JP2006213192A - 車載電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作性を向上することのできる車載電子装置を提供する。
【解決手段】 車載電子装置10は、筐体12の前面に設けられた操作パネル14と、操作パネル14の表面に対して突出角度を無段階で変更可能に構成された操作ボタン18、20と、操作パネル14の内部に設けられ、操作ボタン18、20を操作パネル14の表面から突出させる駆動手段と、駆動手段を制御して操作ボタン18、20の突出角度を調整する調整手段とを備えている。
【選択図】 図5
【解決手段】 車載電子装置10は、筐体12の前面に設けられた操作パネル14と、操作パネル14の表面に対して突出角度を無段階で変更可能に構成された操作ボタン18、20と、操作パネル14の内部に設けられ、操作ボタン18、20を操作パネル14の表面から突出させる駆動手段と、駆動手段を制御して操作ボタン18、20の突出角度を調整する調整手段とを備えている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、操作性を向上した車載電子装置に関する。
従来、カーオーディオ等の車載電子装置は、車室のコンソール中央などの適所に、操作パネルが車室内を向くようにして設置されている。そして、操作パネルのパネル表面には、表示部や操作ボタンが備えられている。
このような車載電子装置は、運転者等のユーザにとってボタン操作が容易であることが求められる。例えば、図11(a)に示すような従来の車載電子装置では、操作ボタン100を操作パネル102のパネル表面104に対して傾斜して設けることで、操作性の向上が図られている。
また、図11(b)に示すような従来の車載電子装置では、操作パネル110を任意の角度に傾斜可能に構成することで、操作性の向上を図っている(例えば特許文献1参照)。
一方、図11(c)に示すような従来の車載電子装置では、非使用時はボタン120をパネル122内に収容し、使用時にパネル122を開き、ボタン120が現れるように構成することで操作性及び美観の向上が図られている。
特開平11−242879号公報(第3−5ページ、図1)
しかしながら、図11(a)に示すような車載電子装置においては、操作ボタンの配置が固定されているため、ユーザ(運転手)によってはボタンを押しにくくなる恐れがあり、また、操作ボタンが固定されているためユーザの細かなニーズに合わせて操作ボタンの傾きを調整することができなかった。また、図11(b)に示すような従来の車載電子装置においても、操作パネル全体を傾斜させて操作ボタンの角度を調整することができるものの、パネル上での操作ボタンの配置が固定されているために、上述の図11(a)と同様に、ユーザによっては、操作ボタンを押しにくくなる恐れがあった。さらに、図11(c)に示すような従来の車載電子装置においては、使用時に操作ボタンを露出させて使用する必要があり、また、ある一定の角度でしか操作ボタンを傾斜させることができず、ユーザによっては操作ボタンが押しにくくなる恐れがあった。
そこで本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、ユーザに応じて操作ボタンを調整して操作性を向上することができる車載電子装置を提供する。
本発明の車載電子装置は、筐体の前面に操作パネルが備えられた車載電子装置において、前記操作パネルの表面に対して突出角度を無段階で変更可能に構成された少なくとも1つの操作ボタンと、前記操作パネルの内部に設けられ、前記操作ボタンを前記操作パネル表面から突出させる駆動手段と、前記駆動手段を制御して調整する調整手段と、を備えて構成されている。
このように構成された本発明の車載電子装置は、操作パネルの表面に対して操作ボタンの突出角度を無段階で変更可能に構成し、操作ボタンの突出角度を調整手段で調整することができるため、使用者(ユーザ)が操作ボタンを操作しやすい角度に調整して使用することができ操作性を向上することができる。
本発明の車載電子装置の前記調整手段は、前記操作ボタンの突出角度を0度〜20度の範囲で調整することができるように構成されている。この構成により、人間工学的に適切な範囲内で操作ボタンの突出角度を調整することができ操作性を向上できると共に、使用者が使用しやすい角度に調整することができる。
また、本発明において、前記車載電子装置は、設定可能範囲内の任意の突出角度を設定突出角度として設定する設定手段と、前記設定突出角度を記憶する記憶手段とを備え、前記調整手段は、前記車載電子装置に電源が通電されたとき、前記記憶手段に記憶された設定突出角度を読み出し前記操作ボタンの突出角度を調整することができるように構成されている。
この構成により、車載電子装置に電源が通電されたときに、記憶手段に記憶された設定突出角度を読み出し、操作ボタンの突出角度を自動的に調整することができるので、使用者が常時使用している操作ボタンの突出角度で使用することができる。なお、記憶手段に記憶されている設定突出角度は、前回使用者(ユーザ)が使用した際の操作ボタンの突出角度であり、記憶手段に設定突出角度が記憶されていないときは、予め記憶手段に設定されている、例えば、0度、10度、20度のような初期設定の突出角度に調整することができるように構成してもよい。
また、本発明の車載電子装置の前記筐体は、前記筺体に対する前記操作パネルの角度を変更する操作パネル角度変更手段を備えて構成されている。この構成により、筺体に対して操作パネルの角度を調整することができることで、操作ボタンの突出角度の調整だけではなく、操作パネルの角度も同時調整することができる。このため、使用者が操作しやすい一番適した操作ボタンの突出角度に調整することができると共に、使用者が操作パネルを簡単に確認することができる操作パネルの角度に調整することができるので、操作性及び視認性を向上させることができる。
また、本発明の車載電子装置の前記操作パネルは、表示手段を備え、この表示手段の両側に複数の操作ボタンが設けられると共に、前記操作ボタンの突出動作により、前記操作パネルの前記表示手段から離れるほど前記操作パネル表面からの高さが高くなるように傾斜面を形成するように前記操作ボタンが構成されている。この構成により、表示手段の両側に傾斜するように操作ボタンが配置され、表示手段に対して外側方向に向けて操作ボタンが高くなるように構成されているので、操作ボタンの操作性を向上させると共に、ユーザが容易に表示手段を見ることができる。
また、本発明の車載電子装置では、前記表示手段の両側の前記操作ボタンが独立して突出可能に構成されており、前記調整手段は、前記操作ボタンの突出角度を個別に調整することができる。この構成により、両側の操作ボタンの突出角度をユーザの要求に合わせて調整し、ユーザが操作し易いボタン配置に調整することで、車載電子装置の操作性を一層向上できる。
本発明は、操作パネルに対して突出角度を調整可能な操作ボタンを少なくとも1つ以上設けることにより、使用者が操作しやすい操作ボタンの状態に調整して操作性を向上できるという効果を有する車載電子装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の車載電子装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の車載電子装置の構成を示す斜視図である。本実施の形態では、車載電子装置としてカーオーディオを用いて説明する。ただし、本発明の適用対象はカーオーディオに限定されず、例えば、車載電子装置としてカーナビゲーション装置、空調調整装置(エアコン)、音響装置、映像出力装置等に用いることができる。
図1に示すように、車載電子装置10は、筐体12と操作パネル14とを備えて構成されている。なお、車載電子装置10の操作パネル14側を前面とし、操作パネル14の前面に対して操作ボタン20が配置されている側を右側とし、操作ボタン18が配置されている側を左側とする。
ここで、筐体12は、直方体の形状を有しており、カーオーディオを構成する各種部品を内蔵している。また、筺体12には、CDやMDを挿入することができる開口部(スロットイン)が設けられ、この開口部に挿入する際に、操作パネル14を開閉するための開閉機構を備えて構成されている。また、筺体12の裏側(後面)には、車載電子装置10と車両に設けられたスピーカーやアンテナや電源等と接続するためのコネクタが設けられている。なお、カーオーディオとして、CD(Compact Disc)プレイヤー、MD(mini disc)プレイヤー、DVD(digital video disk)プレイヤー、HDD(hard disk drive)プレイヤー等を用いて構成することができる。
操作パネル14は、筐体12の前面に設けられ、この操作パネル14の表面の中央には表示手段としてディスプレイ16と、このディスプレイ16の両側に操作ボタン18、20が設けられて構成されている。また、操作パネル14の内部には、操作パネル14の表面に対して操作ボタン18、20の突出角度を調整する駆動手段が備えて構成されている。
また、操作ボタン18、20は、操作パネル14の内部に備えた駆動手段によって、操作パネル14の表面に対して突出角度を変えながら、ディスプレイ16に向かって斜め上方に競り出すように構成されている。
ここで、操作ボタン18、20を突出させる駆動手段30a、30bの構成について図面を用いて詳細に説明する。
図2(a)は、図2(b)から図2(e)に示す断面図の切断面を示す操作パネルの正面図であり、図2(b)は、図2(a)のC−C断面における構成を示す断面図であり、図2(c)は、D−D断面における構成を示す断面図であり、図2(d)は、E−E断面における構成を示す断面図であり、図2(e)は、F−F断面における構成を示す断面図である。なお、図2(a)に示す操作パネル14において、表示パネル16が設けられている面を前面又は前側とし、表示パネル16の設けられていない面を後面又は後側とする。また、操作ボタン18が配置されている側を左側、操作ボタン20が配置されている側を右側とする。
図2(a)は、図2(b)から図2(e)に示す断面図の切断面を示す操作パネルの正面図であり、図2(b)は、図2(a)のC−C断面における構成を示す断面図であり、図2(c)は、D−D断面における構成を示す断面図であり、図2(d)は、E−E断面における構成を示す断面図であり、図2(e)は、F−F断面における構成を示す断面図である。なお、図2(a)に示す操作パネル14において、表示パネル16が設けられている面を前面又は前側とし、表示パネル16の設けられていない面を後面又は後側とする。また、操作ボタン18が配置されている側を左側、操作ボタン20が配置されている側を右側とする。
図2(a)に示すように、ディスプレイ16の左側に操作ボタン18が配置され、右側に操作ボタン20が配置されている。また、操作ボタン18、20は、操作パネル14の中央上部付近の点を中心とする略円弧を描くようにデザインされており、操作ボタン18が左下方の円弧を描き、操作ボタン20が右下方の円弧を描いている。
ここで、操作ボタン18を突出させる駆動手段30aは、図2(b)から図2(c)に示すように、操作ボタン18の形状に合わせて形成されたボタンホルダ31aと、このボタンホルダ31aの内側の上側に接続されたL字型ガイド46と、このL字型ガイド46に細長形状に形成されたガイド孔47と、ボタンホルダ31aの内側の下側に接続されたL字型ガイド40と、このL字型ガイド40に細長形状に形成されたガイド孔42と、ボタンホルダ31aの下側の外側に支点34を介して接続された駆動棒32と、操作パネル14の内部に設けられたモータ38と、このモータ38の動力を駆動棒32に伝達するモータ38に取り付けられた歯車36と、L字型ガイド46を支持するガイドピン48と、L字型ガイド40を支持するガイドピン44で構成されている。なお、ガイド孔47及びガイド孔42は細長形状の孔部が形成してあり、ガイド孔47よりガイド孔42の方が小さく孔部が形成されている。なお、図では、歯車36が駆動棒32のラックギアに直接噛み合っているが、歯車36とラックギアの間に適当な減速機構が設けられるように構成してもよい。
ここで、ボタンホルダ31aの形状は、ボタンホルダ31aの上側の幅と操作ボタン18の上側の幅に対応させて形成されており、ボタンホルダ31aの下側の幅と操作ボタン18の下側の幅に対応させて形成されている。なお、ボタンホルダ31aの上側の幅よりも下側の幅が広く形成されている。また、ボタンホルダ31aの内側の上側端部(図2(b)参照)には、L字型ガイド46が固着されており、下側端部(図2(c)参照)には、L字型ガイド40が固着されている。また、ボタンホルダ31aの外側の下側端部近傍には、支点34を介して駆動棒32が接続されている。なお、支点34は、球状の支持体でもよく、操作棒32の動作に応じてボタンホルダ31aに動作を伝達させることができるものであればどのようなものでもよい。
また、操作ボタン20を突出させる駆動手段30bは、図2(d)及び図2(e)に示すように、操作ボタン20の形状に合わせて形成されたボタンホルダ31bと、このボタンホルダ31bの内側の上側に接続されたL字型ガイド46と、ボタンホルダ31aの内側の下側に接続されたL字型ガイド40と、ボタンホルダ31bの下側の外側に支点34を介して接続された駆動棒32と、操作パネル14の内部に設けられたモータ38と、このモータ38の動力を駆動棒32に伝達するモータ38に取り付けられた歯車36と、L字型ガイド46を支持するガイドピン48と、L字型ガイド40を支持するガイドピン44で構成されている。
ここで、ボタンホルダ31bの形状は、表示パネル16の中心の上側から下側にかけて仮想線を引き、その仮想線を中心にしてボタンホルダ31aを反転させたものと同様の構成となるため詳細な説明は省略する。
次に駆動手段30a、30bの突出動作について図面を用いて詳細に説明する。
ボタンホルダ31a、31b(操作ボタン18、20)が突出していない状態(図2(b)〜(e)参照)からモータ38を駆動させて、ボタンホルダ31a、31bの突出角度が20度になるまでの突出動作について説明をする。なお、ボタンホルダ31a、31bには操作ボタン18、20がそれぞれ固定できるように構成されているが、突出動作の駆動機構を詳細に説明するために、ボタンホルダ31a,31bを用いて説明し、操作ボタン18、20の図は省略する。
ボタンホルダ31a、31b(操作ボタン18、20)が突出していない状態(図2(b)〜(e)参照)からモータ38を駆動させて、ボタンホルダ31a、31bの突出角度が20度になるまでの突出動作について説明をする。なお、ボタンホルダ31a、31bには操作ボタン18、20がそれぞれ固定できるように構成されているが、突出動作の駆動機構を詳細に説明するために、ボタンホルダ31a,31bを用いて説明し、操作ボタン18、20の図は省略する。
操作パネル14の内部に設けられたモータ38の動力は、モータ38の先端に取り付けられた歯車36から駆動棒32に動力が伝達され、駆動棒32が操作パネル14の前面方向に押し出される。この時、図3(a)から図3(d)に示すように、ボタンホルダ31a、31bが突出していくに従って、ボタンホルダ31a、31bに備えるL字型ガイド40とL字型ガイド46に設けられたガイド孔42とガイド孔47がガイドピン44、48に支持されて移動していく。
ここで、ボタンホルダ31a、31bが突出していない状態では、ガイドピン44、ガイドピン48がガイド孔42、ガイド孔47の孔部内部の外側に位置しているが(図2(b)〜図2(e)参照)、ボタンホルダ31a、31bが突出していくにつれて、ガイド孔42、ガイド孔47がガイドピン44、ガイドピン48に支持されながら孔部の外側から内側に向けて移動していく。この時、ガイド孔42とガイド孔47の孔部の長さ(大きさ)に違いを設けているので、はじめにガイド孔47の内側にガイドピン48が接し、その後ガイド孔42の内側にガイドピン44が接するので、図4(b)〜図4(e)に示すようにボタンホルダ31a、31bを表示パネル16に対して斜めに競りあがるように突出させることができる。
なお、上記実施形態において操作ボタン18、20の突出角度を20度としたが、特に本発明を限定するものではなく、例えば、図5(a)から図5(c)に示すように、0度から20度の任意の角度に調整することができる。なお、図5(a)は突出角度が0度、図5(b)は突出角度が10度、図5(c)は突出角度が20度の状態を示した図であり、突出角度が増加する毎に、表示パネル16に対して突出高A、Bが高くなるよう構成されている。
なお、モータ38は、突出角度が任意の大きさになったときに設定手段を用いることで停止可能であり、突出角度が無段階で調整可能である。なお、本発明の範囲内で、無段階の角度調整は、少しずつ突出角度を変更可能なことを意味している。また、十分に小さい間隔で角度の変更を行えば、突出角度を無段階に調整することができる。
また、図3(c)、図3(d)では、ガイド足40のガイド孔42内でガイドピン44が内側端部に位置することで、操作ボタン18、20の突出角度を20度に設定することができると共に、これ以上の更なる回動を規制することができる。なお、本実施の形態では、操作ボタン18、20の突出角度の可動範囲を機械的に0度〜20度の間に制限しているが、本発明の範囲内で、電気的制御を用いて駆動手段の突出角度の範囲を電気的に制限するように構成してもよい。
次に、図6を用いて車載電子装置10の操作ボタン18、20の突出角度を調整するための操作の流れを示す。
図6に示すように、車載電子装置10は、筺体12と操作パネル14とで構成され、筺体12には、設定ボタン角度記憶部54と、制御部50と、図示しないCDやMD等を再生させる再生機構を備え、また、制御部50に動作信号(入力信号)を送るアクセサリスイッチ56が接続されて構成されている。
また、操作パネル14には、操作ボタン18、20と、操作ボタン18、20を固定するボタンパネル31a、31bと、このボタンパネル31a、31bを突出させるモータ38、38と、操作ボタン18、20の突出角度を調整する角度調整ボタン52と、図示しない音量や音楽ソース等を表示するディスプレイを備えて構成されている。なお、駆動棒32等の駆動機構部材等は省略している。
ここで制御部50は、筐体12の内部のメイン基板に搭載された車載電子装置10の全体を制御するコンピュータ(CPU)等であり、操作ボタン18、20の操作を示す入力信号に従って車載電子装置10の動作の制御や、設定ボタン角度記憶部54に予め設定された操作ボタン18、20の突出角度を調整するモータ38、38の制御を行うことができる。また、操作パネル14に設けられた角度調整ボタン52は、操作ボタン18、20の突出角度を調整することができるように構成されている。
また、操作パネル14の内部には、操作ボタン18、20やディスプレイが接続されているパネル基板(プリント基板)と、操作ボタン18、20を突出させる際に使用するモータ38、38と、このモータ38、38の動力を伝達する駆動機構部材が設けられて構成されている。なお、操作ボタン18、20を操作すると、操作ボタン18、20の内部でスイッチがオン・オフをすることができ、このオン・オフの信号を制御部50に送信し、例えば、車載電子装置10の音量や音楽ソースの選択や再生等を指示することができるように構成されている。また、操作ボタン18、20の操作に応じて例えばCDやMD等の音楽ソースをディスプレイに表示するように構成されている。
次に制御部50の動作について説明する。
制御部50は、角度調整ボタン52が押されると、両モータ38を回転させて突出角度を変化させ、角度調整ボタン52から操作者の手が離されるとモータ38の回転を停止し、操作者が操作ボタン18、20の操作しやすい位置に調整することができる。これより、操作者は、突出角度が所望の角度になるまで角度調整ボタンを押し続けることで、突出角度を調整できる。
制御部50は、角度調整ボタン52が押されると、両モータ38を回転させて突出角度を変化させ、角度調整ボタン52から操作者の手が離されるとモータ38の回転を停止し、操作者が操作ボタン18、20の操作しやすい位置に調整することができる。これより、操作者は、突出角度が所望の角度になるまで角度調整ボタンを押し続けることで、突出角度を調整できる。
なお、角度調整ボタン52は、角度増大ボタンと角度減少ボタンで構成されている。角度増大ボタンは、突出角度(ボタン突出量)を増大するときに操作し、角度減少ボタンは、突出角度(ボタン突出量)を小さくするときに操作することで操作者が一番利用しやすい状態に変更することができ、角度増大ボタンが押されると、突出角度が大きくなる方向へとモータ38が回転され、角度減少ボタンが押されると逆方向にモータ38が回転される。また、角度増大ボタンを押されていて突出角度が限界まで到達した際に、自動的に角度を減少させるように構成してもよい。また、角度調整ボタンが一つであり、ボタンが押されている間は突出角度が設定可能範囲内を往復するように制御部50がモータ38を継続的に回転させてもよい。
また、制御部50は、上記のようにして突出角度が調整されると、調整後の突出角度を求め、設定突出角度として設定突出角度記憶部54に記憶させる。ここで、調整後の突出角度とは、角度調整ボタン52から手が離され、両モータ38および操作ボタン18、20が停止したときの突出角度である。
なお、設定突出角度(調整後の突出角度)は、例えば、適当なセンサを使って求めることができ、この場合、センサが駆動機構に設けられ、センサの信号が制御部50に入力されることで求めるように構成してもよい。また、設定突出角度は、モータ回転量の情報から求めることができ、例えば、角度調整前のモータ回転角(位置情報)と、角度調整中のモータ回転角の変化量から、調整後のモータ回転角が求めるように構成してもよい。なお、モータ回転角は突出角度と対応しており、突出角度の情報として処理可能である。さらに、モータ38のモータ回転角を突出角度に換算して設定突出角度を求めるように構成することができる。
また、突出角度は、任意のパラメータで表すことができ、例えば、駆動棒32の位置情報が突出角度として処理することができる。また、上述したように、モータ回転角の情報も突出角度として処理することができ、また、例えば、モータ38がパルスモータであり、突出角度がパルス数で表すように構成することができる。
制御部50には、アクセサリスイッチ56から、電源の通電の信号が入力される。アクセサリスイッチ56は、周知のように、イグニッションキーで操作されるスイッチであり、アクセサリスイッチ56が操作されると、車載電子装置10に電源が通電される。制御部50は、電源が通電されると、設定突出角度記憶部54に記憶された設定突出角度を読み出して、読み出した設定突出角度へと操作ボタン18、20の突出角度を調整する。また、電源オフの指示が入力されたときは、制御部50は、モータ38を制御して、突出角度を0にするように構成されている。
次に、車載電子装置10の動作を説明する。
車載電子装置10の初期状態、すなわち、車載電子装置10が車両に組み付けられるときは、操作ボタン18、20はパネル表面22から突出しておらず、突出角度は0度である(図5(a)参照)。そして、設定突出角度記憶部54も、初期設定で設定されている角度のうち設定突出角度として0度を記憶している。
車載電子装置10の初期状態、すなわち、車載電子装置10が車両に組み付けられるときは、操作ボタン18、20はパネル表面22から突出しておらず、突出角度は0度である(図5(a)参照)。そして、設定突出角度記憶部54も、初期設定で設定されている角度のうち設定突出角度として0度を記憶している。
この初期状態で、アクセサリスイッチ56が操作され電源が通電されると、制御部50は、設定突出角度記憶部54から設定突出角度を読み出す。この時、設定突出角度が0度に設定されているので、制御部50はモータ38を回転させず、突出角度を0度のまま維持する。
そして、電源オンの状態で、操作者により角度調整ボタン52が押されると、押下げ操作を示す信号が制御部50に入力され、制御部50は、操作パネル14の両側のモータ38を制御し、所定の速度で回転させる。モータ38の回転が歯車36を介して駆動棒32に伝わり、駆動棒32が操作ボタン18、20の外側端部付近をパネル表面22から押し出し、操作ボタン18、20がパネル表面22から突出する。そして、制御部50は、操作者により角度調整ボタン52から指が離されたことを示す信号が入力されると、モータ38を停止し、操作ボタン18、20を停止させる。
この時制御部50は、角度調整ボタン52の操作に応じて、突出角度が増大する方向にモータ38を回転させ、また、逆方向にモータ38を回転させて突出角度を減少させる。このようにして、操作ボタン18、20の突出角度は、0度〜20度の範囲で調整される。
また、制御部50は、モータ38を停止させるとき、停止時の突出角度を求め、求めた突出角度を設定突出角度として設定突出角度記憶部54に記憶させる。設定突出角度は、角度調整ボタン52が操作されるたびに更新されるように構成されている。
アクセサリスイッチ56が操作され、電源オフの指示が制御部50に入力された場合、制御部50は、操作ボタン18、20の突出角度が0度になるようにモータ38の制御を行う。そして、突出角度が0度になってから、電源がオフにされる。電源がオフになっても、設定突出角度の情報は設定ボタン角度記憶部54に記載されており保持することができる。
また、アクセサリスイッチ56が操作され、電源が再び通電されたとする。このとき、制御部50は、設定突出角度記憶部54に記憶された設定突出角度を読み出して、設定突出角度に基づいてモータ38を制御する。制御部50は、突出角度が、読み出された設定突出角度に達するまで、モータ38を回転させる。これにより、記憶された設定突出角度が再現される。
その後、角度調整ボタン52が操作されると、前述のようにして突出角度が再び調整され、設定突出角度が更新される。また、操作ボタン18、20が操作されると、ボタン操作の信号が制御部50に伝えられ、制御部50はボタン操作に従って動作する。
以上、本実施の形態の車載電子装置10は、操作パネル14の表面に対して操作ボタン18、20の突出角度を無段階で変更可能に構成し、操作ボタン18、20の突出角度を調整することができるため、使用者(ユーザ)が操作ボタンを操作しやすい角度に調整して使用することができ操作性を向上することができる。
また、本実施の形態の車載電子装置10は、操作パネル14の表面に対する操作ボタン18、20の突出角度を0度〜20度の範囲で調整することができるので、人間工学的に適切な範囲内で操作ボタン18,20の突出角度を調整することができ、使用者の操作性を向上できる。
また、本実施の形態の車載電子装置10は、電源が通電されたときに、記憶手段に記憶された設定突出角度を読み出し、操作ボタンの突出角度を自動的に調整することができるので、操作者が常時使用している使用しやすい位置で操作ボタンを操作することができる。なお、上述の実施の形態では、記憶手段に記憶されている設定突出角度は、前回使用者(ユーザ)が使用した際の操作ボタンの突出角度であり、記憶手段に設定突出角度が記憶されていないときは、予め記憶手段に設定されている初期設定の突出角度に調整することができる。前記実施形態において初期設定の突出角度を0度としたが、本発明はこれに限定されず、初期設定の突出角度として例えば、5度、10度、20度等の任意の角度に設定することができる。好ましくは人間工学の観点から20度に設定することが好ましい。
また、本実施の形態の車載電子装置10は、表示手段の両側に傾斜するように操作ボタン18、20が配置され、表示手段に対して外側方向に向けて操作ボタン18、20が高くなるように構成されるため、操作ボタン18、20の操作性を向上させると共に、ユーザが容易に表示手段を見ることができる。
また、本実施の形態の車載電子装置10は、表示手段の両側の操作ボタン18、20が突出した際に斜め上方を向くように形成されているので、ユーザに合わせて操作ボタン18、20の角度を調整することで操作性を向上することができる。
さらに、本実施の形態の車載電子装置の操作パネル14において、複数の操作ボタンで構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つの操作ボタンで構成されてもよい。また、ボタンの数、形状および配置を適度変更することができる。さらに、本実施の形態に示した駆動機構の構成は、本発明のボタン動作が得られる範囲であれば自由に構成を変更することができる。
また、上記の実施の形態において二つのモータを設けて構成したが、本発明を限定するものではなく、例えば、モータ一つで構成しこの一つのモータを用いて操作パネル14の両側に設けられた操作ボタンを駆動するように構成しても同様の効果を得ることができる。特に、モータを1つにすることで構造を簡略化することができ、コストを削減することができる。
ここで、モータが一つの構成の一例として、一つのモータが操作パネルの中央に設けられ、このモータが両サイドの操作ボタンとリンク等の部材で連結される。そして、モータの回転が両側の操作ボタンに伝達されて、操作ボタンが駆動されるように構成することができる。このように構成することで、一つのモータで操作ボタンの突出角度を調整することができる。
次に、本発明の別の実施の形態について説明する。上述の実施の形態では、左右の操作ボタン18、20が共に制御され、左右の突出角度は常に同じであった。これに対して、本実施の形態では、左右の操作ボタン18、20が独立して駆動されるように構成されている。
図7には、操作ボタン18、20が独立して駆動するための車載電子装置60の構成を示している。なお、図7において図6と対応している箇所の詳細な説明は省略する。図7は、図6の構成に対して、左右切替スイッチ62が追加して構成されている。
ここで、左右切り替えスイッチ62は、突出角度の調整を行う操作ボタン18又は操作ボタン20を切り替えるためのスイッチである。この左右切り替えスイッチ62は、「左」と「右」に切り替え可能に構成され、左右切り替えスイッチ62の操作を示す信号は制御部50に入力される。例えば、左右切り替えスイッチ62が「左」に切り替わっているときは、制御部50は、操作ボタン18を駆動するモータ38を回転させ、操作者の使用しやすい位置に操作ボタン18の突出角度を調整する。突出角度調整後、設定突出角度記憶部54に操作ボタン18の設定突出角度を記憶させることができるように構成されている。同様に、左右切り替えスイッチ62が「右」に切り替わっているときは、制御部50は、操作ボタン20を駆動するモータ38を回転させ、操作者の使用しやすい位置に操作ボタン20の突出角度を調整する。突出角度調整後、設定突出角度記憶部54に操作ボタン20の設定突出角度を記憶させることができるように構成されている。
このようにして、制御部50が左右の操作ボタン18、20の突出角度を独立して調整し、設定突出角度記憶部54に左右の設定突出角度を個別に記憶することで、電源通電時でも、制御部50は、設定突出角度記憶部54から、左右の設定突出角度を読み出して使用者に適した操作ボタン18、20の突出角度に自動的に調整することができる。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、表示手段の両側の操作ボタン18、20が独立して突出可能に構成されており、操作ボタン18、20の突出角度を個別に調整することができるように構成しているので、ユーザの要求に合わせて各操作ボタン18、20の突出角度を個別に調整し、ユーザが操作し易いボタン配置に調整して使用することができ、車載電子装置の操作性を一層向上することができる。
次に、本発明のさらに別の実施の形態について説明する。上述の実施の形態では、操作ボタン18、20は可動式で突出角度の調整を行うことができたが、操作パネル14は、CDやMD等を筺体12の内部に挿入するために開閉機構を備えるのみで、開閉角度を調整(設定)することはできなかった。そこで、本実施の形態では、操作ボタン18、20の突出角度の調整に加えて、操作パネル14の開閉角度の調整もできる車載電子装置について説明する。
図8は、本実施の形態に係る車載電子装置70を示している。なお、図8において図6と対応している箇所の詳細な説明は省略する。図8は、図6の構成に対して、筺体12に設けられたパネル駆動モータ72と、パネル駆動モータ72の動力を伝達し、操作パネル14を可動させるパネル駆動機構74が追加されて構成されている。また、操作パネル14にはパネル角調整ボタン76が設けられており、パネル角調整ボタン76の操作を示す信号が制御部50に入力され、制御部50は入力信号に従ってパネル角度を調整する。操作ボタン18、20と同様に、パネル角度の設定値が記憶され、電源通電時に再現されてもよい。
ここで、パネル駆動モータ72およびパネル駆動機構74は、パネル駆動モータ72の回転を制御部50で制御してパネル駆動機構74に伝達することで、操作パネル14の開閉角度を調整することができるように構成されている。
このように構成された車載電子装置70は、図9(a)〜図9(c)に示すように、操作ボタン18、20の突出角度を調整することができると共に、操作パネル14を回動させて適当な角度まで開放することができる。この時、図示のように、パネル上端を中心としてパネル下端が前方に移動するように操作パネル14をパネル駆動機構74で回動させることで操作パネル14の角度を変化させることができる。図9(a)〜図9(c)では、操作パネル14の角度は同じであり、操作ボタン18、20の突出角度が、図9(a)、図9(b)、図9(c)においてそれぞれ0度、10度、20度になっている。このように、操作パネル14の角度と操作ボタン18、20の突出角度を同時に調整可能にすることで、操作者の視線や体格等に応じて調整することで最適な操作性を実現することができる。また、車両内部に搭載する際に、車種によってインダッシュパネルの傾きが異なった場合でも、操作パネル14の角度と操作ボタン18、20の突出角度を組み合わせて調整することで、操作者にとって最適な位置に調整して使用することができる。
また、図9の例ではパネル上端を中心として操作パネル14が回動するが、本発明はこれに限定されるものではなく、パネル駆動機構74は、図10(a)〜図10(c)に示されるように、パネル下端が前方に移動すると同時にパネル上端が下方に移動し、この動作により操作パネル14が回動し、パネル角度が変化するように構成されることも好適である。図示の例では、軸が下部左右にあり、奥行き方向に伸縮可能である。そして、操作パネル14は角度調整により、下部の軸に押し出されながら下に倒れる格好になる。図10(a)〜図10(c)の例では、操作ボタン18、20の突出角度は20度であるが、上述した通り突出角度は調整可能に構成されている。なお、図10(c)では、操作パネル14の背後のディスクスロットが見えている。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、筺体12に対して操作パネル14の角度を調整することができることで、操作ボタン18、20の突出角度の調整だけではなく、操作パネル14の角度も同時調整することができる。このため、使用者が操作しやすい一番適した操作ボタン18、20の突出角度に調整することができると共に、使用者が操作パネル14を簡単に確認することができる操作パネル14の角度に調整することができるので、操作性及び視認性を向上させることができる。
また、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる車載電子装置は、操作パネルに対して突出角度を調整可能な操作ボタンを少なくとも1つ以上設けることにより、ユーザが使用しやすい操作ボタンの状態に調整して操作性を向上できるという効果を有し、カーオーディオ装置等として有用である。
10 車載電子装置
12 筐体
14 操作パネル
16 ディスプレイ
18、20 操作ボタン
32 駆動棒
36 歯車
38 モータ
40,46 ガイド足
42,47 ガイド孔
44,48 ガイドピン
50 制御部
52 角度調整ボタン
54 設定突出角度記憶部
56 アクセサリスイッチ
12 筐体
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16 ディスプレイ
18、20 操作ボタン
32 駆動棒
36 歯車
38 モータ
40,46 ガイド足
42,47 ガイド孔
44,48 ガイドピン
50 制御部
52 角度調整ボタン
54 設定突出角度記憶部
56 アクセサリスイッチ
Claims (6)
- 筐体の前面に操作パネルが備えられた車載電子装置において、
前記操作パネルの表面に対して突出角度を無段階で変更可能に構成された少なくとも1つの操作ボタンと、
前記操作パネルの内部に設けられ、前記操作ボタンを前記操作パネル表面から突出させる駆動手段と、
前記駆動手段を制御して調整する調整手段と、
を備えたことを特徴とする車載電子装置。 - 前記調整手段は、前記操作ボタンの突出角度を0度〜20度の範囲で調整することを特徴とする請求項1に記載の車載電子装置。
- 前記車載電子装置は、設定可能範囲内の任意の突出角度を設定突出角度として設定する設定手段と、
前記設定突出角度を記憶する記憶手段とを備え、
前記調整手段は、前記車載電子装置に電源が通電されたとき、前記記憶手段に記憶された設定突出角度を読み出し前記操作ボタンの突出角度を調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載電子装置。 - 前記筺体は、前記筐体に対して前記操作パネルの角度を変更する操作パネル角度変更手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車載電子装置。
- 前記操作パネルは、表示手段を備え、この表示手段の両側に複数の操作ボタンが設けられると共に、前記操作ボタンの突出動作により、前記操作パネルの前記表示手段から離れるほど前記操作パネル表面からの高さが高くなるように傾斜面を形成するように前記操作ボタンが構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車載電子装置。
- 前記表示手段の両側の前記操作ボタンが独立して突出可能に構成されており、前記調整手段は、前記操作ボタンの突出角度を個別に調整することを特徴とする請求項5に記載の車載電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005028340A JP2006213192A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 車載電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005028340A JP2006213192A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 車載電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006213192A true JP2006213192A (ja) | 2006-08-17 |
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ID=36976764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005028340A Withdrawn JP2006213192A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 車載電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006213192A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009016930A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Fujitsu Ten Limited | 電子装置及び電子システム |
CN114815259A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-07-29 | 深圳市其域创新科技有限公司 | 基于透明显示屏的车载hud |
-
2005
- 2005-02-04 JP JP2005028340A patent/JP2006213192A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009016930A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Fujitsu Ten Limited | 電子装置及び電子システム |
JP2009035026A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Fujitsu Ten Ltd | 電子装置及び電子システム |
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