JP2006215482A - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】全てのユーザに対して、同じテストを実施していたため、個々のユーザの学習理解度等を詳細に判定することが困難であった。
【解決手段】サーバ装置1が、問題情報を複数格納している問題情報格納部11と、複数の問題情報から1以上の問題情報を取得する問題情報取得部12と、問題情報取得部12が取得した問題情報を情報処理端末2に送信する問題情報送信部13と、情報処理端末2から送信された解答情報を受信する解答情報受信部14とを具備し、問題情報取得部12が、解答情報の評価結果に基づいて、問題情報格納部11から、一以上の問題情報を取得し、この問題情報を、問題情報送信部13から、情報処理端末2に対して送信するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、教育サービス等を提供するための情報処理システム等に関する。
教育サービス等を提供する情報処理システムとして、双方向通信可能なネットワークを介して、テキスト教材等の学習に必要なコンテンツ等を提供するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
このような情報処理システムにおいては、適宜、テスト等を行うことにより、ユーザの学習理解度等を判定し、その判定結果に基づいて、最適な教育プログラムの提供を行うものがある。
特開2002−341735号公報(第7頁−第11頁、第1図等)
しかしながら、通常、このようなシステムにおいて行われるテストは、全てのユーザに対して、同じテストを実施するものであるため、個々のユーザの学習理解度等を詳細に判定することが困難であった。
このため、個々のユーザの学習理解度等を正確に把握することができず、個々のユーザに最適な教育プログラムを提供できなくなってしまう。この結果、ユーザの学習効率を向上させることができないという課題があった。
本発明に係る情報処理システムは、サーバ装置と、情報処理端末とを備えた情報処理システムであって、前記サーバ装置は、問題についての情報である問題情報を、複数格納している問題情報格納部と、前記複数の問題情報から、1以上の問題情報を取得する問題情報取得部と、前記取得した問題情報を前記情報処理端末に送信する問題情報送信部と、前記情報処理端末から送信された、前記問題情報に対応した解答についての情報である解答情報を受信する解答情報受信部とを具備し、前記情報処理端末は、前記サーバ装置から送信された問題情報を受信する問題情報受信部と、前記サーバ装置から送信された問題情報を出力する問題情報出力部と、前記サーバ装置から送信された問題情報に対応した解答情報を受け付ける解答情報受付部と、前記受け付けた解答情報を、前記サーバ装置に送信する解答情報送信部とを具備し、前記問題情報取得部は、前記解答情報受信部が受信した解答情報に基づいて、前記一以上の問題情報を取得するものである。
かかる構成により、個々のユーザに応じた問題で構成したテストを行うことができ、ユーザの学習の効率を向上させることができる。
また、前記情報処理システムにおいて、前記解答情報を評価するための情報である評価情報を格納している評価情報格納部と、前記受信した解答情報を、前記評価情報に基づいて評価する解答情報評価部とをさらに具備し、前記問題情報取得部は、前記解答情報評価部の評価結果に基づいて、前記一以上の問題情報を取得するものである。
かかる構成により、個々のユーザに応じた問題で構成したテストを行うことができ、ユーザの学習の効率を向上させることができる。
また、前記情報処理システムにおいて、前記問題情報取得部は、前記一以上の問題情報の取得を、3回以上繰り返し行うものである。
かかる構成により、ユーザの理解度等を精度よく判別して、個々のユーザに最適な問題で構成したテストを行うことができる。また、ユーザの学力であれば、無理なく解答できる問題が繰り返し出題されることとなり、ユーザが無理なくテストについていくことができ、ユーザの理解度を高めることができる。
また、前記情報処理システムにおいて、前記問題情報取得部は、前記複数の問題情報からの問題情報の取得を行うか否かを、前記解答情報に基づいて判定するものである。
かかる構成により、ユーザの理解度等に応じた回数のテストを行うことができ、ユーザの学習の効率を向上させることができる。
また、前記問題情報格納部に格納されている問題情報に対する正答率を示す情報である正答率情報を格納している正答率情報格納部をさらに備え、前記問題情報取得部は、前記解答情報と、前記正答率情報に基づいて、前記一以上の問題情報を取得するものである。
かかる構成により、正答率という客観的に得られたデータに基づいて取得した問題情報を用いて、ユーザの理解度を判断することとなり、ユーザの理解度を、より客観的に、かつ正確に判断することが可能となり、学習効率をさらに向上させることができる。
本発明による情報処理システムによれば、個々のユーザに応じた問題で構成したテストを行うことができ、ユーザの学習の効率を向上させることができる。
以下、情報処理システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素およびステップは同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。この情報処理システムは、ネットワーク3を介して接続されたサーバ装置1及び情報処理端末2を備えている。
サーバ装置1は、問題情報格納部11と、問題情報取得部12と、問題情報送信部13と、解答情報受信部14と、評価情報格納部15と、解答情報評価部16と、難易度情報格納部17と、カテゴリー情報格納部18と、正答率情報格納部19とを備えている。
情報処理端末2は、問題情報受信部20と、問題情報出力部21と、解答情報受付部22と、解答情報送信部23とを備えている。
問題情報格納部11は、問題についての情報である問題情報を、複数格納している。問題は、どのような問題であってもよい。例えば、国語、理科、算数等、どのような科目の問題であってもよい。また、文章問題、計算問題等、どのような出題形態の問題であってもよい。また、応用問題、基礎問題等、どのようなレベルの問題であってもよい。問題情報は、具体的には、問題を出力するための情報であり、その情報はどのような情報であってもよい。例えば、文字データにより構成されるデータであってもよいし、画像データにより構成されるデータであってもよい。また、動画像や、音声、音楽等を用いたデータであってもよいし、これらのデータを組み合わせたものであってもよい。問題情報のデータ構造は問わない。問題情報格納部11は、例えば、問題情報を、問題情報を識別するための識別情報と関連付けて格納している。問題情報格納部11は、ハードディスクや、CD−ROM等の不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAM等の揮発性の記録媒体でも実現可能である。
問題情報取得部12は、問題情報格納部11に格納されている複数の問題情報から、1以上の問題情報を取得する。問題情報取得部12は、問題情報をどのように取得してもよい。例えば、サーバ装置2の外部等から指定された問題情報を取得してもよいし、外部等から指定された条件に合致する問題情報を取得するようにしてもよい。問題情報取得部12は、解答情報評価部16から後述する評価結果を示す情報である評価結果情報を得た場合には、この評価結果情報に基づいて、1以上の問題情報を取得する。あるいは、この評価結果情報と、カテゴリー情報格納部18のカテゴリー情報、難易度情報格納部17の難易度情報、または正答率情報格納部19の正答率情報のうちの少なくとも一つとに基づいて、1以上の問題情報を取得する。この評価結果情報等に基づいて問題情報をどのように取得するかについては後述する。問題情報取得部12が、1以上の問題情報を取得するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現してもよい。
問題情報送信部13は、問題情報取得部12が取得した問題情報を、ネットワーク3経由で、情報処理端末2に送信する。なお、問題情報取得部12が取得した問題情報が複数ある場合、問題情報送信部13が、複数の問題情報に対してレイアウトの整形等を行って送信するようにしてもよい。また、問題情報送信部13が、送信する問題情報の数に応じた解答欄等を、必要に応じて設けるようにしてもよい。問題情報送信部13は、有線または無線の通信手段、または放送手段等により実現される。
解答情報受信部14は、情報処理端末2から送信された、問題情報送信部13が送信した問題情報に対応した解答についての情報である解答情報を受信する。解答情報は、具体的には、問題情報送信部13が送信した問題情報が示す問題に対する、ユーザの解答を示す情報であり、その情報はどのような情報であってもよい。例えば、文字データにより構成されるデータであってもよいし、ビットマップデータ等の画像データにより構成されるデータであってもよい。また、動画像や、音声、音楽等を用いたデータであってもよいし、これらのデータを組み合わせたものであってもよい。解答情報のデータ構造は問わない。また、例えば、ビットマップデータ等として解答情報の入力を受け付けた場合、解答情報受付部22において、ビットマップデータ等を文字や図形として認識して、テキストデータやベクトルデータ等に変換するようにしてもよい。なお、このような文字や図形を認識してテキストデータ等に変換する技術は、周知の技術であるので説明は省略する。解答情報受信部14は、有線または無線の通信手段、または放送手段等により実現される。
評価情報格納部15は、解答情報受信部14が受信した解答情報を評価するための評価情報を格納している。評価情報は、具体的には、解答情報が示す解答に対する答え合わせに用いられる情報であり、問題情報取得部12が取得した問題情報についての、正解である答えを示す情報や、間違いである答え、すなわち不正解である答えを示す情報である。評価情報格納部15は、例えば、評価情報を、問題情報を識別するための識別情報と関連付けて格納している。評価情報格納部15は、ハードディスクや、CD−ROM等の不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAM等の揮発性の記録媒体でも実現可能である。
解答情報評価部16は、解答情報受信部14が受信した解答情報を、評価情報格納部15が格納している評価情報に基づいて評価する。そして、その評価結果を示す情報である評価結果情報を、問題情報取得部12に出力する。評価結果は、例えば、各解答情報が「正解」、または「間違い」であるかを評価した結果や、各解答情報の、正解に近い度合いを、段階的に評価した値等である。解答情報評価部16が、解答情報を評価する処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現してもよい。
難易度情報格納部17は、問題情報格納部11に格納されている問題情報に対する難易度を示す情報である難易度情報を格納している。難易度は、問題の難しさや易しさのことである。また、難易度情報は、難易度を示すための情報であり、例えば80%などの、後述する正答率や、小学一年生向け、小学2年生向けといった学校教育の学習進度に基づく分類や、上級や、レベル1、レベル2といった客観的あるいは相対的に判定したレベルとして示される。難易度情報格納部17は、例えば、難易度情報を、問題情報を識別するための識別情報と関連付けて格納している。難易度情報格納部17は、ハードディスクや、CD−ROM等の不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAM等の揮発性の記録媒体でも実現可能である。
カテゴリー情報格納部18は、問題情報格納部11に格納されている問題情報に対するカテゴリーを示す情報であるカテゴリー情報を格納している。カテゴリー情報は、具体的には、各問題情報がどのカテゴリーに属するかを示す情報である。カテゴリーはどのようなものであってもよい。例えば、国語、理科、算数等の科目についてのカテゴリーや、文章問題、計算問題という問題の出題形態のカテゴリーなどであってもよい。また、応用問題、基礎問題等の問題のレベルについてのカテゴリーや、小学1年生、中学3年生といった問題の対応する学年のカテゴリーや、計算、図形といった分野のカテゴリーであってもよい。カテゴリー情報格納部18は、例えば、カテゴリー情報を、問題情報を識別するための識別情報と関連付けて格納している。カテゴリー情報格納部18は、ハードディスクや、CD−ROM等の不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAM等の揮発性の記録媒体でも実現可能である。
正答率情報格納部19は、問題情報格納部11に格納されている問題情報に対する正答率を示す情報である正答率情報を格納している。正答率とは、予め他の複数のユーザの各問題情報についての解答結果に基づいて求められた、正答者、すなわち正しい答えを解答したユーザの割合である。具体的には、問題情報の示す問題に対して解答した全ユーザ数に対する、正答者の割合として示され、正答率が高いほど、正答者の割合が高いことを示している。正答率情報格納部19は、例えば、正答率情報を、問題情報を識別するための識別情報と関連付けて格納している。正答率情報格納部19は、ハードディスクや、CD−ROM等の不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAM等の揮発性の記録媒体でも実現可能である。
問題情報受信部20は、サーバ装置1から送信された問題情報を、ネットワーク3経由で受信する。問題情報受信部20は、有線または無線の通信手段、または放送手段等により実現される。
問題情報出力部21は、サーバ装置1から送信された問題情報を出力する。出力とは、ディスプレイの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信等を含む概念である。問題情報出力部21は、ディスプレイやプリンタ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えてもよい。問題情報出力部21は、出力デバイスのドライバーソフト、または出力デバイスとドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
解答情報受付部22は、サーバ装置1から送信された問題情報に対応した解答情報を受け付ける。具体的には、ユーザが、問題情報出力部21から出力される問題情報の示す問題についての解答についての情報を受け付ける。解答情報受付部22の受け付ける入力は、テンキーやキーボードやマウスやタブレット、メニュー画面による入力等で、入力手段はどのようなものであってもよい。例えば、スキャナや、カメラ等を用いて、紙等にプリントアウトした解答用紙に書き込んだ解答情報を、ビットマップデータの入力データとして受け付けるようにしてもよい。また、ファクシミリであってもよいし、マークシートに記入した解答を、マークシートリーダ等を用いて入力受付してもよい。また、解答情報受付部22が、例えば、ビットマップデータとして解答情報の入力を受け付けるものである場合、解答情報受付部22が、ビットマップデータ等を文字や図形等して認識して、テキストデータ等に変換するようにしてもよい。解答情報受付部22は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
解答情報送信部23は、解答情報受付部22の受け付けた解答情報を、ネットワーク3を介してサーバ装置2に送信する。解答情報送信部23は、有線または無線の通信手段、または放送手段等により実現される。
ネットワーク3は、サーバ装置1と情報処理端末2との間での、データの送受信を可能とするものであれば、どのようなネットワークであっても良い。ネットワーク3は、例えば、IPプロトコル等を用いた無線または有線のネットワークであってもよい。また、このネットワークにおける通信を、地上波放送、ケーブルテレビ放送、衛星放送等により実現しても良い。
次に、サーバ装置1の動作について、図2に示したフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)問題情報取得部12が、情報処理端末2に対して送信する問題情報を取得する指示を受けたか否かを判定する。問題情報取得部12が、この問題情報を送信する指示をどこから受けるかは問わない。例えば、情報処理端末2から受けてもよいし、他のサーバ装置等から受けてもよい。受け付けた場合、ステップS202へ進み、受け付けていない場合、ステップS201に戻る。
(ステップS202)問題情報取得部12が、内部のカウンターの値iを1に設定する。
(ステップS203)問題情報取得部12が、問題情報を取得する指示が指定する問題情報を、問題情報格納部11から取得する。
(ステップS204)問題情報送信部13が、ステップS203により取得された問題情報を、情報処理端末2に対して送信する。
(ステップS205)解答情報受信部14が、情報処理端末2が送信した解答情報を受信したか否かを判定する。受信した場合、ステップS206に進み、受信していない場合ステップS205に戻る。
(ステップS206)解答情報評価部16が、ステップS205において受信した解答情報に対応する問題情報の評価情報を、評価情報格納部15から取得する。
(ステップS207)解答情報評価部16が、ステップS206において取得した評価情報を用いて、解答情報が示す解答が、「正解」であるか、「不正解」であるかを評価し、評価結果情報を得る。
(ステップS208)問題情報取得部12が、カウンターの値iが所定のテスト回数の上限を定める値k(kは2以上の値)より小さいか否か判定する。kより小さい場合、ステップS209に進み、k以上である場合、ステップS201に戻る。
(ステップS209)問題情報取得部12が、ステップS207で得られた評価結果情報を取得する。
(ステップS210)問題情報取得部12が、ステップS210で取得した評価結果情報に基づき、問題情報格納部11から問題情報を取得する。
(ステップS211)問題情報取得部12が、カウンターの値iを1インクリメントし、ステップS204へ戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。
次に、情報処理端末2の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)問題情報受信部20が、問題情報を受信したか否か判定する。受信した場合、ステップS302へ進み、受信していない場合、ステップS301へ戻る。
(ステップS302)問題情報出力部21が、ステップS301で取得した問題情報を出力する。
(ステップS303)解答情報受付部22が、解答情報を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS304へ進み、受け付けていない場合、ステップS303へ戻る。
(ステップS304)解答情報送信部23が、ステップS303で受け付けた解答情報を、サーバ装置2に対して送信する。そして、ステップS301へ戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。
次に、問題情報取得部12が、解答情報評価部16から取得した評価結果情報に基づいて、1以上の問題情報を取得する処理の例について説明する。
問題情報取得部12は、評価結果情報を取得した場合、評価結果情報が示す解答情報の評価結果、具体的には、解答情報が正解であるか、不正解であるかという評価結果に基づいて、問題情報格納部11から問題情報を取得する。例えば、解答情報に対する解答情報評価部16の評価結果が不正解であれば、問題情報取得部12が、この解答情報に対応する問題情報を、再度、取得するようにしてもよい。また、解答情報評価部16の評価結果が正解である解答情報に対応する問題情報を、再び取得しないことを条件として、この条件を満たす問題情報を取得してもよい。
具体的には、問題情報格納部11の格納している問題情報に、値が「1」であれば解答情報評価部16の評価結果が正解、値が「0」であれば不正解であることを示すフラグを持たせるようにし、このフラグの初期値を「1」としておく。そして、解答情報評価部16の評価結果が「不正解」であれば、問題情報取得部12が、この評価結果に対応する問題情報のフラグを「0」に設定するようにし、問題情報取得部12が、次に問題情報を取得する際に、このフラグが「0」である問題情報を問題情報格納部11から取得するようにする。これにより、解答情報評価部16の評価結果が不正解であった解答情報に対応する問題情報を、再度取得することができる。
また、上記のフラグの初期値を「0」としておき、解答情報評価部16の評価結果が「正解」であれば、問題情報取得部12が、この評価結果に対応する問題情報のフラグを「1」に設定するようにし、問題情報取得部12が、次に問題情報を取得する際に、このフラグが「0」である問題情報を問題情報格納部11から取得するようにする。これにより、解答情報評価部16の評価結果が正解であった解答情報に対応する問題情報を、再度取得しないようにすることができる。
また、問題情報取得部12は、解答情報評価部16から取得した評価結果情報に加えて、難易度情報格納部17の格納する難易度情報に基づいて、問題情報を取得するようにしてもよい。例えば、解答情報に対する評価結果情報が不正解であれば、問題情報取得部12が、この解答情報に対応する問題情報の難易度情報を難易度情報格納部17から取得し、この取得した難易度情報よりも難易度の低いことを条件として、この条件を満たす問題情報を取得するようにしてもよい。また、解答情報に対する評価結果情報が正解であれば、問題情報取得部12が、この解答情報に対応する問題情報の難易度情報を取得し、この取得した難易度情報よりも難易度の高いことを条件として、この条件を満たす問題情報を取得するようにしてもよい。
また、問題情報取得部12は、解答情報評価部16から取得した評価結果情報に加えて、カテゴリー情報格納部18の格納するカテゴリー情報に基づいて、取得する問題情報を決定するようにしてもよい。例えば、解答情報に対する評価結果情報が不正解であれば、問題情報取得部12が、この解答情報に対応する問題情報のカテゴリー情報をカテゴリー情報格納部18から取得し、このカテゴリー情報と同じカテゴリーであることを条件として、この条件を満たす問題情報を取得するようにしてもよい。また、解答情報に対する評価結果情報が正解であれば、問題情報取得部12が、この解答情報に対応する問題情報のカテゴリー情報をカテゴリー情報格納部18から取得し、このカテゴリー情報と異なるカテゴリーであることを条件として、この条件を満たす問題情報を取得するようにしてもよい。
また、問題情報取得部12は、解答情報評価部16から取得した評価結果情報に加えて、正答率情報格納部19の格納する正答率情報に基づいて、取得する問題情報を決定するようにしてもよい。例えば、解答情報に対する評価結果情報が不正解であれば、問題情報取得部12が、この解答情報に対応する問題情報の正答率情報を正答率情報格納部19から取得し、この取得した正答率よりも正答率が高いことを条件として、この条件を満たす問題情報を取得するようにしてもよい。また、解答情報に対する評価結果情報が正解であれば、問題情報取得部12が、この解答情報に対応する問題情報の正答率情報を正答率情報格納部19から取得し、この取得した正答率よりも正答率が低いことを条件として、この条件を満たす問題情報を取得するようにしてもよい。
また、この正答率情報を利用し、テストの全ての問題に対する解答情報についての評価結果が、正解である場合には、問題情報取得部12が、次のテスト用の問題として、予め設定した所定の正答率よりも正答率の低い問題情報を優先的に取得するようにしてもよい。このようにして、全問正解のユーザに対しては、多くの人が間違えている問題を与えるようにすることで、ユーザの能力をさらに伸ばすことが可能となる。
また、問題情報取得部12が、解答情報評価部16から取得した評価結果情報に加えて、上記の難易度情報や、カテゴリー情報や、正答率情報以外の情報に基づいて、問題情報を取得するようにしてもよい。例えば、評価結果情報に加えて、問題情報に対する他のユーザの解答状況を示す情報を蓄積しておき、この情報に基づいて、問題情報を取得するようにしてもよい。具体的には、まず、解答情報受信部14が、解答情報とともに、この解答情報を送信したユーザを識別するための、会員番号やユーザID等のユーザ識別情報を受信する。そして、問題情報取得部12が、解答情報受信部14が受信した解答情報に対する評価結果情報と、この解答情報とともに受信されたユーザ識別情報と、この解答情報に対応する問題情報とを、一つのレコードとして、図示しないハードディスク等の記憶媒体に蓄積していく。そして、あるユーザの解答情報が、解答情報評価部16により間違っていると評価された場合、問題情報取得部12が、この解答情報に対応する問題情報と同じ問題情報に対応する解答情報であって、他のユーザ識別情報とともに受信され、解答情報評価部16により正解であると評価された解答情報があるか否かを、上記のレコードを用いて検出し、このような解答情報がある場合には、この解答情報に対応する問題情報を取得するようにしてもよい。
また、複数のユーザの、同じ問題情報に対する解答情報から、その問題情報に対する正解率を算出し、この正解率に応じて、問題情報の取得を行うようにしてもよい。例えば、あるユーザが情報処理端末2から送信した、複数の問題情報に対する解答情報の解答情報評価部による評価結果が、全問正解である場合、次に取得する問題情報として、正解率が所定の値よりも低い問題情報を取得するようにしてもよい。
なお、本実施の形態においては、評価結果情報と、上記のカテゴリー情報や、難易度情報や、正答率情報等のうちの少なくとも2つ以上とに基づいて、問題情報取得部12が問題を取得するようにしてもよい。
次に本実施の形態の第一の具体例について説明する。なお、ここでは、難易度情報格納部17、カテゴリー情報格納部18、正答率情報格納部19を設ける代わりに、問題情報格納部11が、問題情報に対応する難易度情報、カテゴリー情報、正答率情報を格納している場合を例として説明を行う。また、サーバ装置1は、会員制の学習システムの一部を構成するサーバ装置で、情報処理端末2は、ユーザである小学2年生の家庭にあるPC(パーソナルコンピュータ)、ネットワーク3は、インターネットであるとする。また、問題情報出力部21はPCのディスプレイ、解答情報受付部22は、キーボード、マウスおよびディスプレイ上に表示される入力フィールドにより構成されるものとする。
図4は、問題情報格納部11が格納している問題情報と、難易度情報と、カテゴリー情報とを管理するための問題情報管理表である。この問題情報管理表は、「問題ID」、「問題情報」、「学習レベル」、「科目」、「分野」、「テーマ名称」、「難易度」という属性を有している。「問題ID」は、問題情報を識別するための識別情報である。「問題情報」は、問題情報格納部11に格納されている問題情報のファイル名である。なお、ファイル名の代わりに、データの格納場所等を指定する情報であってもよいし、問題情報自身を有していてもよい。「学習レベル」は、問題情報の対象とするユーザを示す指標であり、ここではユーザの学年を示している。「科目」は、算数や、国語等の問題情報の科目である。「分野」は、問題情報の科目内における、問題情報の分野を示している。「テーマ名称」は、問題情報の分野内におけるテーマの名称を示している。「難易度」は、問題情報の難易度で、ここでは0から100までの数値で表している。値の大きいほうが難易度が高い、すなわち難しいことを示している。「科目」、「学習レベル」、「分野」、「テーマ名称」の属性は、それぞれカテゴリー情報に相当する。また、ここでは、問題情報格納部11に格納されている一つの問題情報からは、一つの解答情報のみが得られるものであるとする。「問題ID」、「問題情報」、「科目」、「学習レベル」、「分野」、「テーマ名称」、「難易度」のデータ構造は問わない。
まず、ユーザが、情報処理端末2から、ネットワーク3経由で、ユーザを識別するための会員番号と、本人確認のためのパスワードとを入力して、サーバ装置1にアクセスする。サーバ装置1は、ユーザの会員番号とともにそのユーザの会員の学習の進捗状況についての情報を、図示しないメモリ等に格納しているものとする。サーバ装置1は、この進捗状況の情報に基づいて、ユーザに対して、現在学習中の算数についての学習内容の理解度をチェックするためにテストを行うと判断し、このテストに用いる問題情報を取得する指示を、問題情報取得部12に出力する。この指示には、どの問題情報を取得するかを指示するために、1以上の問題IDが含まれているものとする。ここでは、ユーザが小学2年生であるとすると、現在、算数で学習している内容が、「整数のたし算、ひき算」、および「長さと単位」であるため、「学習レベル」が小学2年生を指す「小2」であり、「科目」が「算数」、「分野」が「数と計算」、および「量と測定」、「テーマ名称」が「整数のたし算、ひき算」、および「長さの単位」である、4つの問題情報を取得する指示が含まれるものとする。具体的には、問題IDが「2003E0424」、「2003E0425」、「2003E0432」、「2003E0433」により識別される問題情報を取得する指示が含まれるものとする。
問題情報取得部12は、この指示に基づいて、問題情報格納部11から、問題情報「E0424」、「E0425」、「E0432」、「E0433」を取得し、メモリ等に一時的に格納する。このとき、それぞれの問題IDも、各問題情報と関連付けた状態で取得する。指示を受けた全ての問題情報の取得が終了した場合、問題情報取得部12は内部のカウンターの値iを1に設定する。カウンターの値iは、テストの行われた回数に相当する。
図5は、問題情報取得部12が取得して、メモリに一時的に格納されている問題情報の構成を示す図である。「問題ID」、「問題情報」は、図4に示した「問題ID」、「問題情報」にそれぞれ相当する。
問題情報送信部13は、図5に示した問題情報取得部12が取得した問題情報を、それぞれの問題IDとともに、ユーザの使用する情報処理端末2に送信する。
情報処理端末2の問題情報受信部20が、問題情報を受信すると、この問題情報を問題情報出力部21が出力する。
図6は、情報処理端末2の問題情報出力部21に出力、すなわちディスプレイに表示された、問題情報の表示例を示す図である。図において、問題1から問題4は、ぞれぞれ、問題情報「E0424」、「E0425」、「E0432」、「E0433」に基づいて表示される問題である。また、問題IDは、ここでは、表示されてはいないが、各問題情報との対応関係が保たれているものとする。
つぎに、ユーザが、ディスプレイに表示された問題に対して、解答情報受付部22であるキーボードやマウスを用いて、図6に示す入力フィールド51から54に、「117」,「9」,「1」,「15」という解答をそれぞれ入力し、送信ボタン55を、マウスでクリックする。これにより、入力フィールド51から54に入力された解答情報が、解答情報送信部23から、サーバ装置1に対して送信される。このとき、問題情報E0424の示す問題に対する解答を入力するための入力フィールド51に入力された第一の解答情報である「117」は、問題情報「E0424」の問題IDである「2003E0424」とともに、サーバ装置1に対して送信される。同様に、問題情報E0425に対する第二の解答情報である「9」は、問題IDの「2003E0425」とともに、問題情報「E0432」に対する第三の解答情報である「1」は、問題IDの「2003E0432」とともに、問題情報E0433に対する第四の解答情報である「15」は、問題IDの2003E0433とともに、それぞれサーバ装置1に対して送信される。
図7は、評価情報格納部15に格納されている評価情報管理表を示す図である。評価情報管理表は、「問題ID」、および「評価情報」の属性を有している。問題IDは、図4に示した「問題ID」に相当するものである。また、「評価情報」は解答情報を評価、ここでは解答情報が正解であるか不正解であるかを評価するための情報であり、ここでは、問題IDに対応した問題情報の正解を示す情報である。
解答情報受信部14が、情報処理端末2からの解答情報を受信すると、解答情報評価部16は、各解答情報とともに受信された問題IDと同じ問題IDを持つレコードを、評価情報格納部15に格納されている評価情報管理表から判定し、そのレコードが有する評価情報を取得する。そして、その評価情報と、取得した解答情報とを比較し、両者が合致した場合、解答情報の示す解答が正解であるとする評価結果を示す評価結果情報を構成する。また、両者が合致しなければ、解答情報の示す解答が不正解であるとする評価結果を示す評価結果情報を構成する。
ここでは、問題IDが「2003E0424」である問題情報に対する、ユーザの第一の解答情報は「117」であり、評価情報格納部15に格納されている評価情報は「127」であるため、不正解であることを示す評価結果情報が構成される。また、問題IDが「2003E0425」である問題情報に対する、ユーザの第二の解答情報は「9」であり、評価情報格納部15に格納されている評価情報は「9」であるため、正解であることを示す評価結果情報が構成される。また、問題IDが「2003E0432」である問題情報に対する、ユーザの第三の解答情報は「1」であり、評価情報格納部15に格納されている評価情報は「100」であるため、不正解であることを示す評価結果情報が構成される。また、問題IDが「2003E0433」である問題情報に対する、ユーザの第四の解答情報は「15」であり、評価情報格納部15に格納されている評価情報は「15」であるため、正解であることを示す評価結果情報が構成される。
そして、すべての解答情報、ここでは4つの解答情報についての評価結果情報を、問題情報取得部12に出力する。この評価結果情報には、問題IDと、その問題IDに対応する評価結果を含むものとする。なお、評価情報を、上述した問題情報管理表の一つの属性として問題情報格納部11に格納するようにし、必要に応じて解答情報評価部16が、問題IDを用いて評価情報を問題情報格納部11から取得するようにしてもよい。
問題情報取得部12は、評価結果情報を取得すると、まず、カウンターの値iが予め設定した値より小さいか否かを判定する。カウンターの値iが予め設定した値kより小さければ、評価結果情報に基づいて、以下に説明するように、新たに問題情報格納部11から問題情報を取得する。
まず、この具体例における、評価結果情報に基づいて問題情報を取得する処理を図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)問題情報取得部12が、内部のカウンターの値jを1に設定して、カウンターを初期化する。
(ステップS802)問題情報取得部12が、j番目の評価結果情報が示す評価結果が「正解」であるか否かを判定する。「正解」であれば、ステップS803へ進み、「正解」でなければ、ステップS806へ進む。
(ステップS803)問題情報取得部12が、問題情報格納部11から、j番目の評価結果情報に対応する問題情報とカテゴリーが同じであって、この問題情報よりも難易度が高い問題情報を取得する。なお、このような条件を満たす問題情報が複数ある場合、どのようにそのうちの問題を選ぶようにしてもよい。例えば、ランダムに選ぶようにしてもよいし、j番目の評価結果情報に対応する問題情報にたいして、難易度が最も近いもの、あるいは最も離れているものを、選ぶようにしてもよい。
(ステップS804)問題情報取得部12が、カウンターの値jを1インクリメントする。
(ステップS805)問題情報取得部12が、j番目の評価結果情報があるか否かを判定する。あれば、ステップS802に戻り、なければ、処理を終了する。
(ステップS806)問題情報取得部12が、問題情報格納部11から、j番目の評価結果情報に対応する問題情報とカテゴリーが同じであって、この問題情報よりも難易度が低い問題情報を取得する。そしてステップS805へ進む。なお、このような条件を満たす問題情報が複数ある場合、どのようにそのうちの問題を選ぶようにしてもよい。例えば、ランダムに選ぶようにしてもよいし、j番目の評価結果情報に対応する問題情報にたいして、難易度が最も近いもの、あるいは最も離れているものを、選ぶようにしてもよい。
以下、評価結果情報に基づいて問題情報を取得する処理を具体的に説明する。まず、問題情報取得部12が、問題IDが「2003E0424」に対応した評価結果情報を選択する。この評価結果情報は、評価結果が「不正解」であることを示しているため、問題情報取得部12は、この問題IDが「2003E0424」である問題情報「E0424」と同じカテゴリーに属する問題情報であって、難易度が、この問題情報よりも低いという条件を満たす問題情報の中から、例えば、問題IDが「2003E0426」に対応する問題情報「E0426」を取得する。同じカテゴリーとは、ここでは、「学習レベル」,「科目」,「分野」、「テーマ名称」の属性が同じということである。このようにして、ユーザの解答が「不正解」であった問題については、それよりも難易度の低い問題を提供することで、ユーザの理解度をより正確に把握できるとともに、このようなテストを繰り返すことで、ユーザの学力に適応した問題を繰り返し提供してやることが可能となり、ユーザの学力を向上させることが可能となる。
次に、問題情報取得部12が、問題IDが「2003E0425」に対応した評価結果情報を選択する。この評価結果情報は、評価結果が「正解」であることを示しているため、問題情報取得部12は、問題IDが「2003E0425」である問題情報「E0425」と同じカテゴリーに属する問題情報であって、難易度が、この問題情報よりも高いという条件を示す問題情報の中から、例えば、問題IDが「2003E0427」である問題情報「E0427」を取得する。このようにして、ユーザの解答が「正解」であった問題については、それよりも難易度の高い問題を提供することで、ユーザの理解度をより正確に把握できるとともに、このようなテストを繰り返すことで、ユーザの学力に適応した問題を繰り返し提供してやることが可能となり、ユーザの学力を向上させることが可能となる。
次に、問題情報取得部12が、問題IDが「2003E0432」に対応した評価結果情報を選択する。この評価結果情報は、評価結果が「不正解」であることを示しているため、問題情報取得部12は、この問題IDが「2003E0432」である問題情報「E0432」と同じカテゴリーに属する問題情報であって、難易度が、この問題情報よりも低いという条件を示す問題情報の中から、例えば、問題IDが「2003E0430」である問題情報「E0430」を取得する。
次に、問題情報取得部12が、問題IDが「2003E0433」に対応した評価結果情報を選択する。この評価結果情報は、評価結果が「正解」であることを示しているため、問題情報取得部12は、問題IDが「2003E0433」である問題情報「E0433」と同じカテゴリーに属する問題情報であって、難易度がこの問題情報「E0433」よりも高いという条件を満たす問題情報の中から、問題IDが「2003E0435」である問題情報「E0435」を取得する。
以上のようにして、全ての問題情報の取得が終了すると、問題情報取得部12は内部のカウンターの値iを1インクリメントする。
図9は、メモリ等に一時的に格納されている、問題情報取得部12が、評価結果情報に基づいて取得した問題情報の構成を示す図である。「問題ID」、「問題情報」は、図4に示した「問題ID」、「問題情報」にそれぞれ相当する。
図10は、問題情報取得部12が、評価結果情報に基づいて取得した問題情報、すなわち図9に示した問題情報を、情報処理端末2の問題情報出力部21に表示した表示例を示す図である。
これ以降は、上記と同様に、この問題情報取得部12が取得した問題情報を、問題情報送信部13が送信する処理以降の処理を繰り返すことで、テストを構成する問題情報を、テストに対する解答情報に基づいて、変更しながら、テストが繰り返される。
カウンターの値iが予め設定した値以上となった場合には、それ以降の問題情報取得部12による評価結果情報に基づく問題情報の取得処理等を行わないようにし、テストは終了される。
なお、カウンターの値iの上限値となる値kは2以上の値であればよいが、本実施の形態においては、テストを繰り返すことで、学習の理解度等を精度よく判別できるようにするものであり、kを2とした場合、テストは2回しか行われず、ユーザの単なる記入ミス等が、判別結果に与える影響が大きくなり、理解度を精度よく判別できない場合があるため、値kを3以上の値とし、テストが3回以上繰り返されるようにすることが好ましい。
次に本実施の形態の第二の具体例について説明する。この第二の具体例においては、上記第一の具体例と同様に、図2に示すフローチャートに従って処理が行われるものとする。また、第1回目のテストとしては、8つの問題が出題されるとともに、第二回目以降のテストは、4つの問題が出題されるものとする。
図11は、問題情報格納部11が格納している問題情報と、難易度情報と、カテゴリー情報と、正答率情報とを管理するための問題情報管理表である。この問題情報管理表は、「問題ID」、「問題情報」、「科目」、「分野」、「テーマ名称」、「難易度」「正答率」という属性を有している。「問題ID」は、問題情報を識別するための識別情報である。「問題情報」は、問題情報格納部11に格納されている問題情報である。「科目」は、算数や、国語等の問題情報の科目である。「分野」は、問題情報の科目内における、問題情報の分野を示している。「テーマ名称」は、問題情報の分野内におけるテーマの名称を示している。「難易度」は、問題情報の難しさを4つのレベルで示しており、「基礎」から、「標準」、「応用」、「発展」の順に問題が難しくなることを示している。「正答率」は、予め他の複数のユーザの各問題情報についての解答結果に基づいて求められた、正答者、すなわち正しい答えを解答したユーザの割合であり、ここでは、問題情報に対して解答したユーザ数に対する、正答者の割合として示している。正答率が高いほど、正答者の割合が高いことを示している。「科目」、「学習レベル」、「分野」、「テーマ名称」の属性は、それぞれカテゴリー情報に相当する。また、ここでは、問題情報格納部11に格納されている一つの問題情報からは、一つの解答情報のみが得られるものであるとする。「問題ID」、「データ」、「科目」、「分野」、「テーマ名称」、「難易度」「正答率」のデータ構造は問わない。
図12は、評価情報格納部15に格納されている評価情報管理表を示す図である。評価情報管理表は、「問題ID」、および「評価情報」の属性を有している。問題IDは、図11に示した「問題ID」に相当するものである。また、「評価情報」は解答情報を評価、ここでは解答情報が正解であるか不正解であるかを評価するための情報であり、ここでは、問題IDに対応した問題情報の正解を示す情報である。
まず、第1回目のテストとして、問題情報取得部12が、図13に示すような問題IDが、「3」、「4」、「8」、「9」、「13」、「14」、「18」、「19」である8つの問題情報を取得したとする。これらが、情報処理端末2に送信されると、図14に示すような問題が出力される。そして、ユーザが、問題に対する解答情報を、サーバ装置1に送信すると、サーバ装置1の解答情報評価部16において、解答情報の評価が行われる。そして、その評価結果情報として、問題IDが、「3」、「4」、「14」、「18」、「19」である問題情報に対応した解答情報が、「正解」であり、問題IDが、「8」、「9」、「13」である問題情報に対応した解答情報が、「不正解」であるという評価結果情報が得られたとする。問題情報取得部12は、この評価結果情報に基づいて、以下に説明するように、4つの問題情報を問題情報格納部11から取得する。
まず、この第二の具体例における、サーバ装置1の問題情報取得部12が、解答情報評価部16の評価結果情報に基づいて、問題情報を取得する処理の詳細を、図15のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図2のステップS210の処理に相当するものである。なお、ここでは、予め、2回目以降のテストの問題数をn個と決めておくこととする。また、最初のテストの問題数はこのn個以上であるとする。
(ステップS1501)問題情報取得部12は、評価結果情報が解答情報評価部16から入力されたか否か判断する。入力された場合、ステップS1502へ進み、入力されていない場合、ステップS1501へ戻る。
(ステップS1502)問題情報取得部12が、入力された評価結果情報から、不正解であることを示す評価結果情報の数mを取得する。
(ステップS1503)問題情報取得部12は、mがn個以下であるか否かを判定する。mがn個以下であれば、ステップS1504へ進み、mがn個より多ければ、ステップS1513に進む。
(ステップS1504)問題情報取得部12は、mとnとが同数であるか否かを判定する。同数であれば、ステップS1511へ進み、同数でなければ、ステップS1505へ進む。
(ステップS1505)問題情報取得部12は、「正解」であることを示す評価結果情報に対応する問題情報のカテゴリー数kを取得する。
(ステップS1506)問題情報取得部12は、「正解」であることを示す評価結果情報に対応する問題情報を各カテゴリー別に並べ替え、この並べ替えた各問題情報の中から、各カテゴリーごとに正答率の一番低い問題情報を1つずつ抽出する。
(ステップS1507)問題情報取得部12は、カテゴリー数kが、n−m以下であるか否かを判定する。以下であれば、ステップS1508へ進み、以下でなければステップS1512へ進む
(ステップS1508)問題情報取得部12は、問題情報のカテゴリー数kが、n−mと同数であるか否か判定する。同数でなけば、ステップS1509に進み、同数であれば、ステップS1510へ進む。
(ステップS1509)問題情報取得部12は、さらに、「正解」であることを示す評価結果情報に対応する問題情報のうちの、ステップS1507による抽出後の残りの問題情報から、カテゴリーに関係なく、正答率の低い順に、問題情報をn−m−k個取得する。これにより、ステップS1508により抽出した問題とあわせてn−m個の問題情報を抽出したこととなる。
(ステップS1510)問題情報取得部12が、抽出したn−m個の問題情報のそれぞれと同じカテゴリーの問題情報で、かつn−m個の問題情報のそれぞれよりも難易度が低い問題情報を取得する。
(ステップS1511)問題情報取得部12が、「不正解」であることを示す評価結果情報に対応するm個の問題情報のそれぞれと同じカテゴリーの問題情報で、かつm個の問題情報のそれぞれよりも難易度が低い問題情報を取得して、処理を終了する。
(ステップS1512)問題情報取得部12は、ステップS1506で取得した問題情報の中から、正答率の低い順に、n−m個の問題情報を抽出する。そして、ステップS1510へ進む。
(ステップS1513)問題情報取得部12は、「不正解」であることを示す評価結果情報に対応する問題情報のカテゴリー数lを取得する。
(ステップS1514)問題情報取得部12は、「不正解」であることを示す評価結果情報に対応する問題情報を各カテゴリー別に並べ替え、この並べ替えた各問題情報の中から、各カテゴリーごとに正答率の一番高い問題情報を1つずつ抽出する。
(ステップS1515)問題情報取得部12は、問題情報のカテゴリー数lが、n以下であるか否か判定する。n以下であれば、ステップS1516に進み、n以下でなければ、ステップS1508へ進む。
(ステップS1516)問題情報取得部12は、nとkとが同数であるか否かを判定する。同数であれば、ステップS1518に進み、同数でなければ、ステップS1517に進む。
(ステップS1517)問題情報取得部12は、「不正解」であることを示す評価結果情報に対応する問題情報のうちの、ステップS1514による抽出後の残りの問題情報から、カテゴリーに関係なく、正答率の高い順に、問題情報をn−l個抽出する。これにより、ステップS1514により抽出した問題情報とあわせてn個の問題情報を抽出したこととなる。
(ステップS1518)問題情報取得部12は、抽出したn個の問題情報のそれぞれと同じカテゴリーの問題情報で、かつn個の問題情報のそれぞれよりも難易度が低い問題情報を取得して処理を終了する。
(ステップS1519)問題情報取得部12は、ステップS1514により抽出した問題情報から、正答率の高い順に、n個の問題情報を抽出する。そして、ステップS1518に進む。
以下、評価結果情報に基づいて問題情報を取得する処理を具体的に説明する。
まず、評価結果情報から、「不正解」を示す評価結果情報数mを取得する。ここでは、上述したように、問題IDが、「8」、「9」、「13」である問題情報に対応した解答情報が、「不正解」であるという評価結果情報が得られているため、m=3となる。
次に、第二回目以降のテストの問題数nを「4」に設定しており、n>mとなるため、「正解」であるという評価結果を示す評価結果情報に対応する問題情報のカテゴリー数kを取得する。「正解」の評価結果情報に対応した問題情報のうち、問題IDが「3」と「4」の問題情報のテーマ名称は、「整数のたし算・ひき算」であり、問題IDが「14」である問題情報のテーマ名称は、「整数のかけ算」であり、問題IDが「18」、「19」である問題情報のテーマ名称は、「量と測定」であり、3つの異なるテーマ名称を含むため、カテゴリー数kとして「3」を取得する。
そして、「正解」の評価結果情報に対応する問題情報のうち、各カテゴリーにおける正答率が最も低いものを、一つずつ抽出する。問題IDが、「3」と「4」の問題情報は、同じカテゴリーにあり、正答率は、問題IDが「4」のものの方が低いため、問題IDが「4」の問題情報が抽出される。問題IDが、「14」の問題情報は、同じカテゴリーに「正解」の評価結果情報に対応する他の問題情報がないため、問題IDが「14」の問題情報が抽出される。問題IDが、「18」と「19」の問題情報は、同じカテゴリーにあり、正答率は、問題IDが「19」のものの方が低いため、問題IDが「19」の問題情報が抽出される。
このカテゴリー数k=3は、第二回目以降のテストの問題数であるn=4から「不正解」を示す評価結果情報数であるm=3を引いた値よりも大きいため、各カテゴリーから抽出した問題IDが「4」、「14」、および「19」である問題情報のうちから、正答率の低い順にn−m=4−3=1個の問題情報を抽出する。ここでは、正答率が「30%」である問題IDが「14」の問題情報が抽出される。
そして、この問題IDが「14」の問題情報と同じカテゴリーで、かつ難易度が高い問題情報、ここでは、テーマ名称が「整数のかけ算」で、難易度が「標準」よりも一段階高い「応用」である、問題IDが「15」の問題情報を取得する。
また、「不正解」を示す評価結果情報に対応する問題情報と、同じカテゴリーで、かつ、難易度が低い問題情報を取得する。すなわち、問題IDが「8」、「9」の問題については、テーマ名称が「整数のわり算」で、難易度がいずれも「標準」であるため、テーマ名称か「整数のわり算」で、難易度が「標準」よりも一段階低い「基礎」である問題IDが「6」、「7」の問題情報が取得される。また、問題IDが「13」の問題については、テーマ名称が「整数のわり算」で、難易度が「標準」であるため、テーマ名称か「整数のかけ算」で、難易度が「標準」よりも一段階低い「基礎」である、問題IDが「12」の問題情報が取得される
この結果、問題情報取得部12は、図16に示すような問題情報を取得し、情報処理端末には、図17に示すような問題が出力される。
ここで、他の例として、問題IDが、「3」、「4」、「14」である問題情報に対応した解答情報が、「正解」であり、問題IDが、「8」、「9」、「13」、「18」、「19」である問題情報に対応した解答情報が、「不正解」であるという評価結果情報が得られた場合を考える。この場合、「不正解」であるという評価結果情報数mは「5」であり、n=「4」よりも値が大きい。そして、「不正解」の評価結果情報に対応する問題情報のカテゴリー数lは、「3」となる。この各カテゴリーにおいて正答率の最も高い問題情報を抽出する。抽出された問題情報は、問題IDが「8」、「13」、「18」に対応する問題情報となる。
さらに、抽出されずに残った問題IDが「9」、「19」に対応する問題情報の中から、正答率の高い順に、n−l=4−3=1個の問題情報を抽出する。ここでは、正答率が62%である問題IDが「19」に対応する問題情報を抽出する。
そして、抽出した問題IDが「8」、「13」、「18」、「19」に対応する問題情報のそれぞれと、同じカテゴリーで、難易度がそれぞれ1段階低い問題情報を、問題情報取得部12が取得する。ここでは、問題IDが「6」、「12」、「16」、「17」に対応する問題情報を取得する。
なお、上記の具体例においては、正答率の同じ問題情報のうちのいずれかを抽出する必要がある場合や、難易度の同じ問題情報のうちのいずれか一方を抽出する必要がある場合などのように、所定の条件を満たす複数の問題情報の中から1以上の問題情報を抽出する場合においては、どのように問題情報を抽出するようにしてもよい。例えば、ランダムに抽出してもよいし、問題情報が対応する正答率や難易度の大小などにより抽出する問題情報を決定するようにしてもよい。
以上、本実施の形態によれば、問題情報取得部12が、解答情報評価部16の評価結果に基づいて、問題情報格納部11に格納されている複数の問題情報から、一以上の問題情報を取得し、この問題情報を、問題情報送信部13から、情報処理端末2に対して送信するようにしたので、個々のユーザに応じた問題により構成されるテストを行うことができ、ユーザの学習理解度等を正確に把握することができる。この結果、正確な学習理解度に基づいた教育プログラム等を用意することが可能となり、ユーザの学習の効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、ユーザの解答を、ユーザ自身がサーバ装置2から送られる評価情報等に基づいて、正解であるか不正解であるかを評価するようにし、この評価結果を、解答情報受付部22が受け付ける解答情報とし、この解答情報を解答情報送信部23から、解答情報受信部14に送信するようにし、この解答情報に基づいて、問題情報取得部12が、一以上の問題情報を取得するようにしてもよい。このようにすることで、評価情報格納部15および解答情報評価部16を設けないようにすることができる。
なお、本実施の形態においては、テストの回数により、解答情報に基づく更なるテストを行うか否かを決定するようにしたが、本発明においては、解答情報に基づく更なるテストを行うか否かを、問題情報取得部12等が、評価結果情報等に基づいて決定するようにしてもよい。例えば、評価結果情報から、ユーザがテストの全ての問題に正解したと判定された場合に、テストを終了するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、問題情報取得部12が、解答情報評価部16の評価結果情報に基づいて、一度に一つの問題のみを取得するようにし、問題情報送信部13が、問題情報取得部12が一つの問題を取得した時点で、この問題を送信するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザが一つの問題情報の示す問題に解答すると、この解答に関する評価結果情報に基づいて、次の問題情報が取得されてユーザに提供されることとなる。この結果、ユーザは、自分の学習の理解度にあっていない問題や、理解度を精度よく判定することのできない問題を解く回数を減らすことができ、無駄な労力を減らして、学習効率を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、例えば、第一の問題の答えを利用して解く必要のあるような第二の問題のように、2つ以上の関連した問題がある場合においては、第一の問題の回答が間違えている場合には、第二の問題の評価結果を、次のテストの問題取得の際の判断に利用しないようにしてもよい。なぜならば、このような第二の問題の答えについては、ユーザが、問題について理解していたから正解であったのか、理解しておらず、単なる偶然で正解したかを判断できないからである。このような場合には、例えば、ある問題の解答を利用しなければ解答できない問題に対して、問題情報間の関連を示す情報、例えば、どの問題情報の解答を利用するかを指定するための情報を、問題情報とともに問題情報格納部11等に格納するようにし、問題情報取得部12が、問題情報間の関連を示す情報が格納されている問題情報については、その関連を示す情報が指定する問題情報に対する評価結果情報に基づいて、その問題情報に対する評価結果情報を、次のテストの問題選択の際に利用するか否かを決定するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。なお、上記各実施の形態における情報処理端末を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、格納されている複数の、問題に関する情報である問題情報から、1以上の問題情報を取得する問題情報取得ステップと、前記取得した問題情報を送信する問題情報送信ステップと、前記問題情報に対応した解答についての情報である解答情報を受信する解答情報受信ステップとを実行させるためのプログラムであって、前記問題情報取得ステップにおいて、前記受信した解答情報に基づいて、前記一以上の問題情報を取得するプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアでしか行われない処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理は、少なくとも含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体、例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど、に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
本発明は、教育サービス等を提供するための情報処理システム等として適しており、特に、ユーザに対してテストを行うための情報処理システム等として最適である。
本発明の実施の形態による情報処理システムの構成を示すブロック図 同情報処理システムの動作を説明するためのフローチャート 同情報処理システムの動作を説明するためのフローチャート 同情報処理システムの問題情報管理表を示す図 同情報処理システムの問題情報取得部が取得した問題情報の構成を示す図 同情報処理システムの表示例を示す図 同情報処理システムの評価情報管理表を示す図 同情報処理システムの動作を説明するためのフローチャート 同情報処理システムの問題情報取得部が取得した問題情報の構成を示す図 同情報処理システムの表示例を示す図 同情報処理システムの問題情報管理表を示す図 同情報処理システムの評価情報管理表を示す図 同情報処理システムの問題情報取得部が取得した問題情報の構成を示す図 同情報処理システムの表示例を示す図 同情報処理システムの動作を説明するためのフローチャート 同情報処理システムの問題情報取得部が取得した問題情報の構成を示す図 同情報処理システムの表示例を示す図
符号の説明
1 サーバ装置
2 情報処理端末
3 ネットワーク
11 問題情報格納部
12 問題情報取得部
13 問題情報送信部
14 解答情報受信部
15 評価情報格納部
16 解答情報評価部
17 難易度情報格納部
18 カテゴリー情報格納部
19 正答率情報格納部
20 問題情報受信部
21 問題情報出力部
22 解答情報受付部
23 解答情報送信部
51〜54 入力フィールド
55 送信ボタン

Claims (16)

  1. サーバ装置と、情報処理端末とを備えた情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    問題についての情報である問題情報を、複数格納している問題情報格納部と、
    前記複数の問題情報から、1以上の問題情報を取得する問題情報取得部と、
    前記取得した問題情報を前記情報処理端末に送信する問題情報送信部と、
    前記情報処理端末から送信された、前記問題情報に対応した解答についての情報である解答情報を受信する解答情報受信部とを具備し、
    前記情報処理端末は、
    前記サーバ装置から送信された問題情報を受信する問題情報受信部と、
    前記サーバ装置から送信された問題情報を出力する問題情報出力部と、
    前記サーバ装置から送信された問題情報に対応した解答情報を受け付ける解答情報受付部と、
    前記受け付けた解答情報を、前記サーバ装置に送信する解答情報送信部とを具備し、
    前記問題情報取得部は、前記解答情報受信部が受信した解答情報に基づいて、前記一以上の問題情報を取得する情報処理システム。
  2. 前記解答情報を評価するための情報である評価情報を格納している評価情報格納部と、
    前記受信した解答情報を、前記評価情報に基づいて評価する解答情報評価部とをさらに具備し、
    前記問題情報取得部は、前記解答情報評価部の評価結果に基づいて、前記一以上の問題情報を取得する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記問題情報取得部は、前記一以上の問題情報の取得を、3回以上繰り返し行う請求項1または2いずれか記載の情報処理システム。
  4. 前記問題情報取得部は、前記複数の問題情報からの問題情報の取得を行うか否かを、前記解答情報に基づいて判定する請求項1または2いずれか記載の情報処理システム。
  5. 前記問題情報格納部に格納されている問題情報に対する正答率を示す情報である正答率情報を格納している正答率情報格納部をさらに備え、
    前記問題情報取得部は、前記解答情報と、前記正答率情報に基づいて、前記一以上の問題情報を取得する請求項1から4いずれか記載の情報処理システム。
  6. 前記問題情報取得部は、前記解答情報のうちの、2以上の解答情報が不正解であると評価された場合であって、この不正解である解答情報の数よりも少ない所定数の問題情報を取得する場合においては、当該不正解であると評価された解答情報に対応する問題情報を、正答率が高いものから順に上記所定数だけ抽出し、この抽出した問題情報に基づいて問題情報を取得する請求項5記載の情報処理システム。
  7. 前記問題情報取得部は、前記解答情報のうちの、2以上の解答情報が正解であると評価された場合であって、この正解である解答情報の数よりも少ない所定数の問題情報を取得する場合においては、当該正解であると評価された解答情報に対応する問題情報を、正答率が低いものから順に上記所定数だけ抽出し、この抽出した問題情報に基づいて問題情報を取得する請求項5記載の情報処理システム。
  8. 前記問題情報取得部は、前記解答情報が、全て正解であると評価された場合、正答率が所定の比率よりも低い問題を取得する請求項5記載の情報処理システム。
  9. 前記問題情報格納部に格納されている問題情報に対する難易度を示す情報である難易度情報を格納している難易度情報格納部を備え、
    前記問題情報取得部は、前記解答情報と、前記難易度情報に基づいて、前記一以上の問題情報を取得する請求項1から4いずれか記載の情報処理システム。
  10. 前記問題情報格納部に格納されている問題情報に対するカテゴリーを示す情報であるカテゴリー情報を格納しているカテゴリー情報格納部を備え、
    前記問題情報取得部は、前記カテゴリー情報と難易度情報とに基づいて、間違っていると評価された解答情報に対応する問題情報と、同一カテゴリーでかつ当該問題情報よりも難易度が低い問題情報を取得する請求項1から4いずれか記載の情報処理システム。
  11. 前記問題情報取得部は、前記一以上の問題として、一度取得した問題を除く問題を取得する請求項1から4いずれか記載の情報処理システム。
  12. 前記問題情報取得部は、前記一以上の問題として、前記解答情報評価部により正解であると評価された問題を除く問題を取得する請求項1から4いずれか記載の情報処理システム。
  13. 前記問題情報取得部は、前記解答情報評価部の評価結果に基づいて、一度に一つの問題のみを取得し、
    前記問題情報送信部は、前記問題情報取得部が一つの問題を取得した時点で、当該一つの問題を送信する請求項1から4いずれか記載の情報処理システム。
  14. 請求項1から請求項13いずれか記載の情報処理システムを構成するサーバ装置。
  15. 格納されている複数の、問題に関する情報である問題情報から、1以上の問題情報を取得する問題情報取得ステップと、
    前記取得した問題情報を送信する問題情報送信ステップと、
    前記問題情報に対応した解答についての情報である解答情報を受信する解答情報受信ステップとを具備し、
    前記問題情報取得ステップにおいて、前記受信した解答情報に基づいて、前記一以上の問題情報を取得する情報処理方法。
  16. コンピュータに、
    格納されている複数の、問題に関する情報である問題情報から、1以上の問題情報を取得する問題情報取得ステップと、
    前記取得した問題情報を送信する問題情報送信ステップと、
    前記問題情報に対応した解答についての情報である解答情報を受信する解答情報受信ステップとを実行させるためのプログラムであって、
    前記問題情報取得ステップにおいて、前記受信した解答情報に基づいて、前記一以上の問題情報を取得するプログラム。
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