JP2006215358A

JP2006215358A - 電子写真方式印刷装置のベルトユニット

Info

Publication number: JP2006215358A
Application number: JP2005029198A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Oba; 徹也大場; Isao Nakajima; 勇夫中嶋; Akira Sawahata; 昌澤畑; Akihiko Yamazaki; 彰彦山崎
Original assignee: Ricoh Printing Systems Ltd
Current assignee: Ricoh Printing Systems Ltd
Priority date: 2005-02-04
Filing date: 2005-02-04
Publication date: 2006-08-17

Abstract

【課題】
比較的大口径のループ状無端ベルトを交換時、特に装填する際、ベルトを支える部材がないため両腕を大きく広げ無理な姿勢で装填を行う必要がある。ベルトの内径がφ５００ｍｍを越えるような大口径なループ状ベルトの場合、装填時に傷や折れを引き起こす。
【解決手段】
ループ状に形成された中間転写体ベルト等の無端ベルトを有しが、該無端ベルトは搬送ローラ、従動ローラ、及びテンションローラによって懸架されてなる電子写真方式印刷装置ベルトユニットにおいて、前記無端ベルトの脱着時に該無端ベルトを重力方向に支える脱着プレートを設けた。
【選択図】図２

Description

本発明は、比較的大きな口径となるループ状無端ベルトを有する電子写真式印刷装置のベルトユニットに関する。

従来技術の一例を、図１を用いて説明する。

電子写真式印刷装置の画像形成部（印写部）は基本的に感光体５、帯電器３、ＬＥＤやレーザ等の光源４、現像機６、第一転写器１６及び感光体清掃機２よって構成される。感光体５表面に形成された感光体５の電位をコロナ放電等で帯電器３によって一様に帯電させ、次いで、光源４にて露光し印刷画像の静電潜像が形成される。感光体５は現像機６によって前記静電潜像にそって粒状トナーが静電力で引き付けられ付着して可視化する。感光体５上に可視化されたトナーはコロナ放電もしくはトナーと逆極性の電圧が印加されたゴムローラ等でできた第一転写器１６で中間転写体ベルト１２に静電力で引き付けられ転写する。全てが転写することが無いためトナーは感光体清掃機２にてブラシもしくはブレード等の手段で清掃される。中間転写体ベルト１２はモータ等の駆動源（非図示）によって回転駆動する駆動ローラ８によって搬送され、従動ローラ１０によって搬送経路が形成される。また、中間転写体ベルト１２の張力はテンションローラ９で与えられる。テンションローラ９は両端に配設したバネ１１で張力付与を行っている。各感光体によって順次各々の色が中間転写体ベルト１２上に転写されることで多色のトナー画像が中間転写体ベルト１２上に形成される。形成された多色トナー画像は第二転写器１７によって用紙１に転写される。更に、転写しきれなかったトナーは中間転写体清掃機１３にてブラシもしくはブレード等の手段で清掃される。転写された用紙１上のトナー像は図示しない定着機に送られ、加熱加圧されて用紙１上に固着する。

また、ループ状ベルトの交換容易化の技術についても知られている（例えば、特許文献１参照。）。

特開２００２−４０９０２号公報

上記従来技術においては、機構部構成では中間転写体ベルトのような大口径の無端ベルトの交換時、特に装填する際、ベルトを支える部材がないため両腕を大きく広げて無理な姿勢で装填を行う必要がある。ベルトの内径がφ５００ｍｍを越えるような大口径なループ状ベルトの場合、装填時に傷や折れを引き起こす。

本発明の目的は、比較的大口径のループ状ベルトを装着する際、傷や折れを引き起こさずに容易に交換が行える機構を提供することにある。

上記の目的は、ループ状無端ベルト内側にベルトを重力方向に支えるプレートを内在させ、前記プレートがループ状無端ベルト装填方向に平行移動可能にすることで達成される。

本発明によれば、比較的大口径のループ状ベルトを装着する際、傷や折れを引き起こさずに容易に交換が行える。

以下に、本発明の実施例を図２、図３によって説明する。

図１、図２において、機構部の基本構成は図１の従来技術と同様に、感光体５の周囲に帯電器３、ＬＥＤやレーザ等の光源４、現像機６、第一転写器１６、感光体清掃機２及び中間転写体ベルト１２、第二転写器１７で用紙１に画像を形成する。これらを、印写機構部と称す。

本発明では、中間転写体ベルトユニット７内部に脱着用の脱着プレート１４を実装し、脱着プレート１４はスライドレール１５にて中間転写体ベルトユニット７に取り付けられている。図示しないが、駆動ローラ８、従動ローラ１０及びテンションローラ９の端部にはテーパを有した鍔状のベルト案内用ブロックを取り付けると有効である。

上記構成により、図３（取り外し状態）に示すように、中間転写体ベルト１２は脱着プレート１４上に乗った状態でベルトの装填が行える。

なお、本発明における構成は中間転写ベルトに限ったものではなく、例えば、表面に感光体層を有したベルトのように比較的大口径のループ状無端ベルトにも転用できる。

従来の技術における構成を示す概略説明図である。本発明を説明する概略説明図である。本発明におけるベルト装填時の状態を示す斜視図である。

符号の説明

１は用紙、２は感光体清掃機、３は帯電器、４は光源、５は感光体、６は現像機、７は中間転写体ベルトユニット、８は駆動ローラ、９はテンションローラ、１０は従動ローラ、１１はバネ、１２は中間転写体ベルト、１３は中間転写体清掃機、１４は脱着プレート、１５はスライドレール、１６は第一転写器、１７は第二転写器である。

Claims

ループ状に形成された中間転写体ベルト等の無端ベルトを有し、該無端ベルトは搬送ローラ、従動ローラ、及びテンションローラによって懸架されてなる電子写真方式印刷装置、のベルトユニットにおいて、前記無端ベルト脱着時に該無端ベルトを重力方向に支える脱着プレートを設けたことを特徴とする電子写真方式印刷装置のベルトユニット。
前記脱着プレートは、前記無端ベルトを抜き差しする方向に平行移動可能としたことを特徴とする請求項１記載の電子写真方式印刷装置のベルトユニット。
前記無端ベルトは、表層に感光体を塗布しことが特徴とする請求項１または２記載の電子写真方式印刷装置のベルトユニット。