JP2006217378A - 撮像装置、固体撮像素子の駆動方法及び駆動回路 - Google Patents

撮像装置、固体撮像素子の駆動方法及び駆動回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な画素数より画像表示部における垂直方向の表示画素数が少ない場合であっても、表示画像の品質を低下させることなく、表示画像を速やかに更新できるようにする。
【解決手段】 切り換え可能な記録画像出力モードと表示画像出力モードを設け、記録画像出力モードにおいてはベイヤ配列された原色フィルタを有する固体撮像素子11の全画素1の信号を画素毎に順次出力し、表示画像出力モードにおいては固体撮像素子内で画素の信号を加算することで垂直方向の信号数を低減し画像表示部16の表示画素数に応じたかつ補色フィルタを用いた場合と等価な信号を出力するようにして、信号の間引きなどを行うことなく固体撮像素子から出力される信号を用いた画像表示を可能にし、1回の撮影動作に要する時間を短縮することができるようにする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、固体撮像素子とそれにより得られる画像を表示可能な画像表示部とを有する撮像装置に関する。
高解像度電子スチルカメラ等の固体撮像装置においては、高画素数の固体撮像素子と構図を合わせるためなどに用いられる画像表示部とが備えられている。この画像表示部は、電子ビューファインダーや液晶ディスプレイなどで構成され、一般に、固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な画素数より垂直方向の画素数が少ないものが用いられている。
図9は、高画素数の固体撮像素子と、それを用いて得られる画像を表示可能な画像表示部とを備える従来の固体撮像装置の構成を示す図である。この固体撮像装置は、固体撮像素子111、固体撮像素子111の駆動回路112、前処理回路113、画像メモリ114、信号処理回路115、画像表示部116、画像記録部117及び同期制御回路118から構成されている。
固体撮像素子111は、行列状に配列されて入射した光を電荷に変換する複数の光電変換素子(画素)と、これら画素から読み出された信号電荷を垂直方向に転送する垂直電荷転送部と、垂直電荷転送部から転送されてきた信号電荷を水平方向に転送する水平電荷転送部と、水平電荷転送部から転送されてきた信号電荷を電気信号(電圧)に変換して出力する出力部とから構成されている。
固体撮像素子111において、画素で光電変換された信号電荷は、読み出しパルスにより垂直電荷転送部に転送され、4相駆動パルスにより1行分ずつ水平電荷転送部に転送される。水平電荷転送部に転送された1行分の信号電荷は、水平電荷転送部にて2相駆動パルスにより出力部に転送され、出力部にて電圧に変換され出力される。このようにして、ある1行の各画素(1水平画素列)に蓄積された信号電荷を電圧に変換して出力した後、つまりある1行の各画素に係る信号の出力が完了した後、次の1行の各画素に蓄積された信号電荷を電圧に変換して出力する動作を繰り返し行うことで、固体撮像素子111が有するすべての画素に蓄積された信号電荷が電圧に変換され順次出力される。
固体撮像素子111の駆動回路112は、定電圧やドライブ能力を強化させたパルスを供給することで固体撮像素子111を動作させる。前処理回路113は、アナログ信号である固体撮像素子111の出力信号に含まれるリセットノイズなどのノイズ成分を除去するCDS(Correlated Double Sampling:相関2重サンプリング)回路、ノイズが除去された出力信号の振幅を調整するゲインコントールアンプ、及び振幅が調整されたアナログ信号である出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路から構成される。
画像メモリ114は、ディジタル信号に変換された固体撮像素子111からの信号や、画像信号処理されたカラー画像を一時的に記憶する。信号処理回路115は、固体撮像素子111の各画素毎に出力されるR信号、G信号及びB信号(以下、「R・G・B信号」とも記す。)をカラー画像に変換するための原色信号処理を行う。
画像表示部116は、撮影前の構図決めや撮影後の画像の確認を行うために画像を表示するものであり、電子ビューファインダーや液晶ディスプレイで構成される。上述したように画像表示部116には、一般に固体撮像素子111の垂直画素数より表示画素数が少ないものが用いられる。この例においても、画像表示部116は、固体撮像素子111が1回の撮影動作で出力可能な画素数より垂直方向の画素数が少なく構成されており、固体撮像素子111の垂直画素数の半分の表示画素数を有するものとする。
画像記録部117は、着脱可能なメモリ等を備え、画像信号処理されたカラー画像を記録することができる。同期制御回路118は、図示しない操作部材(スイッチ等)を用いた外部からの指示、例えば固体撮像装置の電源スイッチが入った時や、撮影前の画像表示が指示された時や、撮影が指示された時に、固体撮像装置全体を制御する。
図9に示した従来の固体撮像装置の動作について説明する。
まず、固体撮像素子111からの出力信号に基づいて得られる画像を画像記録部117に記録する動作について説明する。上述のように固体撮像素子111の全画素の信号を1行分ずつ順次出力する動作により、固体撮像素子111から出力されたR・G・B信号を、前処理回路113で所定の処理を施すとともにディジタル信号に変換して、画像メモリ114に記憶する。その後、画像メモリ114から信号処理回路115に供給されたR・G・B信号は、信号処理回路115でカラー画像に変換された後、画像記録部117に記録される。
次に、固体撮像素子111からの出力信号に基づいて得られる画像を画像表示部116に表示する動作について説明する。上述したように固体撮像素子111からは、すべての画素の信号が順番に出力されるので、画像を記録する動作と同様にして、固体撮像素子111から出力されたR・G・B信号を、前処理回路113で所定の処理を施すとともにディジタル信号に変換して、画像メモリ114に記憶する。その後、画像メモリ114から信号処理回路115に供給されたR・G・B信号は、信号処理回路115でカラー画像に変換された後、再度画像メモリ114に記憶される。この画像メモリ114に記憶されたカラー画像を画像表示部116の表示画素数に合うように、つまり画像表示部116と同じ画素数に間引いて画像表示部116に出力することにより、画像表示部116で表示する。この方法を第1の画像表示方法とする。
また、固体撮像素子111からの出力信号に基づく画像を画像表示部116に表示する方法として、上述のようにディジタル信号に変換して画像メモリ114に記憶したR・G・B信号を画像表示部116の表示画素数に合うように間引いて信号処理回路115に出力する。そして、間引かれたR・G・B信号を、信号処理回路115で画像表示用のカラー画像に変換し、再度画像メモリ114に記憶した後、この画像表示用カラー画像を画像表示部116に出力して表示することも可能である。この方法を第2の画像表示方法とする。
特開平11−27685号公報
しかしながら、上述のような固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な画素数より垂直方向の画素数が少ない画像表示部を組み合わせた従来の固体撮像装置においては、固体撮像素子が1回の撮影動作で読み出すことのできる全画素数の信号を必ず出力しなければならないので、1回の撮影動作に要する時間が長くなり、連続的に画像を表示する場合に、次の画像がなかなか更新されずに構図を合わせることが難しいという問題点があった。
また、上述した第1の画像表示方法では、画像メモリから信号処理回路に全画素の信号を出力してカラー画像に変換した後、信号処理回路から画像メモリに全画素分のカラー画像を出力して再び書き込まなければならないために、さらに表示する画像の更新が遅くなる。
また、上述した第2の画像表示方法では、画像メモリから信号処理回路に信号を出力する際に画像表示部の表示画素数と同じ画素数に間引いた信号を出力するので、表示する画像の更新は、第1の画像表示方法よりも早くなるが、間引いた信号に基づいてカラー画像を作成するために、偽色や斜め線部分での不整合など画質の低下を招く不具合が起こるという問題もある。
さらに、従来の固体撮像装置においては、記録画像と同様に、1画素から読み出されたR・G・B信号に基づいて表示画像を作成している。撮影に際して光量が不足している場合に、記録画像の撮影時であれば、ストロボを発光することで不足する光量を補うことができる。しかしながら、表示画像の撮影中は、ストロボを発行させるために充電時間が必要なことや消費電力が大きくなることを考慮すると、連続してストロボを発光させることができないため、表示した画像が暗くなるという問題点もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な画素数より画像表示部における垂直方向の表示画素数が少ない場合であっても、表示画像の品質を低下させることなく、表示画像を速やかに更新できるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素を有する固体撮像素子と、上記固体撮像素子を駆動する駆動手段と、上記固体撮像素子により得られる画像を表示可能な画像表示手段とを備え、上記固体撮像素子は、上記各画素に対応し、かつ第1の色フィルタ及び第2の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第1の色フィルタ群と、第3の色フィルタ及び第4の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第2の色フィルタ群とを上記垂直方向に交互に配列した複数の色フィルタを有し、上記駆動手段は、設定された動作モードに応じて、上記複数の画素の信号を画素毎に順次出力するように、又は上記垂直方向に隣接する2つの上記水平方向の画素ラインの組毎に斜め方向に隣接する画素の信号の加算及び上記垂直方向に隣接する画素の信号の加算を交互に行い、得られる加算信号を出力するように上記固体撮像素子を駆動することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素、及び上記各画素に対応して配列された原色の色フィルタを有する固体撮像素子と、設定された動作モードに応じて、上記固体撮像素子が上記複数の画素にて画素毎に得られる原色信号、又は隣接した画素の上記原色信号の加算を行い生成される補色信号を出力するように上記固体撮像素子を駆動する駆動手段と、上記固体撮像素子により得られる画像を表示可能な画像表示手段とを備え、上記画像表示手段は、上記固体撮像素子から出力される上記補色信号を基に生成される画像を表示することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素と、垂直画素列毎に設けられ上記画素から読み出された信号電荷を垂直方向に転送する複数の垂直電荷転送手段と、上記複数の垂直電荷転送手段の一方に接続され上記複数の垂直電荷転送手段から転送される信号電荷を水平方向に転送する水平電荷転送手段と、上記水平電荷転送手段により転送される信号電荷を電気信号に変換し出力する出力手段とを有する固体撮像素子、及び上記固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な最大画素数より垂直方向の表示画素数が少ない画像表示手段を備えた撮像装置であって、上記固体撮像素子は、第1の色フィルタ及び第2の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第1の色フィルタ群と第3の色フィルタ及び第4の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第2の色フィルタ群とを上記垂直方向に交互に配列した色フィルタアレイを有し、上記第1及び第2の色フィルタに対応する画素からそれぞれ読み出された第1及び第2の色信号を水平方向に繰り返す水平列と、及び上記第3及び第4の色フィルタに対応する画素からそれぞれ読み出された第3及び第4の色信号を水平方向に繰り返す水平列とで構成される第1の2水平列分の信号を垂直方向に繰り返した第1の画像信号、もしくは上記第1の2水平列分の信号を2組用いて、第1の組では上記水平電荷転送手段により斜め方向に隣接する画素に係る上記第1と第4の色信号を加算した第5の色信号、及び上記第2と第3の色信号を加算した第6の色信号を水平方向に繰り返す水平列を作成し、第2の組では上記水平電荷転送手段により垂直方向に隣接する画素に係る上記第1と第3の色信号を加算した第7の色信号、及び上記第2と第4の色信号を加算した第8の色信号を水平方向に繰り返す水平列を作成し、作成した2つの水平列で構成される第2の2水平列分の信号を垂直方向に繰り返した第2の画像信号を選択的に出力し、上記撮像装置は、上記第1の画像信号を処理する第1の画像信号処理手段と、上記第2の画像信号を処理する第2の画像信号処理手段と、上記選択的に出力される画像信号の供給先を上記第1の画像信号処理手段又は上記第2の画像信号処理手段に切り換える信号切換手段とを備えることを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素と、垂直方向の上記画素列毎に設けられ上記画素からの信号電荷を垂直方向に転送する複数の垂直電荷転送手段と、上記複数の垂直電荷転送手段から転送された信号電荷を水平方向に転送する水平電荷転送手段と、上記水平電荷転送手段から転送された信号電荷を電気信号に変換し出力する出力手段と、上記各画素に対応しかつ第1の色フィルタ及び第2の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第1の色フィルタ群と第3の色フィルタ及び第4の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第2の色フィルタ群とを上記垂直方向に交互に配列した複数の色フィルタとを有する固体撮像素子の駆動方法であって、上記複数の画素からの信号電荷を垂直方向に1行分転送し、上記水平電荷転送手段に転送された第k行(kは自然数)の画素の信号電荷を水平方向に転送して、当該第k行のすべての画素の信号電荷を順次出力し、その後上記信号電荷を垂直方向に1行分転送するように上記固体撮像素子を駆動する第1の駆動工程と、上記複数の画素からの信号電荷を垂直方向に1行分転送し、上記水平電荷転送手段に転送された第k行の画素の信号電荷を水平方向に0列分又は1列分転送した後、上記信号電荷を垂直方向に1行分転送して、上記第k行と第(k+1)行の画素の上記水平電荷転送手段により加算された信号電荷を水平方向に転送して、当該加算された信号電荷を順次出力し、その後上記信号電荷を1行分垂直方向に転送するように上記固体撮像素子を駆動する第2の駆動工程とを有し、設定される動作モードに応じて、上記第1の駆動工程又は上記第2の駆動工程を繰り返し実行することを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の駆動回路は、水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素、及び上記各画素に対応し、かつ第1の色フィルタ及び第2の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第1の色フィルタ群と、第3の色フィルタ及び第4の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第2の色フィルタ群とを上記垂直方向に交互に配列した複数の色フィルタを有する固体撮像素子の駆動回路であって、設定された動作モードに応じて、上記複数の画素の信号を画素毎に順次出力するように、又は上記垂直方向に隣接する2つの上記水平方向の画素ラインの組毎に斜め方向に隣接する画素の信号の加算及び上記垂直方向に隣接する画素の信号の加算を交互に行い、得られる加算信号を出力するように上記固体撮像素子に駆動信号を供給することを特徴とする。
本発明によれば、画像を記録する場合には固体撮像素子が有する複数の画素の信号を画素毎に順次出力し、画像を表示する場合には固体撮像素子内で画素の信号を加算することで画像表示部の表示画素数に応じて垂直方向の信号数を低減した信号を出力することが可能となる。これにより、固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な画素数より画像表示部の表示画素数が少なくとも、信号の間引きを行ったりすることなく、固体撮像素子から出力される信号を用いて画像表示を行うことができる。したがって、表示画像の品質を低下させることなく、1回の撮影動作に要する時間を短縮し表示画像を速やかに更新することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態による固体撮像装置が具備する固体撮像素子の構成例を示す図である。図1においては、一例としてインターライン型全画素読み出し固体撮像素子の構成を概略的に示している。
図1に示すように固体撮像素子は、水平方向・垂直方向に配列され、すなわち行列(2次元マトリクス)状に配列されて入射した光を電荷に変換する複数の光電変換素子(画素)1と、これら画素1から読み出された信号電荷を垂直方向に転送する垂直電荷転送部2と、垂直電荷転送部2から転送されてきた信号電荷を水平方向に転送する水平電荷転送部3と、水平電荷転送部3から転送されてきた信号電荷を電気信号(電圧)に変換し信号出力端子5から出力する出力部4とを備えて構成されている。
各画素1で光電変換された信号電荷は、読み出しパルスにより垂直電荷転送部2に送られ、4相駆動パルスφV1、φV2、φV3及びφV4により水平電荷転送部3の方向(各垂直電荷転送部2にて、水平電荷転送部3に対し最遠方側から最近傍側の方向)へ順に転送される。水平電荷転送部3は、垂直電荷転送部2から転送されてきた信号電荷を2相駆動パルスφH1及びφH2により出力部4に転送し、出力部4はこの信号電荷を電圧に変換して信号出力端子5から出力する。
図2は、図1に示した固体撮像素子で使用した色フィルタアレイの構成例を示す図であり、図2においてはその一部を示している。図2に示したように、色フィルタアレイは各色フィルタが行列状に配列されて構成されている。
図2には、第1の色フィルタを赤(R)、第2の色フィルタを緑(G)、第3の色フィルタを緑(G)、第4の色フィルタを青(B)とした場合を示している。具体的には、以下、n及びmを自然数として、(2n−1)行(2m−1)列に第1の色フィルタ、(2n−1)行(2m)列に第2の色フィルタ、(2n)行(2m−1)列に第3の色フィルタ、(2n)行(2m)列に第4の色フィルタとしている。すなわち、奇数行奇数列目の色フィルタが赤(R)、奇数行偶数列目及び偶数行奇数列目の色フィルタがともに緑(G)、偶数行偶数列目の色フィルタが青(B)とされている。この色フィルタアレイの配列は、原色の色フィルタ配列のなかでも、特にベイヤ配列と呼ばれるもので、高い解像度と優れた色再現性を備えた色フィルタ配列である。
なお、色フィルタアレイは、図2に示した例に限定されるものではなく、原色の色フィルタを用いて構成され、水平方向及び垂直方向に同じ色の色フィルタが隣接せず、かつ、第1の色フィルタと第2の色フィルタを水平方向に繰り返す水平列と、第3の色フィルタと第4の色フィルタを水平方向に繰り返す水平列とを垂直方向に繰り返すように構成されていれば良い。
図3は、図1に示した固体撮像素子を模式的に示した図であり、画素1には図2に示した色フィルタアレイを配置している。垂直電荷転送部2は、4相駆動パルスφV1、φV2、φV3及びφV4がそれぞれ印加される転送電極を電極V1、V2、V3及びV4で示し、水平電荷転送部3は、2相駆動パルスφH1及びφH2がそれぞれ印加される転送電極を電極H1及びH2で示している。ここで、図3において矢印7、8により示すように、垂直電荷転送部2の転送方向は下方向(矢印7参照。)であり、水平電荷転送部3の転送方向は左方向(矢印8参照。)である。なお、画素1で光電変換された信号電荷を垂直電荷転送部2に読み出すための読み出しパルスは、垂直転送電極と読み出し電極とを兼ねた電極V1に印加される。
次に、本実施形態における固体撮像素子において、各色フィルタに対応した画素1に蓄積された信号電荷を出力する方法について説明する。なお、本実施形態では、固体撮像素子の各画素1に蓄積された信号電荷を出力する方法として、少なくとも第1の出力方法とそれとは異なる第2の出力方法とがある。
(第1の出力方法)
まず、第1の出力方法について、図4A〜図4Fを用いて説明する。
図4A〜図4Fは、各色フィルタに対応した画素1に蓄積された信号電荷を出力する第1の出力方法を説明するための図であり、色フィルタ(色フィルタアレイ)、垂直転送電極V1〜V4及び水平転送電極H1、H2は、図3と同様の配置としている。
図4Aは、各色フィルタに対応した信号電荷が各画素1に蓄積されている状態を示しており、この状態から信号電荷の出力動作が開始される。
まず、図4Bに示すように、垂直電荷転送部2の各電極V1〜V4のうち垂直転送電極V1に読み出しパルスが印加され、全部の画素1の信号電荷がそれぞれ対応する垂直転送電極V1に読み出される。このときから、画素1においては、光電変換による信号電荷の蓄積が始まるが、それについてはここでは図示しない。
そして、図4Cに示すように、垂直電荷転送部2においてちょうど1画素分(4電極分)だけ垂直転送が行われる。これにより、第1行の画素1から読み出されたR、Gの信号電荷が水平電荷転送部3に転送される。
続いて、図4Dに示すように、水平電荷転送部3に水平転送を行うための駆動パルスφH1及びφH2を印加することにより、第1行のR、Gの信号電荷が電気信号(電圧)として信号出力端子5より出力される。なお、図4Dは、第1行のR、Gの信号電荷が出力された後の状態を示している。
その後、図4Eに示すように、垂直電荷転送部2にて1画素4電極分だけ垂直転送が行われ、第2行の画素1から読み出されたG、Bの信号電荷が水平電荷転送部3に転送される。
続いて、図4Fに示すように、水平電荷転送部3に駆動パルスφH1及びφH2を印加することにより、第2行のG、Bの信号電荷が電気信号(電圧)として信号出力端子5より出力される。なお、図4Fは、図4Dと同様に、第2行のG、Bの信号電荷が出力された後の状態を示している。
以降、上述した動作、すなわち垂直電荷転送部2での1画素4電極分だけの垂直転送及び水平電荷転送部3での水平転送を順次繰り返すことで、垂直電荷転送部3に読み出されたすべての画素1の信号電荷(図4B参照。)を色フィルタアレイの順番に出力することができる。つまり、各色フィルタにそれぞれ対応した全部の画素1の信号電荷を色フィルタアレイの順番に固体撮像素子から電気信号(電圧)として出力することができる。
以上説明した図4A〜図4Fに示した動作において、隣り合って出力される奇数行目の画素1に基づく信号(本実施形態ではR、G、R、G)と偶数行目の画素1に基づく信号(本実施形態ではG、B、G、B)の組が、第1の2水平列分の信号となっている。また、図4A〜図4Fを用いて説明した第1の出力方法で各画素1に蓄積された信号電荷を出力する動作モードが第1の動作モードであり、本実施形態では「記録画像出力モード」と呼ぶ。
(第2の出力方法)
次に、第2の出力方法について、図5A〜図5Jを用いて説明する。以下に説明する第2の出力方法では、各色フィルタに対応した画素1に蓄積された信号電荷を加算して出力する。図5A〜図5Jは、第2の出力方法を説明するための図であり、色フィルタ(色フィルタアレイ)、垂直転送電極V1〜V4及び水平転送電極H1、H2は、図3と同様の配置としている。
図5Aは、各色フィルタに対応した信号電荷が各画素1に蓄積されている状態を示しており、この状態から信号電荷の出力動作が開始される。
まず、図5Bに示すように、垂直電荷転送部2の各電極V1〜V4のうち垂直転送電極V1に読み出しパルスが印加され、全部の画素1の信号電荷がそれぞれ対応する垂直転送電極V1に読み出される。このときから、画素1においては、光電変換による信号電荷の蓄積が始まるが、それについてはここでは図示しない。
そして、図5Cに示すように、垂直電荷転送部2においてちょうど1画素分(4電極分)だけ垂直転送が行われる。これにより、第1行の画素1から読み出されたR、Gの信号電荷が水平電荷転送部3に転送される。
ここで、図5Dに示すように、水平電荷転送部3に駆動パルスφH1及びφH2を印加して水平方向に1画素分(2水平転送電極分、言い換えれば1列分)だけ第1行のR、Gの信号電荷の転送が行われると、図5Eに示すように水平電荷転送部3における信号電荷の順番がG、Rとなる。
次に、図5Fに示すように、垂直電荷転送部2にて1画素4電極分だけ垂直転送が行われ、第2行の画素1から読み出されたG、Bの信号電荷が水平電荷転送部3に転送される。そして、水平電荷転送部3にて、それぞれ第1行のGの信号電荷と第2行のGの信号電荷との加算、及び第1行のRの信号電荷と第2行のBの信号電荷との加算を行う。この動作により、斜め方向に隣接した画素1の信号電荷(信号)が加算されたことになる。
続いて、図5Gに示すように、水平電荷転送部3に駆動パルスφH1及びφH2を印加することにより、上述したようにして加算された信号電荷が電気信号(電圧)として信号出力端子5より出力される。図5Gは、加算された信号電荷が出力された後の状態を示している。このとき、出力された信号をS(odd)とすると、このS(odd)は、(G+G)及び(R+B)がこの順序で繰り返したものとなる。
その後、図5Hに示すように、垂直電荷転送部2にて1画素4電極分だけ垂直転送が行われ、第3行の画素1から読み出されたR、Gの信号電荷が水平電荷転送部3に転送される。
次に、図5Iに示すように、さらに垂直電荷転送部2にて1画素4電極分だけ垂直転送が行われ、第4行の画素1から読み出されたG、Bの信号電荷が水平電荷転送部3に転送される。そして、水平電荷転送部3にて、それぞれ第3行のRの信号電荷と第4行のGの信号電荷との加算、及び第3行のGの信号電荷と第4行のBの信号電荷との加算を行う。この動作により、垂直方向に隣接した画素1の信号電荷(信号)が加算されたことになる。
続いて、図5Jに示すように、水平電荷転送部3に駆動パルスφH1及びφH2を印加することにより、上述したようにして加算された信号電荷が電気信号(電圧)として信号出力端子5より出力される。図5Jは、図5Gと同様に、加算された信号電荷が出力された後の状態を示している。このとき、出力された信号をS(even)とすると、このS(even)は、(R+G)及び(G+B)がこの順序で繰り返したものとなる。
以降、全画素1の信号電荷の読み出しが完了するまで上述した動作を繰り返し行う。
ここで、マゼンダを(Mg)、イエローを(Ye)及びシアンを(Cy)と記し、色信号の加算を示すと、(G+G)は(2G)、(R+B)は(Mg)、(R+G)は(Ye)、及び(G+B)は(Cy)となる。したがって、上述した第2の出力方法により固体撮像素子から出力される信号S(odd)は、色信号として(2G)及び(Mg)がこの順序で繰り返したものとなり、信号S(even)は、色信号として(Ye)及び(Cy)がこの順序で繰り返したものとなる。この色信号の配列は、補色の色フィルタ配列として知られているもので、高い解像度と補色の分光特性による高い感度とを備えた色フィルタ配列と等価である。すなわち、第2の出力方法によれば、原色信号の加算を行うことにより補色信号を生成し、原色ベイヤ配列のフィルタを備える固体撮像素子から、信号S(odd)及びS(even)として2×2の補色フィルタ配列を用いた場合と等価な信号が出力される。
また、(Mg)は第5の色信号、(2G)は第6の色信号、(Ye)は第7の色信号、(Cy)は第8の色信号となり、隣り合って出力される信号S(odd)(本実施形態では(G+G)、(R+B))と信号S(even)(本実施形態では(R+G)、(G+B))の組が、第2の2水平列分の信号となっている。また、図5A〜図5Jを用いて説明した第2の出力方法で各画素1に蓄積された信号電荷を加算して出力する動作モードが第2の動作モードであり、本実施形態では「表示画像出力モード」と呼ぶ。
図6は、本実施形態による固体撮像装置の構成例を示すブロック図である。図6においては、上述した本実施形態における固体撮像素子と、この固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な画素数より垂直方向の画素数が少ない画像表示部とを組み合わせた場合の固体撮像装置を一例として示している。
図6に示すように固体撮像装置は、上述した本実施形態における固体撮像素子11、固体撮像素子11の駆動回路12、動作モード設定回路20、前処理回路13、画像メモリ14、記録画像信号処理回路21、表示画像信号処理回路22、信号切換回路23、画像表示部16、画像記録部17及び同期制御回路18から構成されている。
固体撮像素子11の駆動回路12は、定電圧やドライブ能力を強化させたパルスを供給することで固体撮像素子11を動作させる。駆動回路12は、動作モード設定回路20の設定に従って、上述した記録画像出力モード(第1の動作モード)や表示画像出力モード(第2の動作モード)に応じた動作を実現させるための駆動パルスを固体撮像素子11に供給する。動作モード設定回路20は、記録画像出力モードと表示画像出力モードを切り換えるモード設定手段である。
前処理回路13は、アナログ信号である固体撮像素子11の出力信号に含まれるリセットノイズなどのノイズ成分を除去するCDS回路、ノイズが除去された出力信号の振幅を調整するゲインコントールアンプ、及び振幅が調整されたアナログ信号である出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路から構成される。
画像メモリ14は、前処理回路13でディジタル信号に変換された固体撮像素子11からの信号や、表示画像信号処理回路22で画像信号処理されたカラー画像を一時的に記憶する。信号切換回路23は、入力される信号の出力先を切り換える信号切換手段であり、画像メモリ14から送られてくる信号を記録画像信号処理回路21又は表示画像信号処理回路22に選択的に供給する。
記録画像信号処理回路21は、固体撮像素子11により得られたR・G・B信号を基にカラー画像を生成する(R・G・B信号をカラー画像に変換する)原色信号処理を行う。この記録画像信号処理回路21は、本発明の第1の画像信号処理手段に相当する。また、表示画像信号処理回路22は、固体撮像素子11により得られたYe・Cy・Mg・G信号、より詳細には信号S(odd)及びS(even)を基にカラー画像を生成する(Ye・Cy・Mg・G信号をカラー画像に変換する)補色信号処理を行う。すなわち、この表示画像信号処理回路22は、表示画像出力モードにおいて固体撮像素子11より画素の信号電荷を加算して出力される加算信号(2×2の補色フィルタ配列を用いた場合と等価な信号:補色信号)を基に、画像表示部16の表示画素数に合わせた画像を生成する本発明の画像信号処理手段(詳細には本発明の第2の画像信号処理手段)に相当する。
画像表示部16は、撮影前の構図決めや撮影後の画像(撮影により得られた画像)の確認を行うために画像を表示するものである。画像表示部16は、例えば電子ビューファインダーや液晶ディスプレイで構成され、一般に固体撮像素子11の垂直画素数より表示画素数が少ないものが用いられる。本実施形態においても、画像表示部16は、固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な画素数より垂直方向の画素数が少なく構成されており、固体撮像素子11の垂直画素数の半分の表示画素数を持つものとする。
画像記録部17は、着脱可能なメモリ等を備え、記録画像信号処理回路21で画像信号処理されたカラー画像を記録可能な構成になっている。同期制御回路18は、図6に示した固体撮像装置の範囲の外側からの(図示しないスイッチ等の操作部材を用いた外部からの)指示、例えば固体撮像装置の電源スイッチが入った時や、撮影前の画像表示が指示された時や、撮影が指示された時に、固体撮像装置全体を制御する。
図7は、記録画像信号処理回路21の内部構成を示すブロック図である。
記録画像信号処理回路21は、R補間回路31と、G補間回路32と、B補間回路33と、R信号、G信号及びB信号のホワイトバランスを調整するホワイトバランス回路34と、R信号、G信号及びB信号に対してガンマ変換を行うガンマ変換回路35と、R信号、G信号及びB信号で表現されるカラー画像を圧縮する画像圧縮回路36とを備えて構成されている。
記録画像信号処理回路21は、同期制御回路18により制御され、信号切換回路23から入力されたR・G・B信号から、それぞれの画素位置に対して不足しているR信号、G信号及びB信号を、R補間回路31、G補間回路32及びB補間回路33により補間して生成する。続いて、R信号、G信号及びB信号のそれぞれに対して、ホワイトバランス回路34によるホワイトバランスの調整とガンマ変換回路35によるガンマ変換を行うことで、カラー画像を完成させる。このとき、高画素数の固体撮像素子11を用いた固体撮像装置では、カラー画像の容量(カラー画像のデータ量)も大きくなるため、画像圧縮回路36で画像の圧縮を行った後、画像記録部17に出力して記録する。
図8は、表示画像信号処理回路22の内部構成を示すブロック図である。
表示画像信号処理回路22は、Ye補間回路41と、Cy補間回路42と、Mg補間回路43と、G補間回路44と、Ye信号、Cy信号、Mg信号及びG信号をR信号、G信号及びB信号に変換するRGB変換回路45と、R信号、G信号及びB信号のホワイトバランスを調整するホワイトバランス回路46と、R信号、G信号及びB信号に対してガンマ変換を行うガンマ変換回路47とを備えて構成されており、同期制御回路18により制御される。
表示画像信号処理回路22は、信号切換回路23からYe・Cy・Mg・G信号が入力される。ここで、入力される信号の垂直方向の信号数は、固体撮像素子11の2水平列分の信号を斜め方向あるいは垂直方向に加算することで、画像表示部16の垂直画素数に合わせた信号数になっている。しかし、水平方向の信号数は、固体撮像素子11の水平画素数のままである。
次に、Ye補間回路41、Cy補間回路42、Mg補間回路43及びG補間回路44により、入力されたYe・Cy・Mg・G信号から、それぞれの信号位置に対して不足しているYe信号、Cy信号、Mg信号及びG信号を補間して生成する。それに加えて、このとき水平方向の信号数を画像表示部16の水平画素数に合うように補間処理をしておく。
続いて、RGB変換回路45により、それぞれの信号位置におけるR信号、G信号及びB信号をYe信号、Cy信号、Mg信号及びG信号から変換する。そして、RGB変換回路45での変換処理により得られたR信号、G信号及びB信号のそれぞれに対して、ホワイトバランス回路46によるホワイトバランスの調整とガンマ変換回路47によるガンマ変換を行うことでカラー画像を完成させ、画像メモリ14に出力して記憶する。
次に、本実施形態による固体撮像装置の動作について説明する。
まず、画像記録部17に画像を記録する動作について説明する。同期制御回路18からの制御信号に基づいて、動作モード設定回路20により動作モードが記録画像出力モードに切り換わり、駆動回路12が、図4A〜図4Fを用いて説明した動作(第1の動作モードである記録画像出力モードでの動作)を実行するように固体撮像素子11を駆動する。この場合には、駆動回路12からの駆動パルスに応じて動作する固体撮像素子11からは、各色フィルタに対応する画素1に蓄積されたそれぞれの信号電荷に基づくR・G・B信号が出力される。
固体撮像素子11から出力されたR・G・B信号は、前処理回路13で所定の処理が施されるとともにディジタル信号に変換され、画像メモリ14に記憶される。このとき、信号切換回路23は、同期制御回路18からの制御信号により、R・G・B信号を記録画像信号処理回路21に送るように設定されている。この設定に従って、画像メモリ14から信号切換回路23を介して記録画像信号処理回路21に供給されたR・G・B信号は、図7に詳細な構成を示した記録画像信号処理回路21にて原色信号処理が施され、圧縮処理したカラー画像として画像記録部17に記録される。
次に、画像表示部16に画像を表示する動作について説明する。同期制御回路18からの制御信号に基づいて、動作モード設定回路20により動作モードが表示画像出力モードに切り換わり、駆動回路12が、図5A〜図5Jを用いて説明した動作(第2の動作モードである表示画像出力モードでの動作)を実行するように固体撮像素子11を駆動する。この場合には、固体撮像素子11からは、上述した信号S(odd)及び信号S(even)、つまり補色の色フィルタ配列に相当するYe・Cy・Mg・G信号が出力される。また、この表示画像出力モードにおいては、2水平列分の信号を斜め方向あるいは垂直方向に加算しているので、固体撮像素子11から出力される信号は、垂直方向の信号数が1回の撮影動作で出力可能な最大信号数の半分になっている。
固体撮像素子11から出力されたYe・Cy・Mg・G信号は、前処理回路13で所定の処理が施されるとともにディジタル信号に変換され、画像メモリ14に記憶される。このとき、信号切換回路23は、同期制御回路18からの制御信号により、Ye・Cy・Mg・G信号を表示画像信号処理回路22に送るように設定されている。この設定に従って、画像メモリ14から信号切換回路23を介して表示画像信号処理回路22に供給されたYe・Cy・Mg・G信号は、図8に詳細な構成を示した表示画像信号処理回路22で補色信号処理が施され、表示用カラー画像として、再度画像メモリ14に記憶される。この画像メモリ14に記憶される表示用カラー画像は、すでに垂直方向・水平方向の信号数が画像表示部16の表示画素数に等しいため、そのまま画像メモリ14から画像表示部16に出力することにより画像表示部16で表示することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、固体撮像素子11と、この固体撮像素子11が1回の撮影動作で出力可能な画素数より垂直方向の画素数が少ない画像表示部16とを組み合わせた固体撮像装置にて、固体撮像素子11の全画素の信号を順次出力して記録画像を撮影する記録画像出力モードと、固体撮像素子11内で画素信号を加算して垂直方向の信号数を低減した(本実施形態では半分にした)表示画像を撮影する表示画像出力モードを設け、それらを適宜切り換え可能なように構成する。
これにより、固体撮像装置が備える画像表示部16に画像を表示する場合には、表示画像出力モードで動作させることで、固体撮像素子11内で画素信号を加算することにより画像表示部16における垂直方向の表示画素数に応じて信号数を低減した信号を出力することができ、1回の撮影動作に要する時間を短縮することができる。さらに、上述した表示画像出力モードに加え、表示画像信号処理回路22にて、固体撮像素子11から出力される水平方向の信号数を画像表示部16における水平方向の表示画素数に合うように補間処理を施すことで、画像表示部16の表示画素数に合わせたカラー画像を作成することができ、画像表示部16の表示速度に同期した撮影画像の表示を行うことができる。また、固体撮像装置が備える画像記録部17に画像を記録する場合には、記録画像出力モードで動作させることで、順次画素毎に出力される全画素の信号に基づく画像を記録することができる。したがって、撮影状態、つまり画像の記録又は表示のいずれを行うかに応じて、固体撮像素子11からの信号出力を適切に行うことが可能となり、高精細画像を取得できるとともに、画像の品質を低下させることなく速やかな表示画像の更新が可能となる。
また、固体撮像素子11内でR・G・Bの画素信号を加算して、補色フィルタからの信号と等価なYe・Cy・Mg・G信号を作成し、かつ、原色信号処理を行うR・G・B信号用の記録画像信号処理回路21と補色信号処理を行うYe・Cy・Mg・G信号用の表示画像信号処理回路22とを有し、それらを撮影状態に応じて適宜切り換えることができるので、記録画像及び表示画像のそれぞれに適した信号処理を行うことができる。
さらに、R・G・Bの画素信号を加算して、補色フィルタからの信号と等価なYe・Cy・Mg・G信号を作成し、作成したYe・Cy・Mg・G信号を基に生成した画像を画像表示部16に表示するので、表示画像における感度の向上を図ることができ、光量が不足した状態での撮影においても良好な画像表示を行うことが可能である。
なお、上述した本実施形態においては、第2の出力方法により固体撮像素子の画素の信号電荷を加算して出力する場合に、第1行の画素と第2行の画素では斜め方向に隣接する画素の信号電荷を加算し、第3行の画素と第4行の画素では垂直方向に隣接する画素の信号電荷を加算し、それらを交互に順次繰り返すようにしているが、これに限定されるものではなく、iを任意の自然数、jを0〜3の整数として、第(4i+j−3)行と第(4i+j−2)行において垂直方向に隣接する画素の信号電荷を加算し、第(4i+j−1)行と第(4i+j)行において斜め方向に隣接する画素の信号電荷を加算することにより、(R+G)、(G+B)、(R+B)、(G+G)信号が得られれば良く任意である。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態における固体撮像素子の構成例を示すブロック図である。 本実施形態における固体撮像素子に使用する色フィルタアレイの構成例を示す図である。 本実施形態における固体撮像素子を模式的に示した図である。 本実施形態での固体撮像素子の第1の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第1の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第1の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第1の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第1の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第1の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態での固体撮像素子の第2の読出動作を示す模式図である。 本実施形態による固体撮像装置の構成例を示すブロック図である。 記録画像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 表示画像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 従来の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 画素
2 垂直電荷転送部
3 水平電荷転送部
4 出力部
11 固体撮像素子
12 駆動回路
16 画像表示部
17 画像記録部
18 同期制御回路
20 動作モード設定回路
21 記録画像信号処理回路
22 表示画像信号処理回路
23 信号切換回路

Claims (13)

  1. 水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素を有する固体撮像素子と、
    上記固体撮像素子を駆動する駆動手段と、
    上記固体撮像素子により得られる画像を表示可能な画像表示手段とを備え、
    上記固体撮像素子は、上記各画素に対応し、かつ第1の色フィルタ及び第2の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第1の色フィルタ群と、第3の色フィルタ及び第4の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第2の色フィルタ群とを上記垂直方向に交互に配列した複数の色フィルタを有し、
    上記駆動手段は、設定された動作モードに応じて、上記複数の画素の信号を画素毎に順次出力するように、又は上記垂直方向に隣接する2つの上記水平方向の画素ラインの組毎に斜め方向に隣接する画素の信号の加算及び上記垂直方向に隣接する画素の信号の加算を交互に行い、得られる加算信号を出力するように上記固体撮像素子を駆動することを特徴とする撮像装置。
  2. 上記複数の色フィルタは、ベイヤ配列された原色フィルタであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記画像表示手段は、上記固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な最大画素数より垂直方向の表示画素数が少なく、上記加算信号を基に生成される画像を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 上記固体撮像素子から出力される上記加算信号を基に、上記画像表示手段の表示画素数に合わせた画像を生成する画像信号処理手段を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素、及び上記各画素に対応して配列された原色の色フィルタを有する固体撮像素子と、
    設定された動作モードに応じて、上記固体撮像素子が上記複数の画素にて画素毎に得られる原色信号、又は隣接した画素の上記原色信号の加算を行い生成される補色信号を出力するように上記固体撮像素子を駆動する駆動手段と、
    上記固体撮像素子により得られる画像を表示可能な画像表示手段とを備え、
    上記画像表示手段は、上記固体撮像素子から出力される上記補色信号を基に生成される画像を表示することを特徴とする撮像装置。
  6. 上記固体撮像素子から出力される上記補色信号を基に、上記画像表示手段の表示画素数に合わせた画像を生成する画像信号処理手段を備えることを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 上記補色信号は、nを任意の自然数、mを0〜3の整数として、第(4n+m−3)行と第(4n+m−2)行において垂直方向に隣接する画素の上記原色信号を加算するとともに、第(4n+m−1)行と第(4n+m)行において斜め方向に隣接する画素の上記原色信号を加算して生成されることを特徴とする請求項5又は6記載の撮像装置。
  8. 水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素と、垂直画素列毎に設けられ上記画素から読み出された信号電荷を垂直方向に転送する複数の垂直電荷転送手段と、上記複数の垂直電荷転送手段の一方に接続され上記複数の垂直電荷転送手段から転送される信号電荷を水平方向に転送する水平電荷転送手段と、上記水平電荷転送手段により転送される信号電荷を電気信号に変換し出力する出力手段とを有する固体撮像素子、及び上記固体撮像素子が1回の撮影動作で出力可能な最大画素数より垂直方向の表示画素数が少ない画像表示手段を備えた撮像装置であって、
    上記固体撮像素子は、第1の色フィルタ及び第2の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第1の色フィルタ群と、第3の色フィルタ及び第4の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第2の色フィルタ群とを上記垂直方向に交互に配列した色フィルタアレイを有し、
    上記第1及び第2の色フィルタに対応する画素からそれぞれ読み出された第1及び第2の色信号を水平方向に繰り返す水平列と、及び上記第3及び第4の色フィルタに対応する画素からそれぞれ読み出された第3及び第4の色信号を水平方向に繰り返す水平列とで構成される第1の2水平列分の信号を垂直方向に繰り返した第1の画像信号、もしくは上記第1の2水平列分の信号を2組用いて、第1の組では上記水平電荷転送手段により斜め方向に隣接する画素に係る上記第1と第4の色信号を加算した第5の色信号、及び上記第2と第3の色信号を加算した第6の色信号を水平方向に繰り返す水平列を作成し、第2の組では上記水平電荷転送手段により垂直方向に隣接する画素に係る上記第1と第3の色信号を加算した第7の色信号、及び上記第2と第4の色信号を加算した第8の色信号を水平方向に繰り返す水平列を作成し、作成した2つの水平列で構成される第2の2水平列分の信号を垂直方向に繰り返した第2の画像信号を選択的に出力し、
    上記撮像装置は、
    上記第1の画像信号を処理する第1の画像信号処理手段と、
    上記第2の画像信号を処理する第2の画像信号処理手段と、
    上記選択的に出力される画像信号の供給先を上記第1の画像信号処理手段又は上記第2の画像信号処理手段に切り換える信号切換手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 上記第1の画像信号を出力するように上記固体撮像素子を駆動する第1の動作モードと、上記第2の画像信号を出力するように上記固体撮像素子を駆動する第2の動作モードとを切り換えるためのモード設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 上記第1の色フィルタが赤のフィルタであり、上記第2の色フィルタ及び上記第3の色フィルタが緑のフィルタであり、上記第4の色フィルタが青のフィルタであり、
    上記第1の画像信号処理手段は、赤、緑及び青の色信号を入力とする画像信号処理手段であり、
    上記第2の画像信号処理手段は、イエロー、シアン、緑及びマゼンダの色信号を入力とする画像信号処理手段であることを特徴とする請求項8又は9記載の撮像装置。
  11. 上記第2の画像信号処理手段は、上記第2の画像信号の水平信号数を低減する補間処理手段を含むことを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の撮像装置。
  12. 水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素と、垂直方向の上記画素列毎に設けられ上記画素からの信号電荷を垂直方向に転送する複数の垂直電荷転送手段と、上記複数の垂直電荷転送手段から転送された信号電荷を水平方向に転送する水平電荷転送手段と、上記水平電荷転送手段から転送された信号電荷を電気信号に変換し出力する出力手段と、上記各画素に対応しかつ第1の色フィルタ及び第2の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第1の色フィルタ群と第3の色フィルタ及び第4の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第2の色フィルタ群とを上記垂直方向に交互に配列した複数の色フィルタとを有する固体撮像素子の駆動方法であって、
    上記複数の画素からの信号電荷を垂直方向に1行分転送し、上記水平電荷転送手段に転送された第k行(kは自然数)の画素の信号電荷を水平方向に転送して、当該第k行のすべての画素の信号電荷を順次出力し、その後上記信号電荷を垂直方向に1行分転送するように上記固体撮像素子を駆動する第1の駆動工程と、
    上記複数の画素からの信号電荷を垂直方向に1行分転送し、上記水平電荷転送手段に転送された第k行の画素の信号電荷を水平方向に0列分又は1列分転送した後、上記信号電荷を垂直方向に1行分転送して、上記第k行と第(k+1)行の画素の上記水平電荷転送手段により加算された信号電荷を水平方向に転送して、当該加算された信号電荷を順次出力し、その後上記信号電荷を1行分垂直方向に転送するように上記固体撮像素子を駆動する第2の駆動工程とを有し、
    設定される動作モードに応じて、上記第1の駆動工程又は上記第2の駆動工程を繰り返し実行することを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。
  13. 水平方向及び垂直方向に配列された複数の画素、及び上記各画素に対応し、かつ第1の色フィルタ及び第2の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第1の色フィルタ群と、第3の色フィルタ及び第4の色フィルタを上記水平方向に交互に配列した第2の色フィルタ群とを上記垂直方向に交互に配列した複数の色フィルタを有する固体撮像素子の駆動回路であって、
    設定された動作モードに応じて、上記複数の画素の信号を画素毎に順次出力するように、又は上記垂直方向に隣接する2つの上記水平方向の画素ラインの組毎に斜め方向に隣接する画素の信号の加算及び上記垂直方向に隣接する画素の信号の加算を交互に行い、得られる加算信号を出力するように上記固体撮像素子に駆動信号を供給することを特徴とする駆動回路。
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