JP2006214405A - 内燃機関の排気ガス還流装置および内燃機関のバルブモジュール - Google Patents

内燃機関の排気ガス還流装置および内燃機関のバルブモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】 EGRバルブの汚損による固着を解除して復帰できる内燃機関の排気ガス還流装置と、この装置に好適な内燃機関のバルブモジュールを提供する。
【解決手段】 内燃機関の吸気通路5に吸気量を変更するスロットルバルブ10が設置され、吸気通路にEGRガスを供給するEGR通路8を接続し、EGR通路にEGRガスの供給量を制御するEGRバルブ11を備え、スロットルバルブとEGRバルブを近接配置し、スロットルバルブのシャフト、およびEGRバルブのシャフトにそれぞれレバー31,32を取り付け、これらのレバー間にプッシュロッド33を設け、EGRバルブ固着時にはモータ16によりレバー31を拡大動作範囲θ2まで回転させ、プッシュロッドを介してEGRバルブのシャフトに取り付けられるレバー32に開き方向のトルクを伝達し、EGRバルブ11の固着を解除する。
【選択図】 図2

Description

本発明は内燃機関の排気ガス還流装置(EGR装置)および内燃機関のバルブモジュールに係り、特に、EGRバルブが排気ガス等により固着しても解除できる排気ガス還流装置、およびスロットルバルブやEGRバルブを一体化し、これらのバルブが固着しても解除できる内燃機関のバルブモジュールに関する。
従来の排気ガス還流装置の構成としては、一般に排気通路と吸気通路とを連通するEGR配管の途中にEGRバルブが配置され、このEGRバルブを制御して排気ガスの還流量を制御し、排気ガスの一部を吸気通路に供給している。スロットルバルブ、EGRバルブを有する構成では、それぞれのバルブを駆動するモータを備え、排気ガスの排出量を低減するため運転条件に応じて新気、EGRガスの流量が最適となるよう制御している。
また、ディーゼルエンジンに設置された排気ガス還流装置では、窒素酸化物やすすを低減するためにEGR流量を増加させる必要があり、このため吸気管にスロットルバルブを設け、スロットルバルブを絞ることにより吸気管圧力の上昇を制限してEGRガス流量を確保するものが一般に知られている。
例えば、下記特許文献1に記載の車載内燃機関の制御装置は、車載内燃機関への出力要求に応じて燃料噴射量を制御するとともに、同機関の排気通路から吸気通路への排気の再循環量を調整するEGR量調整手段を燃料噴射量に基づき制御し、内燃機関にクラッチ機構を介して連結された変速機の変速時に、同機関と変速機との間が自動的に断接されるようクラッチ機構を解放・係合させるクラッチ制御手段と、変速機の変速時に、出力要求に関係なく燃料噴射量を一時的に減量し、機関出力トルクを低下させるトルク制御手段と、変速機の変速時に、燃料噴射量に基づきEGR量調整手段を制御することに代えて、出力要求に基づきEGR量調整手段を制御するEGR制御手段とを備えている。
特開2004−144027号公報
排気ガス還流装置は、EGR配管およびEGRバルブにエンジンオイルやすすの堆積物が多くたまるが、これらの堆積物は高温で接着性のあるガム状物質となる。このガム状物質によりEGRバルブを閉じたとき弁体がEGR配管壁面に貼り付き、EGRバルブを駆動するモータではトルクが不足して貼り付きが解除できない状態(固着状態)となって開度制御が出来なくなる場合があった。
またEGRバルブが固定されるシャフトと軸受けの間に充填される潤滑材が高温条件で劣化して同様に接着性のあるガム状物質となり、EGRバルブの固着を引き起こす場合があった。EGRバルブが例えば、閉じた状態で固着した場合には燃焼排ガスを還流できないため、窒素酸化物やすすの排出量が著しく増加してしまうという問題があった。
さらに、EGRバルブが固着しても復帰できるようにするために、EGRバルブを駆動するモータを駆動トルクの大きい大型にすることが考えられるが、モータが大きくなることで重量が増加したり、コストが上昇したり、消費電力が増大するという問題があった。また、排気ガス還流装置は、吸気管と排気管とをEGR配管で接続し、EGR配管にはEGRバルブが必要であるため構成が複雑となっており、EGR装置の組み込みに手間がかかるという問題点もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、EGRバルブにエンジンオイルやすすの堆積物が多くたまって、EGRバルブが固着しても解除することができる排気ガス還流装置を提供することにある。また、EGRバルブが固着しても、小型のモータを使用して固着状態を解除できるため、小型化とコスト上昇を防止できる排気ガス還流装置を提供することにある。さらに、小型で設置が容易であり、排気ガス還流装置に最適な内燃機関のバルブモジュールを提供することにある。
本発明者らは、EGRバルブにエンジンオイルやすすの堆積物が多くたまり、EGRバルブが固着して機能しなくなっても、EGRバルブの動作を復帰させることができる排気ガス還流装置につき鋭意研究を重ねた結果、以下の特徴を有する本発明を完成させるに至った。
前記目的を達成すべく、本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置は、内燃機関の吸気通路にEGRガスを供給するEGR通路を接続し、EGRガスの供給量を制御するEGRバルブを備える排気ガス還流装置であって、この装置はEGRバルブの固着を判定する固着判定手段と、固着判定手段により固着が判定されたとき固着状態を解除する解除手段とを備えることを特徴としている。EGRバルブの固着を判定する固着判定手段は、EGRバルブの揺動を検出する回転角検出センサと、この回転角検出センサの出力が入力されるマイクロコンピュータ等のコントローラとから構成されることが好ましい。
前記のごとく構成された本発明の内燃機関の排気ガス還流装置は、EGRバルブの揺動部や支持部等にエンジンオイルやすすの堆積物がたまり、EGRバルブが固着して揺動できない状態になると、固着判定手段がEGRバルブの固着を判定し、解除手段がEGRバルブの駆動手段と協動して固着を解除する。すなわち、EGRバルブの駆動手段だけではトルクが不足して固着状態を解除することができないが、解除手段と協動することでEGRバルブを共に駆動して固着状態を解除することができる。EGRバルブの固着が解除されると、排気ガスを最適に還流する機能が復帰できる。
また、本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の好ましい具体的な態様としては、前記吸気通路とEGR通路との接続部に近接して吸気通路の吸気量を調整するスロットルバルブが設置されると共に、前記EGRバルブは接続部に近接して設置され、前記解除手段は、吸気通路に設置されたスロットルバルブを駆動するモータであることを特徴としている。モータとしては、スロットルバルブを駆動するステッピングモータが好ましい。この構成によれば、EGRバルブの固着が判定されると、EGRバルブを駆動するステッピングモータと、スロットルバルブを駆動するステッピングモータとが協動し、両方のステッピングモータのトルクがEGRバルブの固着部分に作用するため、固着状態を解除してEGRバルブの機能を復帰させることができる。
本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の他の態様としては、内燃機関の吸気通路に吸気量を変更するスロットルバルブが設置され、吸気通路にEGRガスを供給するEGR通路を接続し、該EGR通路にEGRガスの供給量を制御するEGRバルブを備える排気ガス還流装置であって、この装置はスロットルバルブとEGRバルブとを連動させる連動機構を備えることを特徴としている。この連動機構を用いて、例えばEGRバルブが固着すると、スロットルバルブがアシストしてEGRバルブの固着を解除することができる。連動機構としては、リンク機構等が好ましい。
このように構成された排気ガス還流装置によれば、スロットルバルブとEGRバルブとを連動させる連動機構を、例えば定期的に、あるいは始動時等に作動させて、EGRバルブが固着している場合には、連動機構によりスロットルバルブとEGRバルブとを連動させて固着状態を解除することができるため、EGRバルブの機能を回復させることができ、排気ガスの窒素酸化物やすすの排出量を減少させることができる。この場合は固着状態を判定する手段が不要となり、コントローラからの信号によりスロットルバルブに連動させてEGRバルブを駆動させる。
スロットルバルブは吸気通路の吸気量を変更する通常の動作範囲と、それより大きい拡大動作範囲とを有しており、前記連動機構は、スロットルバルブの拡大動作範囲の揺動に連動して移動するリンク機構であることが好ましい。この場合はスロットルバルブの通常の機能を損なうことなく、スロットルバルブを拡大して揺動させることにより、EGRバルブが固着した場合に固着状態を解除することができる。
さらに、本発明に係る内燃機関のバルブモジュールは、内燃機関の吸気通路を構成する吸気パイプと、該吸気パイプ内に配置されるスロットルバルブと、吸気通路に連通するEGRパイプと、該EGRパイプ内に配置されるEGRバルブと、スロットルバルブを駆動するスロットルバルブ駆動手段と、EGRバルブを駆動するEGRバルブ駆動手段と、スロットルバルブとEGRバルブとを連動させる連動機構とを備えることを特徴としている。バルブ駆動手段としては、ステッピングモータ等の回転角度を規制できるモータと、このモータの回転をバルブに伝達する連動機構とから構成される。バルブモジュールは、スロットルバルブ駆動手段、EGRバルブ駆動手段、および連動手段の外周を覆うハウジングをさらに備えることが好ましい。
このように構成されたバルブモジュールは、吸気通路に設置されたスロットルバルブと、EGR通路に設置されたEGRバルブをユニット化しており、それぞれのバルブを駆動する駆動手段もユニット内に装着されているため、内燃機関の排気ガス還流装置の構成を簡略化することができ、設置が容易となる。機構部分の外周をハウジングで覆うと防塵等の点でさらに好ましい。このバルブモジュールは、内燃機関の排気ガス還流装置に好適なバルブモジュールとすることができる。
本発明に係る内燃機関のバルブモジュールの好ましい具体的な態様としては、前記連動機構は、前記スロットルバルブに連動するレバーと、前記EGRバルブに連動するレバーと、前記2つのレバーを連動させるロッドを備えるリンク機構であり、前記EGRバルブは前記スロットルバルブ駆動手段と前記リンク機構により連動されることを特徴としている。また、前記スロットルバルブは前記EGRバルブ駆動手段と前記リンク機構により連動されるように構成してもよい。この構成によれば、EGRバルブに排気ガスのすす等が付着してバルブが固着すると、スロットルバルブに連動するレバーがロッドを押圧してEGRバルブに連動するレバーを揺動させるため、固着状態を容易に解除することができる。また、スロットルバルブが固着した場合は、EGRバルブを駆動するモータ等の解除手段を作動させ、同様にスロットルバルブの固着を解除することができる。
本発明によれば、EGRバルブの固着を防止でき、排気ガス還流装置を正常に機能させることができるため、排気ガス中の窒素酸化物やすすの排出量の増加を防止できる。また、EGRバルブを駆動するモータを小さくすることができ、排気ガス還流装置の軽量化を図ることができ、およびモータ消費電力の低減が可能となる。さらに、排気ガス還流装置を内燃機関に容易に設置することができ、EGRバルブやスロットルバルブが固着しても解除できる内燃機関のバルブモジュールを提供できる。
以下、本発明に係る内燃機関の排気ガス還流(EGR)装置の一実施形態と、この装置に使用される内燃機関のバルブモジュールの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る内燃機関の排気ガス還流装置を示す全体構成図、図2は、図1のA部を示す一部を破断した正面図、図3は、図2の一部を破断した平面図である。
図1において、内燃機関1は点火装置2、ピストン3、クランク軸4を備えており、吸気通路5、排気通路6が連結され、吸気通路5に燃料噴射装置7が設置されている。そして、吸気通路5と排気通路6とをEGR通路8が連結している。吸気通路5には流量検出手段9、スロットルバルブ10が配置され、EGR通路8の吸気通路5との接続部分にはEGRバルブ11が配置されている。排気通路6には空燃比センサ12、三元触媒13が設置されている。内燃機関1のコントローラ14には、流量検出手段9の出力信号、クランク軸4の回転数を検出する回転数検出手段15の出力信号、空燃比センサ12の出力信号が入力されている。燃料噴射装置7はポート噴射タイプのものを設置しているが、筒内直接噴射のタイプでもよい。
スロットルバルブ10は吸気通路5を通過する吸入空気量を制御するものであり、コントローラ14により制御されるモータ16により揺動される。スロットルバルブ10の揺動位置はレゾルバ等のスロットル開度センサ17により検出され、その検出信号はコントローラ14に入力される。EGRバルブ11は吸気通路に供給するEGRガス量を制御するものであり、コントローラ14により制御されるモータ18により揺動される。EGRバルブ11の揺動位置はレゾルバ等のEGR開度センサ19により検出され、その検出信号はコントローラ14に入力される。スロットルバルブ10およびEGRバルブ11は共にバタフライバルブで構成され、通路の断面積を仕切ることで流量を変化させるものである。
本実施形態の排気ガス還流装置は、吸気通路5とEGR通路8との接続部に設置されるバルブモジュールMを用いて構成されている。すなわち、図1のA部をユニット化してバルブモジュールMとしている。バルブモジュールMは、図2,3に示すように、ハウジング20内において、吸気通路5を構成する吸気パイプ21にEGRガスを供給するようにEGR通路8を構成するEGRパイプ22を接続させている。吸気パイプ21には内燃機関1の燃焼室への吸入空気量を調整するスロットルバルブ10が設置されている。EGRパイプ22は吸気パイプ21のスロットルバルブ10の下流に、直角に接続している。そして、EGRパイプ22の開口部にEGRバルブ11が設置されている。ハウジング20は2つのケース体20a,20bを連結して構成しているが、ケース体の数は2つに限らない。
スロットルバルブ10及びEGRバルブ11は、吸気パイプ21及びEGRパイプ22を貫通するシャフト10a,11aに弁体として円形の板材が固定され、シャフトを例えば80度程度の範囲で揺動させることにより吸気パイプ21およびEGRパイプ22の断面を遮って通過する流量を調整する機能を有している。これらのバルブ10,11は80度程度の通常の動作範囲で回転させることができるとともに、80度より大きい拡大動作範囲まで回転させることができる。本実施形態では、約80度の通常動作範囲θ1の外側に、30度程度の拡大動作範囲θ2でスロットルバルブ10を揺動させることができるように設定されている。なお、通常動作範囲は90度としてもよい。
バルブモジュールMの吸気パイプ21の両端にはフランジ部が形成され、このフランジ部を介して両端に吸気管21A,21Bが接続され、吸気通路5を構成している。また、EGRパイプ22の開放端部にもフランジ部が形成され、このフランジ部を介してEGR配管22Aが接続される。EGR配管は金属管の他に、ゴムホース等を用いてもよい。ゴムホースを用いる場合はフランジ部が必要なく、パイプの端部を突出させておき、この端部にゴムホースを外嵌させてファスナーで固定すると好ましい。EGRパイプ22とEGR配管22Aにより、EGR通路8が構成される。
スロットルバルブ10を駆動するモータ16は、回転角度を制御することができるステッピングモータやサーボモータ等が好ましい。EGRバルブ11を駆動するモータ18も同様に、回転角度を制御することができるステッピングモータやサーボモータ等が好ましい。本実施形態では、EGRバルブ11にすすや堆積物が付着して固着したときに、スロットルバルブ10を駆動するモータ16にアシストされるように構成されているため、EGRバルブ11を駆動するモータ18は小型のモータを使用することができ、駆動電流も低減することができる。
スロットルバルブ10を駆動するモータ16は、吸気パイプ21に隣接して固定されており、モータの駆動軸に固定された歯車23が減速歯車24を介してスロットルバルブのシャフトに固定された歯車25と噛合っている。したがって、モータ16に電圧が印加されてロータが回転すると、歯車列を介してシャフトが回転され、スロットルバルブ10が揺動して吸気量を調整する機構となっている。なお、中間歯車を使用しないで、直接連動するようにしてもよく、モータの回転をさらに減速してスロットルバルブを駆動するように構成してもよい。また、伝達機構は歯車に限らず、ベルト駆動やチェーン駆動、あるいは他の機構を用いてもよい。スロットルバルブ駆動手段はモータ16と、歯車列23〜25により構成される。
スロットルバルブ10を駆動するモータ16はコントローラ14に接続されており、このコントローラからの信号により回転駆動される。スロットルバルブ10にはスロットル開度センサ17が固定されており、バルブ10の揺動角度を検出できる。スロットル開度センサ17の出力はコントローラ14に入力される。したがって、コントローラ14により回転駆動されたモータ16が回転不能の場合、コントローラ14はモータ16の不具合あるいはスロットルバルブ10の固着を判定することができる。スロットル開度センサ17は光学センサや磁気センサ等の種々のセンサを用いることもできる。
EGRバルブ11を駆動するモータ18は、吸気パイプ21に隣接して固定されており、モータの駆動軸に固定された伝達車26aと、EGRバルブ11のシャフトに固定された伝達車26bとの間に、タイミングベルト27が巻回されている。したがって、モータ18に電圧が印加されてロータが回転すると、タイミングベルト27を介してシャフトが回転され、EGRバルブ11が揺動してEGRガス量を調整する機構となっている。モータ18とEGRバルブ11の連動機構もタイミングベルト機構に限られず、歯車機構や、種々の機構を用いることができる。EGRバルブ駆動手段はモータ18と、伝達車26、タイミングベルト27から構成される。
EGRバルブ11を駆動するモータ18もコントローラ14に接続されており、このコントローラにより回転駆動される。EGRバルブ11にはEGR開度センサ19が固定されており、バルブ11の揺動角度を検出できる。EGR開度センサ19の出力はコントローラ14に入力される。したがって、コントローラ14により回転駆動されたモータ18が回転不能の場合、コントローラはEGR開度センサ19の出力より、モータ18の不具合あるいはEGRバルブ11の固着を判定することができる。このようにコントローラ14はスロットルバルブ10およびEGRバルブ11の2つの開度センサ17,19と共に固着判定手段を構成する。
つぎに、スロットルバルブ10とEGRバルブ11との連動機構30について述べる。スロットルバルブ10を支持するシャフト10aにはレバー31が固着されており、EGRバルブ11を支持するシャフト11aにもレバー32が固着されている。これらのレバー31,32は、バルブ10,11の揺動に連動して揺動する構成となっている。そして、両レバーの先端部に近接してプッシュロッド33が軸方向に移動できるようにパイプ状のスリーブ34内に配置されている。スリーブ34は図示していないが、吸気パイプ21あるいはハウジング20等に固定されており、プッシュロッド33を軸方向引移動可能に支持している。モータ16,18、これらのモータで駆動されるレバー31,32、これらのレバー間に配置されたプッシュロッド33からなる連動機構30により、バルブが固着したときに解除する解除手段を構成する。
プッシュロッド33はスロットルバルブ10の通常動作範囲θ1ではレバー31とは離れており、バルブの最大開口位置すなわち弁体が吸気パイプの軸方向と一致したとき接触するように設定され、それより外側の拡大動作範囲θ2までレバー31が揺動するとプッシュロッド33を押して移動させる構成となっている。EGRバルブ11は、EGRパイプを閉じた状態で固着しやすいため、閉じた状態のレバー位置でプッシュロッド33が接触するように構成されている。プッシュロッド33は内燃機関1の振動等で不用意に移動しないように、また共振しないように、例えば一端部がEGRバルブのレバーにボールジョイント等を介して連係していることが好ましい。また、スリーブ34に振動吸収機能を持たせてもよい。モータ16,18、2つの開度センサ17,19および連動機構30はモジュールMのハウジング20内に設置されており、ユニット化されているため、排気ガス還流装置の装着が容易に行える。ハウジング20はスロットルバルブ駆動手段、EGRバルブ駆動手段、および連動手段である連動機構30の外周を覆うため、機構部分を防塵できて好ましい。
前記の如く構成された本実施形態の内燃機関の排気ガス還流装置の動作について以下に説明する。内燃機関1の運転中にコントローラ14からの信号によりモータ16が回転すると、歯車23〜25からなる歯車機構を介してスロットルバルブ10が揺動し、吸気通路5を通過する流量を制御することができる。そして、排気通路6から排気ガスの一部がEGR通路8を通して還流され、EGRバルブ11により還流量が制御される。この構成により新気にEGRガスが合流される。スロットルバルブ10の揺動量はスロットル開度センサ17により検出され、コントローラ14に入力される。EGRバルブ11の揺動量もEGR開度センサ19により検出され、コントローラ14に入力される。
内燃機関1の運転状態に基づいて、コントローラ14によりスロットルバルブ開度やEGRバルブ開度は制御される。排気ガス還流装置のEGRバルブ11の固着判定は、コントローラ14から駆動信号をモータ18に供給し、モータの回転をEGR開度センサ19で検出して行う。すなわち、コントローラ14からモータ18の駆動信号が与えられているときに、EGR開度センサ19の検出開度が変化しない場合にEGRバルブ11が固着していると判定できる。
EGRバルブ11が固着していると判定されると、コントローラ14はスロットルバルブ10を駆動するモータ16に駆動信号を供給し、スロットルバルブを通常動作範囲θ1から外側の拡大動作範囲θ2まで駆動する。通常動作範囲ではシャフトに固定されたレバー31はプッシュロッド33から離れており押圧しないが、拡大動作範囲θ2まで揺動するとプッシュロッド33を押圧する。プッシュロッド33は押圧されると軸方向に移動して反対側のレバー32を押してEGRバルブ11を揺動させる。
このとき、コントローラ14は同時にEGRバルブを駆動するモータ18にも駆動信号を供給する。EGRバルブ11は排気ガス中のすす等により固着しているが、モータ18の回転トルクがタイミングベルト27を介してEGRバルブ11に作用すると共に、スロットルバルブ10を駆動するモータ16の回転トルクがプッシュロッド33を介して作用して合算されるため、EGRバルブ11には大きなトルクが作用して揺動され、固着状態が解除される。これによりEGRバルブ11は正常に機能することができ、排気ガス中のすすや窒素酸化物の排出量を減らすことができる。このように、本実施形態の排気ガス還流装置を構成するバルブモジュールMは、EGRバルブが固着した場合に、解除手段を構成するモータ16と連動機構30により容易に固着状態を解除することができ、排気ガス還流装置の機能を復帰させることができる。
また、本実施形態の排気ガス還流装置はバルブモジュールMとして構成されているため、内燃機関1の吸気通路5とEGR通路6との接続部分に設置して、配管を接続するだけで構成することができ、容易に設置することができる。すなわち、スロットルバルブ10とEGRバルブ11とが接近して配置されている排気ガス還流装置に最適なバルブモジュールとすることができる。
本発明の第2の実施形態を図4に基づき詳細に説明する。図4は本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の第2の実施形態の要部断面図である。なお、この実施形態は前記した第1の実施形態に対し、EGRガスを合流させる接続部に設置されたEGRバルブがポペットタイプのバルブであることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図4において、EGRガスの流量を制御するEGRバルブ40はポペットタイプのバルブであり、円盤状の弁体41を吸気通路5に接続するEGR通路6の開口に、EGR通路の軸方向に進退させて開口を閉じる形式のバルブである。EGRバルブ40を進退させるシャフト40aは吸気通路5と直交して進退可能に支持され、シャフト40aにはラック状のギア42が取り付けられている。このギア42には、EGRバルブ40を駆動するモータ18のロータに固定された歯車43が中間歯車44を介して噛合っており、モータ18の回転でEGRバルブ40が上下動される構成となっている。シャフト40aには突起部40bが設けられる。
吸気パイプ21に近接してレバー45が揺動可能に支持されており、レバー45にはシャフトの突起部40bと係合する位置に突起部45aが形成されている。そして、レバー45に、スロットルバルブ10のレバー31で押圧されるプッシュロッド33が接触しており、プッシュロッド33の移動でレバー45が揺動してシャフト40aが上下動可能するように構成されている。その他の構成は図2,3と同様である。
EGRバルブ40がバルブシート部に固着したときは、図2,3の構成と同様に一時的にスロットルバルブ10を拡大動作範囲θ2まで揺動させ、レバー31を介してプッシュロッド33を押し出す。これによりレバー45に時計回り方向の駆動力が伝達され突起部45aが図の上方に押し上げられ、突起部40bと係合することでシャフト40aを図の上方に駆動する推力が作用し、EGRバルブ40の固着を解除することができる。この場合も、EGRバルブ40にはモータ18のトルクが作用すると共に、スロットルバルブ10を駆動するモータ16のトルクが作用するため、固着状態を容易に解除してEGRバルブ40の機能を復帰させることができる。
図2,3の構成と同様にスロットルバルブ10が通常動作範囲θ1のときは、レバー31とプッシュロッド33は接しないため、レバー31からプッシュロッド33にトルクは伝達されず、またプッシュロッド33からレバー45にトルクが伝達されることも無いため、スロットルバルブ10とEGRバルブ40の動作が干渉することは無い。この実施形態の排気ガス還流装置もバルブモジュールM1として構成されるため、容易に内燃機関1に設置することができる。
本発明の第3の実施形態を図5に基づき詳細に説明する。図5は本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の第3の実施形態の要部の断面図である。なお、この実施形態は前記した第1の実施形態に対し、EGRバルブが固着したときにはスロットルバルブがアシストして固着を解除すると共に、スロットルバルブが固着したときにはEGRバルブがアシストしてスロットルバルブの固着を解除することを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示す排気ガス還流装置は、EGRバルブ11の固着解除の他に、スロットルバルブ10の固着解除機能を追加したものである。スロットルバルブ10のシャフトにレバー31に加えてレバー51が取り付けられる。またEGRバルブ11のシャフトにレバー32に加えてレバー52が取り付けられる。レバー31とレバー32の間にプッシュロッド33が設けられる他に、レバー51とレバー52の間にはプッシュロッド53およびこのプッシュロッドを支持するためのスリーブ54が設けられる。その他の構成は図2,3と同様である。
EGRバルブ11が固着したときは、各レバー31,32は破線で示す位置(31a,32a)となり、図2,3の構成と同様にモータ16によりスロットルバルブ10を全開位置(レバー31aの位置)からさらに図の時計回りに回転させると、レバー31からプッシュロッド33、レバー32にトルクが伝達してEGRバルブ11の固着を解除する。この動作は前記の第1の実施形態と同じである。
また、スロットルバルブ10が全閉位置で固着したときは、レバー51,52は実線の位置であり、モータ18によりEGRバルブ11を全開位置(レバー52は実線の位置)からさらに図の時計回りにレバー52が点線の位置(52a)となるまで回転させると、レバー52からプッシュロッド53、レバー51にトルクが伝達して点線の位置(51a)となり、スロットルバルブ10の固着を解除することができる。スロットルバルブ10、EGRバルブ11が通常動作範囲のときは、レバーとプッシュロッドが接しないので互いの動作が干渉することは無い。このように、この実施形態では、EGRバルブの固着の他に、スロットルバルブの固着を解除することができる。この実施形態の排気ガス還流装置もバルブモジュールM2として構成されるため、容易に内燃機関1に設置することができる。
本発明の第4の実施形態を図6に基づき詳細に説明する。図6は本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の第4の実施形態の要部の断面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態がプッシュロッドを用いた連動機構で構成されるのに対し、連動機構はワイヤを用いて従動側のレバーを引っ張ることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図6において、スロットルバルブ10とEGRバルブ11とを連動させる機構は、スロットルバルブのシャフトに固定されたレバー61と、EGRバルブのシャフトに固定されたレバー62と、2つのレバー61,62を連結するワイヤ63とから構成される。すなわち、図2,3の構成に対し、連動機構のプッシュロッドの代わりにワイヤタイプとしたものである。ワイヤ63を移動可能に支持するためのスリーブ64が吸気パイプ等に支持されている。その他の構成は図2,3と同様である。
EGRバルブ11が全閉位置で固着すると、モータ16によりスロットルバルブ10を図の時計回り方向に拡大動作範囲θ2まで回転させる。このときスロットルバルブ10のシャフトに固定されたレバー61が図の左方向に動き、レバー61に引っ掛かるように取り付けられたワイヤ63が図の左側に引っ張られ、レバー62を介してEGRバルブ11の開き方向のトルクが伝達することでEGRバルブ11の固着が解除される。この場合も、2つのモータ16,18を駆動し、EGRバルブ用のモータ18のトルクを、スロットルバルブ用のモータ16のトルクでアシストすることで容易にEGRバルブ11の固着を解除することができる。この実施形態の排気ガス還流装置もバルブモジュールM3として構成されるため、容易に内燃機関1に設置することができる。
本発明の第5の実施形態を図7に基づき詳細に説明する。図7は本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の第5の実施形態の要部の断面図である。なお、この実施形態は前記した実施形態に対し、スロットルバルブとEGRバルブとを連動させる連動機構のプッシュロッドの振動を防止する機構を付加したことを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図7において、連動機構を構成するプッシュロッド33は、図2,3のスリーブの代わりに、支持部材として2つの板ばね71,71により挟まれて支持されている。板ばね71は中央の支持部72がハウジング20等に固定されており、両端部が屈曲されてプッシュロッドに弾接しており、連動機構の耐振性を向上させたものである。その他の構成は図2,3と同様である。
図7の実施形態の構成によれば、プッシュロッド33の支持部材を板ばね71,71として、プッシュロッド33が板ばねにより締付け保持することによりプッシュロッド33の移動が円滑であり、内燃機関1の振動でプッシュロッド33が共振するのを防止したものである。板ばね71によりプッシュロッド33の振動が抑制され、異音の発生やプッシュロッドの異常摩耗を防止できる。この実施形態の排気ガス還流装置もバルブモジュールM4として構成されるため、容易に内燃機関1に設置することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、本発明の内燃機関のバルブモジュールは、ハウジングを備えていなくてもよく、吸気パイプと、これに接続するEGRパイプの周囲に、2つのモータ、2つの回転角度検出センサ、解除手段、スロットルバルブとEGRバルブを連動させる手段等を固定してユニット化して構成したものでもよい。
また、ハウジングは金属製のハウジングの他に、樹脂製のハウジングとしてもよい。さらに、スロットルバルブとEGRバルブとを連動させ、一方のバルブの固着状態を解除する連動機構としては、ワイヤを用いたプッシュ・プル機構や、その他、適宜の機構を用いることができる。吸気パイプとEGRパイプは直角に接続する例を示したが、直角でない所定の角度で接続してEGRガスを合流させるようにしてもよい。
本発明の活用例として、前記した実施形態の排気ガス還流装置および内燃機関のバルブモジュールをディーゼルエンジンや、天然ガス等を燃料とするガスエンジンに取り付けることによって、これらのエンジンの排気ガス還流装置の用途にも適用できる。
本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置を示す全体構成図。 図1の要部(A部)を示す一部を破断した正面図。 図2の一部を破断した平面図。 本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の第2の実施形態を示す要部断面図。 本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の第3の実施形態を示す要部断面図。 本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の第4の実施形態を示す要部断面図。 本発明に係る内燃機関の排気ガス還流装置の第5の実施形態を示す要部断面図。
符号の説明
1:内燃機関、5:吸気通路、6:排気通路、8:EGR通路、10:スロットルバルブ、11:EGRバルブ、14:コントローラ(固着判定手段)、16,18:モータ(解除手段)、17:スロットル開度センサ(固着判定手段)、19:EGR開度センサ(固着判定手段)20:ハウジング、21:吸気パイプ、22:EGRパイプ、23,25:歯車、24:減速歯車、26a,26b:伝達車、27:タイミングベルト、30:連動機構(解除手段)、31,32:レバー(リンク機構)、33:プッシュロッド(リンク機構)、40:EGRバルブ、45:レバー、51,52:レバー、53:プッシュロッド、61,62:レバー、63:ワイヤ、M,M1〜M4:バルブモジュール、θ1:通常動作範囲、θ2:拡大動作範囲

Claims (8)

  1. 内燃機関の吸気通路にEGRガスを供給するEGR通路を接続し、EGRガスの供給量を制御するEGRバルブを備える排気ガス還流装置であって、
    該装置は、前記EGRバルブの固着を判定する固着判定手段と、
    該固着判定手段により固着が判定されたとき固着状態を解除する解除手段とを備えることを特徴とする内燃機関の排気ガス還流装置。
  2. 前記吸気通路とEGR通路との接続部に近接して吸気通路の吸気量を調整するスロットルバルブが設置されると共に、前記EGRバルブは前記接続部に近接して設置され、
    前記解除手段は、前記スロットルバルブを駆動するモータであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気ガス還流装置。
  3. 内燃機関の吸気通路に吸気量を変更するスロットルバルブが設置され、前記吸気通路にEGRガスを供給するEGR通路を接続し、該EGR通路にEGRガスの供給量を制御するEGRバルブを備える排気ガス還流装置であって、
    該装置は、前記スロットルバルブとEGRバルブとを連動させる連動機構を備えることを特徴とする内燃機関の排気ガス還流装置。
  4. 前記スロットルバルブは、前記吸気通路の吸気量を変更する通常の動作範囲と、それより大きい拡大動作範囲とを有しており、
    前記連動機構は、前記スロットルバルブの拡大動作範囲の動作に連動して移動するリンク機構であることを特徴とする請求項2または3に記載の内燃機関の排気ガス還流装置。
  5. 内燃機関の吸気通路を構成する吸気パイプと、該吸気パイプ内に配置されるスロットルバルブと、前記吸気パイプに連通するEGRパイプと、該EGRパイプ内に配置されるEGRバルブと、前記スロットルバルブを駆動するスロットルバルブ駆動手段と、前記EGRバルブを駆動するEGRバルブ駆動手段と、前記スロットルバルブとEGRバルブとを連動させる連動機構とを備えることを特徴とする内燃機関のバルブモジュール。
  6. 前記スロットルバルブ駆動手段、EGRバルブ駆動手段、および連動手段の外周を覆うハウジングをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関のバルブモジュール。
  7. 前記連動機構は、前記スロットルバルブに連動するレバーと、前記EGRバルブに連動するレバーと、前記2つのレバーを連動させるロッドを備えるリンク機構であり、
    前記EGRバルブは前記スロットルバルブ駆動手段と前記リンク機構により連動されることを特徴とする請求項5または6に記載の内燃機関のバルブモジュール。
  8. 前記連動機構は、前記スロットルバルブに連動するレバーと、前記EGRバルブに連動するレバーと、前記2つのレバーを連動させるロッドを備えるリンク機構であり、
    前記スロットルバルブは前記EGRバルブ駆動手段と前記リンク機構により連動されることを特徴とする請求項5または6に記載の内燃機関のバルブモジュール。
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