JP2006214586A - 液圧式マウント - Google Patents

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    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/26Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
    • F16F13/268Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions comprising means for acting dynamically on the walls bounding an equilibration chamber

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Abstract

【課題】 設計上簡単な構造を有し、かつ安価に製造することができ、広範な周波数範囲にわたって、柔軟に使用することができる液圧式マウントを提供する。
【解決手段】 本発明の液圧式マウントは、ばね装置を介して弾力的にかつ互いに相対的に可動であるように配置可能な接続エレメント(1、2)と、流体で満たされている少なくとも1つの第1の室(4)と、少なくとも1つの部分的に柔軟な第1のダイアフラム(12)とからなる液圧式マウントに関し、第1のダイアフラム(12)が、少なくとも1つの更なる室(8)中に袋状に延在し、この更なる室(8)が空気圧式切換チャンバ(9)と連絡しているものにおいて、第1の室(4)から更なる室(8)への流体の案内として機能する流路(7)を形成する流路形成手段(10、11)が備えられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は液圧式マウントに関する。より詳細には、本発明は、ばね装置を介して弾力的にかつ互いに相対的に可動であるように配置可能な接続エレメント(複数)と、流体で満たされている少なくとも1つの第1の室と、少なくとも1つの更なる室中に袋状に延在し、部分的に柔軟な少なくとも1つの第1のダイアフラムとを備え、この更なる室が空気圧式切換チャンバと連絡、関連して設けられている液圧式マウントに関する。
上記のような液圧式マウントは、従来技術より既に公知である。この公知の液圧式マウントは、自動車エンジンのアイドリングによって励起された振動周波数でしばしば硬化する。そこで、減衰作動状態から動的吸振作動状態に切り換えることができる液圧式マウントが開発された。
いくつかの液圧式マウントを使用し、流体で満たされている2室間を能動的に接続したり、閉鎖することにより、走行中の、走行状態の車内の良好な音響状態を達成することができる。このような液圧式マウントは公知である(例えば特許文献1参照)。この液圧式マウントは1つのチャンバを含み、このチャンバには圧縮可能なコイルばねが組み込まれている。コイルばねを圧縮することにより流体の通過が開始される。この構造の場合には相当な取付け高さを必要とする切換装置が備えられている。
流体で満たされている2つの室が相互に接続されている液圧式マウントが公知である(例えば特許文献2参照)。この液圧式マウントでは、下の室が第2のダイアフラムによってその境界を画定され、第2のダイアフラムの横隣りにもう1つのダイヤフラムが配置され、そのダイヤフラムは空気圧により作動される空気圧式動的吸振チャンバ内に突出し、そこにもう1つの室が形成される。このもう1つの室は下の室に接続することも、また下の室に対して遮断することも可能である。しかしながら、この液圧式マウントは、動的吸振チャンバが少ない流体量しか収容することができないので、動的吸振効果が著しく小さな程度でしか実現することができず、不利である。
流体で満たされている2つの室が相互に接続されている液圧式マウントが公知である(例えば特許文献3参照)。特許文献3に記載の液圧式マウントは、切換チャンバ中に突出している柔軟なダイアフラムを含む。この切換チャンバは空気圧により作動する室として形成されている。しかしながらダイアフラムは著しく平坦に、薄く形成されている切換チャンバ内にわずかに突出するに過ぎず、その結果、切換チャンバ内には少量の流体しか収容することができない。したがって動的な吸振効果はわずかな程度でしか実現されない。
流体で満たされている室が、柔軟なダイアフラムによってガス充填されている室から分離されている液圧式マウントが公知である(例えば特許文献4参照)。このガス充填されている室に、負圧もしくは正圧を適用することができる。この圧力の適用は間欠的に行なうことができる。この液圧式マウントの場合には、導管が長いこと及び、ガス充填されている室が大きな容積を有することが欠点である。
これらの公知の液圧式マウントは、構造に関連する欠点を有するか、又は満足のできる動的な吸振効果をもたらすことができない。
欧州特許第0840035号明細書 欧州特許第1176336号明細書 欧州特許第0984193号明細書 独国登録特許第19719352号明細書2004.03.18
本発明は、上記の形式の液圧式マウントを、設計の点で簡単な構造とし、かつ製造を安価に実施し、広範にわたって柔軟に使用することができるように発展させかつ形成することを課題とする。
本発明によれば、先に挙げた課題は、ばね装置を介して弾力的にかつ互いに相対的に可動であるように配置可能な接続エレメントと、流体で満たされている少なくとも1つの第1の室と、少なくとも1つの部分的に柔軟な第1のダイアフラムとからなる液圧式マウントであって、第1のダイアフラムが、少なくとも1つの更なる室中に袋状に延在し、この更なる室が空気圧式切換チャンバと連絡、関連して設けられているものにおいて、第1の室から更なる室への流体の案内として機能する流路を形成する流路形成手段が備えられていることを特徴とする液圧式マウントによって解決される。すなわち上記課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載の特徴によって解決される。これによれば、上記の形式の液圧式マウントは、第1の室から更なる室への流体又は流体の容積の案内として機能する流路を形成する流路形成手段が備えられていることによって特徴づけられている。
本発明によれば、流体の質量を適切なばね装置と関連、結合させ、振動を動的に吸収するための流体質量として利用可能であることが分かった。更なる段階で、このことが振動する流体柱によって特に効果的に実現可能であることが分かった。この流体柱の質量は、流路の設計上の構成に依存する。続いて、ばねと流体質量の振動挙動が、空気圧によって作動する空気圧式切換チャンバを利用して、減衰すべき周波数に完全に依存して相互に一致させることができ、それによって液圧式マウントの柔軟な使用が実現可能であり、液圧式マウントを広範に適用可能であることが分かった。これらの点で、本明細書において、設計の点で簡単な構造とし、常に柔軟に使用可能であることを保証する液圧式マウントが記載されている。このような液圧式マウントはその設計上の形状から特に安価に製造可能である。したがって先に記載した課題は、本発明による液圧式マウントによって解決される。
ばね装置に懸架ばね及び膨張可能な膨張ばねを含むことが可能である。膨張ばねは、支持用ゴムばね、遮断用ダイアフラムもしくはその他の形式のダイアフラムの流体圧力によって、その容積が可変となる柔軟性を有する。
流路を形成する流路形成手段は、流路に対して同心に配置されている。この具体的な形態においては、製造条件によって、一方向に傾き、テーパのついた流体柱を形成することが可能となる。これによって、例えばジャッキの原理の意味において、機械的に有利な効果を実現することが考えられる。例えば、流体柱がその上端にその下端よりも大きな断面積を有する場合が考えられる。そのような構成において、少なくとも1つの更なる室中に袋状に延在する柔軟なダイアフラムに、流体の圧力によって、懸架ばねの特に高い力を及ぼすことが可能である。この場合、流路形成手段を、複数の分離壁又は複数の分離壁の部分もしくは個々の分離壁の部分として形成することができる。このような構成によって、液圧式マウントの安定した構造、及び設計上簡単な構造をもたらすことが可能となる。
流路形成手段を円筒形の複数の部分又はセグメントから形成することができる。この場合、1つの管を画定する複数の部分又はセグメントによって流路を形成することができる。このような構成では、個々の部分を突き合わせ、かつこの突き合わされた箇所の領域とダイアフラムによって別の室に対する密閉をもたらす形態を特に考えることができる。このことにより、流路内の流体柱は、別の室に逸れることはできないが、チャンバと連絡している室中で直接、いわば小型の質量体として振動可能である構成が実現される。
流路形成手段に、ダイアフラムが当接可能な隔壁が含まれている。この具体的な形態によって、ダイナミックダンパチャンバとして機能するチャンバを、空間的に明確に画定することが可能となる。この場合、隔壁を、ダイアフラムの当接可能な底部と一体に形成することが可能である。この形態は、ダイアフラムが限定的かつ比較的小さな程度でしか伸ばされることがないために、柔軟なダイアフラムの寿命を長くすることができ、有利である。この点で、隔壁と底部は、ダイアフラムの伸び過ぎを防ぐための限定要素として機能している。
流路形成手段に、ある種のダンピング流路が含まれていてもよく、又はダンピング流路が機能的に接続されていてもよい。この形態では、ダンピング流路を、ダイナミックダンパ流路として機能する流路の周りに同心に配置することができる。この構成により、流体柱の付加的な案内がもたらされる。このダンピング流路によって、流体は、第1の室から、第1の室に隣接する室に流出可能となる。ダンピング流路は、その形状及び寸法に応じて、液圧式マウントの剛性に影響を及ぼす。ダンピング流路の出入口に著しく小さなものを選択する場合には、低周波で作用する減衰がもたらされ、流体質量が長い流路中で過度に緩慢であるために、長い流路中の流体が緩慢に変位するために、この液圧式マウントは、減衰をもたらす最大周波数よりも高い周波数において、硬化したマウントとして挙動する。
このような背景から、ダンピング流路を、ダイアフラムによる分割された二段式の流路として形成することができる。このダンピング流路内のダイアフラムによってダンピング流路の減衰効果が高められる。
流体柱が導き入れられるダイナミックダンパ流路として機能する流路を、中央に配置することができる。この構成では、特に、流路を液圧式マウントの軸に対して同軸に配置することができる。この具体的な形態によって、液圧式マウントにかかる力を流体柱に直接伝達することが可能となる。この流体柱の慣性質量が軸方向に配置された接続エレメントと直接相互作用可能であるために、この点で、流体柱内の流体質量の動的な吸振効果を最適に利用することができる。
流路の深さを、流路の幅よりも大きくすることができる。この具体的な形態は、アイドリング範囲内で、25〜80 Hzの範囲内の周波数を減衰するために、特別に長い流体柱を実現させたい場合に有利である。このことを背景に、流路の幅を流路の深さよりも大きく選択することもまた考えられる。この具体的な形態は、例えば150 Hzの範囲内の周波数を抑制するのに有利である。
ばね装置をエラストマーばねから形成することができ、このエラストマー製のばね装置は、そのばね特性によって拡大可能かつ縮小可能な室、つまり作動室、ワーキングチャンバを画定する境界をなす。このような場合、エラストマー製のばね装置が液圧式マウントの上端もしくは下端に配置され、かつ接続エレメントを含む構成を特に考慮することができる。この接続エレメントをエラストマーばねに加硫接合することができ、その際、エラストマーばね自体をエラストマーハウジングに加硫接合することができる。この具体的な形態によって、エラストマーばねの弾性的な性質を、特定の周波数範囲での絶縁に利用可能であるように適応させることができる。エラストマーばねが境界を画定する第1の室又は作動室に、流体で満たされた第2の室又は補償室を隣接配置することができる。このような構成によって、エラストマー製のばね装置に力がかかることにより、流体が第1の室から第2の室に流入可能である構成を実現可能である。ゴムばねが下部に配設されておりかつ車体に結合されている一連の構造が存在する。その場合、車体が補助フレームとして機能する。その理由は、より有利な温度比及びより良好な振動挙動が実現可能であることにある。
第2の室の境界を、少なくとも部分的に第2の柔軟なダイアフラムによって画定することができる。この第2の柔軟なダイアフラムを、流体を受容するための概略U字形のベローズとして形成することができる。このU字形ベローズは、補償室又は下向きに開いた室にまで延伸している。この具体的な形態によって、第1の室から第2の室に流入する流体を減衰のために受容することが可能となる。
切換チャンバ又は操作チャンバから延びる第1のダイアフラムと、U字形ベローズとして形成することができる第2のダイアフラムとを一体的に形成することができる。このような形態は、液圧式マウントを安価に製造する際に有利である。さらにこの形態は、液圧式マウントの上部と下部の間の密閉措置を最小限とすることができるという利点を有する。
第1の室と第2の室の間に第3のダイアフラムを配設することができる。第3のダイアフラムを設けることによって、耳で聞き取ることができる可聴範囲の振動を、この室によって遮断することができるという利点がもたらされる。その点で、複数の弾性要素の相互作用が実現可能であり、その際、各要素は特定の周波数範囲で有効となる。
第3のダイアフラムを、二段式のダンピング流路中にまで延伸させることができ、かつ第3のダイアフラムを分割された2つの部分から形成することができる。この具体的な形態によって、最終的に1つのみのダイアフラムを、2つの機能に対して使用することができるために、液圧式マウントを特別に安価に製造することが可能となる。この具体的な形態の場合には、第3のダイアフラムがダンピング流路の外壁領域に膜厚の薄い膜厚減少部を有し、この膜厚減少部がこの第3のダイアフラムをダンピング流路内のダイアフラム領域から絶縁するために利用可能であるという構成を考慮することができる。このような構成により、ダンピング流路外部のダイアフラムの機能に影響を及ぼすことなく、ダンピング流路内のダイアフラムが減衰機能を有する構成が実現され、有利である。
第3のダイアフラムと第1のダイアフラムを、一体に形成することができる。その場合、切換チャンバと連絡している室中に延在するダイアフラムを、クランプ箇所によって第3のダイアフラムから振動技術的に絶縁する構成を特に考慮することができる。このような具体的な形態によって、一方で1つのみのダイアフラムを使用して、したがって安価に製造することが可能となり、また他方でこのただ1つのダイヤフラムを2つの領域へ機能上完全に分離することができる。その場合、切換チャンバと連絡している室の内部の領域は、振動する流体柱による動的な吸振をもたらすのに利用され、他の領域は耳で聞き取ることができる周波数範囲内の振動を絶縁するのに利用される。
切換装置によって、液圧式マウントに4つの作動状態を生じさせることが可能となる。電子式切換装置を、切換チャンバへの圧力の適用を制御するために設けることができる。この制御を、負圧源、例えばインテークパイプもしくは真空ポンプによる負圧によって実施することができる。負圧源を、ブレーキ系統、集中ロックシステム又は自動車の他の操縦装置に組み込むことができる。このような具体的な形態によって、自動車に既に存在する構成部品の使用が可能となる。電子式切換装置を設けることにより、切換チャンバ、操作チャンバを特に正確かつ限定的に制御することができ、その点で有利である。
切換装置に、液圧式マウントの4つの作動状態を生じさせることができる切換弁を設けることができる。その場合、切換弁によって、液圧式マウントにより少ないもしくはより多い作動状態を生じさせることができる。切換弁を、供給装置におけるすきま容積を回避するために、特に気密に切換チャンバに取り付けることができる。
切換弁によって、切換チャンバを大気と隔離することができる。このことによって、切換チャンバ内に、エアクッションとして機能する圧縮可能な空気を所定の体積だけ閉じ込めることが可能となる。切換弁により切換チャンバを大気に接続することができる。このことによって、切換チャンバ内で、沈む流体質量を第1のダイアフラムの弾性的な性質のみにより支持することが可能となる。切換弁により切換チャンバに負圧をもたらすことができる。この構成では、切換弁によって真空を切換チャンバ内に生じさせることを特に考慮することができる。真空をもたらすということによって、第1のダイアフラムが切換チャンバの底部に引きつけられ、それによって弾性的に予荷重がかけられている状態をもたらすことができる。負圧の強さに応じて、第1のダイアフラムにもっぱら弾性的な予荷重をかけることができ、しかしながら底部に対して間隔をあけて、もしくは底部に直接接するように配設することもできる。第1のダイアフラムが底部に直接接している場合には、切換チャンバと連絡、関連して設けられている室内部の流体の質量はもはや振動しない。このような構成により、特に剛性の高い液圧式マウントをもたらすことができる。この液圧式マウントは、補償室から作動室、ワーキングチャンバを分離する2つの格子の間に配置される可動式のダイアフラムによって高周波絶縁を行う又は行わない通常の液圧式マウントと同様に作動する。
圧力の適用を間欠的に行なうことができる。この具体的な形態によって、そのつどのエンジン運転状態ならびにクランクシャフトドライブ及び燃焼に起因する振動に対して、液圧式マウントの動的な吸振特性を特に迅速に適合させることが可能となる。クランクシャフトドライブにより自由な慣性力及び慣性モーメントが生じる。
本発明の教示を有利に形成しかつ発展させるさまざまな可能性が存在する。これについては、一方で特許請求の範囲の請求項1に従属する請求項を参照することができ、他方で図面に基づく本発明の有利な実施例についての以下の説明を参照することができる。この図面に基づく本発明の有利な実施例についての説明に関連して、上記教示の一般的に有利な形態及び発展も説明する。
本発明は、ばね装置を介して弾力的にかつ互いに相対的に可動であるように配置可能な接続エレメント(1、2)と、流体で満たされている少なくとも1つの第1の室(4)と、少なくとも1つの部分的に柔軟な第1のダイアフラム(12)とからなる液圧式マウントに関し、第1のダイアフラム(12)が、少なくとも1つの更なる室(8)中に袋状に延在し、この更なる室(8)が空気圧式切換チャンバ(9)と連絡しているものにおいて、第1の室(4)から更なる室(8)への流体の案内として機能する流路(7)を形成する流路形成手段(10、11)が備えられていることを特徴とする。このような構成によって、設計上簡単な構造を有し、かつ安価に製造することができ、広範な周波数範囲にわたって、柔軟に使用することができる液圧式マウントを提供することができる。
図1は、ばね装置を利用して弾力的に、かつ互いに相対的に可動であるように配置可能な接続エレメント1、2を備えてなる液圧式マウントを示す。ばね装置にはエラストマーばね3が含まれ、このエラストマーばね3は、第1の室又は作動室、ワーキングチャンバ4の上側の境界を画定する。流体で満たされている作動室4に第2の室又は補償室5が隣接している。液圧式マウントの縦軸に対して同軸に流路7が形成され、この流路7は第1の室4から更なる室8への流体の容積を案内するように形成され、このもう1つの更なる室8は空気圧式切換チャンバ9と連絡、関連して設けられている。流路7は、分離壁の部分又は別々の複数の分離壁からなり、流路を形成する流路形成手段10及び11から構成されている。空気圧式切換チャンバ9と連絡、関連して設けられている更なる室8中に、部分的に柔軟な第1のダイアフラム12が袋状に延在している。
第1のダイアフラム12は、少なくとも部分的に柔軟な第2のダイアフラム13と一体的に結合され、この第2のダイアフラムは略U字形のベローズとして形成され、補償室5の下側の境界を画定している。
流路形成手段10及び11は、流路7に対して同心に配置され、本質的に円筒形の部分、セグメントとして形成されている。流路形成手段11は、ダイアフラム12が当接可能な隔壁として形成されている。流路形成手段10は、ダイアフラムにより上下の部分に分割された二段式の流路からなるダンピング流路として形成されている。
流路7はその深さより小さな幅、直径を有している。
図1に示す実施例では、第1の室又は作動室4と、第2の室又は補償室5の間に第3のダイアフラム14が配設されている。この第3のダイアフラム14は、流路形成手段10内に延在し、この流路形成手段10を上下2つの部分に分割している。第3のダイアフラム14は、流路形成手段10の外壁領域に膜厚の薄くなった膜厚減少部30を有する。
流路7は、第1の室又は作動室4から、空気圧式切換チャンバ9と連絡、関連して設けられている更なる室8へ、流体の容積を案内するように形成されている。
図2は、第3のダイアフラムが設けられていない、つまり絶縁膜のない、液圧式マウントを示す。さらに図2は、切換チャンバ9へ圧力を適用するための電子式切換装置15を概略的に示す。切換装置15は、液圧式マウントに4つの作動状態を生じさせることができる切換弁16を含む。切換装置15は、切換チャンバ又は操作チャンバ9と機能的に接続されている接続部17に設けられている。この図2の切換装置15は、図1の液圧式マウントの接続部17にも同様に設けることができる。切換弁16は、切換チャンバ9内の大気の量を一定とするように切換チャンバ9を大気から隔離し、切換チャンバ9を大気に接続し、さらに切換チャンバ9に負圧もしくは正圧を適用することができる。このような圧力の適用、すなわち切換チャンバと大気との接続状態の変更は間欠的に行なうことができる。切換弁16を電磁弁として形成することができる。図2に記載の切換装置15と結合された図1の液圧式マウントの作動方式は次のとおりである。
第1の作動状態では、切換弁16は制御管18が大気圧であるように閉じたままである。この限りでは切換チャンバ9内は大気圧であり、切換弁16により区切られた空間内には一定量の大気が閉じ込められている。液圧式マウント内で第3のダイアフラム14は減衰作用を有し、かつ絶縁膜として機能する。ダイナミックダンパ切換用ダイアフラムとして機能する第1のダイアフラム12は、流体に作用する圧力によって、切換チャンバ9内の空気を圧縮する程度に変形する。切換チャンバ9内の空気の圧力と第1のダイアフラム12の弾性は、ばねとして機能し、その際ダイナミックダンパ流路中の流体の質量は、エンジンのアイドリング回転数を上回る中間周波数で、例えば鳴動もしくは振動に対して有効に作用するダイナミックダンパとして機能する。走行中のガタツキに対する減衰は、部分絶縁するダイアフラム14と、流路形成手段10内のダンピング流路と、エアクッションにより保護された第1のダイアフラム12とによって得られる。
第2の作動状態では、切換弁16は切換チャンバ9を大気に接続する。この限りでは切換チャンバ9内は常に大気圧である。したがって第1のダイアフラム12によって得られる減衰は、作動状態1に比較して減少している。この状態では、流体の質量は、中間周波数で流路7を通って振動するダイナミックダンパとして機能する。この周波数範囲は、作動状態1の場合よりも低い。したがって液圧式マウントは、作動状態1の場合よりも音響的に穏やかに作動する。切換チャンバ9が十分に小さく寸法決めされていれば、第1のダイアフラム12が隔壁又は流路形成手段11の断面が鍋の様な略コの字形の支持部に当接し、第1のダイアフラム12はもはやそれ以上伸びることができないので、大きな励起振幅に対する減衰効果が高められる。
作動状態3の場合には、支持部として機能する隔壁又は流路形成手段11に第1のダイアフラム12の底が当接するように、切換弁16は切換チャンバ9に負圧を接続する。この状態では、切換チャンバ9内が真空であることによって第1のダイアフラムは隔壁11に当接して、実質上硬い壁が生じ、切換チャンバ9が流体の容積を受容することができず、待避用容積をもはや利用することができないために、流路7はダイナミックダンパ流路として機能しない。液圧式マウントは、切換装置15のない実施形態のごとく作動する。遮音はダイアフラム14によって得られる。流路形成手段10のダンピング流路によって得られる減衰作用は、その最大効果に達する。このような状態は、ダイアフラムが硬い高い剛性の壁で置換される場合に特に該当する。
作動状態4の場合には、流路7中の流体質量が切換チャンバ9によって振動されるように、切換弁16によって切換チャンバ9中に負圧を素早く間欠作用させる。ダイナミックダンパとして機能するこの流体の質量の振動周波数は、エンジンによる励振に適合され、その結果、流体の質量はマウントの抵抗をエンジンによる励振と同位相で低減させる。エラストマーばね3の断面積に対する流路7の断面積の液圧による機械的な有利さによってこの効果は増幅される。作動状態4は、ダイナミックダンパが間欠作動する状態を示している。ダイナミックダンパが、エンジンのアイドリング範囲に適合されている場合には、動的に吸振すべき振動が、走行中のガタツキ及び微小なガタツキによる振動に、周波数にしたがい密接に関係しているために、通常、その液圧式マウントにおいて、走行中のガタツキに対する減衰は低減される。流路7が、ダイアフラム12によってより高い周波数に適合されている場合には、走行中のガタツキに対する減衰が強化される。エンジン周囲の電子機器が、通常エンジン回転数に比例して変化する励振の周波数に追従する場合には、同時に変化するダイナミックダンパが得られ、このダイナミックダンパによってエンジン音響が改善され、エンジン振動が低減される。
液圧式マウントは、エンジン及びユニットマウントシステムの挙動に応じた全ての可能な作動状態を実施可能である必要はなく、したがって2つの作動状態しか実施することができない液圧式マウントもまた考慮される。
図3は、第3のダイアフラム14が第1のダイアフラム12と一体に形成されている液圧式マウントを示す。図1及び図2に関連して記載した4つの作動状態は、この液圧式マウントの場合に、類似のやり方で実施可能である。略U字形のベローズとして形成されている第2のダイアフラム13は、気密なエラストマー材料から形成されている。空気チャンバ19と第2の室又は補償室5の間に、第2のダイアフラム13により形成されているシールが配置されている。断面において、流路7の深さはその幅よりも大きい。流路7は縦長に形成されている。
エラストマーばね3は、その行程が制限されるように、略釣り鐘型のアルミニウム製スリーブ23中に収容されている。第3のダイアフラム14は格子20によって保護されている。さらにダンピング流路21が備えられている。隔壁11はカバー22と一体に形成され、このカバーはビードによって釣り鐘型のアルミニウム製スリーブ23と接合されている。
図4は、高周波においてダイナミックダンパ効果を達成可能な液圧式マウントを示す。約150 Hzの耳で聞き取ることができる高い周波数の場合に、特別に大きな流路7を必要とする動的な吸振が必要とされる。図4の場合には、流路7は更なる音響的な高周波絶縁用の第3のダイアフラムに必要とされる空間がない程度の大きさに設計されている。しかしながら、同時に、流路7が大きな直径を有することによって、図1に示す高周波絶縁用の第3のダイアフラム14をダイアフラム12で代替することが可能である。
良好なダイナミックダンパ効果は、流路7が可能な限り深い深さであり、その流路内の流体の多大な質量を必要とする。図4の液圧式マウントは、この要求に応じるように形成されている。図4に示す液圧式マウントのこの形態もまた、図1及び図2に関連して記載した4つの作動状態で作動させることができる。
図5は、袋状の第1のダイアフラム12が可能な限り少ない流体の質量を受容するように形成されている液圧式マウントを示す。この形態は、液圧式マウントがダイナミックダンパ周波数を上回る周波数の場合に位相転換によって得られた硬化を示す事実を考慮している。この場合には、車両内部の音響が著しく悪化する。この作用は、第1のダイアフラム12内に可能な限り少ない流体質量を受容することによって、最小化することができる。良好な遮音を第1のダイアフラム12によって実現するために、この第1のダイアフラムは、同心でめぐらされているダイアフラム湾曲部24を伴って形成され、このダイアフラム湾曲部は下部が構造化されている。この実施形態では、第1のダイアフラム12は、その底部が周縁部で下方に突出するように湾曲した湾曲部24を備えている。
図5のマウントもまた、図1及び図2に記載の液圧式マウントに対して説明した4つの作動状態で作動させることができる。
本発明の教示の更なる有利な形態及び発展に関して、一方で明細書の全般的部分が、また他方で添付の特許請求の範囲が参照される。
最後に、上記のような純粋に任意に選択した実施例を本発明による教示を詳論するためにもっぱら利用したが、本発明による教示がこの実施例に限定されるものではないことをとりわけ強く強調しておくこととする。
ダイアフラムにより分割されたダンピング流路を備えている液圧式マウントを示す図である。 切換チャンバに圧力を適用するための、概略的に示す電子式切換装置を備えている液圧式マウントを示す図である。 ダイナミックダンパ機能のための、縦長の流路を備えている液圧式マウントを示す図である。 深さとほぼ同じ幅を有するダイナミックダンパ流路を備えている液圧式マウントを示す図である。 深さより著しく大きな幅を有するダイナミックダンパ流路を備えている液圧式マウントを示す図である。
符号の説明
1 接続エレメント
2 接続エレメント
3 エラストマーばね
4 作動室
5 補償室
6 空気チャンバ
7 流路
8 更なる室
9 空気式切換チャンバ
10 流路形成手段
11 流路形成手段
12 第1のダイアフラム
13 第2のダイアフラム
14 第3のダイアフラム
15 電子式切換装置
16 切換弁
17 接続部
18 制御管
19 空気チャンバ
20 格子
21 ダンピング流路
22 カバー
23 スリーブ
24 湾曲部
30 膜厚減少部

Claims (20)

  1. ばね装置を介して弾力的にかつ互いに相対的に可動であるように配置可能な接続エレメント(1、2)と、流体で満たされている少なくとも1つの第1の室(4)と、少なくとも1つの部分的に柔軟な第1のダイアフラム(12)とからなる液圧式マウントであって、該第1のダイアフラム(12)が、少なくとも1つの更なる室(8)中に袋状に延在し、この更なる室(8)が空気圧式切換チャンバ(9)と連絡しているものにおいて、
    前記第1の室(4)から前記更なる室(8)への流体の案内として機能する流路(7)を形成する流路形成手段(10、11)が備えられていることを特徴とする液圧式マウント。
  2. 前記流路形成手段(10、11)が前記流路(7)に対して同心に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液圧式マウント。
  3. 前記流路形成手段(10、11)が円筒形の複数の部分から形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液圧式マウント。
  4. 前記流路形成手段(10、11)が、前記ダイアフラム(12)に当接可能な隔壁(11)を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液圧式マウント。
  5. 前記流路形成手段(10)が、ダンピング流路(21)を含むか、又はダンピング流路(21)と機能的に接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の液圧式マウント。
  6. 前記ダンピング流路(21)が、ダイアフラムにより分割された二段式の流路として形成されていることを特徴とする請求項5に記載の液圧式マウント。
  7. 前記流路(7)が前記液圧式マウントの軸に対して同軸に配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の液圧式マウント。
  8. 前記流路(7)の深さが当該流路の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の液圧式マウント。
  9. 前記流路(7)の幅が当該流路の深さよりも大きいことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の液圧式マウント。
  10. 前記ばね装置がエラストマーばね(3)からなり、このエラストマーばね(3)が前記第1の室(4)の境界を画定することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の液圧式マウント。
  11. 前記第1の室(4)に流体で満たされている第2の室(5)が隣接していることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の液圧式マウント。
  12. 前記第2の室(5)が少なくとも部分的に第2の柔軟なダイアフラム(13)によって境界を画定されていることを特徴とする、請求項11に記載の液圧式マウント。
  13. 前記第1のダイアフラム(12)と前記第2のダイアフラム(13)が一体に形成されていることを特徴とする請求項12に記載の液圧式マウント。
  14. 前記第1の室(4)と前記第2の室(5)の間に第3のダイアフラム(14)が配設されていることを特徴とする請求項12又は13に記載の液圧式マウント。
  15. 前記第3のダイアフラム(14)が、二段式のダンピング流路(21)中に延在し、当該ダンピング流路(21)を2つの部分に分割していることを特徴とする請求項14に記載の液圧式マウント。
  16. 前記第3のダイアフラム(14)と前記第1のダイアフラム(12)が一体に形成されていることを特徴とする請求項14に記載の液圧式マウント。
  17. 前記液圧式マウントに4つの作動状態を生じさせることができる電子式切換装置(15)をさらに含むことを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の液圧式マウント。
  18. 前記切換装置(15)が、前記切換チャンバ(9)に圧力を適用するための切換弁(16)を含むことを特徴とする請求項17に記載の液圧式マウント。
  19. 前記切換弁(16)が、前記切換チャンバ(9)を大気から隔離し、前記切換チャンバ(9)を大気に接続し、前記切換チャンバ(9)に負圧もしくは正圧を適用可能であることを特徴とする請求項18に記載の液圧式マウント。
  20. 前記圧力の適用が間欠に行われることを特徴とする請求項18又は19に記載の液圧式マウント。
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