JP2006218313A - 乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転ドラムの回転により生じる振動を軽減することができる乾燥機を提供する。
【解決手段】 外槽ドラム2と当該外槽ドラム2の内側に設置された回転ドラムとしての内槽ドラム5から成るドラム本体Dの内槽ドラム5内に構成された収容室10内において被乾燥物の乾燥運転を実行する洗濯乾燥機Wにおいて、コンプレッサ81、放熱器としてのガスクーラ82、膨張弁(減圧装置)84及び蒸発器85を順次環状に配管接続して成る冷媒回路95と、送風手段としてのブロアファン83によりガスクーラ82と熱交換した空気を収容室10内に吐出し、この収容室10内を経た空気を蒸発器85と熱交換させるための空気循環経路72とを備え、ドラム本体Dを、サスペンション30を介してベース32に取り付けると共に、コンプレッサ81をドラム本体Dの下部に取り付ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ドラム本体の回転ドラム内に構成された収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機に関するものである。
従来、この種乾燥機は、本体内に電気ヒータやガス燃焼ヒータの熱源とファン及びその駆動モータから成る乾燥ユニットと、被乾燥物を収容するための収容室が内部に形成された回転ドラムにて構成されている。そして、ファン(送風手段)で送風した空気を前記電気ヒータやガス燃焼ヒータで加熱してから回転ドラム内の収容室に送風し、収容室内の被乾燥物を乾燥するものであった。
このような乾燥機は、乾燥ユニットを回転ドラムの上方に独立して設置し、乾燥ユニットと回転ドラムとを可撓性を有するフレキシブルダクトにて接続して、回転ドラムから乾燥ユニットへ伝達される振動を軽減するものとれていた(例えば、特許文献1参照)。
また、洗濯運転と洗濯運転終了後の乾燥運転を実行する洗濯乾燥機においては、洗濯運転のすすぎ工程で使用するすすぎ水を貯留するタンクを本体内の底部に設置して、係る洗濯乾燥機の重心を下方とすることで安定度を高めるといったものも開発されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−123486号公報 特開平2−36893号公報
一方、このような電気ヒータやガス燃焼ヒータなどを使用している乾燥機では、収容室内に送出される高温空気は、収容室外の温度が低く湿度を含む外気が使用されるため、被乾燥物が乾燥するまでに長時間を要する。従って、被乾燥物を乾燥させるためのエネルギー消費量も多くなり、電気代やガス代等のエネルギーコストが高騰してしまう問題があった。
そこで、コンプレッサ、放熱器、膨張弁(減圧装置)及び蒸発器から成り、熱交換媒体を循環可能としたヒートポンプを利用し、前記放熱器にて加熱された高温空気にて被乾燥物を乾燥させ、当該被乾燥物から蒸発した湿気は蒸発器に凝結させて除湿し、この凝結した水分は廃棄する乾燥機も開発されている。
このようなヒートポンプを用いた乾燥機においても、回転ドラムの回転により発生する振動の軽減が切望されている。
本発明は、係る従来の課題を解決するために成されたものであり、回転ドラムの回転により生じる振動を軽減することができる乾燥機を提供することを目的とする。
本発明の乾燥機は、回転ドラム内に構成された収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行するものであって、コンプレッサ、放熱器、減圧装置及び蒸発器を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を蒸発器と熱交換させるための空気循環経路とを備え、ドラム本体を、サスペンションを介してベースに取り付けると共に、コンプレッサをドラム本体下部に取り付けたものである。
請求項2の発明の乾燥機では、上記発明においてコンプレッサを含む冷媒回路、又は、冷媒回路及び送風手段をドラム本体下部に取り付けたものである。
請求項3の発明の乾燥機では、請求項2の発明において冷媒回路、又は、冷媒回路及び送風手段を一体に構成し、ドラム本体下部に着脱可能に装着したものである。
請求項4の発明の乾燥機では、上記各発明においてドラム本体の重心下方における所定範囲内に、コンプレッサ、又は、冷媒回路、又は、冷媒回路及び送風手段を配置したものである。
本発明では、回転ドラム内に構成された収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、コンプレッサ、放熱器、減圧装置及び蒸発器を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を蒸発器と熱交換させるための空気循環経路とを備え、ドラム本体を、サスペンションを介してベースに取り付けると共に、コンプレッサをドラム本体下部に取り付けたので、コンプレッサがドラム本体に対して錘の役割を果たし、回転ドラムが回転するときに生じる振動の振幅が抑えられて共振周波数が下がるようになる。
これにより、サスペンションの吸振効果に加えて運転中の振動・騒音を著しく低く抑えることができるようになる。
請求項2の発明では、上記に加えてコンプレッサを含む冷媒回路、又は、冷媒回路及び送風手段をドラム本体下部に取り付けたので、コンプレッサを含む冷媒回路及び送風手段がドラム本体に対して錘を役割を果たすようになり、より一層の振動抑制を図ることができるようになる。特に、この場合は冷媒回路とドラム本体間の空気循環経路中に変位吸収用のフレキシブルホースを使用する必要も無くなり、部品コストの削減も図ることができるようになる。
請求項3の発明では、上記に加えて冷媒回路、又は、冷媒回路及び送風手段を一体に構成し、ドラム本体下部に着脱可能に装着したので、生産及びメンテナンス時における組立作業性が著しく向上するものである。
請求項4の発明では、上記各発明に加えてドラム本体の重心下方における所定範囲内に、コンプレッサ、又は、冷媒回路、又は、冷媒回路及び送風手段を配置したので、ドラム本体の振動の振幅抑制を確実に実現することができるようになる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
図1は本発明を適用した乾燥機の実施例として、洗濯運転と洗濯運転終了後の乾燥運転を実行する洗濯乾燥機Wの内部構成図、図2は乾燥ユニットを取り出した状態の洗濯乾燥機Wの内部構成図、図3及び図4は洗濯乾燥機Wの断面図をそれぞれ示している。
本実施例の実施例の洗濯乾燥機Wは、衣類等の被洗濯物(この被洗濯物が乾燥運転における被乾燥物となる。)を洗濯、及び、乾燥するために使用するもので、外郭を形成する本体1(図は本体1のケース内を透視している。)の上面中央部には被洗濯物を納出するための開閉扉3が取り付けられており、開閉扉3の側方の本体1上面には各種の操作スイッチや表示部が配設された図示しない操作パネルが設けられている。
前記本体1内には、円筒の軸を左右方向として配設された貯水可能な円筒状樹脂製の外槽ドラム2とこの外槽ドラム2の内側に設置され洗濯槽と脱水槽を兼ねる円筒状ステンレス製の内槽ドラム(本発明における回転ドラム)5から成るドラム本体Dが設けられている。そして、この内槽ドラム5の内部が被洗濯物を収容する収容室(乾燥運転においては収容室として機能する)10とされ、これも円筒の軸を左右方向として配設されると共に、この回転軸が外槽ドラム2の側壁(図1の奥側)に装着された図示しない駆動モータの軸8に連結され、当該軸8に連結された内槽ドラム5の軸である回転軸を中心とし、内槽ドラム5は外槽ドラム2内で回転可能に保持されている。
前記外槽ドラム2の上部には、前記開閉扉3に対応して被洗濯物を納出するための図示しない水密性の開閉蓋が設けられている。また、内槽ドラム5の全周壁には、空気及び水が流通可能な多数の透孔(図示されない)が形成されている。また、当該内槽ドラム5の停止位置は規定されており、この停止時に前記外槽ドラム2の開閉蓋に対応する位置(上面)には被洗濯物を納出するための図示しない開閉蓋を有している。
前述した駆動モータは、洗濯運転及び当該洗濯運転終了後の乾燥運転において、左右水平方向の軸8を中心として内槽ドラム5を回転させるためのモータである。この駆動モータは、前記軸8の他端(図1の奥側)に装着されており、当該駆動モータにより乾燥運転時においては洗濯運転時に比して低速にて内槽ドラム5を回転させるように制御されている。
前記軸8の一端(図1の手前側)内には内部中空の中空部9が形成されており、この中空部9の図示しない吐出口を介して後述する空気循環経路72と内槽ドラム5内とが連通されている。
前記本体1の上部には、内槽ドラム5内に給水するための給水手段としての図示しない給水通路が設けられており、この給水通路の一端は給水バルブを介して水道水などの給水源に接続されている。この給水バルブは制御装置にて開閉が制御される。また、給水通路の他端は、外槽ドラム2に接続されて内部と連通しており、制御装置にて給水バルブが開放されると、外槽ドラム2内に設けられた内槽ドラム5内の収容室10に給水源から水(水道水)が供給されるように構成されている。
また、前記本体1の下部には、内槽ドラム5内の収容室10の水を排出するための排水手段としての図示しない排水通路が設けられており、この排水通路の一端は、制御装置にて開閉を制御される排水バルブを介して外槽ドラム2の最底部と連通している。また、排水通路の他端は、洗濯乾燥機Wの外部に導出され、排水溝等に至る。
他方、洗濯乾燥機Wの本体1内には外槽ドラム2の後側から側方に渡って前述した空気循環経路72が構成されている。この空気循環経路72は、送風手段としてのブロアファン83により放熱器としてのガスクーラ82と熱交換した空気を収容室10内に吐出し、この収容室10内を経た空気を蒸発器85と熱交換させるためのものであり、吐出側のダクト部材67と、吸込側のダクト部材68と、後述する乾燥ユニット80内に形成された空気通路69等から構成されている。ダクト部材67の一端は、軸8の一端(図1の手前側)に形成された前述した中空部9の吐出口を介して内槽ドラム5内(収容室10)と連通するように外槽ドラム2に接続固定されており、他端は乾燥ユニット80内に形成された空気通路69の出口69Bに接続固定されている。また、ダクト部材68の一端は、外槽ドラム2内の内槽ドラム5内(収容室10)と連通するように外槽ドラム2に接続固定されており、他端は空気通路69の入口69Aに接続固定されている。尚、前記両ダクト部材67、68は金属若しくは耐熱性の合成樹脂から構成されている。また、当該ダクト部材67、68の他端(空気通路の出口69B及び入口69Aと接続される側)は先端に向かって若干細くなる形状とされている。
一方、前述した乾燥ユニット80は、コンプレッサ81、ガスクーラ82、減圧装置としての膨張弁84、蒸発器85を順次環状に配管接続して成る冷媒回路95と、前記ブロアファン83にて構成されている。そして、本実施例の洗濯乾燥機Wの乾燥ユニット80は冷媒回路95及びブロアファン83を一体に構成して、これを断熱箱体90内に収容してカセットとし、ドラム本体Dの下部の重心下方における所定範囲内に着脱可能に装着している。
前記断熱箱体90の一側面(図5では一番奥に位置する面)には、前述する空気通路69の入口69Aと出口69Bとが形成されている。入口69A及び出口69Bは円筒状の孔であり、当該孔の全周に渡ってゴムなどのシール部材70が取り付けられている(図8)。
また、断熱箱体90内は断熱性の仕切部材92により区画されており、この仕切部材92にて区画された断熱箱体90の一方に前記空気通路69の入口69A、他方に空気通路69の出口69Bが位置するものとされている。そして、図5において断熱箱体90内の手前側の仕切部材92には当該仕切部材92にて区画された一方の断熱箱体90内と他方の断熱箱体90内とを連通するための連通孔94が形成されている。これにより、断熱箱体90内には、入口69Aから一方の断熱箱体90内に吸い込まれた空気が連通孔94を経て他方の断熱箱体90内に入り、出口69Bから吐出される空気経路69が構成される。
そして、仕切部材92にて区画された一方(図5では左側)の断熱箱体90内の奥には、蒸発器85が設置されていおり、手前にはブロアファン83が設置されている。このブロアファン83により乾燥運転時に空気循環経路72内の乾燥用空気を内槽ドラム5内に循環させることで、空気循環経路72の空気通路69内に設けられたガスクーラ82との熱交換にて加熱された乾燥用空気を内槽ドラム5内の収容室10に吐出する構成としている。また、当該ブロアファン83は、前記連通孔94と隣接して設けられており、吸込口は前記蒸発器85側、吐出口は連通孔94側となるように設置されている。
また、仕切部材92にて区画された他方(図5では右側)の断熱箱体90内の奥にはガスクーラ82が設置され、手前にはコンプレッサ81が設置されている。このコンプレッサ81は前記連通孔94と隣接する空気経路69内に設けられている。即ち、コンプレッサ81は、ブロアファン83から吐出された空気が連通孔94を経て当該コンプレッサ81を通過するように設置されている。
係る構成によりブロアファン83の運転によって収容室10内を循環し、被洗濯物を乾燥させた後の空気は、空気循環経路72のダクト部材68を経て入口69Aから仕切部材92にて区画された一方の断熱箱体90内の空気経路69に流入し、蒸発器85と熱交換して冷却され、除湿された後、手前側の空気経路69内に設けられたブロアファン83に吸い込まれ連通孔94から他方の断熱箱体90内に吐出されてコンプレッサ81の周囲を通過して、出口69B側の空気通路69に設けられたガスクーラ82と熱交換して加熱された後、出口69Bから出てダクト部材67を経て収容室10内に吐出される構成とされている。
また、前記断熱箱体90の底面には図6又は図7で示すように複数のローラ102・・が取り付けられている。
ここで、ドラム本体Dは内槽ドラム5の回転により振動・変位を生じるため、振動・騒音の低減のために振動吸収機能を有するサスペンション30を介して本体1の底面に位置するベース32上に固定されている。即ち、回転する内槽ドラム5は外槽ドラム2及びサスペンション30を介してベース32上に取り付けられるかたちとなる。
他方、外槽ドラム2の下部には設置台100が取り付けられている。この設置台100は前記断熱箱体90内に収容されカセットとされた乾燥ユニット80をドラム本体Dの下部に引き出し自在に取り付けるための台である。当該設置台100の前面は開口しており、底部には図6及び図7に示すような複数の溝104・・が形成されている。この溝104・・は、前記断熱箱体90を設置台100に差し込んだ際に当該断熱箱体90が所定の位置で固定されるように形成されたものであり、ローラ102・・と対応する位置に形成されている。
また、設置台100の後面には、図示しない2つの孔が形成されており、一方の孔には前記吐出側のダクト部材67が挿入固定されている。他方の孔には吸込側のダクト部材68が挿入固定されている。
そして、乾燥ユニット80の収容された断熱箱体90を設置台100の前面開口から前記設置台100の底部に形成された溝104・・と断熱箱体90の底面に形成されたローラ102・・が全て合致する位置まで差し込むと、この差し込み動作により、各ダクト部材67、68が空気経路69の出口69B及び入口69Aにそれぞれ接続固定され、これにより、空気循環経路72が構成される。尚、前述の如くダクト部材67、68の空気経路69に接続される側は先端に向かって細くなる形状とされているので、当該差し込み動作により、容易に入口69A又は出口69Bと接続することができる。また、空気経路69の出口69B及び入口69Aには前記シール部材70が取り付けられているため、各ダクト部材67、68がシール部材70を介して空気経路69の出口69B又は入口69Aに接続される。このようにシール部材70を介して断熱箱体90に形成された入口69Aと出口69Bと各ダクト部材67、68とを接続することで、両部材を容易に接続して空気循環経路72を構成することができると共に、空気循環経路72内の空気が接続箇所から外部に漏れ出る不都合を防ぐことができる。
尚、断熱箱体90に形成された入口69Aとダクト部材69との接続及び出口69Bとダクト部材68との接続は図9に示すようにOリング110を用いてシールするものとしても構わない。
また、冷媒回路95内には、冷媒として二酸化炭素(CO2)が所定量封入されており
、冷媒回路95の高圧側は超臨界圧力となる。
尚、前述した制御装置は洗濯乾燥機Wの制御を司る制御手段であり、図示しない駆動モータの運転、給水通路の給水バルブの開閉、排水通路の排水バルブの開閉、コンプレッサ81の運転、膨張弁84の絞り調整、ブロアファン83の風量を制御している。更に、制御装置は内槽ドラム5内に収容された被洗濯物が変色及び損傷しないようにガスクーラ82を経た乾燥用空気の温度も制御する。
以上の構成で次に洗濯乾燥機Wの動作を説明する。内槽ドラム5内の収容室10に被洗濯物と当該被洗濯物の量に応じた所定量の洗剤が投入され、前述した操作スイッチのうちの電源スイッチ及びスタートスイッチが操作されると、制御装置は洗濯運転を開始する。そして、制御装置は図示しない給水通路の給水バルブを開いて給水通路を開放する。これにより、給水源から外槽ドラム2内の内槽ドラム5の収容室10内に水が供給される。尚、このとき排水通路の排水バルブは制御装置により閉じられている。
内槽ドラム5内の収容室10に所定量の水が溜まると、制御装置は給水バルブを閉じて給水通路を閉塞する。これにより、給水源からの水の供給が停止される。
次に、制御装置により本体1の側面に形成された駆動モータが通電起動されて軸8が回転し、これにより、軸8に取り付けられた内槽ドラム5が外槽ドラム2内で回転し始め、洗濯運転の洗濯行程が開始される。
洗濯行程の開始から所定時間経過すると、制御装置により駆動モータが停止され、前記排水通路の排水バルブが開放されて内槽ドラム5の収容室10内(即ち、外槽ドラム2内)の水(洗濯水)が排出されていく。
そして、内槽ドラム5の収容室10内の水が排出されると、制御装置は再び駆動モータを作動し、被洗濯物の脱水を行う。この脱水を所定時間実行した後、制御装置は排水通路の排水バルブを閉じる。
次に、制御装置はすすぎ行程に移行し、給水通路の給水バルブを開いて給水通路を開放する。これにより、給水源から内槽ドラム5内の収容室10に再び水が供給される。内槽ドラム5内の収容室10に所定量の給水が行われると、制御装置は給水バルブを閉じ、給水通路を閉塞する。これにより、給水源からの水の供給が停止される。
そして、前記駆動モータの回転動作を所定時間繰り返してすすぎを行った後、制御装置は駆動モータを停止し、排水通路の排水バルブを開いて収容室10内のすすぎ水を排水通路に排出する。収容室10内のすすぎ水が排出されると、制御装置は再び駆動モータを作動し、前述同様に内槽ドラム5を回転させて、被洗濯物の脱水を行う脱水行程に移行する。このとき、制御装置はコンプレッサ81及びブロアファン83を起動し、プレヒート運転を開始する。この脱水行程を所定時間実行した後、制御装置は前記駆動モータにより内槽ドラム5を回転させて乾燥運転に移行する。
この乾燥運転では、コンプレッサ81から吐出された高温・高圧のガス冷媒は、ガスクーラ82で放熱した後、膨張弁84に至る。ここまで冷媒は凝縮せず、冷媒回路20の高圧側は超臨界圧力となっている。膨張弁84に至った冷媒はそこで減圧され、その過程で液化した後、次に蒸発器85に流入してそこで周囲から吸熱し、蒸発してコンプレッサ81に吸い込まれる循環を行うようになる。
ブロアファン83の運転により、ガスクーラ82における高温高圧の冷媒の放熱によって加熱され、高温となった乾燥用空気は空気循環経路72のダクト部材67から出て中空部9に流入する。中空部9に流入した乾燥用空気は吐出口9Aから収容室10内に吐出される。収容室10に吐出された乾燥用空気は内槽ドラム5内(収容室10)に収容された被乾燥物を暖めて水分を蒸発させ、被乾燥物を乾燥させる。被乾燥物を乾燥させて湿気を含んだ空気は、収容室10を経て図示しない透孔から内槽ドラム5外に流出し、空気循環経路72のダクト部材68内を通過し、入口69Aから断熱箱体90内に形成された空気通路69内に吸い込まれ、そこに設けられた蒸発器85に導入されて通過する。
収容室10からの空気に含まれる水分(被乾燥物から蒸発した水分)は蒸発器85を通過する過程で当該蒸発器85の表面に凝結し、水滴となって落下する。落下した水滴は図示しないドレンパイプを介して、前記排水通路から外部の排水溝などに排出される。
この蒸発器85で湿気が取り除かれて乾燥した空気は、ブロアファン83に吸い込まれた後、連通孔94に向かって吐出される。そして、連通孔94を経た空気はコンプレッサ81の周囲を通過する。このとき、蒸発器85にて冷却され、ブロアファン83に吸い込まれて吐出された空気をコンプレッサ81の周囲を通過させることで、運転により加熱したコンプレッサ81を冷却することができるようになり、コンプレッサ81の耐久性が向上すると共に、コンプレッサ81自体の発熱を利用することができるようになる。
また、コンプレッサ81を冷却した空気はガスクーラ82に流入して加熱される。そして、空気通路69の出口69Bから出てダクト部材67に入り、軸8の中空部9に送風され、前述同様に内槽ドラム5内の収容室10に吐出されて内槽ドラム5内の被乾燥物から水分を奪って乾燥させる循環を繰り返す。
このような乾燥運転が制御装置にて所定時間実行されることにより、内槽ドラム5内の収容室10の被乾燥物は完全に乾燥される。このように、空気循環経路72内の空気をガスクーラ82で加熱し、蒸発器85で除湿することで被乾燥物を効率的に乾燥させることができるようになる。また、二酸化炭素のように冷媒回路の高圧側が超臨界圧力となる冷媒を用いることで、ガスクーラ82において大なる加熱能力を得ることができるようになる。
一方、前述の如く乾燥ユニット80を外槽ドラム2の下部に取り付けることで、乾燥ユニット80が外槽ドラム2及び内槽ドラム5から成るドラム本体に対して錘の役割を果たし、回転ドラムが回転するときに生じる振動の振幅が抑えられて共振周波数が下がるようになる。
即ち、振幅は図10の式(1)にて簡易的に表すことができる。また共振周波数は図10の式(2)にて簡易的に表すことができる。式(1)及び式(2)において、Aは振幅、Fは力、kはバネ定数、mは重量、cは粘度、ωは角周波数、ω0は共振周波数である
。また、図11は重量mの変化に伴い、前記各式(1)、(2)に基づいて算出された共振周波数ω0の変化を示したものである。図11から、質量mの増加に伴い共振周波数ω0が低くなることがわかる。従って、本発明のように乾燥ユニット80を外槽ドラム2の下部に取り付けることで、共振周波数ω0は著しく低くなる。また、ドラム本体Dの下部に
乾燥ユニットを取り付けることで、内槽ドラム5が回転するときに生じる振動の振幅が抑えられて共振周波数ω0を下げることができるようになる。これにより、運転中の振動・
騒音を著しく低く抑えることができるようになる。
特に、この場合は冷媒回路95とブロアファン83から成る乾燥ユニット80とドラム本体D間を接続する空気循環経路72の各ダクト部材67、68に振動・変位吸収用のフレキシブルホースを使用する必要も無くなり、部品コストの削減も図ることができるようになる。
更に、本実施例の如く乾燥ユニット80は断熱箱体90内に冷媒回路95とブロアファン83を一体に構成してカセットとし、ドラム本体Dの下部に着脱可能に装着したので、生産及びメンテナンス時における組立作業性が著しく向上するようになる。
更にまた、ドラム本体Dの重心下方における所定範囲内に、前記乾燥ユニット80を配置したので、ドラム本体Dの振動の振幅抑制を確実に実現することができるようになる。
次に、本発明を適用した乾燥機の他の実施例について、図12及び図13を用いて説明する。尚、図12及び図13において図1乃至図9と同一の符号が付されているものは、同様又は類似の効果を奏するものである。
図12において120は乾燥ユニット80を設置するための設置孔であり、当該設置孔120はベース32内に形成されている。この設置孔120はベース32の前面に開口を有し、この前面の開口から乾燥ユニット80の断熱箱体90を引き出し自在に取り付けられるものとされている。また、設置孔120の底部には前記設置台100と同様に複数の溝104・・が形成されており、この溝104・・により、当該設置孔120に断熱箱体90を挿入した際に、断熱箱体90の下部に取り付けられた前記ローラ102・・が保持されるかたちとなる。
また、ベース32の後面には前記設置孔120と連通する図示しない2つの孔が形成されており、一方の孔に吐出側のダクト部材67が挿入され、前記乾燥ユニット80の断熱箱体90の出口69B内にシール部材70を介して接続固定されている。また、他方の孔には吸込側のダクト部材68が挿入され、断熱箱体90の入口69A内にシール部材70を介して接続固定されている(図8参照)。このようにシール部材70を介して断熱箱体90と各ダクト部材67、68とを接続することで、空気循環経路72内の空気が接続箇所から外部に漏れ出る不都合を防ぐことができる。
尚、本実施例のダクト部材67及びダクト部材68は金属若しくは耐熱性の合成樹脂から構成され、全体若しくは少なくとも一部が可撓性を有した材料、例えばフレキシブルホースにて構成されている。
このようにベース32に形成された設置孔120内に断熱箱体90に収容された乾燥ユニット80を引き出し自在に取り付けた場合においても、ドラム本体D自体の重心が低くなり、安定性が増すため、前記実施例と同様に運転中の振動・騒音を著しく低く抑えることができるようになる。
また、乾燥ユニット80は断熱箱体90内に冷媒回路95とブロアファン83を一体に構成するものとし、当該乾燥ユニット80をカセットとし、外槽ドラム2の下部に着脱可能に装着したので、生産及びメンテナンス時における組立作業性が著しく向上するようになる。
特に、本実施例では乾燥ユニット80を洗濯乾燥機Wの最下部に位置するベース32内に取り付けるものとしたので、重心を更に下げることができるようになり、より一層の振動抑制効果を得ることができるようになる。
この場合、乾燥ユニット80とドラム本体Dとを接続するダクト部材68及びダクト部材69に振動・変位吸収用のフレキシブルホースを使用することで、内槽ドラム5の回転により乾燥ユニット80に伝達される振動を著しく軽減することができる。
尚、上記各実施例では、乾燥ユニット80は冷媒回路95とブロアファン83を一体に構成し、これらを断熱箱体90内に収容してカセットとし、ドラム本体Dの下部の重心下方における所定範囲内に取り付けるものとしたが、冷媒回路95とブロアファン83とを別々に構成し、それぞれ若しくはコンプレッサ81を含む冷媒回路95のみをドラム本体Dの下部に取り付けても構わない。また、コンプレッサ81のみをドラム本体Dの下部に取り付けるものとしても良い。更に、各実施例では断熱箱体90に収容されカセットとされた乾燥ユニット80を引き出し自在に取り付けると共に、差し込み動作により空気循環経路72が形成されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものでなく、少なくともドラム本体Dを、サスペンション30を介してベース32に取り付けると共に、コンプレッサ81をドラム本体D下部に取り付ける構成を有するものであれば構わない。
また、上記各実施例では設置台100又は設置孔120の底部に乾燥ユニット80の断熱箱体90の底面に取り付けられたローラ102・・と対応する溝104・・を形成し、断熱箱体90を差し込んだ際に所定の設置位置でローラ102が全て溝104・・内に収まり、固定することができるものとしたが、これに限らず、例えば、図14及び図15に示すように前面の開口から所定の位置まで溝を形成するものとしても良い。
また、実施例では洗濯と乾燥機能を有する洗濯乾燥機に本発明を適用したが、乾燥の単機能のみを有する乾燥機であってもよいことは云うまでもない。
本発明の乾燥機の一実施例としての洗濯乾燥機の内部構成図である。 図1の洗濯乾燥機の乾燥ユニットを取り出した状態の内部構成図である。 図1の洗濯乾燥機の断面図である。 図1の洗濯乾燥機の断面図である。 乾燥ユニットの内部構成図である。 乾燥ユニットと設置台の正面図である。 設置台に固定された乾燥ユニットの一部を示す図である。 乾燥ユニットとダクト部材との接続方法を示す図である。 乾燥ユニットとダクト部材との他の接続方法を示す図である。 振幅及び共振周波数の式を示す図である。 質量変化に伴う共振周波数の変化を示す図である。 本発明の乾燥機の他の実施例の洗濯乾燥機の内部構成図である。 図12の洗濯乾燥機の乾燥ユニットを取り出した状態の内部構成図である。 他の実施例の乾燥ユニットと設置台の正面図である。 図14の設置台に固定された乾燥ユニットの一部を示す図である。
符号の説明
1 本体
2 外槽ドラム
3 開閉扉
5 内槽ドラム
8 軸
9 中空部
10 収容室
30 サスペンション
32 ベース
67 吐出側のダクト部材
68 吸込側のダクト部材
69 空気通路
69A 入口
69B 出口
70 シール部材
72 空気循環経路
80 乾燥ユニット
81 コンプレッサ
82 ガスクーラ
83 ブロアファン
84 膨張弁
85 蒸発器
90 断熱箱体
92 仕切部材
94 連通孔
95 冷媒回路
100 設置台
102 ローラ
104 溝
110 Oリング
120 設置孔
D ドラム本体
W 洗濯乾燥機

Claims (1)

  1. ドラム本体の回転ドラム内に構成された収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、
    コンプレッサ、放熱器、減圧装置及び蒸発器を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、
    送風手段により前記放熱器と熱交換した空気を前記収容室内に吐出し、該収容室内を経た空気を前記蒸発器と熱交換させるための空気循環経路と、
    前記ドラム本体を、サスペンションを介して支持するベースとを備え、
    前記冷媒回路を前記ベースに対して着脱可能に装着したことを特徴とする乾燥機。
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