JP2024037266A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】学校現場の業務の高負荷が低減される情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置100は、対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する操作履歴取得部102と、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する特定部104と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、教師の業務負荷の改善が喫緊の課題となっている。また、教育現場ではICT(Information and Communication Technology)の活用推進が進み、学生1人に対して1台の端末が準備され、活用範囲が広がってきている。
特許文献1には、知識取得者の端末が使用される状況に応じた機能の提供によって、知識取得の効果を高めるシステムが記載されている。このシステムは、複数のモードを提供可能なサテライト端末と、サテライト端末における状況を監視可能なコントロール端末と、サテライト端末およびコントロール端末の双方と通信ネットワークを介して接続されるサーバと、を含んでいる。そして、サーバは、モードの切換条件の成否を判定する切換判定部と、切換条件が成立したとき、サテライト端末に切換指示を送信する送信部と、を備え、サテライト端末は、起動中のモードに対応する知識コンテンツをユーザに提供し、サーバからの切換指示が受信されたとき、切換指示にしたがってモード(授業、視聴、休み時間、復習・宿題、勉強会、予習および自由モードを含む学習モード)を変更する。
また、特許文献2には、複数のユーザが所持する複数の筆記具のそれぞれから、ユーザを識別するための識別情報を含み、筆記具が使用されている状態を検出したことを示す検出情報を取得する取得部と、検出情報に基づいて、複数のユーザのそれぞれの学習時間を推定する推定部と、複数のユーザを識別するユーザIDと、ユーザの属性とを関連付けて記憶する記憶部と、属性が一致又は類似する複数のユーザの学習時間を携帯端末の表示部に表示させる表示制御部と、を備える学習管理装置が記載されている。この構成により、学習管理装置では、学習者が自身の学習状況を他の人の学習状況と比較することを可能としている。
特許文献3には、大学等の教育機関において、講義を履修する学生等の履修者が通信網を介して中央装置に接続し、登録している講義に関する連絡情報の有無を確認するシステムが記載されている。
特開2021-71697号公報 特開2019-139686号公報 特開2003-296466号公報
上述した特許文献に記載の技術は、ICT端末を用いて、学生の学習状況を把握し、管理するシステムに関している。このため、特許文献に記載の技術では、教師の業務負荷の改善には直接関与していない。例えば、時間割が学期単位で固定的に決まっていた時代とは異なり、近年では日毎に時間割が流動的に変更になるため、教師による指導記録などの業務において大きな負担となっていた。これに対し本発明者は、教師のこのような業務負荷を少しでも軽減するために、時間割を自動生成して記録することを検討した。
本発明の目的の一例は、上述した課題を鑑み、学校現場の業務の高負荷を解決する情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の一態様によれば、
対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する操作履歴取得手段と、
取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する特定手段と、
を備える情報処理装置が提供される。
本発明の一態様によれば、
1以上のコンピュータが、
対象者が操作する端末から、操作履歴を取得し、
取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する、
情報処理方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
コンピュータに、
対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する手順、
取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する手順、
を実行させるためのプログラムが提供される。
本発明の一態様によれば、学校現場の業務の高負荷が低減される情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムが得られる。
実施形態に係る情報処理装置の概要を示す図である。 実施形態の情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムのシステム構成を概念的に示す図である。 情報処理装置を実現するコンピュータのハードウェア構成を例示するブロック図である。 操作履歴のデータ構造例を示す図である。 時間帯情報のデータ構造例を示す図である。 対応付け情報のデータ構造例を示す図である。 学生情報のデータ構造例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。 時間割情報のデータ構造例を示す図である。 実施形態の情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。 実施形態に係る情報処理システムのシステム構成を概念的に示す図である。 時間割編集画面の一例を示す図である。 実施形態の情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 時間割情報のデータ構造例を示す図である。 実施形態の情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。 実施形態の情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。 登録画面の一例を示す図である。 他の実施形態の情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
実施形態において「取得」とは、自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータまたは情報を取りに行くこと(能動的な取得)、および、自装置に他の装置から出力されるデータまたは情報を入力すること(受動的な取得)の少なくとも一方を含む。能動的な取得の例は、他の装置にリクエストまたは問い合わせしてその返信を受信すること、及び、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等がある。また、受動的な取得の例は、配信(または、送信、プッシュ通知等)される情報を受信すること等がある。さらに、「取得」とは、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、または、配信されたデータまたは情報を選択して受信することであってもよい。
<最小構成例>
図1は、実施形態に係る情報処理装置100の概要を示す図である。情報処理装置100は、操作履歴取得部102と、特定部104と、を備える。
操作履歴取得部102は、対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する。
特定部104は、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する。
対象者とは、学校または教育機関で学ぶ者であり、高等学校以下の学校や専修学校または専門学校などの生徒および児童、短期大学、大学および大学院などの高等教育機関で学ぶ者を含む。また、学生は、学習塾などで学ぶ者を含んでもよい。学習塾の場合、教師は、講師や管理者となる。また、対象者は、教師を含んでもよい。
<動作例>
図2は、実施形態の情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。
まず、操作履歴取得部102は、対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する(ステップS101)。そして、特定部104は、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する(ステップS103)。
この情報処理装置100によれば、操作履歴取得部102は、学生等の対象者が操作する端末から、操作履歴を取得し、特定部104は、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する。
このように、この情報処理装置100によれば、学校現場の業務の高負荷が低減される。
以下、情報処理装置100の詳細例について説明する。
(第1実施形態)
<システム概要>
図3は、実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成を概念的に示す図である。
情報処理システム1は、情報処理装置100と、学生用端末10とを備える。また、後述する実施形態で説明するように、情報処理システム1は、教師用端末20(図13)を備えてもよい。情報処理装置100と、学生用端末10は、通信ネットワーク3を介して接続される。情報処理装置100は、記憶装置150を含む。記憶装置150は、情報処理装置100の内部に設けられてもよいし、外部に設けられてもよい。つまり記憶装置150は、情報処理装置100と一体のハードウェアであってもよいし、情報処理装置100とは別体のハードウェアであってもよい。
情報処理装置100は、例えば、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ等のコンピュータである。
学生用端末10は、対象者である学生U11が操作する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等のコンピュータである。図では、学生U11は1人だけ示されているが、情報処理システム1は、複数の学生の学生用端末10を含むことができる。
学生用端末10を用いて、学生U11は、学習のためのアプリケーションプログラム(以後、単に「アプリケーション」とも呼ぶ)やコンテンツを利用する。また、学生用端末10では、例えば、所定のアプリケーションをインストールして起動したり、ブラウザなどを用いて所定のウェブサイトにアクセスしたりすること等により、当該情報処理装置100に、学生用端末10の情報(例えば、操作履歴に関する情報)を提供する。
学生U11は、事前に、アカウント情報としてユーザ名とパスワード等の認証情報をユーザ登録し、学生用端末10を利用する際、あるいは、アプリケーションまたはウェブサイトにアクセスする際に、当該アカウント情報を用いてログインする。ただし、学生用端末10が学生U11に配布される前に、予め学生用端末10の識別情報と、学生U11とを関連付けて記憶装置150に記憶しておき、情報処理装置100との接続設定やサーバシステムへのログイン等の処理を済ませておいてもよい。あるいは、学生用端末10から情報処理装置100のサーバシステムに自動的にログインされるように構成されていてもよい。これにより、学生用端末10の操作履歴を学生用端末10から情報処理装置100に提供する機能が実現される。
なお、学生用端末10の識別情報は、学生用端末10を一意に特定可能な情報であれば特に限定されず、例えば、学校単位で各端末にそれぞれ割り当てられた識別番号であってもよいし、例えば、端末のIPアドレス、MAC(Media Access Control address)アドレス、デバイスのID(例えば、UDID(Unique Device Identifier)やIMEI(International Mobile Equipment Identity)等)であってもよい。後述する実施形態の教師用端末20の識別情報も同様である。
また、他の例では、学生用端末10上でサーバが提供するアプリケーションを利用できる形態、つまり、SaaS(Software as a Service)型のサービスを、インターネットを介して情報処理装置100上で利用させる形態であってもよい。
<ハードウェア構成例>
図4は、情報処理装置100を実現するコンピュータ1000のハードウェア構成を例示するブロック図である。学生用端末10も、コンピュータ1000によって実現される。また、後述する教師用端末20も、コンピュータ1000によって実現される。
コンピュータ1000は、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、およびネットワークインタフェース1060を有する。
バス1010は、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、およびネットワークインタフェース1060が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1020は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。
メモリ1030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
ストレージデバイス1040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス1040は情報処理装置100の各機能(例えば、操作履歴取得部102、特定部104、後述する生成部106、位置情報取得部108、教科情報取得部110、記憶処理部112、表示処理部114、受付部116、出力処理部118など)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。また、ストレージデバイス1040は記憶装置150の各データも記憶してもよい。
プログラムモジュールは、記録媒体に記録されてもよい。プログラムモジュールを記録する記録媒体は、非一時的な有形のコンピュータ1000が使用可能な媒体を含み、その媒体に、コンピュータ1000(プロセッサ1020)が読み取り可能なプログラムコードが埋め込まれてよい。
入出力インタフェース1050は、コンピュータ1000と各種入出力機器とを接続するためのインタフェースである。入出力インタフェース1050は、ブルートゥース(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信を行う通信インタフェースとしても機能する。
ネットワークインタフェース1060は、コンピュータ1000を通信ネットワークに接続するためのインタフェースである。この通信ネットワークは、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1060が通信ネットワークに接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
そして、コンピュータ1000は、入出力インタフェース1050またはネットワークインタフェース1060を介して、必要な機器(例えば、ディスプレイ、操作部、タッチパネル、カメラ、スピーカ、マイクロフォン、プリンタ等)に接続する。
図1、ならびに、後述する図9、図12、図20、および図22の各実施形態の情報処理装置100の各構成要素は、図4のコンピュータ1000のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。各実施形態の情報処理装置100を示す機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
<機能構成例>
以下、実施形態の情報処理装置100の機能構成例について図1を用いて説明する。
情報処理装置100は、操作履歴取得部102と、特定部104と、を備える。
操作履歴取得部102は、対象者が操作する学生用端末10から、操作履歴を取得する。
特定部104は、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する。
操作履歴は、当該学生用端末10で使用されたデータおよびアプリケーションプログラムの少なくとも一方、当該データおよびアプリケーションプログラムの属性、のいずれかを特定可能な種別情報、並びに、当該データおよびアプリケーションプログラムが使用された時間帯を特定可能な時間帯情報を含む。
具体的には、データとは、ウェブサイトやデータファイルである。種別情報は、学生用端末10で起動されたアプリケーションの識別情報、および閲覧したウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)、開いたファイル名(パス名を含んでもよい。)等を含む。また、アプリケーションおよび各データに関連付けられる属性は、一例として教科である。教科とは、小学校であれば、国語、算数、社会、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育、道徳、外国語、総合、プログラミング等であるが、さらに、特別活動、キャリア教育、交流および共同学習などの教科を含んでもよい。さらに、属性は、ホームルーム、朝読書、朝学習など、教科以外の時間割上の生徒の活動内容を含んでもよい。さらに、属性は、教科を特定できる情報であれば、他の情報であってもよく、例えば、教科専任の教師や講師の識別情報(名前でもよい)であってもよい。さらに、属性は、各教科において、実践的な授業、例えば、理科の実験や家庭科の調理実習などを行う授業を、座学と区別できる情報を含んでもよい。
図5は、操作履歴のデータ構造例を示す図である。図5(a)は、学生用端末10のメモリ1030またはストレージデバイス1040に記憶される、学生用端末10における操作履歴のデータ構造例を示している。図5(b)は、記憶装置150に記憶される、各学生用端末10から受信した操作履歴のデータ構造例を示している。
図5(a)の操作履歴160は、学生用端末10で使用された種別情報と、当該種別情報で特定されるアプリケーションまたはデータが使用された時間帯とを関連付けて含んでいる。時間帯は、一例として、アプリケーションの起動時刻、またはデータへのアクセス時刻である。図6に示すように、時間帯情報210は、学校またはクラス単位で定められている時間割の各時限の開始時刻と終了時刻の情報を含んでいる。時間帯情報210は、学生用端末10のメモリ1030またはストレージデバイス1040に記憶されていてもよいし、記憶装置150に記憶されていてもよい。時間帯情報210に基づいて、データまたはアプリケーションが使用された時間帯、例えば、時間割の時限を特定することができる。この時間帯の特定処理は、学生用端末10で行ってもよいし、情報処理装置100で行ってもよい。
操作履歴取得部102は、学生U11の学生用端末10から操作履歴を取得する。取得処理は、所定のタイミングで行われる。所定のタイミングは、例えば、1日毎(例えば、下校時間後の所定時刻など)、1週間毎(例えば、金曜の夜等)、時限毎、時刻毎、所定の時間毎(例えば、10分毎)、データまたはアプリケーションが使用される度、取得要求の操作指示を受け付ける度(例えば、教師用端末から教師が操作指示する度など)など、様々考えられる。また、特定部104の処理タイミングも同様である。
図5(b)の操作履歴200は、操作履歴を送信した学生用端末10の識別情報と、操作履歴(時間帯と種別情報)とを関連付けて含んでいる。ただし、学生用端末10から操作履歴を取得するタイミングが、時限毎、所定の時間毎(例えば、10分毎)、データまたはアプリケーションが使用される度に、操作履歴取得部102が操作履歴を取得する場合は、学生用端末10で記憶される図5(a)の操作履歴160は、時間帯の情報を含んでいなくてもよい。その場合、操作履歴取得部102は、まず、学生用端末10から操作履歴160を取得した時刻を特定する。そして、操作履歴取得部102は、取得した操作履歴160を特定した時刻を時間帯として操作履歴160に関連付けて図5(b)の操作履歴200として記憶装置150に記憶する。
特定部104は、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する。図6は、時間帯情報210のデータ構造例を示す図である。時間帯情報210は、時間割の時限毎の開始時刻と終了時刻を含んでいる。図7は、対応付け情報230のデータ構造例を示す図である。対応付け情報230は、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの識別情報別に、種別情報と、教科(属性を含んでもよい)とが関連付けられている。図8は、学生情報240のデータ構造例を示す図である。学生情報240には、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの識別情報別に、各学生U11の学生用端末10の識別情報が予め関連付けられている。時間帯情報210、対応付け情報230、および学生情報240は、記憶装置150に記憶されている。
特定部104が教科を特定する手順は様々考えられるが、以下に一例を説明する。
(a1)学生情報240を参照し、対象となるクラスに所属する学生の学生用端末10の識別情報を取得する。
(a2)時間帯情報210を参照し、対象となるクラスの1時限目の時間帯を取得する。
(a3)(a1)で取得した識別情報の学生用端末10の操作履歴200を参照し、1時限目の時間帯に対応する種別情報を取得する。
(a4)対象となるクラスの対応付け情報230を参照し、(a3)で取得した種別情報に対応する教科を取得する。
例えば、特定部104は、対象となるクラスに所属する学生の学生用端末10の識別情報(T0001)を取得し、対象となるクラスの1時限目の時間帯(8時45分~9時30分)を取得し、当該時間帯に含まれる種別情報(https://www.abc.co.jp/sansu01)を取得し、当該種別情報に対応する教科(算数)を取得する。このようにして、特定部104により対象となるクラスの1時限目は算数と特定される。
また、操作履歴取得部102は、教師等の対象者が操作する端末(例えば、後述する実施形態の教師用端末20)から、操作履歴を取得し、特定部104は、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定してもよい。
<動作例>
以下、実施形態の情報処理装置100の動作例について図2を用いて説明する。このフローは、上記した所定のタイミングで実行されてよい。また、各ステップは、同じタイミングで行われなくてもよく、ステップS103は、ステップS101の後であれば、どのタイミングで行われてもよい。つまり、例えば、操作履歴160の収集のステップS101は、1時限毎に行い、教科特定のステップS103は、1日の終わりに行ってもよい。また、各ステップは、例えば、学年毎、クラス毎などで処理のタイミングをずらして行われてもよい。
まず、予め学生U11の学生用端末10では、データおよびアプリケーションが使用される度に、操作履歴が収集されて、学生用端末10のストレージデバイス1040等に操作履歴160(図5(a))として蓄積されている。ただし、学生用端末10から情報処理装置100に操作履歴160を受け渡すタイミングは、データおよびアプリケーションが使用される毎であってもよい。その場合、学生用端末10に操作履歴160を蓄積しなくてもよい。
そして、操作履歴取得部102は、対象者が操作する学生用端末10から、操作履歴160を取得する(ステップS101)。ここで、対象者は、教科を特定するクラスの学生である。よって、操作履歴取得部102は、当該クラスの学生情報240に含まれる識別情報に対応する学生用端末10から操作履歴を取得する。取得した操作履歴160は、学生U11の学生用端末10の識別情報に関連付けて操作履歴200(図5(b))として記憶装置150に記憶される。
そして、特定部104は、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する(ステップS103)。例えば、上記した手順(a1)~(a4)により、特定部104は、対象となるクラスの1時限目に対応する教科(算数)を特定することができる。
以上、本実施形態によれば、情報処理装置100は、操作履歴取得部102と、特定部104と、を備えている。操作履歴取得部102は、対象者が操作する学生用端末10から、操作履歴を取得する。特定部104は、取得した操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する。
この構成により、情報処理装置100は、学生U11の学生用端末10の操作履歴を用いて当該学生U11のクラスの時間帯別の教科を特定することができるので、日毎に流動的に変更になる時間割の記録が必要となる教師の業務の負担を低減できる。つまり、学校現場の業務の高負荷が低減される。
(第2実施形態)
図9は、実施形態に係る情報処理装置100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態では、時間帯別に特定された教科を用いて時間割を生成する構成を有する点以外は、上記実施形態と同様である。なお、本実施形態の構成は、他の実施形態の構成の少なくともいずれか一つと矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
<機能構成例>
情報処理装置100は、図1の情報処理装置100と同じ、操作履歴取得部102と、特定部104とを有するとともに、さらに、生成部106を有する。
生成部106は、時間帯別に特定された教科に基づいて、日別および曜日別の少なくとも一方について時間割を生成する。
生成部106は、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの、日別または曜日別の時間割を生成する。生成部106は、例えば、上記した特定部104により特定された、識別情報(T0001)の学生U11のクラスの2022年7月27日の1時限目の教科を算数として、時間割を生成する。生成部106により作成された時間割は、図10の時間割情報220として記憶装置150に記憶される。時間割は、例えば、教師毎、クラス毎、学年毎に作成される。図10の例は、日毎の時間割を示しているが、曜日毎の時間割であってもよい。
<動作例>
図11は、実施形態の情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。
図11のフローは、図2のフローと同じステップS101およびステップS103を有するとともに、さらに、ステップS105を有する。ステップS105も、ステップS101およびステップS103と異なるタイミングで実行されてよい。例えば、操作履歴160の収集のステップS101と教科特定のステップS103は、1時限毎に行い、時間割生成のステップS105は、1日の終わりに行ってもよい。また、各ステップは、例えば、学年毎、クラス毎などで処理のタイミングをずらして行われてもよい。
ステップS103で時間帯別に特定された教科に基づいて、生成部106は、日別および曜日別の少なくとも一方について時間割を生成する(ステップS105)。生成された時間割は、時間割情報220として記憶装置150に記憶される。図10の例では、クラス別の日毎の時間割が記憶されている。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100は、さらに、生成部106を備えている。生成部106は、時間帯別に特定された教科に基づいて、日別または曜日別の時間割を生成する。
このように、本実施形態の情報処理装置100によれば、上記実施形態と同様な効果を奏し、学生U11の学生用端末10の操作履歴から特定された教科に基づいて、自動的に時間割を生成することができるので、学校現場の業務の高負荷が低減される。
(第3実施形態)
図12は、実施形態に係る情報処理装置100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態では、生成された時間割を修正可能な状態で教師の端末に出力させる構成を有する点以外は、上記第2実施形態と同様である。なお、本実施形態の構成は、後述する他の実施形態の構成の少なくともいずれか一つと矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
<システム概要>
図13は、実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成を概念的に示す図である。
図13の情報処理システム1は、図3の情報処理システム1の構成に加え、さらに、教師U21の教師用端末20を備える。教師用端末20は、情報処理装置100に通信ネットワーク3を介して接続される。教師用端末20は、例えば、教師U21が操作する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等のコンピュータである。図では、教師U21は1人だけ示されているが、情報処理システム1は、複数の教師の教師用端末20を含むことができる。
教師用端末20を用いて、教師U21は、本情報処理システム1が提供する時間割生成および編集のサービスを利用できる。教師用端末20では、例えば、所定のアプリケーションをインストールして起動したり、ブラウザなどを用いて所定のウェブサイトにアクセスしたりすること等により、教師用端末20上で、当該情報処理装置100で生成された時間割をディスプレイに表示させたり、編集操作することができる。
<機能構成例>
情報処理装置100は、図9の情報処理装置100と同じ、操作履歴取得部102と、特定部104と、生成部106と、を有するとともに、さらに、出力処理部118を有する。
出力処理部118は、生成された時間割を、修正可能な状態で教師の教師用端末20に出力させる。
修正可能な状態で出力させるとは、生成部106により生成された時間割を教師用端末20に画面表示させるとともに、当該画面上で、当該時間割の編集操作を受け付けることで、受け付けた編集内容に従い、時間割を変更できることである。例えば、出力処理部118は、図14の時間割編集画面500を教師用端末20のディスプレイに表示させる。
図14は、時間割編集画面500の一例を示す図である。時間割編集画面500は、学校名および教師ID表示部502と、学年選択部510と、組選択部512と、1週間分時間割表示部520と、を含む。1週間分時間割表示部520は、1週間分の時間割を日毎に表示可能に構成されている。1週間分時間割表示部520は、日毎(月曜日~日曜日)に、日付表示部522と、時間割設定リンク524と、日毎時間割表示部530と、を含む。日毎時間割表示部530は、時間帯表示部532と、教科表示部534とを含む。
学校名および教師ID表示部502は、現在表示されている時間割編集画面500の対象となる学校名と、教師の識別情報が表示される。例えば、教師U21は、教師用端末20で、所定の操作メニューから、時間割メンテナンスを選択することで、当該時間割編集画面500が教師用端末20のディスプレイに表示される。
学年選択部510と、組選択部512は、例えば、プルダウンメニューであり、表示対象のクラスの選択を受け付ける。ここでは、2年1組の時間割が表示されている。また、時間割編集画面500は、表示される期間を前後させるための、前週ボタン514と、翌週ボタン516とを含んでいる。時間割設定リンク524は、操作を受け付けると、当該日付の時間割の編集操作が可能になる。例えば、編集操作用のウインドウを別に開いてもよい。
日毎時間割表示部530の時間帯表示部532は、この例では、朝学習、1時間目~5時間目までを含んでいる。
教科表示部534は、教師U21が入力した教科と、特定部104が特定した教科を区別可能に表示する。区別可能に表示は様々な表示形態が考えられ、例えば、教科の文字やその背景の色を異ならせたり、背景を異なる網掛けにしたり、教科表示部534を異なる枠で囲んだり、いずれか一方の教科表示部534を強調表示(ハイライトや点滅等)させたり、することが考えられるが、これらに限定されない。図14の例では、教師U21が入力した教科は太枠で囲まれて(図の太枠表示部540)示されているが、例えば、背景色が青色で、文字は白色で表示されている。また、特定部104が特定した教科は、枠で囲まれておらず、背景色は白色で、文字は黒色で表示されている。また、特定部104が特定できなかった場合、「不明」(図の破線枠表示部542)と表示される。
<動作例>
図15は、実施形態の情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。
図15のフローは、図11のフローと同じステップS101からステップS105を有するとともに、さらに、ステップS107を有する。ステップS107は、例えば、教師U21が教師用端末20で所定の操作メニューで時間割メンテナンスを選択することで、実行される。
出力処理部118は、生成された時間割を、修正可能な状態で教師U21の教師用端末20に出力させる(ステップS107)。出力処理部118は、図14の時間割編集画面500を教師用端末20のディスプレイに表示させる。図16は、時間割情報220のデータ構造例を示す図である。この例では、時間割情報220は、クラス別に日毎の時間割を記憶している。そして、時限毎に教科と確定フラグが対応付けて記憶されている。ここで、確定フラグは、教師U21が教科を入力した場合、あるいは、特定部104が特定した教科を確定した場合に、0から1にセットされる。例えば、時間割編集画面500の時間割設定リンク524で、時間割編集画面に移行した後、当該編集画面上で、特定部104が特定した教科を選択した後、確定操作(例えば、確定ボタンの押下など)を受け付けると、確定フラグは0から1にセットされる。あるいは、編集画面上で、教師U21が教科の入力操作を行うと、時間割情報220に教科が入力されるとともに、確定フラグに1がセットされる。一方、特定部104により教科が特定できなかった場合、教科項目に「不明」が設定されるとともに、確定フラグに0がセットされる。
出力処理部118は、時間割情報220の情報に基づいて、時間割編集画面500に時間割を表示させる。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100は、さらに、出力処理部118を備えている。出力処理部118は、生成された時間割を、修正可能な状態で教師の教師用端末20に出力させる。
このように、本実施形態の情報処理装置100によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、学生U11の教師用端末20の操作履歴から特定された教科に基づいて生成された時間割を教師U21の教師用端末20に修正可能な状態で時間割編集画面500として表示させることができので、生成された時間割を教師U21は時間割編集画面500上で確認することができ、必要に応じて修正することができるので利便性がよい。
(第4実施形態)
本実施形態では、複数の学生の学生用端末10の操作履歴を統計処理することで教科を特定する構成を有する点以外は、上記実施形態と同じである。本実施形態は、図12の第3実施形態と同じ構成を有するので、図12を用いて説明する。ただし、本実施形態の構成は、第3実施形態以外の実施形態の構成の少なくともいずれか一つと矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
<機能構成例>
操作履歴取得部102は、複数の対象者(学生)の端末(学生用端末10)から種別情報および時間帯情報を取得する。上記実施形態と同様、対象者の端末は、学生U11だけでなく、教師U21の教師用端末20を含んでもよい。
特定部104は、取得した種別情報および時間帯情報を統計処理することにより、時間帯別に教科を特定する。
また、上記したように、学生情報240は、複数のクラス別に、各学生用端末10の識別情報を記憶している。特定部104は、学生情報240に基づいて、クラス別に、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する。
統計処理方法は、様々考えられ、特に限定されない。例えば、操作履歴取得部102は、対象となるクラスに所属する複数の対象となる学生の学生用端末10から、ある時限の時間帯に相当する種別情報を取得する。特定部104は、複数の種別情報に対応する教科をそれぞれ特定する。そして、特定部104は、特定された複数の教科のうち、所定の割合以上(例えば、80%)を占める教科を当該時限の教科に特定する。
他の例では、特定部104は、特定された複数の教科のうち、所定の割合以上(例えば、70%)を占める教科が特定された操作履歴の学生が、対象のクラスに所属する学生のうち、所定の割合以上(例えば、90%)を占める場合、当該教科を、当該時限の教科に特定する。
後者の例では、例えば、少数の学生が、授業と関係のないデータまたはアプリケーションを学生用端末10で使用している場合などに、クラスの中の一定数以上の学生が利用しているデータまたはアプリケーションに対応する教科を、当該時限の教科に特定することが可能になる。
さらに、教師が、これら学生と同じ場所(同じ場所に居るか否かの判定方法は、例えば、学生用端末10と教師用端末20がアクセスしているアクセスポイントのIPアドレス、あるいは、学生用端末10と教師用端末20のGPS受信機能により取得される位置情報が同じであるか否かで判定する方法など、様々に考えられ、特に限定されない)あるいは、共用するデータまたはアプリケーションの利用(利用したか否かの判定方法は、同時に同じデータ上で作業を行ったか否かを判定したり、教師が準備したアンケートを学生に電子的または紙媒体で配布し、回答を回収し、回答結果に基づいて判定したりすることなど、様々に考えられ、特に限定されない)を行ったか否かを判定することにより、特定部104は、教師に対応する教科を、当該時限の教科に特定することも可能になる。
<動作例>
図17は、実施形態の情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。
図17のフローは、図15のフローのステップS101とステップS103の替わりに、ステップS111とステップS113とを含む。図17のフローの各ステップも、それぞれ異なるタイミングで実行されてよい。
操作履歴取得部102は、複数の対象者(学生)の端末(学生用端末10)から種別情報および時間帯情報を取得する(ステップS111)。上記したように、例えば、操作履歴取得部102は、対象となるクラスに所属する複数の対象となる学生の学生用端末10から、ある時限の時間帯に相当する種別情報を取得する。そして、特定部104は、取得した種別情報および時間帯情報を統計処理することにより、時間帯別に教科を特定する(ステップS113)。例えば、特定部104は、複数の種別情報に対応する教科をそれぞれ特定する。そして、特定部104は、特定された複数の教科のうち、所定の割合以上(例えば、80%)を占める教科を当該時限の教科に特定する。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100において、操作履歴取得部102は、複数の対象者(学生)の端末(学生用端末10)から種別情報および時間帯情報を取得する。そして、特定部104は、取得した種別情報および時間帯情報を統計処理することにより、時間帯別に教科を特定する。
このように、本実施形態の情報処理装置100によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、複数の対象となる学生の学生用端末10の操作履歴を統計処理することにより教科を特定するので、特定結果の精度を向上させることができる。
(第5実施形態)
図18は、実施形態に係る情報処理装置100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態では、学生用端末10の利用場所からクラスを特定する構成をする点以外は、上記した第4実施形態と同じである。本実施形態の情報処理装置100は、図12の構成に加え、さらに、位置情報取得部108を備える。ただし、本実施形態の構成は、第4実施形態以外の実施形態の構成の少なくともいずれか一つと矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
<機能構成例>
位置情報取得部108は、学生用端末10の位置情報またはアクセスポイントを特定する情報を取得する。
特定部104は、位置情報またはアクセスポイントを特定する情報別に、種別情報および時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に教科を特定する。
学生用端末10の位置情報は、例えば、学生用端末10のGPS(Global Positioning System)受信機能により取得される。学生用端末10のアクセスポイントを特定する情報は、例えば、学生用端末10の無線通信機能部が接続しているアクセスポイントのIPアドレスである。例えば、学校において、アクセスポイントは、教室に少なくとも1台ずつ設置されている。つまり、同じアクセスポイントを利用している学生U11の学生用端末10は、同じ教室、つまり同じクラスで利用していると特定することができる。また、各教室の位置情報を用いて、学生用端末10がどの教室(クラス)で利用されているかを特定することもできる。
位置情報取得部108が学生用端末10から取得した位置情報またはIPアドレス毎に、操作履歴取得部102は、クラスを特定し、取得した学生用端末10の操作履歴160を、クラス別の操作履歴200として記憶してもよい。
つまり、この構成では、上記した学生情報240は必ずしも必要でなくなり、特定部104は、学生情報240を用いなくても、学生用端末10のクラスを特定できることになる。また、通常のクラスとは異なるクラス分け、例えば、算数などの少人数にクラスを分割して授業を行う場合などに、異なるクラスの学生が同じ教室で授業を受ける可能性がある。そのような場合には、学生情報240を用いずに、位置情報またはアクセスポイントの情報を用いるのが好ましい。
特定部104は、クラス別に記憶された操作履歴200を、種別情報および時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に教科を特定する。統計処理方法は、上記した実施形態と同じである。
<動作例>
図19は、実施形態の情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。
図19のフローは、図17のフローと同じステップS111、ステップS105、ステップS107を有するとともに、ステップS113の替わりに、ステップS121およびステップS123を有する。
ステップS111で、複数の対象者である学生の学生用端末10から操作履歴を取得する際、位置情報取得部108は、学生用端末10の位置情報またはアクセスポイントを特定する情報を取得する(ステップS121)。ステップS111とステップS121は、同じタイミングで実行されるのが好ましい。例えば、位置情報取得部108が学生用端末10から取得した位置情報またはIPアドレス毎に、操作履歴取得部102は、クラスを特定し、取得した学生用端末10の操作履歴160を、クラス別の操作履歴200として記憶する。
そして、特定部104は、位置情報またはアクセスポイントを特定する情報別に、種別情報および時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に教科を特定する(ステップS123)。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100は、さらに、位置情報取得部108を有している。位置情報取得部108は、学生用端末10の位置情報またはアクセスポイントを特定する情報を取得する。特定部104は、位置情報またはアクセスポイントを特定する情報別に、種別情報および時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に教科を特定する。
このように、本実施形態の情報処理装置100によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、教室毎に教科を特定できるので、通常のクラスとは異なる編成で授業を受ける場合であっても、対応可能となる。
(第6実施形態)
図20は、実施形態に係る情報処理装置100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態では、データやアプリケーションの利用実績に基づいて、教科と種別情報の対応付け情報を、教師U21等が登録できる構成を有する点以外は、上記実施形態と同じである。本実施形態の情報処理装置100は、図1の第1実施形態の構成に加え、さらに、記憶処理部112と、表示処理部114と、受付部116と、を備えている。ただし、本実施形態の構成は、第1実施形態以外の実施形態の構成の少なくともいずれか一つと矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
<機能構成例>
表示処理部114は、アプリケーションまたはデータの利用実績に基づいて、特定の教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの候補を端末に画面表示させる。
受付部116は、画面を用いて教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの選択を受け付ける。
記憶処理部112は、受付部116が受け付けた対応付け情報を用いて、アプリケーションまたはデータを教科に関連付けて記憶装置150に記憶させる。
そして、特定部104は、記憶装置150に記憶された対応付け情報230を用いて教科を特定する。
ここでは、画面を表示させる端末は、教師U21の教師用端末20を例に説明するが、教育委員会、システム管理者などの端末であってもよい。
図21は、登録画面400の一例を示す図である。登録画面400は、学校名および教師ID表示部502と、登録一覧表示部410と、登録方法表示部420と、を含む。登録一覧表示部410は、複数の登録されたデータ(ウェブサイト)またはアプリケーション毎に、種別情報表示部412と、サイトまたはアプリケーション名表示部414と、教科表示部416と、ウェブサイトのURLまたはアプリケーションID表示部418、操作ボタン422と、削除ボタン424とをそれぞれ含む。
登録一覧表示部410には、アプリケーションまたはデータの利用実績に基づいて、特定の教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの候補も表示される。アプリケーションまたはデータに予め対応付けられている教科については、「初期登録済み」として表示されてよい。また、登録一覧表示部410は、教師U21が時間割に入力した教科の時間帯に利用されたアプリケーションまたはデータを、当該教科の候補として含んでもよい。あるいは、登録一覧表示部410は、教科が特定できていない、学生または教師により利用されたアプリケーションまたはデータを、含んでもよい。
例えば、登録一覧表示部410に候補として表示されたデータ(ウェブサイト)またはアプリケーションの教科を修正する場合は、当該データ(ウェブサイト)またはアプリケーションの操作ボタン422の押下を受け付けると、修正用のウインドウ(不図示)が開いて、教科を変更できてよい。また、修正用のウインドウでは、教科以外の項目(種別、名称、URLまたはアプリケーションID)の修正を受け付けることができてもよい。
さらに、登録画面400は、登録入力方法表示部430と、種別選択部432と、教科選択部433と、名称入力欄434と、識別情報入力欄436と、登録ボタン440と、クリアボタン442と、を含む。
種別選択部432は、登録するデータ(ウェブサイト)およびアプリケーションの種別の選択を受け付けるプルダウンメニューである。教科選択部433は、登録するデータおよびアプリケーションに対応付ける教科の選択を受け付けるプルダウンメニューである。名称入力欄434は、登録するデータ(ウェブサイト)またはアプリケーションの名称の入力を受け付けるテキストボックスである。識別情報入力欄436は、登録するデータ(ウェブサイト)のURLまたはアプリケーションIDの入力を受け付けるテキストボックスである。
登録ボタン440の押下を受け付けると、受付部116は、種別選択部432、名称入力欄434、および識別情報入力欄436に入力された情報を受け付ける。そして、記憶処理部112は、対応付け情報230に記憶させる。そして、表示処理部114は、登録された情報を登録一覧表示部410に追加する。そして、受付部116は、当該データ(ウェブサイト)またはアプリケーションの操作ボタン422の押下を受け付けると、修正用のウインドウ上で、教科の入力を受け付ける。そして、記憶処理部112は、当該データ(ウェブサイト)またはアプリケーションの対応付け情報230に教科を対応付けて記憶させる。そして、表示処理部114は、登録一覧表示部410の当該データ(ウェブサイト)またはアプリケーションの教科表示部416に登録された教科を表示する。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100は、さらに、表示処理部114、受付部116、および記憶処理部112を有する。表示処理部114は、アプリケーションまたはデータの利用実績に基づいて、特定の教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの候補を端末に画面表示させる。受付部116は、画面を用いて教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの選択を受け付ける。記憶処理部112は、受付部116が受け付けた対応付け情報を用いて、アプリケーションまたはデータを教科に関連付けて記憶装置150に記憶させる。
このように、本実施形態の情報処理装置100によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、利用実績に基づいて、多く利用されたデータ(ウェブサイト)およびアプリケーションが登録されていない場合に、登録候補として提案されるので、登録の手間を省くことができ、効率がよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
(他の実施形態)
たとえば、上記実施形態で説明した対応付け情報230は、教師U21の教師用端末20で設定され、取得されてもよい。図22は、他の実施形態の情報処理装置100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。情報処理装置100は、図1の第1実施形態の情報処理装置100と同じ操作履歴取得部102と、特定部104と、を備えるとともに、さらに、教科情報取得部110と、記憶処理部112と、を備えている。
教科情報取得部110は、教師U21の教師用端末20から、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの識別情報、種別情報、並びに教科の対応付け情報を取得する。
記憶処理部112は、取得した対応付け情報を記憶装置150に記憶させる。
特定部104は、対応付け情報230をさらに用いて、時間帯別に教科を特定する。
教師用端末20は、対応付け情報をストレージデバイス1040に予め記憶しておく。そして、教師用端末20から情報処理装置100に対応付け情報を送信する。
教科情報取得部110が取得した対応付け情報は、上記した登録画面400に表示されてもよい。
この構成によれば、特定部104は、予め教師U21が設定した対応付け情報を用いることができるので、教師U21がある教科の授業で利用するように準備した教材のデータ(ウェブサイト)やアプリケーションを予め対応付け情報に登録しておくことで、教科特定の精度を向上できる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明において利用者(学生、教師など)に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1. 対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する操作履歴取得手段と、
取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する特定手段と、
を備える情報処理装置。
2. 1.に記載の情報処理装置において、
前記操作履歴は、当該端末で使用されたデータおよびアプリケーションプログラムの少なくとも一方、当該データおよびアプリケーションプログラムの属性、のいずれかを特定可能な種別情報、並びに、当該データおよびアプリケーションプログラムが使用された時間帯を特定可能な時間帯情報を含む、情報処理装置。
3. 1.または2.に記載の情報処理装置において、
前記時間帯別に特定された前記教科に基づいて、日別および曜日別の少なくとも一方について時間割を生成する生成手段をさらに備える、情報処理装置。
4. 3.に記載の情報処理装置において、
生成された前記時間割を、修正可能な状態で教師の端末に出力させる出力処理手段をさらに備える、情報処理装置。
5. 2.に記載の情報処理装置において、
前記操作履歴取得手段は、複数の前記対象者の端末から前記種別情報および前記時間帯情報を取得し、
前記特定手段は、取得した前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、前記時間帯別に前記教科を特定する、情報処理装置。
6. 5.に記載の情報処理装置において、
複数のクラス別に、各前記端末に関連付けられた学生情報を記憶しており、
前記特定手段は、前記学生情報に基づいて、前記クラス別に、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する、情報処理装置。
7. 5.または6.に記載の情報処理装置において、
前記端末の位置情報またはアクセスポイントを特定する情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
前記特定手段は、前記位置情報または前記アクセスポイントを特定する情報別に、前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に前記教科を特定する、情報処理装置。
8. 1.から7.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
アプリケーションまたはデータの利用実績に基づいて、特定の教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの候補を端末に画面表示させる表示処理手段と、
前記画面を用いて前記教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの選択を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた対応付け情報を用いて、前記アプリケーションまたは前記データを前記教科に関連付けて記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、を備える、情報処理装置。
9. 8.に記載の情報処理装置において、
前記特定手段は、前記記憶手段に記憶された前記対応付け情報を用いて、前記教科を特定する、情報処理装置。
10. 2.および2.を引用する3.から9.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
教師の端末から、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの識別情報、前記種別情報、並びに前記教科の対応付け情報を取得する教科情報取得手段と、
取得した対応付け情報を記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、を備え、
前記特定手段は、前記対応付け情報をさらに用いて、前記時間帯別に前記教科を特定する、情報処理装置。
11. 1以上のコンピュータが、
対象者が操作する端末から、操作履歴を取得し、
取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する、
情報処理方法。
12. 11.に記載の情報処理方法において、
前記操作履歴は、当該端末で使用されたデータおよびアプリケーションプログラムの少なくとも一方、当該データおよびアプリケーションプログラムの属性、のいずれかを特定可能な種別情報、並びに、当該データおよびアプリケーションプログラムが使用された時間帯を特定可能な時間帯情報を含む、情報処理方法。
13. 11.または12.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、さらに、
前記時間帯別に特定された前記教科に基づいて、日別および曜日別の少なくとも一方について時間割を生成する、情報処理方法。
14. 13.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、さらに、
生成された前記時間割を、修正可能な状態で教師の端末に出力させる、情報処理方法。
15. 12.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、
前記操作履歴を取得する際、複数の前記対象者の端末から前記種別情報および前記時間帯情報を取得し、
取得した前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、前記時間帯別に前記教科を特定する、情報処理方法。
16. 15.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、
複数のクラス別に、各前記端末に関連付けられた学生情報を記憶しており、
前記学生情報に基づいて、前記クラス別に、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する、情報処理方法。
17. 15.または16.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、さらに、
前記端末の位置情報またはアクセスポイントを特定する情報を取得し、
前記位置情報または前記アクセスポイントを特定する情報別に、前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に前記教科を特定する、情報処理方法。
18. 11.から17.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、さらに、
アプリケーションまたはデータの利用実績に基づいて、特定の教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの候補を端末に画面表示させ、
前記画面を用いて前記教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの選択を受け付け、
受け付けた対応付け情報を用いて、前記アプリケーションまたは前記データを前記教科に関連付けて記憶手段に記憶させる、情報処理方法。
19. 18.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、
前記記憶手段に記憶された前記対応付け情報を用いて、前記教科を特定する、情報処理方法。
20. 12.および12.を引用する13.から19.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、さらに、
教師の端末から、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの識別情報、前記種別情報、並びに前記教科の対応付け情報を取得し、
取得した対応付け情報を記憶手段に記憶させ、
前記対応付け情報をさらに用いて、前記時間帯別に前記教科を特定する、情報処理方法。
21. コンピュータに、
対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する手順、
取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する手順、
を実行させるためのプログラム。
22. 21.に記載のプログラムにおいて、
前記操作履歴は、当該端末で使用されたデータおよびアプリケーションプログラムの少なくとも一方、当該データおよびアプリケーションプログラムの属性、のいずれかを特定可能な種別情報、並びに、当該データおよびアプリケーションプログラムが使用された時間帯を特定可能な時間帯情報を含む、プログラム。
23. 21.または22.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、さらに、
前記時間帯別に特定された前記教科に基づいて、日別および曜日別の少なくとも一方について時間割を生成する手順、を実行させるためのプログラム。
24. 23.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、さらに、
生成された前記時間割を、修正可能な状態で教師の端末に出力させる手順、を実行させるためのプログラム。
25. 22.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記操作履歴として、複数の前記対象者の端末から前記種別情報および前記時間帯情報を取得する手順、
取得した前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、前記時間帯別に前記教科を特定する手順、を実行させるためのプログラム。
26. 25.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータは、
複数のクラス別に、各前記端末に関連付けられた学生情報を記憶しており、
前記コンピュータに、さらに、
前記学生情報に基づいて、前記クラス別に、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する手順、を実行させるためのプログラム。
27. 25.または26.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、さらに、
前記端末の位置情報またはアクセスポイントを特定する情報を取得する手順、
前記位置情報または前記アクセスポイントを特定する情報別に、前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に前記教科を特定する手順、を実行させるためのプログラム。
28. 21.から27.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、さらに、
アプリケーションまたはデータの利用実績に基づいて、特定の教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの候補を端末に画面表示させる手順、
前記画面を用いて前記教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの選択を受け付ける手順、
前記受け付ける手順で受け付けた対応付け情報を用いて、前記アプリケーションまたは前記データを前記教科に関連付けて記憶手段に記憶させる手順、を実行させるためのプログラム。
29. 28.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、さらに、
前記記憶手段に記憶された前記対応付け情報を用いて、前記教科を特定する手順、を実行させるためのプログラム。
30. 22.および22.を引用する23.から29.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、さらに、
教師の端末から、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの識別情報、前記種別情報、並びに前記教科の対応付け情報を取得する手順、
取得した対応付け情報を記憶手段に記憶させる手順、
前記対応付け情報をさらに用いて、前記時間帯別に前記教科を特定する手順、を実行させるためのプログラム。
31. コンピュータに、
対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する手順、
取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する手順、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
32. 31.に記載の記録媒体において、
前記操作履歴は、当該端末で使用されたデータおよびアプリケーションプログラムの少なくとも一方、当該データおよびアプリケーションプログラムの属性、のいずれかを特定可能な種別情報、並びに、当該データおよびアプリケーションプログラムが使用された時間帯を特定可能な時間帯情報を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
33. 31.または32.に記載の記録媒体において、
前記コンピュータに、さらに、
前記時間帯別に特定された前記教科に基づいて、日別および曜日別の少なくとも一方について時間割を生成する手順、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
34. 33.に記載の記録媒体において、
前記コンピュータに、さらに、
生成された前記時間割を、修正可能な状態で教師の端末に出力させる手順、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
35. 32.に記載の記録媒体において、
前記コンピュータに、
前記操作履歴として、複数の前記対象者の端末から前記種別情報および前記時間帯情報を取得する手順、
取得した前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、前記時間帯別に前記教科を特定する手順、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
36. 35.に記載の記録媒体において、
前記コンピュータは、
複数のクラス別に、各前記端末に関連付けられた学生情報を記憶しており、
前記コンピュータに、さらに、
前記学生情報に基づいて、前記クラス別に、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する手順、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
37. 35.または36.に記載の記録媒体において、
前記コンピュータに、さらに、
前記端末の位置情報またはアクセスポイントを特定する情報を取得する手順、
前記位置情報または前記アクセスポイントを特定する情報別に、前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に前記教科を特定する手順、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
38. 31.から37.のいずれか一つに記載の記録媒体において、
前記コンピュータに、さらに、
アプリケーションまたはデータの利用実績に基づいて、特定の教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの候補を端末に画面表示させる手順、
前記画面を用いて前記教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの選択を受け付ける手順、
前記受け付ける手順で受け付けた対応付け情報を用いて、前記アプリケーションまたは前記データを前記教科に関連付けて記憶手段に記憶させる手順、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
39. 38.に記載の記録媒体において、
前記コンピュータに、さらに、
前記記憶手段に記憶された前記対応付け情報を用いて、前記教科を特定する手順、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
40. 32.および32.を引用する33.から39.のいずれか一つに記載の記録媒体において、
前記コンピュータに、さらに、
教師の端末から、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの識別情報、前記種別情報、並びに前記教科の対応付け情報を取得する手順、
取得した対応付け情報を記憶手段に記憶させる手順、
前記対応付け情報をさらに用いて、前記時間帯別に前記教科を特定する手順、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
1 情報処理システム
3 通信ネットワーク
10 学生用端末
20 教師用端末
100 情報処理装置
102 操作履歴取得部
104 特定部
106 生成部
108 位置情報取得部
110 教科情報取得部
112 記憶処理部
114 表示処理部
116 受付部
118 出力処理部
150 記憶装置
160 操作履歴
200 操作履歴
210 時間帯情報
220 時間割情報
230 対応付け情報
240 学生情報
400 登録画面
500 時間割編集画面
1000 コンピュータ
1010 バス
1020 プロセッサ
1030 メモリ
1040 ストレージデバイス
1050 入出力インタフェース
1060 ネットワークインタフェース

Claims (12)

  1. 対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する操作履歴取得手段と、
    取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する特定手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記操作履歴は、当該端末で使用されたデータおよびアプリケーションプログラムの少なくとも一方、当該データおよびアプリケーションプログラムの属性、のいずれかを特定可能な種別情報、並びに、当該データおよびアプリケーションプログラムが使用された時間帯を特定可能な時間帯情報を含む、情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記時間帯別に特定された前記教科に基づいて、日別および曜日別の少なくとも一方について時間割を生成する生成手段をさらに備える、情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    生成された前記時間割を、修正可能な状態で教師の端末に出力させる出力処理手段をさらに備える、情報処理装置。
  5. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記操作履歴取得手段は、複数の前記対象者の端末から前記種別情報および前記時間帯情報を取得し、
    前記特定手段は、取得した前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、前記時間帯別に前記教科を特定する、情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    複数のクラス別に、各前記端末に関連付けられた学生情報を記憶しており、
    前記特定手段は、前記学生情報に基づいて、前記クラス別に、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する、情報処理装置。
  7. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記端末の位置情報またはアクセスポイントを特定する情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
    前記特定手段は、前記位置情報または前記アクセスポイントを特定する情報別に、前記種別情報および前記時間帯情報を統計処理することにより、クラス別に前記教科を特定する、情報処理装置。
  8. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    アプリケーションまたはデータの利用実績に基づいて、特定の教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの候補を端末に画面表示させる表示処理手段と、
    前記画面を用いて前記教科に対応付けるべきアプリケーションまたはデータの選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた対応付け情報を用いて、前記アプリケーションまたは前記データを前記教科に関連付けて記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、を備える、情報処理装置。
  9. 請求項8に記載の情報処理装置において、
    前記特定手段は、前記記憶手段に記憶された前記対応付け情報を用いて、前記教科を特定する、情報処理装置。
  10. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    教師の端末から、教師、クラス、学年、および学校の少なくともいずれか1つの識別情報、前記種別情報、並びに前記教科の対応付け情報を取得する教科情報取得手段と、
    取得した対応付け情報を記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、を備え、
    前記特定手段は、前記対応付け情報をさらに用いて、前記時間帯別に前記教科を特定する、情報処理装置。
  11. 1以上のコンピュータが、
    対象者が操作する端末から、操作履歴を取得し、
    取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する、
    情報処理方法。
  12. コンピュータに、
    対象者が操作する端末から、操作履歴を取得する手順、
    取得した前記操作履歴を用いて、時間帯別に、その時間帯の教科を特定する手順、
    を実行させるためのプログラム。
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