JP2006219010A - 車両用サンバイザ - Google Patents
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Abstract
【課題】 バイザ本体が支軸から抜ける方向に衝撃を受けた際においても、バイザ本体が支軸から軸方向に抜けることを防止し得る車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】 バイザ本体4と、バイザ本体4を軸周り回動可能に支持する支軸3とを有する車両用サンバイザ1であって、バイザ本体4内には、バイザ本体4と支軸3とを連結する連結部材7が設けられている。そして連結部材7は、バイザ本体4が支軸3から抜ける方向に衝撃F1を受けた際に該衝撃方向に弾性的に伸び、バイザ本体4の支軸3に対する軸方向の抜けを弾性的に抑制する構成になっている。
【選択図】 図2
【解決手段】 バイザ本体4と、バイザ本体4を軸周り回動可能に支持する支軸3とを有する車両用サンバイザ1であって、バイザ本体4内には、バイザ本体4と支軸3とを連結する連結部材7が設けられている。そして連結部材7は、バイザ本体4が支軸3から抜ける方向に衝撃F1を受けた際に該衝撃方向に弾性的に伸び、バイザ本体4の支軸3に対する軸方向の抜けを弾性的に抑制する構成になっている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車室内への光を遮るバイザ本体と、そのバイザ本体に差込まれて該バイザ本体を軸周り回動可能に支持する支軸とを有する車両用サンバイザに関する。特にエアバッグの展開時などにバイザ本体が衝撃を受け、その衝撃によってバイザ本体が支軸に対して軸方向に抜けることを防止する構造を備える車両用サンバイザに関する。
従来、様々な車両用サンバイザが知られており、例えば特許文献1に記載された車両用サンバイザが知られている。
特許文献1に記載の車両用サンバイザは、バイザ本体を車室天井面に向けて付勢するクリップをバイザ本体内に有している。そしてそのクリップに支軸が挿入されている。このクリップには、支軸に設けられた溝に向けて突出し、その溝に摺動可能に係合される係合爪が設けられている。そのため係合爪と溝によってバイザ本体の支軸に対する軸抜けが防止されている。
特開2003−127662号公報
特許文献1に記載の車両用サンバイザは、バイザ本体を車室天井面に向けて付勢するクリップをバイザ本体内に有している。そしてそのクリップに支軸が挿入されている。このクリップには、支軸に設けられた溝に向けて突出し、その溝に摺動可能に係合される係合爪が設けられている。そのため係合爪と溝によってバイザ本体の支軸に対する軸抜けが防止されている。
しかし近年の車両は、車室天井面にエアバッグが設置されるものが多い。そのためエアバッグが展開した際にエアバッグによってバイザ本体が衝撃を受け、バイザ本体が支軸から抜ける方向に衝撃を受ける場合がある(図1参照)。そのためバイザ本体が衝撃を受けた際にバイザ本体が支軸に対して軸方向に抜けることを強く防止する構造が近年強く望まれている。
そこで本発明は、バイザ本体が支軸から抜ける方向に衝撃を受けた際においても、バイザ本体が支軸から軸方向に抜けることを防止し得る車両用サンバイザを提供することを課題とする。
そこで本発明は、バイザ本体が支軸から抜ける方向に衝撃を受けた際においても、バイザ本体が支軸から軸方向に抜けることを防止し得る車両用サンバイザを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える車両用サンバイザであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、バイザ本体内には、バイザ本体と支軸とを連結する連結部材が設けられている。連結部材は、バイザ本体が支軸から抜ける方向に衝撃を受けた際に該衝撃方向に弾性的にまたは緩衝的に伸縮し、バイザ本体の支軸に対する軸方向の抜けを弾性的にまたは緩衝的に抑制する構成になっている。
したがってバイザ本体が衝撃を受けた際には、該衝撃が連結部材によって吸収され得る。そのためバイザ本体の支軸からの抜けが連結部材によって強く抑制され得る。またバイザ本体と支軸の衝撃による破損も連結部材によって抑制され得る。
請求項1に記載の発明によると、バイザ本体内には、バイザ本体と支軸とを連結する連結部材が設けられている。連結部材は、バイザ本体が支軸から抜ける方向に衝撃を受けた際に該衝撃方向に弾性的にまたは緩衝的に伸縮し、バイザ本体の支軸に対する軸方向の抜けを弾性的にまたは緩衝的に抑制する構成になっている。
したがってバイザ本体が衝撃を受けた際には、該衝撃が連結部材によって吸収され得る。そのためバイザ本体の支軸からの抜けが連結部材によって強く抑制され得る。またバイザ本体と支軸の衝撃による破損も連結部材によって抑制され得る。
請求項2に記載の発明によると、連結部材は、弾性部材であって、一端部が支軸に取付けられ、かつ支軸の軸線方向に延出し、その延出先端の他端部がバイザ本体に取付けられている。そして一端部または他端部が支軸またはバイザ本体に対して軸周りに回動可能に取付けられている。
したがって弾性部材は、バイザ本体が軸方向に衝撃を受けた際に弾性的に伸縮する。そのためバイザ本体は、弾性部材によって弾性的に支軸に対して軸方向の抜けが抑制され得る。
また弾性部材は、バイザ本体が支軸に対して軸周りに回動された際に、その一端部または他端部が支軸またはバイザ本体に対し軸周りに回動する。そのため弾性部材の捩れが解消され、バイザ本体の支軸に対する軸周りの回動操作が容易になっている。
したがって弾性部材は、バイザ本体が軸方向に衝撃を受けた際に弾性的に伸縮する。そのためバイザ本体は、弾性部材によって弾性的に支軸に対して軸方向の抜けが抑制され得る。
また弾性部材は、バイザ本体が支軸に対して軸周りに回動された際に、その一端部または他端部が支軸またはバイザ本体に対し軸周りに回動する。そのため弾性部材の捩れが解消され、バイザ本体の支軸に対する軸周りの回動操作が容易になっている。
請求項3に記載の発明によると、連結部材は、ダンパーであって、シリンダとシリンダに一端側が内挿されるピストンロッドの両部材を有している。そしてこれら両部材のいずれか一つの部材が支軸に取付けられ、かつ支軸の軸方向に延出し、その延出先端において両部材の他の部材がバイザ本体に取付けられている。そして一つの部材または他の部材が支軸またはバイザ本体に対して軸周りに回動可能に取付けられ、あるいは両部材が相対的に軸周りに回動可能に連結されている。
したがってダンパーは、バイザ本体が軸方向に衝撃を受けた際に緩衝的に伸縮する。そのためバイザ本体は、ダンパーによって緩衝的に支軸に対して軸方向の抜けが抑制されている。
またダンパーは、バイザ本体が支軸に対して軸周りに回動された際に、シリンダとピストンロッドが支軸またはバイザ本体に対し軸周りに回動する。あるいはシリンダとピストンロッドが相対的に軸周りに回動する。そのためダンパーの捩れが解消され、バイザ本体を支軸に対して軸周りに回動させることができる。
したがってダンパーは、バイザ本体が軸方向に衝撃を受けた際に緩衝的に伸縮する。そのためバイザ本体は、ダンパーによって緩衝的に支軸に対して軸方向の抜けが抑制されている。
またダンパーは、バイザ本体が支軸に対して軸周りに回動された際に、シリンダとピストンロッドが支軸またはバイザ本体に対し軸周りに回動する。あるいはシリンダとピストンロッドが相対的に軸周りに回動する。そのためダンパーの捩れが解消され、バイザ本体を支軸に対して軸周りに回動させることができる。
(実施の形態1)
実施の形態1を図1〜3にしたがって説明する。
車両用サンバイザ1は、図1に示すように板状のバイザ本体4と、バイザ本体4に差込まれてバイザ本体4を軸周りに回動可能に支持する支軸3と、支軸3を車室天井面10に取付けるブラケット2を有している。バイザ本体4内には、図2に示すようにバイザ本体4が支軸3に対して抜けることを防止する連結部材7が設けられている。
実施の形態1を図1〜3にしたがって説明する。
車両用サンバイザ1は、図1に示すように板状のバイザ本体4と、バイザ本体4に差込まれてバイザ本体4を軸周りに回動可能に支持する支軸3と、支軸3を車室天井面10に取付けるブラケット2を有している。バイザ本体4内には、図2に示すようにバイザ本体4が支軸3に対して抜けることを防止する連結部材7が設けられている。
支軸3は、図1に示すように略L字状であって縦軸3aと横軸3bを有している。横軸3bは、バイザ本体4の上端縁に設けられた軸受部材5に差込まれ、バイザ本体4を回動可能に支持する。縦軸3aは、ブラケット2を介して車室天井面10に軸周り方向に回動可能に取付けられる。
したがってバイザ本体4は、図1に示すように横軸3b周りに回動されることによってフロントガラス11に沿う遮光位置と、車室天井面10に沿う収納位置との間で回動操作される。またバイザ本体4は、支軸3とともに縦軸3a周りに回動されることでフロントガラス11に沿う遮光位置と、サイドガラス12に沿うサイド位置との間で回動操作される。
したがってバイザ本体4は、図1に示すように横軸3b周りに回動されることによってフロントガラス11に沿う遮光位置と、車室天井面10に沿う収納位置との間で回動操作される。またバイザ本体4は、支軸3とともに縦軸3a周りに回動されることでフロントガラス11に沿う遮光位置と、サイドガラス12に沿うサイド位置との間で回動操作される。
バイザ本体4は、中空または中実の板状に形成されており、バイザ本体4内に軸受部材5とクリップ6が設けられている。
軸受部材5は、バイザ本体4の上端寄りの左右いずれか寄りに設けられており、支軸3の横軸3bが差し込まれる。
クリップ6は、板バネであって、軸受部材5に取付けられており、横軸3bに対して弾性的に当接している。そしてバネの弾性力を利用してバイザ本体4を車室天井面に沿った収納位置に向けて付勢する。
軸受部材5は、バイザ本体4の上端寄りの左右いずれか寄りに設けられており、支軸3の横軸3bが差し込まれる。
クリップ6は、板バネであって、軸受部材5に取付けられており、横軸3bに対して弾性的に当接している。そしてバネの弾性力を利用してバイザ本体4を車室天井面に沿った収納位置に向けて付勢する。
連結部材7は、弾性的に伸びる弾性部材であって、例えばコイルスプリングである。
連結部材7は、一端部7aが支軸3の横軸3b先端に取付けられており、横軸3bの延出方向に延出している。そして延出先端である他端部7bがバイザ本体4に取付けられている。
なお一端部7aと他端部7bの少なくとも一方は、支軸3またはバイザ本体4に対して軸回動可能に取付けられていることが好ましい。
連結部材7は、一端部7aが支軸3の横軸3b先端に取付けられており、横軸3bの延出方向に延出している。そして延出先端である他端部7bがバイザ本体4に取付けられている。
なお一端部7aと他端部7bの少なくとも一方は、支軸3またはバイザ本体4に対して軸回動可能に取付けられていることが好ましい。
図1に示すように車室天井面10には、カーテンシールド型のエアバッグ14が設けられている。この種のエアバッグ14は、通常、前側から後側に向けて徐々に展開する構成になっている。一方、バイザ本体4は、サイド位置において支軸3によって前側部が片持ち梁状に支持されている。そのためバイザ本体4は、エアバッグ14が展開された際に矢印F方向の衝撃(力)を受ける。そして矢印F方向の衝撃Fは、水平方向の衝撃F1と垂直方向の衝撃F2とから構成されている。
したがってバイザ本体4は、支軸3に対して抜ける方向の衝撃(力)F1を受けることがある。
この時、車両用サンバイザ1は、図2に示すように連結部材7が支軸3の軸方向に弾性的に伸びる。このためバイザ本体4は、連結部材7の弾性力によって支軸3から軸方向に抜けることが弾性的に抑制され得る。
この時、車両用サンバイザ1は、図2に示すように連結部材7が支軸3の軸方向に弾性的に伸びる。このためバイザ本体4は、連結部材7の弾性力によって支軸3から軸方向に抜けることが弾性的に抑制され得る。
以上のようにして車両用サンバイザ1が構成されている。
すなわちバイザ本体4内には、図2に示すようにバイザ本体4と支軸3とを連結する連結部材7が設けられている。連結部材7は、バイザ本体4が支軸3から抜ける方向に衝撃F1を受けた際に該衝撃方向に弾性的に伸び、バイザ本体4の支軸3に対する軸方向の抜けを弾性的に抑制する構成になっている。
したがってバイザ本体4が衝撃を受けた際には、該衝撃が連結部材7によって吸収され得る。そのためバイザ本体4の支軸3からの抜けが連結部材7によって強く抑制され得る。またバイザ本体4と支軸3の衝撃による破損も連結部材7によって抑制され得る。
すなわちバイザ本体4内には、図2に示すようにバイザ本体4と支軸3とを連結する連結部材7が設けられている。連結部材7は、バイザ本体4が支軸3から抜ける方向に衝撃F1を受けた際に該衝撃方向に弾性的に伸び、バイザ本体4の支軸3に対する軸方向の抜けを弾性的に抑制する構成になっている。
したがってバイザ本体4が衝撃を受けた際には、該衝撃が連結部材7によって吸収され得る。そのためバイザ本体4の支軸3からの抜けが連結部材7によって強く抑制され得る。またバイザ本体4と支軸3の衝撃による破損も連結部材7によって抑制され得る。
また連結部材7は、弾性部材であって、一端部7aが支軸3に取付けられ、他端部7bがバイザ本体4に取付けられている。そして一端部7aまたは他端部7bが支軸3またはバイザ本体4に対して軸周りに回動可能に取付けられている。
したがって連結部材(弾性部材)7は、バイザ本体4が軸方向に衝撃を受けた際に弾性的に伸縮する。そしてバイザ本体4が支軸3に対して軸周りに回動された際には、連結部材7の一端部7aまたは他端部7bが支軸3またはバイザ本体4に対して軸周りに回動する。そのため連結部材(弾性部材)7の捩れが解消され、バイザ本体4の支軸3に対する軸周りの回動操作が容易になっている。
したがって連結部材(弾性部材)7は、バイザ本体4が軸方向に衝撃を受けた際に弾性的に伸縮する。そしてバイザ本体4が支軸3に対して軸周りに回動された際には、連結部材7の一端部7aまたは他端部7bが支軸3またはバイザ本体4に対して軸周りに回動する。そのため連結部材(弾性部材)7の捩れが解消され、バイザ本体4の支軸3に対する軸周りの回動操作が容易になっている。
(実施の形態2)
実施の形態2を図4,5にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態2に係る連結部材17は、弾性的に伸びる弾性部材ではなく、弾性的に縮む弾性部材である点が実施の形態1と相違している。以下、相違点を中心に実施の形態2について説明する。
実施の形態2を図4,5にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態2に係る連結部材17は、弾性的に伸びる弾性部材ではなく、弾性的に縮む弾性部材である点が実施の形態1と相違している。以下、相違点を中心に実施の形態2について説明する。
連結部材17は、図4,5に示すように例えば圧縮スプリングである。
連結部材17は、一端部17aが支軸13の横軸13bの先端に形成されたフランジ13cに摺動可能に取付けられている(当されている)。そして連結部材17は、一端部17aから横軸13bの基端部に向け、横軸13b外周を巻きながら軸方向に延出し、その延出先端である他端部17bがバイザ本体4に形成された当接部4aに摺動可能に取付けられている(当接されている)。
連結部材17は、一端部17aが支軸13の横軸13bの先端に形成されたフランジ13cに摺動可能に取付けられている(当されている)。そして連結部材17は、一端部17aから横軸13bの基端部に向け、横軸13b外周を巻きながら軸方向に延出し、その延出先端である他端部17bがバイザ本体4に形成された当接部4aに摺動可能に取付けられている(当接されている)。
そのため連結部材17は、バイザ本体4が支軸13に対して軸方向に抜ける方向の衝撃F1を受けた際に、支軸13の横軸13b方向に縮む。かくして連結部材17は、バイザ本体4の支軸13から軸方向の抜けを弾性的に抑制し得る。
またバイザ本体4が支軸13に対して軸周りに回動された際には、連結部材17の一端部17aまたは他端部17bが支軸13またはバイザ本体4に対して軸周りに回動する。そのため連結部材(弾性部材)17の捩れが解消され、バイザ本体4の支軸13に対する軸周りの回動操作が容易になっている。
またバイザ本体4が支軸13に対して軸周りに回動された際には、連結部材17の一端部17aまたは他端部17bが支軸13またはバイザ本体4に対して軸周りに回動する。そのため連結部材(弾性部材)17の捩れが解消され、バイザ本体4の支軸13に対する軸周りの回動操作が容易になっている。
(実施の形態3)
実施の形態3を図6にしたがって説明する。
実施の形態3は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態3に係る連結部材20は、緩衝的に伸びるダンパーである点において実施の形態1と相違している。以下、相違点を中心に実施の形態3について説明する。
実施の形態3を図6にしたがって説明する。
実施の形態3は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態3に係る連結部材20は、緩衝的に伸びるダンパーである点において実施の形態1と相違している。以下、相違点を中心に実施の形態3について説明する。
連結部材20は、図6に示すようにダンパーであって、筒状のシリンダ21と、シリンダ21に一端側が内挿されるピストンロッド22とを有し、シリンダ21内に油圧などの液体または空気などの気体が密封されている。
ピストンロッド22は、その先端部22aが支軸23の横軸23bの先端に取付けられている。ピストンロッド22とシリンダ21は、横軸23b方向に延出しており、シリンダ21の先端部21aがバイザ本体4に取付けられている。
そしてピストンロッド22は、シリンダ21に対して相対的に軸周り回動可能に連結されている。
ピストンロッド22は、その先端部22aが支軸23の横軸23bの先端に取付けられている。ピストンロッド22とシリンダ21は、横軸23b方向に延出しており、シリンダ21の先端部21aがバイザ本体4に取付けられている。
そしてピストンロッド22は、シリンダ21に対して相対的に軸周り回動可能に連結されている。
以上のようにして車両用サンバイザ1が形成されている。
したがって連結部材(ダンパー)20は、バイザ本体4が軸方向に衝撃F1を受けた際に緩衝的に伸びる。そのためバイザ本体4は、連結部材20によって緩衝的に支軸23に対して軸方向の抜けが抑制されている。
そしてバイザ本体4が支軸23の横軸23b周りに回動された際には、連結部材20は、シリンダ21とピストンロッド22とが相対的に軸周りに回動する。そのため連結部材20の捩れが解消され、バイザ本体4を支軸23に対して軸周りに回動させることができる。
したがって連結部材(ダンパー)20は、バイザ本体4が軸方向に衝撃F1を受けた際に緩衝的に伸びる。そのためバイザ本体4は、連結部材20によって緩衝的に支軸23に対して軸方向の抜けが抑制されている。
そしてバイザ本体4が支軸23の横軸23b周りに回動された際には、連結部材20は、シリンダ21とピストンロッド22とが相対的に軸周りに回動する。そのため連結部材20の捩れが解消され、バイザ本体4を支軸23に対して軸周りに回動させることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4を図7にしたがって説明する。
実施の形態4は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態4に係る連結部材30は、緩衝的に縮むダンパーである点において実施の形態1と相違している。以下、相違点を中心に実施の形態4について説明する。
実施の形態4を図7にしたがって説明する。
実施の形態4は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態4に係る連結部材30は、緩衝的に縮むダンパーである点において実施の形態1と相違している。以下、相違点を中心に実施の形態4について説明する。
連結部材30は、図7に示すようにダンパーであって、筒状のシリンダ31と、シリンダ31に一端側が内挿されるピストンロッド32とを有し、シリンダ31内に油圧などの液体または空気などの気体が密封されている。
支軸33の横軸33bの先端には、軸周り回動可能に中間部材34が取付けられている。中間部材34は、連結部材30側に張出しており、先端部にピストンロッド32の先端部32aが取付けられている。そのためピストンロッド32は、中間部材34を介して支軸33に取付けられている。
ピストンロッド32とシリンダ31は、横軸23bと平行方向に延出しており、シリンダ31の先端部31aがバイザ本体4に取付けられている。
支軸33の横軸33bの先端には、軸周り回動可能に中間部材34が取付けられている。中間部材34は、連結部材30側に張出しており、先端部にピストンロッド32の先端部32aが取付けられている。そのためピストンロッド32は、中間部材34を介して支軸33に取付けられている。
ピストンロッド32とシリンダ31は、横軸23bと平行方向に延出しており、シリンダ31の先端部31aがバイザ本体4に取付けられている。
以上のようにして車両用サンバイザ1が形成されている。
したがって連結部材(ダンパー)30は、バイザ本体4が軸方向に衝撃F1を受けた際に緩衝的に縮む。そのためバイザ本体4は、連結部材30によって緩衝的に支軸33に対して軸方向の抜けが抑制され得る。
そしてバイザ本体4が支軸33の横軸23b周りに回動された際には、連結部材30が中間部材34とともに支軸33の横軸33b回りに回動する。そのため連結部材30の捩れが解消され、バイザ本体4を支軸33に対して軸周りに回動させることができる。
したがって連結部材(ダンパー)30は、バイザ本体4が軸方向に衝撃F1を受けた際に緩衝的に縮む。そのためバイザ本体4は、連結部材30によって緩衝的に支軸33に対して軸方向の抜けが抑制され得る。
そしてバイザ本体4が支軸33の横軸23b周りに回動された際には、連結部材30が中間部材34とともに支軸33の横軸33b回りに回動する。そのため連結部材30の捩れが解消され、バイザ本体4を支軸33に対して軸周りに回動させることができる。
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1〜4に限定されず、例えば以下の形態であってもよい。
(1)すなわち実施の形態1,2は、連結部材としてスプリング(コイルスプリングまたは圧縮スプリング)が利用される形態であった。しかし連結部材としてゴム、例えばゴムひもなどが利用される形態であっても良い。
(2)また実施の形態3,4は、ピストンロッドが支軸に取付けられ、シリンダがバイザ本体に取付けられる形態であった。しかしピストンロッドとシリンダの向きが逆になっており、ピストンロッドがバイザ本体に取付けられ、シリンダが支軸に取付けられる形態であっても良い。
(3)また実施の形態3は、シリンダとピストンロッドが相対的に軸周り回動可能に連結される形態であった。しかしピストンロッドが支軸に対して軸周り回動可能に取付けられる形態、あるいはシリンダがバイザ本体に対して軸周り回動可能に取付けられる形態であっても良い。この形態によるとバイザ本体を支軸の横軸周りに回動した際において、シリンダまたはピストンロッドが支軸またはバイザ本体に対して軸回動する。そのためシリンダの捩れが解消され、バイザ本体を支軸に対して軸周りに回動させることができる。
本発明は、実施の形態1〜4に限定されず、例えば以下の形態であってもよい。
(1)すなわち実施の形態1,2は、連結部材としてスプリング(コイルスプリングまたは圧縮スプリング)が利用される形態であった。しかし連結部材としてゴム、例えばゴムひもなどが利用される形態であっても良い。
(2)また実施の形態3,4は、ピストンロッドが支軸に取付けられ、シリンダがバイザ本体に取付けられる形態であった。しかしピストンロッドとシリンダの向きが逆になっており、ピストンロッドがバイザ本体に取付けられ、シリンダが支軸に取付けられる形態であっても良い。
(3)また実施の形態3は、シリンダとピストンロッドが相対的に軸周り回動可能に連結される形態であった。しかしピストンロッドが支軸に対して軸周り回動可能に取付けられる形態、あるいはシリンダがバイザ本体に対して軸周り回動可能に取付けられる形態であっても良い。この形態によるとバイザ本体を支軸の横軸周りに回動した際において、シリンダまたはピストンロッドが支軸またはバイザ本体に対して軸回動する。そのためシリンダの捩れが解消され、バイザ本体を支軸に対して軸周りに回動させることができる。
1…車両用サンバイザ
2…ブラケット
3,13,23,33…支軸
3a,13a,23a,33a…縦軸
3b,13b,23b,33b…横軸
4…バイザ本体
5…軸受部材
6…クリップ
7,17…連結部材(弾性部材)
14…エアバッグ
20,30…連結部材(ダンパー)
21,31…シリンダ
22,32…ピストンロッド
2…ブラケット
3,13,23,33…支軸
3a,13a,23a,33a…縦軸
3b,13b,23b,33b…横軸
4…バイザ本体
5…軸受部材
6…クリップ
7,17…連結部材(弾性部材)
14…エアバッグ
20,30…連結部材(ダンパー)
21,31…シリンダ
22,32…ピストンロッド
Claims (3)
- 車室内への光を遮るバイザ本体と、そのバイザ本体に差込まれて該バイザ本体を軸周り回動可能に支持する支軸とを有する車両用サンバイザであって、
前記バイザ本体内には、前記バイザ本体と前記支軸とを連結する連結部材が設けられており、前記連結部材は、前記バイザ本体が前記支軸から抜ける方向に衝撃を受けた際に該衝撃方向に弾性的にまたは緩衝的に伸縮し、前記バイザ本体の前記支軸に対する軸方向の抜けを弾性的にまたは緩衝的に抑制する構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
連結部材は、弾性部材であって、一端部が支軸に取付けられ、かつ前記支軸の軸線方向に延出し、その延出先端の他端部がバイザ本体に取付けられ、前記一端部または前記他端部が前記支軸または前記バイザ本体に対して軸周りに回動可能に取付けられていることを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
連結部材は、ダンパーであって、シリンダとシリンダに一端側が内挿されるピストンロッドの両部材を有し、これら両部材のいずれか一つの部材が支軸に取付けられ、かつ前記支軸の軸方向に延出し、その延出先端において前記両部材の他の部材がバイザ本体に取付けられ、
かつ、前記一つの部材または前記他の部材が前記支軸または前記バイザ本体に対して軸周りに回動可能に取付けられ、あるいは前記両部材が相対的に軸周りに回動可能に連結されていることを特徴とする車両用サンバイザ。
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