JP2006214468A - 円錐ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的に高速回転条件で、而も高荷重、振動衝撃荷重、及び合成荷重等が加えられている場合でも、保持器強度を十分に確保すること。
【解決手段】 (a)に係る円錐ころ軸受は、小鍔を無くした単列の内輪1と、外輪2と、その間に介装した円錐状転動体のころ3と、該ころ3ところ3との間を一定の間隔に保持してころ3に案内される籠型保持器4と、内輪小軌道径側(内輪軌道溝7)に取付けた弾性体小鍔輪10と、から構成されるものである。このように構成される円錐ころ軸受は、内輪1の小軌道径側に小鍔が設けてない為、全列のころ3を籠型の保持器4のポケットに入れてから、一緒に内輪軌道溝7に容易に装入し、その後、弾性体小鍔輪10を簡単に内輪小軌道径側部に装着することができる。この為に、保持器4に対して底押しによる尾部加締め或は頭部加締めを行わない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄道車両、自動車、建設機械及び鉄鋼圧延機等、殆どの業種の各種産業機器の回転軸を回転自在に支持する為に使用する円錐ころ軸受に関する。
特に、円錐ころ軸受に使われるかご型保持器に対して底押しによる尾部加締め或は頭部加締めを行わない為、比較的に高速回転条件で、而も高荷重、振動衝撃荷重、及び合成荷重等が加えられている場合でも、保持器強度が十分に確保できる。而も、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性が要求される例えば鉄道車両車軸又は駆動装置に好適に使用される。
従来、図4(a)に示すような一般の円錐ころ軸受は、内・外輪1,2、円錐状転動体のころ3、及び籠型の保持器4から構成され、内輪1には、大鍔5と小鍔6が設けてある。
その為、ころ3及び保持器4を内輪1に組込む時、先ず一列のころ3を保持器4のポケットに入れた後、一緒に、内輪1の小鍔6側から力押して、小鍔6を超えて内輪軌道溝に装入する。その後、保持器4に対して底押しをして、尾部加締め或は頭部加締めを行う。
また、図4(b)に示すような全表面タフトライド処理を施した籠型保持器付き円錐ころ軸受の場合は、保持器4に対して底押しを行ってはいけない為、ころ3と保持器4を、内輪1の小鍔を無くした内輪軌道溝7に装着した後、剛性体小鍔輪8を、内輪小軌道径側に焼き嵌めて挿入する。
なお、図4(a)は、従来例に係り、一般の籠型保持器付き円錐ころ軸受の縦断面図(実績品)であり、(b)は、従来例に係り、タフトライド処理を施した籠型保持器付き円錐ころ軸受の縦断面図(実績品)である。
ところで、図4(a)の一般の円錐ころ軸受は、内輪軌道溝に挿入する時、内輪1の小鍔6の外径面、ころ3の尾部面取部、及び保持器4のポケット面に傷を付ける恐れがある。
また、図4(b)の全表面タフトライド処理を施した保持器付き円錐ころ軸受は、図4(a)の諸問題点を解決できるが、剛性体小鍔輪8を内輪1の小軌道径側(内輪軌道溝7)に焼嵌めて取付ける工事は、かなり複雑で、単に作業時間が長く、コストが高い。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、比較的に高速回転条件で、而も高荷重、振動衝撃荷重、及び合成荷重等が加えられている場合でも、保持器強度を十分に確保することができ、而も、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性が要求される例えば鉄道車両車軸又は駆動装置に好適に使用される、円錐ころ軸受を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る円錐ころ軸受は、外軌道輪と内軌道輪と、その間に一列又は二列の円錐状転動体のころと、該ころところの間を一定の間隔に保持してころに案内される保持器とから構成された単列又は複列の円錐ころ軸受において、
内輪小軌道径側に、一箇所の割れ目を有する弾性体小鍔輪が取付けてあることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る円錐ころ軸受は、籠型保持器に対して、底押しによる尾部加締め或は頭部加締めが施してないことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る円錐ころ軸受は、ころ或は内輪或は外輪に案内されるリベット付き又は―体型又は櫛型のもみぬき保持器も使用することができることを特徴とする。
本発明によれば、円錐ころ軸受は、一般の円錐ころ軸受の内輪に対し、その小鍔部を改造して小鍔を無くす替りに、割れ目を有する弾性体小鍔輪を付ける。これにより、ころと籠型保持器とを一緒に改造後の内輪軌道溝に容易に装入し、保持器に対して底押しによる尾部加締め或は頭部加締めを行う必要はない。
同様に、円錐ころ軸受は、全表面タフトライド処理を施した保持器付円錐ころ軸受の内輪に焼嵌めて取付けた剛性体小鍔輪を無くすことができ、替りに、割れ目を有する弾性体小鍔輪を付ける。それで、剛性体小鍔輪を内縮小軌道径側に焼嵌めて取付ける複雑な工事は要らなくなり、作業時間もコストも節約できる。
本発明に係る円錐ころ軸受は、内輪、外輪、転動体、保持器、及び割れ目を有する弾性体小鍔輪から構成される単列円錐ころ軸受と、内輪、外輪、転動体、保持器、間座、及び割れ目を有する弾性体小鍔輪から構成れる複列円錐ころ軸受とがある。
このように構成される本発明の円錐ころ軸受は、内輪に小鍔がない為、全列のころを保持器のポケットに入れて一緒に内輪軌道溝に容易に装入し、その後、割れ目を有する弾性体小鍔輪を簡単に内輪の小軌道径側に装着することができる。この為に保持器に対して底押しによる尾部加締め或は頭部加締めを行わない。
尚、内輪に小鍔がない為、今まで円錐ころ軸受に使われた実績のない各タイプのもみぬき型保持器も簡単に使えるようになった。この為に使用設備及び使用箇所に応じてプレス加工の籍型保持器付だけではなく、より強度の強い各タイプのもみぬき型保持器並びにピンタイプ保持器なども容易に選んで使うことができるし、円錐ころ軸受の汎用化、低コスト化、更に製作の簡単化などに役に立つ。而も、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性もかなりよくなる。
本発明の単列又は複列の円錐ころ軸受は、内輪小軌道径側に小鍔が設けてない替りに、割れ目のある取付けと取外しの簡単な弾性体小鍔輪が取付けてある為、軸受に使われる保持器は、籠型保持器だけではなく、使用箇所及び使用設備に応じてより強度の強い各タイプのもみぬき型保持器、並びにピンタイプ保持器なども容易に選んで使うことができる。この為、比較的に高速回転条件で、而も高荷重、振動衝撃荷重、及び合成荷重等が加えられている場合でも、保持器の強度を十分に確保できる。また、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性が要求される、例えば鉄道車両車軸又は駆動装置に使用される場合はかなり効果を有する。
以下、本発明の実施の形態に係る円錐ころ軸受を図面を参照しつつ説明する。
(第1実施の形態)
図1(a)は、本発明の第1実施の形態に係り、籠型保持器付き単列の円錐ころ軸受の縦断面図であり、(b)は、本発明の第1実施の形態の第1変形例に係り、もみぬき型保持器付き単列の円錐ころ軸受の縦断面図であり、(c)は、本発明の第1実施の形態の第2変形例に係り、ピン型保持器付き単列の円錐ころ軸受の縦断面図である。
図2(a)は、本発明の実施の形態に係り、割れ目を有する弾性体小鍔輪の側面図であり、(b)は、その断面図である。
図1(a)の本実施の形態では、円錐ころ軸受は、小鍔を無くした単列の内輪1と、外輪2と、その間に介装した円錐状転動体のころ3と、該ころ3ところ3との間を一定の間隔に保持してころ3に案内される籠型保持器4と、内輪小軌道径側(内輪軌道溝7)に取付けた弾性体小鍔輪10と、から構成されるものである。
このように構成される円錐ころ軸受は、内輪1の小軌道径側に小鍔が設けてない為、全列のころ3を籠型の保持器4のポケットに入れてから、一緒に内輪軌道溝7に容易に装入し、その後、弾性体小鍔輪10を簡単に内輪小軌道径側部に装着することができる。この為に、保持器4に対して底押しによる尾部加締め或は頭部加締めを行わない。これにより、円錐ころ軸受の製作簡単化、低コスト化、更に汎用化などに役に立つ。而も、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性もかなりよくなる。
なお、図2に示すように、弾性体小鍔輪10は、一箇所の割れ目(Δ)を有している。その断面形状(S)は、丸形(径d)、矩形、及び台形等適当な断面であり、また、その材質は、樹脂、金属などであるが、特に限定されない。
このように、本実施の形態によれば、円錐ころ軸受は、一般の円錐ころ軸受の内輪に対し、その小鍔部を改造して小鍔を無くす替りに、割れ目を有する弾性体小鍔輪10を付ける。これにより、ころと籠型保持器4とを一緒に改造後の内輪軌道溝に容易に装入し、保持器4に対して底押しによる尾部加締め或は頭部加締めを行う必要はない。
同様に、円錐ころ軸受は、全表面タフトライド処理を施した保持器付き円錐ころ軸受の内輪1に焼嵌めて取付けた剛性体小鍔輪8を無くすことができ、替りに、割れ目を有する弾性体小鍔輪10を付ける。それで、剛性体小鍔輪8を内輪小軌道径側に焼嵌めて取付ける複雑な工事は要らなくなり、作業時間もコストも節約できる。
このように構成される本実施の形態の円錐ころ軸受は、内輪1に小鍔がない為、全列のころ3を保持器4のポケットに入れて一緒に内輪軌道溝7に容易に装入し、その後、割れ目を有する弾性体小鍔輪10を簡単に内輪の小軌道径側に装着することができる。この為に保持器4に対して底押しによる尾部加締め或は頭部加締めを行わない。
以上から、比較的に高速回転条件で、而も高荷重、振動衝撃荷重、及び合成荷重等が加えられている場合でも、保持器4の強度を十分に確保できる。また、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性が要求される、例えば鉄道車両車軸又は駆動装置に使用される場合はかなり効果を有する。
(第1実施の形態の第1変形例)
図1(b)の変形例では、もみぬき型保持器付き単列円錐ころ軸受である。この軸受の特徴は、小鍔を無くした単列の内輪1と、外輪2と、その間に介装した円錐状転動体のころ3と、該ころ3ところ3との間を一定の間隔に保持してころ3に案内されるもみぬき型保持器4aと、内輪小軌道径側(内輪軌道溝7)に取付けた弾性体小鍔輪10と、から構成されるものである。
この軸受の構造の特徴は、より強度の強い各タイプのもみぬき型保持器4aを使用設備及び使用箇所に応じて容易に選んで使うことができる。これにより、円錐ころ軸受の汎用化、低コスト化、更に製作の簡単化などに役に立つ。而も、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性もかなりよくなる。この為、比較的に高速回転条件で、而も高荷重、振動衝撃荷重、及び合成荷重等が加えられている場合でも、保持器4aの強度を十分に確保できる。また、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性が要求される、例えば鉄道車両車軸又は駆動装置に使用される場合はかなり効果を有する。その他の構成、作用、及び効果は、上述した実施の形態と同様である。
(第1実施の形態の第2変形例)
図1(c)の変形例では、ピン型保持器付き単列円錐ころ軸受である。この軸受の特徴は、小鍔を無くした単列の内輪1と、外輪2と、その間に介装した円錐状転動体のころ3と、該ころ3ところ3との間を一定の間隔に保持してころ3に案内されるピン型保持器4bと、内輪小軌道径側(内輪軌道溝7)に取付けた弾性体小鍔輪10と、から構成されるものである。
この軸受の構造の特徴は、より強度の強いピン型保持器4bを使うことができる。この為に使用設備及び使用箇所に応じてプレス加工の籍型保持器付だけではなく、より強度の強い各タイプのピンタイプ保持器4bなども容易に選んで使うことができるし、円錐ころ軸受の汎用化、低コスト化、更に製作の簡単化などに役に立つ。而も、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性もかなりよくなる。以上から、比較的に高速回転条件で、而も高荷重、振動衝撃荷重、及び合成荷重等が加えられている場合でも、保持器4bの強度を十分に確保できる。また、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性が要求される、例えば鉄道車両車軸又は駆動装置に使用される場合はかなり効果を有する。
その他の構成、作用、及び効果は、上述した実施の形態と同様である。
(第2実施の形態)
図3は、本発明の第2実施の形態に係り、籠型保持器付き複列の円錐ころ軸受の縦断面図である。
本実施の形態では、籠型保持器付き複列円錐ころ軸受である。この軸受の特徴は、小鍔を無くした複列の内輪1と、二列の外輪2と、その間に介装した二列の円錐状転動体のころ3と、該ころ3ところ3との間を一定の間隔に保持してころ3に案内される二つの籠型保持器4と、外輪の間座9と、内輪小軌道径側(内輪軌道溝7)に取付けた二つの弾性体小鍔輪10と、から構成されるものである。
この軸受の構造の特徴は、籠型保持器付き複列円錐ころ軸受である。このように構成される複列の円錐ころ軸受は、内輪1に小鍔がない為、全列のころ3を保持器4のポケットに入れて一緒に内輪軌道溝7に容易に装入し、その後、割れ目を有する弾性体小鍔輪10を簡単に内輪の小軌道径側に装着することができる。この為に保持器4に対して底押しによる尾部加締め或は頭部加締めを行わない。以上から、比較的に高速回転条件で、而も高荷重、振動衝撃荷重、及び合成荷重等が加えられている場合でも、保持器4の強度を十分に確保できる。また、組立、点検及びメンテランス等の取扱容易性が要求される、例えば鉄道車両車軸又は駆動装置に使用される場合はかなり効果を有する。その他の構成、作用、及び効果は、上述した実施の形態と同様である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
(a)は、本発明の第1実施の形態に係り、籠型保持器付き単列の円錐ころ軸受の縦断面図であり、(b)は、本発明の第1実施の形態の第1変形例に係り、もみぬき型保持器付き単列の円錐ころ軸受の縦断面図であり、(c)は、本発明の第1実施の形態の第2変形例に係り、ピン型保持器付き単列の円錐ころ軸受の縦断面図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係り、割れ目を有する弾性体小鍔輪の側面図であり、(b)は、その断面図である。 本発明の第2実施の形態に係り、籠型保持器付き複列の円錐ころ軸受の縦断面図である。 (a)は、従来例に係り、一般の籠型保持器付き円錐ころ軸受の縦断面図(実績品)であり、(b)は、従来例に係り、タフトライド処理を施した籠型保持器付き円錐ころ軸受の縦断面図(実績品)である。
符号の説明
1 内輪(内軌道輪)
2 外輪(外軌道輪)
3 円錐状転動体のころ
4 籠型の保持器
4a もみぬき型の保持器
4b ピン型の保持器
5 大鍔
6 小鍔
7 内輪軌道溝
8 剛性体小鍔輪
9 外輪の間座
10 弾性体小鍔輪

Claims (3)

  1. 外軌道輪と内軌道輪と、その間に一列又は二列の円錐状転動体のころと、該ころところの間を一定の間隔に保持してころに案内される保持器とから構成された単列又は複列の円錐ころ軸受において、
    内輪小軌道径側に、一箇所の割れ目を有する弾性体小鍔輪が取付けてあることを特徴とする円錐ころ軸受。
  2. 籠型保持器に対して、底押しによる尾部加締め或は頭部加締めが施してないことを特徴とする請求項1に記載の円錐ころ軸受。
  3. ころ或は内輪或は外輪に案内されるリベット付き又は―体型又は櫛型のもみぬき保持器も使用することができることを特徴とする請求項1に記載の円錐ころ軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009299876A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Jtekt Corp 円錐ころ軸受用内輪および内輪円錐ころアッセンブリ
JP2010060006A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Ntn Corp 円すいころ軸受
CN103352920A (zh) * 2013-07-05 2013-10-16 新昌县双菱汽车轴承有限公司 一种圆锥滚子轴承

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