JP2015153291A - 学務統合支援システム及び支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】管理工数の低減及び効率化の向上、管理の一元化ができる学務統合支援システムを提供する。
【解決手段】課題を解決するために、本発明の学務統合支援システムでは、入学希望者ないしその保護者による学校法人への接触情報を取得し、接触情報と関連付ける生涯IDを入学希望者毎に生成し、生成した生涯IDにより1つの学校内または複数の学校で異なる複数の学務情報を一元的に管理する。
【選択図】図7

Description

本発明は、学務統合支援システム及び支援方法に関する。
近年、少子化による保護者の教育への関心の高まり、学習指導だけでなく生活指導も含めたきめ細かい生徒指導が必要とされるのが教育現場での現状となってきている。このような教育現場では、教職員の事務処理工数が増大してきている。一方、生徒ないし保護者の満足度を向上させる必要が学校ならびに学校の教職員に求められている。教員は生徒と向き合う時間の確保による教育の質の向上を目指す動きと、職員の事務工数低減による生徒・保護者や教員向けのサポートの充実する動きがある。このような学校活動管理の効率化を図る技術として、特許文献1ないし特許文献2記載のものがある。
特許文献1の技術は、所定の学校活動を電子化することによって学校活動管理の効率化を図り、学校および所定の学校関係者によって所有される情報処理装置と通信可能に接続され、プロバイダによって管理された学校支援システムを提供するものである。具体的には、学校支援システムは情報処理装置と学校支援システムとの間で通信を行うためのサーバ群と、サーバ群に接続され、所定の学校活動に関連したデータが蓄積されたデータベースを含んで構成される。
また、サーバ群が、データベース内に蓄積された所定の学校活動に関連したデータを呼び出し、情報処理装置と通信することによって所定の学校活動を支援する機能を実行する。更に、サーバ群は、ユーザ認証を行う認証サーバと、所定の学校活動を支援する機能を有するアプリケーションを提供するWebサーバと、電子メールの送受信を行うメールサーバと、データベースを管理するデータベースサーバ等と含んで構成されるものである。
また、特許文献2の技術は、地域一体となった学校教育が可能なように学校やその所管機関が行う学校に関する事務処理を軽減するための学校業務支援システムを提供するものである。具体的には、学校側と所管機関側のクライアント装置へネットワーク接続されたサーバ装置に、事務文書入力手段と事務文書登録手段と事務文書提示手段及び事務文書修正手段を備える。
事務文書入力手段ではクライアント装置から事務文書を入力させ、事務文書登録手段では入力された事務文書を事務文書DBに登録させる。事務文書提示手段ではクライアント装置に事務文書DBに登録された事務文書を提示する。事務文書修正手段では提示された事務文書を修正してDBに再登録させる。サーバ装置の機能としてこれら手段と他種のユーザに対する情報提供などを同じポータルサイトから提供するものである。
日本公開特許2002−334183号公報 日本公開特許2003−44599号公報
幼稚園から大学院までの一貫教育を実施する学校法人では、各学園・学校(幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、大学院)で扱う管理情報が全て一致していることはない。これは、管理方法についても同様なことが言える。これら幼稚園から大学院までの一貫教育を実施する学校法人での情報を一元的に管理することは特許文献1ないし特許文献2記載の技術では、開示されていない。但し、この学校の種別は一例であり、学校法人が運営する専門学校や各種スクール(テニススクール、社会人講座等)を含める場合もある。また、学校の種別の組み合わせを制限するものではない。このような様々な学校運営形態においても、特許文献1ないし特許文献2では、管理情報及び管理方法の一元化について言及されていない。
また、入園・入学前の学校説明会やオープンキャンパス等で取得された入学希望者及び保護者に関する情報が、入学後の管理情報として継続して引き継ぐこと及び一元管理することに関しても開示がない。更に、卒園・卒業後の同窓会や異なる世代、例えば、親子で同一の学校法人の学校に在籍した情報等の一元管理についても特許文献1ないし特許文献2では考慮されていない。
そのため、幼稚園から大学院までの一貫教育を実施する学校法人や中学校・高校一貫教育を実施する学校法人などでは、学校毎に異なる情報を異なる管理方法で管理しているため、管理工数が大きく管理の効率化が低下しているという課題がある。更に、学校間で情報を共有することができないという課題もある。そこで、本発明では管理工数の低減及び効率化の向上、管理の一元化ができる学務統合支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の学務統合支援システムでは、入学希望者ないしその保護者による学校法人への最初の接触時に入学希望者ないしその保護者に関する接触情報を取得し、接触情報と関連付ける生涯IDを入学希望者毎に生成し、生成した生涯IDにより1つの学校内または複数の学校で異なる複数の学務情報を一元的に管理する。
本発明の学務統合支援システムでは、学校や学園で管理する情報の管理工数の低減及び効率化の向上ができる。また、情報の一元管理が可能なので、学校間ならび学生・保護者・同窓会等で必要な情報を共有することができる。なお、前述以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、学務統合支援システムの全体概要を示す図である。 図2は、学務統合支援システム全体の構成を示すブロック図である。 図3は、学務統合支援システムにおけるサーバ内部を示すブロック図である。 図4は、学務統合支援システムにおける機能ブロックを示す図である。 図5は、生涯ID基本情報テーブルの構成例を示す図である。 図6は、生徒・学生基本情報管理テーブルの構成例を示す図である。 図7は、ID対応関係管理テーブルの構成例を示す図である。 図8は、第1の生涯ID管理テーブルの構成例を示す図である。 図9は、第2の生涯ID管理テーブルの構成例を示す図である。 図10は、生涯IDの登録処理を示すフローチャート図である。 図11は、生涯IDと学籍番号IDとの関連付け処理を示すフローチャート図である。 図12は、生涯IDを用いた情報検索処理を示すフローチャート図である。 図13は、生涯IDと他の生涯IDとの関連付け処理を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明では、「管理テーブル」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、テーブル以外のデータ構造で表現されていてもよい。また、データ構造に依存しないことを示すために「管理テーブル」を「管理情報」と呼ぶことができる。
また、「プログラム」を主語として処理を説明する場合がある。そのプログラムは、プロセッサ、例えば、MP(Micro Processor)やCPU(Central Processing Unit)によって実行されるもので、定められた処理をするものである。なお、適宜に記憶資源(例えば、メモリ)及び通信インターフェース装置(例えば、通信ポート)を用いながら行うため、処理の主語がプロセッサとされてもよい。プロセッサは、CPUの他に専用ハードウェアを有していても良い。コンピュータプログラムは、プログラムソースから各コンピュータにインストールされても良い。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバ又は記憶メディアなどで提供されるものであっても良い。
また、各要素、例えば、コントローラは番号などで識別可能であるが、識別可能な情報であれば、名前など他種の識別情報が用いられても良い。本発明の図及び説明において同一部分には同一符号を付与しているが、本発明が本実施例に制限されることは無く、本発明の思想に合致するあらゆる応用例が本発明の技術的範囲に含まれる。また、特に限定しない限り、各構成要素は複数でも単数でも構わない。
<<学務統合支援システム>>
<全体概要>
図1は、学務統合支援システムの全体概要を示す図である。学務統合支援システム1は、教職員や情報システム部門の運用員(情報システム運用員)からの情報を入力情報として受け付け、また、学務統合支援システム1で処理された情報(統計処理、分析処理などを行った情報)や前述の受け付けた入力情報を、各種出力情報として教職員や情報システム運用員に加え、校長や理事長という学校監督責任者へも提供し、学校運営の効率化を図るシステムである。
クラス担任(教員)から学務統合支援システム1への入力情報11として、主に出欠席情報、成績データ(素点、評価)、クラブ情報、委員会情報などがある。また、事務局(職員)から学務統合支援システム1への入力情報12として、学生や保護者の郵便番号、住所、電話番号、口座番号など情報がある。更に、情報センタ(情報システム運用員)から学務統合支援システム1への入力情報13として、クラス編成、入試管理、授業設定、カレンダ設定、アクセス権限などの情報がある。
学務統合支援システム1で動作する各機能(図示せず、詳細は図4で説明)で、上記入力情報をテーブル形式などで管理し、所定のフォーマットに変換し適切な情報を教職員等へ提供する。例えば、学務統合支援システム1から事務局(職員)への出力情報14としては、PTAへの案内送付用ラベル(郵便番号、住所、氏名など)の印刷結果などがある。また、学務統合支援システム1からクラス担任(教員)への出力情報15としては、出欠席状況、クラブ活動状況、担当委員、成績などの各種情報を明記した成績通知票や入学願書に添付する調査表などがある。
更に、学務統合支援システム1から科目担当(教員)への出力情報16としては、学年毎の全体の成績集計結果(科目名、成績(点数、評価)、氏名、クラス、学年など)がある。加えて、学務統合支援システム1から責任者である校長・学年主任・教科主任(教員)への出力情報17としては、クラスないし学年毎のリアルタイムな出欠席情報があり、この情報により学園・学校・学級閉鎖の迅速な判断を実施する。また、この出欠席情報から欠席が多い生徒を特定し、その生徒に対して各種ケアを実施できる。
<全体構成ブロック>
図2は、学務統合支援システム全体の構成を示すブロック図である。学務統合支援システム1は、データセンタ21と校務システム22とで構成され、データセンタ21と校務システム22との間はインターネット23及び広域イーサネット(登録商標)24で接続され各情報の遣り取りが行われる。なお、データセンタ21と校務システム22とを統合し1つのシステムとしてもよい。
データセンタ21は、サーバ群211(バックアップサーバ、校務・教務サーバ群、仮想PC、各種セキュリティサーバ、AD(ID認証基盤)兼監視サーバ、NAS(Network Attached Strage:ファイルサーバ)が仮想基盤213上ないしは物理的に動作する。また、上記サーバ群211が共有して情報を格納するための共有ストレージ214が直接ないし仮想基盤を経由してサーバ群211に接続される。また、サーバ群211及び共有ストレージ214は、ネットワークスイッチ212でインターネット23と、ネットワークスイッチ215で広域イーサネット24と接続する。
インターネット23には、障害対応をリモートで行うためのSEリモートサポート25も接続される。更に、学校関係者(職員、教員、校長、学長、理事長など)が、自宅ないし外出先においてPC(Personal Computer)26で学務統合支援システム1にアクセスできようインターネット23に接続できる構成としている。なお、接続には、情報漏洩を防止するため暗号化(VNP:Virtual Private Network)通信で行う。
校務システム22には、NASサーバ221、AD(ID認証基盤)サーバ222、プリンタ223、無線AP(Access Point)224、ネットワークスイッチ225/226、教職員PC2271、システム運用PC228、教務ヘルプ用PC229を備える。
NASサーバ221は各種情報を格納するファイルサーバで、格納された情報を後述の教職員PC2271などへ提供する。ADサーバ222は、学務統合支援システム1の利用者に対するアクセス権限を付与するサーバで、権限の度合いに応じて利用者がアクセスできる情報の制限を行う。
プリンタ223は、前述のPTAへの案内送付用ラベルや成績通知票や調査表をプリントアウトするための出力装置である。無線AP(Access Point)224は、学校内において教職員PC2271と各種サーバ(NASサーバ221、ADサーバ222など)とを無線で接続するための機器である。ネットワークスイッチ225/226は、インターネット23や広域イーサネット24に校務システム22と接続するための機器である。
教職員PC2271は、教員及び職員が使用するPCで、このPCでNASサーバ221やデータセンタ21の各種サーバへの各種情報の入力や出力を行う。システム運用管理者PC228は、校務システム22運用状況を監視して正常なシステム状態を維持するために用いられるPC(端末)である。教務ヘルプ用PC229は、教務支援を担当する職員が使用するPCである。なお、図示はしていないが、幼稚園から大学院までの各学校の生徒や学生がPC(端末)を使用し、校務システム22のサーバにアクセスすることで自分の成績や評価内容等を閲覧することもできる。但し、この学校の種別は一例であり、学校法人が運営する専門学校や各種スクール(テニススクール、社会人講座等)を含める場合もある。また、学校の種別の組み合わせを制限するものではない。
<サーバ内部構成>
図3は、学務統合支援システムにおけるサーバ内部を示すブロック図である。データセンタ21のサーバ群211や校務システム22のNASサーバ221、AD(ID認証基盤)サーバ22がサーバ31に相当する。なお、前述のサーバがサーバ31の構成と同一である必要はなく、使用用途に応じて内部構成を変更すればよい。また、教員や職員などが使用するPCもサーバ31と同様な構成である。
サーバ31は、CPU311、メモリ312、記憶部313、入力部314、出力部315、表示部316、通信部317を備える。CPU311は、サーバ31全体を制御するプロセッサである。メモリ312は、各種プログラム及び後述する各種データなどを一時的に記憶するデバイスである。記憶部313は、各種プログラム及び後述する各種データなどを恒久的に記憶するデバイスで、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)である。
入力部314は、入力を受け付けるデバイスで、例えば、キーボードである。出力部315は、情報やデータを出力するデバイスで、例えば、スピーカやプリンタである。表示部316は、情報やデータを表示するデバイスで、例えば、液晶ディスプレイである。通信部317は、ネットワーク23/24を介し他のサーバやPCと接続するデバイスである。これら構成要素は、内部バスで相互に接続され所定の処理を実行することができる。
<機能ブロック図>
図4は、学務統合支援システムにおける機能ブロックを示す図である。学務統合支援システム1は、学生情報管理機能40、出欠席情報管理機能401、成績情報管理機能402、活動情報管理機能403、帳票出力管理機能404、マスタ管理機能405、アクセス権限管理機能406、PTA管理機能407、入試管理機能408、クラス編成管理機能409、同窓会管理機能410、学費関連管理機能411、カルテ関連管理機能412、クラブ・委員会管理機能413、学校説明会管理機能414を備える。
学生情報管理機能40は、基本情報(学籍番号、氏名、性別、郵便番号、住所、電話番号、学校・学部・学科、学年、クラス)、保護者情報(氏名、住所、連絡先、金融機関情報など)、出身学校情報、委員会情報、クラブ情報、通学経路情報などを管理するもので、入力機能及び出力機能を備える。なお、入力機能は各種情報を入力部314で受け付ける機能で、受け付けられた情報をメモリ312や記憶部313に記憶する。また、災害時のデータロストを防止するため、データセンタ21での共有ストレージ214等にアックアップする。また、出力機能は各種情報を出力部315(プリンタ223)や表示部316に出力する機能である。
出欠席情報管理機能401は、出欠席情報やカレンダ情報を管理するもので、出席、停止、忌引、事故欠、病欠、遅刻、早退などの入力機能と出力時の自動計算機能を備える。 成績情報管理機能402は、成績情報(教科、授業、素点、選択・必須、男女別)を管理し、素点入力、入力状況管理、満点値管理、評価入力(X段階評価)、観点別評価、調査書入力、指導要録入力、通知表入力等の成績や評価に関する入力機能及び出力機能を備える。
活動情報管理機能403は、ボランティア活動情報やインターシップ活動情報を管理する機能で、他の機能と同様、入力機能及び出力機能を有する。帳票出力管理機能404は、指導要録、調査書、通知表、各種成績管理・統計情報、各種出欠席管理・統計情報を管理する機能で、各種ダウンロード(CSV)機能、各種印刷用成型(差込み印刷)機能、PDF変換機能などの入出力機能も備える。
マスタ管理機能405は、教職員名、科目名、クラブ名、委員会名観点等の標準修正項目の各種マスタの修正・追加・削除等を行う機能で、他の機能と同様、入力機能及び出力機能を有する。アクセス権限管理機能406は、担任、専任、講師、学年主任、科目主任、教務主任、副校長/教頭、校長、事務、事務長等の責任範囲と権限に応じた参照、書き込み権限設定機能を有する。
PTA管理機能407は、PTA役員情報や連絡先情報を管理する機能で、入力機能の他に郵送用ラベル印刷等の出力機能も有する。入試管理機能408は、説明会登録、願書登録連携(受験番号管理、領収書発行、受験票発行、追加申し込み等)、入試システム(素点、満点値、順位、成績分布等)、アンケート入力機能、塾情報管理、合否判定資料印刷機能である。
クラス編成管理機能409は、年次のクラス編成に関する情報(進級、進学、必須・選択科目等)を管理する機能で、他の機能と同様、入力機能及び出力機能を有する。同窓会管理機能410は、卒業生または同窓生の進学先、就職先、住所変更、電話番号変更、氏名変更(結婚等)、死亡管理、連絡拒否などの情報を管理する機能で、他の機能と同様、入力機能及び出力機能を有する。
学費関連管理機能411は、学費、PTA会費などの校用費情報、金融機関情報、納入日・納入状況などの情報を管理するもので、他の機能と同様、入力機能及び出力機能を有する。カルテ関連管理機能412は、用途別管理情報(定点管理、面談記録)を管理する機能で、他の機能と同様、入力機能及び出力機能を有する。
クラブ・委員会管理機能413は、所属クラブ名、入部日、退部日、役職、所属委員会名、入会日、退会日、役職等の情報を管理する機能で、他の機能と同様、入力機能及び出力機能を有する。学校説明会管理機能414は、学園ないし学校のイベント(学校説明会、学校相談会、オープンキャンパス、模擬授業参観など)の開催日、開催時間、開催内容、参加者等の情報を管理する機能で、他の機能と同様、入力機能及び出力機能を有する。
以上のような多種多様な情報や機能が学校運営には必要であり、また、各学校(幼稚園から大学院)に求められる情報及び機能が異なる。そこで本発明では、図5で説明する生涯IDを用いて前述の各学校に求められる情報を一元管理し、更に機能の連携を実現するものである。但し、この学校の種別は一例であり、学校法人が運営する専門学校や各種スクール(テニススクール、社会人講座等)を含める場合もある。また、学校の種別の組み合わせを制限するものではない。
<<テーブル>>
<生涯ID基本情報テーブル>
図5は、生涯ID基本情報テーブルの構成例を示す図である。生涯ID基本情報テーブル50は、学園ないし学校のイベント(学校説明会、オープンキャンパス、模擬授業参観、入学試験願書提出など)に希望者が参加した場合や入学願書を受け付けた場合などで生涯IDが付与されると同時に生成される。
生涯ID基本情報テーブル50は、項目501及び項目501に対する情報を格納する内容502を有する。項目501として、本発明の特徴である生涯ID番号、入学・入園希望者及び保護者の氏名、入学・入園希望者の性別及び生年月日、保護者ないし入学・入園希望者の住所情報(郵便番号、住所、自宅電話版語、携帯電話番号)、親類情報(該当学校での親類縁者の在籍ないし卒業・修了の有無)、生涯ID基本情報テーブル50が生成された契機情報であるイベント情報(イベント種別及びイベント当日の整理番号などの識別番号)、進学塾・予備校情報、主催者側使用欄を設けている。但し、この項目は一例であり、生涯ID番号に対し本例以外の項目を設けてもよい。
生涯ID基本情報テーブル50の項目501に対する内容502は、教職員PC2271で教職員により入力される。そして、その入力情報を学務統合支援システム1で受け付けて生涯IDの付与と生涯ID基本情報テーブル50の生成が行われる。
<生徒・学生基本情報管理テーブル>
図6は、生徒・学生基本情報管理テーブルの構成例を示す図である。生徒・学生基本情報管理テーブル60/61は、生徒・学生基本情報を管理するもので、学務統合支援システム1の学生情報管理機能40で生成される。生徒・学生基本情報管理テーブル60は高校在籍時の生徒・学生基本情報を管理するテーブルで、生徒・学生基本情報管理テーブル61は、大学在籍時の生徒・学生基本情報を管理するテーブルである。
生徒・学生基本情報管理テーブル60/61は、基本情報(学籍番号、氏名、性別、郵便番号、住所、電話番号、学校・学部・学科、学年、クラス)、保護者情報(氏名、住所、連絡先、金融機関情報など)、出身学校情報、委員会情報、クラブ情報、通学経路情報の他に、生涯IDの情報を格納する。また、学生情報管理機能40以外の機能で生成される各種管理テーブルも生涯IDで、また、生涯IDに加えて学籍番号で管理し、各種管理テーブル相互に関連付ける。これにより、情報の一元管理及び機能間連携を行うことが可能となる。
また、生徒・学生基本情報管理テーブル60と生徒・学生基本情報管理テーブル61とは、生涯IDの情報で関連付けることができる。例えば、大学在籍中に高校での成績証明が必要になった場合、学生本人が高校での学籍番号を覚えていれば、直ぐに入手できる。しかしながら、覚えていない場合は、本人の氏名、生年月日等の情報を用いて学籍番号等を調査し入手しなければならない。
ところが、図6のように高校在籍時の氏名が“山田太郎”から大学在籍中の氏名が“海林太郎”と姓が変わっている場合は、該当する学籍番号を調査できず成績票を入手することができない可能性がある。
本発明では、生涯IDで学校毎に管理している生徒・学生基本情報を統一的に関連付けることができる。そのため、学生本人は大学の学籍番号で高校側に成績票の入手を依頼することができ、高校側でも大学の学籍番号と生涯IDとの関係、生涯IDと高校での学籍番号の関係を迅速に検索して把握できる。この関係を図7で説明する。
<ID対応関係管理テーブル>
図7は、ID対応関係管理テーブルの構成例を示す図である。ID対応関係管理テーブル70は、生涯IDと各学校での学籍番号との対応を管理するテーブルである。ID対応関係管理テーブル70は、生涯IDの格納フィールドである生涯ID701と、学籍番号フィールドの学校ID1(幼稚園)702、学校ID2(小学校)703、学校ID3(中学)704、学校ID4(高校)705、学校ID5(高校拡張1)706、学校ID6(高校拡張2)707、学校ID7(大学)708、学校ID8(大学拡張1)709、学校ID9(大学院)710を備える。
本発明では、生涯IDで、各学校の学籍番号を管理する。これにより、途中で親の離婚などで姓が変わっても同じ人物と特定できる効果がある。また、生涯IDのファーマットは、例えば、西暦4桁+性別1桁(1:男性、2:女性)+通し番号4桁とすると、付与年(年度)や性別を識別し易い。
また、生涯IDのファーマットを、西暦4桁+性別1桁(1:男性、2:女性)+接触契機2桁(例えば、10:学校説明会、11:学校相談会、20:オープンキャンパス、30:模擬授業参観など)+通し番号4桁とし、生涯IDを簡単に分析するだけで年度毎の接触契機の傾向を把握できるようにしてもよい。なお、生涯IDは数字だけでなく、英字などを組み合わせたフォーマット形式でもよい。例えば、接触契機において学校説明会などのイベント種別をアルファベットで表し、開催回数を数字で表すようにしてもよい。そうすることで、“A1”を学校説明会1回目、“B1”を学校相談会1回目、“C2”をオープンキャンパス2回目、“D3”を模擬授業参観3回目と識別できる。
生涯IDが“200020021”の人物は、2000年に学校法人と最初の接触が有り、その後、幼稚園に入園して小学校は別の学校へ通い、中学受験して中学校及び高校に在籍したと分かる。また、生涯IDが“200220015”の人物は、オープンキャンパスや入学説明会などで登録したものの、結局、入学に至らなかったと識別でき、生涯IDのみが残留した状態である。
なお、学校ID4(高学)のように、学校によっては、科(普通科、工業科、商業科など)単位で学籍番号に規則性を持たせる場合がある。そのような場合は、学校単位で複数の学籍番号を管理できるようフィールドを追加する。また、学校ID5(高校拡張1)及び学校ID6(高校拡張2)のように、複数の中学や高校、そして大学や大学院、専門学校などを持つ学校法人で「転科」以外にも学校IDフィールドを利用する。また、これを利用して、卒業生管理や同窓会管理、PTA管理、図書館管理などの学校以外の用途も多岐に渡ることができるので、利便性が向上する。
このように、本発明では各学校で独自に管理している学籍番号を生涯IDで一元管理することで、管理工数の削減と効率化を実現できる。
<生涯ID管理テーブルの構成例>
図8は、第1の生涯ID管理テーブルの構成例を示す図である。生涯ID管理テーブル80は、直系の親族関係(親子関係)における生涯ID間の対応付けを管理するテーブルである。生涯ID管理テーブル80は、親は2名まで、子は5名まで登録できる構成としており、そのため、元生涯ID801、親生涯ID1 802、親生涯ID2 803、子生涯ID1 804、子生涯ID2 805、子生涯ID3 806、子生涯ID4 807、子生涯ID5 808を有する。なお、生涯ID管理テーブル80を簡単に説明するため、生涯IDを3桁の数値としている。但し、この項目は一例であり、祖父母等の別の項目を設定することも可能である。
生涯ID管理テーブル80のエントリ812ないしエントリ813の情報から、生涯IDが“004”の子供と“005”の子供と“006”の子供とは、3人兄弟であることが分かる。そして、エントリ814からエントリ816までの情報から、3人兄弟は、生涯IDが“002”の親と“003”の親とに親子関係が存在することが分かる。更に、生涯IDが“001”の人物と、生涯IDが“002”の人物とに親子関係が存在することが分かる。これらの生涯IDの関係から3人兄弟にとって、生涯IDが“001”の人物が祖父または祖母と分かる。このように、親子関係で生涯IDを紐付けることで世代間での学校法人への接触状況を把握することができる。
図9は、第2の生涯ID管理テーブルの構成例を示す図である。生涯ID管理テーブル90は傍系(叔父叔母、甥姪、兄弟姉妹など)の親族間における生涯ID間の対応付けを管理するテーブルである。生涯ID管理テーブル90は、叔父生涯ID901、叔母生涯ID902、元生涯ID903、兄姉生涯ID904、弟妹生涯ID905、甥生涯ID906、姪生涯ID907を有する。元生涯ID903が“200010001”の人物は、叔父(叔父生涯ID901が“195310001”)が同一の学校法人に在籍中か卒業した事、またはオープンキャンパスや入学説明会等への参加した事を、この生涯ID管理テーブル90で分かる。
<<各種処理>>
本例では処理の主体を学務統合支援システム1におけるサーバのCPU310とするが、CPU310上で動作するプログラムでも、サーバ自体ないし学務統合支援システム1自体でもよい。
<生涯ID登録処理>
図10は、生涯IDの登録処理を示すフローチャート図である。本処理は、学校説明会、オープンキャンパス、模擬授業参観、入学試験願書提出などの学校法人に対する接触が発生し、その接触情報が学務統合支援システム1に受け付けられたことを契機に実行される。
S1001で、CPU310は、接触情報がオープンキャンパスへの参加か否かを判断する。参加であれば(Yes)、CPU310はS1005を、参加でなければ(No)、S1002を実行する。S1002で、CPU310は、接触情報が学校説明会への参加か否かを判断する。参加であれば(Yes)、CPU310はS1005を、参加でなければ(No)、S1003を実行する。
S1003で、CPU310は、接触情報が入学試験の受験か否かを判断する。受験であれば(Yes)、CPU310はS1005を、受験でなければ(No)、S1004を実行する。S1004で、CPU310は、接触情報がその他の学校行事(例えば、模擬授業参観、入試説明会など)への参加か否かを判断する。参加であれば(Yes)、CPU310はS1005を実行する。参加でなければ(No)、CPU310はS1009を実行し、接触情報の送信元(教職員PC2271)にエラー通知を送信して本生涯IDの登録処理を終了する。この場合は、生涯IDを付与しない。
S1005で、CPU310は、接触情報から参加者ないし受験者の基本情報を取得する。S1006で、CPU310は、取得した基本情報に対する生涯IDを採番する。S1007で、CPU310は、採番した生涯IDに対する生涯ID基本テーブル50を生成し、取得した基本情報を生涯ID基本テーブル50に格納する。そして、CPU310は本生涯IDの登録処理を終了する。
<生涯IDと学籍番号IDとの関連付け処理>
図11は、生涯IDと学籍番号IDとの関連付け処理を示すフローチャート図である。本処理により、ID対応関係管理テーブル70が生成され、または、内容が更新される。
S1101で、CPU310は、入学手続き情報を取得する。S1102で、CPU310は、入学者に対する学籍番号を発行し入学者へ付与する。S1103で、CPU310は、取得した入学手続き情報と生涯ID基本情報テーブル50の情報を照合する。
S1104で、CPU310は、S1103の照合結果、すなわち一致する情報の生涯IDを特定する。S1105で、CPU310は、特定した生涯IDと発行された学籍番号を対応付ける。S1106で、CPU310は、生涯IDと学籍番号との対応関係情報でID対応関係管理テーブル70の内容を更新する。
<生涯IDを用いた情報検索処理>
図12は、生涯IDを用いた情報検索処理を示すフローチャート図である。本処理は、教職員PC2271で受け付けられた検索要求により実行される。
S1201で、CPU310は、教職員PC2271から送信された検索要求における在籍学校の学籍番号を取得する。例えば、取得した学籍番号が“H12038”であったとする。S1202で、CPU310は、取得した学籍番号情報から生涯IDをID対応関係管理テーブル70から特定する。取得した学籍番号が“H12038”なので、ID対応関係管理テーブル70から生涯IDが“200320180”であると判別できる。これは、学校ID4(高校)705が“H12038”であるエントリを検索することで判別できる。
S1203で、CPU310は、取得した生涯IDで他の学籍番号情報をID対応関係管理テーブル70で検索する。その結果、学校ID2(小学校)703が“S03211”という情報と学校ID3(中学校)704が“M09056”という情報が存在することを判別できる。つまり、高校の学籍番号が“H12038”である人物(生涯IDが“200320180”)は、小学校での学籍番号が“S03211”で、中学校での学籍番号が“M09056”と分かる。
S1204で、CPU310は、他の学籍番号が有るかを判断する。本例では、他の学籍番号が存在するので、CPU310はS1205を実行する。存在しない場合(S1204でNo)、CPU310は、S1206を実行する。例えば、学校ID7(大学)708が“U20888”の人物(生涯ID701が“200523110”)は、大学のみ在籍したので、他の学籍番号は存在しない。S1205で、CPU310は、取得した他の学籍番号情報を教職員PC2271に送信する。S1206で、CPU310は、該当する他の学籍番号がないことを教職員PC2271に通知する。
以上のように、生涯IDを利用することで、他の学籍番号を検索することが可能となる。そのため、生涯IDを用いず学籍番号だけで管理している情報の検索も可能となるので、教職員ないし学生における使い勝手(利便性)が向上する。
<生涯IDと他の生涯IDとの関連付け処理>
図13は、生涯IDと他の生涯IDとの関連付け処理を示すフローチャート図である。本処理は、図10の生涯ID登録処理の後に実行される処理である。
S1301で、CPU310は、生涯ID基本テーブル60/61の親類情報から対応する生涯ID有無を照合する。図6の生涯ID基本テーブル60/61の例では、親類情報の“叔母(旧姓:河川梅子)1990年 高校卒業、生年月日:1972/1/1”を、他の生涯ID基本テーブル60/61に照合して、生涯IDないし学籍番号を特定する。もし、学籍番号しか判明しない場合はID対応関係管理テーブル70から該当する生涯IDを特定する。親類情報が無い場合は、対応する生涯IDも無い可能性が高い。
S1302で、CPU310は、対応する生涯IDは有るかを判断する。対応する生涯IDが有る場合(Yes)、CPU310はS1303を実行し、無い場合(No)は処理を終了する。
S1303で、CPU310は、対応する生涯IDは直系かを判断する。図6では、叔母を例としているので、CPU310は直系では無いと判断する。そのため、CPU310は、次にS1305の処理を実行する。例えば、祖父母や親子の関係であれば、CP310は、S1304の処理を実行する。
S1304で、CPU310は、直系の管理テーブルである生涯ID管理テーブル80を、前述の親類情報が直系の親子関係であれば、その内容で更新する。
S1305で、CPU310は、前述の親類情報が叔母であるので傍系の管理テーブルである生涯ID管理テーブル90の叔母生涯ID902に検索した生涯IDを設定する。例えば、図9で元生涯ID903に生涯IDが“200320180”という人物が登録された場合、対応する叔母生涯ID(“196920123”)が存在するので、それも生涯ID管理テーブル80に登録する。
図13では、入学時の手続き情報で生涯ID同士を対応付ける(紐付ける)例を示したが、図5の生涯ID基本情報テーブル50の情報で対応付けることもできる。また、図6の生徒・学生基本情報管理テーブル60/61で対応付けることもできる。
以上説明したように、本発明の学務統合支援システムでは、入学希望者ないしその保護者による学校法人への最初の接触時に入学希望者ないしその保護者に関する接触情報を取得し、接触情報と関連付ける生涯IDを入学希望者毎に生成し、生成した生涯IDにより1つの学校内または複数の学校で異なる複数の学務情報を一元的に管理することができる。
これにより、学校や学園で管理する情報の管理工数の低減及び効率化の向上ができ、また、管理の一元化ができる学校間ならび学生・保護者・同窓会等で必要な情報を共有することができるので利便性も向上する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置いてもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1:学務統合支援システム
21:データセンタ
22:校務システム
23:インターネット
24:広域イーサネット
40:学生情報管理機能
50:生涯ID基本情報テーブル
60:生徒・学生基本情報管理テーブル
70:ID対応関係管理テーブル
80、90:生涯ID管理テーブル
211:サーバ群
214:共有ストレージ
221:NASサーバ
222:AD(ID認証基盤)サーバ
223:プリンタ
224:無線アクセスポイント
311:CPU
312:メモリ
313:記憶部
314:入力部
315:出力部
316:表示部
317:通信部
401:出欠席情報管理機能
402:成績情報管理機能
403:活動記録管理機能
404:帳票出力管理機能
405:マスタ管理機能
406:アクセス権限管理機能
407:PTA管理機能
408:入試管理機能
409:クラス編成管理機能
410:同窓会管理機能
411:学費関連管理機能
412:カルテ管理機能
413:クラブ・委員会管理機能
414:学校説明会管理機能

Claims (12)

  1. 学校に関連する業務を支援するためのサーバ装置を有する学務統合支援システムであって、
    前記サーバ装置は、
    装置全体を制御するCPUと、
    外部からの情報を受け付ける入力部と、
    受付けられた情報を格納するメモリとを備え、
    入学希望者ないしその保護者による学校法人への接触情報を前記入力部で受け付けて取得し、
    前記CPUが取得した接触情報を前記メモリに格納するとともに、前記接触情報に関連付ける生涯IDを入学希望者毎に生成し、生成した前記生涯IDにより1つの学校内または複数の学校で異なる複数の学務情報を一元的に管理する
    ことを特徴とする学務統合支援システム。
  2. 請求項1記載の学務統合支援システムであって、前記生涯IDは、前記CPUによって前記学校法人傘下の各学校の学生それぞれに付与される学籍番号情報と対応付けられ、対応結果を前記メモリに格納される
    ことを特徴とする学務統合支援システム。
  3. 請求項2記載の学務統合支援システムであって、前記生涯IDは、前記接触情報が生成された時間情報と、前記入学希望者の性別情報を少なくとも含む
    ことを特徴とする学務統合支援システム。
  4. 請求項1記載の学務統合支援システムであって、前記学務情報は、
    学籍番号、氏名、性別、郵便番号、住所、電話番号、学校・学部・学科、学年、クラスで構成される基本情報と氏名、住所、連絡先、金融機関情報で構成される保護者情報を有し、
    出身学校情報、委員会情報、クラブ情報、通学経路情報のいずれか1つ以上を含む学生情報を少なくとも有する
    ことを特徴とする学務統合支援システム。
  5. 請求項4記載の学務統合支援システムであって、前記前記学務情報は更に、
    (1)出欠席情報またはカレンダ情報を管理する出欠席情報
    (2)教科、授業、素点、選択・必須、男女別の情報を管理する成績情報
    (3)ボランティアないしインターシップでの活動情報を管理する活動記録情報
    (4)担任、専任、講師、学年主任、科目主任、教務主任、副校長/教頭、校長、事務、事務長等の責任範囲と権限に応じた権限情報を管理するアクセス権限情報
    (5)PTA役員情報及び連絡先情報を管理するPTA情報
    (6)入試説明会情報及び願書情報を管理する入試管理情報
    (7)進級、進学、必須・選択科目に関する情報を管理するクラス編成情報
    (8)卒業生または同窓生の進学先、就職先、住所変更、電話番号変更、氏名変更(結婚等)、死亡管理、連絡拒否の情報を管理する同窓会情報
    (9)学費、PTA会費などの校用費情報、金融機関情報、納入日・納入状況の情報を管理する学費情報
    (10)定点管理及び面談記録の用途別管理情報であるカルテ情報
    (11)所属クラブ名、入部日、退部日、役職、所属委員会名、入会日、退会日、役職の情報を管理するクラブ・委員会情報
    (12)学校説明会、学校相談会、オープンキャンパス、模擬授業参観による学校イベント情報、開催日、開催時間、開催内容、参加者の情報で構成する学校説明会情報
    のいずれか1つ以上を有する
    ことを特徴とする学務統合支援システム。
  6. 請求項3記載の学務統合支援システムであって、前記生涯IDは親族関係の情報で他の生涯IDと対応付けられる
    ことを特徴とする学務統合支援システム。
  7. 学校に関連する業務を支援するためのサーバ装置を有する学務統合支援システムの支援方法であって、
    前記サーバ装置は、
    装置全体を制御するCPUと、
    外部からの情報を受け付ける入力部と、
    受付けられた情報を格納するメモリとを備え、
    入学希望者ないしその保護者による学校法人への接触情報を前記入力部で受け付けて取得し、
    前記CPUが取得した接触情報を前記メモリに格納するとともに、前記接触情報に関連付ける生涯IDを入学希望者毎に生成し、生成した前記生涯IDにより1つの学校内または複数の学校で異なる複数の学務情報を一元的に管理する
    ことを特徴とする学務統合支援システムの支援方法。
  8. 請求項7記載の学務統合支援システムの支援方法であって、前記生涯IDは、前記CPUによって前記学校法人傘下の各学校の学生それぞれに付与される学籍番号情報と対応付けられ、対応結果を前記メモリに格納される
    ことを特徴とする学務統合支援システムの支援方法。
  9. 請求項8記載の学務統合支援システムの支援方法であって、前記生涯IDは、前記接触情報が生成された時間情報と、前記入学希望者の性別情報を少なくとも含む
    ことを特徴とする学務統合支援システムの支援方法。
  10. 請求項7記載の学務統合支援システムの支援方法であって、前記学務情報は、
    学籍番号、氏名、性別、郵便番号、住所、電話番号、学校・学部・学科、学年、クラスで構成される基本情報と氏名、住所、連絡先、金融機関情報で構成される保護者情報を有し、
    出身学校情報、委員会情報、クラブ情報、通学経路情報のいずれか1つ以上を含む学生情報を少なくとも有する
    ことを特徴とする学務統合支援システムの支援方法。
  11. 請求項10記載の学務統合支援システムの支援方法であって、前記前記学務情報は更に、
    (1)出欠席情報またはカレンダ情報を管理する出欠席情報
    (2)教科、授業、素点、選択・必須、男女別の情報を管理する成績情報
    (3)ボランティアないしインターシップでの活動情報を管理する活動記録情報
    (4)担任、専任、講師、学年主任、科目主任、教務主任、副校長/教頭、校長、事務、事務長等の責任範囲と権限に応じた権限情報を管理するアクセス権限情報
    (5)PTA役員情報及び連絡先情報を管理するPTA情報
    (6)入試説明会情報及び願書情報を管理する入試管理情報
    (7)進級、進学、必須・選択科目に関する情報を管理するクラス編成情報
    (8)卒業生または同窓生の進学先、就職先、住所変更、電話番号変更、氏名変更(結婚等)、死亡管理、連絡拒否の情報を管理する同窓会情報
    (9)学費、PTA会費などの校用費情報、金融機関情報、納入日・納入状況の情報を管理する学費情報
    (10)定点管理及び面談記録の用途別管理情報であるカルテ情報
    (11)所属クラブ名、入部日、退部日、役職、所属委員会名、入会日、退会日、役職の情報を管理するクラブ・委員会情報
    (12)学校説明会、学校相談会、オープンキャンパス、模擬授業参観による学校イベント情報、開催日、開催時間、開催内容、参加者の情報で構成する学校説明会情報
    のいずれか1つ以上を有する
    ことを特徴とする学務統合支援システムの支援方法。
  12. 請求項9記載の学務統合支援システムの支援方法であって、前記生涯IDは親族関係の情報で他の生涯IDと対応付けられる
    ことを特徴とする学務統合支援システムの支援方法。
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