネイル画像を表示させる高速―3モードにまで切り替わるようになっている。そのため、この情報表示装置によれば、小説等の文字を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面に表示されるページ数の最大値が4ページまでとなることで、文字の大きさを確保することができ、文字が小さくなりすぎて読み難くなってしまうことを防止することができ、また、地図等の画像を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面に表示されるページ数の最大値が9ページとなることで、文書データの一覧性を高め、連続する複数ページをより高速に表示することができる。
<情報表示装置の構成>
図1は、本発明を適用した情報表示装置1の外観を示す斜視図である。また、図2は、その情報表示装置1の内部構成を示すブロック図である。この情報表示装置1は、図2に示すように、データインターフェース(以下、「データI/F(Inter Face)」とも呼ぶ。)10、ストレージ20、CPU(Central Processing Unit)30、プログラム記憶部40、NVRAM(NV Random Access Memory)50、グラフィックアクセラレータ60、表示駆動部70、表示パネル70a、入力制御部80、HI(Human Interface)装置80a、及びバッテリ90を含んで構成される。
<情報表示装置の構成>
図1は、本発明を適用した情報表示装置1の外観を示す斜視図である。また、図2は、その情報表示装置1の内部構成を示すブロック図である。この情報表示装置1は、図2に示すように、データインターフェース(以下、「データI/F(Inter Face)」とも呼ぶ。)10、ストレージ20、CPU(Central Processing Unit)30、プログラム記憶部40、NVRAM(NV Random Access Memory)50、グラフィックアクセラレータ60、表示駆動部70、表示パネル70a、入力制御部80、HI(Human Interface)装置80a、及びバッテリ90を含んで構成される。
データI/F10は、情報表示装置1の外部から情報表示装置1の内部にデータ(文書データ)を入力するためのインターフェースであり、例えば、通信インターフェースや記憶メディアのスロット等によって構成される。そして、データI/F10は、外部から内部にデータが入力されると、その入力されたデータをストレージ20に記憶させる。
ここで、文書データは、図3(a)に示すように、ヘッダ(ファイル名、タイトル、サムネイル数、ページ数)、ブロック情報(サムネイルブロック情報、ページブロック情報)、及びデータ(コンテンツの各ページのサムネイル画像のデータ、各ページのページ画像のデータ)を含んで構成される。サムネイルブロック情報は、図3(b)に示すように、ID、データへのオフセット、及びデータサイズを含んで構成される。また、ページブロック情報は、図3(c)(d)に示すように、各ページのID、データ型(例えば、1:Bitmap、2:Text)、Subtype(例えば、1:Image、2:Text)、データオフセット、及びデータ長を含んで構成される。さらに、ページ画像のデータは、意味構造を持つ文字列、画像或いは音声等を表すテキスト情報と、テキスト情報の表示レイアウトやスタイルを指定するスタイル情報とを含んでいる。ページ画像のデータは、例えば、XML等のメタ言語によって文字列や画像等の要素毎に記述することが可能である。
ここで、文書データは、図3(a)に示すように、ヘッダ(ファイル名、タイトル、サムネイル数、ページ数)、ブロック情報(サムネイルブロック情報、ページブロック情報)、及びデータ(コンテンツの各ページのサムネイル画像のデータ、各ページのページ画像のデータ)を含んで構成される。サムネイルブロック情報は、図3(b)に示すように、ID、データへのオフセット、及びデータサイズを含んで構成される。また、ページブロック情報は、図3(c)(d)に示すように、各ページのID、データ型(例えば、1:Bitmap、2:Text)、Subtype(例えば、1:Image、2:Text)、データオフセット、及びデータ長を含んで構成される。さらに、ページ画像のデータは、意味構造を持つ文字列、画像或いは音声等を表すテキスト情報と、テキスト情報の表示レイアウトやスタイルを指定するスタイル情報とを含んでいる。ページ画像のデータは、例えば、XML等のメタ言語によって文字列や画像等の要素毎に記述することが可能である。
ストレージ20は、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリによって構成される。そして、ストレージ20は、データI/F10から入力されたデータを記憶する。
CPU30は、情報表示装置1全体を制御し、入力制御部80から入力される各種の指示信号に従って、プログラム記憶部40に記憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行する。また、CPU30は、ストレージ20或いはデータI/F10に差し込まれた記憶メディアに記憶されている文書データを表示パネル70aに表示するための処理を行う。そして、CPU30は、各種処理結果を後述するNVRAM50に格納する。
CPU30は、情報表示装置1全体を制御し、入力制御部80から入力される各種の指示信号に従って、プログラム記憶部40に記憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行する。また、CPU30は、ストレージ20或いはデータI/F10に差し込まれた記憶メディアに記憶されている文書データを表示パネル70aに表示するための処理を行う。そして、CPU30は、各種処理結果を後述するNVRAM50に格納する。
プログラム記憶部40は、不揮発性のメモリによって構成される。そして、プログラム記憶部40は、情報表示装置1の各部を制御するための各種プログラムを記憶する。
NVRAM50は、FRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)或いはnvSRAM(non―volatile Static Random Access Memory)等の不揮発性メモリ(電源を切断しても保持データが維持されるメモリ)で構成される。そして、NVRAM50は、CPU30が処理を実行する際に、ワークエリアを形成し、またその処理結果を記憶する。
NVRAM50は、FRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)或いはnvSRAM(non―volatile Static Random Access Memory)等の不揮発性メモリ(電源を切断しても保持データが維持されるメモリ)で構成される。そして、NVRAM50は、CPU30が処理を実行する際に、ワークエリアを形成し、またその処理結果を記憶する。
グラフィックアクセラレータ60は、CPU30の命令に従って、表示パネル70aに表示する画像の描画処理を高速に行うためのハードウェアである。具体的には、グラフィックアクセラレータ60は、CPU30から入力されたベクトル図形をラスタ図形に展開するといった処理等を行う。そして、グラフィックアクセラレータ60は、描画処理を行った図形を表示パネル70aに描画するための描画データを表示駆動部70に出力する。
表示駆動部70は、表示パネル70aを直接制御し、グラフィックアクセラレータ60から入力される描画データを表示パネル70aに描画する。具体的には、表示駆動部70は、グラフィックアクセラレータ60によって描画データが入力される画素書込部71を備える。そして、表示駆動部70は、画素書込部71に入力された描画データを参照して、表示パネル70aのXドライバおよびYドライバを駆動することにより、描画データ(描画対象であるラスタ図形)を表示パネル70aに描画する。
さらに、表示パネル70aは、A4サイズの高画素密度(多ピクセル)の記憶性表示装置(電源を切断しても表示画面が維持される表示装置)で構成される。そして、表示パネル70aは、表示駆動部70の制御に応じて、所定画素に画素データを表示する。なお、表示パネル70aとして、例えば、電気泳動ディスプレイ、コレステリック液晶ディスプレイ、或いはエレクトロデポジションディスプレイ等を採用することができる。
入力制御部80は、HI装置80aからCPU30への信号入力を制御するインターフェースの機能を有している。そして、入力制御部80は、HI装置80aが発生する入力信号を受け取り、所定処理を施したうえで、その処理結果をCPU30に出力する。具体的には、入力制御部80は、方向ボタンや決定ボタン(後述)が100msec.以上押下操作されると、その押下操作されたボタンの識別のためのフラグをセット状態とする信号をCPU30に出力する後述する押下操作検出処理をボタン押下検出部81で実行する。
HI装置80aは、上下左右の各方向を指示可能な十字形の方向ボタンや、押下操作可能なボタン形の決定ボタン等の入力装置によって構成される。そして、HI装置80aは、ユーザから情報表示装置1に対する指示入力を受け付けることが可能となっている。
バッテリ90は、一次電池或いは二次電池によって構成される。そして、バッテリ90は、情報表示装置1全体に各部を適切に動作させるための各部に電力を供給する。
<情報表示装置の機能部>
また、ページめくりモード設定部110、解析・整形部120、描画処理部130、及びユーザI/F部140は、CPU30及びグラフィックアクセラレータ60によって実現される機能部である。
バッテリ90は、一次電池或いは二次電池によって構成される。そして、バッテリ90は、情報表示装置1全体に各部を適切に動作させるための各部に電力を供給する。
<情報表示装置の機能部>
また、ページめくりモード設定部110、解析・整形部120、描画処理部130、及びユーザI/F部140は、CPU30及びグラフィックアクセラレータ60によって実現される機能部である。
ページめくりモード設定部110は、表示対象コンテンツ内に画像が少ない場合には、ページ送り指令が出力され続けた場合に通常モードから最終的に高速―2モードまで切り替えできるように切り替え可能なモード数を2つに設定し、画像が多い場合には、ページ送り指令が出力され続けた場合に通常モードから最終的に高速―3モードまで切り替えできるように前記切り替え可能なモード数を3つに設定するモード数設定処理を実行する。
また、ページめくりモード設定部110は、ページ送り或いはページ戻しに対応するボタンのフラグがセット状態であると、まず、ページめくりモードを通常モードに設定し、次いで、高速―1モードに設定し、さらに、高速―2モードに設定するページめくりモード設定処理を実行する。なお、切替可能なモード数が3つに設定されている場合には、高速―2モードに設定した後に、さらに、高速―3モードに設定するようになっている。
解析・整形部120は、ストレージ20或いはデータI/F10に差し込まれた記憶メディアに記憶されている文書データに含まれるページ画像のデータをテキスト情報とスタイル情報とに分離する。そして、解析・整形部120は、ページ等の表示単位ごとに、テキスト情報の要素をスタイル情報に従って配置し、指定されたスタイルの描画要素に展開する。具体的には、テキスト情報の要素が文字列である場合、文字列を構成する文字コードが、指定された大きさ書体或いは色等の属性からなるフォントを示す情報に変換される。また、テキスト情報の要素が画像(ラスタ図形)である場合、その要素に含まれる画素列或いは圧縮された描画データが、実際に表示される状態の画素列に変換される。
また、解析・整形部120は、ページめくりモードが通常モードである場合には、表示対象ページ(次ページ或いは前ページ)の画像データを生成し、ページめくりモードが高速―1モードである場合には、表示対象ページのサムネイル画像を単に拡大することで一画面分の画像データを生成してNVRAM50に記憶させ、また、ページめくりモードが高速―2モードである場合には、4ページ分の表示対象ページのサムネイル画像を2×2のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データを生成してNVRAM50に記憶させ、さらに、ページめくりモードが高速―3モードである場合には、9ページ分の表示対象ページのサムネイル画像を3×3のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データを生成してNVRAM50に記憶させる後述する展開配置処理を実行する。
さらに、解析・整形部120は、表示パネル70aに文書データを表示するために、文書データの全体或いは最先の表示対象となる部分を予め描画要素に展開し、展開した文書データをNVRAM50に記憶させる。なお、解析・整形部120によって生成された画像データの形式を「中間形式」とも呼ぶ。このように、文書データを中間形式に変換しておくことにより、文書データを表示パネル70aに高速に表示することが可能となる。
描画処理部130は、表示対象である中間形式のデータを処理し、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形を生成する。具体的には、描画処理部130は、連続直線、ベジェ曲線或いは多角形等の図形を直線分解する処理(所定のベクトルの和に分解する処理)を行い、さらに、直線や円弧等の通過点となる画素位置の算出を行うといった、中間形式のデータに含まれているベクトル画像をラスタ図形化するための一連の処理を行う。
また、描画処理部130は、圧縮されているラスタ図形のデータについては、そのラスタ図形のデータを伸長し、画素データの並びであるブロックを生成する処理を行う。そして、描画処理部130は、ラスタ図形化されたデータを表示駆動部70に出力する。
ユーザI/F部140は、複数のサムネイル画像からなる画像データが表示されている場合に、方向ボタンや決定ボタンによって任意のサムネイル画像が選択されると、その選択されたサムネイル画像に対応するページの画像データを、当該ぺージンのページ画像のデータに基づいて生成してNVRAM50に記憶させる表示ページ選択処理を実行する。
<情報表示装置の動作>
次に、ボタン押下検出部81で実行される押下ボタン検出処理を図4のフローチャートに従って説明する。この押下ボタン検出処理は、所定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに、或いはユーザI/F部140から発せられる信号を取得すると実行される処理であって、図4に示すように、まずそのステップS101では、方向ボタンや決定ボタンの操作時間を計時するための変数i(後述するステップS102〜S105からなるループが実行された回数を示す変数)を初期化して「0」とする。なお、前記ループは、後述するように、一回の実行に10msec.以上の時間がかかるようになっている。
ユーザI/F部140は、複数のサムネイル画像からなる画像データが表示されている場合に、方向ボタンや決定ボタンによって任意のサムネイル画像が選択されると、その選択されたサムネイル画像に対応するページの画像データを、当該ぺージンのページ画像のデータに基づいて生成してNVRAM50に記憶させる表示ページ選択処理を実行する。
<情報表示装置の動作>
次に、ボタン押下検出部81で実行される押下ボタン検出処理を図4のフローチャートに従って説明する。この押下ボタン検出処理は、所定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに、或いはユーザI/F部140から発せられる信号を取得すると実行される処理であって、図4に示すように、まずそのステップS101では、方向ボタンや決定ボタンの操作時間を計時するための変数i(後述するステップS102〜S105からなるループが実行された回数を示す変数)を初期化して「0」とする。なお、前記ループは、後述するように、一回の実行に10msec.以上の時間がかかるようになっている。
次にステップS102に移行して、方向ボタン或いは決定ボタンのいずれかがユーザによって押下操作されているか否かを判定する。具体的には、方向ボタン或いは決定ボタンが押下操作されていることを示す信号がHI装置80aから発生されているか否かを判定する。そして、当該信号が発生されている場合には(Yes)ステップS103に移行し、当該信号が発生されていない場合には(No)この演算処理を終了する。
前記ステップS103では、変数iに「1」を加算する。
次にステップS104に移行して、方向ボタン或いは決定ボタンのいずれかがユーザによって押下操作され、HI装置80aから信号が発生されている状態が100msec.以上継続しているか否かを判定する。具体的には、ステップS102〜S105からなるループが10回以上繰り返し実行されたか、つまり、変数iが「10」より大きいか否かを判定する。そして、変数iが「10」以下である場合には(Yes)ステップS106に移行し、「10」より大きい場合には(No)ステップS105に移行する。
次にステップS104に移行して、方向ボタン或いは決定ボタンのいずれかがユーザによって押下操作され、HI装置80aから信号が発生されている状態が100msec.以上継続しているか否かを判定する。具体的には、ステップS102〜S105からなるループが10回以上繰り返し実行されたか、つまり、変数iが「10」より大きいか否かを判定する。そして、変数iが「10」以下である場合には(Yes)ステップS106に移行し、「10」より大きい場合には(No)ステップS105に移行する。
前記ステップS105では、10msec.経過するのを待ってから、前記ステップS102に移行する。
一方、前記ステップS106では、HI装置80aから出力されている信号に基づき、ユーザが押下操作しているボタンを識別するために各ボタンに対応するボタン押下フラグをセット状態とする信号をCPU30に出力してから、この演算処理を終了する。
一方、前記ステップS106では、HI装置80aから出力されている信号に基づき、ユーザが押下操作しているボタンを識別するために各ボタンに対応するボタン押下フラグをセット状態とする信号をCPU30に出力してから、この演算処理を終了する。
次に、ページめくりモード設定部110(CPU30)で実行されるモード数設定処理を図5のフローチャートに従って説明する。このモード数設定処理は、表示対象コンテンツが選択されたときに実行される処理であって、図5に示すように、まずそのステップS201で、表示対象コンテンツの全ページについてデータ型及びSubtypeを読み込む。
次にステップS202に移行して、前記ステップS201で読み込まれたSubtypeが「1」であるページ(Imageであるページ)の総数をカウントする。
次にステップS202に移行して、前記ステップS201で読み込まれたSubtypeが「1」であるページ(Imageであるページ)の総数をカウントする。
次にステップS203に移行して、表示対象コンテンツのページ数に対して画像からなるページの比率が少ないか否かを判定する。具体的には、前記ステップS202でカウントされたページの総数が、前記表示対象コンテンツの全ページ数の30%より少ないか否かを判定する。そして、全ページ数の30%より少ない場合には(Yes)ステップS204に移行し、30%以上である場合には(No)ステップS205に移行する。
前記ステップS204では、通常モードから切り替え可能なモード数を「2」、つまり、高速―1モードと高速―2モードとの2つに設定してから、この演算処理を終了する。
一方、前記ステップS205では、切り替え可能なモード数を「3」、つまり、高速―1モード、―2モード及び―3モードの3つに設定してから、この演算処理を終了する。
次に、ページめくりモード設定部110(CPU30)で実行されるページめくりモード設定処理を図6のフローチャートに従って説明する。このページめくりモード設定処理は、ユーザによってコンテンツが選択されると、所定時間が経過するたびに実行される処理であって、図6に示すように、まずそのステップS301では、コンテンツの文書方向に基づき、方向ボタン左側のボタン(以下、「左方向指示ボタン」とも呼ぶ。)及び右側のボタン(以下、「右方向指示ボタン」とも呼ぶ。)それぞれにページ送りの機能およびページ戻しの機能を対応づける。具体的には、表示対象コンテンツで実際の本を構成した場合に、図7(a)に示すように、見開いた状態で右側のページから左側のページに読み進んでいくように配置される場合(文書方向が左方向である場合)には、左方向指示ボタンにページ送りを対応づけ、右方向指示ボタンにページ戻しを対応づける。また、図7(b)に示すように、見開いた状態で左側のページから右側のページに読み進んでいくように配置される場合(文書方向が右方向である場合)には、右方向指示ボタンにページ送りを対応づけ、左方向指示ボタンにページ戻しを対応づける。
一方、前記ステップS205では、切り替え可能なモード数を「3」、つまり、高速―1モード、―2モード及び―3モードの3つに設定してから、この演算処理を終了する。
次に、ページめくりモード設定部110(CPU30)で実行されるページめくりモード設定処理を図6のフローチャートに従って説明する。このページめくりモード設定処理は、ユーザによってコンテンツが選択されると、所定時間が経過するたびに実行される処理であって、図6に示すように、まずそのステップS301では、コンテンツの文書方向に基づき、方向ボタン左側のボタン(以下、「左方向指示ボタン」とも呼ぶ。)及び右側のボタン(以下、「右方向指示ボタン」とも呼ぶ。)それぞれにページ送りの機能およびページ戻しの機能を対応づける。具体的には、表示対象コンテンツで実際の本を構成した場合に、図7(a)に示すように、見開いた状態で右側のページから左側のページに読み進んでいくように配置される場合(文書方向が左方向である場合)には、左方向指示ボタンにページ送りを対応づけ、右方向指示ボタンにページ戻しを対応づける。また、図7(b)に示すように、見開いた状態で左側のページから右側のページに読み進んでいくように配置される場合(文書方向が右方向である場合)には、右方向指示ボタンにページ送りを対応づけ、左方向指示ボタンにページ戻しを対応づける。
次にステップS302に移行して、前記ステップS301でページ送りに対応づけられているボタンのボタン押下フラグがセットされているか否かを判定する。そして、ボタン押下フラグがセットされている場合には(Yes)ステップS303に移行し、ボタン押下フラグがセットされていない場合には(No)ステップS313に移行する。
前記ステップS303では、ページめくりモードを詳細に設定するための変数jが「0」より小さいか否かを判定する。そして、変数jが「0」より小さい場合には(Yes)ステップS324に移行し、「0」以上である場合には(No)ステップS304に移行する。なお、初期状態にあっては、変数jは「0」に設定されている。
前記ステップS303では、ページめくりモードを詳細に設定するための変数jが「0」より小さいか否かを判定する。そして、変数jが「0」より小さい場合には(Yes)ステップS324に移行し、「0」以上である場合には(No)ステップS304に移行する。なお、初期状態にあっては、変数jは「0」に設定されている。
前記ステップS304では、ページめくりモードをページ送りモードに設定する。
次にステップS305に移行して、変数jに「1」を加算する。また、切り替え可能なモード数が「2」であるときには、前記加算の結果、変数jが「3」より大きくなった場合には変数jの値を「3」とし、また、変数jが「1」以上とならなかった場合には変数jの値を「1」とする。さらに、切り替え可能なモード数が「3」であるときには、前記加算の結果、変数jが「4」より大きくなった場合には変数jの値を「4」とし、変数jが「1」以上とならなかった場合には変数jの値を「1」とする。
次にステップS305に移行して、変数jに「1」を加算する。また、切り替え可能なモード数が「2」であるときには、前記加算の結果、変数jが「3」より大きくなった場合には変数jの値を「3」とし、また、変数jが「1」以上とならなかった場合には変数jの値を「1」とする。さらに、切り替え可能なモード数が「3」であるときには、前記加算の結果、変数jが「4」より大きくなった場合には変数jの値を「4」とし、変数jが「1」以上とならなかった場合には変数jの値を「1」とする。
次にステップS306に移行して、前記ステップS305で設定された変数jが「1」〜「4」のいずれであるかを判定する。そして、変数jが「1」である場合にはステップS307に移行し、「2」である場合にはステップS308に移行し、「3」である場合にはステップS309に移行し、「4」である場合にはステップS311に移行する。
前記ステップS307では、ページめくりモードを通常モードに設定した後、展開配置処理を実行してから、前記ステップS302に移行する。
前記ステップS307では、ページめくりモードを通常モードに設定した後、展開配置処理を実行してから、前記ステップS302に移行する。
また、前記ステップS308では、ページめくりモードを高速―1モードに設定した後、展開配置処理を実行してから、前記ステップS302に移行する。
また、前記ステップS309では、ページめくりモードを高速―2モードに設定した後、展開配置処理を実行してからする。 次にステップS310に移行して、切り替え可能なモード数が「2」であるときには、変数jから「1」を減算してから、前記ステップS302に移行する。
また、前記ステップS309では、ページめくりモードを高速―2モードに設定した後、展開配置処理を実行してからする。 次にステップS310に移行して、切り替え可能なモード数が「2」であるときには、変数jから「1」を減算してから、前記ステップS302に移行する。
また、前記ステップS311では、ページめくりモードを高速―3モードに設定した後、展開配置処理を実行してからする。
次にステップS312に移行して、変数jから「1」を減算してから、前記ステップSステップS302に移行する。
一方、前記ステップS313では、前記ステップS301でページ戻しに対応づけられているボタンのボタン押下フラグがセットされているか否かを判定する。そして、ボタン押下フラグがセットされている場合には(Yes)ステップS314に移行し、ボタン押下フラグがセットされていない場合には(No)前記ステップS324に移行する。
次にステップS312に移行して、変数jから「1」を減算してから、前記ステップSステップS302に移行する。
一方、前記ステップS313では、前記ステップS301でページ戻しに対応づけられているボタンのボタン押下フラグがセットされているか否かを判定する。そして、ボタン押下フラグがセットされている場合には(Yes)ステップS314に移行し、ボタン押下フラグがセットされていない場合には(No)前記ステップS324に移行する。
前記ステップS314では、変数jが「0」より大きいか否かを判定する。そして、変数jが「0」より大きい場合には(Yes)前記ステップS324に移行し、「0」以下である場合には(No)ステップS315に移行する。
前記ステップS315では、ページめくりモードをページ戻しモードに設定する。
次にステップS316に移行して、変数jから「1」を減算する。また、切り替え可能なモード数が「2」であるときには、前記減算の結果、変数jが「―3」より小さくなった場合には変数jの値を「―3」とし、また、変数jが「―1」以下とならなかった場合には変数jの値を「―1」とする。さらに、切り替え可能なモード数が「3」であるときには、前記減算の結果、変数jが「―4」より小さくなった場合には変数jの値を「―4」とし、変数jが「―1」以下とならなかった場合には変数jの値を「―1」とする。
前記ステップS315では、ページめくりモードをページ戻しモードに設定する。
次にステップS316に移行して、変数jから「1」を減算する。また、切り替え可能なモード数が「2」であるときには、前記減算の結果、変数jが「―3」より小さくなった場合には変数jの値を「―3」とし、また、変数jが「―1」以下とならなかった場合には変数jの値を「―1」とする。さらに、切り替え可能なモード数が「3」であるときには、前記減算の結果、変数jが「―4」より小さくなった場合には変数jの値を「―4」とし、変数jが「―1」以下とならなかった場合には変数jの値を「―1」とする。
次にステップS317に移行して、前記ステップS316で設定された変数jが「―1」〜「―4」のいずれであるかを判定する。変数jが「―1」である場合にステップS318に移行し、「―2」である場合にはステップS319に移行し、「―3」である場合にはステップS320に移行し、「―4」である場合にはステップS325に移行する。
前記ステップS318では、ページめくりモードを通常モードに設定してから、前記ステップS302に移行する。
前記ステップS318では、ページめくりモードを通常モードに設定してから、前記ステップS302に移行する。
また、前記ステップS319では、ページめくりモードを高速―1モードに設定してから、前記ステップS302に移行する。
また、前記ステップS320では、ページめくりモードを高速―2モードに設定する。
次にステップS321に移行して、切り替え可能なモード数が「2」であるときには、変数jに「1」を加算してから、前記ステップS302に移行する。
また、前記ステップS320では、ページめくりモードを高速―2モードに設定する。
次にステップS321に移行して、切り替え可能なモード数が「2」であるときには、変数jに「1」を加算してから、前記ステップS302に移行する。
また、前記ステップS322では、ページめくりモードを高速―3モードに設定する。
次にステップS323に移行して、変数jに「1」を加算してから、前記ステップSステップS302に移行する。
一方、前記ステップS324では、変数jが「0」であるか否かを判定する。そして、変数jが「0」である場合には(Yes)この演算処理を終了し、「0」でない場合には(No)ステップS325に移行する。
次にステップS323に移行して、変数jに「1」を加算してから、前記ステップSステップS302に移行する。
一方、前記ステップS324では、変数jが「0」であるか否かを判定する。そして、変数jが「0」である場合には(Yes)この演算処理を終了し、「0」でない場合には(No)ステップS325に移行する。
前記ステップS325では、表示ページ選択処理を実行する。
次にステップS326に移行して、ページめくりモードをクリア状態とし、変数jを初期化して「0」としてから、この演算処理を終了する。
次に、解析・整形部120(CPU30)で実行される展開配置処理を図8のフローチャートに従って説明する。この展開配置処理は、ページめくりモード設定処理のステップS307〜S309、S311、S318〜S320、S322で呼び出されると実行される処理であって、図8に示すように、まずそのステップS401では、ページめくりモード設定処理でページめくりモードとして通常モードが設定されたか否かを判定する。そして、通常モードが設定された場合には(Yes)ステップS402に移行し、通常モードが設定されていない場合(高速―1モード、高速―2モード、高速―3モードのいずれかが設定された場合)には(No)ステップS407に移行する。
次にステップS326に移行して、ページめくりモードをクリア状態とし、変数jを初期化して「0」としてから、この演算処理を終了する。
次に、解析・整形部120(CPU30)で実行される展開配置処理を図8のフローチャートに従って説明する。この展開配置処理は、ページめくりモード設定処理のステップS307〜S309、S311、S318〜S320、S322で呼び出されると実行される処理であって、図8に示すように、まずそのステップS401では、ページめくりモード設定処理でページめくりモードとして通常モードが設定されたか否かを判定する。そして、通常モードが設定された場合には(Yes)ステップS402に移行し、通常モードが設定されていない場合(高速―1モード、高速―2モード、高速―3モードのいずれかが設定された場合)には(No)ステップS407に移行する。
前記ステップS402では、表示対象となるページのページ番号を取得する。具体的には、ページめくりモードがページ送りモードである場合には、それまで表示されていたページの次ページが表示対象ページとされ、また、ページめくりモードがページ戻しモードである場合には、それまで表示されていたページの前ページが表示対象ページとされる。
次にステップS403に移行して、前記ステップS402でページ番号が取得されたページの画像データがNVRAM50に記憶されているか否かを判定する。そして、当該描画要素がNVRAM50に記憶されていない場合には(No)ステップS404に移行し、NVRAM50に記憶されている場合には(Yes)ステップS405に移行する。
次にステップS403に移行して、前記ステップS402でページ番号が取得されたページの画像データがNVRAM50に記憶されているか否かを判定する。そして、当該描画要素がNVRAM50に記憶されていない場合には(No)ステップS404に移行し、NVRAM50に記憶されている場合には(Yes)ステップS405に移行する。
前記ステップS404では、前記ステップS402でページ番号が取得された処理対象ページのページ画像のデータに基づいて、当該処理対象ページの画像データを生成してNVRAM50に記憶させてから、前記ステップS405に移行する。なお、その際、図9に示すように、NVRAM50のエントリの番号と当該エントリに記憶されているページ画像のページ番号との対応を示すテーブルを生成してNVRAM50に記憶させる。
前記ステップS405では、前記ステップS402でページ番号が取得された処理対象ページの画像データ(中間形式のデータ)を処理し、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形を生成して表示駆動部70に出力させる指令を描画処理部130に出力する。
前記ステップS406では、現在表示されているページ、つまり、表示対象ページのページ番号をNVRAM50に記憶させてから、この演算処理を終了する。
前記ステップS406では、現在表示されているページ、つまり、表示対象ページのページ番号をNVRAM50に記憶させてから、この演算処理を終了する。
一方、前記ステップS407では、表示対象となるページのページ番号を取得する。具体的には、ページめくりモードがページ送りモードである場合には、高速―1モードであると、それまで表示されていたページの次ページが表示対象ページとされ、また、高速―2モードであると、その次ページと引き続く3ページとが表示対象ページとされ、さらに、高速―3モードであると、次ページと引き続く8ページとが表示対象ページとされる。また、ページめくりモードがページ戻しモードである場合には、高速―1モードであると、それまで表示されていたページの前ページが表示対象ページとされ、また、高速―2モードであると、その前ページと引き続く3ページとが表示対象ページとされ、さらに、高速―3モードであると、前ページと引き続く8ページとが表示対象ページとされる。
次にステップS408に移行して、前記ステップS407でページ番号が取得された表示対象ページのサムネイル画像のデータを、表示対象コンテンツの文書データから(ストレージ20或いはデータI/F10に差し込まれた記憶メディアから)取得する。
次にステップS409に移行して、ページめくりモードに基づき、前記ステップS408でデータが取得されたサムネイル画像を展開して一画面分の画像データを生成する。具体的には、ページめくりモードとして高速―1モードが設定された場合には、前記取得されたサムネイル画像を拡大することで一画面分の画像データを生成する。また、高速―2モードが設定された場合には、図10(a)に示すように、前記取得された4ページ分のサムネイル画像を展開して2×2のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データを生成し、高速―3モードが設定された場合には、図10(b)に示すように、前記所得された9ページ分のサムネイル画像を展開して3×3のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データを生成する。なお、高速―2モード或いは高速―3モードが設定されて、サムネイル画像をマトリックス状に配置する場合に、4ページ分或いは9ページ分のサムネイル画像を取得することができなかった場合には、図11(a)(b)に示すように、取得できたサムネイル画像だけを2×2或いは3×3の形式で配置すればよい。
次にステップS409に移行して、ページめくりモードに基づき、前記ステップS408でデータが取得されたサムネイル画像を展開して一画面分の画像データを生成する。具体的には、ページめくりモードとして高速―1モードが設定された場合には、前記取得されたサムネイル画像を拡大することで一画面分の画像データを生成する。また、高速―2モードが設定された場合には、図10(a)に示すように、前記取得された4ページ分のサムネイル画像を展開して2×2のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データを生成し、高速―3モードが設定された場合には、図10(b)に示すように、前記所得された9ページ分のサムネイル画像を展開して3×3のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データを生成する。なお、高速―2モード或いは高速―3モードが設定されて、サムネイル画像をマトリックス状に配置する場合に、4ページ分或いは9ページ分のサムネイル画像を取得することができなかった場合には、図11(a)(b)に示すように、取得できたサムネイル画像だけを2×2或いは3×3の形式で配置すればよい。
次にステップS410に移行して、前記ステップS409で生成された画像データをNVRAM50に記憶させる。
次にステップS411に移行して、前記ステップS409で生成された画像データ(中間形式のデータ)を処理し、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形を生成して表示駆動部70に出力させる指令を描画処理部130に出力する。
次にステップS411に移行して、前記ステップS409で生成された画像データ(中間形式のデータ)を処理し、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形を生成して表示駆動部70に出力させる指令を描画処理部130に出力する。
前記ステップS412では、現在表示されているページ、つまり、表示対象ページのページ番号をNVRAM50に記憶させてから、この演算処理を終了する。
次に、ユーザI/F部140(CPU30)で実行される表示ページ選択処理を図12のフローチャートに従って説明する。この表示ページ選択処理は、ページめくりモード設定処理のステップS325で呼び出されると実行される処理であって、図12に示すように、まずそのステップS501では、ページめくりモード設定処理で用いられていた変数jが「―4」、「―3」、「―2」、「―1」、「1」、「2」、「3」及び「4」のいずれであるかを判定する。「―1」又は「1」である場合にはこの演算処理を終了し、「−2」又は「2」である場合にはステップS502に移行し、「-3」、「-4」、「3」又は「4」である場合にはステップS505に移行する。
次に、ユーザI/F部140(CPU30)で実行される表示ページ選択処理を図12のフローチャートに従って説明する。この表示ページ選択処理は、ページめくりモード設定処理のステップS325で呼び出されると実行される処理であって、図12に示すように、まずそのステップS501では、ページめくりモード設定処理で用いられていた変数jが「―4」、「―3」、「―2」、「―1」、「1」、「2」、「3」及び「4」のいずれであるかを判定する。「―1」又は「1」である場合にはこの演算処理を終了し、「−2」又は「2」である場合にはステップS502に移行し、「-3」、「-4」、「3」又は「4」である場合にはステップS505に移行する。
前記ステップS502では、現在表示されているページ(ページめくりモード設定処理で表示パネル70aに表示されたページ)についてページ画像のデータに基づいて生成された画像データがNVRAM50に記憶されているか否かを判定する。そして、NVRAM50に記憶されている場合には(Yes)ステップS504に移行し、NVRAM50に記憶されていない場合には(No)ステップS503に移行する。
前記ステップS503では、現在表示されているページのページ画像のデータに基づいて、当該ページの画像データを生成してNVRAM50に記憶させてから、前記ステップS504に移行する。
前記ステップS504では、現在表示されているページの画像データ(NVRAM50に記憶されている画像データ)を処理し、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形を生成して表示駆動部70に出力させる指令を描画処理部130に出力する。
前記ステップS504では、現在表示されているページの画像データ(NVRAM50に記憶されている画像データ)を処理し、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形を生成して表示駆動部70に出力させる指令を描画処理部130に出力する。
一方、前記ステップS505では、現在表示されている複数のページから所望のページをユーザに選択させるユーザページ選択モードを設定する。
次にステップS506に移行して、現在表示されているページ(ページめくりモード設定処理で表示パネル70aに表示されたページ)のページ番号を取得する。
次にステップS507に移行して、押下ボタン検出処理を実行させる信号をボタン押下検出部81に出力する。
次にステップS506に移行して、現在表示されているページ(ページめくりモード設定処理で表示パネル70aに表示されたページ)のページ番号を取得する。
次にステップS507に移行して、押下ボタン検出処理を実行させる信号をボタン押下検出部81に出力する。
次にステップS508に移行して、方向ボタン及び決定ボタンのいずれのボタンのボタン押下フラグがセット状態とされたか否かを判定する。そして、決定ボタンのボタン押下フラグがセット状態とされた場合には前記ステップS502に移行し、方向ボタンのボタン押下フラグがセット状態された場合にはステップS509に移行し、いずれのボタン押下フラグもセット状態とされていない場合には前記ステップS508に移行する。
次にステップS509に移行して、方向ボタンのボタン押下フラグのうちセット状態となっているものが対応する方向に配置されているサムネイルのページを選択し、その選択されたページのページ番号を現在のページ番号としてNVRAM50に記憶させる。
次にステップS510に移行して、前記ステップS509でページ番号が記憶されたページが表示されていないか否かを判定する。表示されていない場合には(Yes)ステップS511に移行し、表示されている場合には(No)ステップS512に移行する。
次にステップS510に移行して、前記ステップS509でページ番号が記憶されたページが表示されていないか否かを判定する。表示されていない場合には(Yes)ステップS511に移行し、表示されている場合には(No)ステップS512に移行する。
前記ステップS511では、前記ステップS509でページ番号が記憶されたページが描画されるように展開配置処理を実行してから、前記ステップS501に移行する。
一方、前記ステップS512では、前記ステップS509でページ番号が記憶されたページのページ画像のデータに基づいて、当該ページの画像データを生成してNVRAM50に記憶させ、前記ステップS501に移行する。
<情報表示装置の具体的動作>
次に、本実施形態の情報表示装置の動作を具体的状況に基づいて詳細に説明する。
一方、前記ステップS512では、前記ステップS509でページ番号が記憶されたページのページ画像のデータに基づいて、当該ページの画像データを生成してNVRAM50に記憶させ、前記ステップS501に移行する。
<情報表示装置の具体的動作>
次に、本実施形態の情報表示装置の動作を具体的状況に基づいて詳細に説明する。
まず、ユーザによって表示対象コンテンツが選択されたとする。すると、ページめくりモード設定部110(CPU30)によって、モード数設定処理が実行され、図5に示すように、まずそのステップS201で、その表示対象コンテンツの全ページについてデータ型及びSubtypeが読み込まれる。また、ステップS202で、その読み込まれたSubtypeが「1」であるページ、つまり、画像からなるページの総数がカウントされる。ここで、ユーザによって選択されたコンテンツが小説であり、画像からなるページの比率が殆どなかったとする。すると、ステップS203の判定が「Yes」となり、ステップS204で、切り替え可能なモード数が「2」とされた後、この演算処理を終了する。
ここで、前記選択されたコンテンツ(表示対象コンテンツ)の文書方向が左方向であり、また、ユーザが所望のページを探すために、方向ボタンの左方向指示ボタンを押下操作したとする。すると、ページめくりモード設定処理が実行され、図6に示すように、まずそのステップS301で、コンテンツの文書方向に基づき、左方向指示ボタンにページ送りが対応づけられ、ステップS302の判定が「Yes」となり、また、変数jが初期状態「0」であるため、ステップS303の判定が「No」となり、ステップS304で、ページめくりモードがページ送りモードに設定される。さらに、ステップS305で、変数j(初期値「0」)が「1」に設定され、ステップS306を経て、ステップS307で、ページめくりモードとして通常モードが設定された後、展開配置処理が実行される。
展開配置処理が実行されると、図8に示すように、まずそのステップS401の判定が「Yes」となり、ステップS402で、それまで表示されていたページの次ページが表示対象ページとされる。ここで、その次ページの画像データがNVRAM50に記憶されていないとすると、ステップS403の判定が「No」となり、ステップS404で、描画処理部130に指令が出力される。そして、描画処理部130によって、前記次ページのページ画像のデータに基づいて、前記次ページの画像データが生成されてNVRAM50に記憶される。また、ステップS405で、前記次ページの画像データが処理され、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形が生成されて表示駆動部70に出力された後、この演算処理を終了する。そして、表示駆動部70によって、表示パネルのXドライバ及びYドライバが駆動され、そのクラスタ図形が表示パネル70aに描画される。
また、展開配置処理が終了されると、図5に示すように、ページめくりモード設定処理に復帰し、再び前記ステップS302〜S304を経て、前記ステップS305で、変数jが「2」に設定され、前記ステップS306を経て、前記ステップS308で、ページめくりモードとして高速―1モードが設定された後、展開配置処理が再び実行される。
展開配置処理が実行されると、図8に示すように、前記ステップS401の判定が「No」となり、ステップS407で、それまで表示されていたページの次ページが表示対象ページとされる。また、ステップS408で、前記次ページのサムネイル画像のデータが、表示対象コンテンツの文書データから取得され、ステップS409で、その取得されたサムネイル画像を拡大することで一画面分の画像データが生成され、ステップS410で、その生成された画像データがNVRAM50に記憶され、ステップS411で、前記次ページの画像データが処理され、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形が生成されて表示駆動部70に出力される。そして、表示駆動部70によって、表示パネルのXドライバ及びYドライバが駆動され、そのクラスタ図形が表示パネル70aに描画される。
展開配置処理が実行されると、図8に示すように、前記ステップS401の判定が「No」となり、ステップS407で、それまで表示されていたページの次ページが表示対象ページとされる。また、ステップS408で、前記次ページのサムネイル画像のデータが、表示対象コンテンツの文書データから取得され、ステップS409で、その取得されたサムネイル画像を拡大することで一画面分の画像データが生成され、ステップS410で、その生成された画像データがNVRAM50に記憶され、ステップS411で、前記次ページの画像データが処理され、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形が生成されて表示駆動部70に出力される。そして、表示駆動部70によって、表示パネルのXドライバ及びYドライバが駆動され、そのクラスタ図形が表示パネル70aに描画される。
また、展開配置処理が終了されると、図6に示すように、ページめくりモード設定処理に復帰し、再び前記ステップS302〜S304を経て、前記ステップS305で、変数jが「3」に設定され、前記ステップS306を経て、前記ステップS308で、ページめくりモードとして高速―2モードが設定された後、展開配置処理が再び実行される。
展開配置処理が実行されると、図8に示すように、前記ステップS401を経て、前記ステップS407で、それまで表示されていたページの次ページと引き続く3ページとが表示対象ページとされる。また、前記ステップS408を経て、前記ステップS409で、図10(a)に示すように、その4ページ分のサムネイル画像を展開して2×2のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データが生成され、ステップS410で、その生成された画像データが記憶され、ステップS411で、前記画像データが処理され、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形が生成されて表示駆動部70に出力される。そして、表示駆動部70によって、表示パネルのXドライバ及びYドライバが駆動され、図10(a)に示すように、そのクラスタ図形が表示パネル70aに描画される。
展開配置処理が実行されると、図8に示すように、前記ステップS401を経て、前記ステップS407で、それまで表示されていたページの次ページと引き続く3ページとが表示対象ページとされる。また、前記ステップS408を経て、前記ステップS409で、図10(a)に示すように、その4ページ分のサムネイル画像を展開して2×2のマトリックス状に配置することで一画面分の画像データが生成され、ステップS410で、その生成された画像データが記憶され、ステップS411で、前記画像データが処理され、表示パネル70aの画素数に応じたラスタ図形が生成されて表示駆動部70に出力される。そして、表示駆動部70によって、表示パネルのXドライバ及びYドライバが駆動され、図10(a)に示すように、そのクラスタ図形が表示パネル70aに描画される。
このように、本実施形態の情報表示装置1にあっては、高速―1モード、つまり、サムネイル画像を拡大して一画面分の画像データを生成するページめくりモードを設定できるようにした。そのため、表示対象ページの画像データを比較的短時間に生成することができる。その結果、コンテンツの各ページを連続して表示させることで、所望のページを探すときに、所望のページが表示されるまでに要する時間を短縮することができる。
また、高速―2モード及び高速―3モード、つまり、複数のサムネイル画像を配置して一画面分の画像データを生成するページめくりモードを設定できるようにした。そのため、1ページあたりの画像データの表示に要する時間を実質的に小さくすることができる。
さらに、一画面に表示させるページ数の最大値(サムネイル画像の上限値)を、表示対象コンテンツの各ページのSubtypeに基づいて設定するようにした。そのため、文字を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面に表示させるページ数の最大値を4ページまでとすることで、文字の大きさを確保することができ、文字が小さくなりすぎて読み難くなってしまうことを防止することができ、また、画像を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面に表示されるページ数の最大値を9ページとすることで、文書データの一覧性を高め、連続する複数ページをより高速に表示することができる。
さらに、一画面に表示させるページ数の最大値(サムネイル画像の上限値)を、表示対象コンテンツの各ページのSubtypeに基づいて設定するようにした。そのため、文字を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面に表示させるページ数の最大値を4ページまでとすることで、文字の大きさを確保することができ、文字が小さくなりすぎて読み難くなってしまうことを防止することができ、また、画像を多く含むコンテンツを表示させる場合には、一画面に表示されるページ数の最大値を9ページとすることで、文書データの一覧性を高め、連続する複数ページをより高速に表示することができる。
以上、図2のページめくりモード設定部110、図6のステップS305〜S312、S316〜S326がモード設定手段を構成し、以下同様に、図2の解析・整形部120、図8のステップS409が画像データ生成手段を構成し、図2の描画処理部130が画像データ描画手段を構成し、図2のストレージ20が記憶手段を構成する。
また、本発明の情報表示装置は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
また、本発明の情報表示装置は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
上記実施形態では、プログラム記憶部40に記憶された各種処理に関するプログラムを全てCPU30で実行する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、専用のロジック回路やDSP等を設けて前記プログラムの一部を実行させるようにしてもよく、そのようにすれば、消費電力を低減することや処理速度を高速化することができる。
また、ユーザによる方向ボタンの押下操作に応じてページめくりモードを設定する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、CPU30の稼働率やNV50RAMの空き容量等、情報表示装置1のシステム状況に従ってモードを設定するようにしてもよい。そのようにすれば、通常であれば、ページめくり速度が低下するようなときにも、システム状況との依存性の少ない見かけ上のページめくり速度を実現することができる。
また、ユーザによる方向ボタンの押下操作に応じてページめくりモードを設定する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、CPU30の稼働率やNV50RAMの空き容量等、情報表示装置1のシステム状況に従ってモードを設定するようにしてもよい。そのようにすれば、通常であれば、ページめくり速度が低下するようなときにも、システム状況との依存性の少ない見かけ上のページめくり速度を実現することができる。
さらに、コンテンツの各ページの情報を内容が判別できる形式で表示する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、文書データが、テキストを含むPDF若しくはXHTMLとCSS(Cascading Style Sheet)の仕様に従って表現されている場合には、高速モードのひとつとして、図13(a)(b)に示すように、文字の代わりに□、図形データの代わりにその占有領域を囲む矩形(コンテンツの各ページに含まれる情報を簡素化した図形)を表示するようにしてもよい。そのようにすれば、例えば、文字コードからフォントデータを参照してラスタ図形に展開する方法や、図形データをラスタ図形に展開する方法に比べ、前記各ページの画像データを短時間に生成することができる。
また、ページ送りの指令が出力され続けている場合には、画面表示が切り替わると直ぐに次のページへの切り替え表示を開始する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、図14に示すように、表示対象コンテンツ内に画像が多く含まれている場合には、展開配置処理において、画面表示が切り替わるたびに所定時間(2sec.)待機状態となる処理を行うようにしてもよい。そのようにすれば、次ページへの切り替え表示の開始を遅らせることができ、例えば、画面表示が切り替わると直ぐに次ページへの切り替え表示を開始する方法に比べ、画面表示を適切な長さの時間の間維持することができる。
1は情報表示装置、10はデータI/F、20はストレージ、30はCPU、40はプログラム記憶部、50はNVRAM、60はグラフィックアクセラレータ、70は表示駆動部、70aは表示パネル、71は画素書込部、80 入力制御部、80aはHI装置、81はボタン押下検出部、90はバッテリ、110はモード設定部、120は解析・整形部、130は描画処理部、140はユーザI/F部
Claims (6)
- コンテンツの各ページの情報をディスプレイに表示させる情報表示装置であって、
前記コンテンツの各ページを高速表示させる際の表示速度に関するモードを設定するモード設定手段と、その設定されたモードに基づいて、前記ディスプレイの一画面に表示させる画像データを生成する画像データ生成手段と、その生成された画像データを前記ディスプレイに描画する画像データ描画手段と、を備えることを特徴とする情報表示装置。 - 前記コンテンツの各ページのサムネイル画像を記憶する記憶手段を備え、前記モード設定手段は、前記記憶手段に記憶されているサムネイル画像を用いて前記画像データを生成するモードを設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
- 前記モード設定手段は、前記記憶手段に記憶されているサムネイル画像を拡大して前記画像データを生成する第1モードを設定可能であることを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
- 前記モード設定手段は、前記コンテンツの各ページに含まれる情報を簡素化した図形に置き換えて前記画像データを生成する第2モードを設定可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報表示装置。
- 前記モード設定手段は、前記記憶手段に格納されている複数のサムネイル画像を配置して前記画像データを生成する第3モードを設定可能であることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の情報表示装置。
- 前記モード設定手段は、前記第3モードを設定する場合には、前記画像データに配置するサムネイル画像の数を所定の上限値以下に制限することを特徴とする請求項5に記載の情報表示装置。
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-
2005
- 2005-02-10 JP JP2005034206A patent/JP2006221406A/ja not_active Withdrawn
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