JP2006218863A - インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタを駆動する方法 - Google Patents

インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタを駆動する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インクジェットプリンタの液滴噴出をさらに一層改良する。
【解決手段】実質的に閉塞されたダクトを包含し、ダクトはインク液滴を噴出するために用いられる出口孔を含むインクジェット印字ヘッドを含むインクジェットプリンタであって、ダクトは2つの導電性部分を含み、それらの各々はダクト壁に適合され、これらの素子は出口孔の近傍に延び、且つ、共にキャパシタを形成し、インクジェットプリンタは、キャパシタの容量を決定するために、測定装置をさらに備えることを特徴とする。
【選択図】図1B

Description

本発明は、実質的に閉塞されたダクトを包含し、ダクトはそこからのインク液滴を噴出するための出口孔を含むインクジェット印字ヘッドを含むインクジェットプリンタに関する。さらに、本発明は、インクジェットプリンタによって適用されるべき方法に関する。
この種類のインクジェットプリンタは、欧州公報EP1378360から既知である。インクジェットプリンタは、多数の平行溝が形成されたダクト板に適合されたインクジェット印字ヘッドを含み、各溝は出口孔で終端している。溝が実質的に閉塞されたインクダクトを形成するよう、ダクト板は可撓板によって被覆されている。各ダクトが電気機械的コンバータ(変換器)を有するよう、多数のコンバータがダクトの可撓板上に設けられている。動作中、実質的に閉塞されたダクトはインクで充填される。電圧が駆動パルスの形態でこの種類の電気機械コンバータの電極に亘って印加されると、関連ダクトの方向におけるコンバータの変形が引き起こされ、よって、ダクト内の圧力は急激に上昇する。既知のインクジェット印字ヘッドは、例えば、ダクト構造自体の機械的凝集の変化によって、或いは、隣接コンバータの駆動による特定時間での変化によって変化し得る。さらに、例えば、ダクト圧力、印字ヘッド温度、及び、インク粘度の変化もあり得る。液滴形成プロセスまでの全伝送経路の電気インピーダンスを測定し、この測定値に基づきダクト内の駆動パルスの生成の影響を決定することによって、これらのパラメータの影響を全体的に測定し得る。次に、最終的な所望の液滴噴出を生成するよう駆動パルスを適用するために、これを用い得る。
既知のインクジェットプリンタの液滴噴出をさらに一層改良するために、本発明者は、ダクト内のインクのメニスカス位置を局地的に決定することによって改良を達成し得ることに気付いた。
このために、インクジェットプリンタは請求項1の前提部分に従って発明され、ダクトは2つの導電性部分を含み、各部分はダクト壁に適合され、これらの部分は出口孔の近傍に延び、且つ、共にキャパシタを形成し、インクジェットプリンタは、キャパシタの容量を決定するために、測定装置をさらに備えることを特徴とする。
容量を測定することによって、出口孔の近傍におけるインクのメニスカス位置を容易に決定するために、本発明に従ったインクジェットプリンタを用い得る。出口孔の近傍において、ダクトは、空気、インク、又は、空気及びインクの混合物で充填され得る。動作中、メニスカス位置は2つの導電性材料の間にある。インクは空気に比べて異なる誘電率を有し、そのために、例えば、2つの導電性部分の間の空気は、キャパシタ容量の値に対する寄与が、2つの導電性部分の間のインクよりも少ない。2つの導電性部分に亘って電圧を印加することによって、電子が移動する(電流)。ここで、生成される電流は、容量及び印加電圧の値に依存する。メニスカス位置を決定し得るよう容量を測定し得る。「ダクト壁に対して適合された導電性部分」は、例えば、導電性部分がダクト壁に一体化されていることも意味することが当業者に理解されよう。
本発明の1つの実施態様によれば、ダクトの出口孔がノズル板中のダクトの一部(ノズル)と一致するよう、ノズル板はインクジェット印字ヘッドに対して適合されており、この場合、インクジェットプリンタは、キャパシタと測定装置との間の電気接続を含み、接続の少なくとも一部は、ノズル板とインクジェット印字ヘッドとの間に位置する。インク液滴が噴出されるとき、インクはノズル板上のインクジェット印字ヘッドの外側に望ましくなく貼り付き、ノズル板の外側をインクで汚染させる。インクジェット印字ヘッド及びノズル板の外側に亘る、キャパシタと測定装置との間の無保護の電気接続は、望ましくないインクの故に外側が湿っている場合、測定される容量に望ましくない影響を有するので、メニスカス位置を正確に測定し得ない。十分に遮蔽された状態の電気接続をインクジェット印字ヘッドの実施態様に一体化することによって、容量の測定は歪められない。
本発明に従ったインクジェットプリンタを用いることで、出口孔を含む実質的に閉塞されたダクトを包含し、ダクトは本質的にインクで充填され、インクのメニスカスは出口孔の近傍に位置し、ダクトは2つの導電性部分を含み、各部分はダクト壁に対して適合され、これらの部分は出口孔の近傍に延び、且つ、共にキャパシタを形成するインクジェット印字ヘッドを含む方法であって、キャパシタの容量を決定するステップと、容量に基づいてメニスカスの位置を決定するステップとを含む方法を適用し得る。
2つの導電性部分に亘って印加される電圧は、容量及び電圧に依存する電子電流を生成する。もし電圧及び電流が既知であるならば、この容量を決定し得る。これは出口孔の近傍のインクのメニスカス位置を如何なる特定の瞬間にも敏速且つ正確に決定することを可能にする。例えば、インク液滴が噴出中に形成されることを可能にするのに必要とされるようなダクト内のインクの最小及び最大充填レベルが到達されたか、或いは、メニスカスがインク液滴を噴出し得るのに適した領域に位置するかを決定するために、それを用い得る。ここで、インクの最小及び最大充填レベルを最小及び最大容量で表現し得る。もしダクト内に十分なインクがないならば、例えば、インクがダクトを十分に充填するまで待つことが必要であり、その後、インク液滴を出口孔から噴出し得る。容量値は、メニスカス位置の直接的表現であり、従って、容量値とメニスカス位置との間の相関関係を決定するモデルに基づいて容易に変換し得る。
本方法の他の実施態様は、出口孔からインク液滴が噴出されるよう、ダクトに動作的に接続されたアクチュエータに駆動パルスを与えるステップと、駆動パルスの結果として、メニスカス位置の変化を決定するステップとを含む。位置の変化を敏速且つ正確に決定し得るよう様々な時間瞬間にメニスカス位置を決定するために、この方法を用い得る。よって、例えば、ダクト内に液滴が形成され、液滴の形成後に、インクがダクト内で安定する期間のために、メニスカス位置の変化を決定し得る。利点は、例えば、インク液滴を噴出し得るようインクが十分に静止しているか決定するために、メニスカス位置の変化を用い得ることである。もしインクが十分に静止状態に達していないならば、例えば、これに達するまで待つことが可能である。
本発明の他の実施態様は、既述の駆動パルスを変化に基づいて変更するステップを含む。換言すれば、メニスカス位置の変化は駆動パルスの適用中に測定されるので、このパルスの影響を適用と同時に(実時間で)決定し得る。このようにして、正しい液滴形成を生成するようメニスカス位置の所望の変化を達成するために、必要であれば、パルスの適用中にパルスを適合することが可能である。例えば、如何なる理由であれ、もしパルス始動時にメニスカス位置が出口孔の方向に急激に増大し過ぎているようであれば、この情報に基づいてそれをそのさらなる過程で調節することによってパルスを変更し得る。他の実施例は、もしダクト内のインクが静止状態に十分に達しないならば、インクが十分な静止状態により速く達するよう、パルス、従って、インクも積極的に影響され得る。
本発明に従った他の実施態様は、変化に基づいて他の駆動パルスを変更するステップを含む。換言すれば、メニスカス位置の変化が測定され、このデータに基づいて、例えば、液滴形成の向上を達成するために、次のインク液滴の前に、駆動パルスを変更し得る。前の実施態様と比較した本方法の利点は、これが複雑な計算を遂行するためのより多くの時間を残すことである。例えば、如何なる理由であれ、もしパルスの始動時にメニスカス位置が出口孔の方向に急激に増大し過ぎているようであれば、この情報に基づいてそれをそのさらなる過程で調節することによって、次のパルスを変更し得る。他の実施例は、もしダクト内のインクが不十分に敏速に静止状態に達っするならば、それが十分な静止状態に敏速に達するよう、次のパルスはインクに積極的に影響を及ぼし得る。
本発明の他の実施態様は、変化を基準変化と比較するステップを含む。基準変化は、特定目的の達成をもたらすメニスカス位置の変化である。例えば、特別な試験装置で基準変化を予定し得る。例えば、所望の液滴サイズ及び所望の液滴速度を達成する目的を持って液滴噴出のために基準変化を決定し得る。よって、例えば、異なる目的のそれぞれのために様々な基準変化を決定し得る。1つの具体的な目的は、例えば、隣接する液滴におけるクロストークを補償するために、液滴噴出時の特定の液滴サイズ及び液滴噴出時の特定の液滴速度を達成するために、液滴が噴出された後、ダクト内のインクのための静止状態を迅速に達成することであり得る。基準変化を本発明に従ったインクジェットプリンタに記憶し得る。然る後、動作中、この基準変化は実際の変化と比較される。データを比較するとき、実際の変化と基準変化との間に相違を検出し得る。相違は、例えば、ダクト中の気泡、インクの部分的目詰まり、又は、インクジェット印字ヘッドの老化によって引き起こされ得るインク充填ダクト内の他の動的挙動によって引き起こされ得る。メニスカス位置の測定変化は、通常、固定パターンに従う。ダクト内の随所にある気泡は、メニスカス位置の測定変化と基準変化との間の特定の相違があることによって検出され得る。もしダクト内に気泡があるならば、印刷プロセスは、例えば、気泡が消滅するまで中断され、然る後、インク液滴が出口孔から噴出され、或いは、気泡が出口孔から追い出されるよう、圧力パルスを、例えば、2つの印刷パスの間のアクチュエータに、即ち、キャリッジ帰還時に加え得る。
本発明の他の実施態様は、ILC(反復学習制御)駆動技術として知られるフィードフォワードコントローラを含む。この制御技術は、最適な駆動パルスが組織的に生成されることを可能にし、それを用いて本目的を達成し得る。例えば、液滴がダクト内に形成される期間、又は、液滴が形成された後、インクがダクト内で安定化する期間のために、多様な時間瞬間でのメニスカス位置、よって、位置の変化をも敏速且つ正確に決定するよう、この方法を用い得る。ILC駆動技術は、変化を基準変化−特定目的の達成をもたらすメニスカス位置の変化−と比較し、実際の変化と基準変化との間の相違が排除されるよう駆動パルスを変更する。ILC駆動技術は、反復的な類似タスクを、所定目的、即ち、より高い噴射周波数を達成すること、クロストークを排除すること、変更された動力学を補償すること、又は、液滴サイズ変調を可能にすることに変更するのに適している。このILC駆動技術は、フィードバック制御技術と比較して計算が余り集中的でないという別の利点を有する。
本発明に従ったインクジェットプリンタに本方法を適用することによって、液滴噴出に対する何らの顕著な影響がないよう、印字ヘッドの老化の影響を考慮することが可能である。この方法を適用することによって、老化が液滴噴出プロセスに対して有する如何なる影響も補正し得る。例えば、もし印字ヘッドの摩耗がメニスカス位置の逸脱した変化を招くならば、メニスカス位置の正しい変化が達成されるよう、駆動パルスを変更し得る。メニスカス位置の逸脱した変化が起こり得る、例えば、所与パルスに対するコンバータの伸長の減少、出口孔の摩耗、可撓板の弱化、印字ヘッド内の亀裂、又は、接続の緩み等。各駆動パルスを更新することによって、或いは、例えば、修理要請中に特定時間に老化の影響を測定し、駆動パルスを前記測定値に変更することによって、老化の影響の補償を達成し得る。後者の実施態様は実施が容易であり、印字ヘッドが敏速に老化しないならば、十分であることが多い。
本発明に従ったインクジェットプリンタで本方法を用いて噴射周波数をより高くし得る。駆動パルスを変更することによって、メニスカス動作を所望のメニスカス位置でより速く静止し得る。例えば、液滴噴出後に、ダクトを通過する圧力波の種類と反対の圧力波を生じるよう駆動パルスを形成することによって、メニスカス位置が短時間で且つ正しい位置に静止するよう、減衰がより一層短時間に起こり得る。その結果、良好な液滴特性を維持しながら、次の駆動パルスをさらに敏速に与え得る。前の液滴噴出の後に、次の駆動パルスを如何なる方法でも、即ち、際だって積極的な減衰なしに生じさせ、且つ、メニスカス位置の変化を積極的に補正させることが可能である。
本発明に従ったインクジェットプリンタに本方法を適用することによって、クロストーク、即ち、他のダクトの駆動による1つのダクト内の液滴噴出プロセスの影響を容易に取り除き得る。1つのダクト内の変換器の駆動が隣接するダクト内の状態に対する影響を有するならば、本発明に従った本方法の適用によってそこの駆動パルスを変更することによって、隣接ダクト内のメニスカス位置に対する影響を測定し且つ補正し得る。
液滴特性を経時的なインク位置の変化に直接的に関連付けることによって、液滴サイズ変調を達成し得る。多数の所望の液滴容積(液滴サイズ)のために対応する所望のメニスカス変化を記憶することによって、これらのプロファイルは変換器の駆動アルゴリズムのために利用可能となる。例えば、もし特定の液滴サイズが必要とされるならば、関連する基準変化を用いることができ、所望のメニスカス変化が達成されるよう、駆動パルスがそれを用いて変更される。
さらに、示されたような液滴容積のみならず、速度のような他の液滴特性も変更可能である。液滴特性とメニスカス動作との間の伝達を記載するモデルを用いて、これに関する拡張が可能である。動作の全範囲に亘ってメニスカス動作を変更し、速度及び液滴サイズのような液滴特性を測定することによって、各動作時に、伝達のモデルを決定し得る。特定の液滴サイズ及び速度のような特定の目的が与えられたメニスカス位置の基準変化を計算し、それらを基準変化として用いるために、このモデルに基づいて、駆動アルゴリズム自体を用いることができ、変化は相応して収束する。
以下の図面及び本発明の具体的な実施態様が概説された実施例を参照して、本発明をさらに説明する。
実施例1は、キャパシタの実施態様を示す物理モデルである。
(図1)
図1Aは、本発明に従ったインクジェット印字ヘッドの一部を示す実施例、即ち、実質的に閉塞されたダクト103の断面図であり、ダクトはそこからのインクジェット液滴を噴出するために用いられる出口孔104を含む。ダクトは2つの導電性部分(電極)を含み、各導電性部分は101及び102によって指し示されるダクト壁に適合されている。これらの部分は出口孔に延び、且つ、これらの部分は、それらが共にキャパシタを形成するよう、それらがそれらの部分の上に電荷蓄積を生じさせ得るという効果を相互に対して有する。キャパシタを測定するために、キャパシタと測定装置との間に電気接続105,106(ワイヤリング)を用い得る。ダクトからインクジェット液滴を噴出するために、駆動パルスが変換器111の上に加えられ、この変換器をダクト103の方向に伸ばし、インクジェット液滴がダクトから噴出されるよう圧力波を生成する。
図1Bは、ダクトからインクジェット液滴を噴出するために用いられる出口孔104を含む実質的に閉塞されたダクト103の一部の実施例を示している。ダクトは2つの導電性部分(電極)を含み、導電性部分は101及び102によって指し示されるダクト壁にそれぞれ適合されている。これらの部分は出口孔に延び、且つ、これらの部分は、それらが共にキャパシタを形成するよう、素子に亘る電圧によってそれらがそれらの部分の上に電荷蓄積を生じさせ得るという効果を相互に対して有する。このキャパシタも図2Bにおいて203によって指し示されている。これらの部分は、動作中、インクメニスカスが導電性部分の間にあるよう延びている。導電性部分を例えばアルミニウムで具現し得る。メニスカス位置を測定し得るよう、これらの部分は出口孔の近傍に延びる。
1つの実施態様によれば、ダクトの出口孔104は、ノズル板中のノズルの出口孔と一致している。図1Bは、ノズル板109の一部を示している。ノズル板は、例えば、約25〜150マイクロメータの厚さを備えたシリコンのような非伝導性基板の板であり得る。ダクトとノズル板とが共に出口孔104を構成するよう、このノズル板はダクトの出口に対して適合される。
キャパシタを測定するために、電気接続105,106(ワイヤリング)が、ノズル板とインクジェット印字ヘッドとの間の少なくとも一部について、或いは、インクジェット印字ヘッドの外側(図示せず)に沿って、キャパシタと測定装置との間に延びている。ノズル板に亘ってインクジェット印字ヘッドの外側に沿って延びる電気接続の不利点は、キャパシタの容量を決定するとき、電気接続上の如何なるインク液滴も信号ひずみを生成することである。信号ひずみが生成されないよう、キャパシタと測定装置との間の電気接続が、ノズル板とインクジェット印字ヘッドとの間に少なくとも部分的に延びることが好ましい。
図1Bは、陰影によって指し示されるように、インクで充填されたインクジェット印字ヘッドのダクトを示しており、この場合には、インク液滴の放出方向は107によって指し示されている。キャパシタを用いて、108によって指し示される瞬間メニスカス位置を決定し得る。駆動周期中、メニスカスは僅かに凸面、凹面、又は、平面であってよく、メニスカス位置を決定するときにそれを考慮し得る。
図1Cは、矢印Iの方向から見た図1Bの点線z−z’の水準での断面図である。図1Cは、ノズル内のキャパシタの実施例を示している。この実施態様によれば、ダクトは出口までテーパが付けられている。図1Cは、暗いマークアップによって指し示された2つの導電性部分101,102を示す図面である。ダクトの考え得る他の実施態様では、キャパシタを出口孔付近にも適用し得ることが理解されるべきである。
以下の式は、出口孔がインクで完全に充填されたときの出口孔付近でのキャパシタ容積Cに当て嵌まる。
Figure 2006218863
式1において、eは、真空中の誘電率、eは、インクの比誘電率、Aeff(Armsである)は、容量に寄与する表面であり、reff(rrmsである)は、容量に寄与する、部分間の距離であり、Qは、導電性部分に蓄積される電荷であり、Vは、導電性部分間に印加される電圧である。距離reff(rrmsである)及び表面Aeff(Armsである)は、部分の構造に依存し、もし構造が既知であれば、それらの値を計算し得る。
キャパシタの容量は、出口孔付近のインクの実際のメニスカス位置に依存する。例えば、これはインクが空気よりも強い電気特性を有するからであり得る。その結果、2つの導電性部分の間のインクで充填された部分は、空気で充填された部分よりも容量に寄与する。
キャパシタの1つの実施態様に関して、キャパシタ容量Cnozzleとメニスカス位置Xmenとの間の相関関係を示すモデルを導出し得る。このモデルは、例えば、物理モデル、又は、本実施態様で遂行される測定によって決定される測定モデルであり得る。例えば、レーザ振動計を用いることによって、メニスカス位置を正確に決定し得る。同時に、測定装置を用いて容量を決定し得る。2つの測定からのデータを組み合わせることによって、測定モデルを決定し得る。出口孔付近のキャパシタの具体的な実施態様のために物理モデルを導出し得る。例えば、キャパシタ容量値(誘電率)に対する空気の影響はキャパシタ容量に対するインクの影響よりも一層小さいので、物理モデルを単純化し得る。従って、容量値に対する空気の影響を一部の場合には無視し得る。
(図2)
図2Bは、キャパシタ容量Cnozzleを決定するために、キャパシタ203が測定装置205に接続されていることを示す図面である。他の実施態様によれば、メニスカス位置を決定するために、測定装置をモデルモジュール206に接続し得る。決定されるべき測定キャパシタ容量Cnozzleと出口孔付近のインクのメニスカス位置との間の相関関係は、モデルモジュール中に見い出される。
様々な方法で容量を決定し得る。メニスカス位置を決定する1つの方法は、インクジェット印字ヘッドの動作中、定電圧Vが両方の部分に亘って存在し、よって、これらの部分の上に特定電荷Qが存在する。メニスカス位置の如何なる移動も、式1に示されるように、時間に亘って微分される、電圧Iを備える電荷Qの変化によって、容量の変化を招く。
Figure 2006218863
例えば電荷増幅器を包含する測定装置を用いて、電流Iを測定し得る。この方法の不利点は、初期メニスカス位置−静止メニスカス位置−を決定することが複雑過ぎ、より大きな測定誤差を引き起こし得ることである。
メニスカス位置を決定するための他の方法を用いることがより良好であろう。図2Aは、Cnozzle203によって指し示される瞬間キャパシタ容量を決定し得る基本電気図の形態の測定装置の実施例を示している。この図では、基準キャパシタCref204と、十分に大きな抵抗器R202と、増幅係数A及び傾斜周波数τを備えるオペアンプ201(差動増幅器)が用いられている。例えば、ノイズを抑え、且つ、寄生容量を補償するために、基本図を変更し得る。
交流電流が、Uによって指し示される測定装置の入力に加えられ、然る後、Uによって指し示される測定装置の出力での電圧が測定される。容量Cnozzleを決定するために、出力電圧は入力電圧と比較される。次の式が入力電圧と出力電圧との間の伝達に当て嵌まる。
Figure 2006218863
ここで、ωは、2×pi×周波数であり、ここで、周波数は、入力信号Uの周波数である。十分に大きな抵抗器R及び1よりも一層小さいjωτ/Aのために、伝達における双方の影響を無視し得るので、単純な伝達が残る。
Figure 2006218863
基準容量Cref及び入力電圧は既知であるので、出力電圧を測定することによって、容量Cnozzleを容易に決定し得る。
(図3)
図3は、本発明に従ったインクジェットプリンタを駆動する方法の電気等価を示している。この電気図は、フィードフォワード及びフィードバックの双方の種類のコントローラに当て嵌まる。この図面の中央ユニットはプロセッサ301である。プロセッサ301内で、双方の種類の制御図を用い得る。このプロセッサは、接続302を介して、基準位置又は基準変化のいずれかが与えられる。プロセッサ301は、接続308を介して、モデルモジュール206の出口孔付近のインクの測定されたメニスカス位置を受信する。多様な時間に又は連続的にメニスカス位置を決定し且つ記憶することによって、駆動パルスの結果としてのメニスカス位置の変化を決定し得る。この変化を、例えば、プロセッサ301に利用可能なメモリ(図示せず)中に記憶し得る。プロセッサは、電気機械コンバータ303のための信号を決定する。この目的のために、それは信号をDAコンバータに供給し、DAコンバータは、接続305を介して、アナログ信号を増幅器306に供給する。次に、この増幅器は、接続307を介して、駆動パルスをコンバータ303に供給する。基準位置から測定位置を差し引くことによって、メニスカス位置の誤差がより小さくなるよう、測定誤差を電気機械コンバータ303の駆動に加え得る。よって、駆動中、既述の駆動パルスを依然として直接的に調節し得る。代替的に、メニスカス位置の変化を記憶することによって、以前の駆動パルスの結果としてのこの記憶された変化に基づいて、次の駆動パルスを変更し得る。
このようにして、電気機械コンバータ(変換器)用の駆動回路に加えて、ダクトの出口孔付近のメニスカス位置を決定するために測定回路も形成され、駆動パルスを変更するために制御ユニット(プロセッサ301)も形成される。
原理的には、各ダクトをこのように駆動し、測定し、且つ、制御し得る。1つの実施態様によれば、数十のインクダクトのために、或いは、数百のインクダクトのためにさえも、1つのプロセッサユニットを用い得る。数百のインクダクトを備えるインクジェットプリンタのために必要とされるプロセッサの数は、とりわけ、駆動パルスの適切な制御のために必要とされる演算容量に依存する。
(図4A)
本発明に従ったインクジェットプリンタのための様々な代替的駆動技術がある。フィードフォワード駆動技術である「反復学習制御」(ILC)駆動技術が好ましい選択肢である。ILCは、インクジェットプリンタの出口孔からインク液滴を噴出することのような反復的タスクに適している。
図4Aは、プロセッサ301上で遂行し得る「リフトILC」制御構造を示す例示的な図である。プロセッサは、基準(所望)メニスカス位置302から測定位置308を差し引く。次に、結果401、即ち、位置誤差が学習マトリックスL402によって倍加され、その結果、以前の駆動と比較された新しい駆動403が適合される。この適合403は、演算子マトリックスZ−1404を介して1回の試行が遅延された以前の駆動パルス405に加えられる。これは電気機械コンバータのための新しい変更された駆動パルス406をもたらし、メニスカス位置の誤差はこれを用いて低減される。位置の決定論的誤差−確率論的誤差ではない−は、インクジェットプリンタがこのための動作領域を有することを条件として、電気機械コンバータの駆動、メニスカス位置の測定、基準メニスカス位置から測定メニスカス位置を差し引くこと、学習マトリックスLによる差の倍加、及び、新しい変更された駆動パルスの計算の周期を何回も遂行することによって、測定装置の解像度に低減され得る。
(図4B)
他の代替的な駆動技術は、図4Bに概略的に例証されているようなフィードバック駆動技術である。プロセッサ301が、基準位置302から測定位置308を差し引く。次に、407によって指し示される、フォードバックコントローラKFB中の駆動パルスのための補正を計算するために、結果、即ち、メニスカス位置の誤差が用いられ、変更される電流駆動をもたらす。
(図5)
図5は、インクジェットプリンタの一部を示す図である。この実施態様によれば、プリンタは、受信媒体502を支持し且つそれを4つのインクジェット印字ヘッド503に沿って移動するために用いられるローラ501を含む。ローラ501は、矢印Aによって指し示されるように、それ自体の軸の周りで回転し得る。キャリッジ504が、シアン、マジェンタ、イエロー、ブラックのそれぞれの1つである4つの印字ヘッド503を支持し、ローラ501と平行な二重矢印Bによって指し示される方向に往復移動される。このようにして、印字ヘッド503は受信媒体502に沿って移動し得る。キャリッジ504はロッド505上を案内され、適切な手段(図示せず)によって駆動される。
図5に示される実施態様によれば、各印字ヘッド503は8個のインクダクトを含み、各インクダクトはそれ自体の出口孔506を備え、それはローラ501の軸に対して直交する仮想線を形成する。印刷装置の実際的な実施態様によれば、印字ヘッド当たりのインクダクト数は数倍より大きい。各インクダクトは、変換器、本発明に従ってキャパシタ容量(図示せず)を決定するための測定装置を備える。各印字ヘッドは、制御ユニット、即ち、駆動パルスを変更するための図3に従った関連駆動及び測定回路(図示せず)も包含する。このようにして、インクダクト、変換器、駆動回路、及び、測定装置は、インク液滴をローラ501の方向に噴出する働きをするシステムを形成する。しかしながら、駆動及び測定装置の全ての素子が印字ヘッド503内に物理的に組み込まれるべきことは本質的ではない。一部の部分が、例えば、キャリッジ504内に、或いは、プリンタのより遠隔部分にさえ位置付けられることも可能であり、印字ヘッド503それ自体の構成部材への接続がある。このようにして、これらの部分は、印字ヘッド内に組み込まれないにも拘わらず、印字ヘッドの機能部分を形成する。コンバータが映像状に駆動されるならば、映像は受信媒体502上に個別のインク液滴を形成し積み重ねる。
(実施例1)
以下に、キャパシタの実施態様の物理モデルの実施例が示されている。図6Aは、図1Bの矢印Iの方向から見た破線z−z’に従った断面図を示している。ここには、キャパシタが示されている。この実施態様における導電性部分は平行に延びず、ノズル内のダクト壁に出口孔までテーパが付けられているように、導電性部分はテーパが付けられている。2つの導電性部分は、暗いマークアップ(101,102)によって指し示されている。側面では、この実施態様のダクトノズルは、図6Bに示されるような図のように見える。ノズルの高さはhと等しい。動作中、メニスカスはこれらの2つの位置の間にあり得る。これらの2つの導電性部分の一端は、位置x=0で始端し、こられの部分の他端は位置x=hで終端する。この実施態様によれば、ノズルの断面は正方形であり、出口孔の方向の1つはサイズが減少し続けている(テーパが付けられている)。ノズルのダクト壁は同一形状に倣う。この実施態様におけるノズル形状の角度は、シリコンの結晶角によって決定される。
(図7A、B、及び、C)
図7Aは、図6Aの2つの矢印Jによって指し示される方向から見た破線y−y’に従ったダクト壁601の断面図を示している。図7A中の矢印rは、ダクト壁の幅を指し示している。1つの実施態様によれば、角度はシリコン結晶角と同一であり、α=35.3度及びδ=54.7度によってそれぞれ指し示されている。1つの実施態様によれば、高さhは123×10−6メータである。出口孔におけるダクト壁の幅は、25×10−6メータである。次の式が、位置xに依存する距離rに当て嵌まる。
Figure 2006218863
図7Cは、導電性部分(101又は102)の側面図を示しており、ここで、一端は位置x=0で始端し、この部分の他端は位置x=hで終端している。シリコン結晶角は、α=35.3度として指し示されている。導電性部分の長さはh’として指し示されている。ここで、
Figure 2006218863
図7Bは、部分に対して直交する特定視点からの図6Aの導電性部分(101又は102)を示している。導電性部分の長さはh’として指し示され、出口孔における導電性部分の幅はbとして指し示され、無限大に小さい導電性表面dの位置はx’として指し示されている。1つの実施態様によれば、幅bは25×10−6メータである。ノズルの4つのダクト壁のそれぞれの2つの角度は1つの実施態様によればγ=60度である。次の式が位置xでの無限大に小さい表面dに当て嵌まる。
Figure 2006218863
1つの実施態様からのデータに基づき、メニスカス位置に依存する容量値Cnozzleのために次の物理モデルを導出し得る。
Figure 2006218863
式5において、eは、真空中の誘電率であり、eは、インクの比誘電率であり、dAは、容量に寄与する幅rを備える、位置xでの無限大に小さい導電性表面であり、rは、容量に寄与する位置xでの部分間の距離である。式5では、容量の値に対する導電性部分の間の空気部分の影響は無視された。式5では、容量値Cnozzleを決定するために、位置xはゼロ位置からメニスカス位置Xmenに至るまで統合された。表面d(式4)及び距離r(式6)が位置x、高さh、及び、式5中の構造角で表現されると、これは導出される物理モデルのために次の式6をもたらす。
Figure 2006218863
これはメニスカス位置Xmenと容量値Cnozzleとの間の相関関係を示す物理モデルをもたらす。
キャパシタを生成する方法は、本発明の一部ではない。メニスカス位置を決定するためのキャパシタの1つの実施態様は、排他的ではないが、例えば次のように達成されることが当業者によって理解されよう。即ち、伝導性ペーストの電極を塗布し、次に、乾燥することによって、マイクロマニピュレーション(micro-manipulation)若しくはマイクロメカニカル(micro-mechanical)技術を介して電極を塗布するようなステップ、又は、反応エッチング処理及び化学蒸着法のような部分塗布ステップによって一般的に知られるIC製造ステップである。
インクジェットプリンタダクト内のキャパシタを示す断面図である。 インクで充填されたダクト内のキャパシタを示す断面図である。 ダクト内のキャパシタを示す側面図である。 電荷増幅器を示す電気図である。 キャパシタの容量を決定するために用いられる測定装置を示す概略図である。 本発明に従ってインクジェット印字ヘッドを駆動する方法の電気等価を示す電気図である。 ILC技術を示す概略図である。 駆動技術の他の実施例を示す概略図である。 本発明に従ったインクジェットプリンタを示す概略図である。 ダクト内の2つの導電性部分の実施例を示す概略図である。 ノズル形状の実施例を示す概略図である。 実施態様の物理モデルの実施例を示す概略図である。 実施態様の物理モデルの実施例を示す概略図である。 実施態様の物理モデルの実施例を示す概略図である。
符号の説明
101 ダクト壁
102 ダクト壁
103 ダクト
104 出口孔
105 電気接続
106 電気接続
107 噴出方向
109 ノズル板
111 変換器
201 オペアンプ(差動増幅器)
202 抵抗器
203 キャパシタ
204 基準キャパシタ
205 測定装置
206 モデルモジュール
301 プロセッサ
302 接続
303 コンバータ
304 DAコンバータ
305 接続
306 増幅器
307 接続
308 測定位置
401 結果
407 フィードバックコントローラ
501 ローラ
502 受信媒体
503 印字ヘッド
504 キャリッジ
505 ロッド
506 出口孔
601 ダクト壁

Claims (8)

  1. 実質的に閉塞されたダクトを包含し、該ダクトはインク液滴を噴出するために用いられる出口孔を含むインクジェット印字ヘッドを含むインクジェットプリンタであって、
    前記ダクトは、2つの導電性部分を含み、それらの各々はダクト壁に適合され、これらの部分は、前記出口孔の近傍に延び、且つ、共にキャパシタを形成し、
    当該インクジェットプリンタは、前記キャパシタの容量を決定するために、測定装置をさらに備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記ダクトの前記出口孔がノズル板中のノズルと一致するよう、前記ノズル板が前記インクジェット印字ヘッドに対して適合された請求項1に記載のインクジェットプリンタであって、
    前記キャパシタと前記測定装置との間の電気接続を含み、該電気接続の少なくとも一部が、前記ノズル板と前記インクジェット印字ヘッドとの間に位置することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 実質的に閉塞されたダクトを包含し、該ダクトは出口孔を含むインクジェット印字ヘッドを含み、前記ダクトは本質的にインクで充填され、該インクのメニスカスは前記出口孔の近傍に位置し、前記ダクトは、2つの導電性部分を含み、各部分はダクト壁に対して適合され、これらの素子は前記出口孔の近傍に延び、且つ、共にキャパシタを形成するインクジェットプリンタにおいて適用されるべき方法であって、
    前記キャパシタの容量を決定するステップと、
    該容量に基づいて前記メニスカスの位置を決定するステップとを含む方法。
  4. 前記出口孔からインク液滴が噴出されるよう、前記ダクトに動作的に接続されたアクチュエータに駆動パルスを与えるステップと、
    前記駆動パルスの結果として、前記メニスカスの位置の変化を決定するステップとをさらに含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記変化に基づいて前記駆動パルスを変更するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記変化に基づいて他の駆動パルスを変更するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記変化を基準変化と比較するステップをさらに含む、請求項4乃至6に記載の方法。
  8. 前記駆動パルスは、反復学習制御駆動技術の形態を用いて変更される、請求項5又は6に記載の方法。
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