JP3458320B2 - 液体封入式防振装置 - Google Patents

液体封入式防振装置

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JP3458320B2
JP3458320B2 JP6544797A JP6544797A JP3458320B2 JP 3458320 B2 JP3458320 B2 JP 3458320B2 JP 6544797 A JP6544797 A JP 6544797A JP 6544797 A JP6544797 A JP 6544797A JP 3458320 B2 JP3458320 B2 JP 3458320B2
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vibration
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茂樹 竹尾
隆 前野
正直 後藤
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に封入された
流体(液体)の流動作用に基づいて防振効果の得られる
ようにした液体封入式の防振装置に関するものであり、
特に、液室内の液体を特定の周波数にて加振する、その
加振装置を簡単な構造からなるようにするとともに、当
該加振装置を作動させることによって、アイドリング振
動の遮断、及び車両走行中におけるエンジンシェークの
減衰を図るようにした液体封入式防振装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】防振装置のうち、特に、自動車用のエン
ジンマウント等にあっては、動力源であるところのエン
ジンがアイドリング運転の状態から最大回転速度までの
間、種々の状況下で使用されるものであるため、広い範
囲の周波数に対応できるものでなければならない。従っ
て、このような複数の条件に対応させるために、内部に
液室を設けるとともに、当該液室内に特定の周波数にて
容積変化をする流体袋を設けるようにしたもの、あるい
はダイヤフラム等を介して区画形成される負圧室(平衡
室)を設けるようにした液体封入式防振装置が案出され
ており、例えば、特公平6−29634号公報等によ
り、すでに公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、アイドリング振動の入力に対しては、上記主室
内の液圧が上昇しないように上記流体袋あるいはダイヤ
フラム等を作動させ、これによってアイドリング振動に
対する防振装置全体の動バネ定数を低減化させるように
しているものである。また、一方、車両の走行中に問題
とされるエンジンシェークに対しては、上記流体袋ある
いはダイヤフラムにて形成される負圧室(平衡室)等に
負圧を連続的に導入するようにし、これによって上記ダ
イヤフラム等を吸引して上記負圧室(平衡室)の容積を
ゼロの状態にし、上記エンジンシェークの振動入力に対
して、上記主室内の液体を積極的にメインオリフィスを
経由して上記副室側へ流動させるようにしているもので
ある。すなわち、エンジンシェークの入力に対しては、
上記主室内の液圧を上昇させるようにしている。しかし
ながら、このような方式のものにおいては、車両の走行
中に、上記ダイヤフラムが、負圧によって常時負圧室
(平衡室)側へ吸引されたままの状態に置かれる頻度が
高くなる。その結果、ゴム膜等にて形成されるダイヤフ
ラムのへたり現象、あるいはダイヤフラムの負圧室(平
衡室)室壁への吸着現象等の生ずるおそれがある。この
ような問題点を解決するために、上記エンジンシェーク
に対しては、上記ダイヤフラムを負圧室(平衡室)側へ
吸引させなくとも高減衰特性を得ることのできるように
した液体封入式防振装置を提供しようとするのが、本発
明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、振動体
に取り付けられる上部連結部材と、車体側のメンバ等に
取り付けられる下部連結部材と、これら上部連結部材と
下部連結部材との間にあって上記振動体からの振動を吸
収及び遮断するインシュレータと、当該インシュレータ
の一部にてその室壁が形成されるものであって液体の封
入される主室と、当該主室に第一のオリフィス(第一オ
リフィス)を介して連結されるとともに、第一のダイヤ
フラム(第一ダイヤフラム)を、その室壁の一部とする
副室と、上記主室に第二のオリフィス(第二オリフィ
ス)を介して連結されるとともに当該主室内の液体が導
入されるように形成された第三の液室(第三液室)と、
当該第三液室に対して、上記第一ダイヤフラムよりも高
いバネ定数を有する第二のダイヤフラム(第二ダイヤフ
ラム)にて区画形成されるものであって、大気圧及び負
圧のうち、いずれか一方のものが導入されるように形成
された平衡室と、からなるようにするとともに、このよ
うな構成からなる上記平衡室に、負圧及び大気圧のうち
いずれか一方のものを導入させるように切換作動をす
る切換手段を設け、更に、当該切換手段の切換作動を制
して、上記平衡室に負圧と大気圧をエンジン振動に同
期させた状態で交互に導入させて上記第二ダイヤフラム
を加振する状態と、上記平衡室を大気開放の状態にして
上記第一オリフィスに液体を流動させる状態とに切り換
える制御手段を設けるようにした構成を採ることとし
た。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては次のような作用を呈することとなる。
すなわち、アイドリング振動に対しては、上記切換手段
を作動させることによって、上記平衡室内へ、負圧また
は大気圧を特定の周波数をもって交互に導入させるよう
にする。すなわち、上記切換手段を特定の周波数にて作
動させることによって、上記平衡室内の圧力(容積)を
変化させ、これによって、上記インシュレータを介して
入力されるアイドリング振動によって生ずる上記主室内
の液圧変動を吸収するようにする。その結果、上記イン
シュレータ及び本防振機構部にて形成されるバネ系の動
バネ定数が低下することとなる。特に、この場合、本発
明のものにおいては、上記第二ダイヤフラムの作動によ
って圧力変動を受ける第三液室と上記主室との間が、所
定の容積を有する第二オリフィスにて連結されるように
なっており、この第二オリフィス内の液体が、上記平衡
室の作動、すなわち、第二ダイヤフラムの作動によっ
て、上記主室内の液体の液圧変動と共振するようになっ
ている。従って、本防振機構部全体にて形成される発生
力(振動エネルギー)の、その変化状態は、高周波成分
のノイズ等を含まない、正弦波の状態となり、これによ
って、アイドリング振動の吸収及び遮断が的確に行なわ
れることとなる。また、上記アイドリング振動の遮断に
関連して生ずるおそれのある高周波振動の発生等も回避
することができるようになる。
【0006】また、上記アイドリング振動よりも更に低
周波数の振動であるエンジンシェークに対しては、上記
主室と副室との間を連結する第一オリフィス内を、上記
液体が流動するようにし、これによって、エンジンシェ
ークの吸収及び遮断を行なうこととする。すなわち、上
記主室内へエンジンシェークの振動が入力(振動入力)
すると、上記主室内の液体は、圧力を受け、上記第二オ
リフィス及び第三液室等を介して上記第二ダイヤフラム
を下方へ移動させようとする。しかしながら、上記平衡
室を形成する第二ダイヤフラムは、上記副室の一部を形
成する第一ダイヤフラムよりも、そのバネ定数の高い、
いわゆる変形のしにくいものとなっている。従って、上
記主室内へのエンジンシェークの入力に対しては、上記
第二ダイヤフラムの変形及び当該第二ダイヤフラムにて
区画形成される平衡室の容積変化の前に、上記主室内の
液体は上記第一オリフィスを経由して副室側へと流動す
るようになる。この第一オリフィス内における液体の流
動運動によって高減衰特性(高減衰力)が得られること
となり、上記エンジンシェークは抑え込まれる(減衰さ
れる)こととなる。
【0007】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。その特徴とするところは、上記平
衡室を形成する第二ダイヤフラムを、全体的に変形のし
にくい構造としたことである。すなわち、液体封入式防
振装置において、上記第二ダイヤフラムを、その中央部
付近であって上下両面側に、上記平衡室の下面部を形成
する仕切板及び上記主室と上記第三液室との間を仕切る
プレートの双方に常時接触するストッパ状の凸起部を有
する構成からなるようにしたことである。このような構
成を採ることにより、本発明のものにおいては、まず、
アイドリング振動に対しては、上記切換手段の作動によ
って上記平衡室に負圧または大気圧のうちのいずれか一
方のものが所定のサイクルをもって導入される。これに
よって、上記第二ダイヤフラムは、上記凸起部の存在し
ない平面部の弾性変形等によって変形(変位)をし、当
該第二ダイヤフラムの上方に設けられている第三液室内
の液体を加振する。その結果、この加振力が第二オリフ
ィスを介して主室内に伝播され、当該主室内の液圧上昇
を抑止させるように作用する。これによってアイドリン
グ振動入力時における本防振装置全体の動バネ定数の低
減化が図られることとなる。
【0008】一方、エンジンシェークに対しては、上記
切換手段を作動させて、上記平衡室を大気開放の状態に
する。このような状態において、上記主室内にエンジン
シェークが入力すると、これに応じて上記主室内の液圧
変動は、上記第二オリフィス及び第三液室を介して第二
ダイヤフラムのところにも伝播されて来る。しかしなが
ら、本第二ダイヤフラム自身は、凸起部の存在により、
その変形領域が狭くなっており、全体的に変形(変位)
しにくいようになっている。従って、上記主室内の液体
は、第一オリフィスを通じて、変形のしやすい第一ダイ
ヤフラムにてその室壁が形成される副室側へと流動する
ようになる。この第一オリフィスへの液体の流動運動に
よって、本防振装置における高減衰特性(高減衰力)が
得られることとなる。この高減衰力によって上記エンジ
ンシェークは抑え込まれる(減衰される)こととなる。
【0009】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1及び
請求項2記載のものと同じである。その特徴とするとこ
ろは、上記第三液室と上記平衡室との間を区画する第二
ダイヤフラム周りの構成を、ゴム膜状のダイヤフラム
と、当該ゴム膜状ダイヤフラムを、常時、上記第三液室
側へ押し戻すように作動するスプリングと、からなるよ
うにしたことである。このような構成を採ることによ
り、本発明のものにおいても、上記請求項1及び請求項
2記載のものと同様、アイドリング振動に対しては、上
記切換手段を作動させることによって、エンジン負圧及
び大気圧を上記平衡室に交互に導入させ、これによって
上記第二ダイヤフラムを上記スプリングのバネ反力に抗
した状態で変形させ、最終的には上記主室内の液圧上昇
を生じさせないようにしている。その結果、アイドリン
グ振動に対する本防振装置全体の動バネ定数が低減化
し、アイドリング振動の遮断が図られることとなる。
【0010】また、エンジンシェークに対しては、上記
第二オリフィス及び第三液室を介して上記第二ダイヤフ
ラム側へ伝播される圧力を、上記スプリングのバネ反力
にて支え、上記第二ダイヤフラムを変位(変形)させな
いようにする。その結果、上記主室内の液体は、変形の
しやすい第一ダイヤフラムにて、その室壁の一部が形成
される副室側へと、上記第一オリフィスを経由して流動
することとなる。この主室内の液体の上記第一オリフィ
ス内への流動運動によって、高減衰特性が得られること
となり、最終的にエンジンシェークの減衰(抑止)が行
なわれることとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の基本的な実施の形態であ
る第一の実施の形態について、図1及び図2を基に説明
する。本第一の実施の形態にかかるものの、その構成
は、図1及び図2に示す如く、振動体に取り付けられる
上部連結部材6と、車体側のメンバ等に取り付けられる
下部連結部材9と、これら上部連結部材6と下部連結部
材9との間にあって上記振動体からの振動を吸収及び遮
断するインシュレータ2と、当該インシュレータ2に対
して直列に設けられるものであって非圧縮性流体である
液体の封入される主室12及び副室16にて形成される
液室等からなる防振機構部1と、当該防振機構部1の一
部を形成するものであって、第三液室123との間に第
二ダイヤフラム11を介して区画形成される平衡室13
と、当該平衡室に負圧または大気圧のうち、いずれか一
方のものをエンジン振動に同期させた状態で交互に導入
させるように切換作動をする切換手段3と、当該切換手
段3の切換作動を制御する制御手段5と、からなること
を基本とするものである。
【0012】このような基本構成において、上記インシ
ュレータ2は、防振ゴム材等のゴム状弾性体からなるも
のであり、上記上部連結部材6に、その一方の端面が加
硫接着手段等により一体的に結合されるようになってい
るものである。そして、このようなインシュレータ2に
対して直列に設けられる防振機構部1は、上記インシュ
レータ2の下方部に、当該インシュレータ2に連続して
設けられるものであって液体の封入される主室12と、
当該主室12に第二オリフィス125を介して連結され
るとともに、当該主室12内の液体が導入されるように
形成された第三液室123と、当該第三液室123に対
して第二ダイヤフラム11にて区画形成されるものであ
って、負圧または大気圧の導入される平衡室13と、上
記主室12に対して仕切板14を介して設けられるもの
であって上記主室12と同様、液体の封入される副室1
6と、これら主室12と副室16との間を連結する第一
オリフィス15と、上記副室16の下方部に第一ダイヤ
フラム17を介して設けられるものであって、常に大気
の導入される空気室18と、からなることを基本とする
ものである。
【0013】このような構成からなる本防振機構部1を
形成する上記第二ダイヤフラム11周りの、その構成に
ついて説明する。本第二ダイヤフラム11は、上記主室
12に通ずる第三液室123と負圧または大気圧の導入
される平衡室13との間に設けられるようになっている
ものである。すなわち、その一方の面側(上面側)に
は、所定の容積を有する第二オリフィス125を介して
上記主室12内の液体が導入されるとともに、当該主室
12内の液圧変動が伝播されるように形成された第三液
室123が設けられるようになっているものである。そ
して、他方の面側(下面側)には、上記切換手段3の作
動に基づいて負圧または大気圧の導入される平衡室13
が設けられるようになっているものである。また、この
ような構成からなる本第二ダイヤフラム11は、副室1
6と空気室18との間を区画する第一ダイヤフラム17
よりも、その全体の変形剛性が高められるようになって
いるものである。すなわち、主室12内の液圧変動に対
して、上記第一ダイヤフラム17よりも変形(変位)の
しにくいように、高めのバネ定数が設定されるようにな
っているものである。但し、平衡室13に負圧が導入さ
れたときには、この負圧の力によって吸引(変位)され
得る程度のバネ定数(変形剛性)の範囲内に限定される
ようになっているものである。
【0014】このような構成からなる上記主室12と第
三液室123との間を連結する第二オリフィス125
は、本実施の形態のものにおいては、そのオリフィス径
が、上記主室12と副室16との間を連結する第一オリ
フィス15のものよりも、小さな値を有するようになっ
ているものである。すなわち、主室12内の液体は、本
第二オリフィス125よりも第一オリフィス15側へ流
動しやすくなっているものである。
【0015】なお、この第二ダイヤフラム11周りの構
成については、上記のものの外に、図2に示すような変
形例が考えられる。このものは、上記第二ダイヤフラム
11の変形剛性(バネ定数)を高めさせるために、本第
二ダイヤフラム11の中央部付近であって、その上下両
面側に、ストッパ状の凸起部111、111’を有する
ようになっているものである。そして、これら上下の各
凸起部111、111’のうち、その上側に設けられる
もの(111)の先端部は、上記主室12と上記第三液
室123との間を仕切るプレート124に接触するよう
になっているとともに、下側に設けられるもの(11
1’)の、その先端部は、平衡室13の下面部を形成す
る仕切板14に接触するようになっているものである。
【0016】これによって、本第二ダイヤフラム11
は、アイドリング振動に対しては、上記平衡室13への
負圧または大気圧の導入に応じて、上記凸起部111、
111’の変形によって、あるいは凸起部111、11
1’を有しない平面部112の変形(変位)によって、
変形すなわち振動をするようになっている。また、エン
ジンシェークに対しては、上記ストッパ状の凸起部11
1、111’が、本第二ダイヤフラム11全体の変形
(変位)を阻止することとなり、本第二ダイヤフラム1
1のバネ定数(変形剛性)は副室16側に設けられた第
一ダイヤフラム17よりも高い値を呈するようになって
いる。すなわち、主室12内の液体は、副室16側へ第
一オリフィス15を経由して流れるようになっている。
なお、この第二ダイヤフラム11の変形剛性(バネ定
数)を高めさせる手段としては、この外に、本第二ダイ
ヤフラム11の下方側、すなわち、平衡室13側に、所
定のバネ定数を有するものであって上記第二ダイヤフラ
ム11を常に上記第三液室123側へ押し戻すように作
動するスプリング115を設けるようにした構成からな
るものも考えられる(図3参照)。
【0017】次に、このような構成からなる上記平衡室
13へ、負圧または大気圧を適宜切換えた状態で導入す
るように作動する切換手段3は、三方弁等からなる切換
バルブ31と、当該切換バルブ31を駆動するソレノイ
ド32と、からなるものである。そして、このような構
成からなる上記切換バルブ31の大気圧導入ポート側に
は、大気圧の導入速度を負圧の導入速度とバランスさせ
るための調整用の絞り弁33が設けられるようになって
いる。また、負圧導入側には、所定の容量を有する共振
タンク35が設けられるようになっている。このような
共振タンク35を設けることによって、エンジン吸入負
圧等にて形成される負圧源から平衡室13までの距離
(配管距離)が長くなったような場合において、当該配
管内の抵抗等により生ずる上記平衡室13内に供給され
る負圧力の低下を防止するようにしているものである。
すなわち、このような共振タンク35を設けることによ
って、上記平衡室13内には、常に所定量の負圧が、所
定のサイクルをもって的確に供給されるようにし、これ
によって、上記第二ダイヤフラム11を大きな振幅値を
もって振動させるようにしているものである。
【0018】次に、このような構成からなる切換手段3
の切換作動を制御する制御手段5は、マイクロプロセッ
サユニット(MPU)等の演算手段を基礎に形成される
マイクロコンピュータ等からなるものであり、エンジン
等の振動体からの振動を検出して、当該振動に応じて上
記切換手段3の切換作動を制御するようになっているも
のである。
【0019】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作動態様等について説明す
る。すなわち、振動体側からの振動は、図1及び図2に
示す如く、上部連結部材6を介して、ゴム材等からなる
インシュレータ2へと伝播される。これに伴なって、当
該インシュレータ2は振動あるいは変形をして、上記入
力振動の大部分を吸収あるいは遮断をする。従って、大
半の振動は、このインシュレータ2のところで遮断され
ることとなるが、一部のものは、当該インシュレータ2
のところでは遮断されず、次の防振機構部1のところで
遮断されることとなる。次に、この防振機構部1におけ
る具体的な作用について説明する。まず、アイドリング
振動に対しては、上記切換手段3を作動させることによ
って、上記平衡室13内へ、負圧または大気圧を特定の
周波数をもって交互に導入させるようにする。すなわ
ち、上記切換手段3を特定の周波数にて作動させること
によって、上記平衡室13内の圧力(容積)を変化さ
せ、上記第二ダイヤフラム11を、その変形剛性(バネ
定数)に抗した状態で加振させる。これによって、上記
インシュレータ2を介して入力されるアイドリング振動
によって生ずる上記主室12内の液圧変動を、上記第三
液室123及び第二オリフィス125内の液体を振動さ
せることによって吸収する。その結果、上記インシュレ
ータ2及び本防振機構部1にて形成されるバネ系の動バ
ネ定数が低下することとなる。
【0020】特に、この場合、本実施の形態のものにお
いては、上記主室12には、所定の容積を有する第二オ
リフィス125を介して第三液室123が連結されるよ
うになっているので、上記平衡室13の作動にともなっ
て上記第二ダイヤフラム11が作動をすると、この作動
(振動)は上記第三液室123及び第二オリフィス12
5を介して、上記主室12内の液体へと伝播されること
となる。そして、このとき、本実施の形態のものにおい
ては、上記第三液室123と上記主室12との間を連結
する第二オリフィス125内の液体が、上記平衡室13
内の容積変化と共振するようになっているものである。
その結果、本防振機構部1全体にて形成される振動エネ
ルギーの発生状態は、正常な正弦波となり、その発生力
も大きな値を示すこととなる。これによって、アイドリ
ング振動の吸収及び遮断が的確に行なわれることとな
る。また、このアイドリング振動の遮断に関連して生ず
るおそれのある高周波成分の振動(ノイズ)について
も、上記第二オリフィス125内の液体の共振作用によ
り、その発生が抑止されることとなる。
【0021】また、上記アイドリング振動よりも更に低
周波数の振動であるエンジンシェークに対しては、上記
主室12と副室16との間を連結する第一オリフィス1
5内を、上記液体が流動するようにし、これによって、
エンジンシェークの吸収及び遮断を行なうこととする。
すなわち、本実施の形態のものにおいては、図1及び図
2に示す如く、まず、上記切換手段3を作動させて、上
記平衡室13を大気開放の状態にし、当該平衡室13の
ところに設けられた上記第二ダイヤフラム11を自由振
動が可能なようにする。このような状態において、上記
主室12内にエンジンシェークが入力すると、上記主室
12内の液圧変動は上記第二オリフィス125及び第三
液室123を介して、本第二ダイヤフラム11のところ
にも伝播されて来る。しかしながら、本第二ダイヤフラ
ム11は、例えば図2に示すものの如く、その中央部付
近のところにストッパ状の凸起部111、111’が設
けられているとともに、当該凸起部111、111’
は、その上下の先端部が主室12と第三液室123との
間を仕切るプレート124及び平衡室13の下面部を形
成する仕切板14のところに常に接触しており、本第二
ダイヤフラム11自身が、その上下方向に変形(変位)
しにくいようになっている。その結果、上記主室12内
の液体は、変形のしやすい第一ダイヤフラム17にてそ
の室壁が形成される副室16側へと、径の太い第一オリ
フィス15を経由して流動するようになる。この第一オ
リフィス15への液体の流動によって、本防振装置にお
ける高減衰特性(高減衰力)が得られることとなる。こ
の高減衰力によって上記エンジンシェークは抑え込まれ
る(減衰される)こととなる。なお、本実施の形態にお
いては、上記第二オリフィス125の径を上記第一オリ
フィス15の径よりも小さく設定したが、上記平衡室1
3を形成する第二ダイヤフラム11の剛性如何によって
は、これよりも、大きな値のオリフィス径としてもよ
い。すなわち、平衡室13を大気開放状態にした時に、
上記第一オリフィス15側へ液体が優先的に流れるよう
な、それぞれの径の値であればよい。
【0022】次に、本発明の第二の実施の形態につい
て、図3を基に説明する。このものも、その基本的な点
は、上記第一の実施の形態のものと同じである。その特
徴とするところは、上記第二ダイヤフラム11の背面側
に、常時主室12側へ、本第二ダイヤフラム11を押し
戻すように作動するスプリング115を設けるようにし
たことである。具体的には、図3に示す如く、その防振
機構部1の構成を、上記インシュレータ2の下方部に設
けられるものであって、非圧縮性流体である液体の封入
される主室12と、当該主室12と径の太い第一オリフ
ィス15を介して連結されるものであって、軟らかな第
一ダイヤフラム17にて区画形成される副室16と、当
該副室16の下方部に上記第一ダイヤフラム17を介し
て設けられるものであって、常に空気の導入される空気
室18と、上記主室12の下方部にプレート124を介
して区画形成される第三液室123と、当該第三液室1
23と上記主室12との間を仕切るプレート124のと
ころに設けられるものであって複数の開口部からなる第
二オリフィス125と、上記第三液室123の下方部に
設けられるものであって本第三液室123との間を区画
する第二ダイヤフラム11と、当該第二ダイヤフラム1
1を介して上記第三液室123に対して区画形成される
平衡室13と、からなることを基本とするものである。
【0023】このような基本構成において、上記平衡室
13と上記第三液室123との間を仕切る第二ダイヤフ
ラム11は、基本的にはゴム膜状の部材からなるもので
あるとともに、その裏側(下面側)のところには、本ゴ
ム膜部を保護するためのディスク状の補強板113が設
けられるようになっているものである。そして、当該補
強板113は、金属製プレート等の剛体にて形成される
ようになっているものである。このような構成からなる
本第二ダイヤフラム11の上記補強板113のところに
は、図3に示す如く、当該補強板113を介して、上記
第二ダイヤフラム11を、常時、上記第三液室123側
へ押戻す(押し上げる)ように作動するスプリング11
5が設けられるようになっているものである。このスプ
リング115は、多くの場合はコイルスプリング等から
なるものであり、このコイルスプリング115は、上記
第二ダイヤフラム11を、常時上方に押し上げ、延いて
は平衡室13の容積を常に確保するように設定されてい
るものである。
【0024】なお、このような構成からなる上記平衡室
13及び当該平衡室13の一部を区画形成する第二ダイ
ヤフラム11の上方部であって、上記主室12と第三液
室123との間に設けられるプレート124は剛体状の
プロテクタを形成するようになっているものである。こ
のプロテクタを兼用するプレート124は、振動体に連
結される上部連結部材6及びインシュレータ2等に大振
幅の振動が入力した場合に、これら上部連結部材6の下
端部66等が上記第三液室123と上記平衡室13を区
画形成する第二ダイヤフラム11に当たる(接触する)
のを防ぐようにしているものである。すなわち、本防振
装置のダウンストッパの役目を果たすとともに、上記第
二ダイヤフラム11の保護を図る役目を果たすようにな
っているものである。なお、このような構成からなる本
プレート124の各所には複数の開口部が設けられるよ
うになっており、この複数の開口部をもって、上記主室
12内の液体を上記第三液室123内に流動させるため
の第二オリフィス125を形成させるようにしているも
のである。
【0025】そして、このような構成からなる平衡室1
3内に、負圧または大気圧を適宜切換えた状態で導入す
るように作動する切換手段3は、上記第一の実施の形態
にかかるものと同様、三方弁等からなる切換バルブ3
1、及び当該切換バルブ31を駆動するソレノイド32
等からなるものである。また、このような切換手段3の
切換作動を制御する制御手段5も、上記第一の実施の形
態にかかるものと同様、マイクロプロセッサユニット等
の演算手段を基礎に形成されるマイクロコンピュータ
(CPU)等からなるものであり、エンジン等の振動体
からの振動を検出して、当該振動に応じて、上記切換手
段3の切換作動を制御するようになっているものであ
る。
【0026】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作動態様等について説明す
る。なお、本実施の形態のものも、その基本的な点は上
記第一の実施の形態のものと同じである。その特徴とす
るところは、上記第三液室123と上記平衡室13との
間を区画する第二ダイヤフラム11に関する、その周り
の構成を、ゴム膜状の第二ダイヤフラム11と、当該第
二ダイヤフラム11を、常時、上記第三液室123側へ
押し戻すように作動するスプリング115と、からなる
ようにしたことに起因するものである。すなわち、アイ
ドリング振動に対しては、上記切換手段3を作動させる
ことによって、エンジン負圧及び大気圧を上記平衡室1
3に交互に導入させ、これによって、上記第二ダイヤフ
ラム11を上記スプリング115のバネ反力に抗した状
態で変形させ、これによって、上記第三液室123内の
液体を加振し、最終的に上記主室12内の液圧上昇を生
じさせないようにしている。その結果、アイドリング振
動に対する本防振装置全体の動バネ定数が低減化し、ア
イドリング振動の遮断が図られることとなる。
【0027】また、エンジンシェークに対しては、上記
平衡室13を大気開放の状態にすることによって上記複
数の開口部からなる第二オリフィス125を介して、上
記主室12内の液圧変動が上記第三液室123内へと伝
播される。しかしながら、第三液室123の下方部に設
けられた第二ダイヤフラム11は、所定のバネ定数を有
するスプリング115によって、常時上方へ押し上げら
れるようになっているので、このスプリング115のバ
ネ反力(抗力)によって、上記第二ダイヤフラム11は
変位(変形)をしないようになる。その結果、上記主室
12内の液体は、変形のしやすい第一ダイヤフラム17
にて、その室壁の一部が形成される副室16側へと、上
記第一オリフィス15を経由して流動することとなる。
この主室12内の液体の第一オリフィス15内への流動
現象によって高減衰特性が得られることとなり、最終的
にエンジンシェークの減衰(抑止)が行なわれることと
なる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、平衡室を形成する第二
ダイヤフラムを副室の一部を形成する第一ダイヤフラム
よりも変形剛性の高い性状を有するものからなるように
し、これによって、アイドリング振動に対しては、この
変形剛性に抗した状態で上記第二ダイヤフラムを変形
(変位)させ、その結果、上記主室内の液圧変動を制御
し、最終的に、本液体封入式防振装置の動バネ定数の低
減化を図ることができるようにした。また、車両走行中
に問題とされる低周波数域のエンジンシェークに対して
は、上記第二ダイヤフラムを負圧にて吸引することな
く、高減衰特性を形成させることができるようになっ
た。その結果、アイドリング振動を初めとした各種振動
の遮断を図ることができるようになった。
【0029】また、上記平衡室を形成する第二ダイヤフ
ラムを変形剛性の高いものからなるようにしたので、本
ダイヤフラムのヘタリ等が防止されるようになり、防振
特性に変化の無い、安定したものを得ることができるよ
うになった。
【0030】更に、上記アイドリング振動に対して上記
平衡室を所定のサイクルにて作動(振動)させたとき
に、上記主室内の液体への加振力の、その変化状態を、
負圧導入時と大気圧導入時とで正常な正弦波を形成させ
るようにすることができるようになり、上記アイドリン
グ振動の遮断を的確に行なうことができるようになると
ともに、高周波成分からなるノイズ等を除去することが
できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる液体封入式防振装置の基本的な
実施形態を示す縦断面図である。
【図2】本発明にかかる液体封入式防振装置について
の、その変形例を示す縦断面図である。
【図3】本発明にかかる液体封入式防振装置について
の、他の実施形態(第二の実施の形態)を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 防振機構部 11 第二のダイヤフラム(第二ダイヤフラム) 111 凸起部 111’ 凸起部 112 平面部 113 補強板 115 スプリング 12 主室 123 第三の液室(第三液室) 124 プレート 125 第二のオリフィス(第二オリフィス) 13 平衡室 14 仕切板 15 第一のオリフィス(第一オリフィス) 16 副室 17 第一のダイヤフラム(第一ダイヤフラム) 18 空気室 2 インシュレータ 3 切換手段 31 切換バルブ 32 ソレノイド 33 絞り弁 35 共振タンク 5 制御手段 6 上部連結部材 66 下端部 9 下部連結部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−44767(JP,A) 実開 平4−110244(JP,U) 実開 平3−99251(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 13/00 - 13/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動体に取り付けられる上部連結部材と、
    車体側のメンバ等に取り付けられる下部連結部材と、こ
    れら上部連結部材と下部連結部材との間にあって上記振
    動体からの振動を吸収及び遮断するインシュレータと、
    当該インシュレータの一部にてその室壁が形成されるも
    のであって液体の封入される主室と、当該主室に第一の
    オリフィス(第一オリフィス)を介して連結されるとと
    もに第一のダイヤフラム(第一ダイヤフラム)を、その
    室壁の一部とする副室と、上記主室に第二のオリフィス
    (第二オリフィス)を介して連結されるとともに上記主
    室内の液体が導入されるように形成された第三の液室
    (第三液室)と、当該第三液室に対して、上記第一ダイ
    ヤフラムよりも高い変形剛性を有する第二のダイヤフラ
    ム(第二ダイヤフラム)にて区画形成されるものであっ
    て、大気圧及び負圧のうち、いずれか一方のものが導入
    されるように形成された平衡室と、から成るとともに、
    このような構成からなる上記平衡室に負圧及び大気圧の
    うちいずれか一方のものを導入させるように切換作動
    する切換手段を設け、更に、当該切換手段の切換作動を
    制御して、上記平衡室に負圧と大気圧をエンジン振動に
    同期させた状態で交互に導入させて上記第二ダイヤフラ
    ムを加振する状態と、上記平衡室を大気開放の状態にし
    て上記第一オリフィスに液体を流動させる状態とに切り
    換える制御手段を設けるようにしたことを特徴とする液
    体封入式防振装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液体封入式防振装置におい
    て、上記第二ダイヤフラムを、その中央部付近であって
    上下両面側に、上記平衡室の下面部を形成する仕切板及
    び上記主室と上記第三液室との間を仕切るプレートの双
    方に常時接触するストッパ状の凸起部を有する形態から
    なるようにしたことを特徴とする液体封入式防振装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の液体封入式防振装置におい
    て、上記第二ダイヤフラム周りの構成を、ゴム膜状のダ
    イヤフラムと、当該ゴム膜状ダイヤフラムを上記主室と
    連通する第三液室側へ常時押し戻すように作動するスプ
    リングと、からなるようにしたことを特徴とする液体封
    入式防振装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の液体封入
    式防振装置において、上記第二オリフィスのオリフィス
    径が上記第一オリフィスのオリフィス径よりも小さく設
    定されたことを特徴とする液体封入式防振装置。
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US10/747,172 US20040150146A1 (en) 1996-05-21 2003-12-31 Liquid-sealing type variation isolating apparatus

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