JP2006219109A - 負圧式倍力装置 - Google Patents

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陽治 井上
Kaoru Tsubouchi
坪内  薫
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Abstract

【課題】 緊急ブレーキ時の打音を安価な構造で低減でき、しかもキー部材とプランジャ間の荷重を弾性体を介さずに両者間で直接受けることができる負圧式倍力装置を提供する。
【解決手段】 キー部材22と対向しキー部材に当接可能なプランジャ21の係合溝21cの後端面21fに環状溝50を形成し、環状溝に弾性変形可能な弾性体51を装着した。環状溝50の軸方向の深さは、自由状態における弾性体51の幅寸法よりも小さく、かつ弾性体の弾性変形によって弾性体が環状溝内に収められる大きさに設定され、キー部材22と弾性体51との当接荷重が所定以上になるとキー部材とプランジャの係合溝の後端面とを直接当接させるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用の負圧式倍力装置に関し、特に緊急ブレーキ時において、ブレーキペダル踏力の不足を補うことができる負圧式倍力装置に関するものである。
車両が走行中、進路上に突然障害物が出現した場合に、運転者が慌ててブレーキペダルを踏み込む様な緊急ブレーキ時において、運転者がブレーキペダルに加えられる踏力は、車輪をロックに至らしめる大きさのブレーキ液圧を発生させる踏力に比べて小さく、車両のブレーキ性能が十分に発揮されていないという解析結果が報告されている。
そこで、近年ではブレーキペダルの踏込み速度から、通常時にブレーキ操作を行なう通常ブレーキであるのか、緊急時のブレーキ操作である緊急ブレーキであるのかに基づき、緊急ブレーキ時にはブレーキ液圧を車輪ロックに至らしめる大きさまで上昇させる装置が提案され、実用化されつつある。
このような装置として様々な構成のものが提案されており、例えば、緊急ブレーキ操作時において、入力部材とパワーピストンとの相対移動量が所定値より大きくなると、プランジャの斜面により保持部材を半径方向に拡径させ、弁座部材との係合を解徐することにより、弁座部材のスプリング力による後方への移動が許容され、弁機構が作動されて定圧室と変圧室との連通が遮断されるとともに、変圧室が大気と連通される。その結果、通常ブレーキ動作に比べ、定圧室と変圧室との連通遮断及び変圧室と大気との連通が急速に行われ、緊急ブレーキ操作時のブレーキ力をアシストするものが提案されている。
ところで、緊急ブレーキ時の操作でプランジャのパワーピストンに対する前方への相対移動量が所定値以上になり、保持部材と弁座部材との係合が解除された場合には、弁座部材が後退方向(後方)に移動する。それに伴って、弁座部材のスリット内に嵌挿されたキー部材が、弁座部材のスリットの前方溝壁に押されて後方に移動し、後方に押されたキー部材はプランジャの係合溝の後端面に当接する。この際、例えば、キー部材とプランジャが共に金属部材等の硬い材質から成り立っている場合には、両者の間で打音が発生する。
従来、このような打音を防止するために、例えば、特許文献1に記載されているように、キー部材の後方面に弾性部材を配設したものが知られている。かかる特許文献1に記載のものによれば、キー部材とプランジャとの当接時には弾性部材が変形して当接時のエネルギが減衰され、当接による打音を低減することができる利点がある。
特開2003−63379号公報(段落0032、図6)
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、キー部材に弾性部材を配設するために、キー部材に対してゴムを加硫し、焼き付けによってキー部材にゴムを固定することが必要であり、加硫及び焼き付け処理のためにコスト高となる問題があった。しかも、特許文献1に記載のものにおいては、プランジャの前方端面とキー部材の後方面との間に発生する全荷重を押し潰されたゴム(弾性部材)で負担する必要があるため、ゴムには減衰性と耐圧性の相反する特性を満足するものが求められ、耐久性及び信頼性を向上するうえでの制約となる問題があった。
本発明は係る従来の不具合を解消するためになされたもので、緊急ブレーキ時の打音を安価な構造で低減でき、しかもキー部材とプランジャ間の荷重を弾性体を介さずに両者間で直接受けることができる負圧式倍力装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ブースタシェルを区画部材により変圧室と定圧室とに区画し、該区画部材にバルブピストンの基端部を固着し、前記変圧室と前記定圧室の圧力差に基づく前記区画部材の出力を前記バルブピストンから出力ロッドに反力部材を介して伝達し、前記反力部材と連係して作用するプランジャとブレーキペダルによって軸動される入力ロッドとを連結して入力部材とし、第1負圧弁座および大気弁座を前記バルブピストンおよび前記プランジャに形成し、該第1負圧弁座および大気弁座に接離して前記変圧室を前記定圧室および大気に連通、遮断する第1負圧弁および大気弁を弁体に設け、第2負圧弁座を有するとともに付勢手段によって前記バルブピストンに対して後方に付勢される弁座部材を前記弁体の前方位置に摺動自在に嵌合し、該第2負圧弁座に接離して前記変圧室を前記定圧室および大気に連通、遮断する第2負圧弁を前記弁体に設け、前記バルブピストンに対する前記プランジャの前後方向移動量を規制するキー部材を設け、前記プランジャの前記バルブピストンに対する相対前進量が所定値より小さい場合には前記付勢手段による前記弁座部材への後方への付勢力に抗して前記バルブピストンに前記弁座部材を係止するとともに、前記プランジャの前記バルブピストンに対する相対前進量が所定値以上の場合には前記バルブピストンへの前記弁座部材の係止を開放する係止手段を備えた、緊急ブレーキ時に出力を増大可能な負圧式倍力装置において、前記キー部材と対向しキー部材に当接可能な前記プランジャの係合溝の後端面に環状溝を形成し、該環状溝に弾性変形可能な弾性体を装着したことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記環状溝の軸方向の深さは、自由状態における前記弾性体の幅寸法よりも小さく、かつ前記弾性体の弾性変形によって弾性体を環状溝内に収められる大きさに設定され、前記キー部材と前記弾性体との当接荷重が所定以上になると前記キー部材とプランジャの係合溝の後端面とが直接当接するようになっていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1もしくは請求項2において、前記弾性体は、前記プランジャの軸部と締め代をもち、前記環状溝に対応する軸部にはくぼみが形成され、該くぼみに前記弾性体が装着されていることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、前記弾性体は、ゴム製のOリングによって構成されていることを特徴とするものである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、キー部材と対向しキー部材に当接可能なプランジャの係合溝の後端面に環状溝を形成し、環状溝に弾性変形可能な弾性体を装着したので、弾性体をプランジャの端面に形成した環状溝に装着するだけのきわめて簡単な構成で、緊急ブレーキ時に弁座部材が係止手段との係止を解除されプランジャの端面に当接する際の打音を低減することができる効果がある。
上記のように構成した請求項2に係る発明によれば、環状溝の軸方向の深さは自由状態における弾性体の幅寸法よりも小さく、かつ弾性体の弾性変形によって環状溝内に収められる大きさに設定されているので、キー部材と弾性体との当接荷重が所定以上になるとキー部材とプランジャとを直接当接することができる。従って、弾性体自身は大きな荷重を受ける必要がなく、打音を低減するに適した物性のものを選択できるので、打音の低減を効果的に行うことができる効果がある。
上記のように構成した請求項3に係る発明によれば、弾性体は、プランジャの軸部と締め代をもち、軸部に形成されたくぼみに装着されているので、弾性体の組付け後においては弾性体の移動を防止でき、組付けの信頼性を確保できる効果がある。
上記のように構成した請求項4に係る発明によれば、弾性体は、ゴム製のOリングによって構成されているので、緊急ブレーキ時の打音を低減するための構成を一層簡単にできる効果がある。
以下、本発明に係る負圧式倍力装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、ブースタシェル1は、フロントシェル2及びリアシェル3から構成され、両シェル2,3間には、区画部材としてのフレキシブルなダイヤフラム4が外周縁のビードで気密的に挟着され、ブースタシェル1の内部を定圧室5と変圧室6とに区画している。ダイヤフラム4には円盤状のプレート7が定圧室5側で重合され、ダイヤフラム4及びプレート7には円筒状のバルブピストン8の基端部8aの外周面が気密的に固着され、基端部8aの前端面が定圧室5に露出している。フロントシェル2には負圧導入管10が取付けられ、定圧室5は負圧導入管10を介してエンジンの吸気マニホールドに連通されてエンジン作動中は常に負圧に維持されている。
図2に示すように、リアシェル3の中心部は、外方に屈曲されて円筒状の突出部3aが後方に向けて突設され、軸線上に貫通孔3bが形成されている。バルブピストン8には基端部8aから摺動円筒部8bが後方に突設され、摺動円筒部8bが貫通孔3bを貫通してリアシェル3の突出部3aから後方に突出されている。貫通穴3bの内周面と摺動円筒部8bの外周面との間にはシール9が介在され、変圧室6を大気から遮断している。
11はマスタシリンダ11で、マスタシリンダ11は図1に示すように、後端部11aがフロントシェル2に形成された中心孔を貫通して定圧室5内に気密的に突出し、フランジ部11bがフロントシェル2の前面に当接している。フロントシェル2とリアシェル3とは、両シェルで構成されるブースタシェル1の軸線と外周との略中間位置で軸線と平行に延在する複数本、例えば2本のタイロッド12で結合されてマスタシリンダ11に固定されている。各タイロッド12にはダイヤフラム4に設けた各シール部の摺動穴が気密を保って夫々摺動自在に嵌合され、定圧室5と変圧室6との間の気密的な区画を維持している。
13はマスタシリンダ11に前後方向に摺動可能に嵌合されたマスタピストンで、マスタシリンダ11の後端部から定圧室5内に突出し、バルブピストン8の前端面近傍まで延在している。バルブピストン8とマスタピストン13との間には出力ロッド14が介在されている。バルブピストン8は定圧室5と変圧室6との室内の圧力差に基づくダイヤフラム4の出力を反力部材17を介して出力ロッド14に伝達し、出力ロッド14がマスタピストン13を前方に押動する。フロントシェル2とバルブピストン8の前端面との間にはリターンスプリング16が介在され、バルブピストン8を後方に付勢している。
図2に示すように、バルブピストン8には前端面から後端面に向けて反力室孔8c、反力室孔8cより小径の係止部材収納孔8d、プランジャ収納孔8e、プランジャ収納孔8eより大径の弁体収納孔8fが軸線上に順次穿設されている。反力室孔8cと係止部材収納孔8dとの段部8gには、鍔付き筒体18が鍔底面を段部8gと同一面にして固定されるとともに、環状凹溝8nが筒体18の鍔を囲んで軸線方向に形成されている。環状凹溝8nには出力ロッド14の後端に形成された環状突起14aが軸線方向に相対移動可能に嵌合され、筒体18の鍔底面と段部8gを底面とする反力室15が形成され、反力室15内に弾性材料で形成された円盤状の反力部材17が収納されている。21はプランジャ収納孔8e内に前後方向に移動可能に収納されたプランジャで、後端面に大気弁座21aが形成されている。プランジャ21の先端軸部21bは筒体18の後壁に摺動可能に嵌合して反力穴18a内に延在し、先端面が反力穴18aに摺動自在に嵌合された当接部材19の後端面に当接している。
22はH字状のキー部材で、このキー部材22によってバルブピストン8に対するプランジャ21の相対移動量が規制される。キー部材22の両側の直線部の内側がプランジャ21に形成された環状の係合溝21c内に前後方向に所定量相対移動可能に侵入し、両端部は係止部材収納孔8dの側壁に半径方向に穿設された矩形穴8iに両直線部の外側面で摺接して外部に延在している。キー部材22の前後方向の肉厚寸法は、矩形穴8iの前後方向寸法より小さく、キー部材22はバルブピストン8に対しても前後方向に所定量だけ相対移動可能である。また、キー部材22は、バルブピストン8の外周側に突出した両端部にてリアシェル3の突出部3aの端面に当接可能である。これにより、バルブピストン8とプランジャ21とは、矩形穴8iおよび係合溝21cの幅を加算した距離からキー部材22の厚さを2倍した距離を減じた距離だけ軸線方向に相対移動することができる。プランジャ21の後端には入力ロッド23が回動可能に連結され、入力ロッド23はフィルタ24を貫通して摺動円筒部8bより後方に延在し、ブレーキペダル25に連結されている。かかるプランジャ21と入力ロッド23とにより、ブレーキペダル25によって軸動される入力部材を構成している。入力ロッド23とリアシェル3の突出部3aとの間には蛇腹26が固定され、バルブピストン8の摺動円筒部8bの外周を覆っている。
変圧室6を定圧室5または大気に切換えて連通する弁機構30は、バルブピストン8の弁体収納孔8fの断面部とプランジャ収納孔8eの後方延長部が湾曲長円状の平面8jを形成し、2個の湾曲長円状の平面8jに第1負圧弁座8kが2個軸線に対して対称に突設されている。第1負圧弁座8kは平面8jに凸条が軸線を中心とする円弧に沿って彎曲した長円の周囲に突設して形成され、第1負圧弁座8kに取囲まれた通路8mはバルブピストン8の側壁を貫通して定圧室5に開口している。プランジャ21の後端部に形成された拡張部21dの後面に弁体収納孔8f内周に形成される空気導入路を取囲むように大気弁座21aが形成されている。弁体収納孔8fには円盤状の弁体31が前後方向に移動可能に遊嵌されている。弁体31の前端面には第1負圧弁座8kに接離して変圧室6と定圧室5とを連通、遮断する平面の第1負圧弁31aが形成されている。弁体31の前端面の第1負圧弁31aより小径側には大気弁31bが環状に突設され、大気弁31bが大気弁座21aに接離して変圧室6と大気とを連通、遮断する。
弁体31の後端は弁体31の軸線方向の移動を許容するベローズ34により環状の保持体35に連結されている。保持体35は弁体収納孔8fの内周に嵌合され、入力ロッド23の中央部に突設されたバネ受けとの間に介在された圧縮スプリング36のバネ力により弁体収納孔8fの肩部に押圧されている。保持体35の前端面と弁体31の後端面との間には圧縮スプリング37が介在され弁体31を前方に付勢している。プランジャ収納孔8eは、矩形穴8iを介して変圧室6に連通されている。
40はプランジャ21を取囲む弁座部材で、後方の円筒部40aはバルブピストン8のプランジャ収納孔8e内周面にシール41によって気密的にシールされて軸線方向に摺動可能に嵌合されている。弁座部材40の円筒部40a後端には大気弁座21aを包囲する第2負圧弁座40bが設けられ、第2負圧弁座40bは通常状態においては、第1負圧弁座8kより僅かに前方に位置していて、通常状態において弁体31に接することはない。弁座部材40の円筒部後端は、第1負圧弁座8kと円周方向にずらした位置、例えば2個の第1負圧弁座8kの間で部分的に大径側に拡大され、拡大した部分の第2負圧弁座40bが主な大気導入部40cとなっている。第2負圧弁座40bが第1負圧弁座8kより弁体31側に位置するように弁座部材40を後方に付勢する付勢手段としてのバネ部材43が弁座部材40の円筒部40a外周面に突設された環状突起40hとプランジャ収納孔8e内周面に突設された環状突起8hとの間に介在されている。
弁座部材40の先端部にはプランジャ21の先端軸部21bの大径部に摺動可能に嵌合する環状の係合部40dが設けられ、係合部40dと円筒部40aとの間は2本の連結部40eで連結されている。2本の連結部40eは先端軸部21bの両側でH字状のキー部材22の両直線部に挟まれ、キー部材22の横棒部が一方の連結部40eの外周に当接し両直線部の内側面に形成された係止部が他方の連結部40eの外周に係合して抜け止めされている。これにより、弁座部材40はキー部材22によって回り止めされ、一対の大気導入部40cがキー部材22と同位相に保持され、2個の第1負圧弁座8kの間に位置される。2本の連結部40eは、環状突起8hに設けられた切欠き部、および環状突起8hに嵌合するプランジャ21の嵌合部に軸線方向に設けられた連通溝を通ってプランジャ収納孔8eから係止部材収納孔8dに延在している。
第2負圧弁座40bが第1負圧弁座8kより弁体31から前方に離れるように弁座部材40をバネ部材43のバネ力に抗して通常位置に係止する係止手段44は、係止部材45の後端部に半径方向内側に突設された爪部45aが係合部40dの外周面に突設された環状の係合突起40fに係合して弁座部材40を通常位置に係止している。係止部材45は、中空円錐台を中心軸を通る平面で半割りにした形状をしており、この半割り中空円錐台形状の係止部材45が2個、筒体18の外周面を包囲して係止部材収納孔8d内に収納され、係止部材45の基部内周面に刻設された凹部45bが筒体18外周面に突設された凸部18bに係合されている。係止部材45の基部外周と係止部材収納孔8d内周面との間にはスペーサ46が介在され、係止部材45が回動するときに外側に移動して凹部45bが凸部18bから浮き上がることを防止している。2個の係止部材45の外周面に刻設された環状溝には環状のガータースプリング47が嵌められ、爪部45aが環状の係合突起40fに係合する内側方向に係止部材45を付勢している。
係止手段44は、プランジャ21がバルブピストン8に対して所定量以上相対前進すると、弁座部材40を解放する解放手段48を備えている。解放手段48としてプランジャ21の先端軸部21bの大径部の先端にはテーパ面21eが形成され、係止部材45の中央部内周面にはカム面45cが形成された突起が周方向に形成され、プランジャ21がバルブピストン8に対して所定量以上相対前進するとテーパ面21eがカム面45cに係合して係止部材45を回動して爪部45aを環状の係合突起40fから開離する。
係止手段44は、プランジャ21がバルブピストン8に対して所定量以上相対前進していない状態で弁座部材40がバルブピストン8に対して相対的に前進されると、爪部45aを環状の係合突起40fに係合して弁座部材40を通常位置に係止する復帰手段49を備えている。弁座部材40の係合部40dの後端がキー部材22に当接した状態で、キー部材22がリアシェル3の突出部3aの段部内面に当接した後に、バルブピストン8がリターンスプリング16のバネ力によって後退されると、弁座部材40がバルブピストン8に対して相対的に前進され、環状の係合突起40fの先端面に形成されたテーパ面40gが爪部45a端面に形成された傾斜面に係合して爪部45aをガータースプリング47のバネ力に抗して押し広げて通過し、環状の係合突起40fが爪部45aと係合して弁座部材40を通常位置に係止する。
図3に詳細図示するように、前記プランジャ21に形成された係合溝21cの後端面21fには、環状溝50が形成され、環状溝50にゴム製のOリングからなる弾性体51が装着されている。環状溝50には、係合溝21cの軸部(底面)21gに対して径方向にくぼみ52が設けられ、弾性体51が軸部21gに対して僅かに締め代をもちながらくぼみ52に装着されることにより、弾性体51の組付け後における移動を防止できるようになっている。係合溝21cの後端面21fに対する環状溝50の深さ寸法は、自由状態における弾性体51の幅寸法(Oリングの場合には直径寸法)よりも小さいが、弾性体51が弾性変形された際には弾性体51を環状溝50内にすっぽりと収められる大きさに設定されている。
これにより、キー部材22が係合溝21cの後端面21fに向かって後退され、弾性体51に当接すると、弾性体51が徐々に弾性変形されてその移動エネルギが減衰され、そして、キー部材22と弾性体51との当接荷重が所定以上になると、図4に示すように、弾性体51が環状溝50内に収められ、キー部材22は係合溝21cの後端面21fに直接当接されるようになる。
従って、キー部材22が係合溝21cの後端面21fに衝撃的に当接することによる打音を低減できるとともに、最終的には金属同士で構成されるキー部材22とプランジャ21との直接接触でキー部材22に作用する荷重を受けることができるので、耐久性及び信頼性の向上に寄与できるようになる。
次に、上記した実施形態に係る負圧式倍力装置の作動について説明する。ブレーキペダル25が踏まれて、入力ロッド23によりプランジャ21が圧縮スプリング36のバネ力に抗して前進されると、弁体31が圧縮スプリング37のバネ力により前進され、第1負圧弁31aが第1負圧弁座8kに当接して変圧室6と定圧室5との連通を遮断する。プランジャ21が更に前進されると、大気弁座21aと大気弁31bとが開離され、エアフィルタ24により濾過された大気が変圧室6に流入する。変圧室6と低圧室5の圧力差によりダイヤフラム4、プレート7及びバルブピストン8が前方に移動され、出力ロッド14が反力部材17を介してバルブピストン8により前進され、マスタピストン13が出力ロッド14により押動され、ブレーキペダル25の踏力に応じたブレーキ油圧がマスタシリンダ11に発生される。
バルブピストン8はダイヤフラム4に作用する両室5,6内の圧力差に応じた作動力で反力部材17を弾性変形して出力ロッド14を介してマスタピストン13を押動する。反力部材17の弾性変形により、反力部材17が反力穴18aに流入してプランジャ21の先端軸部21bの先端部を後方へ押圧するため、プランジャ21が後退させられて大気弁座21aが大気弁31bに着座して大気と変圧室6との連通を遮断し、所望のブレーキ油圧を保持する。このとき、ブレーキペダル25を踏む力は、入力ロッド23を介してプランジャ21の先端軸部21bから反力部材17に伝達され、反力部材17が踏力に応じて弾性変形するので、運転者は反力を感じることができる。かかる反力部材17等によって反力機構20を構成している。
ブレーキペダル25が開放されると、プランジャ21が圧縮スプリング36のバネ力によりバルブピストン8に対して後方に移動され、大気弁座21aが大気弁31bに当接して弁体31が圧縮スプリング37のバネ力に抗してバルブピストン8に対して相対的に後方に移動され、第1負圧弁31aが第1負圧弁座8kから開離される。これにより定圧室5内の負圧が通路8mを通って変圧室6に導入され、変圧室6と定圧室5との室内の圧力差が無くなり、バルブピストン8、プレート7及びダイヤフラム4がリターンスプリング16のバネ力により後方に移動され、マスタピストン13がリターンスプリング16のバネ力により後方に移動されてマスタシリンダ11内の油圧が無くなる。
プランジャ21はキー部材22がリアシェル3の突出部3aの段部内面に当接するのと同時に停止し、バルブピストン8はキー部材22に当接して停止する。これによりブレーキの非作動時に第1負圧弁31aが第1負圧弁座8kに極めて接近した状態となり、ブレーキが掛けられたとき弁体31の前方移動により第1負圧弁31aが第1負圧弁座8kに迅速に当接することができる。そして、キー部材22が連結部40eを跨いで矩形孔8iを摺接するので、弁座部材40はバルブピストン8に対して回転方向に位置決めされ、大気導入部40cは2個の第1負圧弁座8k間に保持される。
次に、運転者がブレーキペダル25を急速に踏み込んだ緊急ブレーキ時の作動について説明する。緊急ブレーキ特性は、ジャンピング特性を変化させて、通常ブレーキ時より大きな推進力が出力部材14に印加されることによって達成される。ジャンピング特性を変化させるためには、当接部材19と反力部材17との間の隙間を大きくすればよい。この隙間の拡大は、バルブピストン8の反力部材17への当接段部8gと大気弁31bとの距離を拡大することと同じである。すなわち、大気弁31bを後方に移動させることによって、隙間を拡大し、当接部材19が反力部材17から反力を受けるまでの出力を大きくして、入力に対する出力の比率が無限大になるいわゆるジャンピング状態での出力を通常状態よりも大きくするようにしている。
運転者がブレーキペダル25を急速に踏み込んだ緊急ブレーキ時には、ジャンピング特性が高くなり、入力に対する出力の比率が無限大になるジャンピング特性は、第1負圧弁31aが第1負圧弁座8kに当接し、大気弁31bが大気弁座21aから開離し始めてから当接部材19が反力部材17に当接するまでのプランジャ21の前進距離によって決まる。緊急ブレーキ時には、第2負圧弁座40bが弁体31に形成された第2負圧弁31cに当接して弁体31を後方に移動するので、大気弁31bが大気弁座21aから開離し始めてから当接部材19が反力部材17に当接するまでのプランジャ21の前進距離が通常ブレーキ時より大きくなって、その間に大気弁31bが大気弁座21aから開離される距離が大きくなり、変圧室6が急速かつ強制的に大気に連通され、通常ブレーキ時より大きい推力が出力部材14に出力されてジャンピング特性が高くなる。
緊急ブレーキ時にプランジャ21がバルブピストン8に対して所定量以上相対前進すると、解放手段48のテーパ面21eがカム面45cを押圧して爪部45aが環状の係合突起40fから離脱するように係止部材45が回動され、係止手段44が弁座部材40を解放する。弁座部材40はバネ部材43のバネ力によってバルブピストン8に対して急速に後退され、その移動途中でプランジャ21の係合溝21cの後端面21fに当接するが、本実施形態においては、係合溝21cの後端面21fに弾性体51が装着されているので、キー部材22の後方への移動により、キー部材22はまず弾性体51に当接して弾性体51を徐々に弾性変形させる。これにより、キー部材22の後方への移動エネルギは、弾性体51の弾性変形によって徐々に減衰され、ついにはキー部材22が係合溝21cの後端面21fに直接当接して移動を規制される。
その結果、キー部材22とプランジャ21との当接による打音を低減することができるとともに、最終的にはキー部材22はプランジャ21の係合溝21cの後端面21fに直接接触されるので、弾性体51は大きな荷重を受ける必要がない。従って、弾性体51としては、接触打音を低減するに適した物性を有するものを選択でき、接触打音の低減を効果的に行うことが可能である。
このように、弁座部材40が後方に移動すると、弁座部材40の第2負圧弁座40bが第2負圧弁31cに当接して弁体31を後退させ、大気弁31bを大気弁座21aから開離させる。弁座部材40のバルブピストン8に対する後退は、矩形穴8iの後端面に当接したキー部材22に係合部40dの後端が当接することによって規制される。
これにより、変圧室6が急速かつ強制的に大気と連通され、通常ブレーキ時より大きい推力が出力部材14に出力され、十分大きい液圧がマスタシリンダから送出される。出力が増大されると反力部材17が反力穴18a内に流入してプランジャ21を後方に押し戻すため、大気弁座21aが大気弁31bと当接して大気の流入が阻止され、緊急ブレーキ時の出力が決定される。
ブレーキペダル25が解放されると、圧縮スプリング36のバネ力によりプランジャ21がバルブピストン8および弁体31に対して相対的に後方に移動され、第2負圧弁31cが第2負圧弁座40bから開離されて変圧室6と定圧室5とが連通されるため出力が低下し、バルブピストン8がリターンスプリング16によって後方に移動される。キー部材22がリアシェル3の突出部3aの段部内面に当接した後に、バルブピストン8がリターンスプリング16のバネ力によって後退されると、キー部材22に係合部40dの後端で当接していた弁座部材40がバルブピストン8に対して相対的に前進される。これにより、環状の係合突起40fがその先端に形成されたテーパ面と爪部45aの端面に形成された傾斜面との係合によって係止部材45をガータースプリング47のバネ力に抗して押し広げて爪部45aを通過し、通過後にガータースプリング47のバネ力によって係止部材45が戻されて爪部45aが環状の係合突起40fと係合して弁座部材40を通常位置に係止する。
上記した実施形態においては、弾性体51をOリングにて構成した例について述べたが、減衰機能をもち、かつ弾性変形によってキー部材22をプランジャ21の端面に直接当接できる構成のものであれば、あらゆる構成の弾性体を適用できるものである。
なお、実施形態で述べた弁機構30は、本発明に好適な一例を示したにすぎず、例えば、特許文献1に記載された構造の弁機構に置き換え可能であり、実施形態で述べた構成のものに限定されるものではない。
本発明に係る負圧式倍力装置の実施形態を示す断面図である。 図1に示す弁機構部分の拡大断面図である。 第2の要部を拡大して示す図である。 図3の作動状態を示す図である。
符号の説明
1…ブースタシェル、2…フロントシェル、3…リアシェル、4…ダイヤフラム(区画部材)、5…定圧室、6…変圧室、8…バルブピストン、8a…基端部、8k…第1負圧弁座、11…マスタシリンダ、13…マスタピストン、14…出力ロッド、15・・・反力室、16…リターンスプリング、17…反力部材、21…プランジャ、21a…大気弁座、21c…係合溝、21f…後端面、21g…軸部、22…キー部材、23…入力ロッド、25…ブレーキペダル、30…弁機構、31…弁体、31a…第1負圧弁、31b…大気弁、31c…第2負圧弁、36,37…圧縮スプリング、40…弁座部材、40b…第2負圧弁座、40c…大気導入部、40d…係合部、40f…係合突起、43…バネ部材(付勢手段)、44…係止手段、45…係止部材、45a…爪部、45c…カム面、47…ガータースプリング、48…解放手段、49…復帰手段、50…環状溝、51…弾性体、52…くぼみ。

Claims (4)

  1. ブースタシェル(1)を区画部材(4)により変圧室(6)と定圧室(5)とに区画し、該区画部材にバルブピストン(8)の基端部(8a)を固着し、前記変圧室と前記定圧室の圧力差に基づく前記区画部材の出力を前記バルブピストンから出力ロッド(14)に反力部材(17)を介して伝達し、前記反力部材と連携して作用するプランジャ(21)とブレーキペダル(25)によって軸動される入力ロッド(23)とを連結して入力部材とし、第1負圧弁座(8k)および大気弁座(21a)を前記バルブピストンおよび前記プランジャに形成し、該第1負圧弁座および前記大気弁座に接離して前記変圧室を前記定圧室および大気に連通、遮断する第1負圧弁(31a)および大気弁(31b)を弁体(31)に設け、第2負圧弁座(40b)を有するとともに付勢手段(43)によって前記バルブピストンに対して後方に付勢される弁座部材(40)を前記弁体の前方位置に摺動自在に嵌合し、該第2負圧弁座に接離して前記変圧室を前記定圧室および大気に連通、遮断する第2負圧弁(31c)を前記弁体に設け、前記バルブピストンに対する前記プランジャの前後方向移動量を規制するキー部材(22)を設け、前記プランジャの前記バルブピストンに対する相対前進量が所定値より小さい場合には前記付勢手段による前記弁座部材への後方への付勢力に抗して前記バルブピストンに前記弁座部材を係止するとともに、前記プランジャの前記バルブピストンに対する相対前進量が所定値以上の場合には前記バルブピストンへの前記弁座部材の係止を開放する係止手段(44)を備えた、緊急ブレーキ時に出力を増大可能な負圧式倍力装置において、前記キー部材と対向しキー部材に当接可能な前記プランジャの係合溝(21c)の後端面(21f)に環状溝(50)を形成し、該環状溝に弾性変形可能な弾性体(51)を装着したことを特徴とする負圧式倍力装置。
  2. 請求項1において、前記環状溝(50)の軸方向の深さは、自由状態における前記弾性体の幅寸法よりも小さく、かつ前記弾性体の弾性変形によって弾性体を環状溝内に収められる大きさに設定され、前記キー部材と前記弾性体との当接荷重が所定以上になると前記キー部材とプランジャの係合溝の後端面とが直接当接するようになっていることを特徴とする負圧式倍力装置。
  3. 請求項1もしくは請求項2において、前記弾性体(51)は、前記プランジャの軸部(21g)と締め代をもち、前記環状溝に対応する軸部にはくぼみ(52)が形成され、該くぼみに前記弾性体が装着されていることを特徴とする負圧式倍力装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、前記弾性体(51)は、ゴム製のOリングによって構成されていることを特徴とする負圧式倍力装置。
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