JP2006216875A - 配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造 - Google Patents
配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006216875A JP2006216875A JP2005030037A JP2005030037A JP2006216875A JP 2006216875 A JP2006216875 A JP 2006216875A JP 2005030037 A JP2005030037 A JP 2005030037A JP 2005030037 A JP2005030037 A JP 2005030037A JP 2006216875 A JP2006216875 A JP 2006216875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- printed wiring
- electronic component
- connection terminal
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
【課題】 電子部品の浮遊電極と印刷配線基板の所要の箇所との電気的接続のための作業を簡単にし、且つ信頼性の向上を図る。
【解決手段】 印刷配線基板1上に取り付けられる電子部品の浮遊している接続端子8を印刷配線基板1上に予め形成されている基板ランド9に電気的に接続するため、基板ランド9が接続端子8の近傍に配置されており、基板ランド9と接続端子8との間には導電性の金具部材10が配設されている。接続端子8と基板ランド9とは金具部材10を介してハンダ付接続され、印刷配線基板1上に取り付けられる電子部品の接続端子8と基板ランド9とが電気的に接続される。
【選択図】 図1
【解決手段】 印刷配線基板1上に取り付けられる電子部品の浮遊している接続端子8を印刷配線基板1上に予め形成されている基板ランド9に電気的に接続するため、基板ランド9が接続端子8の近傍に配置されており、基板ランド9と接続端子8との間には導電性の金具部材10が配設されている。接続端子8と基板ランド9とは金具部材10を介してハンダ付接続され、印刷配線基板1上に取り付けられる電子部品の接続端子8と基板ランド9とが電気的に接続される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造に関するものである。
絶縁基板上に抵抗器やトランジスタ、あるいはスイッチ、発光ダイオード等の種々の電子部品を取り付けると同時に、配線基板上に予め設けられている印刷配線により電子部品間の所要の相互配線を行うことができるようにした印刷配線基板が広く用いられている。
従来の印刷配線基板には、取り付けが予定されている部品のリード線あるいは端子を挿通するための取付孔が予めあけられており、挿通されたリード線又は端子を当該取付孔に対応して予め印刷配線されている印刷配線にハンダ付することにより電子部品の取り付けと配線とを同時に行うことができる構成、及び電子部品の端子をハンダ付けするための基板ランドが絶縁基板上に予め形成されており、特にチップ状の電子部品の端子を当該基板ランドにハンダ付けすることにより当該部品の取り付けと配線とを同時に行うことができるようにした構成等が適宜に採用されている。
ところで、印刷配線基板上に取り付ける電子部品によっては、その部品の端子を別途用意したリード線を用いて基板上の基板ランドに配線しなければならない場合が生じる。例えば、液晶モジュールを印刷配線基板上に取り付けて所要の配線を行う場合には、先ず液晶モジュールを両面テープ等を用いて印刷配線基板上の所定の位置に固着し、しかる後、液晶モジュールの接続用端子と印刷配線基板上の基板ランドとの間を予め用意したリード線を用いて接続するためのハンダ付作業を行っている。これは、液晶モジュールの取付が、液晶モジュールの接続用端子が印刷配線基板の表面から離れる浮遊電極の形態となるように成されるためである。この他、別の小規模の配線基板上に組み立てられたモジュールを印刷配線基板上に組み付けるような場合にも浮遊電極の形態が生じ、両者間の所要の電気的接続をリード線を用いて同様にして行う場合が生じる。
しかしながら、印刷配線基板上に各種の電子部品等を組み付ける場合に、リード線を用いてのハンダ付けによる接続構造を採用すると、組立て工数が増大する上に接続のためのハンダ付作業が面倒であり、配線接続の信頼の低下等の問題を生じることにもなり、好ましくない。
本発明の目的は、従来技術における上述の問題点を解決することができる配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の特徴は、配線基板上に取り付けられる電子部品の浮遊電極を該印刷配線基板上に予め形成されている配線用部材に電気的に接続するための配線構造であって、前記配線用部材が前記浮遊電極の近傍に配置されており、前記配線用部材と前記浮遊電極との間には導電性の接続用金具が配設されており、前記浮遊電極と前記配線用部材とが前記接続用金具を介してハンダ付接続されていることを特徴とする配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造が提案される。
電子部品は、液晶モジュールその他の単体部品であってもよいし、小さな基板上に部品を組み立てて成る組立モジュールであってもよく、印刷配線基板との電気的接続のための浮遊電極を有するものであって印刷配線基板上に組み付けられる部品であればどのような部品であってもよい。
本発明によれば、リード線を使用せずに電子部品の浮遊電極を印刷配線基板の所要の箇所へ電気的に接続させ、組立工数の低減と信頼性の向上とを図ることができる
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例につき詳細に説明する。
図1は、本発明による配線構造の実施の形態の一例を示す図、図2は図1の要部の拡大斜視図である。図1において、符号1で示されるのは印刷配線基板であり、ベークライトの如き材料から成る絶縁基板1Aの両面上に所要のパターンの印刷配線(図示せず)が形成されて成る公知の構成のものである。印刷配線基板1には、抵抗器2、チップコンデンサ3等の電子部品がハンダ付けによる公知の方法で取り付けられることにより、図示しない印刷配線により所要の電気的接続が成されるようになっている。
印刷配線基板1上には、さらに、印刷配線基板1よりは小規模な印刷配線基板4Aを用いて構成された組立モジュール4が複数のスペーサ5を用いたボルト止めにより組み付けられている。図示の例では、印刷配線基板4A上に抵抗器6とチップコンデンサ7が公知の方法で取り付けられている。印刷配線基板4Aには、組立モジュール4と印刷配線基板1との間で所要の電気的接続を行うために用いられる接続端子8が設けられている。接続端子8は印刷配線基板4Aの端部近くの短冊状部分4Aaの上面に設けられており、印刷配線基板1に対して浮遊電極の形態となっている(図2参照)。
接続端子8と接続されるべき基板ランド9は絶縁基板1A上であって接続端子8の近傍、ここでは対応する位置に予め設けられている。基板ランド9と間隔をあけて浮遊電極の形態で設けられている接続端子8は、ハンダ付可能な導電性材料から成る金具部材10によって基板ランド9に電気的に接続されている。ここでは、金具部材10はジャンパ金具の形態の接続用金具となっている。
金具部材10は、図2に示されるように、短冊状の薄膜金属部材を略コ字状に折り曲げ加工して形成したものである。金具部材10は、接続端子8と基板ランド9との間の間隔長に適合した高さHを有しており、接続端子8に跨るようにして設けられ、この結果、金具部材10が接続端子8と基板ランド9との間に配設されている。金具部材10の一対の脚部10A,10Aは基板ランド9にハンダ付けされると共に、その中央部10Bは接続端子8にハンダ付けされており、これにより、接続端子8は基板ランド9と金具部材10を介して電気的に接続されている。
金具部材10を用いた上記の配線構造は、組立モジュール4を印刷配線基板1に固定した後、金具部材10を接続端子8に跨がせた状態で位置決めして配設し、金具部材10を接続端子8及び基板ランド9に上述の如くハンダ付けすることにより形成できる。したがって、金具部材10を用いた上述の配線構造は、リード線を用いた配線接続構造に比べてハンダ付作業が格段に容易であり、ハンダ付による場合に比べ両者の電気的接続をより確実に行うことができる。
図3には、本発明の他の実施の形態が示されている。図3に示す実施の形態では、金具部材10に代えて金属製の台座部材20を接続用金具として用いた点でのみ、図1に示した実施の形態と異なっている。台座部材20は図4に示されるように直方体のチップ状部材であり、ハンダ付性に富む導電性の金属部材から成る部材である。台座部材20の高さは図2に示す高さHと略等しく、したがって、台座部材20は印刷配線基板1と組立モジュール4との間の間隔に丁度収まるようになっている。台座部材を図3に示されるように印刷配線基板1と組立モジュール4との間に配設して、台座部材20にハンダを流すことにより、台座部材20と基板ランド9との間、及び台座部材20と接続端子8との間でそれぞれハンダ付による電気的接続がなされる。この結果、台座部材20を介して接続端子8と基板ランド9との間の電気的接続が確立される。台座部材20は中空、中実どちらであってもよい。
図5は本発明のさらに他の実施の形態を示す図である。ここでは、印刷配線基板1上に液晶モジュールLCMを両面テープ、ねじ止め等の適宜の手段で固定し、その一対の浮遊電極T1、T2を印刷配線基板1上に予め形成されている基板ランド11、12にそれぞれ電気的に接続するため、金具部材10及び台座部材20を用いている。なお、金具部材10のみ又は台座部材20のみを用いて所要の電気的接続を行ってもよいことは勿論である。
1 印刷配線基板
1A 絶縁基板
2、6 抵抗器
3、7 チップコンデンサ
4 組立モジュール
5 スペーサ
8 接続端子
9 基板ランド
10 金具部材
10A 脚部
20 台座部材
LCM 液晶モジュール
1A 絶縁基板
2、6 抵抗器
3、7 チップコンデンサ
4 組立モジュール
5 スペーサ
8 接続端子
9 基板ランド
10 金具部材
10A 脚部
20 台座部材
LCM 液晶モジュール
Claims (1)
- 配線基板上に取り付けられる電子部品の浮遊電極を該印刷配線基板上に予め形成されている配線用部材に電気的に接続するための配線構造であって、前記配線用部材が前記浮遊電極の近傍に配置されており、前記配線用部材と前記浮遊電極との間には導電性の接続用金具が配設されており、前記浮遊電極と前記配線用部材とが前記接続用金具を介してハンダ付接続されていることを特徴とする配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005030037A JP2006216875A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | 配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005030037A JP2006216875A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | 配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006216875A true JP2006216875A (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=36979808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005030037A Pending JP2006216875A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | 配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006216875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101255747B1 (ko) | 2011-10-10 | 2013-04-17 | 한국광기술원 | 발광 소자 모듈 및 이를 포함하는 조명 장치 |
-
2005
- 2005-02-07 JP JP2005030037A patent/JP2006216875A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101255747B1 (ko) | 2011-10-10 | 2013-04-17 | 한국광기술원 | 발광 소자 모듈 및 이를 포함하는 조명 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008218833A (ja) | メタルコア基板の外部接続端子 | |
JP2006216875A (ja) | 配線基板上に取り付けられる電子部品の配線構造 | |
JP2012014919A (ja) | ピンヘッダ及び基板モジュール | |
JP2512828B2 (ja) | チップ部品の実装方法 | |
JP2009044126A (ja) | テープキャリア基板および半導体装置 | |
JP2008047605A (ja) | プリント基板 | |
JPH02134890A (ja) | 回路素子実装基板 | |
JP2007194240A (ja) | プリント基板および電子機器 | |
JP2000091002A (ja) | プリント基板用コネクタ | |
JPH09274949A (ja) | 回路基板用コネクタと回路基板への搭載方法 | |
JP2006303086A (ja) | 半導体装置 | |
KR100538145B1 (ko) | 이종 기판으로 이루어진 모듈 및 이의 조립 방법 | |
JP2011044519A (ja) | 電子部品実装構造 | |
JP6836960B2 (ja) | 基板組立体及び基板組立体の製造方法 | |
JP2007116039A (ja) | 回路基板 | |
JP2007073227A (ja) | コネクタ | |
JPH10229261A (ja) | 電力半導体装置 | |
JP2007096064A (ja) | 面実装型電子回路ユニットの取付方法、及びそれに使用される面実装型電子回路ユニット | |
JP2000077121A (ja) | プリント基板用コネクタ | |
KR100722498B1 (ko) | 인쇄회로기판 연결구조 | |
KR200352764Y1 (ko) | 2열 통전 처리된 터미널을 갖는 만능기판 | |
JP2007005638A (ja) | 片面基板の実装構造 | |
JP2007059569A (ja) | 電子制御装置 | |
JP3102761U (ja) | 回路基板組立体 | |
JP2006261588A (ja) | 基板付チップ型アルミニウム電解コンデンサ |